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A Design Study on the Developing In-page Data-based Persona for Web Service

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Academic year: 2021

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

A Design Study on the Developing In-page Data- based Persona for Web Service

李, 志顯

http://hdl.handle.net/2324/2236236

出版情報:九州大学, 2018, 博士(芸術工学), 課程博士 バージョン:

権利関係:

(2)

(様式6-2)

氏 名 李 志顯

論 文 名 A Design Study on the Developing In-page Data-based Persona for Web Service

(Webサービス向けページ内のデータベースPersonaの開発に関するデ

ザイン研究)

論文調査委員 主 査 九州大学 教授 富松 潔 副 査 九州大学 准教授 田村 良一 副 査 九州大学 准教授 牛尼 剛聡

論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨

本研究はwebデザインツール開発をベースとした研究である。研究の目的は、ユーザがwebペ ージを閲覧する行動データに基づく新しいペルソナモデルの開発である。ユーザが web ページを 閲覧する際のマウスカーソルの移動パターンを行動データとして自動的に収集してユーザの閲覧 行動を分析するものである。行動データの分析から同様の行動パターンを持つユーザを分類してペ ルソナモデルを作ろうとするものである。このようにページの閲覧行動データに基づいたペルソナ モデルを用いて web ページの設計ツールを開発することを目的とする。行動データを分析するツ ールとして筆者が開発に携わったツールBeusableを用い、ページ閲覧行動データに基づいたペル ソナモデル開発に発展、展開させた。

論文は全7章で構成されている。

第1章は序論で、webデザインにおいて従来のペルソナモデルには限界があり、著者自身が新し いペルソナモデルを開発することが必要であると感じたことを研究の動機として述べている。

第2章は研究の背景を概説している。インターネットとWWW、ウェブサービスの革新、ウェブ サービスにおけるユーザエクスペリエンスデザイン、ユーザエクスペリエンス研究、ユーザ行動の 分析などについて述べている。

第3章では従来のフォーマルなペルソナモデルの利点と限界について述べている。従来のフォー マルペルソナについて定義とメリット、フォーマルペルソナを構成する要素、フォーマルペルソナ の組み立て方について説明している。次に簡略化したプロトペルソナについて説明し、フォーマル ペルソナとプロトペルソナの長所短所を比較している。

第4章では Web ページにおけるユーザの閲覧行動を分析することで組み立てる新しいデータベ ースペルソナの概念について説明している。ウェブサービスの伝統的な分析方法、グーグルアナリ ティクスを用いた分析方法などについて述べた後に、予備的な研究として開発したウェブサービス のページ内分析ツールについて、独自にデザインした「Beusable」のコンセプトと視覚的な表現を 説明し、ユーザテストの結果を報告している。

第5章ではウェブサービスデザインのためのインページ・データベースペルソナについて説明し ている。インページ・データベースペルソナのコンセプト、ターゲットとプロセス、キーファクタ

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ーの定義、モデル化とサンプルを示し、モデリングのガイドラインを示した。

第6章では開発したインページ・データベースペルソナの評価を行なっている。ペルソナモデル の評価方法について説明し、エキスパートユーザによるテーマに沿ったインタビュー分析を行なっ た結果から有効性を評価分析しペルソナの改善を行なった。

第7章では結論と今後の展開について述べている。ユーザが Web ページを閲覧する閲覧行動を 分析し、行動データの分析から同様の行動パターンを持つユーザを分類してペルソナモデルを作る ことができた。エキスパートユーザによるテーマに沿ったインタビュー分析の結果から質的データ に基づく従来のペルソナと比較検証し本提案の有効性を確認できた。ページの閲覧行動データに基 づいた、有効なペルソナモデルを用いてwebページを設計することが可能となった。

論文審査の結果として、本論文は博士(芸術工学)の学位に値する。

参照

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