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JAIST Repository: 企業における生産性の分析 : 電気機械産業に視点をおいた実証分析( イノベーションその計測・評価 (2))

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 企業における生産性の分析 : 電気機械産業に視点をお いた実証分析(<ホットイシュー> イノベーションその 計測・評価 (2)) Author(s) 谷澤, 審哉; 渡辺, 千仭 Citation 年次学術大会講演要旨集, 21: 654-657 Issue Date 2006-10-21

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6453

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

企業における

生産性の分析

俺俺 機械産業に 挽 ,点を

し、

た 実証公称

0 谷津審識,渡辺千般

(

東工大社会理工学

)

インパルス応答関数を 用いて、 研究開発投資。 付加価 d.l 蚕好 値のテクノストックに 変化が起こった 場合、 その各々 平成 学 技術調査報告によると 我が国の研 に対して当期以降どのような 波及効果が起こるかを 労 究 開発投資の総額は 騰 兆鎧 76 億円となり、 過去最高 析 する。 で 五期連続の増加となっている。 また日本経済新聞社 の 調べによると。 主要 254 社が 20 ㏄年度に投資を 計画 している研究開発投資の 総額は双年度比

7.39%

増の れ光 3 ㏄ 4 億円にのぼり、 7 年連続の増額となった。 を 持っているかの 検定を単位 根検 3.4 建 という。 最も簡単な例では 式 ( いにおいて最小二 3.3 乗法で推定し 0 の上値が有意でなければその 系列は単 3.2 性根が存在する ( 厳密にはランダムウオーク ) であ る 3.l

と 判断する 乏 ・ 9 2.8 @-l 千ぢ t, ぎ f - ん 2.7 2.6 単位 根 が確認ほれている 変数間の回帰においてはで は 一部の例外を 除いて意味がないとされている。 従っ ㎝の因果性検定。 インパルス応答関数を 分 析 するにおいては 必須のものであ る。 しかしながら 増え続ける研究開発投資と 異なり、 企 本論文においては 単位根の検定に 当たり、 AW テス 業 活動の成果たる 付加価値とその 潜在的な資源であ り ト を使用し、 トレンドあ りトレンドなしの 雨方を検定 投入物でもあ る研究開発費、 テクノストックに 対する した。 また、 ラグの選択には 蛆 C を基準に用いた。 因果関係を時系列で 分析している 論文は少ない。 従っ 2. ぇ . 2 共和分の検定 て 本論 分 では研究開発投資、 付加価値、 テクノストッ 変数間に共和分の 関係が存在するというのは 式 ( 勿 タ の間にどのような 関係あ るか、 時系列で分析するこ の , 項が定常であ る場合を言 う 。 もし。 がランダムウ ととする。 オークであ ればみせかけの 相関が変数間に 生じている ことになる。 的 本研究では、 以下の分析を 電気機械産業全体と 個別

(2)

の 企業で行 う ことをねらいとする。 変数間に共和分の 関係にあ るときは①それぞれの 変 鮮 an 怨 ざの因果性テストを 用いて研究開発投資、 付 数 が単位根を持っていても 変数同士の回帰に 意味があ 知価値のテクノストックの 間の因果関係を 明らかにす る ( 見せかけの相関が 生じない ) ② ト 統計量が譲分布 る 。 に 従わないなどの 特徴があ る。 なお本論文においては 共和合検定に 当たって J"hans ㎝の検定を使用した。

(3)

(2)

式において変数

y2,t

に関する過去の 情報が 変数

yl,t

の予測を改良するのに 役立つならば、 変数 y ぇ, t は y2,t の 鱗 an 辞すの意味で 原因になっていると いっ " i 一 ぴノヘ @/ ガ, @ 、 十 タ 3 2t- 緒 @ 十 ょ 一 ㍗ @ 十

十ノ

二 + 検定の方法はは ) 式と (3) 式に 衝,, = 色 , 5= い う 制約を課したものに 対して 軒 検定を行い であ れば因果性があ ると判断する。 紅 an 怨ずの 因果性テストにおいては 分析においてで きるだ け 長く ラグ

を取るのが望ましい。

しかしながら ラグ を長く取ると 自由度が急速に 失わ を 2 期とすることにした。 インバルス応答関数はあ る変数に衝撃 ( インパルス ) があ った時、 他の変数がどのように 動くかを示す 分析 手法であ る。 例えば次の式

(3)

のような鞘 を出発点とすると も 期に yt の推計 式 の 銭 差 項 であ る目、 が増えると が・も増加する。 t.+2 期の yt 円も前期の拝が 増えた 影 響を受けて変化する " 同時にれも前期の y もが増えた 影響で変化する。 こうした波及効果で、 当期の誤差が 増えると。 その後の変数が 影響を受ける " この動きを 捉えたものがインパルス 応答関数であ る。 インパルス 応答関数に関しても 自由度の関係上ラバはニ 期までと した。 進めるに当たって 必要なデータは 各 企業から発表された 企業財務 ヂ 一夕、 政策投資銀行の 企業財務データベー ス 。 政府発表のマクロ 経済統計、 東洋経済新報社の 株式市場等の 市場 ヂ 一タ、 渡辺研究 室で構築された 経済基本 ヂ一 タベース、 日本経済新聞 社の日経 蝿ぬ S をもとに 築 した。 分析対象は、 個別 企業で日本を 代表するものとして、 松下電器。 蝿 C 、 日 立。 東芝、 富士通、 三菱電機。 ソニー、 キヤノン、 シ ャープ、 三洋電機を選んだ。 / ストックのすべてに た。 単位根を除去する 数階差を施した。 一階 階差ではなく 対数階差をとったのほ、 対数階差をとる と回帰係数が 弾性 値 となり。 分析上経済 易 になるためであ る。 次に、 共和 分 検定

(Johans

㎝の共和金検定 ) を行っ ながら、 いずれの変数間においても 共和待 詔 " されな力、 った 。 表工 。 単位 根 検定の 注 ( ネ ) ほ 5% 有意, ( ホホ ) は 1% 有意を表す まず、 電気機械産業全体の 結果では、 付加価値から への因果関係は 存在が確 テクノストックから 付加価値への 因果 ではあ るが確認ぼれた。 さらに当然のことではあ るが 研究開発投資からテクノストッ タ への因果関係も 存在 する。 従って。 循環構造を成していることが 統計的に 言 う ことができる " ただしテクノスト ソクと 付加価値 についての因果 は 分析 ヂ 一夕をバブル 前後で分割して 分析したところ、 前半で結果は 統計的に有意が 高く、 後半での結果は 有意性が 低 いものとなった " 図 2. Gr ぬ Inge すの因果 絃 図 3 は個別企業についての 分析結果であ る。 多くの 企業で付加価値から 研究開発投資への さ れたが、 テクノストックから 付加価値への 因果関係 が観察されたのは ソ ニ一だけであ った。 ただし、 す寸 ; ロ 価値を売上に 変えて分析を 行ったところ " 日立、 東芝、 三洋電機ではテクノストックから 売上への因果関係が

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観察された。 表 2. 阪 a ㎎ "r の因果 窪 の 結果 ( 掴 郡会 業 ) V-- れ 丁一 -V 松下 窩器産 薬 O 日本題 寮 O 日立製作所 車菱 藩士 礒 008

三菱 議藩 インパルス応答関数の 結果㎝から J@@ 一 一 ""- キヤノン 、 ンセープ 三洋電機 注. 0 は因果関係があ ることを示す。 ムほテウ / スト ソウ から売上へ 以上のことを 総合すると電気機械産業においては、 付加価値、 研究開発投資に 与える影響については。 他 の変数よりも、 それ自身がどの 程度変化するかのほう が重要であ るといえる。 自己相関的な 歓声の影響が 大 きいということができる。

Ⅰー

0 り 数 械 産業全体におけるインパルス 応答関数の結果であ る。 変数に対数階差を 施している のでインパルス 応答関数の結果は 弾性 値 となる " テクノストッ タと 付加価値の関係を 見ると、 ぼに 変 化があ った場合、 2 期程度その変化が 付加価値に対し て プラスの影響を 与えることが 分かる。 しかしながら、 その効果は v 自身が与える 影響と比べるとかなり 小さ

図 5. イング め レス応答 の 結果⑬から v への関係 ) 0.i 碍 「・ @ 0 Q ・ @ Ⅱ 之 一 0 ・の 再ヒ 期 図 3 。 インパルス応答関数の 結果簿からⅤへの 次に研究開発投資と 付加価値の関係を 見ると。 付加 究 開発投資に与える 影響は 2 。 期 緯度の 遅れが存在する。 またその影響 は 3 期程度続くものの。 累積的な影響を 研究開発投資自身と 比べると小さい。 図 5 、 図 6 は個別企業についての 結果であ る。 デタ ノ ストックから 付 知価値への影響を 分析する ( 図 。 5) 。 直接の因果関係がテクノストックから 付加価値へ因果 たのは ソ ニ一だけであ ったため。 比較 対照を増やすため。 売上から研究開発投資に 対して因 果関係が確認された 企業も分析対象とした。 № c 東芝 の 大企業においてはテクノ ス ㌃ ック の増加とともに 平 均して売上も 増加するといえる。 しかしながら 中堅の 企業を見ると 累積的なテクノストックの 効果を見れば ほぼリターンがイーブンとなっている。 次に個別の企業について 分析する ( 図 .㈲。 因果関 係のあ った企業のみの 結果を載せた。 傾向としては、 全体の結果は 大差がなかった。 三洋を除いてはすべて の企業がⅤの 増加に伴ってプラス gg) 弾性値を持ち。 そ

(5)

の 影響が 5 期程度続いている。

0.05 0.03 0.01 一 0.0l -0 の 3 一 Q.05 一 0.07 インパルス応答関数の 結果 (V から は ) 分析対象の変数に 単位 根 検定、 共和合検定を 実 施。 すべての変数に 単位根の存在が 対数階差をとり 単位根を除去。 共和分の関係は 確認は れなかった。

(2)

因果性の分析を 実施 電気機械産業全体でけ 付 価値、 研究開発投資。 テ ク / ストックの循環構造を 認 。 しかしながら 個別 全 業を分析すると、 循環的な構造は 認 できなかった。 は ) インパルス応答関数を 分析 餌 " ㎎。 r の因果性検定を 元にインパルス 応答を分析 " 因果関係のあ る変数間の波及効果を 分析。 産業においては 付加価値。 研究開発 投資、 テクノストック 間の循環的構造が 存在。 しかし ながらその循環的な 影響は各々の 要素の自己参照的な 効果と比べると 非常に小さい。 まだ企業を個別に 分析 すると企業ごとに 挙動が異なる "

継続的発軍議題

①分析企業の 拡大 電気機械産業だけに 絞らずに分析を 全産業に拡大す ることで、 マクロ面から 見た国レベルの 研究開発、 テ タ / スト ノク 。 付加価値の動向が 把握できる ②分析要素の 拡大 本論文においてほ 分析要素として 付加価値、 研究開 発投資、 テクノストックを 用いた。 しかしながらこの 要素のみでは 企業の生産性についてごく 一部でしか 解 明 できていない。 引き続き分析要素を 増やす必要があ る。 ③直接的要因の 解明 今回の分析でほ、 因果関係の存在が 影響の大きさを 測定した。 今後、 直接的にそれらの 経 路、 構造を解明する 必要があ る。 参考文献

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分析 一 研究開発の生産性・ 収益性の分 析と評価 9, 日 科技連出版 吐 . 和合 綾 , @ggR. 囲 SP による経済データの 分析 9, 東京大学出版会

参照

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