奈良教育大学学術リポジトリNEAR
超音波寫眞の一方法(第一報)
著者 岡崎 良吉
雑誌名 奈良学芸大学紀要
巻 1
号 1
ページ 92‑92
発行年 1951‑03‑01
URL http://hdl.handle.net/10105/5236
・−92_
、超音波馬農の一方法(第一報)
岡 崎 良 書(物理学教室)
(1951年1月31日受領)
1・緒 言
超晋澱が物体の表面で反射或は物体内を透過したそ の状況を等眞に韻影するには、非球形粒子の音膠質学 的配向を應用したPofIL耳ANⅣの方法がある。叉試料を 透過した害俊を試
料上の液体に移 し、これを光で照 射して回折スペク トルを作るか或は 8cIIL甥肝頭注で映 像を作る方故があ る。筆者はこれと は全く別の方法を 試みた。
2.責敏活及 び結果 超音波が試料に よって反射され或 は試料を透過して 液面に達したとき
は、その各部の晋強度に應じて液面が隆哉する0この 液面按を通常の光源で照射して撮影するときは、液面
の凹凸による蔭の写眞を撮るのであって、微細な渋面 の状態を記録することは困難である(写眞1)0聾者は 液面を照射する光源の直前に多数の並行スリット或は 網目をおき、液面にこれの映像を作って極めて容易に 明瞭な写眞を撮ることが出来た。これでは超晋牧を受 けた液面の各部の歪が映像の歪となって現われる。
第5固版 画 版 耽
第1図は音源からの音波を直接試料に当てこれによ る反射波を撮る場合(写眞2.3)、第2図は被写体が音源 より大きい場合を着席して音源からの平面被を凸面鏡 で球面按に拡大して試料を照射する場合(写眞4・5・5)、
第3図はこの音波 が物体を透過して 出来た按を撮る場 合厚眞7・8・9)を 示す。
本実験に使用し た水晶発振子は厚 さ31nIll、径30Tlll11 の円板で、使用周 汲数は947K.C.及 び1894K.C.であっ たが、この程圧の 周波数の違いでは 像にその影響が見 られなかった。試 料は反射の場合は 12×19111−neの前 子板を、透過の場合は径201111mの円形コルク栓を使っ た(写眞7・8)。これではコルク栓で音波が吸収されて 透過しないから、写眞にそれが現われている。叉コル クの中央に荏81m−nの孔を穿ったもの(写眞9)では孔の 所を膏按が透過するから、それが写眞に現われている
試料の周緑を−暦明瞭に掘るには膏汲長の更に短い ものを使い、文書按レゾズを利用するのが艮いように 患われる0
嘲
奈良学重大学紀要 第1巻 第1号.1951年(昭和26年)3月1日