添付資料‑1
平成27年度厚生労働科学研究費補助金 エイズ対策政策研究事業
HIV 感染症予防指針に関する研究「エイズ予防指針」改定に向けた意見交換会
日 時:平成27年12月2日(水)10:30〜12:30
場 所:東京ドームホテル 42 階 [アリエス](〒112‑8562 東京都文京区後楽 1‑3‑61)
趣旨
後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針の改定に向けて、これまでの施策に基づく活動を 検証し、指針の改定に必要な情報や意見を集約し、拠点病院、コミュニティセンター・行政・NGO の役 割、新たな取り組みに関して意見交換する。
内容
1.予防指針改定に向けた世界的な研究の背景 2.ACC における新規診断症例の診断契機の検討 3.MSM 伝播ネットワークの感染拡大パターン
4.T as P を実践するため、HIV 検査拡大のための方策 拠点病院の役割 5.コミュニティセンターの役割
6.PrEP 導入に向けたコミュニティセンターの役割に関して 7.「エイズ予防指針」改定に向けた提言
8.討論総括および中学高校などの Sexuality に関する教育(LGBT)の促進
1. 予防指針改定に向けた世界的な研究の背景(松下修三;熊本大学)
HIV 感染予防の新時代
2015 年は HIV 感染症の感染予防にとって大きな進歩がみられた年であった。2011 年に、Cohen らに よって「予防としての治療(T as P)」の可能性を示す HPTN052 の最終データが報告され、早期治療 開始によりパートナーの HIV 感染が 93%抑制されることが証明された1,2)。一方、それまで、必ずしも 有効性の評価が確立していなかった TDF/FTC (tenofovir disoproxil fumarate/ emtricitabine)を用 いた PrEP について二つの臨床試験が行われ、ハイリスクグループでの有効性が示された3,4)。これら の臨床試験の結果が与えたインパクトは大きく、2015 年 9 月に WHO から出された、HIV に関する治療 ガイドラインには PrEP の推奨が含まれたのである5)。
WHO/UNAIDS が毎年発表する疫学統計を見ると、HIV 感染症/AIDS が歴史の転換点に立っていることが 理解できる 6)。HIV の感染ルートとして同性間・異性間のコンドームを使用しない性行為や IVDU (intravenous drug user:静注性麻薬常習者)による注射針の共有が感染拡大の原因であることが明ら かとなり、各国で感染予防対策が取られた。その 3 本柱は、正しい知識の普及と感染予防教育、HIV 検査・相談体制の充実 、コンドームの支給を含めた safer sex campaign や行動変容のためのコミュ ニティ活動などである。図 1 に示すように、これらの取り組みの効果があらわれ、新規感染数は 1998 年ごろから減少に転じた。世界では、特にリスクグループへの積極的介入が有効だった実例が報告さ れている。
例えば、性産業従事者 注射針交換プログラム(
事業の拡大などである。
一方、AI の多かった
験の結果によって促進され、
このように、世界的な 亡数を上回っているため、
推計されている。これらのデータを踏
識から、これまでの予防戦略に加え、男性の割礼 Prophylaxis; PrEP
を中心に据えた取り組みが強化されている としての治療」を実践した
また、いくつかの男性の割礼の臨床研究(
防効果が報告された。一方、
8)。
これまでの これまで
のは、カップルのどちらかが 同性間の性的志向の男性(
women: TG) placebo
に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って
例えば、性産業従事者 注射針交換プログラム(
事業の拡大などである。
AIDS による死亡者数も の多かった 2004 年から 験の結果によって促進され、
このように、世界的な 亡数を上回っているため、
推計されている。これらのデータを踏
識から、これまでの予防戦略に加え、男性の割礼
Prophylaxis; PrEP)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始 を中心に据えた取り組みが強化されている
としての治療」を実践した
また、いくつかの男性の割礼の臨床研究(
防効果が報告された。一方、
これまでの PrEP これまで TDF/FTC または のは、カップルのどちらかが 同性間の性的志向の男性(
women: TG)などの HIV
placebo 群に比較してどのくらい抑制されるか検討された。図
に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って
例えば、性産業従事者(commercial sex workers: CSW) 注射針交換プログラム(needle exchange program 事業の拡大などである。2014 年の新規感染は、
による死亡者数も 2008
年から 42%減少した。抗ウイルス薬の途上国に対する支援も、
験の結果によって促進され、2010 このように、世界的な HIV 感染
亡数を上回っているため、HIV 感染者総数は毎年増加し(
推計されている。これらのデータを踏
識から、これまでの予防戦略に加え、男性の割礼
)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始 を中心に据えた取り組みが強化されている
としての治療」を実践した HPTN052 また、いくつかの男性の割礼の臨床研究(
防効果が報告された。一方、PrEP
PrEP の開発と課題
または TDF のみを用いて、様々な のは、カップルのどちらかが HIV
同性間の性的志向の男性(men who have sex with men HIV 感染リスクの高い人々である
群に比較してどのくらい抑制されるか検討された。図
に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って
(commercial sex workers: CSW) needle exchange program
年の新規感染は、
2008 年前後から減少に転じ、
%減少した。抗ウイルス薬の途上国に対する支援も、
2010 年の 23%から
感染/AIDS 対策の成果が数字に表れてきたところだが、新規感染者数が死 感染者総数は毎年増加し(
推計されている。これらのデータを踏まえ、さらに新規感染数を減少させることが急務であるとの認 識から、これまでの予防戦略に加え、男性の割礼
)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始 を中心に据えた取り組みが強化されている7)
HPTN052 臨床試験では また、いくつかの男性の割礼の臨床研究(medic
PrEP の感染予防効果のデータは、一定の評価が得られないものであった
の開発と課題
のみを用いて、様々な HIV に感染している men who have sex with men 感染リスクの高い人々である
群に比較してどのくらい抑制されるか検討された。図
に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って
(commercial sex workers: CSW) needle exchange program)、さらに
年の新規感染は、2000 年の 年前後から減少に転じ、
%減少した。抗ウイルス薬の途上国に対する支援も、
から 2014 年には
対策の成果が数字に表れてきたところだが、新規感染者数が死 感染者総数は毎年増加し(
まえ、さらに新規感染数を減少させることが急務であるとの認 識から、これまでの予防戦略に加え、男性の割礼の普及、抗ウイルス薬による
)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始
)。感染予防効果を比較したデータを図
臨床試験では 96%のパートナーへの感染予防効果が報告された。
medical male circumcision
の感染予防効果のデータは、一定の評価が得られないものであった
のみを用いて、様々な PrEP
に感染している serodiscordant couples men who have sex with men:MSM)、
感染リスクの高い人々である 9‑1 群に比較してどのくらい抑制されるか検討された。図
に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って
(commercial sex workers: CSW)へのきめ細やかな介入や
)、さらに MSM を対象としたコミュニティセンター 年の 310 万人から
年前後から減少に転じ、2014 年には
%減少した。抗ウイルス薬の途上国に対する支援も、
年には 41%へと上昇した。
対策の成果が数字に表れてきたところだが、新規感染者数が死 感染者総数は毎年増加し(2014 年には
まえ、さらに新規感染数を減少させることが急務であるとの認 の普及、抗ウイルス薬による
)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始 感染予防効果を比較したデータを図
%のパートナーへの感染予防効果が報告された。
al male circumcision
の感染予防効果のデータは、一定の評価が得られないものであった
PrEP の臨床試験が行われてきた。対象となった serodiscordant couples
)、IVDU、トランスジェンダー女性
16)。抗ウイルス薬を毎日服薬し、
群に比較してどのくらい抑制されるか検討された。図 2 に示すように、
に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って
へのきめ細やかな介入や
を対象としたコミュニティセンター 万人から 35%減少し
年には 120 万人となり、最も死亡数
%減少した。抗ウイルス薬の途上国に対する支援も、
へと上昇した。
対策の成果が数字に表れてきたところだが、新規感染者数が死 年には 80 万人増加)、現在
まえ、さらに新規感染数を減少させることが急務であるとの認 の普及、抗ウイルス薬による暴露前予防(
)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始 感染予防効果を比較したデータを図
%のパートナーへの感染予防効果が報告された。
al male circumcision)でも 51
の感染予防効果のデータは、一定の評価が得られないものであった
の臨床試験が行われてきた。対象となった serodiscordant couples、異性間の性的志向の男女、
、トランスジェンダー女性
。抗ウイルス薬を毎日服薬し、
に示すように、
に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って
へのきめ細やかな介入や IVDU を対象とした を対象としたコミュニティセンター
%減少し 200 万人となった。
万人となり、最も死亡数
%減少した。抗ウイルス薬の途上国に対する支援も、2011 年の HPTN052
対策の成果が数字に表れてきたところだが、新規感染者数が死 万人増加)、現在 3690 まえ、さらに新規感染数を減少させることが急務であるとの認
暴露前予防(Pre‑
)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始 感染予防効果を比較したデータを図 2 に示すが、
%のパートナーへの感染予防効果が報告された。
51%から 60%の感染予 の感染予防効果のデータは、一定の評価が得られないものであった
の臨床試験が行われてきた。対象となった
、異性間の性的志向の男女、
、トランスジェンダー女性(Transgender
。抗ウイルス薬を毎日服薬し、HIV
に示すように、PrEP の感染予防効果 に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 われ、そのデータからアドヒアランスが良好と判定された研究では、有意差を持って PrEP は有効と考 を対象とした を対象としたコミュニティセンター 万人となった。
万人となり、最も死亡数 HPTN052 試
対策の成果が数字に表れてきたところだが、新規感染者数が死 3690 万人と まえ、さらに新規感染数を減少させることが急務であるとの認
‑exposure
)、さらに「予防としての治療」の観点から、早期・全員の抗ウイルス薬治療開始 に示すが、「予防
%のパートナーへの感染予防効果が報告された。
%の感染予 の感染予防効果のデータは、一定の評価が得られないものであった
の臨床試験が行われてきた。対象となった
、異性間の性的志向の男女、
(Transgender HIV 感染が の感染予防効果 に関しては、様々なデータが報告された。それぞれの臨床研究で、テノホビルの血中濃度の測定が行 は有効と考
えられた。この結果を受けて、
TG に対し、適切な指導のもとに
リスクグループという概念ではなく、それぞれの地域で、
を推奨するという表現に変わっている。すなわち、
クがあるかを検討することが求められている。
2014 年に南アフリカの った。南アフリカの場合、
般化しないという内容だった。当時は、そもそも、
あるところであった。図2に示すように、
感染阻止効果が
は 44%の予防効果が認めら
いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが に感染している
有効性も納得できる。一方、女性を対象とした ど守られておらず、
で、TDF は直腸粘膜に長く
ても有効性が期待できる(これを れず、24
てみると有効性に比例したデータが報告されている
PrEP の導入には多くの議論が繰り返されてきた。その一部を表
トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い らといって高いアドヒアランスを求めるのは実現性がない。
増えて性病が増えるだけではないか」という批判的意見には説得力があり、
えられた。この結果を受けて、
に対し、適切な指導のもとに
リスクグループという概念ではなく、それぞれの地域で、
を推奨するという表現に変わっている。すなわち、
クがあるかを検討することが求められている。
年に南アフリカの った。南アフリカの場合、
般化しないという内容だった。当時は、そもそも、
あるところであった。図2に示すように、
感染阻止効果が 62−
%の予防効果が認めら
いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが に感染している serodiscordant couples
有効性も納得できる。一方、女性を対象とした ど守られておらず、MSM
は直腸粘膜に長く ても有効性が期待できる(これを
24 時間ごとの定期的な服薬管理が求められることが分かった。実際に てみると有効性に比例したデータが報告されている
の導入には多くの議論が繰り返されてきた。その一部を表
トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い らといって高いアドヒアランスを求めるのは実現性がない。
増えて性病が増えるだけではないか」という批判的意見には説得力があり、
えられた。この結果を受けて、2012 に対し、適切な指導のもとに PrEP
リスクグループという概念ではなく、それぞれの地域で、
を推奨するという表現に変わっている。すなわち、
クがあるかを検討することが求められている。
年に南アフリカの Abdool
った。南アフリカの場合、PrEP は特に女性を 般化しないという内容だった。当時は、そもそも、
あるところであった。図2に示すように、
−75%と、PrEP
%の予防効果が認められた。女性を対象とした
いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが serodiscordant couples
有効性も納得できる。一方、女性を対象とした MSM を対象とした
は直腸粘膜に長く検出されるため、肛門性行為をする ても有効性が期待できる(これを
時間ごとの定期的な服薬管理が求められることが分かった。実際に てみると有効性に比例したデータが報告されている
の導入には多くの議論が繰り返されてきた。その一部を表
トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い らといって高いアドヒアランスを求めるのは実現性がない。
増えて性病が増えるだけではないか」という批判的意見には説得力があり、
2012 年の WHO
PrEP を行うことが推奨された リスクグループという概念ではなく、それぞれの地域で、
を推奨するという表現に変わっている。すなわち、
クがあるかを検討することが求められている。
Abdool Karim 博士は、メルボルンの国際 は特に女性を
般化しないという内容だった。当時は、そもそも、
あるところであった。図2に示すように、serodiscordant
PrEP の有効性が明らかに示された。一方、
れた。女性を対象とした
いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが serodiscordant couples は、感染予防の意識も高くアドヒアランスも良好で 有効性も納得できる。一方、女性を対象とした
を対象とした iPrEx はその中間であった。もう一つは薬物動態にかかわる因子 検出されるため、肛門性行為をする
ても有効性が期待できる(これを forgiveness
時間ごとの定期的な服薬管理が求められることが分かった。実際に てみると有効性に比例したデータが報告されている
の導入には多くの議論が繰り返されてきた。その一部を表
トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い らといって高いアドヒアランスを求めるのは実現性がない。
増えて性病が増えるだけではないか」という批判的意見には説得力があり、
WHO のガイドラインでは、
を行うことが推奨された リスクグループという概念ではなく、それぞれの地域で、
を推奨するという表現に変わっている。すなわち、PrEP クがあるかを検討することが求められている。
博士は、メルボルンの国際
は特に女性を HIV 感染から守ることを目標としているが、なかなか一 般化しないという内容だった。当時は、そもそも、TDF/FTC
serodiscordant
の有効性が明らかに示された。一方、
れた。女性を対象とした FEM‑PrEP
いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが は、感染予防の意識も高くアドヒアランスも良好で 有効性も納得できる。一方、女性を対象とした FEM‑PrEP
はその中間であった。もう一つは薬物動態にかかわる因子 検出されるため、肛門性行為をする
forgiveness と呼んでいる)一方、女性器の方では有効濃度が保た 時間ごとの定期的な服薬管理が求められることが分かった。実際に
てみると有効性に比例したデータが報告されている18,19)。 の導入には多くの議論が繰り返されてきた。その一部を表
トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い らといって高いアドヒアランスを求めるのは実現性がない。
増えて性病が増えるだけではないか」という批判的意見には説得力があり、
イドラインでは、serodiscordant couples を行うことが推奨された17)。一方、
リスクグループという概念ではなく、それぞれの地域で、HIV 感染リスクの高い対象者に対して PrEP には、一人一人の対象者にどのくらいのリス
博士は、メルボルンの国際 AIDS
感染から守ることを目標としているが、なかなか一 TDF/FTC の服用で感染予防ができるかどうか議論の serodiscordant の男女を対象とした
の有効性が明らかに示された。一方、
PrEP や VOICE
いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが は、感染予防の意識も高くアドヒアランスも良好で
PrEP や VOICE 試験では、指示通りの服薬はほとん はその中間であった。もう一つは薬物動態にかかわる因子 検出されるため、肛門性行為をする MSM の感染予防には多少の、怠薬があっ と呼んでいる)一方、女性器の方では有効濃度が保た 時間ごとの定期的な服薬管理が求められることが分かった。実際に
。
の導入には多くの議論が繰り返されてきた。その一部を表 1 にまとめた。中でも、「多数のパー トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い
らといって高いアドヒアランスを求めるのは実現性がない。HIV 感染は減らず、かえってリスク行動が 増えて性病が増えるだけではないか」という批判的意見には説得力があり、
serodiscordant couples
。一方、2015 年のガイドラインでは、
感染リスクの高い対象者に対して には、一人一人の対象者にどのくらいのリス
AIDS 会議で PrEP
感染から守ることを目標としているが、なかなか一 の服用で感染予防ができるかどうか議論の の男女を対象とした Partners PrEP の有効性が明らかに示された。一方、MSM を対象とした
VOICE 試験では全く有効性が示されて いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが
は、感染予防の意識も高くアドヒアランスも良好で
試験では、指示通りの服薬はほとん はその中間であった。もう一つは薬物動態にかかわる因子 の感染予防には多少の、怠薬があっ と呼んでいる)一方、女性器の方では有効濃度が保た 時間ごとの定期的な服薬管理が求められることが分かった。実際に TDF
にまとめた。中でも、「多数のパー トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い
感染は減らず、かえってリスク行動が 増えて性病が増えるだけではないか」という批判的意見には説得力があり、PrEP
serodiscordant couples
年のガイドラインでは、
感染リスクの高い対象者に対して には、一人一人の対象者にどのくらいのリス
PrEP に関する講演を行 感染から守ることを目標としているが、なかなか一 の服用で感染予防ができるかどうか議論の
Partners PrEP を対象とした iPrEx 試験では全く有効性が示されて いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが
は、感染予防の意識も高くアドヒアランスも良好で
試験では、指示通りの服薬はほとん はその中間であった。もう一つは薬物動態にかかわる因子 の感染予防には多少の、怠薬があっ と呼んでいる)一方、女性器の方では有効濃度が保た TDF の薬物濃度を測定し
にまとめた。中でも、「多数のパー トナーとコンドームを使わない性行為を行い、薬物使用歴もある最もリスクの高い MSM に、PrEP
感染は減らず、かえってリスク行動が PrEP 導入に慎重な意見を serodiscordant couples、MSM と 年のガイドラインでは、
感染リスクの高い対象者に対して PrEP には、一人一人の対象者にどのくらいのリス
に関する講演を行 感染から守ることを目標としているが、なかなか一 の服用で感染予防ができるかどうか議論の Partners PrEP では、
iPrEx 試験 試験では全く有効性が示されて いなかった。これには二つの理由がある。一つは、アドヒアランスである。カップルのどちらかが HIV は、感染予防の意識も高くアドヒアランスも良好で PrEP の 試験では、指示通りの服薬はほとん はその中間であった。もう一つは薬物動態にかかわる因子 の感染予防には多少の、怠薬があっ と呼んでいる)一方、女性器の方では有効濃度が保た の薬物濃度を測定し
にまとめた。中でも、「多数のパー PrEP だか 感染は減らず、かえってリスク行動が 導入に慎重な意見を
持つ医療従事者も多い。一方、
に限って適応す
象にしたものはなかった。しかし、
下の画期的な発表が行われた。
ハイリスク
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ
とした safer sex
ることを確認した。一方、わが国においても、
感染リスクの高い たが、若い世代の
の MSM へのアプローチは容易ではないといわれている。抗ウイルス薬の進歩、
的インパクトを持つためには、ハイリスク行動をとる若い であり、
PROUD 試験
感染リスクが有意に高いと考えられる て行われた
参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、
は、ハイリスク た。参加の条件として とに HIV
動変容を促す教育をうけること、などが挙げられた。また、
ナーの数などを入力するシステムがとられた。
まず、
た。組み入れ
持つ医療従事者も多い。一方、
に限って適応すべきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク 象にしたものはなかった。しかし、
下の画期的な発表が行われた。
ハイリスク MSM を対象とした臨床試験
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ
safer sex を実践し、定期的な
ることを確認した。一方、わが国においても、
感染リスクの高い MSM たが、若い世代の MSM
へのアプローチは容易ではないといわれている。抗ウイルス薬の進歩、
的インパクトを持つためには、ハイリスク行動をとる若い であり、MSM にかかわる
試験3)
感染リスクが有意に高いと考えられる て行われた iPrEx 試験の結果は
参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、
は、ハイリスク MSM として、過去 た。参加の条件として
HIV 抗体検査に加えて、梅毒、
動変容を促す教育をうけること、などが挙げられた。また、
ナーの数などを入力するシステムがとられた。
まず、Web 上で、組み入れられたらすぐに た。組み入れ PrEP 即開始群で評価可能だったのは 持つ医療従事者も多い。一方、PrEP
べきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク 象にしたものはなかった。しかし、
下の画期的な発表が行われた。
を対象とした臨床試験
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ
を実践し、定期的な
ることを確認した。一方、わが国においても、
MSM もたくさん残っていることも事実である。これほど情報にあふれた社会となっ MSM に情報が十分届いていないことが認識されている。欧米においてすら、これら へのアプローチは容易ではないといわれている。抗ウイルス薬の進歩、
的インパクトを持つためには、ハイリスク行動をとる若い
にかかわる NGO やコミュニティセンターの果たす役割はますます重要になった。
感染リスクが有意に高いと考えられる 試験の結果は 44%
参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、
として、過去
た。参加の条件として HIV 抗体検査が陰性 抗体検査に加えて、梅毒、
動変容を促す教育をうけること、などが挙げられた。また、
ナーの数などを入力するシステムがとられた。
上で、組み入れられたらすぐに 即開始群で評価可能だったのは
PrEP の有効性には期待できることから、当面、
べきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク 象にしたものはなかった。しかし、2015 年の
を対象とした臨床試験
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ
を実践し、定期的な HIV 検査を受けながら健康な生活をさ ることを確認した。一方、わが国においても、
もたくさん残っていることも事実である。これほど情報にあふれた社会となっ に情報が十分届いていないことが認識されている。欧米においてすら、これら へのアプローチは容易ではないといわれている。抗ウイルス薬の進歩、
的インパクトを持つためには、ハイリスク行動をとる若い
やコミュニティセンターの果たす役割はますます重要になった。
感染リスクが有意に高いと考えられる MSM
44%の感染抑制という結果であったが、参加者には感染リスクの少ない 参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、
として、過去 90 日間にコンドームを使用しない肛門性行為をした 抗体検査が陰性であること、血清クレアチニンの検査を行うこと、
抗体検査に加えて、梅毒、HCV、淋病、クラミジア検査を行うこと、リスク行動に対して、行 動変容を促す教育をうけること、などが挙げられた。また、
ナーの数などを入力するシステムがとられた。
上で、組み入れられたらすぐに PrEP 即開始群で評価可能だったのは
の有効性には期待できることから、当面、
べきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク 年の CROI で、ハイリスクの
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ
検査を受けながら健康な生活をさ
ることを確認した。一方、わが国においても、HIV 感染予防に関する情報が十分に届いていない、最も もたくさん残っていることも事実である。これほど情報にあふれた社会となっ に情報が十分届いていないことが認識されている。欧米においてすら、これら へのアプローチは容易ではないといわれている。抗ウイルス薬の進歩、
的インパクトを持つためには、ハイリスク行動をとる若い
やコミュニティセンターの果たす役割はますます重要になった。
MSM を対象とした
の感染抑制という結果であったが、参加者には感染リスクの少ない 参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、
日間にコンドームを使用しない肛門性行為をした
であること、血清クレアチニンの検査を行うこと、
、淋病、クラミジア検査を行うこと、リスク行動に対して、行 動変容を促す教育をうけること、などが挙げられた。また、
ナーの数などを入力するシステムがとられた。
PrEP を開始する群と 即開始群で評価可能だったのは 267 人、延期群は
の有効性には期待できることから、当面、
べきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク で、ハイリスクの
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ
検査を受けながら健康な生活をさ
感染予防に関する情報が十分に届いていない、最も もたくさん残っていることも事実である。これほど情報にあふれた社会となっ に情報が十分届いていないことが認識されている。欧米においてすら、これら へのアプローチは容易ではないといわれている。抗ウイルス薬の進歩、
的インパクトを持つためには、ハイリスク行動をとる若い MSM へのアプローチは避けて通れない課題 やコミュニティセンターの果たす役割はますます重要になった。
を対象とした PrEP の臨床試験が英国で行われた。先行し の感染抑制という結果であったが、参加者には感染リスクの少ない 参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、
日間にコンドームを使用しない肛門性行為をした であること、血清クレアチニンの検査を行うこと、
、淋病、クラミジア検査を行うこと、リスク行動に対して、行 動変容を促す教育をうけること、などが挙げられた。また、web を用いて参加者自身が性行動やパート
を開始する群と PrEP 人、延期群は
の有効性には期待できることから、当面、serodiscordant couples べきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク
で、ハイリスクの MSM に対する
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ
検査を受けながら健康な生活をされている方が多数存在す 感染予防に関する情報が十分に届いていない、最も もたくさん残っていることも事実である。これほど情報にあふれた社会となっ に情報が十分届いていないことが認識されている。欧米においてすら、これら へのアプローチは容易ではないといわれている。抗ウイルス薬の進歩、PrEP
へのアプローチは避けて通れない課題 やコミュニティセンターの果たす役割はますます重要になった。
の臨床試験が英国で行われた。先行し の感染抑制という結果であったが、参加者には感染リスクの少ない 参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、
日間にコンドームを使用しない肛門性行為をした
であること、血清クレアチニンの検査を行うこと、
、淋病、クラミジア検査を行うこと、リスク行動に対して、行 を用いて参加者自身が性行動やパート
PrEP を一年間延期する群に分けられ 人、延期群は 256 名であった。同じようにリス serodiscordant couples べきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク
に対する PrEP に関して、以
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 会があり、これまでの地道な感染予防活動が実を結び、複数のパートナーを持つ MSM の中にもきちん れている方が多数存在す 感染予防に関する情報が十分に届いていない、最も もたくさん残っていることも事実である。これほど情報にあふれた社会となっ に情報が十分届いていないことが認識されている。欧米においてすら、これら PrEP の進歩が真に社会 へのアプローチは避けて通れない課題 やコミュニティセンターの果たす役割はますます重要になった。
の臨床試験が英国で行われた。先行し の感染抑制という結果であったが、参加者には感染リスクの少ない 参加者がふくまれており、実態を反映していないのではないかと考えられていた。一方、PROUD
日間にコンドームを使用しない肛門性行為をした MSM を対象とし であること、血清クレアチニンの検査を行うこと、
、淋病、クラミジア検査を行うこと、リスク行動に対して、行 を用いて参加者自身が性行動やパート
を一年間延期する群に分けられ 名であった。同じようにリス serodiscordant couples べきであるという意見もある。確かに、これまでの臨床試験は、ハイリスク MSM を対
に関して、以
「予防指針改定に向けた研究」で、コミュニティセンターで活動している方々と意見交換をする機 の中にもきちん れている方が多数存在す 感染予防に関する情報が十分に届いていない、最も もたくさん残っていることも事実である。これほど情報にあふれた社会となっ に情報が十分届いていないことが認識されている。欧米においてすら、これら の進歩が真に社会 へのアプローチは避けて通れない課題 やコミュニティセンターの果たす役割はますます重要になった。
の臨床試験が英国で行われた。先行し の感染抑制という結果であったが、参加者には感染リスクの少ない PROUD 試験で を対象とし であること、血清クレアチニンの検査を行うこと、3 か月ご
、淋病、クラミジア検査を行うこと、リスク行動に対して、行 を用いて参加者自身が性行動やパート
を一年間延期する群に分けられ 名であった。同じようにリス
ク行動に関する指導が行われたが、1 年間の経過観察中に延期群では 19 例の HIV 感染が確認されたの に対し、PrEP 即開始群では 3 例のみであり、結果的に 86%感染予防効果が得られた。薬剤耐性変異と して M184V/I の変異は 3 例で認められたが、K65R 変異は認められなかった。性感染症に関しては、両 群とも頻度が高く 50 例以上が何らかの性感染症に罹患したが、有意差はなかった。パートナーの数と コンドーム使用に関するアンケートの結果では、PrEP 延期群では、プログラムエントリー時に 10 人だ ったパートナーが 8 人に減っているが、PrEP 即開始群では 10 人のまま変わらなかった。コンドームの 使用頻度は、両群間に全く有意差がなく、このリスクグループでは、safer sex を含む感染予防教育に よっても、また PrEP 開始の有無にかかわらず、ハイリスク行動に変化は認められなかった。まとめる と、対象となったハイリスク MSM では、教育による行動変容は得られず、両群にほぼ同数の性感染症 が認められたが、PrEP 群で 86%の HIV 感染阻止が得られたことになった。この結果を受けて、臨床試 験は早期に中断され、全員が PrEP を受けることになった。
IPERGAY 試験4)
一方、フランスとカナダのグループは、オンデマンドの PrEP を行った。この試験は、PrEP のアキレ ス腱ともいえるアドヒアランスを改善することを目的としたが、これによって安全性やコストが改善 し、PrEP がより魅力的になると考えられた。対象としたのは、HIV 抗体陰性で、コンドームを使用し ない肛門性行為を最近の 6 カ月に 2 人以上のパートナーと行ったハイリスクの MSM で、腎機能が保た れている(eGFR>60mL/mn)ことを条件として、Placebo 群を含む二重盲検試験で行われた。
オンデマンド服薬スケジュールとは、性行為が行われる 2 から 24 時間前に TDF/FTC を 2 錠服薬し、
その 24 時間後に 1 錠、また最初の服薬から 48 時間後に 1 錠服薬するというものである。一回の性行 為ごとに TFF/FTC を 4 錠服用する計算になる。HIV 検査(第 4 世代の抗原抗体の両方を検出する検査)
の結果によって、有効性を判定するが、安全性・認容性、アドヒアランス、リスク行動(コンドーム 使用の有無、パートナーの数、性行為の頻度など)、性感染症の頻度なども検査する。アドヒアランス やリスク行動に関しては、参加者自ら端末から入力する computer‑assisted self‑interviews (CASIs) によってなされた。患者背景に差はないが、過去 4 週間に平均 10 回の性行為があり、過去 2 カ月のパ ートナー数は 10 名、半数が薬物使用者で約 3 割は抗ウイルス薬の暴露後予防(Post exposure prophylaxis: PEP)を受けた経歴があるというハイリスク群であることが分かった。
安全性委員会がデータをモニターし、PrEP 群に比較してコントロール群での HIV 感染が明らかに多 かったため、治験は早期に終了し、Placebo 群の参加者にも実薬が配られることになった。二重盲検試 験が解除されると TDF/FTC 群が 206 名、Placebo 群が 208 名であることが分かった。最終的に HIV 感染 は Placebo 群が 14 例認められたのに対し、TDF/FTC 群は 2 例のみであり、86%の感染抑制が得られた と報告された(図 3)。アドヒアランスの見地から両群で、月平均 16 錠の薬剤が服用されたが、プロト コール通りの服用ができたのは 43%に過ぎず、29%は服用量不十分、28%は服用していなかった。有 害事象は問題になるものはないが、TDF/FTC 群の方に消化器症状が多く認められ、軽度のクレアチニン の上昇も実薬群に 14%と Placebo 群の 7%に比較して多くみられた。この臨床試験に入ってからも、
両群とも性行為の頻度は変わらず、コンドーム使用率も約 30%代のままであった。性病の罹患率は高く、
TDF/FTC 群で 38%、Placebo 群で 32%であった。このように、この臨床試験でもハイリスク MSM に行 動変容はおこらず、性感染症は両群とも効率に見られたが、PrEP 群は HIV 感染が 86%抑制されたとい う結果になった。
新たな感染予防
近年の抗ウイルス薬の進歩によって、
ス薬では、治癒は得られないため、
感染で報告されるのがおよそ 感染例が報告されている ら30代の感染者が
になる。治療下にある症例からの新規感染は少ないと考えられているが、
クな性行為を繰り返している
検査を受けて、陽性なら即治療開始、陰性なら感染予防教育を受け、
いうシステムの構築が望まれる。その第一歩はハイリスク性行動 の demonstration project
PrEPは非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や sexのための指導やカウンセリングさらに
人々へのアプローチには、
らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨 大さと共に、
すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順 位で推進されるべきである。
ウイルス感染予防には、有効なワクチンが期待されるが、
性感染症である ドーム使
「予防としての治療」の観点からは、
新たな感染予防が必要とされる理由と導入のプロセス 近年の抗ウイルス薬の進歩によって、
ス薬では、治癒は得られないため、
感染で報告されるのがおよそ 感染例が報告されている
代の感染者が40年治療を継続するとなると、毎年
になる。治療下にある症例からの新規感染は少ないと考えられているが、
クな性行為を繰り返している
検査を受けて、陽性なら即治療開始、陰性なら感染予防教育を受け、
いうシステムの構築が望まれる。その第一歩はハイリスク性行動 demonstration project
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や
のための指導やカウンセリングさらに 人々へのアプローチには、
らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨 大さと共に、PrEPの導入を困難なものにしている。しかしながら、
すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順 位で推進されるべきである。
ウイルス感染予防には、有効なワクチンが期待されるが、
性感染症である HIV
ドーム使用は、これまでの多くの努力にもかかわらず、
「予防としての治療」の観点からは、
が必要とされる理由と導入のプロセス 近年の抗ウイルス薬の進歩によって、
ス薬では、治癒は得られないため、
感染で報告されるのがおよそ1000 感染例が報告されている(図4)。最近の
年治療を継続するとなると、毎年
になる。治療下にある症例からの新規感染は少ないと考えられているが、
クな性行為を繰り返しているMSM
検査を受けて、陽性なら即治療開始、陰性なら感染予防教育を受け、
いうシステムの構築が望まれる。その第一歩はハイリスク性行動
demonstration project または臨床研究を行うことではないか考えられる。
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や
のための指導やカウンセリングさらに
人々へのアプローチには、NGOやコミュニティセンター関係者の積極的関与が必要不可
らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨 の導入を困難なものにしている。しかしながら、
すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順 位で推進されるべきである。
ウイルス感染予防には、有効なワクチンが期待されるが、
HIV 感染症に関してはコンドームの使用が適切である。しかし、わが国におけるコン 用は、これまでの多くの努力にもかかわらず、
「予防としての治療」の観点からは、
が必要とされる理由と導入のプロセス
近年の抗ウイルス薬の進歩によって、HIV感染症の予後は劇的に改善した。しかし、現在の抗ウイル ス薬では、治癒は得られないため、ARTは生涯にわたって継続されなければならない。わが国では
1000件、AIDS発症と報告されるのが
。最近のARTにかかる費用は、一年間で 年治療を継続するとなると、毎年
になる。治療下にある症例からの新規感染は少ないと考えられているが、
MSMは少なくとも数千人存在している。これらの人々に関心を持たせ、
検査を受けて、陽性なら即治療開始、陰性なら感染予防教育を受け、
いうシステムの構築が望まれる。その第一歩はハイリスク性行動
または臨床研究を行うことではないか考えられる。
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や
のための指導やカウンセリングさらにsexual minority
やコミュニティセンター関係者の積極的関与が必要不可
らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨 の導入を困難なものにしている。しかしながら、
すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順
ウイルス感染予防には、有効なワクチンが期待されるが、
感染症に関してはコンドームの使用が適切である。しかし、わが国におけるコン 用は、これまでの多くの努力にもかかわらず、
「予防としての治療」の観点からは、WHO の推進する が必要とされる理由と導入のプロセス
感染症の予後は劇的に改善した。しかし、現在の抗ウイル は生涯にわたって継続されなければならない。わが国では
発症と報告されるのが にかかる費用は、一年間で 年治療を継続するとなると、毎年1500
になる。治療下にある症例からの新規感染は少ないと考えられているが、
は少なくとも数千人存在している。これらの人々に関心を持たせ、
検査を受けて、陽性なら即治療開始、陰性なら感染予防教育を受け、
いうシステムの構築が望まれる。その第一歩はハイリスク性行動
または臨床研究を行うことではないか考えられる。
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や
sexual minority
やコミュニティセンター関係者の積極的関与が必要不可
らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨 の導入を困難なものにしている。しかしながら、
すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順
ウイルス感染予防には、有効なワクチンが期待されるが、
感染症に関してはコンドームの使用が適切である。しかし、わが国におけるコン 用は、これまでの多くの努力にもかかわらず、MSM
の推進する 90‑
が必要とされる理由と導入のプロセス
感染症の予後は劇的に改善した。しかし、現在の抗ウイル は生涯にわたって継続されなければならない。わが国では
発症と報告されるのが400〜
にかかる費用は、一年間で
1500億円ずつ医療費の負担が増加していること になる。治療下にある症例からの新規感染は少ないと考えられているが、
は少なくとも数千人存在している。これらの人々に関心を持たせ、
検査を受けて、陽性なら即治療開始、陰性なら感染予防教育を受け、
いうシステムの構築が望まれる。その第一歩はハイリスク性行動を行っている または臨床研究を行うことではないか考えられる。
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や
sexual minorityとしての配慮も必要である。ハイリスクの やコミュニティセンター関係者の積極的関与が必要不可
らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨 の導入を困難なものにしている。しかしながら、HIV
すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順
ウイルス感染予防には、有効なワクチンが期待されるが、HIV ワクチン開発のめどは立っていない。
感染症に関してはコンドームの使用が適切である。しかし、わが国におけるコン MSM 研究班の調査でも
‑90‑90 by 2020
感染症の予後は劇的に改善した。しかし、現在の抗ウイル は生涯にわたって継続されなければならない。わが国では
〜500件で合計
にかかる費用は、一年間で250万円位と想定され、
億円ずつ医療費の負担が増加していること になる。治療下にある症例からの新規感染は少ないと考えられているが、HIV検査を受けず、ハイリス
は少なくとも数千人存在している。これらの人々に関心を持たせ、
検査を受けて、陽性なら即治療開始、陰性なら感染予防教育を受け、PrEPプログラムを選択できると を行っているMSM
または臨床研究を行うことではないか考えられる。
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や
としての配慮も必要である。ハイリスクの やコミュニティセンター関係者の積極的関与が必要不可
らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨 HIV感染を予防し新規感染例を減ら すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順
ワクチン開発のめどは立っていない。
感染症に関してはコンドームの使用が適切である。しかし、わが国におけるコン 研究班の調査でも 30 50%
90 by 2020 が達成されれば
感染症の予後は劇的に改善した。しかし、現在の抗ウイル は生涯にわたって継続されなければならない。わが国では
件で合計1400 1500 万円位と想定され、
億円ずつ医療費の負担が増加していること 検査を受けず、ハイリス は少なくとも数千人存在している。これらの人々に関心を持たせ、
プログラムを選択できると MSMを対象とした または臨床研究を行うことではないか考えられる。
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活や
としての配慮も必要である。ハイリスクの やコミュニティセンター関係者の積極的関与が必要不可欠である。これ らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨
感染を予防し新規感染例を減ら すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順
ワクチン開発のめどは立っていない。
感染症に関してはコンドームの使用が適切である。しかし、わが国におけるコン 30 50%とのことである。
が達成されれば20)、新規感染 感染症の予後は劇的に改善した。しかし、現在の抗ウイル は生涯にわたって継続されなければならない。わが国ではHIV
1400 1500人の新規 万円位と想定され、20代か 億円ずつ医療費の負担が増加していること 検査を受けず、ハイリス は少なくとも数千人存在している。これらの人々に関心を持たせ、HIV プログラムを選択できると
を対象としたPrEP
は非感染者を対象とする一方、抗ウイルス薬を用いるため、副作用や薬剤耐性などの医学的リ スクを伴う点から、医師や薬剤師、臨床検査技師などの関与が不可欠である。また、日常生活やsafer
としての配慮も必要である。ハイリスクの 欠である。これ らの複合的要素は、これまでの医療システムとも保健所システムとも異なり、これにかかる費用の膨
感染を予防し新規感染例を減ら すことは、我が国のみならず世界の保健医療にとって重要な意味を持つものであり、最も高い優先順
ワクチン開発のめどは立っていない。
感染症に関してはコンドームの使用が適切である。しかし、わが国におけるコン とのことである。
、新規感染
はコントロールされるはずだが、
つまでたってもこの目標が達成できないことになりかねない。今こそ、
べき時である。
2. ACC
背景と目的
• 当センターは東京都の新規
• 新規感染の予防に役立てるため
HIV 感染の診断にいたる検査を受けた契機を 1.自発的検査(保健所
2.
3.性感染症の発症 4.
5.入院時・術前・妊娠時スクリーニング 自発的検査の場合は
かを問診
表 2 に示すように、
がなかった。また、
AIDS 指標疾患で
性感染症の既往があった
らから以下の考察が可能である。
• 東京都において自発的検査が はコントロールされるはずだが、
つまでたってもこの目標が達成できないことになりかねない。今こそ、
べき時である。
ACC における新規診断症例の診断契機の検討(
背景と目的
当センターは東京都の新規 新規感染の予防に役立てるため
感染の診断にいたる検査を受けた契機を 1.自発的検査(保健所
2.AIDS 指標疾患の発症 3.性感染症の発症
4.AIDS 指標疾患・性感染症以外の疾患発症 5.入院時・術前・妊娠時スクリーニング 自発的検査の場合は
かを問診し確認する。
に示すように、自発的な検査で がなかった。また、ACC
指標疾患で HIV 性感染症の既往があった
らから以下の考察が可能である。
東京都において自発的検査が はコントロールされるはずだが、
つまでたってもこの目標が達成できないことになりかねない。今こそ、
における新規診断症例の診断契機の検討(
当センターは東京都の新規 新規感染の予防に役立てるため
感染の診断にいたる検査を受けた契機を 1.自発的検査(保健所, 医療施設を
指標疾患の発症 3.性感染症の発症
指標疾患・性感染症以外の疾患発症 5.入院時・術前・妊娠時スクリーニング
自発的検査の場合は, 性交渉を持ったパートナーが し確認する。
自発的な検査で ACC における、
HIV の診断がついた例では 性感染症の既往があった(図 5)
らから以下の考察が可能である。
東京都において自発的検査が
はコントロールされるはずだが、PrEP による感染予防がなければ、未検査の陽性者は常に増加し、い つまでたってもこの目標が達成できないことになりかねない。今こそ、
における新規診断症例の診断契機の検討(
当センターは東京都の新規 HIV 感染報告例の約
新規感染の予防に役立てるため, 当センターの新規受診例の診断に至った契機を検討した 感染の診断にいたる検査を受けた契機を
医療施設を HIV
指標疾患・性感染症以外の疾患発症 5.入院時・術前・妊娠時スクリーニング
性交渉を持ったパートナーが
自発的な検査で HIV の診断に至ったのは における、新患の 52%
の診断がついた例では 74%
)がその際に HIV らから以下の考察が可能である。
東京都において自発的検査が HIV 感染のハイリスク層に広まっていない
による感染予防がなければ、未検査の陽性者は常に増加し、い つまでたってもこの目標が達成できないことになりかねない。今こそ、
における新規診断症例の診断契機の検討(西島
感染報告例の約 3
当センターの新規受診例の診断に至った契機を検討した 感染の診断にいたる検査を受けた契機を 5 つに分類
HIV 検査目的に訪れた場合
指標疾患・性感染症以外の疾患発症 5.入院時・術前・妊娠時スクリーニング
性交渉を持ったパートナーが
の診断に至ったのは
52%は HIV の検査歴がなかった 74%に HIV 検査歴がなかった
HIV 検査は行われていなかった
感染のハイリスク層に広まっていない
による感染予防がなければ、未検査の陽性者は常に増加し、い つまでたってもこの目標が達成できないことになりかねない。今こそ、
西島 健;ACC,
3 分の 1 を診療する
当センターの新規受診例の診断に至った契機を検討した つに分類
検査目的に訪れた場合
性交渉を持ったパートナーが HIV に感染したのが検査の契機だったかどう
の診断に至ったのは 32%と 10 の検査歴がなかった
検査歴がなかった 検査は行われていなかった
感染のハイリスク層に広まっていない
による感染予防がなければ、未検査の陽性者は常に増加し、い つまでたってもこの目標が達成できないことになりかねない。今こそ、PrEP の導入に向けて努力する
NCGM)
を診療する.
当センターの新規受診例の診断に至った契機を検討した
検査目的に訪れた場合, 郵送検査等を含む)
に感染したのが検査の契機だったかどう
10 年前の 35%
の検査歴がなかった。
検査歴がなかった。HIV 検査歴がない例の 検査は行われていなかったなどの発表があった。これ
感染のハイリスク層に広まっていない。
による感染予防がなければ、未検査の陽性者は常に増加し、い の導入に向けて努力する
当センターの新規受診例の診断に至った契機を検討した
郵送検査等を含む)
に感染したのが検査の契機だったかどう
%(表 3)から変わり
検査歴がない例の などの発表があった。これ
。
による感染予防がなければ、未検査の陽性者は常に増加し、い の導入に向けて努力する
当センターの新規受診例の診断に至った契機を検討した.
に感染したのが検査の契機だったかどう
)から変わり
検査歴がない例の 27%は などの発表があった。これ
• 性的活動性の高い 診や性感染症発症例への
性的活動性の高い 診や性感染症発症例への
性的活動性の高い MSM などのハイリスク層に対する 診や性感染症発症例への
などのハイリスク層に対する 診や性感染症発症例への HIV 検査の徹底が
などのハイリスク層に対する
検査の徹底が早期診断に重要。
などのハイリスク層に対する HIV 検査の普及 早期診断に重要。
検査の普及に加えて、重 早期診断に重要。
に加えて、重パートナー検パートナー検