平成２８年度事業状況
（◇：プロモーション、◆：招請事業、■：その他） １ 外客誘致推進事業 （1）旅行商品造成促進事業 ①台湾からの誘客事業の展開 平成 27 年５月に本県で開催された日台観光サミットを契機に、昨年５月に宜蘭県で 開催された同サミットへ出席し、本県の観光資源をＰＲするとともに、台湾観光関係 トップとの人的ネットワークをさらに強いものにした。 ８月には、東北六県・新潟県などとの合同トップセールスを実施し、旅行商品の造成 やチャーター便の運航に向けた働きかけを行った。その結果、平成２８年の県内での 台湾人宿泊者数は過去最高の 29,830 人となり、前年より約 5,000 人増加した。 ◆有力訪日旅行社のスキー場視察 春スキーツアー催行検討のために、月山スキー場や蔵王スキー場に有力訪 日スキー旅行社一行が視察に訪れた。さらなるスキー客の送客のために山形 のスキー場の魅力を伝えた。 ・実施日：平成 28 年４月 17 日（日）～４月 21 日（木） ・行 程：月山スキー場、蔵王温泉スキー場 ・参加者：旅行社 10 名、月山朝日観光協会、月山観光開発、 月山志津温泉「仙台屋」、蔵王温泉「つるや」、事務局 3 名 ■「2016 日台観光サミット in 宜蘭」の開催 日本と台湾の観光関係者のトップが一堂に会し、日台観光の現状報告と今 後に向けた相互交流拡大方策の意見交換を行う本会議が宜蘭県で開催され た。歓迎晩餐会等を通して、本県の誇る食や自然、精神文化等を紹介した。 サミットに先立ち、高雄市を訪問し、本県と同市との経済交流・文化交流 等における友好協力に関する覚書を締結した。 ・実施日 平成 28 年５月 18 日（水） 高雄市にて市長と面会 平成 28 年５月 19 日（木） 歓迎晩餐会 平成 28 年 5 月 20 日（金） 日台観光サミット 平成 28 年５月 21 日（土） 宜蘭県内視察 ・参加者：山形県知事、高雄市長、宜蘭県県長、台湾観光協会会長、 台湾交通部観光局長、日本観光振興協会長 等 約 200 名 ◇台北国際観光博覧会（TTE）の機会をとらえた台湾プロモーション 【日本観光振興協会東北支部連携】 台湾で夏期最大の旅行博である台北国際観光博覧会に出展し、グリーン期の情報発信を行った。 ・実施日：平成 28 年５月 20 日（金）～23 日（月） ・参加者：事務局３名、台湾観光コーディネーター ◇2016 台湾美食展出展による食を通じた台湾プロモーション 台湾観光協会主催の台湾美食展に出展し、山形のお米、芋煮、酒、農産物 など、「食」を通じた観光プロモーションを行った。 ・実施日：平成 28 年８月５日（金）～８日（月） ・場所：台北世界貿易センター ・参加者：事務局５名、台湾観光コーディネーター ■台湾における合同トップセールス事業【東北観光推進機構連携】 東北観光推進機構主催のトップセールス事業に参加し、東北・新潟の各県 知事や関係団体とともに、航空会社や観光事業者等に対して、豊かな食や温 泉、雪まつりなど本県の魅力をＰＲした。 トップセールスに先立ち、やまがた特命観光・つや姫大使を委嘱したほか、 セールス翌日には、宜蘭県政府を訪れ、山形県と宜蘭県との経済交流・文化 交流等における友好協力に関する覚書を締結した。 ・実施日：平成 28 年８月 22 日（月） やまがた特命観光・つや姫大使委嘱 平成 28 年８月 23 日（火） 合同トップセールス 平成 28 年８月 24 日（水） 宜蘭県にて県長と面会 ・訪問先：台湾総統府（蔡英文総統）、台湾立法院（蘇嘉全立法院長）、台湾 交通部観光局、台湾観光協会、中華航空、中華民国旅行商業同業 公会全国連合会 等 ・参加者：東北観光推進機構会長、東北６県知事 等 ◇台北国際旅行博（ITF）【日本観光振興協会東支部連携】 台北国際旅行博に出展し、本県観光のＰＲを行うとともに、日本観光振興 協会が主催する商談会に参加して商品造成を働きかけた。 ・実施日：平成 28 年 11 月 3 日（木）～７日（月） ・訪問先：11/3:商談会、11/4～7:台北国際旅行博 ・参加者：事務局１名、西川町１名、月山朝日観光協会１名 台湾観光コーディネーター ◇台湾における東北感謝イベントを通した訪日旅行プロモーション事業 【ＪＮＴＯ、東北観光推進機構連携】 ＪＮＴＯ及び東北観光推進機構が主催する日本東北六県感謝祭に参加し、台 湾の一般消費者に対する情報発信を行うとともに、旅行会社や航空会社等を対 象とした商談会に参加し、山形県の観光ＰＲを行った。あわせて、台北・台中 において東北観光セミナー及び商談会を実施し、商品造成を働きかけた。 ・実施日：平成 28 年 12 月７日（水）～11 日（日） ・参加者：協議会会員２名、事務局３名、台湾観光コーディネーター
◆宮城県、仙台市との連携による台湾留学生招請事業【宮城県・仙台市連携】 東北観光復興対策交付金を活用し、県、宮城県及び仙台市とそれぞれ連携して、 首都圏及び仙台市の留学生や台湾メディア等を招請し、山形県の観光資源ＰＲ及 び SNS を用いた情報拡散により認知度の向上を図った。 ・実施日： （秋）平成 28 年 10 月 14 日（金）～16 日（日）－仙台市連携 平成 28 年 10 月 28 日（金）～30 日（日）－宮城県連携 （冬）平成 29 年 2 月 3 日（金）～5 日（日）－宮城県連携、仙台市連携 ・行程： （秋）山寺立石寺、天童観光果樹園、銀山温泉、肘折温泉、 最上川船下り等 （冬）上杉博物館、蔵王樹氷見学、蔵王温泉、文翔館、 やまがた雪フェスティバル等 ・招請者： （秋）県・宮城県連携-台湾人留学生 28 名、ブロガー２名 県・仙台市連携-台湾人留学生 25 名、ブロガー１名 （冬）県・宮城県連携-台湾人留学生 28 名、ブロガー２名 県・仙台市連携-台湾人留学生 18 名、メディア１名 ②香港からの誘客事業の展開 風評払拭のための安全情報の発信に努めるとともに、大型チェーン小売店舗 を活用した誘客事業を行った。 ◇香港国際旅遊展（ITE2016）【東北観光推進機構連携】 香港で開催される旅遊展「ITE2016」に出展し、東北の情報を発信、また、 安全性等についてＰＲするとともに、香港の主要旅行会社、航空会社等を訪 問し、旅行商品造成の働きかけを行った。 ・実施日：平成28年６月14日（火）～19日（日） ・訪問先：６/14、15:旅行会社等訪問、６/16～19:香港国際旅遊展
（Miramar Travel、EGL、Morning Star、PKG、Cathay Dragon、 Goldjoy Holidays、Travel Expert）
・参加者：香港観光コーディネーター ■７５９阿信屋とのタイアッププロモーション ドラマ「おしん」に由来し、現在香港で 200 店舗を超える小売店舗「阿信 屋」のネットワークを活用した観光ＰＲを行った。 ・実施期間：平成 29 年２月～３月 ・事業内容：阿信屋における本県の観光ＰＲのキャンペーンの実施 県観光パンフレットの配布、本県の観光資源を印刷したショッ ピングバッグの作成や店内へのミニのぼりの設置等 ③中国からの誘客事業の展開
近年、中国で人気が高まっているスキー等の特定分野を中心とした誘客事業 を展開するとともに、上海観光コーディネーターと連携し県内観光素材を活用 した商品造成の働きかけに努めた。 ◇東北スキープロモーション 【青森県・岩手県・民間事業者・東北観光推進機構等連携】 他県・民間事業者等と連携し、蔵王温泉スキー場等の認知度向上と誘客促 進を図るため、大連と北京において、旅行会社やスキー愛好者を対象とした 観光セミナー等を開催した。あわせて、旅行エージェントや航空会社を訪問 し、旅行商品造成、販売促進等を依頼した。 ・セミナー：平成 28 年９月 10 日（土）（大連）、11 日（日）（北京） ・セールスコール訪問：平成 28 年９月９日（金）（大連）、12 日（日）（北京） ・参加者：協議会会員１名、ハルビン事務所職員 ◆中国エージェント招請事業 上海観光コーディネーターと連携し、現地旅行会社の招請を行い、本県へ の誘客促進を図った。 ・実施日：平成 28 年 11 月９日（水）～13 日（日） ・行程：蔵王温泉宿泊、山寺、銀山温泉、天童温泉宿泊、最上川舟下り、 相馬樓、山居倉庫、あつみ温泉泊、加茂水族館、羽黒山、古澤酒造、 上山温泉泊 ・招請者：北京携程太美国際旅行社 １名 ◆スキーエージェント招請事業【東北観光推進機構連携】 蔵王温泉スキー場等へ現地有力エージェント及びメディア関係者を招聘 し、スキーコンテンツを体験してもらい旅行商品の造成を働きかけ、現地Ｓ ＮＳなどを通じて一般消費者への情報発信を行った。あわせて、商談会に参 加した。 ・実施日：平成 29 年２月 12 日（日）～18 日（土） （県内行程：２月 13 日（月）～14 日（火）） （商談会：２月 13 日（月）） ・行 程：蔵王温泉スキー場、樹氷観賞 等 （商談会：ホテルメトロポリタン仙台） ・招請者：旅行エージェント４名 ◇北京観光プロモーション ＪＮＴＯ北京事務所主催のＢtoＢ観光商談会で本県の観光資源や交通ア クセス等の説明を行った。あわせて、消費者向け観光資源の情報発信・ＰＲ を目的として、「日本旅游展 in 北京」に出展し、本県のＰＲ、日本酒の試 飲を行った。 ・実施日：平成 29 年２月 17 日（金） ＢtoＢ観光商談会 18 日（土）～19 日（日） 日本旅游展 in 北京
・参加者：県職員（ハルビン事務所）１名 ④ＡＳＥＡＮからの誘客事業の展開 平成 25 年７月から査証が免除されるとともに、近年、訪日外客数が大幅に 増加し、今後有望な市場であるＡＳＥＡＮ（タイ、シンガポール、マレーシア等） を対象に、誘客事業を展開した。 ■シンガポール有力旅行会社及びメディアとのタイアップ情報発信事業 シンガポールの富裕層向け旅行会社「フォロミージャパン社」及び現地メ ディア会社「カレイドスコープ社」を招請し、山形県 PR 用の動画を制作し た。動画は、フォロミージャパン社が現地で実施する旅行セミナー等で一般 消費者向けの情報発信に使用された。 ・実施日：平成28年６月22日（水）～24日（金） ・行 程：銀山温泉、最上川舟下り、致道博物館、羽黒山、オリエンタルカ ーペット、山寺、さくらんぼ狩り等 ・招請者：フォロミージャパン社 西村理佐社長 カレイドスコープ社 カメラマン２名 ◇シンガポールにおける山形県プロモーション シンガポール最大手の旅行会社であるチャンブラザーズ社が開催した旅行フェ アに参加し、本県観光をＰＲするとともに、シンガポールの旅行会社を訪問 し、情報収集及び旅行商品の造成を依頼した。 ・実施日：平成 28 年７月 31 日（土）～８月２日（火） ・訪問先：7/31:シンガポールチャンブラザーズトラベル 50 周年フェア、 ８/１・２:旅行会社訪問（プライム社、シンガポール Apple 社、 JTB シンガポール、チャンブラザーズ社）等 ・参加者：協議会会員１名、事務局１名、クレアシンガポール事務所山形県 駐在員１名 ◇シンガポールを対象とした山形県プロモーション 全日本空輸株式会社アジア・オセアニア室主催のメディア招請に JNTO シン ガポール事務所と共に協力し、シンガポール国内での山形県の情報発信を図 った。 ・実施日：平成 29 年１月 23 日（月）から１月 24 日（火） ・行 程：蔵王、銀山温泉 ・招請者：メディア（ブロガー、撮影隊）３名、ANA１名、JNTO１名 ◆タイ有力メディア招請【仙台市連携】 東北観光復興対策交付金を活用し、仙台市と連携してタイの有力メディア を招請し、タイ国内への情報発信及び両地域への誘客拡大を図るため、秋及 び冬の県内観光施設を視察した。
・実施日：（秋）平成 28 年 10 月 19 日（水）～10 月 21 日（金） （県内日程：10 月 19 日、20 日） （冬）平成 29 年２月３日（金）～２月５日（日） （県内日程：２月４日、５日） ・行 程：（秋）加茂水族館、山居倉庫、羽黒山 等 （冬）雪遊び体験、樹氷ライトアップ見学、やまがた雪フェス ティバル、銀山温泉 等 ・招請者：We love to go ３名 ◇タイ及びシンガポールにおける山形県プロモーション 【東北観光推進機構連携】 タイ国際旅行博覧会（TITF）に参加し本県観光をＰＲするとともに、東北 観光復興対策交付金の事業の一環として山形県単独で現地旅行会社を訪問 し、県内体験型観光商品等のを紹介して、旅行商品の造成依頼を行った。 ・実施日：平成 29 年２月 15 日（水）～23 日（金） ・訪問先：2/15～19: タイ国際旅行博覧会（TITF）
2/20、21:タイ旅行会社訪問（SBA Travel、Siam Orchard Group、 QUALITY EXPRESS等 ８社） 2/22、23：シンガポール旅行会社訪問（Follow Me Japan、Sino America Tours、HIS、JTB等 ９社） ・参加者：事務局２名、クレアシンガポール事務所山形県駐在員１名 ⑤韓国からの誘客事業の展開 スキー、トレッキング等の特定分野を中心とした誘客事業を展開するととも に、韓国観光コーディネーター及び戦略的情報発信員と連携し、県内観光素材 を活用した商品造成の働きかけに努めた。 ◇韓国における山形県プロモーション事業【宮城・山形観光推進協議会連携】 韓国最大手旅行会社のハナツアーが主催・運営する旅行博覧会に宮城県と 共同出展し、旅行商品の販売と合わせて、宮城・山形の観光資源のＰＲを行 った。あわせて、現地旅行会社及び観光関係機関を訪問し、宮城・山形を中心と した東北地方の観光ＰＲや商品造成の働きかけを行った。 ・実施日：平成 28 年６月９日（木）～14 日（火） ・訪問先：6/9～12 ハナツアー旅行博（HITS2016） 6/13,14 観光関係機関訪問 ＪＮＴＯソウル事務所、アシアナ航空、ハナツアー、韓進観光、 ロッテ観光開発、旅行博士、J HOLIDAY、ブラボージャパン、HODO レポーツ、韓国コーディネーター・ブライトスプーン 等 ・参加者：事務局１名
◆韓国スキープロモーション事業【宮城・山形観光推進協議会】 スキー及び樹氷、温泉、日本食等の観光素材を組み入れた山形・宮城両県 の冬の観光資源の紹介をしながら、旅行商品の造成促進及びスノーブランド の情報発信を行った。 ・実施日：平成 29 年２月 15 日（水）～18 日（土） ・行 程：蔵王温泉、蔵王樹氷ライトアップ見学、スキー体験 等 ・招請者：旅行会社３名、メディア１名、宮城県ソウル事務所１名 ⑥オーストラリアからの誘客事業の展開 ウィンターリゾートの情報発信に加え、豪州で好まれる精神文化に訴求し、 日本遺産登録の出羽三山参りをメインコンテンツとして、グリーン期の自然・ 温泉・食などを組み合わせた本県ならではの観光の魅力をＰＲするとともに、 羽田乗継便の利便性を喚起し、新規誘客の開拓を含めた誘客事業を行った。 ◇豪州旅行博出展に伴う情報発信事業【東北観光推進機構連携】 シドニーでのスノー・トラベル・エキスポに参加し、本県観光資源を一般 旅行者にＰＲするとともに、現地旅行会社を訪問し、次のシーズンに向けて の旅行商品造成、販売促進等を依頼した。 ・実施日：平成 28 年５月 29 日（日）～６月１日（水） ・訪問先：5/29:スキー博、5/30:ＪＮＴＯ主催セミナー、
5/31～6/1:旅行会社訪問（Pitt Travel、NIPPON TRAVEL AGENCY、 JTB AU、Trans Orbit、ALL JAPAN SKI、Travel Plan）
・参加者：協議会会員１団体 ◆豪州旅行会社等招請事業 これまで冬季のスキーを中心としたプロモーションを行ってきたが、新た にグリーン期における旅行商品の造成促進及び情報発信を図るため、豪州の 旅行会社及びメディアを招請し、精神文化や自然・温泉・食など本県ならで はの観光の魅力をＰＲした。 ・実施日：平成 28 年９月 17 日（土）～19 日（月） ・行 程：銀山温泉、最上川舟下り、相馬樓、山居倉庫、加茂水族館、致道 博物館、羽黒山（山伏体験）、湯殿山神社、蔵王温泉 等 ・招請者：旅行会社２名、メディア１名 ⑦教育旅行 山形県教育旅行誘致委員会と連携し、台湾を最重点地域とした誘致事業を行 った。 ◆台湾教育旅行誘致事業【山形県教育旅行誘致委員会連携】 台湾からの教育旅行の誘致のため、台湾教育旅行現地商談会への参加及び 関係者の招請事業を実施し、県内観光事業者及び教育関係者との情報交換会、 学校間交流のため県内学校の視察等を行った。
・商談会等：５/24（高雄市）、６/14～16（台中市及び台北市）、10/４（東京都） ・招 請：10/４～10/８（県内日程：10/６～10/７） 11/26～12/１（ 〃 ：11/29） 視察先：阿久津八幡神社、中野観光果樹園、銀山温泉、東桜学館等 招請者：台湾の高等学校校長等 10 名 ⑧その他 ◇日本遺産記念コンサートを活用したインバウンド誘客 【やまがた観光キャンペーン推進協議会連携】 平成 28 年４月に出羽三山が日本遺産に認定されたことを記念して開催さ れた「出羽三山シンフォニー」に、韓国からの旅行ツアー、海外メディア及 び観光コーディネーター等を招聘し、精神文化の情報発信を行った。 ・ 実施日：平成２８年１０月１０日(月・祝) １５時から（２時間） ・ 会 場 ： 出羽三山神社（三神合祭殿前広場） ・ 内 容 ： 山形交響楽団コンサート（フルオーケストラ） ・ 来場者数 ： 約８００人（うち外国人観光客等 約３０人） （外国人観光客の内訳） 韓国ツアー客、台湾・香港・中国・シンガポール・韓国・豪州・フラン スのメディア・コーディネーターなど （2）海外広報宣伝事業 ■繁体字の Facebook による情報発信事業 本県の重点市場である台湾及び香港をメインターゲットに、国民の半分以 上が利用するなど、社会への強い影響力を持っている Facebook を活用し、 本県の知名度、観光イメージアップを図るための情報発信を行った。 ・アカウント名：「Visit Yamagata－日本山形」 https://ja-jp.facebook.com/yamagata.japan ・フォロワー数：54,603 人（29 年５月 25 日現在）前年比 25,780 人増
■タイ語の Facebook による情報発信事業 近年訪日旅行社数の伸びが目覚しいタイにおいても多くの国民が利用す るなど、社会への強い影響力を持っている Facebook を活用し、本県の知名 度、観光イメージアップを図るための情報発信を行った。 ・アカウント名：「Visit Yamagata」 https://www.facebook.com/yamagatajapan.thai ・フォロワー数：24,616 人（29 年５月 25 日現在）前年比 12,491 人増 （3）会員市町村職員の海外への派遣 会員市町村職員を海外で実施する観光プロモーション事業に派遣した。 （4）山形県インバウンド相談会・情報交換会の開催 県が設置する台湾、香港、上海、韓国の現地コーディネーター等とシンガポー ル駐在員を招請し、国観協会員とのインバウンド相談会を２月に開催した。本県 の最近の動向や、各市場別動向や現地情報の収集、効果的なプロモーションの手 法など説明のあと、個別相談会を実施し、今後のインバウンド事業の参考となる 多数のを受け、参加者からは好評を得た。 ・日 時：平成２９年２月４日（土) １５：３０～１７：３０ ・会 場：ホテルメトロポリタン山形３階 朝日 ・参加者：台湾現地コーディネーター（日僑文化事業股份有限公司)鈴木 孝幸 香港観光コーディネーター（佳日遊有限公司)伏原 健一郎 上海観光コーディネーター（上海贇遊広告有限公司）倉本 省吾 韓国戦略的情報発信員（元県ソウル事務所所長代理） 全 敏志 時 期 派遣事業 派遣市町村 平成 28 年 11 月４日～７日 台北国際旅行博 ITF2016 西川町 平成 28 年 12 月９日～11 日 東北六県感謝祭（台湾） 河北町
シンガポール山形県駐在員（クレアシンガポール事務所） 永井 健 県内観光事業者等 12 名 ２ チャーター便誘致事業 トップセールスでの訪問活動、チャーター便運航の働きかけにより、平成 28 年 度は計 20 便の運航が実現した。 また、チャーター便を運航する航空会社や、チャーター便を利用する旅行商品を 造成する旅行会社等に支援を行うとともに、チャーター便の県内空港到着時には、 歓迎行事を行った。 平成２８年度山形県インバウンドチャーター便運航実績 《山形空港》 計 18 便（入国 9 便、出国 9 便） 《庄内空港》計 2 便（入国 1 便、出国 1 便） ■県内空港へのチャーター便を運航する航空会社に対する支援 本県空港を利用するインバウンドチャーター便を運航する航空会社に対 して、減免後の着陸料相当額を支援し、着陸料を実質無料化（２分の１は減 免、残り２分の１を支援）するとともに、搭乗者１名あたり 1,000 円を助成。 ・助成対象旅行者：１，０５３名（前年比１，３４４人減） ■県内空港へのチャーター便を利用する旅行商品を造成する旅行会社に対す る支援 本県の空港を利用するインバウンドチャーター便を活用して本県に宿泊 する旅行商品を造成する旅行会社に対する支援。 ・支援内容：県内に１泊する旅行商品の場合：送客１名あたり 1,000 円 県内に２泊する旅行商品の場合：送客１名あたり 3,000 円 運航日 航空会社 桃園→山形 山形→桃園 搭乗人数 搭乗率 搭乗人数 搭乗率 H28.4.16 中華航空 149 94.9% 136 86.6% H28.4.17 中華航空 150 95.5% 138 87.9% H28.4.18 中華航空 125 79.6% 122 77.7% H28.10.17 中華航空 138 87.9% 35 22.3% H28.10.18 中華航空 143 91.1% 49 31.2% H28.10.19 中華航空 150 95.5% 52 33.1% H28.11.6 中華航空 78 49.7% 147 93.6% H28.11.7 中華航空 42 26.8% 149 94.9% H28.11.8 中華航空 78 49.7% 146 93.0% 運航日 航空会社 搭乗人数 仁川→庄内 搭乗率 搭乗人数 山形→庄内 搭乗率 H28.9.14 大韓航空 158 99.4% フェリー - H28.9.17 大韓航空 フェリー - 158 99.4%
県内に３泊する旅行商品の場合：送客１名あたり 3,000 円 ※以降１泊増えるごとに 1,000 円を加算。 ・助成対象旅行者：４０３名（前年比１，３５０人減） ■他県空港を利用し、県内に宿泊する旅行商品を造成する旅行会社に対する支 援 他県空港を利用し、県内に宿泊する旅行商品（同一ツアーで延べ 10 人以 上の送客があること）を造成する旅行会社に対する支援。 ・支援内容：県内に１泊する旅行商品の場合：送客１名あたり 1,000 円 県内に２泊する旅行商品の場合：送客 1 名あたり 2,000 円 ※以降１泊増えるごとに 1,000 円を加算。 ・助成対象旅行商品： ６，３６２名（前年比１，６５１人増） １３，７５７人泊（前年比５，９４０人泊増） 台 湾 ３，８３７人（８，１１３人泊） 韓 国 １，６９４人（４，４０７人泊） 中 国 ３４６人（５９４人泊） 香 港 ４５人（４５人泊） ＡＳＥＡＮ ４０４人（５２６人泊） 米 国 ３６人（７２人泊） ■他県空港を利用し、県内に宿泊する旅行者に対する支援 県外空港を経て入国した観光客を、入国日に県外空港から県内宿泊地まで 送迎する、あるいは帰国日に県内宿泊地から県外空港まで送迎するため、借 上げバス・タクシーを手配（同一車両に４名以上の利用）した旅行会社もし くは宿泊施設に対する支援。 ・支援内容：１日あたりの受入人数に応じて次の額または、手配に要した経 費のいずれか低い額を助成。 受入人数 ４～６人 ７～12 人 13 人～ 支援金額 30,000 円 35,000 円 40,000 円 ・助成対象旅行者：３０名（２１４名減） ３ 外客受入態勢の整備等 （1）インバウンド受入協議会への支援 県内各地域における外国人観光客の受入態勢整備を図るために行う事業に対 して支援を行った。 ①置賜インバウンド促進会議 事業内容：台湾観光客誘客のためのプロモーション ②蔵王温泉外国人観光誘客促進協議会 事業内容：中国語（繁体字、簡体字）版パンフレットの作成 ③庄内観光コンベンション協会 事業内容：英語版ＨＰの作成、外国人観光客受入セミナーの開催
④一般社団法人みちのくインバウンド推進協議会 事業内容：タイメディア・旅行会社の招請 ⑤月山朝日国際観光誘客受入協議会 事業内容：モーグルスキーキャンプの受入れ、送迎手段の確保 等 ⑥飯豊町台湾インバウンド受入実行委員会 事業内容：台湾人観光客の雪遊び体験受入れのための環境整備 等 ⑦上山市インバウンド推進協議会 事業内容：外国人観光客受入れに係る研修会 等 （2）定期的な情報提供 会員向けに、Ｅメールなどを活用して、日本政府観光局（ＪＮＴＯ）などから の外国人観光客の受入れに役立つ情報（「ＪＮＴＯニュースフラッシュ」等）を 定期的に提供した。 （3）国内広報宣伝事業（Facebook による情報発信事業） 広く県民に外国外国人観光客の誘客取組みを伝えるために、本年 1 月より、 Facebook を活用して情報発信を行った。 ・アカウント名：「Visit Yamagata」 https://www.facebook.com/Visit-Yamagata-939134322889611/ ・フォロワー数：578 人（29 年５月 25 日現在） ４ 各団体との連携 （1）JR 東日本仙台支社との連携
◆Japan Travel Guide アプリプレゼントキャンペーン
県内主要駅の観光案内所で「Japan Travel Guide アプリ」を提示した外国人観 光客に旅の思い出としてノベルティの配布を行った。 ・提供場所：山形、新庄各駅の観光案内所 ［県内の観光案内所である程度英語で対応できる場所］ ･ノベルティ：ピンバッジ （2）栃木・南東北国際観光テーマ地区推進協議会との連携 栃木、福島、宮城、山形の４県及び関係団体で組織している「栃木・南東北国 際テーマ地区推進協議会」（Ｈ28 年度事務局：山形県インバウンド・国際交流推 進課）に引き続き賛助会員として参加した。
・タイ旅行エージェント招請事業 実施日：平成 28 年６月１日（水）～６日（月） （県内日程：６月４日、５日） 行 程：上杉伯爵邸、染織工房わくわく館、高畠ワイナリー、さくらんぼ狩 り体験、山寺 招請者：旅行会社２名 ・タイメディア招請事業 実施日：平成 28 年７月５日（火）～12 日（火） （県内日程：７月 11 日、12 日） 行 程：さくらんぼ狩り体験、佐藤繊維、銀山温泉、こけし絵付け体験、最 上川舟下り、羽黒山 招請者：メディア３名 ・パンフレット製作事業 ４県の観光コンテンツをまとめたパンフレットを制作し、FIT フェア及びタイ国際旅 行博（TITF）にて配布した。制作部数：8,000 部 ・FIT フェア出展及びセールスコール
JNTO が主催する「Visit Japan FIT Travel Fair 2016 Winter」に出展し、 4 県の魅力を PR した。また、フェア開催前には現地旅行会社を訪問し、プロモー ション及び意見交換を行った。
実施日：平成 28 年 11 月 23 日（水）～27 日（日）
訪問先：11/23、24：タイ旅行会社訪問（SBA Travel、Apple Japan、VTG Travel、 JTB Thailand、Quality Express（Go Holiday）等 ８社） 11/25～27：Visit Japan FIT Travel Fair 2016 Winter （3）東京都との連携 2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会とさらにその先を見据え、 東京と東北地域の魅力的な観光ルートを海外に広く発信し、両地域への外国人個 人旅行者の誘致を促進するために、発信力のある国内外在住の外国人を招聘し観 光ルートの取材を実施した。 ・実施日：平成 28 年９月 12 日（月）～17 日（土） （県内日程：９月 15 日・16 日） ・行 程：東光の酒蔵、山寺、かみのやま温泉、蔵王お釜、フルーツ狩り ・招請者：シンガポール（国内在住メディア１名、国外在住メディア１名） ・情報発信：特設ページ、被招請者の保有媒体及び連携先のホームページ等に おいて、体験記、観光スポット、観光ルート等を発信した。
（4）ＪＮＴＯとの連携 独立行政法人国際観光振興機構（ＪＮＴＯ）が実施する「台湾訪日市場振興支 援特別事業」に引き続き参加し、台湾からの観光客の誘致を促進するための情報 提供や支援を受けた。 ５ 会議の開催 ■平成 28 年度 幹事会 開催日：平成 28 年６月 15 日（水）14;00～14:45 会 場：山形グランドホテル「白鳥」 出席者：１１名 ■平成 28 年度 総会 開催日：平成 28 年６月 15 日（水）15:00～16:30 会 場：山形グランドホテル「サンリヴァ」 出席者：４７名
