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概要版から浦安っ子の学びをつなぐ 小中連携・一貫教育の展開|浦安市公式サイト

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浦安市小中連携・一貫教育

~浦安っ子の学びをつなぐ~

平成26年4月

浦安市教育委員会

浦安市小中連携・一貫教育Q&A

浦安市小中連携・一貫教育

発行 浦安市教育委員会  編集 教育総務部教育政策課 〒279-8501 浦安市猫実一丁目1番1号

電話 047-351-1111(代表) FAX 047-353-4586

 小中連携・一貫教育の効果については、すでに取組を進めて いるほぼすべての市町村において「学力の向上」や「中学生の 不登校の減少」、「子どもの規範意識や自尊感情の高まり」、「教 職員の子どもへの理解や指導力の向上」など様々な成果が認め られています。

 浦安市においてもこのような効果を見据え、各中学校区の実 態に応じて様々な視点から取り組みます。

Q1.

小中連携・一貫教育はどんな効果が期待できますか?

郷土博物館での海苔すき体験(全小学校4年生)

 浦安市では、これまでも地域のボランティアによる子どもの 登下校時の見守りや学校の環境整備、学習支援等、様々な分野 で支援をいただいています。

 今後も中学校区を一つの単位として、子どもが地域の方々と豊 かにかかわる機会を設けていきますのでご協力をお願いします。  家庭においては、たとえば、就学前から義務教育9年間を見 通して基本的な生活習慣や学習習慣を身に付けさせるという目 的を学校と共有し、家庭での声掛けをするなど、ともに取り組 んでいきましょう。

地域のボランティアによる書写指導

Q2.

家庭や地域にはどんな役割が考えられますか?

 小学校入学時に学習中、座っていることができなかったり集 団行動がとれなかったりする現象を表す「小1プロブレム」や 中学校進学後に不登校の増加や学習意欲の低下などの現象を表 す「中1ギャップ」は、教育的な課題となっています。  浦安市小中連携・一貫教育では、特に幼稚園・保育園から小 学校、小学校から中学校の接続の時期に教職員相互の保育・授 業参観や情報交換を丁寧に行います。

 このことにより、教師の子どもへのかかわり方や授業形態に 大きな差が生じないようにして、環境の変化から起こる子ども の負担を軽減します。

郷土博物館での昔遊び体験(幼稚園)

Q3.

「小1プロブレム」や「中1ギャップ」の解消にはどのように対応しますか?

浦安市が進める小

中連携・一貫教育

 浦安市ではこれまでも、各中学校区の特色を生かしながら幼稚園・保育園・小・中学校の教 職員が連携・協力し、定期的な情報交換や相互の保育・授業参観、中学校教員による小学校で の授業等、学びの連続性を重視した教育活動を実践してきました。

 こうした実践から得られた成果を基盤として、家庭や地域と連携しながらより質の高い義務 教育を展開することで、浦安市教育ビジョンに掲げた「5つのめざす子ども像」の実現をめざ します。

浦安市小中連携・一貫教育の目的

自ら学び、身に付けた夤識 や 能を活用する子ども

確かな学力

が国や るさと浦安に りを ち、 化を大切にする子ども

自分や墶人のよさを認め、 互いに尊重し合う子ども

豊かな心

いのちを大切にし、健 で たくましい子ども

健 かな体 体

併切に表現する力を身に付け、 人や社会に 的にかかわる 子ども

幼保小中合同の 作品展の実施

小中学校で 取り組む学びの 姿勢づくり

学校・家庭で ともに取り組む 家庭学習の習慣化 豊かなかか り 参 ・交流

幼稚園・保育園 小・中学校

家庭

地域 学校・家庭・地域で

ともに取り組む 挨拶運動

浦安市が進める小

中連携・一貫教育

 浦安市では、幼稚園・保育園・小・中学校の教職員が情報交換等を通じて「連携」しなが ら、就学前から義務教育9年間において系統的・継続的に「一貫」した教育を展開することか ら『小中連携・一貫教育』としました。

 浦安市における小中連携・一貫教育とは、「小学校6年間、中学校3年間という現行の制度 を維持しつつ、幼稚園・保育園・小・中学校の連携・協力のもとで家庭や地域と連携しなが ら、就学前から義務教育9年間を見通した教育活動を展開するもの」です。

教科等の指導・生徒指導

 ○ 9年間の系統性を明確にし、学びの連続性を重 視した学習指導

 ○系統的・継続的な生徒指導

中学校区の実態に応じた重点設定

 例:・ 外国語活動を中心としたコミュニケーショ ン能力の育成

   ・理科教育の充実

   ・ 小中学校が家庭とともに取り組む家庭学習の 習慣化   など

一貫

一貫

  域

  庭

重点目 カリキュラム

中学校

小学校 小学校

幼稚園・保育園

連携 連携

浦安市における小中連携・一貫教育

幼稚園・保育園・小・中学校の教職員の連携

 ○意見交換・情報交換  ○相互の授業参観

園児・児童・生徒の交流

 ○学校行事での交流

 ○部活動での交流   など

連携

◆発達段階の特徴を踏まえた教育活動の実践

 子どもの成長過程においては、個人差はあるものの多くの子どもに共通してみられる発達段階ごと の特徴があります。浦安市ではこれらの特徴を踏まえ、就学前から前期(小1~4)・中期(小5~中1)・ 後期(中2~3)という区分で子どもを理解し、段階に応じた育てたい力を明確にしました。

 とりわけ、就学前から小1と小5、6から中1の接続期の連携教育を充実させます。

児 有用 を

人とかかわる力の基礎 学びの 生え

有用 が

人間関係の基礎 学習習慣の基礎

を ・理 と 実の ッ を じる

豊かな人間関係の育成 自 的な学習習慣へ 行

の を け入 、 らしく生 る

人間関係の充実 学習習慣の確

期期

中 期

中 期 期期

(2)

浦安っ子 をつなぐ

学びをつなぐ

育ちをつなぐ

浦安市小中連携・ 一貫教育基本方針

就学前から9年間を見通した学習指導

 学習指導要領に基づき、就学前から義務教育9年間を見通した学習指導を進めると ともに浦安らしさを生かした豊かな学びを実現させ、学力の向上と健やかな心身の育 成を図ります。

交流活動の充実

 園児や児童生徒及び地域の方々との交流により、園児・児童生徒の豊かな人間性や 社会性をはぐくみます。

学校、家庭・地域が一体となった取組

 中学校区を基盤とした「地域ぐるみで子どもを育てる」体制づくりを構築し、学 校、家庭・地域が一体となって取り組めるよう、学校や地域の特色を生かした小中連 携・一貫教育を行います。

教職員による相互の保育・授業参観と情報交換

 相互の保育・授業参観を通して、「これまでの学 び」や「これからの学び」を理解し、「今の学び」の 充実につなげます。

小学校高学年での一部教科担任制の実施

 小学校から中学校の学習形態の急激な変化を緩和 し、小・中学校の滑らかな接続を図るとともに、教 員の専門性を生かした教科指導により、児童の学習 意欲を高めます。

子どもの学びの

「これまで」「今」「これから」の理解

中学校区を核とした地域コミュニティー

 子どもの生活基盤である中学校区を一つの地域コミュ ニティーとして捉え、一人一人の子どもを就学前から義 務教育9年間を通して地域ぐるみではぐくみます。

学校支援コーディネーターのネットワークづくり

 浦安市では各小・中学校に学校と地域の方々をつな ぐ学校支援コーディネーターの配置を進めています。 中学校区を中心とした学校支援コーディネーター同士 のネットワークをつくり、中学校区を単位とした地域 の方々による学校支援の基盤づくりを進めます。

地域ぐるみで子どもをはぐくむ

中学校教員による小学校での外国語活動の授業

中学校教員の専門性を生かした授業により、児 童の中学校の学習に対する意欲が高まります。

系統的・継続的な生徒指導

 就学前から義務教育9年間の一貫した系統的・継続的な生徒指導により、児童生徒 の個性の伸長と社会的な資質や能力・態度をはぐくみます。

教職員による情報の共有

 幼稚園・保育園・小・中学校の教職員がそれぞれ の発達段階に応じた子どもへのかかわり方や生徒指 導について情報交換をし、系統的な生徒指導を行い ます。また、個々の子どもに必要な配慮についても 情報を共有し、幼稚園・保育園・小・中学校を通じ た生徒指導を行います。

カリキュラム指針「生徒指導」の活用

 「個性の伸長」「集団生活」「基本的な生活習慣」 「規範意識」においてそれぞれの発達段階で育てた い力を明記したカリキュラム指針を活用します。

社会で自分らしく生きる人をはぐくむ

幼・保・小・中学校の教職員による情報交換

幼稚園・保育園・小・中学校の教職員が教科や 生徒指導等の部会に分かれ、情報交換をしてい ます。

境川クリーン作戦

幼稚園・保育園・小・中学校と地域の方々によ る境川沿いの花壇の整備は伝統的な行事となっ ています。

 次代を担う子どもたちには、さまざまな人と豊かにかかわろうとする態度や意欲、 自己表現する力をはぐくむことが大切です。また、早い段階から外国語に親しみ、遊 びの中で外国語によるコミュニケーションを楽しむことは外国語の習得に有効である といわれています。

 浦安市では、国際理解教育や外国語教育のさらなる充実のために、平成26年度より、 全小学校において教育課程特例校の指定を受け、小学校1年生から外国語活動を導入 して、義務教育9年間を見通した外国語教育を実施します。

 カリキュラムの指針は各教科等や生徒指導に加え、防災教育についても作成し、義 務教育9年間を通した本市独自の防災教育を実施します。

小中連携・一貫教育カリキュラムの指針を活用します。

小学校1年生から外国語活動を実施します。

コミュニケーション能力の

「基 」

小学校 ・ 年生

コミュニケーション能力の

「 地」

小学校1~ 年 中学校

コミュニケーション能力の

「 生 」

年間

語に「 れる」 語に「 れる」 語を「 う」

園児と児童・児童と生徒の交流活動

 近隣の幼稚園や保育園と小学校、また小学校と 中学校の交流活動を教育課程に位置づけ、さまざ まな場面で交流を行います。

学びの交流

 小学校の学習発表会に園児を招待したり、中学 校の合唱コンクールのリハーサルに小学生を招待 したりするなど、学びの交流を通して豊かな人間 関係をはぐくむとともに、小学校生活や中学校生 活への期待を高めます。

異年齢の交流を通して豊かな心をはぐくむ

園児と児童の交流活動

異年齢の交流活動を通して、年下の友達への思いやり の心や年上の友達への尊敬の心がはぐくまれます。

発達段階、学びの段階ごとの 「育てたい力」「指導のポイント」 を明記しました。

・ 到達目標(育てたい力)を明確にす ることで、学びの段階ごとの基礎基 本の習得を図ります。

各中学校区の特色を加えて活用で きるようにしました。

・ 各中学校区の実情やニーズに即した 「小中連携・一貫教育」の重点と照 らし合わせ、それぞれの特色を加え ながら活用します。

就学前から義務教育9年間の学習内容の 系統性をわかりやすく示しました。

・ 子どもの学習のつまずきの原因がどの学習に あるのかを把握することができ、学年をさか のぼって学習させるなどの支援ができます。 ・ 「今の学習」と「これまでの学習」、「こ

れからの学習」を結びつけた系統的な授業 が展開できます。

「浦安らしさ」を盛り込みました。

・ 浦安独自の題材や郷土博物館等の教育施設 を系統的に活用し、郷土愛を醸成します。 ・ 外国語活動や外国語科、防災教育などのカ

リキュラム指針を作成し、浦安らしさを生 かした教育活動を展開します。

浦安市小中連携・一貫教育カリキュラムの指針

4つのコンセプト

 浦安市独自の「まなびサポート事業」を推進し、個別の教育支援計画や個別の指導計 画等を用いて幼稚園・保育園と小学校間、小学校と中学校間での引継ぎを確実に行い、個々 の教育的ニーズや指導経過の丁寧な情報交換を計画的・継続的に設ける体制を整えます。

一人一人の教育的ニーズに応じた支援をつなぐ

中学校区ごとに重点目標を設定します。

 小中連携・一貫教育の推進には、教職員の 連携が大切です。

 毎年8月に「うらやす幼・保・小・中連携の日」 を設け、中学校区ごとに幼稚園・保育園・小・ 中学校の教職員が一堂に会して、学習指導や 生徒指導等について共通のテーマで話し合う など、情報交換や意見交換を行います。

「うらやす幼・保・小・中連携の日」を設定します。

平成26年度 各中学校区の重点目標

浦安中学校区

○体育科教育の研究推進と健康 教育の充実

○基本的な生活習慣と家庭学習 の習慣の確立

堀江中学校区

○幼保小中連携・一貫教育推進 のための組織の確立

○系統的・継続的な生徒指導

見明川中学校区 ○算数・数学科の研究の推進 ○中学校区を単位とした地域  連携の充実

入船中学校区 ○理科教育の研究と環境教育  の充実

○接続の時期を重視した教育  活動の充実

富岡中学校区 ○3校共通の生活習慣の確立 ○中学校区を単位とした地域  連携活動の充実

美浜中学校区

○「小中連携教育ステップ表」 に基づく教職員の連携の充実 ○中学校区を中心とした地域  連携の充実

日の出中学校区 ○幼保小中相互の交流活動の  充実

○接続期を重視した豊かな心  の育成

明海中学校区 ○外国語教育を中心とした  コミュニケーション能力の  育成

○3校共通の学習規律の確立

高洲中学校区

参照

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