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Diagnostic value of serum EBV-DNA quantification and antibody to viral capsid antigen in nasopharyngeal carcinoma patients

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Academic year: 2021

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Diagnostic value of serum EBV‑DNA

quantification and antibody to viral capsid antigen in nasopharyngeal carcinoma patients

著者 Kondo Satoru

著者別名 近藤, 悟

journal or

publication title

博士学位論文要旨 論文内容の要旨および論文審査 結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科

volume 平成18年7月

page range 9‑9

year 2006‑07‑01

URL http://hdl.handle.net/2297/14692

(2)

学位授与番号 学位授与年月曰 氏名 学位論文題目

甲第1716号

平成17年9月30曰 近藤悟

DiagnosticvalueofserumEBV-DNAquantificationandantibodytoviralcapsidantigenin

nasophalyngealcarcinomapatients

(上咽頭癌患者における血清EBVDNA定量とウイルスカプシド抗原に対する抗体の

診断的価値)

市村 山本 村上

宏 悦秀 清史 論文審査委員主査

副査

教授 教授

内容の要旨及び審査の結果の要旨

今回我々は、上咽頭癌患者において血清中Epstein-Barrウイルス(EBV)DNA量について、台湾 に代表される高頻度地域と日本に代表される低頻度地域においてリアルタイム定量PCRを用いて比 較を行った。EBVDNA量値の41人の日本人上咽頭癌患者における中央値は5450コピー/ml であり、23人の台湾人上咽頭癌患者における中央値は2125コピー/mlであった。両国間の患者 背景に関して`性、年齢、TNM病期分類に関し有意差を認めず、また血清中EBVDNA量に関しても 有意差は認めなかった。日本台湾両群の上咽頭癌患者64人の血清中EBVDNA値は対象群(非ホジ キンリンパ腫患者12名、健常者20名、上咽頭癌を除く他の頭頚部癌患者33名)に比して有意に

高値を認めた。

次に我々は19名の再発性上咽頭癌患者(11人日本、8人台湾)を26人の完全寛解に至っている 患者と比較した。日本台湾上咽頭癌患者に有意な血清中EBVDNA量の差は認めず、また両国間の性、

年齢、病期分類に関しても有意差を認めなかったが、26名の完全緩解患者に対して有意に高値を認

めた。

ReceiverOperatingCharacteristic曲線を用い、EBV-DNA量定量の感受性及び特異性を検討したと ころ、カツトオフポイントは6.87コピー/mlであり感受`性で0.855、特異性は0.885で あった6それらをEBVウィルスカプシド抗原と比較したところ、EBV-DNA量定量は有意に感受`性、

特異,性ともに高い検査であることが判明した。また血清中EBVDNA量定量は再発患者に関してもカ ットオフ値60.3コピー/ml、感受性0.909、特異性0.926と高い診断能を示しやはりウイ ルスカプシF抗原に対する抗体より優れた検査法であることが判明した。これらの結果はEBVDNA 量定量は上咽頭癌の代表的な腫瘍マーカーとして有用であると考えられてきたEpsteinBarrウイル スカプシド抗原に対する抗体検査よりも信頼のおける腫瘍マーカーである事が示唆された。またその 有用性は上咽頭癌の高頻度領域、低頻度領域どちらでも有用であり、初診時再発時ともに有用である

ことが判明した。

以上、本論文は上咽頭癌の診断/治療、予後判定にも有用であることを示し、腫瘍ウイルス学に貢献 する価値ある論文と評価された。

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