• 検索結果がありません。

論 文 内 容 の 要 旨

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "論 文 内 容 の 要 旨"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

氏名・(本籍)

学位の種類 学位記番号 学位授与の日付 学位授与の要件

学位論文題目

論文審査委員

五 十 嵐 越 郎(新潟県)

工  学  博  士

工博甲第  42  号 平成元年3月 2 2 日 学位規則第5条第1項該当

電子科学研究科 電子応用工学専攻

二足歩行ロボットの下位レベル適応歩行に関する研究

(委員長)

教 授 井 原 素 三

教 授 多 々 良 陽一

教 授 森 田 信 義 教 授 野 飼

■  −

⊂::コ

教 授 松 田   孝 教 授 市 川   朗

論 文 内 容 の 要 旨

原子力発電施設や海底一宇苗等′人間が作業を行うには危険な環境いわゆる極限環境において,人 間の代わりに作業を行うロボット(極限作業用ロボット)は様々な環境を移動する必要がある。従っ て一作業機能だけでなく移動機能に関しても十分な考慮がなされなければならない。このようなロボッ トに付加する移動機能の代表的なものとしては一環境適応性という点を重視した場合,跨ぎ動作等が 行える脚式移動が有利であると考えられる〇一九環境適応性とは様々な環境の変化に適応しながら 歩行することを意味しており′一般に適応歩行と呼ばれている0適応歩行は,1)環境認乱2)歩 行計軋3)歩行パターンの生乳4)軌道制札から成る階層構造をなしていると考えられている。

ここで上述の階層構造のうち一3)と4)のみで構成される歩行を特に下位レベル適応歩行と呼ぶこ とにする。

本論文では,人間が移動し易いように整備されている屋内を作業環境に想定することにより,脚式 移動である二足歩行を移動機能として取り上げた0そして適応歩行を行わせるための第一段階として,

二足歩行ロボットにより下位レベル適応歩行を実現することを目的に研究を進めている。但し,簡単 のため歩行運動は矢状面(進行方向を含む床に垂直な平面)内に限定する。

そこでまず初めに′二足歩行ロボットに対する力学解析及びその制御に関して,遊脚を振り出して 歩を進める単脚支持相と一蹴り動作を行い重心を進行方向に送り出す両脚支持相とに分けて考察を行っ

−158−

(2)

単脚支持相では′その運動方程式をラグランジュの運動方程式より誘導し′二足歩行ロボットの足 部が床面に固定されていないことにより生じる特有の力学的制約条件を導出する。そしてシミュレー

ションを行うことにより一この力学的制約条件が歩行運動において重要な役割を果たしていることを 示す0また力学的制約条件との関係から′動的制御が二足歩行ロボットの軌道制御に適していると考 え′実際に制御実験を行うことにより,その有効性を示す。

一万一両脚支持相は系の力学状態に制約条件が付加された閉ループリンク系を構成しており,この ような力学系の解析においては′系の力学状態の見通し易さや操作性を重視するという観点から力学 解析を行う必要があると考えられる0本論文では,以上の点を考慮して次の考え方に基づいた閉ルー プリンク系の解析法を提案する。

(Ⅰ)系の力学状態の見通し易さを考慮して一ダランベールの原理を用い,静的力と動的力を独立に 求め,それらの平衡の式より運動方程式を導出する。

(Ⅱ)系の力学状態の操作性を良くするため一静的力は各リンクに対する静的平衡の式から求めるこ とにする0その際一拘束条件を構造条件(閉ループリンク系を構成するための幾何学的条件)と軌道 条件(系の運動を指定するための条件0自由度の数に対応している)に分け,構造条件と静的力の間 の関係を明らかにしておく。

この方法は従来用いられてきたラグランジュ乗数を使肘る方法に比べ,系の力学状態の見通し易 さや操作性という点で優れているため,両脚支持相のような系の力学状態に制約条件が付加された閉 ループリンク系の解析には適していると考えられる0またノシミュレーション及び制御実験を行うこ とにより,本解析法の有効性を示している。

次に′下位レベル適応歩行のための歩行パターン生成法に関する考察を行う。本論文では,様々な 環埠に対する歩行パターンを簡単に生成するため′以下の考え方に基づく簡易化した歩行パターン生 成法を提案する。

(Ⅰ)代表的な環境(平坦軋配管環軋段差)に対して設定した基本歩行パターンを適当に調節し ながら組み合わせることにより,種々の歩行パターンを生成する。

(Ⅱ)基本歩行パターンは直接ジョイントに対する軌道として設定する。

(Ⅲ)単脚支持相では重力の作用を考慮して一3次関数で支持脚足首の軌道を与える。また両脚支持 相では一遊脚接地時の接地脚足首回りの角速度を利用した歩行パターンを設定する。

(Ⅳ)生成した歩行パターンの実現可能性は系に付加される力学的制約条件によ.?て判定する0 上記の考え方に基づいて歩行実験を行うことにより′この簡易化した歩行パターン生成法の有効性 を示した0更に二足歩行ロボットにより一平坦軋配管環嵐段差(上り,下り)及びこれらを組み 合わせた環境に対する矢状面内での歩行を実現した。

−159−

参照

関連したドキュメント

ダイキングループは、グループ経 営理念「環境社会をリードする」に 則り、従業員一人ひとりが、地球を

最近の電装工事における作業環境は、電気機器及び電線布設量の増加により複雑化して

問13 あなたの職種を教えてください? 

11 2007/11/19 原子炉圧力容器漏えい検査の準備作業において、原子炉格納容

原子力規制委員会 設置法の一部の施 行に伴う変更(新 規制基準の施行に 伴う変更). 実用発電用原子炉 の設置,運転等に

当該発電用原子炉施設において常時使用さ れる発電機及び非常用電源設備から発電用

  [ 外部環境 ] ・耐震化需要の高まり ・県内に非破壊検査業(コンクリート内部)を行うものが存しない   [

とりわけ、プラスチック製容器包装については、国際的に危機意識が高まっている 海洋プラスチックの環境汚染問題を背景に、国の「プラスチック資源循環戦略」 (令和 元年