2014 BUSINESS REPORT
2013.4.1∼2013.9.30
Navigator
(以下NA
):
まずは、15
年前、お二人の出逢い からお聞かせください。 平野:
出会いは20
年ほど前ですね。同じ会社に勤めていて、僕 が「マーケティング」を北原は「開発」をやっていました。一緒に 仕事をする機会が多く、それで意気投合したのです。その時か ら北原のソフトウェア開発は、ただ決められたことをやるだけ ではなく、独自性をいろいろ出して、しかもこっそりつくって たりしてました(笑)。 当時から、北原のものをつくれる強みと、着想からすぐに実行 に移せる力というのを凄いなと感じていて、北原がつくったもの は、世の中を変えていけるなと直感しました。そういう想いから、 パートナーとして一緒にやろうと声をかけたのが15
年前です。 北原:
そう、ピナ(平野)の方から、一緒にやらないかという話でし た。当時僕たちは、すでに気づきはじめていたのですね。データ を共有できないと、やはりソフトウェアは普及しないなと。 どんな使い勝手のいいソフトウェアをつくっても、隣の人が持っ ているソフトウェアに引きずられる時代でした。データを共有で きてこそ意味があるものだという“気づき”を活かして、ちょっと 頑張ってみるのも面白いのではないかというのが始まりでし た。じゃあ、一緒に会社をつくろうって。 平野:
そう、それもニュートラルな会社をつくりたかったのです。 特定のメーカーのソフトウェアに縛られない、他社に合わせ る必要がない「つなぐ」世界を僕らは考えていました。共通言 語であるXML
を使って標準化しようと。大手企業・メーカー などのしがらみのないベンチャーでやってこそ価値があると 思ったのです。 北原:
さっきピナ(平野)が言ったように、僕がまずものをつく ることから始めるというのは、言葉だけで開発や営業を含め みんながわかり合うというのは難しいと感じていたからなの です。まず何かものをつくってコミュニケーションをする。 意志を示すと言うことが必要で、つくったものがあれば、それに ついてディスカッションできるじゃないですか。 平野:
確かにものがあるとわかりやすい。僕自身が元エンジニア なので、つくった方が早いみたいな感覚ってよくわかります。 それは15
年前も、今も変わらずにそう思います。1998
年秋、大田区のアパートの一室から、インフォテリアの冒険は始まった。
そこで
2
つの机を並べた二人は、現
CEO
平野洋一郎、そして現
CTO
・研究開発本部長
北原淑行だった。
ソフトウェアを自由にするために、ソフトウェアで世界を目指すために。
二人の両翼でいまのインフォテリアを築き上げた。
今回のビジネスレポートでは特集として、二人に創業時から現在、そしてそれぞれが想い描く未来を語ってもらった。
未来に引き寄せる
平野
CEO
北原
CTO
NA
:
起業して15
年、 現在地は?
起業時から変わっていない ものは?
北原:
変わっていないのは、 「世界を目指す」ことですね。 平野:
そのために起業したと 言ってもいいですね。日本のソフトウェアを世界に出すことが、 いかに大変かはわかっています。けれども日本の企業は、それ が本当に苦手だと感じていた、じゃあ我々がやろうと。やれば 世界で勝負できる、その力はあると感じていて、それは今も変 わってないですし、我々の「現在地」だと言えますね。 北原:
日本発のビジネス・ソフトウェアが世界で認められる。 日本のどの企業も到達していない領域ですね。 平野:
そのために、インフォテリアは、いま新たなステップを踏 み出したところです。今までのチャレンジは「ASTERIA
」からの スタートでしたが、今回は「Handbook
」で果敢に挑みますよ。 ユーザーにより近くて、しかもタブレットのマーケットは全世界 で伸びているところなので、ここから先の広がりを見据えて、 ビジネスを展開しているところです。 北原:
世界に向けてのソフトウェア開発は、そうそう簡単ではな いと思います。米国を始めとする英語圏の人たちにいかにわか りやすく説明するか、意思の疎通がとても難しい課題です。我々 のチャレンジは、言語を超えて新しいソフトウェアを生み出すこ と、それができるとゴールにかなり近づくと思っています。そし てそのゴールは、我々の次の出発点でもあると考えています。 平野:
そうですね、言語・人種を超え、我々だけではなくて、現 地の人たちの強み、知識、技術を活かしながら一緒にチャレ ンジしているのです。NA
:
現在のチャレンジから、未来に引き寄せる インフォテリアのポテンシャルをお聞かせください。 平野:
社長業というのは、「現在」にまみれる仕事です。「未来」 のことは、北原の方がよくわかっていると思っています。イン フォテリアならではの「世の中への提案」をするために、先々を 見越してこういうものが必要なのではないか、世の中にこうい うものが役に立つのではないかと、常に考え続けることが重要 だと思っています。未来に対して時間を使っていない企業に成 長はないというのが、僕の信念です。 北原:
とは言っても、未来を予見するのはなかなか難しいので すが(笑)、未来に向けて面白い!
これをつくってみたいと思う ものはたくさんあります。自分が面白いものをつくりたいから、 人が見ても面白くなるようにつくる、それによってモチベー ションも高まり、実現の可能性がさらに高くなると思うのです。 ソフトウェアを開発する際、今は非公開でも将来役立つ機能を 盛り込むなど、未来はすでにいまのソフトウェアの中にもあり ます。NA
:
どんな未来になるとお考えですか。 平野:
未来に関して言うと、やはり大企業という組織そのもの の存在が非常に危うくなってくると思います。もうちょっとス トレートな言い方をすると、大企業がなくなると思っています。 例えば万単位で社員を抱える組織の必要性がなくなるのです。 従来はネットもなければそれを支えるソフトもなかった。社外 の人と仕事をする際には、わざわざ集まらなければならなかった。 しかし今やネットの時代となり、様々なソーシャル系のプロダ クトがあるので、1
万人が固定された組織にいる必要がないの ですね。プロジェクト遂行には、そのプロジェクトに最適な人 がいればいいじゃないですか。必要な時につながって、半年間 プロジェクトを遂行し、終わったら解散というようなことが、 自由にできる時代になってくると思います。 北原:
そのためにも、プロジェクトごとのプロフェッショナル な人たちを支援できるシステムというのが、これからすごく重 要になってくると思っています。本来ならば、各分野の専門知 識を持った人たちがソフトウェアを自分でつくることができれ ば、それがベストだと思います。今、我々はプログラマーが使 う言語を使わずにプログラムが可能な「ASTERIA
」を試みてい ます。それを実現することが「ASTERIA
」の未来だったり、我々 がつくる商品の未来だったりすると考えています。 平野:
そうですね。将来に向かって我々がターゲットにしてい るのは「エンタープライズコンシュマー」であり、ソフトウェ アの選択において、ビジネス用途であっても押しつけではな く、コンシュマーのように用途だとか使い勝手だとかを軸に ソフトを選べたり、そのソフト自体を使えたりというところ ですね。 北原:
グローバルに考えてみると、日本人の考える発想と他の 国の人が考える発想が、必ずしも一致しているわけではあり ません。使い方や使うシチュエーションも、まったく違うと 思っています。他の国の状況やマインドをしっかり捉えて、 どういうところにソフトウェアを供給するとパワーが出るの かなどを注視しながら新しいソフトウェアをつくっていくこ とが重要だと思っています。そして、ソフトウェアを通じて お互いを理解できればいいですね。それが、インフォテリア が世界に近づく第一歩なのかなと思っています。 平野:
それは重要だと思います。世界的視野で未来に対して勝 負をしている企業が、日本には少な過ぎると思いますね。それ を我々がこのメンバーで挑み、大きな足跡を残したいと思って います。それは日本のソフトウェア業界としてもエポックメイ キングなことになると思います。NA
:
その先に、どのような未来を描かれていますか。 平野:
普通は、過去のことから未来を予測しようとします。でも 我々は過去からの延長線上にない未来をつくりたいと常に考え ています。対応ではなく、リードしていきたい、世の中にないも のを創り出していきたいと。これは過去から導き出す未来という 公式ではないので、夢物語と言われるかもしれませんが、この 特異点こそが、我々インフォテリアの企業価値であり、世の中 を未来に引き寄せる力だと思っています。NA
:
最後に、創業者のお二人のDNA
は、 インフォテリアの社員に伝わっていますか。 北原:
僕はエンジニアを育てるという言い方はあまりしません。 自分で考えてやってほしいと思っています。ただ要求に応える ものをつくってすぐに納得するのではなく、本当に自分がつく りたいソフトウェアにするために、試行錯誤を重ねながら磨き 込んでいく。そして、どうだ!
と。要は、もっと勝負しろとい うことです。勝負しないのだったらインフォテリアにいなくて もいいのです。常に勝負する、その考え方だけを持っていれば、 インフォテリアは伸び続けると思います。 平野:
社員全員に持って欲しいのは「世界的な視野」ですね。こ れはもう僕ら二人がそう考えてつくった会社なので、たとえ海 外担当でなくても、全ての社 員がそうあってほしい。そし て、アイデアを持ってチャレ ンジを続けて、世界的視野で やり続ける。道は険しいとは 思います、けれども僕たちが 辞めても、新しい分野、製品、 サービスが生まれてくるだろ うし、ぜひ挑み続けてほしい のです。未来に引き寄せる
T h e P e o p l e o f i n f o t e r i a
Session Members
永利 敦 経営企画室室長 中村智史 第3
研究開発部プリンシパルソフトウェアアーキテクト 松村宗和 プロダクトマーケティング部 シニアプロダクトマネジャー 熊谷 晋 営業本部副本部長兼第1
営業部長Infoteria Style
インフォテリアらしさとは?
次世代のインフォテリアを担う「インフォテリアな人たち」が、 インフォテリアのどんなところに魅力を感じているのか、彼ら の考えるインフォテリア・スタイルとは。 永利 私は、「いかに仕事を楽しむか」を心がけるようにしてい ます。 インフォテリアらしさという点では、型にとらわれない自由な 活動が推奨されていると感じているからです。 例えばIR
活動では、よく機関投資家の方とワンオンワンのミー ティングをするのですが、インフォテリアが3
∼5
年先、何を見 据えていま活動しているのか、そのメッセージを明確にお伝え するのはなかなか難しいことです。 それでも工夫をこらし、いかにメッセージを伝えられるかとい う創造力を伴うチャレンジを楽しんでいます。通常業務でもい かに楽しむか、が大切ではないかと思っています。 熊谷 私がインフォテリアという会社に最初に興味を持ったき っかけは、スペシャルな人たちが集まっていると感じたことで、 ここで一緒に仕事をしてみたいと思いました。 中村 確かにインフォテリアには様々な人がいます。国内外の拠 点にいろいろな国籍の 社員がいて、文化的な 多様性があるのも特徴 ですね。国や言語の枠 を超えて、誰もがフラッ トにものを見ることがで きるところが魅力です。 松村 私はインフォテ リアのすごく特徴的な ところは、北原が言って いることに尽きると思っ ています。「全てのニー ズを満たすものをつくる と複雑になってしまう。 捨てるものは思い切っ て捨てて、シンプルに つくる」と。インフォテ リアは北原の考え方が徹底している会社だと思いました。その 考え方は開発だけではなく、全社に浸透しています。印象として、 開発主導のイノベーティングな会社であると思っています。Challenge
いま、チャレンジしていること。 各部署それぞれが果敢なチャレンジを試みている。アプローチは 違っても、ベクトルは同じ方向へ向かっている。 永利 チャレンジは、そもそもインフォテリアの創業理念ですね。 インフォテリアのソフトウェアを世界へ、そしてグローバル企業 になることが、平野、北原二人の創業の想いであり夢です。 それをいかに早く実現させるかというのが、経営企画室とし てのチャレンジだと思っています。 中村 私は、いま中国の子会社でソフトウェアを開発するプロ ジェクトに関わっています。構想通りのソフトウェアを現地で きちんとつくってもら うこと、それが大きな チャレンジです。その ためには、現地の人と のコミュニケーション がとても重要で、我々 の想いをいかに正確に 伝えられるかにかかっ ています。これは、個 人的なチャレンジでも あり、全社的なチャレ ンジでもあります。 松村 私が一番目指し ていることを大それた 感じで言うと、タブレッ トそのものをビジネス で普及させる取り組み です。そのために、タブレットのビジネス活用に対してしっか りと意見を発信し、新しいマーケットを創っていくことが私 のチャレンジですね。 熊谷 会社として様々なチャレンジをしますが、成功する場合も あれば、うまく行かないときもあります。そのチャレンジのため の基盤をきっちり作っていくことが、私としてはチャレンジです。 心意気としては会社を背負っているつもりでいますので。Global
インフォテリアの ソフトウェアを世界に。 Windowsのような普及を目指しているわけではない。インフォ テリアは、どんなソフトウェアを世界に発信したいのか。 永利 私は、インフォテリアのソフトウェアが、マイクロソフト 社のWindows
のようなすべての人が使うソフトウェアを目指 しているのではないと思っています。かつて平野が言っていた のですが、「アフリカのある国で、現地の人がパソコンを開くと そこにインフォテリアのソフトウェアがインストールされてい て、現地ユーザがその価値を感じている」そんなソフトウェアを つくりたいと。インフォテリアが目指す方向性としては、ソフト ウェアに共感した人たちが国籍を問わず集まって、世界に向け て新しいバリューを生み出せるものを指向していると思ってい ます。 中村 そうですね。世界でみんなが使っているソフトウェアで はなく、1~2
割の人しか使っていなくても、それがとても価値 があると感じてもらえるものが、世界へ発信するインフォテリ アのソフトウェアだと思います。 もう一つ大切だと思うのは、私自身ソフトウェアを使う側の立 場となったときに何が一番うれしいかというと、ソフトウェア を自由に選択できることですね。各人自由にソフトウェアを選 んで使える、これはこれからのソフトウェア開発において重要 なポイントだと思います。 熊谷 輸出産業として日本発のソフトウェアをビジネスとして 成り立たせているような企業は現在ないと思います。インフォ テリアにはその先鞭をつけられる可能性が充分にありますし、 ぜひとも実現したいと思っています。 松村 そうですね、そのための有望なプロダクトの一つが 「Handbook
」ですね。タブレットのマーケットがまだ成熟して 未来に引き寄せるインフォテリアな人たち。
「世界を目指す」
「世の中にないものをつくる」という強固な意志を持って創業した「初代インフォテリアな人」が
平野と北原とするなら、いま各部署で活躍する若手マネージャーたちはその
DNA
を受け継ぐ
「次世代のインフォテリアな人」たち。彼らはいま、何を思い、何にチャレンジしているのか。
創業の想いは確実に継承されているのか。彼らは、どんな未来を描いているのか。
いないという点はありますが、今後はインフォテリアから国内 外に情報発信して、タブレットのビジネス活用におけるマーケット を確立させていくようになれればと考えています。
Future
インフォテリアな人たちの描く未来は。 プロダクトアウトかマーケットインか。 彼らは、間違いなくプロダクトアウトだと言う。 過去の延長線上にない未来を描いている。 松村 未来については、世の中にないものをつくるという、 インフォテリアの強みを持ち続けていくということですね。そ して、汎用性が極めて高いプロダクトを、極めて高いビジョン とともにつくり出していく未来ですね。 例えば私がいま携わっている「Handbook
」というのは、iPad
がで きる前に存在したのです。iPad
のようなタブレットを使って 営業したり、会議をペーパーレス化したりするということが誰の頭 にもなかったときに、我々はこうしたデバイス(タブレット)の登場 を予想し、未来を思い描き、ツールを具体的につくっていたのです。 永利 世の中にないソフト ウェアをつくり出すと言う ことは非常に難しいことだ と思います。難しいからこ そ 挑 戦して、投 資をして、 受 託 開 発 で は な い 新 し い ソ フトウェアを生み出す、 そこにインフォテリアの未来があるのではないかと思います。 熊谷 私は、インフォテリアは間違いなくプロダクトアウトの会 社だと思います。しかし、それだけではビジネスが成り立ちません。 市場のニーズもやはり必要になってきますし、その新しいプロダ クトがいつ必要とされるのかという時間軸も持っていなければな りません。このバランスがすごく大事だと思っています。 株主の皆様にはいつも変わらぬご支援を賜り、心より御礼申 し上げます。2014
年3
月期上半期における売上高は、創業以来最高の766
百万円(前年同期比123.6
%)となり、営業利益は前年同期比881.6
%と飛躍的な伸張を遂げることができました。 当社の主力製品である「ASTERIA
」は、導入社数が3,986
社 となり、ライセンス全体の売上高が前年同期比で136.9
%、サー ビス全体売上は前年比123.5
%の伸びを見せています。また、サ ポート全体売上は前年同期比110.0
%と堅調に伸びており、EAI/ESB
市場において7
年連続シェアNo.1
*1となりました。 「Handbook
」は、累計契約件数が582
件となり、全体売上高 は前年同期比98.9
%ですが、ストックビジネスとしてのSaaS
版「Handbook
」は前年同期比で127.0
%と伸びております。ま た、上半期最大のトピックとして、第4
世代となる「Handbook
4
」を9
月に販売開始いたしました。 「Handbook
」は、モバイルコンテンツ管理市場において、2
年連続シェアNo.1
*2となり、史上最強の機能と価格競争力を 備え、ビジネスの現場に「伝える力」を最大化できる、新たなス テージに向けた製品と確信いたしております。今後は国内外に おけるビジネスシーンでのタブレット活用の新たなフェイズへ と進めてまいります。 海外展開につきましては、当社が目指す「ソフトウェアで世 界をつなぐ」を着実に推進すべく、香港の開発子会社の設立な ど海外拠点の拡充を図るとともに、世界の優秀なパートナーと 組んで、その実現に邁進してまいります。 当中間期は好調な結果を残すことができましたが、これに 奢ることなく、自社プロダクトを磨き、世界を見据え、さらな る次の成長を目指して一層尽力してまいります。 今後も世界に役立つソフトウェアの開発のために投資・活動 を推進してまいりますので、株主の皆様、温かいご支援のほど よろしくお願い申し上げます。 中村 我々が開発したソフトウェアがどのように世の中に受け 入れられるかは、未知の部分もあります。そのソフトウェアの 最終的な使われ方が、最初にイメージしたものと全く違うという こともよくあることです。それもまた開発の面白さであり、予想 外の使われ方から、新しい発想へと繋がったりもします。 熊谷 いま中村が言ったよ うな使われ方が「全く違う」 というのは、イノベーション のポイントになります。そう いったお客様や市場ニーズ をフィードバックすること が、我々営業側の役目だと 思っています。先進的な技術やニーズを掘り起こしながらビジ ネスにしていくには、やはり先ほどお話したようなプロダクト アウトとマーケットインのバランスというのが、やはりすごく 重要かなと思っています。 永利 私はとんがったプロダクトというのが大好きですので、 これからインフォテリアから何がつくり出されるのか本当に楽 しみです。仮にプロダクトが時代よりも少々早く出過ぎたとし ても、そのとんがった子供(
プロダクト)
をどう大人に育てていく かが経営企画の仕事の醍醐味の一つだと思っています。それぞ れの部署が自由な発想で行動し、ベクトルの方向が重なること によって相乗効果として作用し大きな結果となる。それこそが、 インフォテリアの未来に引き寄せる原動力だと感じています。株主の皆様へ
中間期におきましては、
おかげさまで
過去最高の売上高と大幅な増益を
達成いたしました。
インフォテリアな人たち。
未来に引き寄せるPostscript
それぞれ違う部署から集まった「インフォテリアな人」たち のフリートーク。一人一人にチャレンジがあり、想いが あった。平野・北原の意志は、彼らの中で消化され、彼ら の現場で発露されている。世の中にないものを生み出す、 世の中を未来に引き寄せる強い手応えを感じた。 代表取締役社長/CEO
平野洋一郎 *1 テクノ・システム・リサーチ社「2013年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」 *2 ITR発行「ITR Market View:エンタープライズ・モバイル管理/スマートアプリ開発市場2013」
科目 2013当中間期年9月30日現在 2013年3前期月31日現在 資産の部 流動資産
1,782,292
1,878,248
固定資産749,308
586,988
有形固定資産15,406
15,567
無形固定資産227,067
210,134
投資その他の資産506,835
361,286
資産合計2,531,601
2,465,236
負債の部 流動負債582,029
525,598
固定負債34,355
82,165
負債合計616,385
607,764
純資産の部 株主資本1,853,416
1,825,795
資本金735,850
735,850
資本剰余金672,479
672,479
利益剰余金518,975
491,354
自己株式 △73,887
△73,887
評価・換算差額等45,853
22,620
新株予約権15,946
9,055
純資産合計1,915,216
1,857,472
負債・純資産合計2,531,601
2,465,236
科目 2013当中間期年4月 1日から 2013年9月30日まで 前中間期 2012年4月 1日から 2012年9月30日まで 売上高766,038
619,826
売上原価113,561
87,064
売上総利益652,477
532,761
販売費及び一般管理費523,040
518,079
営業利益129,436
14,682
営業外収益4,604
6,675
営業外費用2,710
2,432
経常利益131,331
18,925
特別利益311
1,231
特別損失57
25
法人税、住民税及び事業税81,766
11,287
法人税等調整額 △9,002
−
中間純利益58,821
8,843
株主名 当社への出資状況 持株数(株) 出資比率(%) 平野 洋一郎1,960,000
17.23
北原 淑行903,200
7.94
インフォテリア株式会社618,391
5.44
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社550,000
4.83
株式会社サン・クロレラ526,000
4.62
水元 公仁300,000
2.64
日本テクノロジーベンチャーパートナーズP1
号投資事業組合287,600
2.53
日本テクノロジーベンチャーパートナーズ アイ参号投資事業有限責任組合287,100
2.52
株式会社ミロク情報サービス264,000
2.32
古谷 和雄240,000
2.11
中間貸借対照表
(単位:千円)株式情報
(2013年9月30日現在)中間損益計算書
(単位:千円) ※は社外役員 会社における地位 氏名 担当及び他の法人等の代表状況 代表取締役社長 平 野 洋 一 郎 CEO(最高経営責任者) CPO(最高製品責任者) 取締役副社長 北 原 淑 行 CTO(最高技術責任者) CIO(最高情報責任者) 取 締 役 齊 藤 裕 久 CFOコーポレート本部長(最高財務責任者) 取 締 役 宋 文 洲 ※ 常 勤 監 査 役 尾 崎 常 行 監 査 役 山 本 明 彦 ※ 監 査 役 佐 藤 明 夫 ※ 弁護士 執 行 役 員 油 野 達 也 営業本部長 執 行 役 員 黄 曦 公司福天(杭州)信息科技有限総経理 執 行 役 員 Sachin Mithal Infoteria America Corporation CEO役員の状況
大株主
(上位10名)株式の状況
過去最高となる売上高は、売上構成比で50
%を占めるライセンス売 上の大幅な伸長と、サービス/サポート売上の堅調な伸びによるもの です。 販売管理費は、海外子会社の増加により人件費が増加しているものの、 効率化により、前年同期比101
.0
%に抑えることができました。 投資に耐えうる潤沢な現預金と、70
%を超える自己資本比率により、 健全な財務を維持しております。 619 766 2014/3 2013/3 1,500 1,000 500 0 1,330 14 129 2014/3 2013/3 200 100 0 76 131 18 2014/3 2013/3 88 200 100 0 8 2014/3 2013/3 100 50 0 34 58 単位(百万円) ●中間 ●期末 個人・その他 97.86% 外国法人等 0.84% その他の法人 0.56% 金融機関 0.14% 証券会社 0.56% 自己名義株式 0.04% 所有者別分布状況 個人・その他 72.51% その他の法人 14.17% 金融機関 3.13% 証券会社 2.90% 自己名義株式 5.44% 外国法人等 1.85% 所有株数別分布状況財務データ
会社概要
(2013年9月30日現在) 商 号 インフォテリア株式会社/
Infoteria Corporation
設 立1998
年9
月 東 京 本 社 〒140−0014
東京都品川区大井1
丁目47
番1
号NT
ビル10F
TEL:03−5718−1250
西日本事業所 〒531−0001
大阪府大阪市北区梅田2
丁目4
番13
号 阪神産経桜橋ビル3F
TEL:06−6344−1065
資 本 金7
億3,585
万円 事 業 内 容XML
を基盤としたソフトウェアプロダクトの 開発・販売POINT
売上高
前年同期比123
.
6
%営業利益
前年同期比881
.
6
%経常利益
前年同期比693
.
9
%中間純利益
前年同期比665
.
1
%子会社情報
(2013年9月30日現在) Infoteria America CorporationInfoteria(Hangzhou)Information Technology Co., Ltd.
Infoteria China Co., Ltd. Infoteria Hong Kong Limited
〒140-0014 東京都品川区大井1丁目47番1号 NTビル10F TEL:03-5718-1250 ■株主メモ 事 業 年 度 毎年