リポソームと細胞の相互作用( DDS への応用)
石田竜弘・際田弘志
*徳島大学 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 薬物動態学分野 〒
770-8505
徳島県徳島市庄町1-78-1
Interaction of Liposomes with Cell Membrane
Tatsuhiro Ishida and Hiroshi Kiwada
*Department of Pharmacokinetics and Biopharmaceutics, Institute of Health Biosciences, the University of Tokushima 1-78-1, Sho-machi, Tokushima 770-8505, Japan
A number of studies have appeared recently on the underlying mechanism of liposome-cell interactions under in vitro conditions, in which isolated cell populations or cell lines were used. However, our knowledge of how lipo- somes interact with cells, how liposomal physicochemical properties such as size, charge or fluidity, influence the interactions and the parameters that influence this in vivo is limited. We will summarize and discuss the relevant studies on this matter in this review.
Key words : liposome
/cell
/interaction
/drug delivery system (DDS)
はじめに
リポソームは,両親媒性のリン脂質を水系に分散 させることで形成される脂質二分子膜の閉鎖小胞
(
Fig. 1
)で,水溶性・脂溶性低分子から核酸やタンパクなどの機能性高分子までを安定に包埋可能であ り,生体内に投与された際にこれら包埋された機能 性分子を生体による分解・代謝などから保護すると ともに,非特異的な分布を抑制(毒性の軽減)し,
選択的に目的とする組織に送達する(効果の向上)
こ と が 可 能 で あ る こ と か ら , 薬 物 送 達 シ ス テ ム
(
drug delivery system; DDS
)のキャリアーとして期 待され,既にいくつかの製剤が臨床応用されている(
Table 1
).リポソームは生体膜に極めて性質が類似している ため,細胞-細胞間,ウイルス・細菌-細胞間など の相互作用を理解する目的でも利用されてきた.特 にリポソームと細胞間の相互作用は,生体内投与後
の動態,目的部位に集積後の薬物の放出,標的細胞 内への移行に影響を与える.したがって,これらの 検討から得られた知見は,
DDS
キャリアーとしてリ ポソームを利用する際においても,非常に重要で ある.リポソームと細胞間の相互作用メカニズムを整理 すると以下の
3
種類に大別できる(Fig. 2
).① リポソームの細胞表面への吸着および結合
② エンドサイトーシスあるいはファゴサイトーシス によるリポソームの細胞内への取り込み
③ リポソーム膜と細胞膜との融合
これらのうちどの様式をとるかは,細胞の種類や リポソームの物理化学的性質(表面電荷,サイズ,
膜流動性,表面修飾の有無など)によって異なる.
また,これらの様式は細胞の種類,培養細胞を用い る際には培地中の血清の有無によっても大きく影響 を受ける.さらに,生体内での相互作用においては,
ここに挙げた様式のいくつかが並行して起こってい る場合が多く,実験的にそのメカニズムを解明する 際には特に注意が必要であることを強調したい.例 えば一つの様式を阻害して実験を行った場合,その 阻害によってそれまで目立たなかった様式が台頭し,
●特集 ものづくりプラットフォームとしての脂質膜
*Corresponding Author
Tel : 088-633-7259 Fax : 088-633-9506 E-mail : [email protected]
理解に苦しむ結果が得られる場合がある.また,前 述した
3
種の様式以外のメカニズムも存在する可能性 もあり,検討が困難となる場合もある.リポソームを
DDS
キャリアーとして用いる際に は,細胞との相互作用が前述のいずれの様式であれ,リポソームはその内容物を細胞内に送達することが できる.しかし,内封物の細胞内動態は,相互作用 の様式に応じて異なることから,細胞に何らかの物 質を作用させたい場合には,研究者はその目的と物 質の物理化学的性質や作用点に応じて主要な相互作 用様式を選択すべきである.
1.
リポソームの物理化学的性質による吸 着・結合を利用したDDS
リポソームの細胞膜への吸着・結合は,リポソー ムの物理化学的な性質が重要な要因となる.
一般に,生理的
pH
条件下では,細胞表面は糖タン パクやリン脂質のリン酸基が存在しているため負に荷電している.したがって,正に荷電したリポソー ム(カチオニック・リポソーム)のほうが,負や中 性に荷電したリポソームよりも細胞に結合しやすい ことが知られている1, 2).また,吸着においては,リ ポソーム膜の流動性も重要な要因であり,生理的な 温度(
37
℃)で高い膜流動性を持つリポソームのほ うが,低い膜流動性のものよりも一般に高い結合量 を示すことが知られている.さらに,リポソームの物理化学的性質のみならず,
細胞自体の性質も重要な要因となる.
最近,
Harigai
ら3)は,TRX-20
(3,5-dipentadecy- loxybenzamindine hydrochloride
)を含有した新規カ チオニック・リポソーム(TRX-20 liposome
)を調製 し,このリポソームと種々の血管内皮下層細胞(ヒ ト 大 動 脈 内 皮 細 胞 (E C s
), ヒ ト 血 管 平 滑 筋(
SMCs
),ヒト糸球体間質細胞(MCs
),ヒト糸球体 毛細血管上皮細胞(GMVECs
))との相互作用に関し て検討を行った.その結果,TRX-20 liposome
は,ECs
およびGMVECs
よりもむしろSMCs
およびMCs
Table 1 Clinically approved liposomal formulationsに高い親和性を有することが示された.このような リポソーム結合性の違いが導かれた明確な理由は分 かっていないが,
TRX-20 liposome
の高い結合性が観 察された細胞を事前にchondroitinase
で処理したとこ ろ,TRX-20 liposome
の結合が阻害されたことから,細胞表面あるいは細胞外マトリクスに存在するある 種のコンドロイチン硫酸プロテオグリカンが重要な 役割を果たしている可能性が高いことが示されて いる.
DDS
キャリアーとしてリポソームを捉えた場合,細胞による取り込みを伴わない単純な吸着・結合の みが生じたとすると,リポソームはその封入物質の 物理化学的性質に応じて,大まかに分けて以下の
2
つ の様式でその内封物を細胞に移行させると考えられ る(Fig. 2
①).比較的脂溶性の高い低分子物質である薬物や
pro- drug
は,吸着・結合に伴ってリポソームが細胞膜と 接触した際に,リポソーム膜から細胞膜に移行し,次いで細胞質に移行するものと考えられる.この過 程にそった物質移行の効率や速度は,対象となる低 分子物質の物理化学的な性質に依存する.
一方,水溶性の高い物質の場合,リポソームから 細胞内へ移行するためには少なくとも
2
回(リポソーム膜,細胞膜)脂質膜を透過する必要があるため,
それほど効率よく送達されるとは考えにくい.この ため,このような物質を送達させるためには,後述 のエンドサイトーシスや膜融合を利用した相互作用
様式(
Fig. 2
,②③)を選択したほうが有利である.しかし,水溶性の高い物質であっても,低分子物質 の場合,リポソームが細胞と接触した際のわずかな タイミングでリポソームから漏出し,細胞内に移行 する場合があることが報告されている.正確なメカ ニズムは現時点では明らかではないが,リポソーム と細胞が接触した際に生ずる脂質膜のゆらぎによっ て物質のリポソームからの漏出と細胞内への移行が 促進されているものと考えられる.このような様式 は広義には③の膜融合に類似したものであるとも考 えられるが,リポソーム膜が細胞膜に吸収されるこ とはなく,接触後細胞から離れるため,①の吸着お よび結合に分類した.
2.
膜分子(受容体・抗原など)とリガンドと の相互作用を利用したDDS
リポソームを細胞に積極的に結合させようとする 試みは以前から行われてきた.特に生体成分である Fig. 1 Structure of various type of liposomes.
Fig. 2 Type of liposome-cell interactions.
トランスフェリンや葉酸,モノクローナル抗体やペ プチド,糖脂質などをリガンドとしてリポソーム表 面に提示し,リポソームに細胞特異的な結合性を付 与しようとする試みは,
in vitro
のみならずin vivo
に おいても高い効果を示すことが報告されている4, 5). リガンド結合型リポソームの製品化には,生産性,安全性,安定性,スケールアップ,さらには臨床試 験における高度な知識とノウハウが要求される.し かし,その優れた効果はリポソームの新たな臨床応 用に道を開くものであると期待されている6).
リガンド修飾リポソームによるアクティブターゲ ティングでは,癌細胞に高発現する膜分子(受容 体・抗原など(
Table 1
))に対するリガンドを利用し た手法が古くから試みられている.抗体やタンパクをリガンドとした試みがほとんどであるが,高い腫 瘍集積性や優れた治療効果が報告されてきた7, 8).近 年では,癌細胞自身ではなく,癌の新生血管に標的 化 し た リ ガ ン ド 修 飾 リ ポ ソ ー ム も 注 目 さ れ て い る9~12).
抗がん剤は,増殖性の細胞を傷害することから,
増殖性を持つ新生血管の内皮細胞にも効果的に作用 する.抗がん剤によって新生血管内皮細胞が破壊さ れれば,癌細胞の生存に必須な栄養素や酸素が送達 されなくなり,結果癌細胞にアポトーシスが誘導さ れ間接的な腫瘍組織の退縮が生じるものと期待され る.腫瘍の種類によって新生血管の密度は異なるも のの,一般に内皮細胞は癌細胞の数パーセントしか 存在していないと言われている.さらに,癌細胞に Fig. 3 Targeting of liposome by surface-modification with ligands that bind specifically to over-expressed antigens or receptors
on tumor cells and/or angiogenic endothelial cells.
Table 2 Internalizing receptors or epitopes suitable for targeted drug delivery systems
標的化したリポソームが,血管内皮細胞の隟間を通 過した後,癌細胞の細胞間隟を拡散してより多くの 癌細胞と相互作用しなければ高い薬理効果を得るこ とができないのに対して,血流に面した血管内皮細 胞を標的としたリポソームは,到達性という観点か らも有利であると考えられる(
Fig. 3
).したがって,抗がん剤の標的細胞を癌細胞から血管内皮細胞にシ フトした方が高い治療効果が得られるものと期待さ れている.ファージディスプレイペプチドライブラ リー法によりクローニングされた新生血管に親和性 を持つペプチドで修飾した標的化抗がん剤封入リポ ソームを用いた検討において,高い抗腫瘍効果が得 られることが報告されている9, 11~14).また,抗がん 剤に耐性を持つ癌細胞移植モデルでも高い抗腫瘍効 果が得られており11),新生血管標的化リポソームが 確かに血管内皮細胞に送達され,新生血管に障害が 与えられたことが確かめられてもいる.
3.
エンドサイトーシス細胞に吸着したリポソームは,細胞の食作用によ り細胞内に取り込まれる.リポソームが係わる食作 用はその形態からエンドサイトーシスあるいはファ ゴサイトーシスと呼ばれており,大まかには粒子径
が
200 nm
以下のリポソームがエンドサイトーシスにより,それ以上の粒子径を持つリポソームがファゴ サイトーシスにより取り込まれている15~17).
Fig. 2
②に示すように,細胞膜の陥没によって生ずるエンドソームに包まれた状態で細胞内に移行した リポソームは,細胞質内を移動しやがてライソゾー ムと融合する.この過程でエンドソームは
H
+ポンプ を作動させ,内部pH
を徐々に低下させる18, 19).この ような低pH
環境は,ライソゾームと融合した後,種々のライソゾーム酵素によってエンドソーム内容 物を分解させるために大変都合がよい.ライソゾー ムに達したリポソームは,種々のホスファターゼに より加水分解を受け,この際膜構造が消失すること により,その内容物がライソゾーム内に放出される.
放出された内容物は,ライソゾーム膜を透過し,細 胞質内に放出されると考えられている.したがって,
この経路で送達される物質は総じて低
pH
環境にもラ イソゾーム酵素による分解にも安定なものでなけれ ばならない.一方,エンドソーム内で加水分解され たリン脂質やリポソーム構成成分としてよく用いら れるコレステロールは,一部は細胞外に放出された り,一部は細胞膜の構成成分として細胞に再利用さ れたりすると考えられる.DDS
においては,リポソーム内部に目的物質を封入させるか,もしくはリポソーム膜表面に吸着させ,
細胞のエンドサイトーシスを利用して細胞内に送達 させるアプローチが汎用されている.個々の細胞の 表面には,栄養素の取り込みなどにかかわる様々な 受容体が提示されている(
Table 1
).特に癌細胞では,その旺盛な増殖を維持するために,これらの受容体 が高発現している場合が多い(
Table 1
).例えば,肝 臓の実質細胞にはインスリンやLDL
の受容体が,ま た,癌細胞にはトランスフェリンと呼ばれるFe
3+を 含有するタンパク質や,グルコースの受容体が高密 度で提示されているとされている.これらの細胞は,こういった受容体を効果的に利用することにより,
必 要 な 養 分 を 効 率 的 に 細 胞 内 に 取 り 込 ん で い る
(
receptor-mediated endocytosis
).リポソーム表面に これらの分子を提示させることにより,リポソーム がエンドサイトーシスによって特定の細胞に取り込 まれる確率を高めようとするアプローチも行われて いる6).上述のように,エンドサイトーシスで細胞内に取 り込まれても,内封物がエンドソームから細胞質に 移行することが重要である.エンドソームはやがて ライソゾームと融合し,その内容物はライソゾーム 酵素によって分解される.また,エンドソームもそ の内部の
pH
が徐々に低下するため,先にも述べた通 りpH
変化に弱い物質は活性の低下を示す可能性があ る.したがって,できるだけ速やかにエンドソーム から脱出し,細胞質に移行させることが重要である.このような問題を解決するために,例えばエンドソ ーム内の
pH
が低下することを利用し,中性付近では 安定であるが,pH5
程度になると膜構造が不安定化 して,内封した物質を放出できるようなリポソーム(
pH
感受性リポソーム)も開発されている20~22).ま た,膜融合性を有するペプチドや合成高分子などを リポソーム表面に提示することにより,細胞質への 移 行 効 率 を 高 め よ う と す る 試 み も 行 わ れ て い る23, 24).上記のリポソームに関しては中性脂質を用いる場 合が多いが,遺伝子導入に関しては,負電荷を帯び ている
DNA
と相互作用可能なように正電荷を帯びた 脂質を主な基剤とするカチオニック・リポソームが 多く用いられている.実際,研究用遺伝子導入剤と してリポフェクトアミン2000
といった商品名で市販 されてもいる.DNA
がリポソームと複合体を形成す ることにより,DNA
がコンパクト(コンデンス)化 され,エンドサイトーシスにより細胞内に効率的に 取り込まれることが想定されている25, 26).しかし,この方法ではエンドソームやライソゾーム内で
DNA
の分解が生じてしまう可能性が極めて高い.そこで複製不能のアデノウイルスを用いるカチオニック・
リポソームにさらに結合させ,このウイルスの被覆 蛋白の働きでエンドソーム膜を破壊することによっ て
DNA
の分解を防ぎつつ,細胞質内へDNA
を放出 させる方法が開発されている27).さらに,アデノウ イルスに代わってインフルエンザウイルスのHA
蛋白 の内融合ペプチドと考えられる約20
個のペプチドを 結合させたトランスフェリン修飾カチオニック・リ ポソームによりエンドソーム内での融合を利用してDNA
を効率よく細胞室内に導入することに成功して いる28).4.
リポソーム膜と細胞膜との融合リポソーム膜と細胞膜との融合は,お互いの膜を 構成している脂質同士が完全に混合されることによ って生ずると考えられている.このような脂質の混 合を効率良く生じさせるためには,ウイルスのそれ を模した
fusion protein
やfusion peptide
などでリポソ ーム表面を修飾することが行われている.Schreier
ら29)は,リポソームにウイルス膜蛋白を再構成させ たVirosome
を開発している.Virosome
はウイルスの 細胞内移行能をリポソームにそのまま移築したもの であり,in vitro
での遺伝子導入に用いられている.また,水口ら30)は,センダイウイルスの膜融合蛋白 をリポソーム膜に融合させることによって,細胞膜 との融合が可能なリポソームを開発している.しか し,一般的なリポソームでは,直接細胞膜と融合す る資質を持つものは無いと考えられている.
先にも述べたとおり,細胞表面は負に荷電してい る.したがって,正に荷電しているカチオニック・
リポソームは,負や中性のリポソームよりも細胞表 面に結合しやすい1, 2).さらに,これらのリポソーム には正電荷脂質に加え
dioleoyl phosphatidylethanole- amine
(DOPE
)などの膜融合能を持つリン脂質が適 量組み込まれているものが多い.このようなカチオ ニック・リポソームは,細胞膜に静電気的なエネル ギーを利用して吸着した後,細胞膜と融合し,細胞 内 に 直 接 封 入 物 を 送 達 し て い る も の と 考 え ら れ る31~33)(Fig. 2
③).しかしながら,カチオニック・リポソームにおいても,前述のとおり,細胞に結合 後エンドサイトーシスによって細胞内に取り込まれ,
DOPE
などの膜融合にともないライソゾームに到達 する以前に内封物を細胞質に放出しているとする報 告も見られる25, 26).このような一見矛盾する報告が 散在している背景には,【はじめに】で述べたように,エンドサイトーシスと膜融合が並行して生じている 可能性が高いにもかかわらず,実験結果をどちらか
一方が生じていると解釈しようとしたことが考えら れる.細胞とリポソームとの相互作用は,用いる細 胞の性質によっても,用いるリポソームの物理化学 的な性質によっても,大きく影響を受ける.したが って,リポソームを用いて何らかの物質を細胞内に 送達させようとする場合,その相互作用の様式を研 究者自身で個々に把握し,最適化する必要があるだ ろう.
まとめ
以上,本稿では,リポソームと細胞の相互作用に 関して,
DDS
への応用という観点から概説した.薬 物をはじめとした生理活性物質の効果を最大限発揮 させるためには,キャリアーはその目的とする組織 や細胞「近傍」まで「荷物」を送達するだけでなく,宅配便のごとく生理活性物質をその作用部位に的確 に送達する必要がある.作用部位は多様であり,細 胞膜上の受容体であったり,細胞内オルガネラであ ったり,核であったりする.リポソーム膜と生体膜 の相互作用は,このようなデリバリーにおける「第 一の関門」であり,搭載する「荷物」に応じたキャ リアーの「デザイン」が必要となる.細胞の異物貪 食機構においてもカベオラ経路やマクロパイノサイ トーシスなど新たな機構が報告されており,さらに は核酸とリポソームの複合体がある種の
Toll-like
receptor
を刺激することが報告されたりもしている.膜と膜の相互作用に関する研究は,今後もキャリア ーを用いた
DDS
開発において,重要な位置を占める ものと考える.文 献
1) Miller CR, Bondurant B, McLean SD, McGovern KA, O'Brien DF : Biochemistry, , 12875-12883 (1998) 2) Wong FM, Bally MB, Brooks DE : Arch. Biochem.
Biophys., , 31-39 (1999)
3) Harigai T, Kondo M, Isozaki M, Kasukawa H, Hagiwara H, Uchiyama H, Kimura J : Pharm. Res., , 1284-1290 (2001)
4) Sapra P, Tyagi P, Allen TM : Curr. Drug Deliv., , 369-381 (2005)
5) Sapra P, Allen TM : Prog. Lipid Res., , 439-462 (2003) 6) Harashima H, Ishida T, Kamiya H, Kiwada H : Crit. Rev.
Ther. Drug Carrier Syst., , 235-275 (2002)
7) Maruyama K, Ishida O, Takizawa T, Moribe K : Adv.
Drug Deliv. Rev., , 89-102 (1999)
8) Allen TM, Cullis PR : Science, , 1818-1822 (2004) 9) Kondo M, Asai T., Katanasaka Y, Sadzuka Y, Tsukada H,
Ogino K, Taki T, Baba K, Oku N : Int. J. Cancer, , 301- 306 (2004)
10) Maeda N, Takeuchi Y, Takada M, Sadzuka Y, Namba Y, Oku N : J. Control. Release, , 41-52 (2004)
11) Schiffelers RM, Fens MH, Janssen AP, Molema G, Storm G : Curr. Drug Deliv., , 363-368 (2005)
12) Pastorino F, Brignole C, Marimpietri D, Cilli M, Gambini C, Ribatti D, Longhi R, Allen TM, Corti A, Ponzoni, M : Cancer Res., , 7400-7409 (2003)
13) Oku N, Asai T, Watanabe K, Kuromi K, Nagatsuka M, Kurohane K, Kikkawa H, Ogino K, Tanaka M, Ishikawa D, Tsukada H, Momose M, Nakayama J, Taki T : Oncogene, , 2662-2669 (2002)
14) Asai T, Shimizu K, Kondo M, Kuromi K, Watanabe K, Ogino K, Taki T, Shuto S, Matsuda A, Oku N : FEBS Lett,
, 167-170 (2002)
15) Watts C, Marsh M : J. Cell Sci., , 1-8 (1992)
16) Frank MM, Fries LF : Immunol. Today, , 322-326 (1991)
17) Mellman I : Semin. Immunol., , 229-237 (1990) 18) Bainton DF : J. Cell Biol., , 66s-76s (1981)
19) Kornfeld S, Mellman I : Annu. Rev. Cell Biol., , 483-525 (1989)
20) Slepushkin VA, Simoes S, Dazin P, Newman MS, Guo LS, Pedroso de Lima MC, Duzgunes N : J. Biol. Chem., , 2382-2388 (1997)
21) Ishida T, Kirchmeier MJ, Moase EH, Zalipsky S, Allen TM : Biochim. Biophys. Acta, , 144-158 (2001) 22) Simoes S, Slepushkin V, Duzgunes N, Pedroso de Lima
MC : Biochim. Biophys. Acta, , 23-37 (2001)
23) Levchenko TS, Rammohan R, Volodina N, Torchilin VP : Methods Enzymol., , 339-349 (2003)
24) Tachibana R, Futaki S, Harashima H, Kiwada H : Methods Enzymol., , 349-361 (2003)
25) Farhood H, Serbina N, Huang L : Biochim. Biophys. Acta, , 289-295 (1995)
26) Lee RJ, Huang L : Crit. Rev. Ther. Drug Carrier Syst., , 173-206 (1997)
27) Zhou H, Zeng G, Zhu X, Tang J, Chen G, Huang Q, Peng T, Hu B : Chin. Med. J. (Engl), , 332-337 (1995) 28) de Lima MC, Simoes S, Pires P, Gaspar R, Slepushkin V,
Duzgunes N : Mol. Membr. Biol., , 103-109 (1999) 29) Schreier H, Moran P, Caras IW : J. Biol. Chem., ,
9090-9098 (1994)
30) Mizuguchi H, Nakagawa T, Nakanishi M, Imazu S, Nakagawa S, Mayumi T : Biochem. Biophys. Res.
Commun., , 402-407 (1996)
31) Felgner PL, Gadek TR, Holm M, Roman R, Chan HW, Wenz M, Northrop JP, Ringold GM, Danielsen M : Proc.
Natl. Acad Sci. USA, , 7413-7417 (1987)
32) Felgner PL, Tsai YJ, Sukhu L, Wheeler CJ, Manthorpe M, Marshall J, Cheng SH : Ann. N. Y. Acad. Sci., , 126-139 (1995)
著者略歴
石田 竜弘(いしだ たつひろ)
1993年3月 徳島大学薬学部薬学科 卒業
1995年3月 徳島大学大学院薬学研 究科薬品科学専攻博士 前期課程修了
1995年4月~1998年3月 日本学術振 興会特別研究員(DC1) 1998年3月 徳島大学大学院薬学研
究科薬品科学専攻博士 後期課程修了
1998年4月~2000年3月 カナダ・ア ルバータ州立大学医・
歯学部,薬理学部門,
博士研究員
2000年4月 徳島大学薬学部 講師 2003年7月 徳島大学薬学部 助教授 2004年4月 徳島大学大学院ヘルス バイオサイエンス研究 部 助教授(改組)
際田 弘志(きわだ ひろし)
1971年6月 東京大学薬学部製薬化 学科卒業
1973年3月 東京大学大学院薬学系 研究科修士課程修了 1973年4月 三菱化成工業株式会社
入社 1975年3月 同上退社
1978年3月 東京大学大学院薬学系 研究科博士課程修了 1978年4月 東 京 理 科 大 学 薬 学 部
助手
1980年4月~1981年3月 米国UCSF 留学
1983年7月~1983年9月 米国UCSF 留学
1986年5月 徳島大学薬学部 助教授 1989年2月 徳島大学薬学部 教授 2003年1月~2005年1月 徳島大学薬
学部部長
33) Almofti MR, Harashima H, Shinohara Y, Almofti A, Baba Y, Kiwada H : Arch. Biochem. Biophys., , 246-253 (2003)
34) 菊池 寛: ファルマシア, , 337-342 (2006) (Received 13 October 2006 ;
Accepted 16 October 2006)