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StorageGRID Webscale NAS Bridge 2.1 インストールおよびセットアップ ガイド

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StorageGRID

®

Webscale NAS Bridge 2.1

インストールおよびセットアップ ガイド

2018年7月 | 215-13489_A0

(2)
(3)

目次

StorageGRID Webscale NAS Bridge

のアーキテクチャ ... 4

NAS Bridgeストレージ環境 ... 4 NAS Bridgeの機能とメリット ... 5 Webブラウザの要件 ... 6

インストールと設定のワークフロー ... 8

導入の計画と準備 ... 9

導入に関する制限事項とベストプラクティス ... 9 導入環境について収集する情報 ... 11

StorageGRID Webscale NAS Bridge

のインストール ... 13

仮想マシン イメージのダウンロード ... 13 仮想マシンの導入 ... 13

NAS Bridge

ノードの初期設定の実行 ... 15

デフォルトのアカウントを使用したNAS Bridgeへのサインイン ... 15 Web管理者アカウントの保護 ... 17 CLI管理者アカウントの保護 ... 18 論理インターフェイスの作成 ... 19 仮想マシンへのネットワーク インターフェイスの追加 ... 19 NAS Bridgeへの論理インターフェイスとルートの追加 ... 20 DNSおよびNTPサービスの追加 ... 20 Active Directoryサーバの追加 ... 22 StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノードの定義 ... 22 Eメール サーバの追加または編集 ... 23 通知の追加 ... 24

StorageGRID Webscale NAS Bridge

の管理における次のステップ .... 26

ノードで障害が発生した場合のNAS Bridgeの再インストール ... 27

著作権に関する情報 ... 30

商標に関する情報 ... 31

マニュアルの更新について ... 32

索引 ... 33

目次 | 3

(4)

StorageGRID Webscale NAS Bridge

のアーキテク

チャ

StorageGRID Webscale NAS Bridgeは、ファイルベースのワークロードをStorageGRID Webscale上で実行できる仮想アプライアンスです。運用コンポーネントや主要な機能を理

解しておく必要があります。

NAS Bridge

ストレージ環境

NAS Bridgeを適切に使用するには、NFSおよびSMBクライアント、NAS Bridgeノード(NAS Bridge仮想アプライアンス)、StorageGRID Webscaleオブジェクト ストレージ システム、DNS

およびNTPサーバなど、NAS Bridgeストレージ環境を構成するコンポーネントを理解してお く必要があります。

ストレージ クライアント

ストレージ ネットワーク内のクライアントは、NFSまたはSMBプロトコルを使用 してNAS Bridgeノードにアクセスします。NAS Bridgeのエクスポートまたは共有 にマウントされると、クライアントは標準のファイルサーバのネットワーク ドラ イブに直接接続されているように見えます。

(5)

NAS Bridgeノード

NAS Bridgeノードは、VMware ESXiで実行されている仮想マシンとして導入され

ます。ノードは、フロントエンドとバックエンドでプロトコルを次のように変換 します。

• クライアント プロトコルからNAS Bridge(NFSまたはSMB) • NAS BridgeからStorageGRID Webscale(S3 API)

StorageGRID Webscale StorageGRID Webscaleは、冗長性、耐障害性、拡張性を提供するオブジェクト ス トレージ システムです。NAS Bridge環境では、各S3バケットに、単一のファイル システムのクライアント データとネームスペース情報が保持されます。各バケッ トは、NAS Bridgeによって、NFSエクスポートまたはSMB共有として公開されま す。クライアント データは変更されずに取り込まれ、格納されるため、 StorageGRID Webscale内のクライアント データには、直接S3プロトコルを使用し てアクセスすることもできます。 ネットワーク サービス NAS Bridgeは、ストレージ ネットワークに統合されると、ネットワーク ディレク トリとタイム サービスに依存します。DNSサーバとNTPサーバの両方が必要で す。両サービスは、スタンドアロンのDNSサーバとNTPサーバを使用して提供す ることも、Active Directoryサーバを使用して提供することもできます。 管理Webユーザ インターフェイス

NAS Bridgeノードは、サポートされているブラウザを使用してアクセスできるWeb

ユーザ インターフェイスを提供します。ユーザ インターフェイスの機能は、ダッ シュボード、アラーム、設定、メンテナンスにグループ分けされ、ページの上部 にあるメニューを使用してアクセスできます。 関連資料 Webブラウザの要件(6ページ)

NAS Bridge

の機能とメリット

NAS Bridgeは、StorageGRID Webscaleのオブジェクト機能およびVMwareの仮想ランタイム環

境の機能を活用することにより、複数の主張機能とメリットを提供します。これらの機能 は、お使いのストレージ環境に付加価値をもたらす強力で柔軟なソリューションを提供しま す。 NAS Bridgeには次の重要な機能が含まれています。 標準のクライアント アクセス プロトコル クライアントは、標準のネットワーク ストレージ プロトコルを使用してNAS Bridgeにアクセスします。ノードによって公開されるマウント ポイントへの接続 を除き、クライアントで行う必要のある設定はありません。クライアントは、ネ イティブ ファイルサーバのネットワーク ドライブに接続しているかのように、 NAS Bridge共有に直接接続したり、エクスポートしたりできます。 仮想マシンの導入

NAS Bridgeは、VMware仮想マシンとして実装および導入され、ハイアベイラビリ

ティ(HA)などのVMwareのいくつかの機能を利用します。また、仮想マシンを 配置する場所は柔軟に選択でき、これはディザスタ リカバリにおいて特に重要に なります。

(6)

StorageGRID Webscaleとの統合

NAS BridgeノードはS3 APIを通じてStorageGRID Webscaleオブジェクト ストレー

ジ システムと統合されます。この統合により、NAS Bridgeでは、データ ストレー ジの冗長性など、StorageGRID Webscaleの機能の多くを活用できます。 拡張性 NAS Bridgeでは、オブジェクト ストアに格納するファイルやオブジェクト ストア から読みだすファイルの数に制限はありません。 オブジェクトベースのファイル アクセスへの移行

NAS Bridgeは、クライアント ファイルを取り込んで、変更せずにStorageGRID Webscaleに格納します。これにより、データのオブジェクトとファイルの表示が 統一されます。お客様のニーズに基づいて、アプリケーションをファイルベース ストレージからオブジェクトベース ストレージへ移行できます。 キャッシュの高速化 各NAS Bridgeノードは、読み取りとライトバックの両方のキャッシュを実行する キャッシュ デバイスを1つ以上提供します。このキャッシュは、オブジェクト ス トレージ向けに最適化されており、NAS Bridgeの全体的なパフォーマンスが向上 します。キャッシュ デバイスは、外部ネットワーク ストレージ上に配置できま す。 管理ネットワークとデータ ネットワークの分離

NAS Bridgeノードを構成する際に、複数の論理インターフェイス(LIF)を定義で

きます。これにより、ストレージ ネットワーク内で管理トラフィックとデータ ト ラフィックの分離を維持できます。

RESTful Webサービスの管理API

NAS Bridgeの管理には、RESTful WebサービスAPIを使用します。APIには、標準の

ブラウザ インターフェイス経由、Swaggerページ経由、代表的なプログラミング言 語やツールを使用するなど、複数の方法でアクセスできます。 広範なメンテナンスとサポート機能 標準のWeb管理ユーザ インターフェイスには、アラート通知やログ ファイル パッ ケージの生成など、メンテナンスとサポートの機能が含まれています。 ダッシュボードとレポート機能 管理ユーザ インターフェイスは、NAS Bridgeの指標を表示するダッシュボードを 提供します。オープン ソース ツールを使用して、さまざまなタイム スケール、グ ラフ、指標を表示するようカスタマイズしたダッシュボードを作成できます。

Web

ブラウザの要件

サポートされているWebブラウザを使用する必要があります。 Webブラウザ サポートされる最小バージョン Google Chrome 54

Microsoft Internet Explorer 11(ネイティブ モード) Mozilla Firefox 50

ブラウザ ウィンドウの幅を推奨される値に設定する必要があります。

ブラウザの幅 ピクセル

(7)

ブラウザの幅 ピクセル

最適 1280

(8)

インストールと設定のワークフロー

StorageGRID Webscale NAS Bridgeをインストールして設定するには、まず仮想マシンを導入

し、そのあとに一連の管理タスクを実行する必要があります。タスクの正確な内容は、使用 するストレージ環境と導入の目標によって異なります。

関連概念

導入の計画と準備(9ページ)

関連タスク

StorageGRID Webscale NAS Bridgeのインストール(13ページ) NAS Bridgeノードの初期設定の実行(15ページ)

関連資料

StorageGRID Webscale NAS Bridgeの管理における次のステップ(26ページ) 関連情報

(9)

導入の計画と準備

NAS Bridgeをインストールする前に、導入を確実に実行するための準備を行う必要がありま す。

導入に関する制限事項とベストプラクティス

NAS Bridgeの導入については、いくつかの制限事項、要件、および推奨されるベストプラク ティスがあります。導入を計画する際に、次のガイドラインを認識しておく必要がありま す。 仮想マシンのリソース

NAS Bridge仮想マシンには、64GBのRAMと16個のvCPUが必要です。 クライアント アクセス プロトコル

NAS Bridgeにアクセスするストレージ クライアントは、サポートされるプロトコ

ルのいずれかを使用する必要があります。NAS Bridge 2.1でサポートされるクラ イアント アクセス プロトコルは次のとおりです。

• Network File System(NFS)バージョン3

• Server Message Block(SMB)バージョン2.1および3.0

注:サポートされないクライアント アクセス プロトコルを使用してNAS Bridge

に接続しようとすると、「Unsupported operation」エラーが発生します。

ネットワーク サービスの選択と設定

1つ以上のDNS(Domain Name System)サーバと1つのNetwork Time Protocol(NTP)

サーバを定義する必要があります。 これらのネットワーク サービスを設定する際には、次のベストプラクティスと制 限事項が適用されます。 • オプション1:Active Directoryサーバを使用してDNSサービスとNTPサービスを 提供する SMBファイルシステムには、Active Directoryサーバが必要です。SMBファイル システムを作成する場合は、Active Directoryサーバを使用してDNSサービスと NTPサービスを提供できます。Active Directoryサーバを使用して、ユーザの NFSアクセスを認証することもできます。

◦ Active DirectoryとNTPに同じサーバを使用すると、NAS Bridgeノードが

Active Directoryサービスと同じ時刻を使用するようになります。

◦ Active DirectoryとDNSに同じサーバを使用すると、NAS Bridgeノードが

Active Directoryサーバの完全修飾ドメイン名を解決できるようになります。 ◦ 単一のサーバを使用する場合は、3つのサービスすべてに同じIPアドレスを 指定する必要があります。DNSとNTPを追加したあとに、Active Directoryの 定義を完成させます。 ◦ Active Directoryサーバを定義する場合は、そのDNS優先度を最も高くする必 要があります。Active Directoryサーバよりも高い優先度を指定して別の DNSサーバを定義すると、予期しない結果が起きる可能性があります。 • オプション2:DNSとNTPに別々のサーバを使用する 9

(10)

DNS用とNTP用に2つの独立したサーバを指定できます。SMBファイルシステ

ムを作成する場合は、Active Directoryに3つ目のサーバを使用できます。 ◦ Active DirectoryとNTPに別々のサーバを使用する場合は、2つのサーバの時

刻を同期して、NAS BridgeノードがActive Directoryサービスと同じ時刻を使 用するようにする必要があります。 ◦ Active DirectoryとDNSに別々のサーバを使用する場合は、DNSサーバが Active Directoryサーバの完全修飾ドメイン名を解決できるようにする必要 があります。 ◦ 別々のサーバを使用する場合は、実際の専用DNSサーバとNTPサーバのIPア ドレスを確認しておく必要があります。

• NAS BridgeとStorageGRID Webscaleは密に統合されているため、両方のシステ

ムで同じDNSサーバとNTPサーバ(それらが単一のActive Directoryサーバか2つ のスタンドアロン サーバかにかかわらず)を使用する必要があります。 管理ネットワークとデータ ネットワークの分離 ほとんどのストレージ ネットワークは、管理トラフィックとデータ トラフィック で分けられます。NAS Bridgeでは、この分離をサポートするために、複数のLIFを 定義できるようになっています。ネットワーク トラフィックが環境に合わせて常 に適切に分離されるようにNAS Bridgeを設定する必要があります。この分離を維 持する必要がない場合は、1つのLIFで管理トラフィックとデータ トラフィックの 両方を処理することもできます。ここでは便宜的にLIFのタイプを説明している だけで、LIFの機能に違いはないので注意してください。 キャッシュ デバイスとネットワーク ストレージ 各NFSファイルシステムとSMBファイルシステムには、キャッシュ デバイスを関 連付ける必要があります。キャッシュ デバイスには、各ファイルシステムのライ トバック キャッシュで管理されているデータが保持されます。複数のキャッシュ デバイスを定義すると、キャッシュ データ トラフィックを分離でき、パフォーマ ンスが向上します。さらに、ネットワーク ストレージ ドライブを使用してキャッ シュをバックアップすると、NAS Bridge仮想マシンのリカバリと再作成が速くな ります。 各ファイルシステムには、それぞれに専用のキャッシュ デバイスに関連付けるこ とを推奨します。 StorageGRID Webscaleとネットワーク ストレージのアクセス性 最初に導入するNAS Bridgeノードが1つであっても、 やがて組織内でノードの追加 や再配置が行われるようになります。ネットワーク設定の適応性を最大限に高め るには、NAS Bridgeノードが導入されている場所または今後導入する可能性があ る場所から、StorageGRID Webscaleシステム、ネットワーク サービス、ネットワー ク ストレージのいずれにもアクセスできるようにする必要があります。 ファイアウォール ポート ネットワーク環境によっては、ネットワーク設定の変更が必要となる場合があり ます。ファイアウォールやその他のセキュリティ デバイスで、NAS Bridgeノード を基準とした方向(インバウンドまたはアウトバウンド)で指定される次のポー ト上のトラフィックを許可する必要があります。 • 管理と設定 ◦ SSH(22)- インバウンド ◦ HTTP / HTTPS(80、443)- インバウンド ◦ SMTP(25)- アウトバウンド

(11)

◦ NTP(123)- アウトバウンド ◦ DNS(53)- アウトバウンド • Active Directory ◦ DCEエンドポイントの解決(135)- アウトバウンド ◦ LDAP(389)- アウトバウンド ◦ msft-gc / msft-gc-ssl(3268、3269)- アウトバウンド • NFS ◦ statd(32766)- インバウンド ◦ mount(32767)- インバウンド ◦ lockd(32768)- インバウンド ◦ NFS(2049)- インバウンド ◦ Portmapper(111)- インバウンド • SMB ◦ 445 - インバウンド • StorageGRID Webscale ◦ 8082 - アウトバウンド

導入環境について収集する情報

NAS Bridgeを評価してストレージ要件に適していることを確認したら、導入環境の十分な技 術評価を行う必要があります。評価の詳細を整理して記録しておく必要があります。この 情報は、正式な導入計画に含めることができます。 評価時に収集する情報 導入環境を評価し、次の情報を収集する必要があります。 • ストレージ クライアント ◦ NFSクライアントの数と場所 ◦ SMBクライアントの数と場所 ◦ 自動マウント プログラム(automountデーモン)の使用 • クライアント ネットワーク トラフィックの推定量 ◦ 仮想マシンのパフォーマンスへの予想される影響 ◦ StorageGRID Webscaleへの予想される影響 • ネットワーク サービスの場所と可用性 ◦ Active Directoryサーバ ◦ DNSサーバ ◦ NTPサーバ 導入の計画と準備 | 11

(12)

• 最初のNAS Bridgeノードおよび予定されている将来のノードの場所 • StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノードの場所とアカウント ネットワークおよびストレージ情報の要約 必要なネットワークとストレージのパラメータを明確に要約して導入計画に含める必要が あります。この情報は、インストールと設定のプロセスで参照できます。 NAS Bridgeノードをインストールして設定するには、次の情報が必要です。 • 使用するネットワーク サービス ◦ IPアドレスまたはドメイン名 ◦ クレデンシャルやその他の設定情報 • StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノードの情報 ◦ IPアドレスまたはドメイン名 ◦ ポート ◦ S3アカウントのクレデンシャル(アクセス キーとシークレット キー) • 追加の論理インターフェイス ◦ IPアドレス • キャッシュ デバイス ◦ サイズ ◦ 関連付けられているハード ドライブ • 計画したファイルシステム ◦ NFSとエクスポート リスト ◦ SMBと共有リスト ◦ 各ファイルシステムのキャッシュ デバイス • アラート通知用のEメール アドレスとしきい値 • VMware vSphereのログイン クレデンシャル • 新しい管理者のユーザID(Eメール アドレス)とパスワード

(13)

StorageGRID Webscale NAS Bridge

のインストール

StorageGRID Webscale NAS Bridgeは、Open Virtualization Format(OVF)標準に基づく仮想マ

シンとしてパッケージされています。単一の.ovaファイルをダウンロードし、仮想マシンを 導入する必要があります。 手順 1. 仮想マシン イメージのダウンロード(13ページ) 2. 仮想マシンの導入(13ページ)

仮想マシン

イメージのダウンロード

NAS Bridgeの導入プロセスを開始するには、適切な仮想マシン イメージをローカル ワーク ステーションにダウンロードする必要があります。NAS Bridge仮想マシンは、Open

Virtualization Format(OVF)標準に従ってフォーマットされます。.ovaというサフィックス

が付いたこの単一の圧縮ファイルは、ネットアップ サポート サイトからダウンロードする 必要があります。

タスク概要

NAS Bridgeは、StorageGRID Webscale 10.2.1以降に含まれています。

手順

1. NAS Bridgeのダウンロード サイトへのアクセス権を取得するには、ネットアップの営業

担当者にお問い合わせください。

StorageGRID WebscaleのNAS Bridgeコンポーネントをダウンロードするには、Process Variance Request(PVR)を完了する必要があります。

2. NAS Bridgeのインストール ファイルをローカル ワークステーションにダウンロードし

ます。

仮想マシンの導入

NAS Bridge仮想マシンを導入する必要があります。仮想マシン イメージは、OVF標準に基づ

く単一ファイルに含まれています。

開始する前に

VMware vSphereおよびESXiについて理解し、この環境で仮想マシンの導入を経験している

必要があります。 また、NAS Bridge仮想マシンの導入に備えて次の作業を行っておく必要があります。 • VMwareクライアント統合プラグインのインストールまたは同様の設定を必要に応じて 実行することで、ブラウザでOVF機能を有効にします。 • NAS Bridge仮想マシン イメージ ファイルをローカル ワークステーションにダウンロー ドします。

• VMware環境でNAS Bridge仮想マシンにIPアドレスを動的に割り当てる場合は、DHCPを

有効にします。

(14)

注:NAS Bridge仮想マシンに静的IPアドレスを割り当てる場合は、DHCPを有効にする

必要はありません。

タスク概要

NAS Bridge仮想マシンにはVMware Toolsパッケージが含まれています。DHCPが有効になっ

ている環境に導入する場合に、静的IPネットワーク プロパティが設定されていないと、仮想 マシン起動時に仮想マシンにIPアドレスが割り当てられます。それ以外の場合は、導入時 に、仮想マシンに静的IPアドレスを割り当てておくことができます。

手順

1. VMware vSphere Web Clientにアクセスし、サインインします。

2. [vCenter]階層の適切な場所に移動し、[Deploy OVF Template]を右クリックで選択しま

す。

通常は[Hosts and Clusters]に移動し、特定のユーザとしてテンプレートを導入するか、特 定のリソース プール内でテンプレートを導入します。 3. 必要な情報を入力し、環境に適したオプションを選択します。 仮想マシンの導入は、ソースの.ovaファイルと導入先の選択をはじめとする複数のス テップで行います。仮想マシンに静的IPアドレスを割り当てる場合は、ゲートウェイ、 IPアドレス、およびネットマスクを入力することもできます。 4. 仮想マシンを起動します(まだアクティブでない場合)。 5. DHCPを使用する場合は、[vCenter Client]ページで仮想マシンの概要タブに移動し、IPア ドレスを書き留めます。 このIPアドレスは、Webブラウザを使用してNAS Bridgeノードに接続する際に必要となり ます。あとで静的IPアドレスを割り当てることもできます。

(15)

NAS Bridge

ノードの初期設定の実行

NAS Bridgeノードを導入して起動したあとに、ノードの初期設定を実行する必要がありま

す。設定手順は、導入の目的と計画の詳細に基づいて決められます。

開始する前に

NAS Bridge仮想マシンの電源をオンにして、Webブラウザからアクセスできるようにする必

要があります。また、導入を計画する際に、NAS Bridgeの制限事項とベストプラクティスを 把握する必要があります。 タスク概要 ノードの初期設定は、ファイルシステムおよびこれをサポートする関連の定義を作成する前 に実行する必要があります。 手順 1. デフォルトのアカウントを使用したNAS Bridgeへのサインイン(15ページ) 2. Web管理者アカウントの保護(17ページ) 3. CLI管理者アカウントの保護(18ページ) 4. 論理インターフェイスの作成(19ページ) 5. DNSおよびNTPサービスの追加(20ページ) 6. Active Directoryサーバの追加(22ページ) 7. StorageGRID Webscaleゲートウェイ ノードの定義(22ページ) 8. Eメール サーバの追加または編集(23ページ) 9. 通知の追加(24ページ) 関連概念 導入の計画と準備(9ページ)

デフォルトのアカウントを使用した

NAS Bridge

へのサインイン

NAS Bridgeノードには、最初に導入された時点で、デフォルトの管理者ユーザ アカウントが 1つ用意されています。初めてサインインするときは、このデフォルト アカウントのユーザ 名とパスワードを入力する必要があります。 開始する前に

NAS Bridgeノードの管理IPアドレスを確認しておく必要があります。

タスク概要 このデフォルトのWeb管理者アカウントは管理者権限を持ち、次のデフォルト クレデンシャ ルを使用します。 • Eメール(ユーザ名):[email protected]パスワード:password 手順

1. NAS BridgeノードのIPアドレスまたはドメイン名を参照します。

(16)

NAS Bridgeサインイン ページが表示されます。 2. デフォルトの管理者のEメール アドレスを入力します。 [email protected] 3. デフォルトの管理者のパスワードを入力します。 password 4. [Sign In]をクリックします。 5. エンド ユーザ ライセンス契約および製品保証明細書を確認します。 6. [Agree]をクリックして承認し、サインインを完了します。

NAS Bridgeユーザ インターフェイスが表示され、最上位の選択メニューに[Dashboard]、 [Alarms]、[Configuration]、および[Maintenance]が表示されます。

(17)

Web

管理者アカウントの保護

NAS Bridge仮想マシンは、すべて同じデフォルトのWeb管理者アカウントを使用します。シ

ステムのセキュリティを確保するには、NAS Bridgeノードを設定する前に、新しいユーザ ア カウントを作成し、デフォルトの管理者アカウントを削除する必要があります。 タスク概要 Web管理者アカウントのセキュリティ確保は、2つのステップで行います。最初に、新しい 管理者アカウントを作成します。次に、新しいユーザでサインインし、デフォルトの管理者 アカウントを削除します。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. ページの左側にある[Users]をクリックします。 [Users]ページが表示されます。 3. [Add]をクリックします。 4. 新しいユーザ アカウントに必要な設定情報を入力します。 • 8文字以上のパスワードを入力します。 • [Role]を[Admin]に設定します。[Email]フィールドで、アカウントのユーザ名を指定します。 NAS Bridgeノードの初期設定の実行 | 17

(18)

5. [Save]をクリックします。 6. ページの上部で[Logout]をクリックします。 7. 新しい管理者アカウントのEメール アドレスとパスワードを使用してノードにサインイ ンします。 8. ページの左側にある[Users]をクリックします。 9. デフォルトのアカウント ユーザ([email protected])を選択し、[Remove]をクリッ クします。

CLI

管理者アカウントの保護

NAS Bridge仮想マシンは、すべて同じデフォルトのCLI管理者アカウントを使用します。シ

ステムのセキュリティを確保するには、NAS Bridgeノードを設定する前にこのアカウントの パスワードを変更する必要があります。

開始する前に

NAS Bridge仮想マシンのIPアドレスを確認しておく必要があります。

タスク概要 CLI管理者アカウントは、CLI用としてデフォルトで組み込まれている唯一のアカウントで す。このアカウントは管理者権限を持ち、次のデフォルト クレデンシャルを使用します。 • ユーザ名:pbパスワード:pb このアカウントのパスワードを変更するには、SSHまたはNAS Bridge仮想マシンのVMware コンソール(VMRCを使用)を使用してコマンドライン インターフェイスにアクセスしま す。以下の手順では、わかりやすいようにSSHを使用する方法を示します。 手順

1. CLI管理者アカウント(pb)とNAS Bridge仮想マシンの管理IPアドレスを使用してログイ

ンするSSHコマンドを入力します。例: ssh [email protected] 2. プロンプトが表示されたら、アカウントのデフォルトのパスワードを入力します。 pb 3. アカウントのパスワードを変更するLinuxコマンドを入力します。 passwd pb 4. コマンド プロンプトに応答して現在のパスワード(pb)を確認し、アカウントの新しい パスワードを選択します。 次のタスク 今後の使用に備えて、新しいパスワードを書き留めて保管しておきます。

(19)

論理インターフェイスの作成

ストレージ ネットワークの設計および計画したファイルシステムの数によっては、1つ以上 の論理インターフェイス(LIF)を追加で作成する必要があります。各LIFの作成は、2つの ステップで行います。追加のLIFの作成は任意です。

タスク概要

NAS Bridge仮想マシンには、DHCPを使用するか静的IPアドレスを設定することで、1つのIP

アドレスが割り当てられます。NAS Bridgeは、このIPアドレスを使用して自動的に論理イン ターフェイス定義を作成します。この論理インターフェイスは、データ トラフィックと管 理トラフィックの両方に使用できます。以下を行う場合に、必要に応じて追加のLIFを作成 できます。 • ストレージ ネットワーク内でデータと管理トラフィックを分離する。 • 多数のファイルシステムを定義する。 追加のLIFの作成は任意です。 手順 1. 仮想マシンへのネットワーク インターフェイスの追加(19ページ) 2. NAS Bridgeへの論理インターフェイスとルートの追加(20ページ)

仮想マシンへのネットワーク

インターフェイスの追加

NAS Bridgeに論理インターフェイスを追加する前に、使用可能な仮想マシン ネットワーク アダプタを用意する必要があります。 開始する前に

VMware vSphereおよびESXiに精通していることと、この環境での仮想マシンの管理経験が

必要です。 タスク概要 使用可能な仮想マシン ネットワーク アダプタがすでにある場合は、新しいものを追加する 必要はありません。ただし必要に応じて、仮想マシンの電源をオンにする前または仮想マシ ンの稼働中に、ネットワークを追加できます。このタスクについては大まかに説明します。 手順

1. VMware vSphere Web Clientにサインインします。 2. NAS Bridge仮想マシンを見つけます。

3. 仮想マシンの設定を編集し、新しいネットワークを追加します。

4. [OK]をクリックします。

(20)

NAS Bridge

への論理インターフェイスとルートの追加

使用可能な仮想マシン ネットワーク アダプタを使用して、NAS Bridgeに論理インターフェ イス(LIF)を追加することができます。 開始する前に 次の情報が必要です。 • 新しい論理インターフェイスのIPアドレス • ルーティング テーブルのエントリ NAS Bridge仮想マシンに定義されている使用可能なネットワーク アダプタも必要です。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. ページ左側の[Network]にある[LIFs/Routes]をクリックします。 3. ページ上部の[Logical Interfaces]にある[Add]をクリックします。 4. 次の設定情報を入力します。 • Name - LIFの一意の名前 • Interface - OSのネットワーク インターフェイス(先頭が「eth」であることが必要) • VLAN - オプションのVLAN番号 • Protocol - StaticまたはDHCP(動的) • CIDR - CIDR表記によるLIFのIPアドレス 5. [Save]をクリックします。

6. ルートを作成するには、[Route]にある[Add]をクリックします。

7. 次の設定情報を入力して適切なLIFに関連付けます。

• Name - ルートの一意の名前

• Logical interface - 関連付けられるLIF

• CIDR - CIDR表記によるルート エントリのIPアドレス • Gateway - IPゲートウェイのIPアドレス

8. [Save]をクリックします。

DNS

および

NTP

サービスの追加

NAS BridgeがDNSサービスやNTPサービスにアクセスできるように、これらのサービスのIP

アドレスを指定する必要があります。使用するストレージ ネットワークと導入の目標に応 じて、DNSサービスとNTPサービスにActive Directoryサーバとスタンドアロンのネットワー ク サーバのどちらを使用するかを選択できます。

開始する前に

(21)

• DNSサーバのIPアドレス • DNSサーバの優先度 • NTPサーバのホスト名 タスク概要 DNSとNTPを追加する際には、2つのオプションを選択できます。 • 単一のサーバを使用してDNSサービスとNTPサービスを提供できます。SMBを使用する 場合は、このサーバをActive Directoryサーバとして機能させることも可能です。

◦ Active DirectoryとNTPに同じサーバを使用すると、NAS BridgeノードがActive Directory サービスと同じ時刻を使用するようになります。

◦ Active DirectoryとDNSに同じサーバを使用すると、NAS BridgeノードがActive Directory サーバの完全修飾ドメイン名を解決できるようになります。 ◦ 同じサーバを使用する場合は、3つのサービスすべてに同じIPアドレスを指定する必 要があります。DNSとNTPを追加したあとに、Active Directoryの定義を完成させます。 • 別々のサーバを使用してDNSサービスとNTPサービスを提供できます。SMBを使用する 場合は、Active Directoryにも別のサーバを使用できます。 ◦ Active DirectoryとNTPに別々のサーバを使用する場合は、2つのサーバの時刻を同期し て、NAS BridgeノードがActive Directoryサービスと同じ時刻を使用するようにする必 要があります。

◦ Active DirectoryとDNSに別々のサーバを使用する場合は、DNSサーバがActive

Directoryサーバの完全修飾ドメイン名を解決できるようにする必要があります。 ◦ 別々のサーバを使用する場合は、実際の専用DNSサーバとNTPサーバのIPアドレスを 確認しておく必要があります。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. ページ左側の[Network]にある[DNS/NTP Servers]をクリックします。 3. DNSサーバを定義します。 a. [DNS Servers]にある[Add]をクリックします。 b. 必要な設定情報をすべて入力します。 IPアドレスと優先度は、NAS Bridgeノードに定義されたすべてのDNSサーバで一意で なければなりません。単一のサーバをActive DirectoryとDNSに使用する場合は、この サーバにNAS Bridgeノード内のすべてのDNSサーバで最も高い優先度を設定する必 要があります。数値が低いほど優先度は高くなります。たとえば、他のどのDNSサー バよりも高い値を設定する場合は、1を入力します。 c. [Save]をクリックします。 4. NTPサーバを定義します。 a. [NTP Servers]にある[Add]をクリックします。 b. 必要な設定情報をすべて入力します。 c. [Save]をクリックします。 NAS Bridgeノードの初期設定の実行 | 21

(22)

関連タスク Active Directoryサーバの追加(22ページ)

Active Directory

サーバの追加

SMBファイルシステムを作成する場合は、Active Directoryサーバを定義する必要がありま す。NFSファイルシステムのみを作成する場合は、Active Directoryサーバは必要ありません。 開始する前に • 次の情報が必要です。 ◦ ドメイン ◦ NetBIOS ◦ Active Directoryサーバのユーザ名とパスワード • 単一のサーバをActive Directory、DNSサービス、およびNTPサービスに使用する場合は、 そのサーバをDNSサーバおよびNTPサーバとして事前に追加しておく必要があります。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。

2. ページ左側の[Network]にある[Active Directory Server]をクリックします。 3. [Add]をクリックします。

4. 必要な設定情報を入力します。

Domain:完全修飾Active Directoryドメイン(例:department.example.com)

NetBIOS Domain:ドメイン名から抽出され、NetBIOSに使用されるドメイン(例:

department)

Computer Name:NAS Bridgeノードに対して選択した名前(例:nasbridge1)

Account information:Active Directoryサーバのユーザ名とパスワード 5. [Save]をクリックします。

関連タスク

DNSおよびNTPサービスの追加(20ページ)

StorageGRID Webscale

ゲートウェイ

ノードの定義

StorageGRID Webscale APIゲートウェイ ノードを定義する必要があります。このノードで

は、ストレージ クライアント データとメタデータ、およびNAS Bridge設定データを保持し ているグリッド内のS3バケットにアクセスすることができます。 開始する前に 次の情報が必要です。 • StorageGRID Webscale S3アカウントのクレデンシャル: ◦ アクセス キー

(23)

◦ シークレット キー

• StorageGRID Webscale APIゲートウェイ ノードのドメイン名またはIPアドレス

• APIゲートウェイ ノードのTCPポート(デフォルトは8082)

タスク概要

NAS Bridgeが一度に接続できるStorageGRID Webscale APIゲートウェイ ノードは1つだけで

す。

注意:StorageGRID Webscaleのグリッド ノードをアップグレードする際に、NAS Bridge用

のAPIゲートウェイ ノードが一時的に使用できなくなります。NFSクライアントとSMB クライアントがデータへのアクセスを継続できるようにするには、プライマリAPIゲート ウェイ ノードをアップグレードする前に、次の手順で代替のAPIゲートウェイ ノードを指 定して接続する必要があります。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. ページ左側の[Object Store]にある[StorageGRID]をクリックします。 3. 必要な設定情報を入力します。

• Host name - APIゲートウェイ ノードのIPアドレスまたはドメイン名 • Port - TCPポート(デフォルトは8082) • Account credentials - アクセス キーとシークレット キー 4. [Save]をクリックします。

E

メール

サーバの追加または編集

アカウント パスワードのリセット機能とアラート通知をサポートするには、少なくとも1つ のEメール サーバを定義する必要があります。 開始する前に 次の情報が必要です。 • Eメール サーバのホスト名またはIPアドレス • Eメール サーバのポート • Eメール サーバのユーザ名とパスワード 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. ページ左側の[Monitoring]にある[Email Servers]をクリックします。 3. [Email Servers]にある[Add]をクリックします。

4. ホスト名、ポート、ユーザ名、およびパスワードを入力します。

5. [Save]をクリックします。

6. 既存のEメール サーバを編集するには、次の手順を実行します。

(24)

a. テーブルからEメール サーバを選択し、[Edit]をクリックします。 b. 必要な変更を行い、[Save]をクリックします。 7. Eメール サーバを削除するには、テーブルからEメール サーバを選択し、[Remove]をク リックします。 Eメール サーバが削除されます。

通知の追加

必要に応じて、アラート通知を生成するようにNAS Bridgeを設定することができます。特定 の内部イベントが発生したときや一定のしきい値に達したときに、NAS BridgeからEメール メッセージが送信されます。これは、システムの動作ステータスをユーザに通知するための 機能です。 開始する前に 少なくとも1つのEメール サーバを定義しておく必要があります。 タスク概要

NAS Bridgeは、設定可能な重大度レベルに基づいてEメール メッセージを生成します。重大

度レベルの値は、最低の重大度(Debug)から最高の重大度(Emergency)の順に設定されて います。NAS Bridgeは、選択された重大度レベル、およびそれより高い重大度レベルに対し てEメール アラートを生成します。アラートEメールは、NAS BridgeのWeb管理者アカウン ト(Eメール形式)から送信されることに注意してください。複数の管理者アカウントが定 義されている場合は、リストの最初の管理者が使用されます。 手順 1. Webページの上部にある[Configuration]をクリックします。 2. ページ左側の[Monitoring]にある[Notifications]をクリックします。 3. [Add]をクリックします。 4. 必要な設定情報を入力します。

(25)

5. [Save]をクリックします。

6. 設定の変更が完了したら、リカバリ パッケージをエクスポートします。

NAS Bridgeノードに障害が発生した場合は、保存されている設定をインポートして、設

定をリストアできます。

a. [Maintenance] > [Recovery Package]の順に選択します。 b. [Generate Package]をクリックします。 c. テーブルからパッケージを選択し、[Download]をクリックして、ローカル ワークス テーションにパッケージをダウンロードします。 d. パッケージを安全な場所に保存します。 このパッケージは、障害発生時にNAS Bridgeの構成をリカバリするために必要となり ます。 NAS Bridgeノードの初期設定の実行 | 25

(26)

StorageGRID Webscale NAS Bridge

の管理における

次のステップ

NAS Bridgeノードのインストールと初期設定が完了したら、ファイルシステムおよびファイ ルシステムに必要な基盤のキャッシュ デバイスを追加することができます。また、ノード に対して各種の管理タスクとサポート タスクを実行するための準備を行う必要がありま す。 NAS Bridgeの管理タスク ストレージ クライアントをNAS Bridgeに接続するには、使用するストレージ ネットワーク と導入計画に応じて、複数の管理タスクを追加で実行する必要があります。 • キャッシュ デバイスの追加 • キャッシュ デバイスの設定 • NFSファイルシステムとSMBファイルシステムの定義 • NAS Bridgeの監視と保守 これらのタスクの手順については、『NAS Bridgeの管理』を参照してください。 NAS Bridgeの関連資料

NAS BridgeとStorageGRID Webscaleの詳細については、次のドキュメントを参照してくださ

い。 • 主なドキュメント ◦ 『 NAS Bridgeのインストールおよびセットアップ 』『NAS Bridgeの管理』『NAS Bridge管理APIの使用 』『 NAS Bridgeリリース ノート』 • Webサイトのリソース ◦ StorageGRID Webscaleのドキュメント ライブラリ ◦ ネットアップ サポート ◦ NetApp University 関連情報 NAS Bridgeアドミニストレーション ガイド NAS Bridge管理APIガイド

ネットアップのマニュアル:StorageGRID Webscale ネットアップ サポート

(27)

ノードで障害が発生した場合の

NAS Bridge

の再イン

ストール

NAS Bridgeノードに障害が発生した場合は、NAS Bridgeソフトウェアを再インストールし、

保存されている設定をインポートしたあとに、運用を再開できます。 開始する前に • 保存されている設定をインポートする場合は、リカバリ パッケージの場所を確認してお く必要があります。 • Active Directoryサーバを追加した場合は、そのサーバのアカウント パスワードを確認し ておく必要があります。 タスク概要 NAS Bridgeノードは、ほとんどの障害からデータ損失のリスクなしにリカバリできます。 データにリスクが生じる唯一の災害は、キャッシュ デバイスの回復不能な障害です。 キャッシュ デバイスに障害が発生すると、StorageGRID Webscaleシステムにまだアップロー ドされていないデータがすべて失われます。また、ネームスペースで次の不整合が生じるお それがあります。 • ファイルのmtimeが正しく更新されない場合があります。たとえば、新しいデータがファ イルに書き込まれても、mtimeが同じままであることがあります。 • ファイルのnlinkの数が人為的に1増える場合があります。ファイルはネームスペースか ら削除できますが、StorageGRID Webscaleにはデータが残ったまま削除されません。 • ディレクトリのmtimeが正しく更新されない場合があります。たとえば、ディレクトリ内 でファイルやディレクトリの作成、削除、または名前変更が行われても、そのディレク トリのmtimeが更新されないことがあります。 • ディレクトリのnlinkの数が人為的に1増える場合があります。たとえば、サブディレク

トリが削除されても、nlinkの数が減らないことがあります。あるいは、NAS Bridgeが

nlinkの数を増分したにもかかわらず、実際のサブディレクトリの作成が失敗することが あります。 注:この不整合が発生しても、ディレクトリは空になった時点で削除できます。 • ネームスペースにディレクトリへのハード リンクが含まれている場合があります。たと えば、ディレクトリの名前変更時にキャッシュ デバイスで障害が発生した場合は、ディ ザスタ リカバリ イベントの前に古い名前の削除が処理されないと、ハード リンクが生成 されることがあります。古い名前は、ディレクトリが初めてリストされるとき、または アクセスされるときに削除されます。 手順 1. 仮想マシン イメージをダウンロードし、仮想マシンを導入することで、NAS Bridgeソフ トウェアを再インストールします。 リカバリ パッケージと同じネットワークセットアップ(同じ静的IPアドレスまたは DHCP)でNAS Bridgeを導入する必要があります。ネットワーク セットアップを変更す る場合は、まずディザスタ リカバリの手順を実行してから、vApp Optionsを使用してNAS

Bridgeのネットワーク セットアップを変更します。『NAS Bridgeの管理』に記載されたデ

フォルト論理インターフェイスのIP設定の変更手順を参照してください。

(28)

2. 新しいキャッシュ デバイスを作成して接続します。 元の仮想マシンに対して作成したのと同じ構成のキャッシュ デバイス ディスクを、交換 用仮想マシンに対して作成する必要があります。元のキャッシュ デバイスを接続したと きと同じ順序で、キャッシュ デバイスを仮想マシンに接続する必要があります。必要に 応じて、元のキャッシュ デバイスよりも大きい容量でキャッシュ デバイスを作成できま す。 容量が1TB、4TB、4TBの3つのキャッシュ デバイスを使用していた場合は、接続する最 初のディスクを1TB以上の容量、残りの2つのディスクを4TB以上の容量に設定して、合 計3つの新しいキャッシュ デバイスを作成します。 注:障害時にキャッシュが破損しなかった場合は、最初にキャッシュを作成する必要 はありません。元の仮想マシンにキャッシュ デバイスを接続したときと同じ順序で、 仮想マシンにキャッシュ デバイスを接続します。vSphereを使用して、新しい仮想マシ ンのディスク構成が元の仮想マシンのディスク構成と同一になっていることを確認し ます。 3. 保存されている設定をインポートします。 a. Webページの上部にある[Maintenance]をクリックします。 b. [Recovery Package]をクリックします。 c. 使用するブラウザに応じて、[Browse]か[Choose File]をクリックし、保存したリカバ リ パッケージを選択します。 d. [Upload]をクリックします。 リカバリ パッケージがWebページ上のテーブルに表示されます。 e. テーブルのリカバリ パッケージを選択し、[import]をクリックして、保存されている 構成データでNAS Bridgeを更新します。 注:保存されているリカバリ パッケージにアクセスできない場合は、すべての構成デー タを再入力する必要があります。インストール時に実行した設定手順と、『NAS Bridge の管理』で実行した設定手順を繰り返します。 4. プロンプトが表示されたら、[Yes]をクリックしてファイルをインポートし、ノードをリ ブートします。 構成ファイルをインポートすると、ノードがリブートします。システムのリブート中に ノードまたは管理APIにアクセスすると、エラー メッセージが表示される場合がありま す。このようなエラーを防ぐために、インポート プロセスを開始してから約15分間はシ ステムにアクセスしないでください。 5. ノードがリブートされたら、もう一度ログインします。

6. 以前にActive Directoryサーバを追加した場合は、そのサーバがFAILED ADD状態になりま

す。サーバを再接続するには、次の手順を実行します。

a. [Configuration] > [Active Directory]を選択します。

b. テーブルでActive Directoryサーバを選択し、[Edit]をクリックします。

c. 管理パスワードを入力し、[Save]をクリックします。

d. Active DirectoryサーバがREADY状態になるまで待ちます。

e. ノードをもう一度リブートして、SMBファイルシステムを正しくマウントできるよう

(29)

Active Directoryの準備が完了する前にノードをリブートすると、パスワードの再入力

とノードのリブートが必要になる場合があります。

関連タスク

StorageGRID Webscale NAS Bridgeのインストール(13ページ)

論理インターフェイスの作成(19ページ)

関連情報

NAS Bridgeアドミニストレーション ガイド

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著作権に関する情報

Copyright © 2018 NetApp, Inc. All rights reserved. Printed in the U.S.

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商標に関する情報

NetApp、NetAppのロゴ、ネットアップの商標一覧のページに記載されているマークは、 NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名と製品名は、それを所有する各社の商標である場合 があります。 http://www.netapp.com/jp/legal/netapptmlist.aspx 31

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マニュアルの更新について

弊社では、マニュアルの品質を向上していくため、皆様からのフィードバックをお寄せいた だく専用のEメール アドレスを用意しています。また、GA/FCS版の製品マニュアルの初回 リリース時や既存マニュアルへの重要な変更があった場合にご案内させていただくTwitter アカウントもあります。 本マニュアルの改善についてご提案がある場合は、次のアドレスまでコメントをEメールで お送りください。 [email protected] その際、担当部署で適切に対応させていただくため、製品名、バージョン、オペレーティン グ システム、弊社営業担当者または代理店の情報を必ず入れてください。 GA/FCS版の製品マニュアルの初回リリース時や既存マニュアルへの重要な変更があった場 合のご案内を希望される場合は、Twitterアカウント@NetAppDocをフォローしてください。

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索引

A

Active Directoryサーバ 追加 22 APIゲートウェイ ノード StorageGRID Webscaleのアップグレード時 22 定義 22

C

CLI 管理者アカウントのデフォルトのユーザ名とパ スワード 18

D

DNSサーバ 追加 20

E

Eメール サーバ 追加 23

N

NAS Bridge アーキテクチャ 4 インストール 13 仮想マシン イメージのダウンロード 13 機能 5 コンポーネント 4 初期設定の実行 15 ストレージ環境 4 デフォルトのアカウントを使用したサインイン 15 NAS Bridgeの管理 準備 26 タスクの概要 26 リソース 26 NTPサーバ 追加 20

S

StorageGRID Webscale NASブリッジで活用されるオブジェクト機能 5

StorageGRID Webscale APIゲートウェイ ノード 定義 22

T

Twitter マニュアルの変更に関する自動通知の受信方法 32

V

VMware仮想環境 NAS Bridgeで活用される機能 5

W

Web管理者アカウント セキュリティ確保 17 Webブラウザ サポート対象 6

アカウント デフォルトのCLI管理者 18 デフォルトのWeb管理者 17 アラート通知 Eメール サーバの追加 23 アラート登録の追加 24

インストールと設定 ワークフロー図 8

仮想環境 NAS Bridgeで活用される機能 5 仮想マシン OVAファイルのダウンロード 13 導入と起動 13 管理者ユーザ デフォルトのユーザ名とパスワード 15

機能 NAS Bridge 5

ゲートウェイ ノード StorageGRID Webscaleのアップグレード時 22 定義 22

コメント マニュアルに関するフィードバックの送信方法 32

サーバ 索引 | 33

(34)

Active Directoryの追加 22 DNSとNTPの追加 20

情報 マニュアルの品質向上に関するフィードバック の送信方法 32 初期設定 実行 15

制限事項 導入 9 設定 Active Directoryサーバの追加 22 DNSサーバの追加 20 Eメール サーバの追加 23 NTPサーバの追加 20

StorageGRID Webscale APIゲートウェイ ノード の定義 22 アラート通知の設定 24 最初のステップ 15 デフォルトのCLI管理者アカウントのセキュリ ティ確保 18 デフォルトのWeb管理者アカウントのセキュリ ティ確保 17 論理インターフェイスの作成 19 前提条件 環境に関して収集する情報 11 導入 9

ソフトウェア ノードで障害が発生した場合の再インストール 27

提案 マニュアルに関するフィードバックの送信方法 32 ディザスタ リカバリ ソフトウェアの再インストール 27 デフォルトのCLI管理者アカウント ユーザ名とパスワード 18 デフォルトのWeb管理者アカウント ユーザ名とパスワード 17

導入 仮想マシン 13 仮想マシン イメージのダウンロード 13 計画と準備 9 制限事項とベストプラクティス 9 前提条件 11 ドキュメント フィードバックの送信方法 32 変更に関する自動通知の受信方法 32

パスワード デフォルトのCLI管理者 18 デフォルトの管理者 15 パスワードのリセット Eメール サーバの追加 23

フィードバック マニュアルに関するコメントの送信方法 32 ブラウザ サポート対象 6

ベストプラクティス 導入 9

ユーザ デフォルトのCLI管理者 18 デフォルトの管理者 15

要件 導入 9

リカバリ 障害が発生したノード 27 利点 NAS Bridgeの使用 5

論理インターフェイスの作成 仮想マシンへのネットワーク インターフェイス の追加 19 論理インターフェイスとルートの追加 20 論理インターフェイス 作成 19

ワークフロー インストールと設定 8

参照

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