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平成 27 年度分担研究報告書   

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業) 

平成 27 年度分担研究報告書   

日本在宅栄養管理学会セミナー企画に関する研究  分担研究者:  前田佳予子

武庫川女子大学  生活環境学部  食物栄養学科  教授 日本在宅栄養管理学会

(

訪栄研

)

  理事長  

                     

A. 研究目的 

がん患者では栄養障害が高率に合 併するが、在宅がん患者の栄養障害に ついては、対応がほとんどなされてい ない。このような背景の中、日本在宅 栄養管理学会は、在宅訪問管理栄養士 認定研修会において、がんと栄養に関 する体系的な知識の習得を可能にす る教育プログラムを開発し、在宅がん 患者の栄養改善による患者の治療効 果や

QOL

の向上に貢献できる優秀な 実践活動できる在宅訪問管理栄養士 を育成することを目的とする。

  B. 研究方法

1.在宅訪問管理栄養士認定研修会の教育 プログラムの開発において

在宅がん患者の栄養管理に必要な基本 的知識に関してリストアップし、日本栄養

士会と病態栄養学会から認定されているが ん専門管理栄養士育成の際に出された問題 点を踏まえ当学会会員にアンケート調査を 実施し、結果をまとめ、テキストの中に Q

and A 項目入れ、冊子を作成する予定であ

る。

例えば、

① がん患者全体の栄養学的特徴

② 臓器別がん患者の栄養学的特徴

③ 治療に伴うがん患者の栄養障害

④ 在宅がん患者の栄養アセスメントの ポイント

⑤ 合併症状別に対応する食事・調理

⑥ 事例におけるQ and A

2.在宅訪問がん患者における事例検討 事例テキストの作成に向けて、現在対応 している在宅がん患者の訪問栄養指導内容 をまとめる。

研究要旨 

在宅がん患者の栄養障害は、化学療法などの治療効果や合併症の併発に大きな影響を与 えるため、在宅訪問管理栄養士の果たす役割は大きい。また、地域では今後、ひとり暮ら しの高齢がん患者が増加する可能性が高く、そのために、がんと栄養に関する基本的な知 識の習得とともに、ひとり暮らし高齢者の多様な問題に対応できる専門在宅訪問管理栄養 士の育成が求められている。本研究では、在宅訪問管理栄養士認定研修会の教育プログラ ムの中にがんと栄養に関する体系的な教育プログラムを織り込むとともに、症例テキスト などを通じて、ひとり暮らし高齢者に関わる多様な問題についても対応および実践活動で きる優秀な在宅訪問管理栄養士の育成を目指す。

(2)

C.研究結果 

今年度は、日本在宅栄養管理学会の理事 長、副理事長、事業委員長・委員等で「が んと栄養」に詳しい講師の武庫川女子大学 福尾惠介教授に「がんと栄養」について在 宅栄養士認定研修会(日本経済大学)にて講 義を実施した受講人数は230名であった。

研修会を実施したことにより、がんの病態 や合併症、副作用について理解し全人的ケ アに必要な知識、患者・家族に対するコミ ュニケーションスキル、フォローについて 学ぶ必要性が分かった。

D. 考察 

がんと栄養に関する講演を実施したことにより、

(1)がんに関する一般的知識(2)がんの栄養管 理の基礎的事項(3)がんの病態と治療、栄養管 理についての研修会が必要であると思われた。 

  E. 結論 

在宅において必要な技術は、がん患者の 栄養ケアプロセス(ケアの標準化、連携、記 録方法)である。 

事例におけるQ and Aについては、栄養 指導・栄養カウンセリングおよびフードケ アマネジメントについての作成が必要であ る。

 

G. 研究発表  1.論文発表  なし  2.学会発表  なし

H. 知的財産権の出願・登録状況  該当なし

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