2022 年 3 月期 第 2 四半期決算の概況
2021
年10
月26
日(
火)
モーニングスター株式会社 代表取締役社長 朝倉 智也2
連結決算の概況
連結業績
(単位:百万円)
2021年3月期 第2四半期
(
2020
年4
月~9
月)2022年3月期 第2四半期
(
2021
年4
月~9
月)増減率
(%)
売上高
3,615 3,937 8.9
営業利益
872 993 13.9
経常利益
1,069 1,176 10.0
当期利益
696 724 3.9
売上高は
10
期連続の増収、5
期連続で過去最高の売上高 経常利益は12
期連続の増益、10
期連続の最高益当期利益は
12
期連続の増益、7
期連続の最高益4
連結経常利益の推移
12
期連続の増益、10
期連続の過去最高益を更新(単位:百万円)
238
308 336 359
542 563
762
821
910
981 1,013
1,069
1,176
0 200 400 600 800 1,000 1,200
09/04
~09
10/04
~09
11/04
~09
12/04
~09
13/04
~09
14/04
~09
15/04
~09
16/04
~09
17/04
~09
18/04
~09
19/04
~09
20/04
~09
21/04
~09
29.4%
9.1% 6.6%
51.0%
4.0%
35.3%
7.8%
7.7%
3.3%
5.6%
10.0%
10.8%
主なサービス/プロダクト別の売上高の増減
(単位:百万円)
セグメント サービス/プロダクト
2021
年3
月期 第2
四半期(2020年4月~9月)
2022
年3
月期 第2
四半期(2021年4月~9月)
増減率
(
%
)ファイナンシャル・
サービス事業
(データ・ ソリューション)
ファンドデータ
(タブレット端末向けのデータ)
244 296 21.3
(スマートフォン、PC向けのデータ)
391 458 17.1
株式新聞WEB購読料
23 37 60.9
ファイナンシャル・
サービス事業
(メディア・ ソリューション)
メディア・ソリューション
(セミナー関連)
146 141 -3.4
(WEB広告)
35 18 -48.6
アセットマネジメント事業
(運用受託報酬)
SBIアセットマネジメント 1,066 1,235 15.9
SBI
ボンド・インベストメント・マネジメント450 595 32.2
SBI
地方創生アセットマネジメント241 445 84.6
Carret Asset Management 552 623 12.7
6
26.2%
73.8%
35.8%
64.2%
セグメント別の売上高の構成比
ファイナンシャル・
サービス事業 アセットマネジメント事業
<
2021
年3
月期第2
四半期>連結売上高:
3,615
百万円<
2022
年3
月期第2
四半期>連結売上高:
3,937
百万円アセットマネジメント事業
ファイナンシャル・
サービス事業
大きく伸長するアセットマネジメント事業
8
アセットマネジメント事業の今後の注力資産と対象顧客
SBIオルタナティブ・
アセットマネジメント
100%
90% 53%
100% 67%
<注力資産>
<対象顧客>
インデックスファンド 外債、マルチアセット等 米国債券・株式 積み立て投資を行う
資産形成層 地域金融機関、生損保、年金 米国富裕層、ファミリーオフィス
<注力資産>
<対象顧客>
暗号資産、インフラ、
セキュリティトークン等 富裕層、ミレニアム、
Z
世代株式や債券等の伝統的資産に加えて、未公開株式、暗号資産、
セキュリティトークン等の次世代資産を組み入れたファンドの組成を検討
SBIアセットマネジメント SBIボンド・インベストメント・マネジメント SBI地方創生アセットマネジメント 米国カレーアセットマネジメント
3,214 3,218 3,512 3,686 3,842 4,057 4,530 4,872 5,247 5,751 6,221 6,670 6,970 1,335 1,329 1,406 1,441 1,441 1,507 1,571 1,603 1,632 1,673 1,679 1,713 1,718 3,190 3,126 3,157 3,206 3,206 3,328 3,711 3,651 3,747 3,751 3,704 3,738 3,780 9,412 9,760 9,996 10,239 10,419 10,510 10,523 10,617 10,821 11,025 11,150
11,279 11,414
5,817 5,960 6,277 7,301 8,100 8,132 8,356 8,535 8,707 8,822 9,307
9,560 9,482 22,968
23,393 24,34825,873 27,008 27,534 28,691 29,278 30,154 31,022 32,061 32,960
33,364
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000
2020年9月 2020年11月 2021年1月 2021年3月 2021年5月 2021年7月 2021年9月
SBI地方創生アセットマネジメント SBIボンド・インベストメント・マネジメント Carret Asset Management
モーニングスター・アセット・マネジメント SBIアセットマネジメント
(単位:億円)
拡大を続ける当グループの運用残高
地域金融機関を中心とした 機関投資家からの運用受託額は
2
兆円超え45.3%
増10
58 21 22
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110
2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
地方銀行 信金・信組 JA・その他
地方銀行を中心に運用受託社数も拡大
101
全体で
100
社突破、地方銀行は全99
行中、58
行(全体の58.6%
)2021年10月
地域金融機関は預貸ギャップの改善に取り組むことが重要
50 100 150 200
0 50 100 150 200 250 300 350 400
2000 2003 2006 2009 2012 2015 2018 2021
預金 貸出
(単位:兆円)
預貸ギャップ(預金-貸出)
預金 387兆円
貸出
271
兆円2021
年8
月116
兆円<地方銀行> <信用金庫>
預金159 兆円
貸出
78
兆円20 40 60 80 100 120 140 160 180 200
0 20 40 60 80 100 120 140 160
2000 2003 2006 2009 2012 2015 2018 2021
預金 貸出
2021年5月 81兆円
2021年8月 116兆円
2021年5月 81兆円
(単位:兆円)
預貸ギャップ(預金-貸出)
地域金融機関の預貸ギャップは、約
200
兆円地域金融機関からの受託資産拡大のポテンシャル ①
12
2.04%
1.85%
1.33%
1.07%
1.40%
1.18%
1.08% 1.18%
0.00%
0.50%
1.00%
1.50%
2.00%
2.50%
2005
年2010
年2015
年2019
年貸出金利回り 有価証券利回り
有価証券運用からの収益依存度が高まる地方銀行
地方銀行の貸出金利回り・有価証券利回りの推移
(利回り)
(年度)
※ 数値は地域銀行全体の平均利回り
※ 貸出金利回り=貸出金利息÷貸出金平残
※ 有価証券利回り=有価証券利息配当金÷有価証券平残 出所:全国銀行協会「全国銀行財務諸表分析」
地域金融機関からの受託資産拡大のポテンシャル ②
地域金融機関の有価証券運用の高度化が必要な理由
負債勘定が短期の預金の銀行・信金・信組は、
リスクを抑えた運用で安定したリターンを追求せざるをえない
リスク項目 地方銀行
/
信金・信組 生保 年金銀行
/
信金・信組 の主な制約① 金利リスク 短期
(外債は平均
4
年)IRRBB
:金利上昇 時の損失額が自己 資本の2割以内中期
(概ね
8
~10
年)長期
(概ね
10
~30
年)② 信用リスク
A
格以上自己資本比率:
格付けに応じた 信用リスク量を配分
平均
BBB-
以上 平均BBB-
以上③ 価格変動リスク
低
(株式は数
%
以内)株式のリスクウエイトは 100%→250%へ
VAR
:株式など変動 性が高い市場の保 有を制限中
(株式や
REIT
等を1~2割保有)
高
(内外株式を
5割程度)
④ 流動性リスク
低
(流動性の高い 債券中心)
負債が預金のため 高い換金性が必要
中
(不動産等の非流動 性資産も含む)
高
(未公開株式、不動産、
ヘッジファンド等も投資)
地域金融機関からの受託資産拡大のポテンシャル ③
運用主体別の投資対象リスクの比較
14
有価証券運用の高度化に向けて外部委託の活用が拡大する
海外では有価証券ポートフォリオの運用について外部専門家に委託する
アウトソースド・チーフ・インベストメント・オフィサー(
OCIO
)の活用が広がっている<外部運用委託が広がる背景>
1) グローバルな分散投資とリスク管理が実現可能
2
) 外部委託の運用を行いながら、運用専門の人材の教育と育成が可能3) 内部人材のリソースを少なくすることで、有価証券運用利回りの向上が図れる 4
) 委託者である金融機関は戦略的な中核業務に注力することが出来る<アウトソースモデル>
一部の ポートフォリオ
フルアウトソース 特化型
特定の資産をアウトソース
(例えば外国債券部分のみ)
すべてをアウトソース ポートフォリオの一部を アウトソース
地域金融機関でも、有価証券運用のアウトソースを利用するケースが増えてくる
地域金融機関からの受託資産拡大のポテンシャル ④
先進国国債
(米国、フランス等)
27%
米国地方債
27%
カナダ州債
12%
豪州債券
11%
その他債券
(モーゲージ債等)
12%
その他
(マルチアセット
/
リート等)11%
当グループの地域金融機関からの受託資産別の構成比
受託資産別の構成比
・全体の約
9
割が債券型ファンド・債券型ファンドのうち約
5
割が変動金利型商品(金利変動化
94
%)(金利変動化
50
%)(金利変動化
41
%)債券
89
%マルチアセット
/
リート11
%地域金融機関からの受託資産拡大のポテンシャル ⑤
16
順位 投資信託会社 過去
1
年累計資金流入額(億円)
1
インベスコ・アセット・マネジメント14,350 2
三井住友トラスト・アセットマネジメント10,853
3
ブラックロック・ジャパン8,059
4 SBI
アセットマネジメントグループ5,768 5 JP
モルガン・アセット・マネジメント5,628
6 SOMPO
アセットマネジメント3,722
7
ブルーベイ・アセット・マネジメント3,506
8
アムンディ・ジャパン2,961
9
大和アセットマネジメント2,805
10
三菱UFJ国際投信2,505
11
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ2,412 12
新生インベストメント・マネジメント2,403
13
バークレイズ投信投資顧問1,712
14
アクサ・インベストメント・マネージャーズ1,658 15
シンプレクス・アセット・マネジメント1,577 16
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント1,545
17
PGIMジャパン1,454
18
ピクテ投信投資顧問1,186
19
ティー・ロウ・プライス・ジャパン1,181
20
オールニッポン・アセットマネジメント1,062
当グループの直近
1
年間の私募投信の累計資金流入額は第4
位に<私募投信の累計資金流入額>
(
2020
年10
月~2021
年9
月)※ 一般社団法人投資信託協会の統計データ 私募投資信託の運用会社資産増減状況より作成
地域金融機関からの受託資産拡大のポテンシャル ⑥
1,028 1,149 1,228 1,346 1,519
1,577
1,629 1,855 1,981 2,1932,396 2,779 3,133 3,413 3,884 4,347 4,741
5,023
5,5341,443 1,541 1,560 1,549 1,624
1,638
1,589 1,6561,708 1,667 1,661
1,752
1,739
1,835
1,867
1,875
1,929
1,947
1,984
2,471 2,690 2,788 2,895 3,143
3,215
3,218 3,5113,689
3,860 4,057
4,531
4,872
5,248
5,751
6,222
6,670
6,970
7,518
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000
2020年4月 2020年7月 2020年10月 2021年1月 2021年4月 2021年7月 10月22日
インデックスファンド アクティブファンド
SBI
アセットマネジメントの公募インデックスファンドの運用残高は大幅に拡大
<
100%
><
27%
><
73%
>SBI
アセットマネジメントのアクティブファンドとインデックスファンドの運用残高の推移構成比
10月22日
(単位:億円) 現在
3.2倍増
+19%
2020年9月末~
2021年9月末
2020年9月末~
2021年9月末 2020年9月末~
2021年9月末 2.2倍増
<
100%
><
51%
><
49%
> 構成比2021年9月
18
19.96 %
0 5 10 15 20 25
0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0 14.0 16.0 18.0
2011年6月 2013年6月 2015年6月 2017年6月 2019年6月 2021年6月
純資産残高(左軸) 全ファンドに占める比率(右軸)
(単位:兆円) (単位:%)
急速に拡大するインデックスファンド
※期間:2011年6月~2021年6月(各月末時点)
出所:モーニングスター作成
15.8
兆円インデックスファンドの更なる拡大の可能性 ①
インデックスファンドの純資産残高とマーケットシェアの推移
-3000 -2000 -1000 0 1000 2000 3000 4000
2017年7月 2017年12月 2018年5月 2018年10月 2019年3月 2019年8月 2020年1月 2020年6月 2020年11月 2021年4月
安い 平均より安い 平均的 平均より高い 高い
(単位:億円)
低コストのインデックスファンドに資金が集まる
期間:2017年7月~2021年6月(2021年6月はモーニングスター推計値)
インデックスファンドの更なる拡大の可能性 ②
インデックスファンドのフィー(コスト)レベル別純資金流出入額
20
72
96 94
140
175 185
213 236
265 291
330 366
397 443
471 511
536 596
0 100 200 300 400 500 600
19/09 19/12 20/03 20/06 20/09 21/01 21/04 21/07 10月22日 17 82
237 426
726 772
915 1,027 1,160 1,319
1,612 1,906
2,129 2,428
2,729 3,023
3,200 3,553
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000
19/09 19/12 20/03 20/06 20/09 21/01 21/04 21/07 10月22日
「
SBI
・V
・S&P500
インデックス・ファンド」は、3,500
億円を突破(単位:億円)
信託報酬率(税込)
全世界:
0.1102%
(単位:億円)
2021年10月22日現在の残高:3,553億円 2021年10月22日現在の残高:596億円
信託報酬率(税込)
0.0938%
前年同月末比
4.4
倍<
SBI
・V
・S&P500
インデックスファンド >【純資産残高推移】
<
SBI
・インデックス・ファンド・シリーズ 『愛称:雪だるま』 >【シリーズ全体の純資産残高推移】
前年同月末比
3.1
倍月次ベース
四半期ベース 四半期ベース 月次ベース
インデックスファンドの更なる拡大の可能性 ③
100.0%
79.4%
20.6%
3,553億円
2,820億円
734
億円0%
20%
40%
60%
80%
100%
純資産残高 純資金流入 マーケットインパクト
純資産増減額の内訳
(2019/9/26 設定日~2021/10/22)
「
SBI
・V
・S&P500
・インデックス・ファンド」の残高拡大の要因<
SBI
・V
・S&P500
インデックス ファンド>全体の約
8
割が投資家からの資金流入インデックスファンドの更なる拡大の可能性 ④
22
SBI
アセットマネジメントのインデックスファンドの 純資産残高、受益者数、積立口座数は全て前年同期末比約
3
倍の伸び1,577
5,023
0 2,000 4,000 6,000
2020年9月末 2021年9月末
3.3
倍26.9
78.1
0 20 40 60 80
2020年9月末 2021年9月末
2.9
倍18.2
57.4
0 20 40 60
2020年9月末 2021年9月末
3.2
倍※ 受益者数と積立口座登録者数はSBI証券1社のみの数字
<受益者数>
<積立口座数>
<純資産残高>
(単位:億円) (単位:万人)
(単位:万口座)
インデックスファンドの更なる拡大の可能性 ⑤
世界の
ESG
投資残高は4,000
兆円(35
兆ドル)を超える<世界の
ESG
投資残高>全ての投資額における
ESG
投資残高の比率27.9% 33.4% 35.9%
欧州 12.0
欧州
14.1 欧州
12.0 米国
8.7
米国 12.0
米国 カナダ1.1 17.1
カナダ1.7
カナダ2.4
豪州、NZ 0.5
豪州、NZ 0.7
豪州、NZ 0.9
日本0.5
日本2.2
日本2.9
22.8
30.7
35.3
0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0
2016年 2018年 2020年
ESG
ファンド拡大のポテンシャル ①(単位:兆ドル)
24
国内公募投信における
ESG
ファンドの残高と本数の推移40 60 80 100 120 140 160 180 200
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5
2016
年9
月2017
年9
月2018
年9
月2019
年9
月2020
年9
月2021
年9
月残高(左軸) ファンド数(右軸)
3.3
兆円(単位:兆円) (単位:本)
※ 日本のESGファンド=国内公募追加型株式投信(ETF除く)のうち、米国モーニングスターの基準で「Sustainable Investment」、「Employs Exclusions」のいずれかに属するファンド
※ 期間:2016年9月~2021年9月(月次)
ESG
ファンド拡大のポテンシャル ②177
本低コストの
ESG
インデックスファンド2
本の設定1. SBI
パリ協定ネット・ゼロ インデックス・ファンド•
パリ協定温室効果ガス削減に関連する指数に連動するファンド•
信託報酬:0.13
%程度(税込)2. SBI
ジェンダー・フリー インデックス・ファンド•
ジェンダー・フリーに関連する指数に連動するファンド•
信託報酬:0.26
%程度(税込)ESG
ファンドの平均信託報酬:1.53%
(税込)募集期間 :
2021
年10
月25
日~11
月9
日 ファンド設定 :2021
年11
月10
日ESG
ファンド拡大のポテンシャル ③26 0
50 100 150 200 250 300 350 400 450
1999年12月 2003年12月 2007年12月 2011年12月 2015年12月 2019年12月
(1999年12月末=100)
先進国債券:
2.91
倍 先進国株式:3.84
倍上昇を続けてきた株式と債券の
今後の期待利回りは以前より厳しくなる
※ 先進国株式=MSCIコクサイ(配当込み、米ドルベース)
※ 先進国債券=FTSE世界国債インデックス(除く日本、米ドルベース)
出所:期間:1999年12月~2021年9月(月次)
伝統的資産の期待利回り低下を補う、次世代資産の大きな可能性 ①
伝統的資産クラスに対して暗号資産の相関は低い
世界株式 世界債券 ビットコイン
XRP
世界株式
- -0.52 0.75 0.70
世界債券
-0.52 - -0.60 -0.55
ビットコイン
0.75 -0.60 - 0.66
XRP 0.70 -0.55 0.66 -
※ 世界株式:FTSE ALL World Index、世界債券:WGBI。ドル建て
※ 期間:2020年9月14日~2021年9月14日 出所:モーニングスター作成
各資産クラスの相関係数
伝統的資産の期待利回り低下を補う、次世代資産の大きな可能性 ②
28
伝統的資産(株式、債券)
70%
未公開株式、暗号資産、
インフラファンド、
セキュリティトークン等
30%
期待利回りの低下に備えて、新たな資産クラスを提供する
<国内投信の資産クラス別構成比>
2021
年8
月国内株式
11.5%
先進国株式
43.7%
新興国株式
4.0%
国内債券
1.4%
先進国債券 新興国債券
7.7%
1.6%
その他海外債券
3.0%
国内
REIT 4.0%
海外
REIT 6.7%
コモディティ
0.4%
ヘッジファンド
0.6%
バランス
15.0%
その他
0.5%
※ 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金及びファンドラップ専用、ETF等除く)
※ 2021年8月末時点 出所:モーニングスター作成
「ニューノーマル」時代に向けて、投資家はポートフォリオに 新しい資産クラスの組入れを検討すべき。
伝統的資産の期待利回り低下を補う、次世代資産の大きな可能性 ③
欧州最大級運用会社ピクテとの共同での
未公開株式組み入れファンドは本格的に未公開株式への投資を開始
「
SBI-
ピクテ アジア・ハイテクベンチャー・ファンド」設定日 :
2020
年7
月29
日純資産残高 :
52
億6,481
万円 (2021
年10
月22
日時点)トータルリターン : 設定来
17.47%
(2021
年9
月末時点)未公開株式は、
1
社目は2021
年6
月17
日に投資2
社目は2021
年12
月に投資予定優良な未公開企業の発掘および投資は
SBI
グループとの連携で可能となる伝統的資産の期待利回り低下を補う、次世代資産の大きな可能性 ④
30
SBI
グループのリソースを結集した「暗号資産ファンド」(匿名組合)の設定へ
設定・運用
投資
・
保管 (暗号資産取引所)
販売
個人投資家
「
SBI
暗号資産ファンド」(匿名組合)
SBI
オルタナティブ・アセットマネジメント(対面・オンライン)
伝統的資産の期待利回り低下を補う、次世代資産の大きな可能性 ⑤
引き続き SaaS 事業が牽引する
ファイナンシャル・サービス事業
32 59,647
66,450
73,164
77,623
84,670
90,306 91,594 92,217
92,927
100,614 103,038 105,792
112,630
150
187
257
320
401 419 431 444
458
464482 494
501
0 100 200 300 400 500 600
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000
2018/9 2018/12 2019/3 2019/6 2019/9 2019/12 2020/3 2020/6 2020/9 2020/12 2021/3 2021/6 2021/9
「
Wealth Advisors
」の利用社数は500
社を突破し、利用台数は前年同期末比
2
割以上の増加(単位:提供台数)
<社数>
前年同期末比:+
9.4
%<台数>
前年同期末比:+
21.2
%(単位:提供社数)
Phase1
Phase2 Phase3
顧客情報との連携(
CRM
連携) 売買システムとの連携顧客へのアドバイス機能
顧客情報 との連携
提案
約定
●比較・合成チャート ●ポートフォリオ分析 ●リスク・リターン分析
■提供中 :
3社
メガ銀行 :1社
信託銀行 :1社
地方銀行 :1社
■導入検討 :
12社
地方銀行 :9社
証券会社 :2社
その他 :1社
「
Wealth Advisors
」の顧客情報との連携は「顧客本位の業務運営」の進展により導入検討先が増加
34
販売金融機関が顧客に商品提供の際に提示する
「重要情報シート」作成のニーズが高まる
モーニングスター独自の「重要情報シート」
重要情報シート記載のポイント
提案ファンドのリスクと運用実績、コスト 等を類似ファンドと比較する。
「
Wealth Advisors
」と連携<販売会社> <個人投資家>
モーニングスター独自の「重要情報シート」を「
Wealth Advisors
」に搭載することで、販売金融機関は徹底した「顧客本位の業務運営」に基づくアドバイスを行うことが出来る
61 68
82
90
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
当社の提供する運用シミュレーションツールの利用金融機関が拡大
11.5%増
詳細なファンドデータ
金融電卓 つみたてNISA節税シミュレーション iDeCo節税シミュレーション
積立シミュレーション 相続シミュレーション
ロボ・アドバイザー
ライフプランシミュレーション
<当社開発のデータ・運用シミュレーションツール>
お金の色分け診断
(単位:社)
20.6%増
9.8%増
<スマートフォン・PC向けの データ・ツール利用金融機関社数>
36
772,106
848,751 32,249
41,646
38,488
58,392
650,000 700,000 750,000 800,000 850,000 900,000 950,000
2020
年9
月末2021
年9
月末株式新聞 My仮想通貨 My投資信託
(単位:DL)
948,789
12.6%
増29.1%
増My仮想通貨 株式新聞
51.7%
増9.9%
増My投資信託
842,843
対前年同期比で二桁増加を続ける スマートフォンアプリのダウンロード数
「対面&オンライン」のハイブリット型セミナーの 参加者数は大幅に増加
<
2021
年1
月16
日(土)開催>モーニングスターカンファレンス
2021
(新春)協賛数:
7
社<
2021
年9
月18
日(土)開催>投信
EXPO2021
協賛数:21
社・全体参加者数 :
1,349
名オンライン視聴者数 :1,277名
来場者数 : 72名
・アンケート回答数 :
218
名オンライン視聴者数 : 165名
来場者数 : 53名
・全体参加者数 :
5,572
名オンライン視聴者数 :5,416名
来場者数 : 156名
・アンケート回答数 :
1,556
名オンライン視聴者数 :1,438名
来場者数 : 118名
4.1
倍増7.1
倍増38
12,192
14,052
0 2 4 6 8 10 12
11,000 11,500 12,000 12,500 13,000 13,500 14,000 14,500
2020
年4
月~9
月2021
年4
月~9
月参加者数 セミナー開催数
セミナーの開催回数は前年同期と同数だが、参加者数は増加
10
回10
回(単位:回)
(単位:人)
15.2
%<セミナー開催数と参加者数の推移>
2021
年10
月2022
年9
月2024
年9
月利用ユーザー数
10
万人利用ユーザー数
30
万人1
年で10
万人、3
年で30
万人の利用ユーザー数を目指す確定拠出年金加入者向けの投資助言アプリ
『らくらく資産づくり』は
2021
年10
月から本格的に提供開始40
企業型確定拠出年金採用の事業所数と加入者数は大幅に拡大
38,328
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000
2002年 2004年2006年2008年2010年2012年2014年2016年 2018年2020年
750
0 100 200 300 400 500 600 700 800
2002年 2004年 2006年 2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 2018年 2020年
(単位:社数) (単位:万人)
※ 企業型確定拠出年金の事業所数は 各年3月末時点(出所:厚生労働省)
企業型確定拠出年金の加入者数は 各年3月末時点、2021年3月末(速報値)(出所:運営管理機関連絡協議会)
<企業型確定拠出年金の事業所数> <企業型確定拠出年金の加入者数>
東京証券取引所の「プライム市場」申請に向けた 株式の立会外分売を実施
「プライム市場」の上場基準を満たしていない「流通株式比率」について、
2021
年11
月9
日に株式の立会外分売を実施することにより、上場基準に適合する見込み(流通株式の状況)
1
実施日:2021年11月9日
2
分売予定株式数:350,000
株 (発行済株式89,673,600
株の0.39
%)(立会外分売の内容)
2021
年9
月30
日 △不足 流通株式比率34.88%
△0.12%
流通株式数
31,276,830
△108,930
分売前 分売 分売後
株数 比率 株数 比率 株数 比率
流通株式
31,276,830 34.88% 350,000 0.39% 31,626,830 35.27%
42
2022
年3
月期中間配当は50
銭増配の8
円00
銭を実施(単位:円)
(注) 2013年7月1日付で株式1株につき300株の株式分割を行っております。2013年3月期以前は株式分割後の株式数で計算しております。
2015年3月期の記念配当は、上場15周年記念配当であります。
2018年3月期の記念配当は、設立20周年記念配当であります。
11.00
6.50 7.00 7.50
8.00
1.83 2.00 2.50 3.00 3.33
4.20 5.00 7.00
8.50
10.00
7.50 15.00 8.00 8.50
0.50 5.50
1.00
14.00
16.00
2009年 3月期
2010年 3月期
2011年 3月期
2012年 3月期
2013年 3月期
2014年 3月期
2015年 3月期
2016年 3月期
2017年 3月期
2018年 3月期
2019年 3月期
2020年 3月期
2021年 3月期
2022年 3月期
記念配当 期末配当 中間配当
通期の株主への配当は
12
期連続で増配を継続中0 50 100 150 200 250
2019年1月1日 2019年5月1日 2019年9月1日 2020年1月1日 2020年5月1日 2020年9月1日 2021年1月1日 2021年5月1日 2021年9月1日
中間株主優待
2,500
円相当の「暗号資産(仮想通貨)XRP
」を贈呈当中間株主優待
2021
年9月30
日基準XRP
2,500円相当の XRP
を贈呈(
23
XRP)2021
年9
月30
日17
:00
の価格(1XRP=106.7
円)で決定申込期間
2021年12月1日から2022年4月30日まで
(単位:円)
株主優待 2019年9月中間
30XRP 株主優待
2020年3月期末 50XRP
株主優待 2020年9月中間
50XRP
株主優待 2021年3月期末
32XRP
@27.83
@18.72 @26.29
暗号資産(仮想通貨)
XRP
の推移@77.3
株主優待 2021年9月期末
@2,500円 23XRP
@106.7
2021年10月25日
@125
44
2021/10/22 760
2021/10/22 322
50 150 250 350 450 550 650 750
2011/10/28 2012/10/28 2013/10/28 2014/10/28 2015/10/28 2016/10/28 2017/10/28 2018/10/28 2019/10/28 2020/10/28
モーニングスター(配当込み)
TOPIX
(配当込み)モーニングスター
(配当込み)
TOPIX
(配当込み) 対
TOPIX 10
年トータルリターン(年率)22.7% 12.5% +10.1%
※ 2011年10月28日を100として指数化 出所:モーニングスター作成
当社の過去
10
年の株価(配当込み)は年率22.7%
の伸び<期間
2011
年10
月28
日-2021
年10
月22
日>2.36
倍当社株主数の推移
株主還元に積極的に取り組み、株主数は大幅に増加
(単位:人)
5,206 5,610 6,301 6,629
11,469
14,773
17,132
35,154
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000
2014年9月末 2015年9月末 2016年9月末 2017年9月末 2018年9月末 2019年9月末 2020年9月末 2021年9月末