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北海道東部湿原の群落学的研究(第III報) : ヒラギシスゲ群落の地上部構造

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(1)Title. 北海道東部湿原の群落学的研究(第III報) : ヒラギシスゲ群落の地上部 構造. Author(s). 田中, 瑞穂. Citation. 北海道學藝大學紀要. 第二部, 9(1): 123-134. Issue Date. 1958-07. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5566. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 第9 巻 第 1 号. 北海道学芸大学紀要 (第二部). 昭和33年7月. 北海道東部湿原の群落学的研究 (第m 報) ヒラギシスゲ群落の地上部構造* 田. 瑞. 中. 穂. 北海道学芸大学釧路分校生物学教室 ルーizuho TANAKA : Phyt。sod。logi caI Studi es on the M0ors in Easter l l. 日okka ido 皿 Structural analyses o f the cαγβ尤 Az ty, ‘gz ‘s“7 zo乙“C2“ Com muni 1 jon in the eas 1 dくa i d。 i 1 1 t and veget ern 日。1 at ed by ra s gene ・ The moor y dominaヒ. g ¥〆”g; f ア z e s. dg in “z i z zγお Tr i l l re l t up e upheavaー ( s bu . ,but here and the , we can see a great number oftonsure‐ by cα〆e弟 Az げGz i i g a Me i fgと f繁みz o th var lf i z ひ nsh. Connect ・ng wi t ous env ronment a ac ors i n th on s reg・ , h i l i h f h l l h b h f i t espec l t t f i i a t t t t l e pea ayers c aracers o yw er ,〔 e waer a e , e reezng o so n wlnt , and. i the ant poput i l i t ヱs at on in upheava t tures are ofal l kinds s rforms and vege at ruc ona ,the . ,too i 2 i i ighttypes asfol t dethe lows d d er t r ed to di d 1 nt d the v oe n r a u v e e n n ・ s e a . The wr a u r e s y , lon of each t veget at ype .. i メ tt (1 ) The f rs ぞ煽す C霜玄 Communi t タ蹴りi ype: C のe匁 A”g y .. rhesecond t 2) ′ ( f z ‘g那め伽ひ c溺Z CQinn]unity. ype: Cqγe ‐ A ・ 3) Thethi “ ( rd type: CQγ8 ℃ Az t ↓ ‘g”””7 o c z 毅省 Co1 lmluni y .. “Z z霧s-sq”潔癖or物 加mがo”α 伽γ t e与駆け′ s pq如s y , .”妙α Commun・ Z ≧即 効αZの粥けり /如 卿γ T αを 白 C 〆棚 為 〆お た f 夢 ‘ - ” z t (5) Smz 欄間 け れ g‘ ni ommu Q , . y .. ) (4. ). 7卿毎だsカメ 加お-β “ す rねe ‘ t 那 ″“ 加Z .uni ”sかe c。lnn 桝 肥ぎ y .. (7) Thegroupedtype: Aγ如“煽ぎαリメgqγ海 伽γ.左のれすsG加古化α-CQだ尤 A綿g”s ‘加のり友綿ぎCon t . nuni ・ y . ike A灯の燈s知 り2 ばgの 霧 加γ 8) Theisland一1 ( cα一 月dB oDありγαず“力んy”” り”, ね” り希少〃” タ z , 卿 加Z邪力のi Connnun i t y. i 3 t th each other i l proces ed wi ghtt ypes are connec a . These e ses as under are ,and the four ser in l i i t es ・at og calsuccess ed asthe eco on there .. 1 2)→(3)……(A) ( )→( 2)→( 4)→( 5)……(B) ( (2 )→(4 )→(6)……(C) 2)→(7)→( 8)……(D) ( (A) shovs the developmentaI Processof cqだ尤 A2壌ぞ煽すかのz〆 ”” community andtheseriesproceeds , i int i tati whenthe hab l s ma ned wet a l i y and does notchangeI rregul ar e r e s y . other s ,(B) , (C) , and h h h t i t (D) r e rt i f s o w a r r c e e r A o e e 加 s s v s u 膨 . 〆 〆 # C g cce s son o α“尤 z ‘g z 叱り ” t luni omn , y ,. 1 ,. は. じ. め. に. 北海道東部地方に見られる広大な低湿地は, キタョシ群落によって代表されるが, 地域的にヒラ ※本報告の一部は日本植物学会第22回大会 (19 57 ) で講演した - i23-.

(3) . 田. 中. 瑞. 穂. ギシスゲ群落の発達も叉極めて著しい, 後者は, その形状から野地坊主と俗称されていて, 北海道 に限らず東北地方, 或は長野県志賀高原等にも小範囲の群落が見られるが, その規模に於て, 生態 学的に同一視は出来ない, 小排水溝の緑に長 々と坊主状隆起の列が見られるな ど, 極く限られたせ まい地域に見事な群落をつくり上げている ことから見ても, 夏季の海霧, 低温, あるいは 冬季の寡 1952 )の 雪, 土壌凍結等に基く諸条件に密接に結 びついていることがうかがわれる, 既に, 吉良 ( ) や, 館脇・辻井 ( 1 957) の研究の’が報告されているが, 未だ検討を要す 大興安嶺に於ける調査1 る問題が多く残されており, 筆者も1955年以来調査を行って来た, 本報告はヒラギシス ゲ純群落及. びこれの変化した凸型隆起上の群落を対象として行った地上部構造を主とする調査結果である, 数 の御指導を受け, 叉報女を校閲して戴いた千葉大学女理学部沼田真助教授に深謝の意を表する, 2 . 調査地とその環境 本地方には海岸に近接して, 西部の十勝浦幌湿原から東部の風連湖周辺に至るまで, 各々数十乃 至教百平方粁の地積を持っ6地区の湿原を教え得るが, 本調査は, 主としてその中の釧路湿原 (写 真1) において行われた, この群落は, 湿原辺縁部の丘陵, 旧砂丘, 或は小河川に並行している帯 状地区及び数多い沢の開口部に主として密集団をつく り (写真2 及び3), 叉 良 く発達した群落が 見られる. これに対 し, 湿原内域に於ては, 地下水位が高いか, 比較的地下水位の昇降のはげしい 局地に小 型の群落或はその変化したものの粗集団が, 優占するキタョシと共 存して見られる場合が ) 多し・が, 前者程顕著な発達を示してはいない (写真 4 . 叉自然放牧地などに利用されている地域で. は, ヒラギシスゲにかわって他の植物群が生育し隆起部をおおっているのも見のがせない (写真 5 及び6) , 湿原内には大小の池沼があり, 略東端には釧路川がゆるく曲折して南下しているが, そ. の流畔にはヤチ ダモ, ヤチハソノ キの疎林, 或はエ ゾマツの森林が部分的に見られ, これらの林下 にも発達した密集団が鮮やかな景観を示している. このように, 全般的には, 本群落は低湿地の泥炭土壌の上に良く 発達しているけれ ども, 必ずし. もそのように限定されているものではなく, 湿地にっゞく小丘陵の緩 傾 斜面にも見ることが出来 る, 特に, 根室本線東釧路駅東方の丘陵では密集団の見られる沢にっゞいて, 平均1g の丘陵斜面 を30m 余にわたってはい上る状況も観察された (写真 7) . こうした局限された本群落の分布と形. 状の変化は, 明かに特殊な条件との結びつ きを予想させるが, その中の三つを次にとり上げたい,. イ, 泥 炭 層 5 ) ’ して 飯 塚 (1954) ’ , 岡崎 (1955) の 報 告 に よ っ て も, 120~300cm 以 上 の 泥炭 土 の 層 厚 を 観 察4. い る が, 筆 者 も ヒ ラ ギ シス ゲ 純 群 落 の 生 育 地 に 於て, 二 つ の 火山 灰 の 薄 層 を は さん で100~200c Lに I 達 し, キタ ョ シ泥炭 を主 と す る ほ か, 4 層 乃 至 6 層 に分 れた サ ワ ス ゲ, ビロ ー ドス ゲ 泥炭 (ス ギナ. を含む) を観察した, 明かに, 低位泥炭 地の性状を示しているが の変化がある,. 土壌含水量は局 地によりかなり. ロ, 土 壌 凍 結 1月初旬から凍結を始めて, 翌年6月上 本地方はわが国でも最も土壌凍結の著しい地域であり, 1. 旬に至って完全に消失する, 筆者の1 7 年の観察では6月 4 日~ 8 日の間に最終凍結層が消失 し 95 0~l oo た, 凍結した土壌のとげてゆく状況については尚継続研究中であるが,最終凍結層は地下7 m c にあるものと推定される, 耕作地ではこれより浅く, 消失もはるかに早い, 従って, 表土の凍結がとげ始める3月上旬から6月上旬に至る間, 融雪水をも含んだ土壌水は比. 較的平坦な地域では凍結層の上に滞留し, 顕著な移動を示さない. このため, 餅 大の土壌は表面の 乾燥後も, 深部凍結層の消失 しない限り, 内部に数十cmの餅状土壌を含んでいて極めて不安定であ -124-.

(4) . 北海道東部湿原の群落学的研究 (第m報) る. 緩傾斜面では, 更に融雪水の移動と共に表面土壌の流亡をも件ぅ,. ・ ハ, 隆起 土 壌 内部 の キイ ロ シリア ゲ ア リ Cγ87 zeγ sのdzdz ク zのogαs ‘卿 osα輝 雄Zs 群集. ヒラギシスゲの生長につれて, 前述の坊主状隆起も漸次増大し その高さも通常数十c mに及ぶ, , この隆起した土壌内部には 極く初期の純群落を除 いて 例外なく キイロシリア ゲアリが造≦ 起し , , , ており, 土壌表層5 c m内外から中心部にかけて群がり, スゲその他の植物の根を分解して, 第 1次 土壌を大きく変成していることが観察される, この事実は, 特に隆起上の植物組成に及ぼす影響に i つ いて も, biot c factor と して 注 目 す べ き で あ る が ,. ゲ群落の地下部構造) に於て述べる予定である ,. そ の 詳細 に つ い て は, 第 4 報 (ヒラ ギ シス. 3 . 研 究 の 方 法 本群落は密集団或は粗集団等の差異の外, 発達の度合も局地によ り著しく異なっている しかし , 一つの帯状地をとって見れば, 河川或は小 丘陵辺縁に並行したせまいゾーンでは 概ね同一のステ , ←ジと見イ 放し得るので, 筆者は隆起の形状及 び規模 (底面積及び高さ) をもとに 群落の発達にス , テー ジを区分して8つのタイ プと し, 各々の植物組成から群落構造を明かにし あわせて群落の移 , 行にふれようと試 みた. 測 定は 被 度 及 び 頻 度 につ い て行 い, 前 者 は Penfound and Howard (1940) の 5 階級 後 者 も 同 ,. じく 5階級による表示を用い 積算優占度8 ) を求めて優占種をきめた 標本の選定は 同一局地に , . , 於ける代表的な略同大の群落とし 各々を 円形椎に準じて取り扱った , , 4 . 結果及び考察 隆起部位の所生植物には発達のステージによ りかなりの差異が見られる , , 1 ) 第1型 (幼年型) ヒラギシス ゲ群落 ( 第1表のごとく, 底面の直径及び 隆起の高さは夫々 30cm, 15cm 内 外 でヒラ ギ シス ゲ以外 の 植 物 は極めて僅かである, 相互の間隔にはかなりの相違が見られるが発生当初と比較すれば規則的な分 布に近づいている, 隆起部以外 は夏季に於ても湛水 していることが多い , 第1 表. 第1型 (幼年型) ヒラギシス ゲ群落の組成 a. b. c. d. e. f. g. h. I. = 一 旧 17 12 io 15 14 11 17 11 19. 24 20 32 37 30 31 28 25 40 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 十 一 十 十 十 十 十 十 十 一 十. 十. 十. 一 十. 一 十. + +. 一 十. 一 一 十. 十. 十. 合 計 被 度. 被 蒔 鳳 比. 頻 度. 0 5 1皿. EO 0 32 64 . . 2 0 4 0 , .. 160 0 32 . . 40 0 0 08 . . 0 0 40 0 . ,8. 2 ) 第2型 (成年型) ヒラギシスゲ群落 ( 低 湿 地 に 於 け る 代 表 的 景 観 を示す も の で あ る が, イ ワノ ガリヤ ス, ヒメ シ ダ ナ ガボノ シロ ワ レ ,. モコウ等の侵入が次第に見られてくる. 6月初旬のヒラギシスゲ開花後, 多数の伸長した葉は隆起 部周辺にひろがって垂れ, ヒメ シダ等の第2次所生植物が概ね隆起の中央部に見られることは興味 深い, 隆起間の凹部はかなり湿潤である, 一 125 -.

(5) . 瑞. 中. 田. 穂. 第2型 (成年型) ヒラギシス ゲ群落の組成. 第2表. b. 5. CO汐 i z s 辞す元“”. +. cq招タ ぎs′””gsdoγ厳 す “”gγ0 s. +. 一 十. 十. 一 十. ′如 伽γ s””g i即 効α 起れ ・ z f ,ばヂo .”′彰 Eq”お“2 2Pd超sおe ‘ “. 十. G〆”““ たα? “≠ sdz ”ぢたて”“. 十. 十. PZ γαg7 Z ,〆Z esり”′g z z“s 乙餌′ s力”′ 2 s存ぜs 2 ‘ 夕“‘. d. e. f. g. h. i. 41 42 50 48 44 51 53 55 28 25 46 32 41 35 40 29 5 5 5 5 5 5 5 5. Cqγ8洋 ‘”≠g”s す Z owた之効 7 2. / 7汚e メ s sわα′ s″i 2 ‘ y郷eγ. c. 一 十. 十. 十. 十. +. 十. 十. 十. +. 【 十. 一 十. 一 十. 一. +. 一 十. 一. 十. 一 十. 一. 一 十. 十. 一. 一. 一 十. 一 十. 一. 十. 一. +. 一. 計 48 被 「 “度 5 【. +. 柵 十. 十. 層. 一. -. 一 十. - + +. 一 ↑. 一 十. ′ se 省dqgoり oの2 s gs 一 zγg”2″””汐αγ .yes. 一 十. 一 +. J. 被 度 比. 50 loo 100 loo 0 28 0 56 70 . . 48 60 0 2 4 0 . . 0 24 0 48 60 . . 0 2 0 0 4 . .0 50 0 20 0 40 50 . , 1 2 0 24 30 0 . . 12 0 0 24 30 . . 2 0 1 24 30 . 0 .. lo 0 0 20 20 , .. 3 ) 第3型 (壮年型) ヒラ ギシスゲ群落 ( 上述の2 の型と比較す ると, 第3表の如く隆起が非常に高いのに対 して, 底面の直径がかなり 小 さいのに注意をひかれるが, スゲの枯葉が周囲をおおっているので, 外からは明かでない (写真 壌が流亡するためと考えられるが, 筆者の観察 では, 8 ) . この形状については, 水の移動と共に土 ことが知られた, この剥離は, 特に, 3月下 壌小塊の剥離による これよりも寧ろ凍結期に於ける土 旬から5月上 旬の間, 凍結していた土壌が暖気によって溶け, 夜間再び凍結するという現象をくり 返 して い る 時期 に 見 られ る.. ヤ チ ダ モ, エ ゾマ ツ等 の 林 下 にも,. か な り 大 き い 集 団 を つ く って い. る. 所生植物については第2型群落と較べ, 大きい差異は見 られない. 第3型 (壮年型) ヒラギシスゲ群落の組成 第3 表. aii‐i 隆起の高さ 種. . \\ cm) \ 底面同直径(. . に ノ. f. g. 十 十. 十. . i. + +. 3. 十. 十. 十. 十. . j. . 2. +. +. + . 十 +. +. i-. ー. +. -. -. -. 十. -. -. -. +. +. +. 一. -. -. 十. 一. -. -. ー. 百. 合 度. 上 頻 皮. . 被. 壱‘{.”」 比 } 度 占 比. -一. … 皿納地0 100 2 12 I 100 + 622 O 柘 70 . + 35 3 O 柘抑70 . + 353 O 50 25 2 . 10盟 40 O 6 20 2 十 . 10 盟灘溝 O 6 40 20 2 . 10 O 6 0 0 4 4 + 20 2 . O 6 10 + 20 2 10調 40 . O 6 20 2 . ル 4” ル O 命 十 0 十 r OJ6F32 4 2 o . j20. 鋤測. +. 十. 十. h. 5 23 23 21 20 1 5 5 r フ に ノ. 十. Coかご お か/た”” ・. 外 Ade jのが如如 かZがり”” “”. . e. . sの7g煎so“” 加算ぞ ffo〃”少の ‘ so″〆”go メメg i s z z郷γeα1 ロメ ye . 欄 ′ /”““ T乃メメ 〆 z マ egがo s ク ‘加 ”Qz ‘ . d. + -. -+. 伽. .. (4) ヒメ シ ダー ナ ガ ポノ シロ ワ レ モ コ ウ 群 落. 隆起の型は第2型ヒラギシスゲ群落に近いが, 底面の直径はそれよりも大きく, 通常, ヒメシダ が優占種となっている, これら二つの群落は所在地域も接近していて, 流畔の場合は流れに近く 2 ) の型がせまい ゾー ンをつくり, 遠ざかるにつれてこの群落に変っている, 勿論中間地域には両 ( 者が混在している, 自然放牧地等に利用されていることも多い, 隆起間の凹部は春季或は降雨後を 6叫 -12.

(6) . 北海道東部湿原の群落学的研究T (第= 1報) 除いては適潤に近い, ヒラ ギシスゲに代り, 稀にサギスゲが隆起をおおっているが (写真9) ,二 次 的 に 生 長 した も の で あ り, この こ と は ハリ ス ゲ に つ いても 同様 で ある, しか し, こ の 地域 で は, ハ リ ス ゲ自身 も 小 さ い 隆 起 を つく って い る が, 規模 はは るか に 小 さい, ヤ マ ドリ シ ダが 優 占 して い. る 隆 起 も, ヒラ ギシス ゲ に よ って つく られ た 隆起 に 二次 的 に 生 じたも の で あろ う,. 第4表. ヒメ シダーナガポノ シロワレモコウ群落の組成 a. b. c. d. e. f. g. h. i. 42 38 35 40 40 41 38 41 37 ー 61 57 54 55 48 58 51 64 54 4 4 5 3 3 3 4 1 7杓e如燐〃海 カα棚sかぎ 2 4 s 1 2 1 + 1 1 + sのzg7 ”soγるαZのmが〆” 少〃,〆わ + + α 1 2 2 1 十 十 十 Z / rZ 〆 I - egZfo z〆””…“ ”ダ禦ぎ 7 “ ? ! 十 1 1 十 + 十 十 cαγe鴬 A”gi Zみ2 2 一 ー s キ f 0 2卵じ 名“ 2 3 3 一 一 一 一 ,1 ・ 窟o ー 5 矛〆粥 s加 地メメ 1 十 Adのz 十 一 一 o力為oγα ″≧力みy〃” “”γ 一 . 2 ー Z Bかαゑカタ〃” 1 1 2 一 一 一 【 os 3 ー 7 ’ 2””〆α α’湖”粥”’ 2eα 十 十 十 十 十 十 - 【 - G〆””“ あの“≠ sGカメic 2 , “ f 十 一 一 一 + - 【 - - CoゑZ g ”” s かけ。 十 - 一 一 一 3o″dqgo 鰯γgα”γ eq“”γ - + s ,γesoの鶏a 十 一 - 一 十 - 一 c”/ Z Z “”g“s ”? s′の7gsdoγ厳 1 2 - 一 - 一 一 βかぎ〆の“““ gγ”〆/ ” 2 十 一 一 一 - cqγαt のめの 一 - 十 【 一 PZげαg s 砂賀/gロメお 7 ,がZ + - e 十 - 一 一 一 上の可ね sess溺ヂ〆” - + 十 十 - 一 乙郷ルタ“‘ s力”′ sかf s 2 f - 十 sqはe″”“” イリの7dの2 s 十 sかかα”ぎみB S 馴ク 7の符お. 第5 表. \ \\ 種. \\ .. 嬢 5. 十 十 一 一 十 2 十 十 1 十 一 一 一 一 一 十. 37 10O EIOO. 24 11 4 5 90 , . 1 3 3 5 1 , . 40 1 60 4 12 11 . . 21 6 8 . 40 0 20 0 5 50 . . 0 1 6 0 4 40 , . 0 2 1 8 9 30 . . 12 0 0 3 30 , . 8 2 20 3 . 2 0 5 4 5 20 . , 0 08 0 2 20 . . 2 20 0 0 8 0 . . 0 0 0 2 8 . 20 . 0 2 20 08 0 . . 0 0 0 4 1 10 . .. ナガポノ シロワレモコウーカラマツソウ群落の組成. . \\底面匠雇瀦 茎 m). 三 ; 1 陰 国工i亨ヨヨ 三 と 言 E. ′ 互Qf fお雌2 ? , Z Q’ のの2 Se ‘ A筋の, i fα 叱”g z s z z γお り”れ ル” “- ? Adのz o姿虎oγα かぎ汐ルタ〃”1 J dγ . . L0彰′幽 艶s s引け可知. 度 比. 占 度 鼻度. o( U0 80 41 ・ 70 8 57 十 0. . so”dqgoの”g””“”妙”γ sO .ye. 算. 2 19 7 5 10059 8 . . . 7 1 6 1 9 0 9 2 . .. 本 \-標 記号 十一. 隆起の高さ. 積 優占度. 被 獅 度 r 比 度. 508 E ‘ ー0 12. 一 を( 「0ノ. 308 1L^ =0V. 016 06 ・ 016 06 . . 3 0080 二 0 ・ 20478 . 00803 ・ 008 03 ・ 008 03 . 2 71 ・. ± * ± 片 ェ ±:8 ; +. ‐. 十. 一--. . szのみ第 如加”””妙”名 の ダ り煎 ブ . - ー27 -. -. -. -. -. ‐. 0 0 0 0 0 0 0 0. 8 6 ..

(7) . 田. 中. 瑞. 穂. 5 ) ナ ガポノ シロ ワ レモ コ ウ ー カ ラ マ ツ ソ ウ 群落 ( 隆起は低く, 底面は大きいひろがりを持ち, . 第5表の如く或る程度適潤地の植物にかわってい る, 排水溝などのため比較的速かに地下水位が下 り, しかも, その後かなりの年月が経た地域に見. 5 0c m以上に達している所もあるが, 排水溝のため, 夏季には長期に亘って乾燥 られる, 泥炭層も 1 し て い る, (6). ヒメ シ ダーイ ヌ ス ギナ 群 落. 5 ビロ ー ドス ゲ の 多 い 部 分 も あ り, .ヤ チ ハ ソノ キ の 疎 林 も 見 られ る二こ の 群 落 は上 述 した つ の 型と. 0 1 ) 異なっていて, 隆起もまるみを帯びた坊主状ではなく, 山型に下部がひらいている (写真1 ,1 .. ヒ ラ ギシ ス ゲ群 落 も 点在 して はい る が, 所 生 植 物 と して は 重 要 で なく. 株 状 を つ く ら な い ビロー ド. スゲが疎に全域を蔽っている, 稀に隆起土壌の中に, ヤチハンノキの枯れた根が発見されることか 第6 表. ヒメ シダ←イヌス ギナ群落の組成 C. 2 2 ↑ 2 十 一 十. 第7 表. d. e. ′ PO ご伽 頒如 sね加クがた7 α Pみγ”g““Z esリ”′g 7“s z G”””榊 たの” Z sG力の海?けれ . 為「 ic ‘ “ ; のせc r 夕 “ z ‘ z 少ゑの′ 省みかZご” AC粥Zをq s. Z a Mo Z頒 ゅs s 忽如″C q yiceα ”′ qce” “”. ”ゑのがcq Geγαブばz s se 少”名 . oのz けれ γe /”sかe 力s e2ばo-Pq ぞS sdf〆”go. ’ esoの7 S ひかg””γeq妙”γ .’ / f“”r” Pα燐d‘ 口“s γBS”P. h. 合 被 頻 計 被 度比. I. 31 42 32 31 37 41 29 34 度 度 77 91 83 70 92 84 68 77 2 1 3 3 4 十 十 ・5 23 3 08 loo 100 . 1 2 1 2 2 2 1 2 2 loo 15 十 04 65 . . 3 2 十 十 十 十 十 2 I 7 2 100 6 2 - ← 8 . . 1 1 2 一 一 一 一 2 6 I 6 0 8 十 十 . 60 . 1 + 1 十 十 一 一 2 2 0 9 十 5 70 . . 十 十 一 2 0 1 0 + 5 30 . . 一 0 0 9 0 3 20 . . 十 2 Q08 0 . lo. b. c. d. e. 亀 鼠 執 硯 154. 3 1 射 50 4 面 副 形 脇 34. ′ rカメ雀c 省をgげ〆白けれ z 7 ? j zqqz ” ‘. g. 集合型エ ゾョモギーヒラギシス ゲ群落の組成 a. A “の” ′gdγ声 妙”γ ず .声′” り2 . たのれ- Z scル””” cqγ 2 寛 A2 ‘gz ‘””? o仰ぎ”“ E Adのz 0γα ”めんy〃” “”γ op/ 2 . ′ Z e” ”力/ 2 y〃” C”′ Zな 如ク ” ? “”gγos zgsdoγ厭. f. 225 2 1. f. g. h. I. 1 」. 墾 狽 m 帆 硯 2 59 1 45 3 4 而 爾 面 罷 面 1. +. 十. 3. 十. 2. 2. ・. +. 2. 十. 十. 十. 十. 1. 1. 十. 一 2. 一 1. i. 2. 十. 【 +. 一十. 2. +. 十. 一 十. 一. 罰. 一 十. 一 十. +. 一. -. 一. 一. - +. 一 十. 一 十. 一 十. 一 一. 一 十. 一 十. 1. 2. 掴. 2. 1. 1 ・1. 十. 十 十. 3. 十 1. 2. 一 十. 一 十. 十. +. 十. 十. 十. 閏 - +. - 十. 十. 一. 一. 一. 一. 十. -. 一. 一. - +. 一 十. 一 十. -. -. 一. -. 一 十. 一 十. 榊 一 十. 3. 【. - +. 被 頻 計被度 度. lo 12 loo 90 . 10 08 99 6 90 . . 20 90 9 9 90 . . I loo 20 71・ 7 . 2 50 5 08 50 . . 28 3 0 3 70 , . 0 16 1 5 40 . . 0 5 40 16 1 . . 16 1 0 5 40 . . I 30 0 12 1 . . 0 08 0 8 20 . .. 0 08 08 20 . 8 20 0 08 0 . . 0 4 lo 04 0 . . 4 lo 0 04 0 . .. 備考: 本群落は数個の隆起部を持っているので,その中の大型のもの2個の高さを記した, 8- -12. 比 度.

(8) . . 北海道東部湿原の群落学的研究 (第m報) ら, 隆起の成因をこの滋木に求めることも考えられるが (この様な状 況 は写真3にも見られる) ,. .そ れ 以 外 に ヒラ ギシ ス ゲの 隆起 と の関 係を 考 え る の が 妥 当 と 思 われ る 植 物 の 一 因 とは な っ て も, ・ , 種類は少く, 土壌も湿潤で, 地下水位は -20cm 内外 を 示 した, (7). 集 合 型 エ ゾョ モ ギー ヒラ ギ シス ゲ 群 落. 筆者の観察Lたのは全体として緩かに傾斜した地域であるが, 第2型ヒラギシスゲ群落の密集団 も周辺に点在して見られる, 明かに数個のヒラギシスゲ群落が集合 しているが その原因は不 明で , 2 ある (写真1 ) 比較的地下水の移動が早いので 土壌は適 潤に近い しかし , , , , 第2型群落の地域 は か な り 湿 潤 で あ る, イ ワノ ガリ ヤ ス, ツ リ ガネ ニ ン ジ ン, エ ゾョ モ ギ等 が ヒラ ギ シス ゲ に混 在 し てい る,. 8 ) 島 状 エ ゾョ モ ギー ツ リ ガネ ニ ン ジ ン群 落 (. 上述の群落に接近してかなりの地域にひろがり, 緩い傾斜面にも のびている 第8表の形状の如 , く, 上部がかなり平田で, 遠望すれば, 群島状, 或は, 瓦状に見える(写真1 3 ) , 特にはっきりした. 優占種はなく, その組成も低湿地植物とはかなり変って, 中生草原に近い, 十勝坊主と俗称されて い る の は, 恐 らく, こ の 島状 の 群 落を さ して い るの で は な い かと 思 わ れ る.. 第8 表. 島状エ ゾョモギーツリガネソウ群落の組成. rb. a. c. d. 翌. e. f. g. 41 28 27 43 30 24 205 166 197 184 168 151 190 1 2 2 1 1 3 A “の’“s如 リメgqだs 妙αγ . 兎の“- 3 煮加Z ZCα ねc 2 + 十 + + 十 Adの雄ゑ乃o如 かiがり〃α 妙αγ . + た〃αゑみy″α 2 十 十 + 十 一 Z Pαのけ”超 s 省たγα ご O 0, 2 . 十 一 一 一 一 - → Wc如 けαc - eαの”.声Po””” 十 十 十 十 Gf z γの2””“ yg 一 soe 一 7 2彫 りαγ . + Ps g z ‘〆o‐カメ”sかe 1 1 十 ー 【 一 picγお ”ゑのがC α 十 十 一 - 一 一 Fedた”′ ! P ”γお 陀舵‘ ’ ’のα 1 十 - 一 M 一 Gの“”“ ”/幼少Z cz ”“ 十 一 一 一 十 一 - 甘ジカけたて 2 ecZ z ‘ “ ″“ の′ 十 十 一 - 一 ばれs gなる Rαれ郷7 γ z f c z z 【 一 - 一 AC力”定α “わかたq + 十 一 + 一 7 T s g qγαキαcm“ 為の2doのz 十 一 / cα′のれαg a z os s′のzgsdoγ万i 十 T i - セ - + ねγ み’ Z - - ↑ e ぷ ⑦ s7 i O“ ゑα“のz ‘. ヒラギシスゲの変化を示す模式図. h. i. . ・ 合計 」 ▼被. 頻. 度. 度. 41 27 29 204 211 188 1 4 I 2 + 3 十 + ・ + 四 + 一 十. 十 +. +. 冊十 一 一 十. +. -. 度比. 19 100 loo 28 38 7 3 loo . .. 2 24 11 8 70 . . 2 12 11 I 50 , . 0 24 1 2 60 , . 0416 O 40 3 . . 0 16 0 8 40 . . 1 08 5 7 30 . . 0 12 0 6 30 . . 0 12 0 6 30 . . 0 0 0 8 4 . . 20. 1 0 段. m. m. 犯紐 m. ” 板 坂 m m m. 0 08 0 4 20 . . 0 0 8 0 4 . . 20 2 l 0 0 1o 0 5 4 0 1 . . .. 上 述 の これ ら8 つ の 型 の 群 落 に つ いて ,. 隆起上の植物組成及び土壌の湿潤度をもと. 那 奪. 回!. も. - 「 ). に考察すれば, 各々の間に左図 叩 き移行 の系 列 を 求 める こと が 出 来 る,. \鴎命 -伽 盗 電蜜蝋 凝議鰯 畔; . . ノ 多 } ” \ 肋 “ r. 29- -1. . 1繋 霊廟ゐ禦ぎ禦ぐ.

(9) . 中. 田. 瑞. 穂. 土坊主とも云うべき裸土の隆起が残される, 隆起頚部の土壌は流亡乃至剥離して少く, 殆 んど枯れ. たヒラギシスゲの根によって隆起部が支えられているにすぎず, 隆起部えの水の移動の困難なこと を 示 して い る,. 次に, 初期の, 或は, ある程 度発達 したヒラギシスゲ群落の生育地が次第に乾燥してゆく場合, その推移は (B) 或は (D) の方向に進み, 途中で再び湿潤化した時に, (C) の群落に到達するの ではないかと考えられるが, これについては未だ明かでない. 島状の群落は 一般に僅かの傾斜面に多く見られているが, 融雪期等に於て隆起部の土壌が削られ. て隆起間の凹部を埋めてゆくと理解する ことが出来る, (B), (C), (D) の何れの場合に於ても, 土壌の隆起は保たれても, ヒラギシス ゲ群落は衰退に向っており, 最後には, 全く他の植物におき かえられる, 従って, 第3型 (壮年型) につゞくヒラギシスゲの老年型を求めるとすれば, (A) の. 推移の先端部ではなく, 寧ろ, (B) の初期の群落に求 めるのが適切であろう, 5,. ま. め. と. 北海道東部の湿原には, 特 有 の形状をつくってヒラギシス ゲ群落が著しい発達を示してい る. この群落は流畔, 沢, 続 く下など局限された地域に分布し, 生育地の環境の変化, 或は生育後の 群落の構造にも大きな差異が見られるが 年数の経過に伴って, , 筆者はこれを8つの型に区分し, 1). 各々の特徴を明かにした, すなわち, ○第1型 (幼年型) ヒラ ギシスゲ群落. ○第 2型 (成年型) ヒラギシスゲ群落 ○第 3 型 (壮年型) ヒラ ギシスゲ群落 ○ ヒメ シ ダ ー ナ ガ ボノ シロ ワ レモ コ ウ 群 落 ○ ナ ガボノ シロ ワ レモ コ ウ ー カラ マ ツ ソ ウ 群 落 ○ ヒメ シ メ ー イ ヌ ス ギナ 群 落. ○集合型エゾョモギーヒラギシスゲ群落 ○ 島 状 エ ゾョ モ ギー ツ リ ガネ ニ ン ジ ソ群 落 等 で あ る,. 2 ) ヒラギシスゲは生育後次第に隆起して, 塔状をつくってゆくが, その発達は1瀧下水位の昇降 に最も著しい影響をうけている. 当初より生育地が湿潤のま 保たれてゆけば, 第 1型から第2型. 第3型えと発達して, 略安定したま 〉 9ocm 内 外 の 隆起を 保 って い る, これに対し, 生育地が次第に乾燥 してゆく場合には, 隆起部土壌の含水量も下って, ヒメシダそ. の他の植物が侵入し, 遂にはヒラギシスゲに代り, 他の植物が隆起上の優占種となる事が多い, 献. 文. 1 ) 2) 3) 4) 5) 6) 7 ) 8). 2 13-112 ) 188一192 銭安嶺探険, 1 ”: 大身 今西綿〒 , (195 19 52) 51-59 物学的研究 一 館J 脇 操・辻井達 : 北海道牧野の植 ,( 薙 脇 操 : 東亜植物誌, 北方筒,(1945) 1 ぎ 飯塚仁四郎 ; 釧路原野泥炭地土壌の分布状況並にその性状, (1954) 2-17 55) 1-5 岡崎由夫 : 北海道地質要報,28 , (19 l Leach, W.: P1 ogy ant Eco ,(1956) 91一95 Churchi l l . . (1955) 606一626 , 36 , E. D.: Ecol. 沼田. 57) 4-11 真・依田恭二 : 日本草地研究会誌,3(1 .2)(19. 30- -1.

(10) . 1 .. 2 .. 3 .. 釧 1. 路. 湿. 原. 第2型ヒラギシス ゲ群落. ヒラギシスゲによる土壌隆起, 夏季はキタョシの 生育のため見らない (沢地区). 1一 -13.

(11) . 4 .. 5 .. 湿 原 内 部 の 土 壌 隆 起. 自然放牧地に利用 されている第4型群落. 6 ,. 同 じ く 冬 季 の 状 況. 32- -1.

(12) . 7 .. 丘陵の傾斜面に生育する群落. 8 . ヤチダモ林下 における第3型群落. 9 . 隆起上に二次的に生育したサギス ゲ. lo . 第6型群落の隆起部横断面. -1 33-.

(13) . 11 . 同. 上 の. 外. 観. 1 2 , 第 7型 の 集 合 群 落. 1 3. 第 8 型 の 島 状 隆 起. 34一 一1.

(14)

参照

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