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The world runs on trust 信頼の上に成り立つ世界 より安全で持続可能な未来を目指して 2019 アニュアルレポート

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The world runs on trust 信頼の上に成り立つ世界

より安全で持続可能な未来を目指して

2019アニュアルレポート

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ULでは、誰もが探求心を 持ち続けています。科学を 活用して、信頼を確立し ます。困難な質問を投げか け、試験、調査、監査、認 証、検証を通して、正しい 回答を見つけ出します。す べての人の繁栄と幸福の実現 を目指し、よりスマートな意 思決定と人生を充実させる 技術の導入支援に取り組ん でいます。

目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

1

目次

02 進化、保護、サステナビリティ UL社長兼CEO、

ジェニファー・スカンロンからのメッセージ

04 組織概要 06 1年の総括 09 進化

サービスの進化 15 保護

より安全な世界のために 21 サステナビリティ

よりよい未来を創造する 27 経営体制

取締役会と経営陣

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2 社長挨拶

進化、保護、

サステナビリティ

UL社長兼CEO、

ジェニファー・スカンロンからのメッセージ

従業員、お客様、関係者の 皆様へ

125年にわたり、ULは世界をより安全な場所にする ために取り組んでいます。創業当時は電気が最新技 術であり、弊社は試験と認証によって火災や電気的 リスクを最小限に抑えることで、安全性を高めるた めに貢献しました。創業当初の電気に特化した事 業は大きく拡大され、ULのサービスは今や試験、

検査、認証、検証、トレーニングおよびアドバイ ザリーサービスなど多岐にわたっています。その対 象も、電磁両立性(EMC)から、環境・社会・ガバ ナンス(ESG)、チェーンソーの安全性、サイバー セキュリティ、シートベルト、自律走行車の人的要 因、ワイヤー・ケーブル、高度な医療機器に至るま で、さまざまです。その過程において、弊社はお客 様のブランド・プロミスを維持できるように支援して きました。

ULは、過去の業績に慢心することはあり ません。業務を次世紀に向けて変革してい ます。データを重視する科学の信奉者、並び に、安全科学の擁護者である弊社は、技術の 変化をビジネスチャンスとして捉えています。

7年前に「セカンドセンチュリー」イニシアティブ を開始し、非営利団体のUnderwriters Laboratories による研究、規格策定、支援活動と、営利団体のUL による試験、調査、認証、アドバイザリーのサービ スを区別しています。それ以降、ULは47件もの買収 を完了しました。弊社は業務の効率化を図り、お客 様に高品質のサービスを提供しています。お客様や 他の関係者の皆様と連携し、安全性に関するお客様 の最大の課題を予測し、解決できる試験を考案して います。

125年の実績を持つ弊社は、「ベンチャー企業」とは 明らかに異なります。しかしながら、弊社は今日の デジタル時代を反映した新しい戦略を実践する、俊 敏性を備えた業界リーダーです。我々はお客様の安 全に対する潜在的なニーズを熟知しています。また、最 新の科学の厳密性や試験の精度の高さを保持していま す。

我々は、事業機会の観点からULの将来的な展望を 見据えています。「Connected Technologies」事業 部では、お客様の最新テクノロジーの安全性を追求 する一方で、「Retail & Industry」事業部ではテク ノロジーをクリエイティブに適用し、お客様の従来 製品の安全性を確保します。毎年数千名ものフィー ルドエンジニアが650,000件を超える施設訪問を実 施しており、世界中のお客様の工程を検査していま す。数百名ものソフトウェアエンジニアが、お客様 の安全上の課題でデジタル化を活用するべく、さま ざまな新しい方法を開発しています。

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3

目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

弊社のビジネスサービスの範囲と深度は複雑さ を増していますが、ここでは、次の3つの一般的 なカテゴリにおけるリスクとチャンスについてご 説明します。それは、進化、保護、サステナビリ ティです。

進化:

弊社の企業文化の進化を意味します。

つまり、よりデータ重視、市場重視になり、お 客様の安全上の最重要課題を解決することに全 力で取り組みながら、より安全な世界を実現す るというミッションを果たすことを意味しま す。進化にはまた、新しいサービスを創造する イノベーションの力も含まれ、これによって弊 社の価値や、お客様にとっての関連性が拡大さ れます。

弊社の従業員は、進化を積極的に受け入れ、弊 社全体の能力を進化および拡大させるために取 り組んでいます。弊社は、学びの姿勢を重視す る組織であることに誇りを持っており、世界を 急速に変化させているトレンドを把握できるよ う、従業員にトレーニングを提供しています。

保護:

これは、安全性に対するULの全体的な取 り組みを意味します。ULは、安全科学のグロー バルリーダーであり、自ら、非常に高い水準を設

定しています。より安全な世界を目指す取り組 みは、弊社の施設の中から始まっています。弊 社は、保護に対する包括的なアプローチを取って います。弊社は、お客様の最重要資産を管理する 立場にありながら、同時に自身の知的財産の保護 に努めるという、弊社に課せられた二重の役割 を十分に理解し、果たしていく所存です。

サステナビリティ:

これは、今日の世界に おける推進力となっています。我々は団結し て、地球を保護する役割を果たす必要がありま す。ULにおいて、サステナビリティとは気候変 動の影響に対処することのみに留まりません。

これは、持続可能な世界の実現に貢献すること も意味します。言い換えれば、ULは人、地球、

利益を重視しています。弊社の従業員に対して は、安全な職場環境と有意義な業務への従事を 実現するために支援しています。ULは、二酸化 炭素排出量の削減に向け、重要な取り組みを行 っています。実際、弊社では125周年の行事とし て、従業員が世界125か所の河川の清掃作業を支 援しました。ULは営利団体ではありますが、人 々や地球に対する責任を軽視することは一切あ りません。

規制機関、お客様、一般社会からは、あらゆる 組織がサステナビリティを運営に組み込む責任 があるという明確なメッセージが強く叫ばれて います。サステナビリティはもはや「推奨事 項」ではなく、「必須事項」になっています。

この「必須事項」とは、環境上の健全性および 安全性イニシアティブを実施するためにお客様 を支援すること、素材およびサプライチェーン の複雑さに対処すること、資源のリサイクル、

修理、再利用が行われる循環型経済に参加でき るようにお客様を支援することを意味します。

新たに就任したCEOとして、私は使命感にあふ れるULの14,000名以上の従業員と力を合わせ、

より安全な世界の実現に取り組めることを誇り に思っております。我々は、従来または新規の 科学に関する広範な専門知識を備えた、科学 者、エンジニア、プロフェッショナルからなる 企業です。お客様、サプライヤー、従業員、パ ートナーの皆様からなるバリューチェーン全体 を、より緊密につなぐテクノロジーを採用する には、戦略的な思考が重要になります。私は、

この変化し続けるビジネス環境でテクノロジー をどのように上手く活用するかという課題に、長 年にわたり向き合ってきました。

ULに入社してまだ日は浅いですが、すでにお客 様に対する弊社の数百もの実績を目にしてきま した。「2019アニュアルレポート」では、その いくつかをご紹介します。90,000社を超えるお 客様が、信頼されるイノベーションを成功させ るために支援することで、我々は優れた実績を 上げています。そのため、数ある実績から選び 出すことは困難でした。このレポートを作成す る過程で、世界に多大な貢献をしている企業の 優れた人々と触れ合う機会がありました。

ULの最高の世紀は、これから始まりま す。ご期待ください。

ジェニファー・スカンロン 社長兼CEO

世界中のお客様の工程を検査しています。

毎年数千名もの

フィールドエンジニアが

件を超える施設訪問を 実施しており、

650,000

14,000人 以上

のULの使命感にあふれる従業員が、より

安全な世界の実現に取り組んでいます。

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4 組織概要

組織概要

弊社では、すべての人々にとってより よい未来を創造するには、安全かつ責 任のあるイノベーションが必要である と考えています。より安全な世界を実 現するという共通のミッションに基づ き、ULはビジネスソリューションを 介して重大な課題を解決する一方、

非営利関連組織であるUnderwriters Laboratoriesは科学的知識の発見と適 用を専門としています。

UNDERWRITERS LABORATORIES

Underwriters Laboratoriesで は、独立した厳格な調査を実 施し、安全性データを分析しま す。また、世界中の専門家と意 見を交換し、リスクへの対処、

安全に関わるトレーニングやパ ブリックアウトリーチのイニシ アティブを通した知識の共有、

進化するテクノロジーの安全な 商品化をガイドするUL規格の策 定を行っています。

UL

ULでは、企業ミッションを達成 するべく、試験、検査、監査、

認証、検証、アドバイザリー、

トレーニング、分析、デジタル ソリューションを提供します。

科学的調査とデータ重視の洞察 を用いて、世界中の企業がイノ ベーションを商品化できるよう に支援します。

UL.org UL.com

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目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

Connected Technologies事業部

Connected Technologies事業部は、業界全体の継続的なデ ジタル変革のトレンドに加え、製品からシステムへの進化を 促進するために設置されています。この事業部は、サイバ ーセキュリティ、ワイヤレスサービス、機能上の安全性、

人的要因エンジニアリング、その他のエコシステム主体の 技術革新に関連する、お客様の新しい課題に対処すること を目的としています。

Retail & Industry事業部

Retail & Industry事業部では、製品および世界の規制に関 する専門知識と、ソフトウェアソリューションを組み合わ せて活用し、化学薬品、素材およびコンポーネントのサプ ライチェーン、小売および消費者向け製品、建築および建 設業界の組織が、複雑さを増すバリューチェーンに対応でき るように支援します。この事業部では、お客様が世界中の 規制と増大する要件の複雑さに対処できるように支援し、

製品、建築物、作業員の安全強化、全体的なブランドリス クの管理、安全かつ健全で持続可能な製品および住居環境 の確保を行い、市場で成功を収めるためにお客様を支援し ます。

弊社はグローバルな コミュニティに最適 な方法で支援できる よう、「Connected Technologies」と

「Retail & Industry」

の2つの事業部で編成 されています。

ビルディング&

ライフ セーフティ テクノロジー コンシューマー

テクノロジー 家電製品、

HVAC&R、照明 コンシュー

マー&リテー ルサービス エネルギー、

電力 テクノロジー

自動車 環境および

サステナビリティ ID管理・

セキュリティ 素材・サプラ

イチェーン ライフサイエ

ンス、ヘルス サイエンス

ワイヤー・

ケーブル 小型家電

Connected Technologies事業部 Retail & Industry事業部

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買収

主なイベント 施設拡張 受賞

6 1年の総括

1年の総括

2019年は、ULにとって変革 の年でした。歴史的な経営体 制の変革が行われ、世界規模 での買収、ラボ開設、拡大に より、成長を実現しました。

最終的に、世界中の主要イベ ントで関係者の皆様と知識を 共有しました。

1月 2月 3月 4月 5月

2019 年

「2019 Retail and S u p p l i e r U s e r Group」開催(フロ リダ州オーランド)

前CEOキース・ウ ィ リ ア ム が U L を 代 表 し 、 「 C h i n a Development」フ ォーラムで講演(中 国、北京)

U L U n i v e r s i t y が 「 2 0 1 9 ATD(Association for Talent Development)BEST」賞を受 賞、クラス最高の学習および能力 開発部門として表彰される

ULが「Verdantix Green Quadrant EHS Software 2019 (Global)」レ ポートでEHSおよびサステナビリ ティソフトウェアリーダーに選出 される

「Challenges of the Future Built Environment」

イ ベ ン ト を 開 催

( ニ ュ ー ヨ ー ク 州 ニ ュ ー ヨ ー ク 市)

「ComplianceWire China」フォーラム 開催(中国、上海)

コンシューマー&リ テールサービス試験 所を開設(バングラ デシュ、ダッカ)

EMC/無線ラボの拡張(米国カリフ ォルニア州フリーモント)

EMC/無線試験ラボの拡張(英国、

ベージングストーク)

「Fire Suppression」フォーラ ム開催(中国、湖南省長沙市)

「Secutech Taipei」フォーラ ム開催(台湾、台北)

「Europe WERC S Studio User Group」開催(イタリア、

ミラノ)

サ ス テ ナ ビ リ テ ィ パ ー ト ナ ー シ ッ プ の グ ロ ー バ ル 主 任 C a t h e r i n e S h e e h y が

「Bloomberg Sustainability Summit」で講演(ワシントン州 シアトル)

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買収

主なイベント 施設拡張 受賞

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目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

自動車開発業者およびサ プライヤーに対する、自 律走行車の安全性および 自動車システムの電装化 に関するトレーニングお よびアドバイスサービス を専門とする、米国企業 kVAを買収

建 物 外 面 の 試 験 お よ び 認 証 を 専 門 と す る 、 英 国 企 業 Wintechを買収

屋 内 環 境 試 験 お よ び サ ス テ ナ ビ リ テ ィ サ ー ビ ス を 提 供 す る 、 米 国 企 業 Healthy Buildings Internationalを買収

医 療 機 器 の 規 制 上の申請を専門と する企業、Right S u b m i s s i o n を 買収

ULがForbes誌の米国 で最も優れた大規模 雇用者の1つに選定

副 社 長 兼 最 高 マ ー ケティング責任者の Kathy Seegebrecht が 「 2 0 1 9 A N A B 2 M a r k e t e r o f t h e Year」を受賞

ヘルスケア、ライフサイエンスラボを 開設(ドイツ、ノイウルム)

電気自動車バッテリーラボ施工(中 国、常州)

UL国際本社を新設(シンガポール)

EMC/無線ラボの拡張(シンガポール)

UL Tech Hub開設(ワイオミング州ラ ラミー)

ハザーダスロケーション

(防爆)カスタマーサー ビスセンターおよびラボ を開設(カナダ、エドモ ントン)

製品排出試験ラボ開設

(ベトナム、ホーチミン 市)

EMCチャンバーの10m 拡張(韓国、スウォン)

ハザーダスロケーシ ョン(防爆)カスタ マーサービスセンタ ーおよびラボを開設

(テキサス州ヒュー ストン)

小規模発電網のモデ リングと最適化ソフ ト ウ ェ ア の 世 界 的 リーダー、HOMER Energyを買収

「PPE Forum 2019」を開催

(中国、上海)

「North America WERCS Studio User Group」を開 催(ニューヨーク州サラト ガ・スプリングズ)

「Global Firestopping Industry Meeting」を開催

(カナダ、モントリオール)

ULが「Pritzker Forum on Global Cities」の主要スポン サーとなる(イリノイ州シ カゴ)

「 E H S H e a l t h Summit」を開催

(テネシー州フラ ンクリン)

ジ ェ ニ フ ァ ー ・ ス カ ン ロ ン が ULの11代目社長兼CEOに就任

「Knowledge Summit」を開催(ペン シルベニア州フィラデルフィア)

「Safety Challenges of the Future Built Environment」フォーラム会合を 開催(東京)

「Furniture Industry Summit」を開催

(ミシガン州グランド・ラピッズ)

「Environment and Sustainability User Forum」を開催(英国、ケンブリ ッジ)

「Steel Fire Protection Industry Meeting」を開催(スペイン、バルセ ロナ)

「5G Summit」を開催

(台湾、台北)

「Japan WERCS Studio U s e r G r o u p」を開 催

(東京)

「Fire Door Hardware Meeting」を開催(スペ イン、バルセロナ)

「Global Water Mist Expert Group」を開催

(ドイツ、ベルリン)

「Safety Challenges of the Future Built Environment」フォ ーラムの会合を開催

(ウィスコンシン州 ミルウォーキー)

「Future of Trust Summit」を主催(

ドイツ、フランクフ ルト)

ハザーダスロケー ション(防爆)ラボ を拡張(イリノイ州 ノースブルック)

初のモバイル太陽光 発電(PV)ラボを開 設(インド、ニューデ リー)

ULのカスタマーアドボカ シーチームが2019 ACE賞の

「Voice of the Customer」

カ テ ゴ リ で 「 J u d g e s ’ Choice」を受賞

鹿島EMC試験所に新次 世代モビリティ棟を新設

(千葉県香取市)

U L が ベ イ ジ ン グ ス ト ー ク お よ び デ ィ ー ン 自 治 区 議 会 の

「 I n s p i r e 1 9 Large Business of the Year」賞 を受賞

U L は 「 V a l l e y M L . a i S t a t e o f A I a n d M L conference」のプラチ ナスポンサーとなる(

カリフォルニア州ミル ピタス)。Connected Technologies事業部 の副社長兼CTOである Tom Blewittが、自律シ ステムの安全性に関す る基調講演を実施

15年にわたる功績を誇 るキース・ウイリアム ズが退任

上級副社長兼CIOであるKarriem Shakoorが「2019 Chicago United Business Leader of Color」に選出

ULのSPOT®持続可能製品プラット フォームが「2019 Gold dotCOMM Website Design」賞を受賞

1 2 5周年を記 念した ULのデジタルアプリ ケーションがモバイル アプリ/サイトARカテ ゴリで「W3 Silver」賞 を受賞

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8 数字で見る実績

14,000+ 人の

使命感を持った従業員が勤務:

40 か国以上

世界各国のお客様 :

100 か国以上

ULのサステナビリティに関する認証の言及:

900 以上の世界中の

製品の仕様または購入ガイドライン

125 年にわたる

専門知識

数字で見る実績

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目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

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目次社長織概要1年進化保護ステ経営

進化

サービスの進化

弊社では、リスクを軽減し、大胆な

イノベーションを実現し、お客様が

有望なビジネスチャンスを収益に変

換できるように支援しています。ま

た、中核となる長所に重点を置くた

めに切磋琢磨しながら、お客様の変

化するニーズに合わせた新しいサー

ビスを提供するために事業内容を進

化させています。

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10 進化

2019年、進化したサービスにより、

以下の点でお客様を支援しました:

新しいテクノロジーで信頼性を構築

The North FaceのFUTURELIGHT™素材

50年以上にわたり、The North Faceはアスリ ートや冒険家に最高の装備を提供しています。

撥水素材は一般に通気性がほとんどありませ んが、The North Faceの新しいFUTURELIGHT 素材は、撥水加工でありながら、通気性を備 えています。FUTURELIGHTの独自の特性を検

証するため、弊社では救急隊員用の保護装備 の試験用に設計されたプロセスを使用しまし た。FUTURELIGHTはその試験に合格し、高性能 繊維および素材向けの初のUL検証マークがThe North Faceに付与されました。

認証プロセスの簡素化

セルフサービスで署名認証を 迅速化

弊社の電子署名一般保証プログラムでは、電 子署名をカスタム構築または大量生産する認 定済み製造者が、すべての署名のサンプルを 試験用にULに提出することなく、各自の工場 でULマークを申請することを可能にしていま す。弊社では、確実な認証プロセスを維持し ながら、ワークフローを合理化できるデジタ ルプロセスを開発しています。

お客様は、プロセスの大半をオンラインで行 うことができるようになりました。見積の取 得、eラーニングモジュールへのアクセス、

オリエンテーション訪問のスケジュール設定 が可能であるほか、準拠した署名のULマーク をお客様自身の工場からわずか数日で申請で きます。

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目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

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信頼できるイノベーションの 実現

電気自動車(EV)のコンポーネント 信頼性試験

高度な自動車テクノロジーは多くの場合、振動、極度の温 度、湿度、気圧、衝撃などの困難な状況や、埃、塩分、油 などにさらされています。お客様は、人々に信頼される画 期的なテクノロジーで業界をリードしたいと考えていま す。弊社では、高度なEVコンポーネントの信頼性を審査す るサービスによって、業界が自信を持ってイノベーション を進めることができるように支援しています。

「明 確かつ簡潔なガイダ ンスを提供してくれるULの サービスにとても満足して います。お陰で、Homasote は確証のある構造用部品 とともに製品を市 場に投 入できます。ULとのコラボ レ ー シ ョ ン が 成 功 し て い る の は 、一 貫 し て 期 待 を 上 回 る U L の チームメンバーが、多大な 時間と労力を費やしてくれる ためです。」

— 米国Homasote、テクニカル エンジニア、スティーブ・グリ ーソン氏

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12 進化

科学に基づいた信頼の醸成

Project Assureによるダイヤモンドの鑑定

偽物の合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドを見分けること はますます困難になっており、弊社ではDiamond Producers Associationと連携して、ダイヤモンド判定器規格を策定しま した。これは、ダイヤモンド判定器(合成ダイヤモンド判定 器とも呼ばれる)の精度を評価する一貫したプロセスです。

弊社では、この規格を使用して、最も普及している判定器の 機能を試験し、1,000個の天然ダイヤモンドルースと200個の 合成ダイヤモンドルース(市場で提供されていないものも含 む)からなるサンプルの成分を特定しました。

「製品やプロセスだけでな く、当社のニーズも理解し てくれるULチームに感謝し たいと思います。」

— 米国Best—Lighting—Products、

製品管理担当ディレクター、

トーマス・ホワイト氏 弊社では、ダイヤモンド判定器規格を

使用して、最も普及している判定器の

機能を試験し、サンプル の成分を特定しました:

1,000個の

天然ダイヤモンドルース

と 200個の

合成ダイヤモンドルース

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目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

市場投入にかかる時間を短縮

myUL™ ポータル

デジタル技術革新で実現される機能を最大限に活用 するため、弊社では、統合された安全なオンライン ポータルであるmyUL™をリリースしました。お客 様はこれを使用して、ULとのプロジェクトを管理 できます。この新しいポータルはMyHomeを置き換 えるものであり、より優れた可視性、洞察、機能を

提供します。myULによって提供される高度なコラ ボレーション機能を介して、弊社はお客様がイノベ ーションを加速し、成長を促進し、市場投入にかか る時間を短縮するために支援します。

「医療技術関連の新興の同 業者には、ULのプロアクテ ィブなカスタマーエンゲー ジメントプログラムを強くお すすめします。それは、自分 では気づかないような設計 の問題点に対処してくれまし た。また、ULチームと多くを 学ぶことができたことは素 晴らしい経験でした。」

— シンガポール、SysteMED—

PTE、製品開発エンジニア、—

ウォン・シャンシャオ氏

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14 進化

効率的かつ費用対効果の高い規制最新情報と、

品質管理サポートを医療機器プロバイダーに 提供するため、EmergoはRegulatory Affairs Management Suite(RAMS)デジタルプラッ トフォームの機能拡張バージョン、RAMS 2.0を リリースしました。最新のサービスとしてのソ フトウェア(SaaS)が開発され、ユーザーが米 国、EU、その他世界20か国の市場で、医療機 器の規制コンプライアンスの取り組みをより効 果的に管理および監視できるように支援してい ます。RAMS 2.0では、インタラクティブなツー ル、規制情報へのアクセスのほか、検索可能な 規制データベースが利用でき、Emergoは自動化 されたRA/QAアクティビティの業界リーダーとし て確固たる地位を築きました。2019年には、ベ ースラインプラットフォームは5,000もの医療機 器企業で採用されています。

ULでは、医療機器企業にサービスの広範なポートフォリオを提 供しています。利害の対立を防ぐため、ULでは認証とコンサ ルティングサービス用に個別の法人を設置しています。ULに は、潜在的な利益相反を特定して管理し、公平性を維持するた めのプロセスが用意されています。Emergo by ULは、市場ア クセスのコンサルティング、臨床研究サポートのほか、人的要 因調査および設計サービスを提供する、医療アドバイザリー組 織です。

ベースラインプラットフォームの採用

5,000社以上

の医療機器企業(2019年)

RAMS 2.0は、ユーザーが医療機器の規制コン プライアンスの取り組みをより効果的に管理 および監視できるように支援:

世界で 20 以上の市場

コンサルティングサービス

患者が医療機器およびテクノロジー

に迅速にアクセスできるようにする

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目次社長織概要1年進化ステ経営

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保護

より安全な世界のために

弊 社 は 、 安 全 性 を 出 発 点 と し て

1894年に創業しました。究極的に

は、人々やさまざまな場所を保護す

ることが、今日提供しているサービ

スの基盤となっています。安全科学

のグローバルリーダーとして、安全

性に対する弊社の観点は引き続き

拡大しています。これは、我々自身

の探求心と、持続可能かつ健全で繁

栄する未来を築きたいというお客様

からの後押しに基づいています。保

護はイノベーションから切り離せな

いものであることを弊社は理解して

います。なぜなら、新しい製品や

サービスの成功は、信頼性にかかっ

ているからです。弊社のサービスで

は、未来を形作るようなテクノロ

ジーを自信をもって導入できるよう

にします。

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16 保護

「サイバーセキュリティ に つ い て U L と 連 携 す る ことで、独立した第三者 による検証を受けること ができ、競争優位性が得 られます。当社では、こ れを重視しています。こ うすることで、将来にわ たって顧客からの信頼を 獲得できると考えていま す。」

— Eaton社、電子機器部門、—

上級副社長兼CTO、マイケ ル・レゲルスキー氏

自律走行車の安全性強化

機能安全サービス

車両は、より自律的に動作するようになっているだけでなく、数多くの 外部デバイス、ネットワーク、システムに相互接続できるようになって います。この複雑さにより、安全上の新しい課題が生じています。弊社 の新しい機能安全サービスでは、車両内の重要な自動安全機能が、状 況に応じて想定通りに動作することを確認するためにお客様を支援し ます。この安全性の特徴では、機能的安全性を基盤として、オペレー ターエラー、ハードウェア/ソフトウェア障害、環境の変化による影響 を管理または回避できる必要もあります。

2019年、より安全な世界を実現するために、

以下の点でお客様を支援しました:

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目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

自動車デジタル セキュリティの強化

サイバーセキュリティの国際規格

国際連合欧州経済委員会(UNECE)のWP29(自動車 基準調和世界フォーラム)は、革新的な車両テクノ ロジーを実現しながら、車両の安全性を引き続き強 化することに重点を置いた、世界規模の規制フォー ラムです。弊社は、UNECE WP.29の車両サイバーセ キュリティ規制要件の開発に貢献したほか、ISO/SAE 21434標準化の取り組みにも参加し、UNECE規制で求 められるプロセスを実装するためのフレームワーク を提供しています。この規格とUNECE規制は、自動 車デジタルセキュリティの世界基準を設定するもの であり、車両の設計にベストプラクティスが組み込 まれるために役立つだけでなく、車両の技術的シス テムを生産後も安全に維持するための継続サポート の必要性を呼びかけています。

火災安全の強化

新世代の煙探知機

煙探知機と、これらの機器を評価するため に弊社が使用する試験プロセスは、今日の 住居における火炎の動作に合わせて進化し ています。また、探知機を無効にすること で厄介な騒音を止めることができる必要が ある、という人々の要望にも応えていま す。次世代の煙探知機および煙探知システ ムでは、高度なセンサーまたは複数のセン サーとソフトウェアアルゴリズムを使用 して、さまざまな火炎の種類を区別し、調 理中に発生する煙などに不要な警報を発し ないようにしています。これらの製品に対 する、改良されたパフォーマンスベースの テクノロジー要件では、住居での火災に関 する最近の調査と、現在の煙探知テクノロ ジーの有効性が反映されています。改定さ れた「UL 217: the Standard for Safety of Smoke Alarms, 8th Edition」に基づいて、

最初に認証を受けたのは、TruSenseセン サー搭載のKidde警報器です。改定された 要件に基づいて製品の認証を受けるための 期限は、2021年6月30日です。

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を2回行い、高温や火災との接触 から発泡プラスチック断熱材を 保護する遮熱材の特性を評価す ることを求めています。

このプログラムの試験要件は、

NFPA 275に準拠しており、

それぞれ

15分間

の火災試験

18 保護

新興産業のリスク軽減

合法大麻およびカンナビジオール(CBD)業界向 けの包括的サービス

合法大麻およびCBD業界では、栽培を最適化し、生産効率を高めること で、安全上の新しい課題がもたらされています。弊社の目的は、企業のよ り安全な業務を促進し、合法大麻の栽培、生産、配送、小売でより安全か つ持続可能な建築物、施設、機器が使用されるようにすることです。

この業界における弊社のサービスには、栽培用照明機器の認証、抽出機器 およびシステムの認証、セキュリティおよび火災探知システムの認証な ど、安全およびセキュリティサービスが含まれます。カナダでは、弊社は 建築物、施設、機器の包括的な監査を提供し、大麻施設で使用される機 器の火災および電気ショックのリスクに対する保護、および大麻施設の セキュリティを評価しています。

熱の遮断

遮熱材の安全認証

発泡プラスチック断熱材は、冷 蔵食品貯蔵施設、食品処理工 場、アイススケートリンク、そ の他の空調施設で一般的に使用 されています。国際建築基準法 は、発泡プラスチック断熱材と 建築物の内部空間を仕切る遮熱 材の使用を求めています。弊社 の新しい認証プログラムは、建 築環境業界が、発泡断熱材や金 属複合材料とともに使用される 遮熱材の完全性を検証するため の一助となります。このプログラ ムの試験要件は、全米防火協会

(NFPA)規格「NFPA 275: the Standard Method of Fire Tests for the Evaluation of Thermal

Barriers」に準拠しており、それ ぞれ15分間の火災試験を2回行 い、高温や火炎との接触から発 泡プラスチック断熱材を保護す る遮熱材の特性を評価すること を求めています。

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19

目次社長織概要1年進化ステ経営

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安全なイノベーション

3Dプリンタによる建築

3D建築は、概念上の段階から実行可能な建築方 法へと急速に進化しています。安全なイノベー ションを促進するため、ULは3Dプリンタを使用 した建築を評価する方法を策定しました。「UL 3401: the Outline of Investigation for 3D Printed Building Construction, 1st Edition」では、3Dプ リンタを用いた建築が、適用される政府規制およ び建築規則の要件を満たしていることを判断する ために必要な情報を提供しています。これには、

機械的(構造的)強度、防火性能、空気および水 に対する障壁のコンプライアンス、断熱材、屋内 の大気の品質、耐久性、完全性が含まれます。

「 第 三 者 か ら の 認 証 お よ び 検 証 を 受 け る こ と で 得 ら れ る 信 頼 性 に つ い て は 、 消 費 者 だ け で な く 企 業 パ ー ト ナーや関係者からも賛同 を得ています。ULブラン ドによって、LGの可能性 が広がっただけでなく、

テクノロジー市場で引き 続きイノベーションを促 進し、主導していくこと が可能になります。」

— LG—Electronics—USA社、広報 担当副社長、ジョン・I・タ イラー氏

(22)

20 保護

安全な決済ソリューション

決済製品のセルフ試験ツール

弊社のSecureHorizon™決済コンプライアンスデジタルプラッ トフォームでは、決済製品を試験するための合理化された試験 環境が提供されます。業者や端末ベンダーは、サービスとして のソフトウェア(SaaS)プラットフォームに24時間365日ア クセスできます。このプラットフォームでは、開発プロセス を通して、実際のマーケットとエコシステムをエミュレートで きます。現在開発中のモジュールでは、モノのインターネット

(IoT)対応デバイスにまで対象が拡大されます。

消費者からの信頼 の向上

スマートデバイスのセキュ リティ評価システム

消費者は、購入するスマート製品がサ イバー攻撃から保護されていることを どのようにして信頼できるでしょう か?弊社の新しいULマーケティングメ ッセージの検証プログラムでは、ULの IoTセキュリティ評価フレームワークに 照らし合わせて、コネクテッド製品の ベースラインセキュリティを測定しま す。試験済みの製品は、ブロンズから ダイヤモンドの5段階のセキュリティレ ベルに分類されます。製品の評価はUL 検証マークで示すことができます。

(23)

21

目次社長織概要1年進化保護サスナビ経営

21

サステナビ リティ

よりよい未来を創造する

サステナビリティ、つまり未来に負

担をかけることなく、今日のニーズ

に応えることは、安全性と切り離し

て考えることはできなくなりまし

た。ULでは、サステナビリティという

壮大な概念に対し、実践的なプラン

を策定することを支援します。これ

により、前向きな変化を促進し、規

制要件に準拠し、コミュニティおよ

び世界中の消費者の期待に応えるこ

とができるようにします。弊社のミ

ッションは変わりませんが、我々の

生活に応じてミッションは進化しま

す。我々は、より安全で、持続可能

な世界の実現のために取り組んでい

ます。

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22 サステナビリティ

エネルギー — 弊社では、ソリューション開発を専門とするタス クフォースを設置し、世界中のエネルギー消費量を削減し、建 築物およびラボでの効率性を向上するために取り組んでいます。

水資源 — 世界中で、特に水不足が発生している地域で水資源の 使用量を確認し、水を再利用する新しい方法を開発しています。

廃棄物 — エネルギー生成の試験プロトコルの一環として、破棄 する必要がある製品を焼却することで、廃棄物の埋め立てを回避 する方法を検証しています。また、責任のある、協業的かつ革新 的な方法で、弊社が所有および運営する施設から排出される素材 を再利用するための取り組みを行っています。

2019年、持続可能な変化を促進するために、

以下に取り組みました:

価値の実践

ULにおけるサステナビリティ

2019年、弊社は持続可能な取り組みを業務に組み込むため、大きな進歩を遂げました。独自の企業サ ステナビリティチームを設置し、サステナビリティに関する部門間協議会を設立したほか、エネルギ ー消費、サプライチェーン、廃棄物、二酸化炭素排出量に対処するため、複数のタスクフォースを作 成しました。また、弊社初のサステナビリティレポートを作成し、弊社の取り組みを文書化し、より 安全かつ持続可能な世界の実現のために取り組むという共通のミッションにすべての従業員に賛同を 呼びかけました。

「第三者による認証や検証 といった信頼性を伴うこと なく、サステナビリティの取 り組みを成功させることは 困難でしょう。ULブランド の力が、我々の成功を導い てくれました。」

— ASSA—ABLOY、ドアセキュリテ ィソリューション

詳細については、sustainabilityreport.UL.com をご参照ください。

(25)

23 23

企業サステナビリティ優先 度の設定

国連の持続可能な開発目標

弊社では、国連の持続可能な開発目標(SDG)に向 けて貢献し、これに準拠するために取り組んでいま す。SDGは、世界中の組織が取り組むべき統一された 目標であり、究極的には生活を向上し、幅広い問題に 対処します。17個のSDGのうち、弊社のミッション、

価値観、業務、企業サステナビリティ目標に最も関連 するものを特定するための評価をした結果、弊社は以 下の点に優先的に取り組むことを決定しました。

目標3 — あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を 確保し、福祉を促進する

目標11 — 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持 続可能な都市および人間居住を実現する

目標12 — 持続可能な生産消費形態を確保する

未来のために力を合わせる

国連グローバル・コンパクトに加盟

国連グローバル・コンパクトは世界最大の企業市民およびサステナ ビリティイニシアティブです。企業が責任をもって事業を行い、戦 略的な行動を起こすことで、コラボレーションとイノベーションに 重点を置きながら世界的な文化を形成するために支援します。これ により、極度の貧困を解消し、地球を保護し、すべての人が平和と 繁栄を未来にわたって享受できるようにします。ULは、2019年11 月1日に国連グローバル・コンパクトに加盟しました。加盟団体とし て、弊社は1年に一度の「Communication on Progress(COP)」レ ポートを提出し、国連グローバル・コンパクトの10原則に向けた取 り組みの進捗を報告します。

目次社長織概要1年進化保護サスナビ経営

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24 サステナビリティ

再生可能エネルギーを最大限に活用する

初のモバイルPV試験ラボ

効率性の低い太陽光発電(PV)モジュールによって、太陽光発電所全体のエネルギ ー出力量が減り、リスクが生じるだけでなく、モジュールの損傷や電力生成の低下 を招く可能性があります。インドのニューデリーで開発された、弊社のモバイルPV ユニット試験ラボは、お客様の施設で直接試験を実施することができます。これに より、太陽光発電(PV)システムの所有者やオペレーターは、太陽光発電所で直 接、効率性の低いモジュールを特定、評価、交換できるため、ダウンタイムを最小 限に抑え、エネルギー生成量を最大限に高めることができます。

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目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

「ULブランドが外部から認 知および信頼されていること が、弊社が、パートナーと してULを選んだ主な理由で す。また、ULの環境/サステ ナビリティチームの実用的な 専門知識のお陰で、当社にと って監査は、単なるコンプラ イアンスチェックではなく、

プロセスを向上および強化す るための年に一度の機会とな っています。」

— Johnson—&—Johnson、MD&D サステナビリティ担当ダイレク ター、キース・サッター氏

健全かつ持続可能な 建築物のためのサー ビスを拡張

ULがHealthy Buildings Internationalを買収

ULでは、室内空気質のサービスをさらに充実 させるため、Healthy Buildings International を買収しました。この企業のサービス は、室内空気質、配水、カビの評価を通 して、建築物の価値を高め、所有者の コスト節約と、居住者の生産性向上に 貢献しています。この企業は、LEED、

BREEAM、Fitwelなどの環境に配慮した建 築物の認証に関する技術的専門知識を備え ており、建築物の認証のための準備を支援 できます。この買収により、ULはこれら のサービスを世界中に拡大し、建築物環境 に対するサステナビリティサービスを充実 させることができます。

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26 サステナビリティ

二酸化炭素排出量の報告の合理化

Turbo Carbon™デジタルツール

新しい規制要件、大きなビジネス上のメリット、社会的な期待度に後押しされ、

多くの中小企業にとって、二酸化炭素排出量の報告は必須事項になりつつありま す。ULの新しいTurbo Carbon™を使用すれば、よりシンプルで迅速、かつ低コスト な二酸化炭素排出量の管理が可能になります。Turbo Carbonは、定期購入によっ てアクセスできるデジタルツールであり、トレーニング、ガイダンス、二酸化炭素 排出量の計算、UL発行の二酸化炭素排出量レポートの生成が可能になります。

エ ネルギ ー 資源の 再利用

再利用EVバッテリーの認証

電気自動車(EV)市場は拡大を続けて おり、EVで使用されるバッテリーを、

予備エネルギー源、またはクリーンで持 続可能な資源から生成されたエネルギー の貯蔵装置として再利用することが、ま すます注目されています。弊社では、新 しい再生可能エネルギーのオプションを 提供するためにお客様をサポートして います。2019年8月、日産自動車と住友 商事のジョイントベンチャーである4R Energy Corporationが、「UL 1974: the Standard for Safety for Evaluation for Repurposing Batteries, 1st Edition」に 基づいて最初の認証を受けました。

(29)

27

目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

経営体制 取締役会

2.

5.

4.

7.

3.

6.

8.

1. 1. James M. Shannon,

Chairman of the Board Immediate-Past President International Electrotechnical Commission (IEC)

Year elected: 2009 2. Frank J. Coyne

Chairman Verisk Analytics Year elected: 2009 3. James P. Dollive

Former Executive Vice President and Chief Financial Officer The Schwan Food Co.

Year elected: 2008 4. Marla C. Gottschalk

Former Chief Executive Officer Pampered Chef Ltd.

Year elected: 2009 5. Friedrich Hecker

Former Chief Executive Officer TUV Rheinland

Year elected: 2013 6. Dominic Ho

Former Chairman KPMG

Year elected: 2007 7. R. David Paulison

Senior Partner

Global Emergency Solutions, LLC Year elected: 2011

8. Jennifer Scanlon President and Chief Executive Officer UL

Year elected: 2019

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28 経営体制

経営体制 経営陣

Jennifer Scanlon

President and Chief Executive Officer

Executive leadership

Sajeev Jesudas President, International Operations

Gitte Schjøtz President, Retail and Industry business unit

Weifang Zhou President, Connected Technologies business unit

Senior leadership

Patrick Boyle Senior Vice President and Chief Learning Officer Jason Fischer Senior Vice President and General Manager Field Services Adrian Groom Senior Vice President and Chief Human Resources Officer

Lynn H. Hancock Senior Vice President and Chief Program Officer Jackie McLaughlin Senior Vice President and Chief Legal Officer Ryan Robinson Senior Vice President and Chief Financial Officer

Kathy Seegebrecht Senior Vice President and Chief Marketing Officer Karriem Shakoor Senior Vice President and Chief Information Officer

(31)

目次社長挨拶組織概要1年の総括進化保護サステナビリティ経営体制

リーダーシップの 継承

15年にわたり弊社の社長兼CEOを務めたキース・ウ イリアムズが退任しました。彼は、お客様や関係者 の皆様と強力な関係を築くことに重点を置き、UL の変革に尽力しました。ULの世界中の従業員とコ ミュニティに対する教育および啓蒙に投資すると いう確固とした姿勢によって、ULの企業文化と サービスを活性化させました。彼の主導により、

弊社は成長に向けた新しい軌道に乗り、サイバーセ キュリティ、サプライチェーン管理、サステナビリ ティなどの新興市場への参入に加え、グローバル サービスの拡張を実現しました。

より安全な世界を実現するというミッショ

ンを新しい方法で果たすことを可能にし

た、ウイリアムズ氏の功績に感謝します。

(32)

ULの名称およびロゴはUL LLCの商標です。© 2020。

annualreport.UL.com

参照

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