平成17年度
再生資源(溶融固化物)の利用拡大に関する 調査研究報告書
平成 18 年3月
社団法人日本産業機械工業会
エコスラグ利用普及センター
平成 17 年度 再生資源(溶融固化物)の利用拡大に関する調査研究委員会 委員名簿
■委員会
委 員 長 永田 勝也 早稲田大学 理工学部 機械工学科 教授
幹 事 牛山
夫 JFEエンジニアリング㈱
環境エンジニアリング事業部 部長幹 事 長田 昭一 新日本製鐵㈱ プラント・環境事業部 環境ソリューション事業センター 部長代理 運 営 委 員 長 北村 幸夫 三菱重工業㈱ 機械事業本部環境ソリューション部 輸出グループ 部長代理 副 運 営 委 員 長 玉出 善紀 ㈱タクマ 技術本部 東京技術企画部長
企画・流通分科会長 西原 充幸 ㈱クボタ 環境リサイクル企画部 部長 企画・流通副分科会長 遠藤 久 月島機械㈱ 環境プラント計画第2部 部長 企画・流通副分科会長 小川 康夫 日本道路㈱ 技術営業グル-プ 部長
企画・流通副分科会長 石井 淳二 Hitz 日立造船㈱ 環境事業本部 営業企画部 専門部長 国 土 創 造 分 科 会 長 西川 進 三菱重工業㈱ 機械事業本部 環境ソリュ-ション部 主幹 国土創造副分科会長 勝井 秀博 大成建設㈱ 技術センター 土木技術研究所 部長
標準化整備分科会長 板谷 真積 三井造船㈱ 環境・プラント事業本部 技術開発部長
標準化整備副分科会長 明石 哲夫 JFEエンジニアリング㈱ 環境エンジニアリング事業部 環境技術部 開発グループ 課長 標準化整備副分科会長 杉本 賢司 大成建設㈱ 技術企画部 企画室 次長
標準化整備副分科会長 長田 守弘 新日本製鐵㈱ プラント・環境事業部 環境ソリュ-ション事業センタ- 部長 委 員 金子 充良 ㈱荏原製作所 環境事業カンパニー環境プラント事業部エンジニアリング室ガス化炉計画グループ 参事 委 員 岩下 幸生 鹿島道路㈱ 生産技術本部 技術部長
委 員 國信 雅昭 ㈱川崎技研 技術本部プラント技術部 システム技術課 課長補佐 委 員 菅田 雅裕 川崎重工業㈱ 環境ビジネスセンタ- 開発部 主事
委 員 川西 憲一 極東開発工業㈱ 環境事業部 営業技術部 主担当 委 員 秩父 薫雅 ㈱神鋼環境ソリューション 技術本部 課長
委 員 宮田 治男 三機工業㈱ 環境システム事業部 技術部 副部長 委 員 渡辺 一平 新明和工業㈱ 環境システム事業部 副技師長
委 員 江原 信夫 住友重機械工業㈱ プラント・環境事業本部 環境施設事業センター 技術部 計画 G 委 員 西村 正和 大成建設㈱ エコロジー本部環境計画グループ 部長
委 員 佐藤 祥一 大成ロテック㈱ 総合技術部 部長
委 員 東山一勇気 ㈱竹中工務店 環境ビジネスプロデュ-ス本部 副部長 委 員 上埜 秀明 中央電気工業㈱ 常務取締役工場長
委 員 鳥井 淳史 日本ガイシ㈱ エンジニアリング事業本部開発部プラント開発グループ サブマネージャー 委 員 水野 喜友 ㈱NIPPO コーポレーション 合材部 専門次長
委 員 大塚 英史 ㈱日立製作所 日立事業所 環境ソリューション本部 主任技師 委 員 川口 紀 富士電機システムズ㈱ 環境システム統括部 環境プラント技術部 主幹技師 委 員 鈴木慎二郎 前田道路㈱ 営業本部 技術営業部 副部長
委 員 佐藤 健二 三井造船㈱ 環境・プラント事業本部 企画管理部 部長 委 員 浅田 信二 ユニチカ㈱ 環境事業本部 環境プラント部 技術担当部長 委 員 志村 進 大同特殊鋼㈱ 企画開発部 技術開発室 室長
委 員 小峰 新平 古河産機システムズ㈱ 環境エンジニアリング部 主席技師長 委 員 小島 逸平 ㈱ガイアートT・K 執行役員常務 技術研究所長
委 員 鈴木 紳一 日立金属㈱ 環境システム部 主管技師
委 員 石井 修平 バブコック日立㈱ 呉事業所プラント技術本部焼却システム設計部 焼却設備設計課 課長 委 員 鈴木 孝雄 東亜道路工業㈱ 技術部 環境事業担当 部長
委 員 高橋 哲躬 大林道路㈱ エンジニアリング部 部長
委 員 水野 良夫 大有建設㈱ 取締役 環境エンジニアリング部 部長
委 員 野上 欣也 東芝プラントシステム㈱ 社会インフラ事業部 社会インフラエンジニアリング部ソリューショングループ 課長 委 員 宮澤 聡 昭和コンクリ-ト㈱ 製造本部 製造部 生産管理課
委 員 永井 一徳 飛島建設㈱ 防災R&Dセンター 事業推進部 担当部長
事 務 局 坪井 晴人 (社)日本産業機械工業会 エコスラグ利用普及センター 推進本部長 在間 勇二 (社)日本産業機械工業会 エコスラグ利用普及センター 技術部長
■企画流通分科会
分 科 会 長 西原 充幸 ㈱クボタ 環境リサイクル企画部 部長 副 分 科 会 長 遠藤 久 月島機械㈱ 環境プラント計画第2部 部長
副 分 科 会 長 明石 哲夫 JFEエンジニアリング㈱ 環境エンジニアリング事業部 環境技術部 開発グループ 課長 副 分 科 会 長 小川 康夫 日本道路㈱ 技術営業グル-プ 部長
副 分 科 会 長 石井 淳二 Hitz日立造船㈱ 環境事業本部 技術企画部 専門部長 副 分 科 会 長 山本 芳宏 ㈱神鋼環境ソリューション 技術担当 役員補佐
委 員 金子 充良 ㈱荏原製作所 環境プラント事業部エンジニアリング室ガス化炉計画グループ 参事 委 員 菅田 雅裕 川崎重工業㈱ 環境ビジネスセンタ- 開発部 主事
委 員 長田 昭一 新日本製鐵㈱ プラント・環境事業部 環境ソリュ-ション事業センタ- 部長代理 委 員 渡辺 一平 新明和工業㈱ 環境システム事業部 溶融プロジェクト・マネージャー 副技師長
委 員 西村 正和 大成建設㈱ エコロジ-本部環境計画グル-プ 部長
委 員 鳥井 淳史 日本ガイシ㈱ エンジニアリング事業本部開発部プラント開発グループ サブマネージャー 委 員 水野 喜友 ㈱NIPPOコーポレーション 合材部 専門次長
委 員 鈴木 慎二郎 前田道路㈱ 営業本部 技術営業部 副部長 委 員 山本 誠 三井造船㈱ 環境事業本部 技術開発部 課長補佐
委 員 佐藤 鉄雄 三菱重工株式会社 横浜製作所 環境ソリューション技術部 環境システム計画課 課長 委 員 秩父 薫雅 ㈱神鋼環境ソリューション 技術本部 課長
委 員 玉出 善紀 ㈱タクマ 技術本部 東京技術企画部長 委 員 宮田 治男 三機工業㈱ 環境システム事業部 技術部 副部長 委 員 小野 恒 極東開発工業㈱ 環境事業部 東部営業部 担当部長 委 員 中久喜 康秀 ㈱竹中工務店 環境ビジネスプロデュ-ス本部 主任 委 員 菊野 孝則 中央電気工業㈱ 環境事業部 技術課長
委 員 川見 佳正 三菱重工業㈱ 横浜製作所 環境ソリューション技術部 担当部長 委 員 志村 進 大同特殊鋼㈱ 企画開発部 技術開発室 室長 委 員 小峰 新平 古河機械金属㈱ 環境システム部 主席技師長
委 員 石井 修平 バブコック日立㈱ 呉事業所 プラント技術本部 焼却システム設計部 委 員 中村 嘉元 鹿島道路㈱ 生産技術本部 環境事業室 課長代理
委 員 佐藤 祥一 大成ロテック㈱ 総合技術部 部長
委 員 藤田 泰行 ㈱タクマ 計画本部 環境技術部 第一課 課長代理 委 員 鈴木 孝雄 東亜道路工業㈱ 技術部 環境事業担当 部長
委 員 水野 良夫 大有建設㈱ 取締役 環境エンジニアリング部 部長
委 員 吉田 英一 東芝プラントシステム㈱ 社会インフラ事業部社会インフラエンジニアリング部ソリュ-ショングル-プ オ フ ゙ サ ゙ ー ハ ゙ ー 牛山
夫
JFEエンジニアリング㈱ 環境エンジニアリング事業部 部長■国土創造分科会
分 科 会 長 西川 進 三菱重工環境エンジニアリング㈱ 環境事業本部 環境ソリュ-ション部 主幹 副 分 科 会 長 勝井 秀博 大成建設㈱ 技術センター 土木技術研究所 部長 委員(WG リ-ダ-) 小出 典宏 ㈱クボタ 上下水エンジニアリング技術部
委員(WG リ-ダ-) 早川 淳 東亜建設工業㈱ 技術研究開発センタ- 環境技術室 主任研究員
委 員 松井 威喜 JFEエンジニアリング㈱ 水エンジニアリング事業部 水処理技術部 バイオマス技術室 計画グループ 副課長
委 員 田井 文夫 日本道路㈱ 技術研究所長
委 員 塚原 正徳 Hitz 日立造船㈱ 環境事業本部 システム本部 技術企画部 専門部長 委 員 竹内 和則 三井造船㈱ 環境プラント事業本部 技術開発部 環境グル-プ 委 員 菊野 孝則 中央電気工業㈱ 環境事業部 技術課長
委 員 小峰 新平 古河機械金属㈱ 環境システム部 主席技師長 オ ブ ザ ー バ ー 牛山
夫
JFEエンジニアリング㈱ 環境エンジニアリング事業部 部長■標準化整備分科会
分 科 会 長 板谷 真積 三井造船㈱ 環境・プラント事業本部 技術開発部長
副 分 科 会 長 長田 守弘 新日本製鐵㈱ プラント・環境事業部 環境ソリュ-ション事業センタ- 部長 副 分 科 会 長 明石 哲夫 JFEエンジニアリング㈱ 環境エンジニアリング事業部 環境技術部 開発グループ 課長 副 分 科 会 長 杉本 賢司 大成建設㈱ 技術企画部 企画室 次長
委 員 中村 嘉元 鹿島道路㈱ 生産技術本部 環境事業室 課長代理 委 員 菅田 雅裕 川崎重工業㈱ 環境ビジネスセンタ- 開発部 主事
委 員 永山 貴志 ㈱クボタ 環境リサイクル事業部 環境リニュ-アルプロジェクト 副主査 委 員 山本 芳宏 ㈱神鋼環境ソリューション 技術担当 役員補佐
委 員 萬條 和広 三機工業㈱ 環境システム事業部 技術部 技術課 主任
委 員 長田 昭一 新日本製鐵㈱ プラント・環境事業部 環境ソリュ-ション事業センタ- 部長代理 委 員 江原 信夫 住友重機械工業㈱ プラント・環境事業本部 環境施設事業センター 技術部 計画 G 技師 委 員 佐藤 祥一 大成ロテック㈱ 総合技術部 部長
委 員 藤田 泰行 ㈱タクマ 計画本部 環境技術部 第一課 委 員 西原 潔 ㈱竹中工務店 環境ビジネスプロデュ-ス本部 課長 委 員 菊野 孝則 中央電気工業㈱ 環境事業部 技術課長
委 員 永吉 義一 月島機械㈱ 環境プラント計画第2部 参事 委 員 小川 康夫 日本道路㈱ 技術営業グル-プ 部長 委 員 加藤 義輝 ㈱NIPPO コーポレーション 技術研究所 研究第2室長
委 員 石井 淳二 Hitz 日立造船㈱ 環境・鉄構事業本部 システム本部 技術企画部 専門部長 委 員 川口 紀 富士電機システムズ㈱ 環境システム統括部 環境プラント技術部 主幹技師
委 員 鈴木 慎二郎 前田道路㈱ 営業本部 技術営業部 副部長
委 員 川見 佳正 三菱重工業㈱ 環境ソリューション技術部 環境システム計画課プロセス計画担当課長 委 員 志村 進 大同特殊鋼㈱ 企画開発部 技術開発室 室長
委 員 鈴木 紳一 日立金属㈱ 環境システム部 主管技師 委 員 小峰 新平 古河機械金属㈱ 環境システム部 主席技師長
委 員 池田 広孝 バブコック日立㈱ 呉事業所プラント技術本部焼却システム設計部 焼却設備設計課 主任 委 員 塚本 真也 東亜道路工業㈱ 技術部
委 員 小池 俊久 大林道路㈱ 合材部合材管理グループ グループ長
委 員 大河内 宝 大有建設㈱ 中央研究所 次長
委 員 宮澤 聡 昭和コンクリ-ト㈱ 製造本部 製造部 生産管理課
委 員 伊藤 良治 飛島建設㈱ 土木本部 土木技術部 環境技術グループ 担当課長 オ フ ゙ サ ゙ ー ハ ゙ ー 牛山
夫
JFEエンジニアリング㈱ 環境エンジニアリング事業部 部長≪目 次≫
はじめに··· 1
Ⅰ.エコスラグの生産状況 ··· 2
1.最近のエコスラグの生産量推移と今後の生産見通し ··· 2
2.溶融施設の稼動状況と整備計画 ··· 13
3.産業廃棄物のスラグ化に関する動向 ··· 25
Ⅱ.エコスラグの利用普及の実態 ··· 29
1.自治体における利用普及の状況と今後の利用計画 ··· 29
2.利用事例 2002~2005 ··· 41
Ⅲ.利用普及の進行状況 ··· 42
1.国と自治体の取り組み状況 ··· 42
1.1 国の建設事業におけるエコスラグ利用事例 ··· 42
1.2 自治体の取組状況 ··· 45
1.3 有効利用の取組事例紹介 ··· 51
2.標準化··· 62
2.1 標準化の状況 ··· 62
2.2 長期供用性 ··· 64
3.エコスラグ利用普及センターの活動状況 ··· 71
3.1 エコスラグ利用普及センターの活動 ··· 71
3.2 自治体との連携状況 ··· 74
Ⅳ.さらなる利用普及を目指して ··· 80
1.ネット取引システムの実証的運用とその検討 ··· 80
2.グリーン購入法 ··· 110
3.用途提案事業 ··· 111
4.エコスラグ 2005 コンファランス開催 ··· 116
Ⅴ.国土創造 ··· 117
1.「港湾工事用溶融スラグ利用の手引書」作成 ··· 117
2.今後の展望 ··· 125
Ⅵ.まとめ··· 126
付録 付録 1.2005 年度エコスラグ有効利用に関する自治体アンケート集計結果 ···127
付録 2.2001 年度までのエコスラグ利用事例集 ···131
付録 3.2002~2005 年度のエコスラグ利用事例集 ···141
付録 4.港湾工事用エコスラグ利用の手引書(案) ···157
はじめに
■ 事業の目的と趣旨
「エコスラグ利用普及センター」(以下センターという)は平成 13 年度に「エコスラグ利用普 及研究会」の事業を継承するとともに関連自治体との連携強化によるエコスラグの本格的な普及 を目指して設立された。
平成 17 年度は、自治体との連携・交流を深めた平成 16 年度の事業を引き続いて実施した。
◆自治体連絡会の開催
◆自治体委員の参加による WG(画面取引、用途提案の検討)
◆自治体を対象としたエコスラグセミナーの開催
◆自治体からの要請によるセミナーへの講師派遣
◆グリーン購入法追加特定品目への再エントリー(2001~2004 年度に引き続いて)
◆道路用溶融スラグ TR の JIS 化推進
◆国土創造(海洋への適用)研究(港湾工事用溶融スラグ利用マニュアル作成)
◆「エコスラグデータ集」及び市民向け PR パンフレットの発行
◆「エコスラグ 2005 コンファランス」の開催(前 5 ヵ年度に引き続いて)
また、他の研究機関や関連学会との連携も強化する。
■ 研究体制
委員会、分科会を設置して、担当分野ごとの調査研究をおこなった。また自治体との意見・
情報交換、国への働きかけの場とする自治体連絡会の開催や自治体への各種のアンケート調査 を実施した。
◆エコスラグ調査研究委員会
委 員 長:永田勝也(早稲田大学理工学部教授)
企画・流通分科会
:
ネット取引システムの検討、自治体・ユーザーへの PR、関係方面との交流、エコスラグコンファランス 2005 等の企画・立案、自治体との共同研究、グ リーン購入への対応等
国 土 創 造 分 科 会:エコスラグ利用による国土創造(海洋等)に関する研究 標準化整備分科会:エコスラグデータベース作成/規格案作成委員会の補助業務
◆規格案作成委員会
委 員 長:田澤榮一(中央大学教授)
:JIS 原案作成(JIS 化)の推進によるエコスラグの利用普及 道路用 TR の JIS 化、コンクリート用 JIS 化をサポート
◆自 治 体 連 絡 会:センター賛助会員をもって組織し、エコスラグ有効利用に関する情報及び 意見交換等を実施
Ⅰ.エコスラグの生産状況
1.最近のエコスラグの生産量推移と今後の生産見通し
1.1 全国の生産量(自治体における総生産状況)
センターが 1998 年以来例年実施しているエコスラグの有効利用に関する調査結果によると自治体にお ける 2004 年度のごみスラグ生産量は、2003 年度比 4.3 万t余り増加して約 52 万tと初めて 50 万tの大 台に達した。また 2005 年度の生産量は 60 万t弱で、下水汚泥スラグ(以下下水スラグ)を併せると 60 万 t台に達するものと見込まれる。ただし、この増加の要因は既存の施設で生産量が増加をしたというより も、新規施設の操業開始による点が大きい。他方、下水スラグは既存施設数が少なく、加えて新規施設の 整備も少ないため、2004 年度生産量は対 2003 年度の比較において横ばいであった。また、2005 年度の生 産量は若干の減少が見込まれる。
10.5 11.8 12.0 13.1 14.6
28.3
47.8 52.1
59.6
2.9 3.1 3.6 4.0 4.1
4.0
4.2
4.3
4.0
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0
97 98 99 00 01 02 03 04 05見通し
年度 万t
ごみ 下水
図Ⅰ.1.1:エコスラグ生産量(ごみ+下水)(エコスラグ利用普及センター)
注 1:2005 年度見通しは自治体アンケート結果に基づき推定 注 2:PFI 形式、第 3 セクター形式の施設の生産実績を含む。
注 3:稼働施設全件を対象に調査を実施したが、生産量未発表の施設が 3 件程度あり、それらの施設の 生産量は計上していない。
13.4 14.9 15.6 17.1 18.7
32.3
52.0
56.4
63.6
1.2 地域別の生産状況 1)地域別の生産量
(1)ごみスラグ
ごみの溶融施設はほぼ全国的に整備され、全国 9 地区においてスラグ生産がおこなわれている。
また都道府県別では、2005 年度に宮崎県で同県の第 1 号施設が稼働をしたことにより、同年度末で生産 がおこなわれていないのは和歌山県のみとなった。
2.3 2.2
4.0 3.9 4.4
7.3
12.2
15.5 15.1 17.2
1.7 1.9 1.7
8.7 10.3 11.4
3.8 3.9
3.4 5.5 4.7
7.6 3.0
3.4
3.2 5.5
5.8
7.2
0.9 2.2 0.1
0.5 2.6
0.9 0.1
4.1 1.2
2.2
2.2 1.0
0.1
2.5
1.7
1.9
1.5
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0
2001 2002 2003 2004 2005見通し 年度
万t
北海道 東北
関東 北陸
中部 近畿
中国 四国
九州
図Ⅰ.1.2:地区別自治体のエコスラグ生産量(ごみスラグ)(エコスラグ利用普及センター)
注 1:PFI、第 3 セクターによる生産実績は含んでいる。
2)下水スラグ
生産施設の整備がごみスラグと異なり、全国規模で進展しておらず、大阪府を中心とした近畿地区に生 産が集中している。また、新規の施設計画もなく、今後も現状のまま、推移していくものと思われる。
3.6 3.3 3.5 3.5
3.2
0.2 0.3 0.3 0.2
0.2
0.1 0.1 0.0 0.0
0.0
0.3 0.3 0.2 0.2
0.2
0.1 0.1 0.1 0.1
0.0
0.1 0.1 0.1 0.1
0.1 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0
2001 2002 2003 2004 2005見通し
年度 万t
九州 近畿 中部 北陸 関東 東北
図Ⅰ.1.3:地区別自治体のエコスラグ生産量(下水スラグ)(エコスラグ利用普及センター)
注 1:北海道、四国には稼働している施設はない
注 2:2005 年度見通しはアンケート調査結果に基づき推定
2)都道府県別自治体等の生産状況
前述したようにエコスラグの生産は全国規模でおこなわれており、2004 年度末時点で 45 都道府県、2005 年度末時点は 46 都道府県で生産施設が稼動している。これらの都道府県中、2004 年度実績においてごみ
+下水の総計で 1 万t/年度以上の生産をしているのは北海道、秋田、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、
神奈川、岐阜、愛知、三重、大阪、兵庫、岡山、広島、愛媛、高知、福岡、大分等 19 都道府県であり、2005 年度はこれに長崎県が加わる見通しである。
これらの詳細は、表Ⅰ.1.1 と図Ⅰ.1.4 に示す。
単位:t/年度 2005年度見通し ごみ下水計ごみ下水計ごみ下水計ごみ下水計ごみ下水計ごみ下水計ごみ下水計ごみ下水計ごみ下水計 00000000000060006008,80008,80022,000022,00022,600022,60022,000022,000 県0000000001,00001,000400040040004005,00005,0003,20003,2003,20003,200 県3,50003,5004,00004,0004,20004,2003,70003,7003,60003,6004,80004,8008,20008,2007,90007,9008,10008,100 県00000000000000060006002,30002,3001,90001,9008,20008,200 県00000000000000013,800013,80017,000017,00018,000018,00017,900017,900 県00000000000060006002,60002,6004,10004,1003,80003,8003,10003,100 県0000000000000004,1003004,4003,6003003,9003,7005004,2003,2006003,800 3,50003,5004,00004,0004,20004,2004,70004,7004,60004,60026,30030026,60040,20030040,50038,50050039,00043,70060044,300 県0000002,60002,6003,30003,3007,60007,6008,90008,9007,70007,70012,400012,40014,800014,800 県00000000080008007,50007,5007,3001,7009,00012,1002,20014,30011,3002,30013,60011,0002,20013,200 県060060006006003005008003005008002005007003004007003004007003005008003,0004003,400 県25,900025,90023,600023,60021,200021,20022,200022,20017,500017,50025,700025,70043,000043,00040,600040,60042,300042,300 県1,5003001,8005,5003005,8005,70005,7005,20005,2003,80003,80021,400021,40031,400031,40033,300033,30039,800039,800 都41,0001,40042,40047,4001,30048,70042,8001,20044,00027,9001,30029,20023,4001,00024,40045,000045,00048,300048,30043,000043,00050,000050,000 00000000000013,200013,20013,900013,90012,600012,60010,800010,80010,800010,800 68,4002,30070,70076,5002,20078,70072,6001,70074,30059,7001,80061,50073,2001,50074,700122,5002,100124,600155,4002,600158,000151,7002,800154,500171,7002,600174,300 県8000800900090050005001,00001,0001,10001,1006,50006,5006,40006,4008,90008,9008,00008,000 県040040003003000300300030030003003002,1005002,6007,4006008,0006,5007007,2005,6008006,400 県0000000000000000002,80002,8003,10003,1003,20003,200 県0000000000000001000100400040030003003000300 8004001,2009003001,2005003008001,0003001,3001,1003001,4008,7005009,20017,00060017,60018,80070019,50017,10080017,900 県0000000000000001,20001,2004,60004,6004,90004,9004,70004,700 県00007007000900900080080007007002001,0001,2007001,0001,7008001,1001,9008001,1001,900 県0000002,90002,9003,40003,4003,90003,9006,80006,80017,500017,50018,600018,60020,000020,000 県0000000000000000000003,00003,0007,20007,200 県5,50005,5006,60006,6005,40005,4007,00007,0006,30006,30023,900023,90036,700036,70041,100041,10043,500043,500 県0000000002,70002,7002,20002,2008,80008,80027,800027,80034,900034,90037,900037,900 5,50005,5006,6007007,3008,3009009,20013,10080013,90012,40070013,10040,9001,00041,90087,3001,00088,300103,3001,100104,400114,1001,100115,200 県04,5004,50005,5005,50006,0006,0005006,2006,7001,0006,8007,8001,0006,3007,3001,6006,1007,7001,7005,7007,4001,7005,8007,500 府01,2001,20001,0001,00001,5001,50001,4001,4001,0002,3003,3001,6002,8004,4001,7003,0004,7001,9002,7004,6002,0001,8003,800 府14,5008,50023,00012,4008,90021,30015,4009,30024,70022,0009,80031,80016,00011,10027,10015,50011,80027,30021,60013,10034,70021,60016,80038,40021,70015,50037,200 県3,9009,90013,8004,1009,90014,0003,60013,50017,1003,60017,10020,7003,50015,80019,3004,10012,50016,60011,90012,90024,80012,1009,90022,00017,8009,60027,400 県00000000000000040004001,00001,0001,50001,5004,10004,100 000000000000000000000000000 18,40024,10042,50016,50025,30041,80019,00030,30049,30026,10034,50060,60021,50036,00057,50022,60033,40056,00037,80035,10072,90038,80035,10073,90047,30032,70080,000 県0000000000000003,30003,3003,40003,4006,70006,7006,80006,800 県00000000000000010001001,90001,9002,60002,6002,50002,500 県00000000000080008003,90003,90010,400010,40010,200010,20032,500032,500 県000000000000000300030010,000010,00026,300026,30025,000025,000 県0000000000000002,20002,2008,20008,2009,30009,3009,30009,300 00000000000080008009,80009,80033,900033,90055,100055,10076,100076,100 県1,40001,4001,70001,7001,50001,5001,80001,8001,90001,9001,80001,8001,30001,3001,30001,3002,20002,200 県3,00003,0004,30004,3004,80004,8004,80004,8004,40004,4004,40004,4005,00005,0009,40009,4007,40007,400 県2,40002,4003,00003,0003,90003,9003,80003,80010,900010,90010,600010,60011,900011,90011,900011,90012,100012,100 県0000000000000008,30008,30011,500011,50011,400011,40010,500010,500 6,80006,8009,00009,00010,200010,20010,400010,40017,200017,20025,100025,10029,700029,70034,000034,00032,200032,200 県01,6001,6002,7002,4005,1002,6002,2004,8009,4002,00011,4008,8002,00010,8009,7002,20011,90019,5002,40021,90020,5002,30022,80021,3002,20023,500 県0000000000000000003,50003,5006,90006,9007,30007,300 県2,0004002,4002,0004002,4002,0004002,4005,3003005,6005,1003005,4005,1003005,4006,4003006,7007,2003007,50012,40030012,700 県0000000000000000002,10002,1001,90001,9001,70001,700 県00000000000000000014,900014,90014,400014,40013,800013,800 県0000000000000000000000006,00006,000 0000001,00001,0001,20001,2001,30001,3001,40001,4004,90004,9004,30004,3004,00004,000 県0000000000000002,40002,4003,20003,2003,50003,5005,60005,600 2,0002,0004,0004,7002,8007,5005,6002,6008,20015,9002,30018,20015,2002,30017,50018,6002,50021,10054,5002,70057,20058,7002,60061,30072,1002,50074,600 105,40028,800134,200118,20031,300149,500120,40035,800156,200130,90039,700170,600146,60040,800187,400283,30039,800323,100477,80042,300520,100521,50042,800564,300596,30040,300636,600 センター調べ) 業生産分は含んでいない。
2003年度2004年度1997年度1998年度1999年度2000年度2001年度2002年度表Ⅰ.1.1 都道府県別の溶融スラグ生産量推移(自治体生産分)
2004年度実績2005年度見通し 北海道2.32.2 秋田県1.81.8 茨城県1.21.5 栃木県1.41.3 埼玉県4.14.2 千葉県3.34.0 東京都4.35.5 神奈川県1.11.1 岐阜県1.92.0 愛知県4.14.3 三重3.53.8 大阪府3.83.7 兵庫県2.22.7 岡山県1.03.2 広島県2.62.5 愛媛県1.21.2 高知県1.11.0 福岡県2.32.3 長崎県0.71.3 大分県1.41.4
2.3 1.8 1.21.4
4.1 3.3
4.3 1.1
1.9
4.1 3.5
3.8 2.2 1.0
2.6 1.2 1.1
2.3 0.7
1.4
2.2 1.8 1.5 1.3
4.2 4.0
5.5 1.1
2.0
4.3 3.8 3.7 2.7
3.2 2.5 1.2 1.0
2.3 1.31.4 0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
北海 道
秋田 県
茨城 県
栃木 県
埼玉 県
千葉 県
京 東 都
神奈 川県 阜 岐 県
愛知 県 重 三 大阪 府
庫 兵 県
岡山 県
島 広 県
媛 愛 県
知 高 県
岡 福 県
崎 長 県
分 大 県
都道府県名
万t
20 04 年度実績 20 05 年度見通し
図Ⅰ.1.4:エコスラグ生産1万t以上の都道府県における2004年度実績と2005見通し(ごみ+下水)(エコスラグ利用普及センター) 注:2005年度見通しはアンケート調査結果に基づき推定1.3 エコスラグの種類別生産量
エコスラグは、冷却固化方式により水砕スラグと徐冷スラグに分類される。
水砕スラグは溶融物を冷却水槽に落下させて急冷固化、または噴射水により急冷固化後冷却水槽に落下 させて生成する。冷却される速度が速い、冷却設備が安価、スラグ形状が砂状のためハンドリングが容易 で利用し易いこと等利点が多く、ごみスラグの場合は全国生産の 90%以上(2004 年度)が同スラグである。
最近では生産の効率化促進、経費節減、ハンドリング性等の要因から徐冷方式を水砕方式に改造した事 例もある。徐冷スラグには、溶融物を搬送コンベヤもしくはモールドに受け、空気中で自然放冷して生成 する空冷スラグと溶融物を一定量モールドに受けて冷却速度を空冷よりもさらに遅くし、結晶化促進のた めの保温室を経由して生成される徐冷スラグ(結晶化スラグ)とがある。しかし生産効率とハンドリング 等の面で水砕スラグに及ばず、水砕/徐冷併用型を含めても徐冷スラグ生産施設は全国に 13 件(2005 年 度末)にとどまっている。
10.4 11.3 11.5 12.5 12.7
24.6
43.1 47.5 3.7 55.3
4.7
4.4
4.2
0.6 2.0 0.5 0.5
0.1
0.1 0.1
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0
97 98 99 00 01 02 03 04 05見通し 年度
万t
併用 徐冷 水砕
図Ⅰ.1.5:エコスラグの種類別生産量(ごみ)(エコスラグ利用普及センター)
注 1:2005 年度見通しはアンケート調査結果に基づく
注 2:共用とは、水砕/徐冷の双方のスラグを生産しており、アンケート調査の回答上、量的の区分がで きないもの
1.9 1.9
2.3
2.7 2.6 2.5 2.7 2.9 2.8
0.5 0.7
0.7
0.7 0.8
0.7
0.8
0.9 0.8
0.5
0.5
0.6
0.6 0.7
0.8
0.7 0.4
0.4
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5
97 98 99 00 01 02 03 04 05見通し
年度 万t
水砕 徐冷
共用
図Ⅰ.1.6:エコスラグの種類別生産量(下水)(エコスラグ利用普及センター)
注 1:2005 年度見通しはアンケート調査結果に基づく
注 2:共用とは、水砕/徐冷の双方のスラグを生産しており、アンケート調査の回答上、量的な区分がで きないもの
45.8
58.1
5.5 5.3 5.0
0.7 0.5 0.5
50.4
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0
2003 2004 2005見通し 年度
万t
水砕 除冷 併用
図Ⅰ.1.7:エコスラグの種類別生産量(ごみ+下水)(エコスラグ利用普及センター)
注:共用とは、水砕/徐冷の双方のスラグを生産しており、アンケート調査の回答上、量的な区分ができ ないもの
1.4 原料別生産量 1)ごみスラグ
ごみスラグの原料はごみ直接溶融と焼却灰溶融の 2 種類がある。それぞれ生産方式が異なり、自治体が 個々の経済面や環境面等の実状に応じて最も適合する方式の施設を選定している。
最近では、既存の焼却施設の後段に灰溶融設備のみを増設、他の焼却施設から排出される焼却灰をスラ グ化することを目的として単独に灰溶融のみを設置するなど設置パターンも多様化してきている。
2.5 2.8 3.1
4.7 3.9
9.9
22.5
24.7
28.0
8.0 8.4
10.8
18.4
25.3
27.4
31.6
9.0 8.9
0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0
97 98 99 00 01 02 03 04 05見通し 年度
万t
ごみ 灰
図Ⅰ.1.8:エコスラグ原料別の生産量(ごみ)(エコスラグ利用普及センター)
注:2005 年度見通しはアンケート調査結果に基づく
2)下水スラグ
下水スラグの原量は、脱水汚泥とその汚泥の焼却灰の
2
種類があり、汚泥を原料とする場合は汚泥溶融 方式により、汚泥焼却灰を原料とする場合は灰溶融方式により生産がおこなわれている。汚泥を原料とするスラグが主力で推移している。
2.4 2.4
2.9
3.2 3.3
3.0
3.2 3.3
3.0
0.5
0.7 0.7 0.8 0.8
1.0 1.0 1.0 1.0
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5
97 98 99 00 01 02 03 04 05見通し年度
万t
汚泥 灰
図Ⅰ.1.9:エコスラグ原料別の生産量(下水)(エコスラグ利用普及センター)
注:2005 年度見通しはアンケート調査結果に基づく
1.5 民間企業における溶融スラグ生産状況
スラグは前記した自治体の直営施設(PFI及び第 3 セクター運営含む)の他に、民間の溶融施設でも 生産されている。これらの民間溶融施設では、自治体から排出されるごみや焼却灰等の原料を受入れて、
スラグを受託生産している。このようなスラグの民間溶融施設は、センターが確認している範囲において 2005 年 3 月末時点で全国に 5 ヶ所程度ある。これらの民間施設における生産量に関しては、数値を公表し ている企業と秘密事項としている企業がある。そのため、全貌は不明である。これらの民間施設は、当然 利益を追求することが重要であるため、生産設備の規模が大型である。また、原料となるごみや焼却灰は 複数の自治体から調達している。
上記したように全体の生産量は把握できないが、少なくとも 3 ヶ所の施設では1万t前後のスラグを生 産しているものと推定される。この点を考慮するとごみスラグは 2004 年度時点で生産規模は自治体生産分 と合わせて 55 万t超に達しているものと考えられる。
2004年度実績
280 1,023 1,545
1,311 1,110 1,217
1,189 1,169
1,230
900 785 844
0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 月
t
2005/4~同12実績
1,574 1,669
1,411
877 1,187
1,201 1,275
1,464 1,269
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800
4 5 6 7 8 9 10 11 12 月
t
図Ⅰ.1.10:E 社におけるごみスラグ(灰)年度別月次別生産状況(E 社ホームページ掲載データより作成)
280
表Ⅰ.1.2:民間エコスラグ生産工場一覧
所在地 炉形式 能力(t/日) 生産 品種
水砕 徐冷
A 社 茨城県鹿嶋市 電気式 70×1 ○ ○ B社 栃木県小山市 燃料燃焼式 100×1 ○ C社 神奈川県横須賀市 燃料燃焼式 120×1 ○ D社 山梨県 燃料燃焼式 93.6×1 ○ E社 愛知県名古屋市 電気式 45.6×1 ○ エコスラグ利用普及センター
2.溶融施設の稼働状況と整備計画
2.1 ごみ溶融施設の稼動状況
ごみの溶融施設は本調査を開始した 1997 年度末時点では、12 都府県 18 団体で 20 施設が稼動している に過ぎない状況であった。しかし、その後、資源循環型社会構築の意識の向上、ダイオキシン類対策特別 措置法の施行等により、全国で続々と整備が進められ、2005 年度末時点で 46 都道府県において 153 施設
(第 3 セクター、PFI、財団運営含む)が稼働している。また、これとは別に完全な民間企業の施設と して、ごみまたはその焼却灰の溶融を受託している施設が全国に 5 ヶ所ある。
13
35
4 6 7 12
45
60 67 73
6 9 11
14
29
18
37 42 45
10 10 13
19 20
24
34 35
5 5 5
4 5 3 3
1 2
158 149
136
103
48 55
27 34 21
0 20 40 60 80 100 120 140 160 180
97 98 99 00 01 02 03 04 05 年度
施設数
ガス化 灰電 灰燃 民間 総数
ガス化 電気 燃料 民間 計
北海道 4 2 0 0 6
青森県 2 0 0 0 2
東北 岩手県 3 0 0 0 3
宮城県 1 1 0 0 2
秋田県 2 0 1 0 3
山形県 2 0 2 0 4
福島県 0 1 1 0 2
東北計 10 2 4 0 16
茨城県 1 2 2 1 6
関東 栃木県 0 2 1 1 4
群馬県 0 1 1 0 2
埼玉県 1 4 0 0 5
千葉県 3 2 3 0 8
東京都 0 5 1 0 6
神奈川県 0 1 0 1 2
関東計 5 17 8 3 33
新潟県 3 0 3 0 6
富山県 0 2 0 0 2
北陸 石川県 1 0 0 0 1
福井県 1 0 0 0 1
北陸計 5 2 3 0 10
山梨県 1 1 1 1 4
中部 長野県 1 0 0 0 1
岐阜県 6 1 0 0 7
静岡県 1 1 0 0 2
愛知県 3 4 2 1 10
三重県 2 0 0 0 2
中部計 14 7 3 2 26
滋賀県 1 0 1 0 2
近畿 京都府 0 1 0 0 1
大阪府 2 1 1 0 4
兵庫県 2 2 1 0 5
奈良県 1 1 0 0 2
和歌山県 0 0 0 0 0
近畿計 6 5 3 0 14
鳥取県 0 1 1 0 2
中国 島根県 1 0 0 0 1
岡山県 1 1 1 0 3
広島県 2 2 0 0 4
山口県 1 1 0 0 2
中国計 5 5 2 0 12
徳島県 1 1 1 0 3
四国 香川県 2 0 0 0 2
愛媛県 0 1 1 0 2
高知県 1 1 0 0 2
四国計 4 3 2 0 9
福岡県 6 0 1 0 7
九州 佐賀県 1 1 0 0 2
長崎県 4 0 3 0 7
熊本県 1 0 1 0 2
大分県 2 0 0 0 2
宮崎県 0 1 0 0 1
鹿児島県 2 0 3 0 5
沖縄県 4 0 2 0 6
九州計 20 2 10 0 32
総計 73 45 35 5 158
注:停止中、休止中の施設は除いている。
表Ⅰ.2.1:都道府県別溶融施設稼働状況(2005年度末時点)