• 検索結果がありません。

麟研究部門の大幅改組

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "麟研究部門の大幅改組"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

麟研究部門の大幅改組

 一

ュース

 この3月に、第1期中期計画が終了しました。中 期目標・計画のもと、年度計画を立て、自己点検評 価をおこない、外部評価を受けるという5年間でし た。この間の全体的な総括と、現在、奈良文化財研 究所が置かれた状況を踏まえ、新年度にあたり、研 究部門の改組をしました。

 奈文研は、奈良や京都の寺社をはじめとする日本 の文化財保護に役立てるために、さまざまな分野の 専門家が集い、実物に即した総合的で学際的な研究 をおこなう組織として出発しました。この基本は今 でも変わりませんが、平城宮跡解明の発掘調査を開 始してからは、その勢力の多くを発掘に振り向けて きました。高度経済成長下、全国的にも発掘の比重 が高まるなか、奈文研に対しても埋蔵文化財分野で の主導的役割が要求されました。 しかし、今日、埋 蔵文化財をとりまく情勢が様変わりし、平城宮跡も

世界遺産に登録されました。もちろん、まだまだ解 明の進んでいない飛鳥藤原宮跡など課題も多くあり ますが、その方向性を見直す時期になっています。

 なかでも、特に遺跡の整備活用が、近年強調され るようになってきました。保存された遺跡や蓄積さ れた膨大な遺物を、もっと国民に還元し、豊かなま ちづくりや村おこしにも役立てようではないか、と の声が強くなってきたのです。

 文化財の概念に新たなジャンルも加わりました。

たとえば文化的景観の保全です。生産遺跡や村落風 景などと一帯となったこの分野も研究所が担うべき 新たな研究課題です。

 さらに中国・韓国との国際共同研究や文化財保護 の国際支援の急速な拡大部あります。現在、アンコ ールワット遺跡やバーミヤン遺跡などの保護支援を おこなっていますが、研究所の技術が国際的にも高 く評価され、支援に対する期待の強さを痛感します。

−1−

No.2j ノ

yjn°2006

;.,a−

Sノ',こ,,

奈良文化財研究所

〒63(>-8577奈良市二条町2丁目9-1 http://www.nabunken.Jp/

 人員増や予算増がのぞめない行革の時代に、一方 では、新たな事業がどんどん入ってくる。文化財保 護のために不可欠な基礎研究を堅持しつつ、どのよ 引こ新しい期待に応えていくか。その一つの答えを 私たちは思い切った研究組織の改編に求めたのです。

 組織改編の狙いは、一口で言って、新たな研究事 業に対応できる柔軟な組織づくりです。そのため、

定員を室ではなく部に配属するなどの基本的な改革 をおこないましたが、目に見える主な改組は以下の ようです。まず最初に、平城宮跡と飛鳥藤原宮跡の 両調査部を一つにし、研究員が必要に応じて容易に 移動できるようにする。 2番目に、企画調整部を新 設し、国際支援のような東京文化財研究所と共同で おこなう事業に対応する。 3番目に、文化遺産部に

景観研究の担当室を新設する。4番目に、埋蔵文化 財センターを発掘調査支援技術や保存技術の開発を 主とした考古科学的事業に特化し、発掘技術者研修 は、埋文センターだけでなく研究所全体で担う、な どです。

 意図通りにうまく機能できるように、研究所員一 同、意識改革し、努力していく覚悟でおります。皆 様のご理解と、今後とも変わらぬご支援をお願いし ます。      (所長 田辺征夫)

管理部 企画調整部

文化遺産部 所長

都城発掘調査部  し副部長

埋蔵文化財センター

 ̄し

 ̄レ

飛鳥資料館

 (略) 企画調整室 文化財情報研究室 国際遺跡研究室 展示企画室 写真室 歴史研究室 建造物研究室 景観研究室 遺跡整備研究室 考古第一研究室 考古第二研究室 考古第三研究室 史料研究室 遺構研究室 保存修復科学研究室 環境考古学研究室 年代学研究室 遺跡一調査技術研究室 学芸室

改組された研究部

参照

関連したドキュメント

今年度の研究室の考古学的活動の成果をできるだけ取り込むこととし、

﹁書評高橋一夫著古代東国の考古学的研究﹂﹁季刊

 国立歴史民俗博物館研究報告  第 151 集  009 年 3 月 

大学研究推進機構 先進科学・イノベーション研究センター エネルギー材料化学部門 安部研究室. <ホームページ

科目名 仏教考古学 期間 前期 担当教員 ☆元興寺文化財研究所(狭川真一) 単位数 2 単位 配当年次 2-4. テーマ

 本研究集会は、考古学・文献史学・建築史学・歴

 今回は、昨年度の墨書土器をめぐる研究集会を受

狐塚古墳群 西谷正「日本古代の土器に刻まれた初期の文字」九州大学文学部九州文化史研究施設