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Quand 節と半過去形について

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(1)

Quand 節と半過去形について

著者

阪上 るり子

雑誌名

年報・フランス研究

31

ページ

39-51

発行年

1997-12-25

URL

http://hdl.handle.net/10236/9380

(2)

39 Quand節 と半過去形 について 阪 上る り子 は じめに 時況節 を導 く接続詞のなかで もquandと losqucの 生起頻度が高いことは,周知 の事実 と言える.また,この二つの接続詞を含む発話における時況節0主節 間の 動詞時称形の組み合わせのなか には,頻 度の低い ものがあることも指摘 されてい る.と くに

,次

の例のように,主 節の動詞が複合過去形で時況節の動詞が半過去 形 という発話を作成 した場合,

(1)??J'ai vu un ollrs quandje mc pЮ menais dansla fora。 (岩田

,p.67)

(2)??undje mc promenais dansla fora,j'ai vu un ours。 (Jbjグ.)

容認度は低いとされている.と りわけ(2)のように時況節が前置されている場合の 方が

,容

認度はより低いようである

.そ

して,こ の傾向は

,主

節の動詞が単純過 去形で時況節の動詞が半過去形の場合にも観察される. 4438例 のり祖こ10rStte節を含む発話について動詞時称形の組み合わせを調査 したOlsson(1971)には次の統計結果が示 されている. 主節 動 言司PS/PC quandノ lorsquc+IMP quandЮ

rsquc+IMP,主

節 動 詞PS/PC 以下では

,9狙

d節

(1)を伴 う発話に関 して

,特

定の動詞時称形の組み合わせ の頻度が低いのはどのような理由によるかを,他の時況節を導 く接続詞の場合と 比較 しなが ら考察 してい く.

(PS:16,PC:33)

(PS: 5,PC:12)

(3)

40 Qualld節 と半過去形について 1。 時況節 の位 置に よる差異 われわれは,時 況節が主節 に対 して前置されている場合 とそ うでない場合 とで は主節 との連結の し方に差がある, とい うことを阪上(1993)で主張 した

.ま

た, 前置時況節 は発話全体 に対 して時間的枠組みを提示 し,後 置時況節 は主節の動詞 にかかって時間的限定を与 えるということも述べた.こ こで

,時

況節の位置によ る差 を確認 してお こう.

(3) Lorsqu'二graVitla passerellc,Qュ塁m旦dpa l'air“tcnduct dc bolme humcllr,pour la prenucre foisdcpuis lc(“but du voyage. (Lん Nouvc1 0bservateur,No 1410,p.

Sl)

下線 を引いたilの指示対象 は Capimin Bobで あ り

,指

示 の仕 方 は後 方照応 的であ

る.この タイプの指示現象 は

,時

況節 が前置 の場合 だけに観察 される

.後

置 時況

節 との差 を見 るため に

,6)の

時況節 の位 置 と代 名詞 に操作 を施 した ものがo)'で ある.

(3)' Il a rair“じnduct deborlrlc humcllr,pourlapremitrefoisdepuisic“ but duvoyage,

lo∬quc≦コ典山重坐graVit la passerelle.

(3)'の冒頭 のilはもはや CapitainBobを 指示せ ず,前 の文脈 に登場 した誰か を指示

す る.(4)は この タイプの指示現象 の実例 である.

) De blanchisscllsc,un dmanche,il nc falldt pas Penser甲 'il cn宙nt.(bttt a la

区璽堅堅]と pain, Par une mauvttsc chance, dic avait solm6 pmttnt甲 Fnll"isc n'6t」t pas l江 av」 tl」 Ss6 ses■ Otes dms la corbeillc,sllr le pali釘 (。…)

(PrOuSt,la Prisonniンe,Pl.,t.HI,p.139,j″ Robertヨcctroniquc)

下線 を引いたelleはla portcuscを 指示 す るのであ り

,時

況節 のFran9oiseを指示 す る とは解釈 で きない。

以上 か ら,前置時況節 を伴 う発話 は,後置時況節 を伴 う発話 に比べ て意 味 的 に よ り閉 じた単 位 を構 成 してい る と言 える(2).次章 か らは,この差異 を念頭 にお

いて

,主

節 の動詞時称形 が複合 過去形 または単純過去形の と きに

,前

置 甲狙d節

(4)

Qualld節と半過去形について

2.他

の時況節 とquand節 との比較

2。

1

比較す る他 の接 続詞

考察 のための コーパス は時況節 を含 む発話 に関す る研 究 Sよagami(1997)の も の を利用 した

.こ

れは

,一

般 的 な文法書

,時

況節 を扱 った研 究書

,新

聞 ・雑 誌,

Rohn ElectЮnittc,Frantextか ら収集 した主 に書 き言葉 の発話例 5500あ ま りか ら 成 る.この研 究の 中で

,主

節 0時 況節 間の時 ・アスペ ク ト関係 の分析 のため に,

両節 の動詞 時称形 が

,前

過去形

,単

純 過去形

,半

過去形

,複

合 過去形 の うちのい ず れか である例 を調査 して まとめた ものがあ る (Jわ

jd,pp.214-215).本

稿 の間

題 についてquandと 比較 した接続詞 は,その調査 の結果,各 50例以上用例が抽 出 で きた頻度の高い次 の もの であ る:Jors que/tands quc,au momentot,pendantquc,en

meme tempS quc,tantquc,(au ruret)a mcsurc quc,chaquc fois quc,aprё s quc,depuisquc, es quc(3)。 2。

2

主節 ・時況節 間の動詞 時称形 の組 み合 わせ

q―dが

表 わす時 間的関係 は

,基

本 的 に主節 と同時 とい うこ とであ る

.と

ころ が

,主

節 0時 況節 間の動詞時称形の組 み合 わせ に関 して,他の ほ とん どの 同時性 を表 わす接続詞 と比べ る と違 いが見 られ る. quandを含 む発 話のなか には

,次

の動 詞時称形の組 み合 わせの ものが ある. quand PS

+PA ,PS

qlland +PA 2

他 の 同時性 を表 わす接続 詞の なか で この組 み合 わせ は tantqucにつ いて 1例 確認 で きただけである.

PS ,tant que+PA l

一方

,先

行性 を表 わす接 続詞,aptS ttcと

Os

Ψ

cに

ついての この組 み合 わせの 生起 数 は次 の通 りである. 10

(5)

42 Quand節と半過去形 につ いて aprёs quc+PA ,PS es quctt PA 単純過去形 と前過去形が組み合 わさる場合は,前 過去形で表わされた出来事が 単純過去形で表わ された出来事の直前に起ったとい う関係 を表わす.この ような 関係の事柄 を表わすには,先行性 を表わす接続詞 を用いるのが適切である し,前 過去形 を伴った時況節 を前置するのは,出来事が生起 した順 に即 してお り,自 然

である.aprё s quc節の場合 とはちがって

,ぬ

s quc節中の動詞が前過去形の場合 に

時況節前置の発話は後置 より多い.畿s qucは,時況節が表わす事柄の直後 に主節 の事柄が起ったとい う関係 を表わす接続詞であるか ら,先 行する事柄 を先 に述べ る方が話の流れとしてより自然であるか らではないか と思われる. この ように動詞時称形の組み合わせ に関 して,91andと先行性 を表わす接続詞 とに見 られる共通点か ら

,甲

mdが

表わす同時性 とい うのは

,か

な り緩やかな意 味ではないか と推測で きる

.甲

dは

,一

方が他方より前に完了 していることが 明確 な二つの出来事 をも一つの まとまった時間枠のなかの こと,と して表わす こ とがで きる接続詞 なのである. 2。

3

半過去形の価値 と同時性 を表わす接続詞

2.1で

述べた調査 において,同時性 を表わす接続詞が導 く節 に登場する動詞 時称形のなかで頻度が最 も高かったのは半過去形であった.そこで

,時

況節 中の 半過去形の意 味価値 を見る ことはわれわれの問題 を解明する手が か りになるだ ろうと考え

,調

査 した

.そ

の結果 をまとめた ものが次頁の表 1で ある。 一般 に,類似 した性質を持つ もの同士は結合 しやすい と考え られる.例えば,

行為が進行 中であることを表わすetre en貯」n deと い う表現は

,動

作・展開 を意味

する ような事行6c五Кや mangerと は共起するが

,静

的なことを表わすetrcとは共 起 しない

.接

続詞 と半過去形の意味価値 との組み合わせ には,それぞれの接続詞 aprёs quc tt PA ,PS PS ぷ

quc+PA

PS 13 18 10 2

(6)

Quand節 と半過去形 について

43

の語彙 的意 味 と半過去形 の意味価値 との類似性 が現 われている と解釈 で きる. 表

1

時況節 中の半過去形の意味価値 状 態 絵画的半過去 習慣 変化・進展中 Q ︲ 0 3 36 (35,09ら〕 6 (5,89ら〕 35 (34,0% 26 (25,09ら:

A T

59 (404%) 6 (4,1%) (2,1% 78 (53,4%

AMO

77 (12ρ10

%

3 (4,0'ら) 2 (2,6% 62 (80,5%:

PN

170 7 (4,1% 4 (24%) 159 (93,5%

M78

9 (H,5%) 7 (9,09ら〕 62 (79.5%

TAN

33 (485%)16 17 (51,5%

AMQ

6

(100%

CFQ

53 53 (1000ら〕

QL:quand/1osquc, AT:alors qucブ tandis quc, AMO:au momentot, PEN:Pcndant quc, EMT:en mCttle temps quc, TAN:tant quc, AMQ:(au fur ct)a mesure quc, CFQ:chaquc fOis quc

接続詞の語 彙的意味 と半過去形の意 味価値 との類 似性 について この表か ら確 認で きることはい くつかある

.ま

ず,(au fur et)h mesurc qucと chaquc fOis qucに関

しては,それぞれ一つの意味価値 としか組み合わ さっていないが

,接

続詞の語彙

的意味か ら納得のい く結果である.

その他の接続詞のほとん どと,行 為が展開の過程にあることを表わす半過去形

の「変化・進展 中」という意味価値 とは

,そ

の他の意味価値 との結 びつ きよりも

頻度が高い.Pcndantqucは 行為が一定期間持続 していることを表わす接続詞 とし

て代表的な ものであるが,au moment oこ と比べ ると

,「

状態」の意味価値 との

結 び付 き頻度は低い

.そ

れは

,接

続詞の語彙的意味のなかには行為の変化・進展

に関わる意味 もあるとすると,au mOIIlmtぬ が持つ進展性 を意味する度合 とも

(7)

44 Quand節

と半過去形について 甲andについては

,四

つの半過去形の意味価値の配分が最 も均等である

.す

な わち

,9狙

dの

語彙的意味は個性を欠いていると言える

.ま

,「

習慣」の意味 価値 との結び付 き頻度が高いという点でも,chtte fois ttc以外の接続詞と明ら かに異なっている

.甲

d節

の半過去形の意味価値が「習慣」である場合の主節 の動詞時称形を調べると

,ほ

ぼ全てが半過去形でその意味価値 も「習慣」であっ た (4).習 慣というのは

,時

間をかけて一つの行為を反復することによって形成 されるものである.そ のようなことに対応する意味価値を二つ,同 じ時間的枠組 みにおけることとして表わすために

9andが

用いられる頻度が高い, ということ は甲andが表わす時間的関係の幅の広さを, 2。 2で 見たのとは別のかたちで表 わ していると解釈できる.

3.イ

ンフォーマン トによる調査 qland節 を伴 う発話には少 ない動詞時称形の組み合わせは

,他

の同時性 を表わ す接続詞のい くつかについては珍 しくない.こ の章では,イ ンフォーマ ン トの協 力 を得て行 った調査 に基づいて_Lで見た quandの 性質を確認 してい こう.

3.1

比 較す る接 続詞

接 続詞の なかで も,」 ors tte/tands tte,au mOmmtot,pchnt tteを 含 む発話 に つい ては時況節 中の動詞が半過去形,主 節 の動詞 が単純過去形 または複合過去形 とい う組み合わせの頻度がかな り高い。時況節が前置であつて も

,後

置であって も

,頻

度に大 きな差は見 られない。cn memetempSqucに ついては時況節が前置の 場合 に頻度が低い という点でcr■and節 と共通点が見 られるが

,時

況節が後置の場 合の頻度は低いとは言えない

.次

頁の表2は

,問

題の組み合わせの部分 を,2。

2で

述べた調査結果か ら抜粋 した ものである.

(8)

OL

AT

AMO

剛 EⅣ∬

P S

P C

後置時況節C INIIP

C IMP

4 ︲4 7 0 4 5 前置時況節

C IMP

C IMP

P S

P C

︲6 7 ︲0 6 Quand節 と半過去形 について 表

2

動詞 時称形 の組 み合 わせ

c:接

続詞 次 に

,こ

の表の 甲and節 以外の発話 に表 わ されている時況節 と主節 の関係が ど の ような ものであ るか を調べた。最 も多か ったのは

,時

況節 が 「変化 ・進展 中 」 の行為 を表 わ し,その途 中過程 において主節 が表 わす 出来事が起 った,と い う関 係 であ った。い くつか伊Jを挙 げ る.

(5) P“

あ″9“

`SCHassine鯉魁型二塁曇aveCfurie,Julien ent皿 na PaJ sllrla plste。 (De

Bcauvoir,Les IIlandarins,19y,p.453,jπ Frantext)

) (…

)Savez―vollS∞mmentje l■ calm6 inalmmt? Je volls leあ IIIle en millc,

monsicur Philippe.Voila:tds響`lc jardnitt lui noualt un山叩 autolr山

фauleS(COIIIIne on faitpolr les fous),1'd“ m'cst Venue delui chanter urlecsttc

とchansonと

nolllnce.¨

oS,MOnsicur Ouine,p.230,Jtt Robtt ElectЮ ―

niquc) この ことか ら

,甲

d節

の動詞が半過去形で

,主

節の動詞が単純過去形 または 複合過去形の生起頻度が低いのは,この ような関係 を表わす場合 にであろうと推 定で きる

.そ

こで

,そ

れを確かめるために

2種

類の調査 を行 った(5).そ の結果 を次節 に示す

.な

,全

員一致で容認不可 と判断 された発話は無かった。調査結 果は

,ほ

とん どの インフォーマ ン トが容認 しない と判断 した もの を

??で

,過

半 数のインフォーマ ン トが容認 しない と判 断 した ものを

?で ,容

認 しない と回答 したインフォーマ ン トが一人ない し二人の場合 を (?)で 表記 した.

3.2

置 き換 え調査の結果

Jors quJtandis quc,au moment ot,pendantqucに 導かれた時況節の動詞が半過去 45

(9)

46 Quand節 と半過去形について 形 で

,主

節 が 単 純 過 去形 か複 合 過 去 形 の 発 話 をい くつ か選 び

,接

続 詞 を 甲

mdに

置 き換 え た 発 話 を作 成 し(6),その 容 認 可 能性 を判 断 して もらった.

A.____PS―

uand―

W

(7) MariC― AntoinettccutlasatisfactiondcprovOqucrlachutedctousccuxquil'avaient bra、′ “

9“α″ごelle n'6tait encorequcDauphine.alors quc(Maugras,LauzunII

7,J″ Sandfeld,P.259)

6) HumC COrmut―il la lettre g“

ごil ctalt encOrc a Paris? alos que (Gucgermo,

Jcan―Jacques T,3k,1952,p.190,Jη Frantcxt)

(9)?Il y pIШ旦1lc sOirdudlnanchc3 octobrc 1680,9“ α77グlC rOisttlrnalt a Newm囲「kct

pour ics courscs dcl'automnc ctpour“ happerpendantquclquesjoursauxintHgucs

cL la capltale,au pllls fo■ d'llne c五se paHcmentairc.alo、

que

stOirc,No

144,p.29)

(10)?Avec lllle solte dc宙olencc,1l sc tolma∞ntre le mlr ct ttoisa lcs bras響漏 dic fouillait sous sa robc. pendant que (Chccn,MOira,1950,p.190,J“ Frarltexl)

(11)η Puis dlc se leva sans Paller,響 “

ごses invit6s l'imitttcllt,au milicu d'un gttd remucment de ch江 ses.tandis quc (Z.Page d'alnour 24 1,jれ Sandfeld,p.279)

(12)??Ii n'ya五 endecc α)t6-1江 dit―il tranquillclnentgz“どMariedbHIlallo Pendantque

(Zo Page d'alnour 241,J″ Sandfcld,p.270)(7)

B。

_ PC quand IMP

(13)J'激 eu,とCCt csp五tと Panittc,と ux cxclnples fmppants,α

“どj'6tds“put6。

tandis quc (L.E)audo Paris v“u I1 144,J″ Sandfeld,p.269)

(14) Si octte intcrpだtadon a4u p狙 ↑tre juste,争αlグaptts les temps troub16sと 1'∝_

cllpadon ctと la p“Шic,la pЮ fession scmblait avoir tt md a rc∞uvrer la sant6

mode,cllc cst auJouごhui eron“。au momentoL c'ittStric fran甲 己sc dl bois,1955,P。 42J″Frantext)

(15) Elle cntrouvHtla pЮrte vitr“ de la logc et cria:Piclctte,persome n'a demand61c nouveaumonsicurdutroisiineg″ 濯jenttais paslう

? pendantque c)rOit,L

Rctour,1964,p.342,J"libiグ.)

(16) n cst venu me frapper sur l'6paule響漏

jc(bm」

s en∞

re.pendant que

OИaCterlinck,Aveugles 91,Jtt Sandfeld,p269)

(17)(?)Je Suis tomtt sur Lucic Bclhomme響 口2グellc dsait la Volange en lui産懲ignant

(10)

Quand節 と半 過 去 形 につ い て

47

1954,p.400,jκ

「 rantext)

(18)?J'ai Su市i longtemps un 6tЮit sentier entre les pelouscs,sarks ren∞ ntrer imle tti 宙ve,暉

“`И

ごles autos sillomaientla route,a ma droitc。 _.pendantquc (Sartrc, Situations IH,p。 108,Jん Robert Electroniquc)

以上が時況節が後置の場合である

.確

認で きることは,半過去形の意味価値が (7),(8)の ように「状態」であるならば

,接

続詞がqllandでも容認 されやすいが, 半過去形の意味価値が「変化 ・進展中」であるときは

,容

認度が下が る

.そ

して, 主節の動詞が複合過去形の場合の方が,単純過去形 より容認 されやすい,と いう ことである。次は

,時

況節が前置の場合 である. ⊆

__ Ouand__』

重生

_」

(19)(?)Il y a prёsごun dcIIll_Si“le,9“α

“ごi16tait unfougucux cavalicr,il tt remarqu6 par

une grande damc. alors que c)orgelёs,Carav。 221,j72 Sandfeld,p.290) 20)?C00pt6 come s6nacur,ヮ

“グj'6tais“tHbu6∞mme ministre,je veβ五all palti

(SCgaliSt0 1'CndёКt6と mon inとmnit6 pallemcntaireo alos que o Man,

A「es couP,1941,p.216,Jη Robcrt Electromquc) (21)?0“ α

“ご

Sllr le trottoir“ sertnous Ctions la a l'cxhorter,ale remonter,une fortc voix と ∝)ntalto“ lata au口饉licu dc nolls.pendant que の 。Fcm。 ごalt,奪,J″ Sandfeld)

o2)? 0“

`Zグ1lS se lcvaientと table,ms Fcrguson demanぬ a Joseph s'il fumait.au

momentoね

(Geen,Moira,1950,p.146,J″ Frantext)

(23)??】晩lendemain,9“α″ごFran9oisachevait dcjoucrullesめ nc avec Guillaume,la po■c dc la biЫioth"ws'Ouv五t etnous v↑mcs cntrerdcuxjeunes seigncurs.alorsque (ClanCiCr,78,jE Ch6tHt,p.166)

20

ηO“

“グmaman ct Maric s'壁馴palent h“遍re l∝ malles,J'鋤鯛p五

.pendant

que(Gidc,Sile grain ne meurt,I,IV,p。 117,Jtt Robert ElectЮ niquc)

D. Ouand IMPs PC

(25) (。…)1'autrejour,9“

“ご■ous 6tions surlaroute,tuas ditqucnous6tionschoisis,toi ct moi.alors quc (Grecn,Moira,1950,p.112,J“ Frantexo

26)2“

“ごVOus aicz au grenicr,Octave a mhi votre anlour et votre conflancc. pendant que (Ay璽

,Clerambard,19",p.218,Jη Frantext)

(11)

48 Qualld節

と半過去形 について

(If Nouve1 0bscrvatelr,No 1410,p.71) (28)??(…)a nve∬la pOrte,9“α

“ごjc mc(豫hablll墨,jc lui」 dit qu'1l trouverait a boirc 面s le cofFre tti est sous ia fcnetre.pendant que cap五 SOt,L tte chns

raut。,1966,p.33,J″ Frantext)

(29)ηO“"どCLs afFDntclnmts s'intensindent crltre CЮ atcs ct Bosniattcs,lcつaIIc―

ment''des Serves de BosnlettQuvert hicra 14h 30,a Pale,unc scssiOn eXtraordinaire dcsuntt a cnt“ nerou neteric Plall dep」 x dc Genё

ve.alors que(bRgaЮ

, 21/01/93,p.4)

00)??0“

“ごle r摯■

oire lyn(甲es'usait,lcs cuvres nouvelles ne pロ ノenant plus a rcIIl_ plaoer tantごcuvres andemes Ⅲ SCInЫ五ent〆五m6cs,Diaghicv cst Vmu.au

moment ob OumCSnil,Histoireぬ thぬtrc ly五

`甲 c,191男,pp.212-213,J′: Frantcxt) qland節 が前置 されている ときは

,時

況節 の半過去形 の意味価値 が 「状 態」 で あって も容認 され に くい.主節 の動 詞が複合 過去形 の方が,単純過去形の場合 よ り容認度は高いようであるが

,時

況節の半過去形の意味価値が「変化・進展中」 であるときは

,同

様に容認されない。このことも上で述べた

,undが

表わす同 時の意味が広いということの現われと解釈できるであろう.つ まり,このように 二つの事柄を並べても,それらがどのように関連 しているのかが読み取 りにくい ので容認されにくいのだと考えられる.

3.3

選択調査 次の調査は

,変

化・進展中の行為を枠組みとして提示 し,そ の渦中にある出来 事が起った,という関係を表わすのに適切な接続詞にはどのようなものがあるか を見るために行った

.ま

,ol),62)の

ような発話を選び

,接

続詞や節順を入 れ替えた発話をい くつか作成 した

.そ

して,イ ンフォーマントには

,表

現 したい 内容と使用 したい動詞時称形を説明 した後で,作成 した発話の容認可能性 を判断 してもらった

.操

作 して作成 した発話のなかで

,全

員一致で容認されたものは,

語順を変えずに接続詞をJors que/tandis quc,au mcmentotに 置 き換えた場合 と,

(12)

Qumd節

と半過去形 について

49

01)P“

歯m′″ι la gdette cuisdt,il so■ it pour raIIlencrと 1'appcntisぬ fromage,とs

oeufs,des dattes et du laitcondens6.(Camus,Iン 'exiletlc royaumc,1957,p.1616,

j′:Frantcxt)

(32)P`″ あ″9“'On tamponllait l'ordomancc,j'al lu surla“↑tc contenantle nacollquc

c'6tait des gollttcs pour le cocur.σ Ⅲ SOt,La tte dtts l'auto,1966,P。 35,Jれ Frantext)

(31)' Iユgalcttc cuisait 9“

ごil sortit pour ramencrdcl'appcntis dufromagc,dcs cufs,des dattes et du lait condens6.

(32)' On taln,omaitl'ordonnance c“α″ごj'ailu surla bdtecontenantlc■ aconquc c'6tait

des gouttes pourle αェlr.

容認された(31)',o2)'は

,甲

dが

広い意味 において同時の事柄を表わす, とい う語彙的意味からくる役割が十分に発揮 されている例である.これらの発話から は

,変

化・進展中の行為の渦中にある出来事が起ったというよりも

,変

化・進展 中の行為が持続 しているその一局面においてある出来事が起ったということ,言 い換えると,一つの持続行為の一断面と別の行為の生起とが同時であつたという 言わば接触の関係が読み取れる.そ して,そ の出来事が新たな話の展開の契機と なるようなものではなくて

,談

話の流れにおいて,前 の文脈により近いというこ とを示すためにqllandで連結するのが適切であるということであろう. 1。 おわ りに 以上から

,次

のようにまとめることができる

.そ

れぞれの接続詞は,そ の語彙 的意味から同時性・進展性 に関 して固有の特徴を持つている

.そ

して,そ の特徴 に応 じて二つの事柄を関連づけるという連結潜在能力を持っている.時 況節・主 節間の動詞時称形の組み合わせの頻度について接続詞毎に差が見 られるのは,接 続詞それぞれが持つ連結潜在能力を反映 しているからであると解釈できる. 一般に,発話者は伝えようとする事柄に最 も適 した発話を構成 しようとする9 と想定することは自然であろう

.こ

こで

,冒

頭で挙げた発話を再び見てみよう.

(13)

50 Quand節と半過去形 について

(2)??帥

dje me promenais dansia「oret,j'ai vu un ours.

これはse prOmmerと いう変化・進展中の行為が持続 している渦中においてvOir un oursと いう出来事が起った,と いうことを表わすためにquandを使用するのは 不適切であるということである.(2)の方がより容認度が低いということは,こ まで述べたことを総合すると納得がい く.つ まり,時 況節を前置して持続中の行

為を発話全体の時間的枠組みとして提示 し

,そ

のなかである行為が起ったという

二つの行為の明確な同時関係を表わすには

,同

時性・進展性の意味がより確定的

な接続詞を使用する方が正確 に表現で きるのである。これ らの発話が容認 されに くいのは

,甲

狙dと い う意味の希薄な接続詞を使用 して も伝えようとすることが 不明瞭な発話 しか構成 しないか らとい うことであろう. 注

(1)本

稿では,qllandと 10rsqucは類義 とみな し,quandで代表 させる.

(2)阪

上(1993)で はこの差 を「統辞的により閉 じた」と表現 したが,「 意味的に」

に訂正する.

(3)Jors qucと tands qucは類義 と判断 し一つにまとめた.

)und節

が後置で主節の半過去形の意味価値が「習慣」が 13例

,9狙

d節が 前置で主節の半過去形の意味価値が「習慣」が 17例 であった

.他

は,qlland節が 後置で主節が単純過去形の組み合わせが1例

,甲

狙d節が前置で主節の半過去形 の意味価値が「状態」の組み合わせが

4例

確認で きた.

(5)イ

ンフォーマン トはパ リ在住の高学歴のフランス人 7名.

(o

発話例の出典の前に太字で示 してあるのが本来の接続詞. σ

)こ

の発話の原文の時況節の動詞はsc ttOlliSstttで ある

.こ

こでは,(16)の 例 と比較するため

,動

詞 も置換 した.

(14)

Quand節 と半過去形について

51

主要参考文献

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"Sf

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参照

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