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「体外での配偶子形成」にあたって

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Academic year: 2021

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第 19 回 麻布大学 生殖・発生工学セミナー 109

19回 麻布大学 生殖・発生工学セミナー

「体外での配偶子形成」にあたって

柏 崎 直 巳 ・ 伊 藤 潤 哉 麻布大学 獣医学部 動物繁殖学研究室

哺乳類の配偶子は,始原生殖細胞を起源として,

生殖腺で減数分裂を経て形成されます。この間にゲ ノムは半減し,性特異的なエピジェネティックな修 飾を受け,生殖系列特異的なイベントがおきる特殊 な過程であります。この過程を体外細胞培養系で再 現することは,配偶子形成のメカニズム探索するう えでも,さらには不妊症等の原因究明やその治療法 の開発,あるいは生殖・発生工学の観点からも非常 に意義深いものでもあります。

今回の本セミナーにお招きした講師の皆様は,この 分野で世界をリードする研究者で,小川 毅彦先生(横 浜市立大学)は体外での精子形成,平尾 雄二先生(農 研機構)は卵毋細胞の体外発育,林 克彦先生はiPS 胞を始原生殖細胞に分化誘導させることによる配偶 子形成,でたいへん顕著な研究業績を有しておられま す。講師の先生方から最新の研究成果をご紹介いた だき,これからの生殖・発生工学分野での展開を参加 者の皆様と一緒に考えていきたいと存じます。

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