ゲノム生命機能工学研究室
工学部応用化学科
大学院創成科学研究科化学系専攻・ライフサイエンス系専攻 赤田 倫治(教授)
ゲノム解析でどんどん明らかになるヒトをはじめとする生物の遺伝子情報。この中には人の病気の原因や,
人々の生活に役立つ分子の仕組みが記録されています。それが理解できれば、病気を治したり、食べ物を豊か においしくしたり、くすりを開発できたりするはず。遺伝子に秘められた意味を明らかにして、本気で世界中 の人々を幸せにしたいと願って取り組んでいます。
★コロナウイルスの研究とそのワクチン開発を開始
工学部だからこそ、人の役に立つ研究をしたい。今年はコロナ の問題が世界を襲った。mRNA ワクチン開発を始めました。
★コロナ感染検査の PCR の改良
何度も聞いた PCR によるコロナ検査。遺伝子工学の基礎技 術。この技術をさらに高速化して、検査時間の短縮に役立てる。
★ヒトの遺伝子や病気をヒト細胞や酵母で調べます
ヒト細胞や酵母を使ってヒト遺伝子や病原因子を調べていま す。認知症のアルツハイマー病やパーキンソン病の研究から治 療につなげたい。
★遺伝子工学の基本は遺伝子操作とタンパク質生産
DNA を知れば遺伝子工学は簡単。免疫を強化したり、炎症を 抑えるタンパク質の大量生産に取り組み中。遺伝子をうまくつ くるしくみを卒論で研究。
★いつでも本館 3 階の研究室を訪ねてきてください。
新歓,ソフトボール大会,バレーボール,ビアガーデン,キャ ンプなどのイベントも楽しんでいます。また,留学生や外国人研 究者もちょくちょく滞在します。
認知症の原因遺伝子の解析
高齢になると発症しやすい認知症。認知症の原因は神経細胞 の老化のようなもの。老化に伴って異常になるタンパク質の性 質を調べて,治療・予防につなげたい。
RNA ワクチンをつくる酵素をつくる 2020 年度はコロナウイルスの影響を 世界中が受けました。今始まっている 感染予防のための mRNA ワクチン接 種。これに初めて RNA が使用されまし た。卒論で mRNA 生産に成功。
PCR をもっと速く,さらに大量に
コロナウイルスの検査で一躍有名になった PCR。これまでも遺 伝子操作の世界で活躍してきましたが,その利用範囲をもっと 広げる研究をしています。卒論で、高速化に成功。
認知症に関連するパーキンソン病原因タ ンパク質を酵母で解析。卒論で調べた強く 光っているところが脳でも起こっている。こ れを溶かせば治療につながる。
卒論で作製した新しい遺伝子操作のしく み。パズルのように組み合わせて新しい遺 伝子を正確に作る。
遺 伝 子 と 培 養 の 工 夫 で 赤色タンパク 質 の 生 産 を 強化。