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ニュース フラッシュ No ボリビア :2015 年の金の輸出額は 前年比 46% 減 ボリビア :Colquiri 亜鉛鉱山 2016 年第 1 四半期の収益は 2 年前の 5 分の 1 ボリビア :El Mutún 鉄鉱山 2016 年下半期にプラント建設作業開始 ボリビア :

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2 ボリビア:2015 年の金の輸出額は、前年比 46%減 ボリビア:Colquiri 亜鉛鉱山、2016 年第 1 四半期の収 益は 2 年前の 5 分の 1 ボリビア:El Mutún 鉄鉱山、2016 年下半期にプラント 建設作業開始 ボリビア:政府、Colquiri 亜鉛錫鉱山選鉱設備の入札 公告 エクアドル:Mirador 銅プロジェクト、粗鉱処理量 60,000t/日へ エクアドル:Dynasty 社、Goldfield 金プロジェクトで 採掘作業を外注 エクアドル:鉱産物取引に源泉徴収制度導入

コロンビア:Para Resources 社、 El Limón 金鉱山の 探鉱経過

コロンビア:政府が今後 10 年の鉱業基本計画を発表 コロンビア:違法採掘はびこる

コロンビア:鉱業権益付与手続き期間は 180 日以内を 目指す

パナマ:加 First Quantum 社、Cobre Panamá 銅・金プ ロジェクト開発のため資金調達を画策 メキシコ:メキシコ証券取引所に上場する鉱業企業の 2016 年 Q1 における活動状況は上々 メキシコ:2015 年メキシコ鉱業生産額は対前年比 11% 減少 メキシコ:El Limón-Guajes 金鉱山、漸く正式に操業開 始 メキシコ:Feresnillo 社、2016 年 Q1 の生産量を発表 メキシコ:Grupo México 社、2016 年 Q1 の業績及び販 売実績を発表 メキシコ:Minera Frisco 社、2016 年 Q1 の業績及び生 産量を発表 メキシコ:Peñoles 社、2016 年 Q1 の業績及び生産量を 発表 メキシコ:2016 年 2 月主要非鉄金属生産量 メキシコ:Buenavista 銅鉱山で 3 名死亡する事故発生、 抗議のため鉱山労働者がボイコット メキシコ:メキシコで操業中の金生産企業に回復の兆 し メキシコ:鉱業振興信託、鉱業クレジットのために活 用される担保物件の代替を検討 メキシコ:Oaxaca 州における鉱業は社会福祉の充実を 図る上での起爆剤に メキシコ:Guerrero 州鉱業クラスターが鉱業活動促進 の一翼を担う

メキシコ:加 Alamos Gold 社、El Chante 金鉱山でシア ン化合物流出事故発生 メキシコ:2015 年におけるメキシコ銀生産量が国別銀 生産量の世界記録を更新 メキシコ:Fresnillo 社、総額 265 百万 US$の設備投資 を承認 ドミニカ共和国:鉱業部門の成長が経済全体の成長を 支える ホンジュラス:天然資源・環境省、鉱業企業 5 社に対 し探鉱許可を承認

ホンジュラス:加 Aura Minerals 社、Sun Andres 金鉱 山の操業一時停止を解除

[北米]

加:招金 Sprott 国際鉱業価値発見基金を設立 加:厳しい局面にある BC 州鉱業

[欧州・CIS]

英国:Anglo American、ニオブ及びリン事業を China Molybdenum 社に 15 億 US$で売却へ 英豪:BHP Billiton、36 億 US$コスト削減も銅年産 100 万 t 拡張へ ポルトガル:ILZSG の鉛需給予測、2016 年は 7.6 万 t の供給過剰が継続へ ポルトガル:ILZSG の亜鉛需給予測、2016 年に 35.2 万 t へ供給不足が拡大 スウェーデン:Atlas Copco 社、坑内採掘用バッテリー 駆動型ローダーを発表 ロシア:Electrozinc 社、鉛生産中止へ カザフスタン:新地下資源法概要 カザフスタン:国家鉱量委員会の必要性をめぐり、鉱 業企業が政府に異議 カザフスタン:地下資源インタラクティブマップ作成 へ [アフリカ]

南ア:Bushveld Minerals 社、Vametco バナジウム鉱山 を 1,720US$で取得

南ア:Northam Platinum、ダイヤモンド資産を売却し、 PGM 事業に集中へ

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3 アフリカ:米 Freeport MacMoRan、銅・コバルト資産を China Molybdenum 社へ売却 [オセアニア] 豪:五鉱豪州超大規模亜鉛鉱山プロジェクトに対する 許可促進、年内に建設開始予定 豪:Atlas Iron 社、負債削減策について株主及び連邦 裁判所の承認を得る

豪:Oz Minerals 社、SA 州 Carrapateena 銅・金鉱山の 斜坑敷設工事を 7 月に開始予定

豪:ERA 社、Ranger ウラン鉱山の閉山費用に関し Rio Tinto から 1 億 A$の信用供与 [アジア] 中国:2017 年鉱山企業のブラックリスト制度を全面的 に実施 中国:2016 年第 1 四半期のモリブデン輸出量は前年同 期比 25.1%増 中国:2016 年第 1 四半期のモリブデン輸入量は前年同 期比 75.8%増 中国:2016 年 1~3 月の未圧延アンチモン輸出量は対前 年同期比 7.1%減 中国:2016 年 1~3 月の酸化アンチモン輸出量は対前年 同期比 10.1%増 中国:2016 年 1~3 月のアンチモン鉱石・精鉱輸入量は 対前年同期比 16%増 中国:2016 年 1~3 月のボーキサイト輸入量は 1,363 万 t 中国:2016 年 1~3 月のレアアース酸化物輸入は前年同 期比 141%増 中国:2016 年 1~3 月のレアアース酸化物輸出は前年同 期比 72.4%増 中国:2016 年 1~3 月のレアアース塩類の輸入量が前年 同期比 84%増 中国:2016 年 1~3 月のレアアース塩類の輸出量が前年 同期比 243% 中国:2016 年 1~3 月のレアアース永久磁石材料輸入は 前年同期比 2%減 中国:2016 年 1~3 月のレアアース永久磁石材料輸出は 前年同期比 3.6%増 中国:2016 年 1~3 月の 10 種非鉄金属生産量は対前年 同期比 0.4%減 中国:第 2 期レアアース商業的備蓄を実行 中国:紫金銅業、銅精鉱委託加工貿易許可を取得 中国:内モンゴル政府は、集中的に鉱物資源開発を取 り締まる 中国:寧波市で新材料基金を設立 中国:再生鉛産業への参入許可条件に対する改訂開始 中国:2016 年 1~3 月の銅スクラップ輸入量は減少 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ペルー:Las Bambas 銅鉱山、2016 年下半期より商業生産開始

2016 年 4 月 22 日付け地元紙によると、MMG Limited 社(本社:豪州、中国資本)CEO の Michelmore 氏は、Las Bambas 銅鉱山(Apurimac 州)の商業生産開始が 2016 年下半期となる見通しを示した。

2016 年 1 月、ペルー政府 Segura 経済財務大臣は、同鉱山の商業生産開始が、2016 年 3 月との見 通しを示していた。同鉱山では 2016 年 1 月に銅精鉱約 10,000t の初出荷を行ったほか、第 1 四半 期に 31,470t の銅を生産した。また、2016 年には銅精鉱 250,000~300,000t(銅金属純分)を生産 する見通しとなっている。なお、同鉱山では、現在モリブデンの選鉱プラントを建設中である。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Newmont 社、Yanacocha、金鉱山閉山は 2020 年の見込み

2016 年 4 月 22 日付け地元紙によると、Newmont Mining 社 CEO の Gary Goldberg 氏は、ペルー最 大の金鉱山である Yanacocha 金鉱山(Cajamarca 州)について、2020 年に閉山する可能性を示した。

同鉱山の 2016 年第 1 四半期の金生産量は 180,000oz(約 6.0t)で、前年同期の 248,000oz(約 7.7t)から約 27%減少した。品位低下による減産とともに、販売コストは上昇している。同鉱山で は 2016 年に 70~90 百万 US$の投資を計画しているほか、630,000~660,000oz(19.6~20.5t)の金

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4 を生産する見通しである。

(2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Minas Conga 金プロジェクト、近い将来の再開に否定的見解

2016 年 4 月 23 日付け地元紙によると、Newmont Mining 社 CEO の Gary Goldberg 氏は、現在のペ ルー国内の政治的・社会的環境の下では、近い将来における Minas Conga 金プロジェクト (Cajamarca 州)の再開は期待できないと述べた。

ペルー大統領選決選投票に勝ち残っている Keiko Fujimori 候補および Pedro Pablo Kuczynski 候補はともに、全ての鉱業プロジェクト実施にはまず社会的なライセンス(承認)を得る必要があ るとの考えを示しており、これに対し、同社はこれを受け入れ、同プロジェクトに関しても、社 会的ライセンスの取得を待つ方針を示した。 また、2016 年 4 月 27 日付け地元紙によると、Buenaventura 社(本社:ペルー)の Benavides 社長 も、同プロジェクトは現段階では実行不可能であるとの考えを示した。同社長は、同プロジェクト には 1,500 百万 US$が投資されたものの、現段階では社会的問題により実現が不可能であるとしたほ か、金属価格の下落により、経済面においても短期的な再開可能性はないとの考えを示した。 同プロジェクトは、年産金量 680,000oz(約 21t)と年産銅量 54,000t の見込まれる、投資総額 約 5,000 百万 US$の規模の EIA 承認済のプロジェクトである。Newmont Mining 社 51.35%、 Buenaventura 社 43.65%、IFC 5%が出資する Minera Yanacocha 社がプロジェクトを推進している が、鉱床が複数の湖の底に位置していることから、住民による反対が大きく、2011 年 11 月以降、 ペルー政府の要請を受け入れ、中断状態にある。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Milpo 社、Michiquillay 銅プロジェクト開発に向け前進 2016 年 4 月 27 日付け地元紙によると、Milpo 社(本社:ペルー)の Gobitz 代表取締役は、 Michiquillay 銅プロジェクト(Cajamarca 州)開発のための、環境、社会、技術、経済・財務面に 関する 4 つの提案書を政府に提案したことや、2016 年末までに最終合意に至りたいとの考えを明 らかにした。Michiquillay 銅プロジェクトは、2007 年に Proinversion が実施した民営化入札にお いて Anglo American によって落札されたが、同社が 2014 年末に撤退後、再び国(エネルギー鉱山 省、Activos Mineros 公社)の管理下に置かれた。その後 2015 年に Milpo 社が自立型民間主導方式 (IPA)による開発提案書を Proinversion に提出し、現在その内容が審査中となっている。

Gobitz 代表取締役は、これまでにエネルギー鉱山省、Activos Mineros 社、Proinversion 等との 協議を重ね、良い感触を得ているとしたほか、合意に至った場合、Milpo 社の提案内容が 90 日間 公示され、他の企業にはさらに良い条件の提示による競合のチャンスが与えられること、その後 もエネルギー鉱山省による承認等、段階を追った手続きが必要となることを説明した。

同プロジェクトは、旧 Centromin 公社と Anglo American による探鉱が行われ、埋蔵銅量約 375 万 t、年産銅量 187,000t、投資総額 1,000 百万 US$と見込まれている。

(2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Zafranal 銅プロジェクト、2016 年第 2 四半期にプレ FS 完了見込み

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5 Zafranal 銅プロジェクト(Arequipa 州)のプレ FS が、2016 年第 2 四半期に完了見込みであること が公表された。 同プロジェクトは、現在進行中のペルー最大の銅プロジェクトの一つで、Teck 社(50%)のほか、 AQM 社(30%)と三菱マテリアル社(20%)が権益を保有する。2013 年 9 月に改訂された予備的経 済性調査の結果によると、初期投資額 1,122 百万 US$、粗鉱処理量 44,000t/日、年産銅精鉱量 54,556t と年産銅カソード 5,949t の生産が可能な露天掘り鉱山が想定されている。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Ishihuinca 金鉱山を Odissey Resources 社が買収

2016 年 4 月 27 日付け地元紙によれば、4 月 22 日、Odissey Resources 社(本社:カナダ)は、 Ishihuinca 金鉱山(Arequipa 州)の買収完了を 2015 年 12 月から 2016 年 6 月に延長したと公表した。

同鉱山は現在 Compañía Minera Corire 社(本社:ペルー)によって運営されている。現在 Odissey 社 は、契約条項に従い資金調達中であるが、調達された資金のうち 2.85 百万 C$は Corire 社株主に、また 1.0 百万 C$を権益の元の保有者である Buenaventura 社(本社:ペルー)に支払うことになっている。 Buenaventura 社は、1979~2012 年の間、同鉱山を稼行し、2013 年 6 月、Corire 社に鉱山を譲渡 した。譲渡直前の 2012 年における産金量は約 4 千 oz(約 124 ㎏)だった。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Lagunas Norte 金鉱山拡張プロジェクト、FS 調査の第 2 段階に着手

2016 年 4 月 27 日付け地元紙によれば、Barrick Gold 社(本社:カナダ)は、Lagunas Norte 鉱 山拡張プロジェクト(La Libertad 州)の FS 調査の第 2 段階に着手することを公表した。 調査の目的は、露天掘りの酸化鉱の下に広がる硫化鉱の採掘を通して、同鉱山のライフを 9 年間 延長することで、投資額 640 百万 US$が見込まれている。同社は、2020 年に拡張工事を開始し、年 産金量 240,000oz(約 7.5t)への貢献を期待している。 2016 年第 1 四半期の同鉱山の生産金量は 10,000oz(約 310 ㎏)で、前年同期の 17,800oz(約 550 ㎏)から約 44%減産している。この原因は、既存鉱体の終掘間近となり、採掘品位及び採掘量とも に低下したためである。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Yauricocha 鉱山、2016 年第 1 四半期生産量は前年同期比減だが、回復傾向 2016 年 4 月 27 日付け地元紙によれば、Sierra Metals 社(本社:カナダ)が、2016 年第 1 四半期 の、Yauricocha 鉱山(Lima 州)での金属生産量が、選鉱設備の稼働率低下、粗鉱品位の低下、金属 回収率の低下により、前年同期比で減産したことを明らかにした。しかしながら、同社ではすでに プロセス改善に乗り出しており、2015 年第 4 四半期比では、増産傾向を示している。同鉱山の、 2016 年第 1 四半期、2015 年第 4 四半期、2015 年第 1 四半期の各金属の生産量は以下のとおり。

銀:283,235oz(約 8.8t)、287,140oz(約 8.9t)、549,973oz(約 17.1t)。銅:1,863 千 lb(約 845t)、 1,047 千 lb(約 475t)、1,712 千 lb(約 777t)。鉛:6,944 千 lb(約 3,150t)、6,814 千 lb(約 3,091t)、 11,738 千 lb(約 5,324t)。亜鉛:10,281 千 lb(約 4,663t)、9,265 千 lb(約 4,203t)、10,461 千 lb (約 4,745t)。金:1,062oz(約 33 ㎏)、1,041oz(約 32 ㎏)、1,587oz(約 49 ㎏)。

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ペルー:Tahoe 社、La Arena 鉱山と Shahuindo 鉱山合わせて 2016 年の産金量 245,000oz を計画 2016 年 4 月 27 日付け地元紙によれば、Tahoe Resources 社(旧 Rio Alto Mining 社、本社:カ ナダ)が、2016 年、La Arena 鉱山(La Libertad 州)で 180,000oz(約 5.6t)、Shahuindo 鉱山 (Cajamarca 州)で 65,000oz(約 2.0t)の産金を計画していることが明らかとなった。同社の Tim Williams ゼネラルマネージャーは、La Arena 鉱山の 2015 年の産金量が 230,000oz(約 7.2t)だっ たことに関し、生産量を回復させるために Al Alizar エリアの銅金鉱床の探査を計画し、現在環境 許可を待っているところだと述べた。 また、稼働を開始した Shahuindo 鉱山について、2015 年 12 月 22 日~2016 年 3 月 31 日のテスト 期間に金 8,000oz(約 250 ㎏)を生産するとともに、現在の粗鉱処理能力 10,000t/日を 36,000t/ 日に拡張する EIA 修正案を準備していると語った。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Focus Ventures 社、Bayovar12 リン鉱石プロジェクトのプレ FS の更新計画

2016 年 4 月 27 日付け地元紙によれば、Focus Ventures 社(本社:カナダ)が、Bayovar12 リン 鉱石プロジェクト(Piura 州)のプレ FS の更新を、5 月末までに計画していることが明らかになっ た。更新の内容には、経済パフォーマンスを改善するために、初期計画の処理プラント 2 基を 1 基 に改め、そのオペレーターも同社直轄とし、採掘計画と生産スケジュールを単純化し、輸送機器 はより大きくかつ効率的にすることにしている模様である。

(2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Activos Mineros 社、La Oroya の農村部で鉱害汚染修復

2016 年 4 月 27 日付け地元紙によれば、環境汚染修復に特化した公社 Activos Mineros 社(本社: ペルー)が、1922 年以来 La Oroya Metallurgical Complex(CMLO)社の活動により鉱害汚染の被 害を受けた La Oroya(Junin 州)の農村部で、その修復に取り組む。このプログラムは、予算 8 百 万ソーレス(約 2.5 百万 US$)で、900 人を超える住民が住む Huari コミュニティの 800ha を対象 とし、畝や溝の作成、植栽、牧草地の建設などが含まれている。

(2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Kaizen Discovery 社、Pinaya 銅金プロジェクトの資源量を公表

2016 年 4 月 26 日、Kaizen Discovery 社(バンクーバーベース)が、2015 年 7 月の買収後、同社 として初となる Pinaya 銅金プロジェクト(Puno 州)に対する NI43-101 テクニカルレポートを公表 した。レポートによる資源量評価は以下の通り。

「Gold Oxide Skarn Zone(GOSZ)」「Western Porphyry Zone(WPZ)」「Northwestern Porphyry Zone(NWPZ)」と名付けられた 3 鉱床を対象とし、露天掘りを想定したピット内限定評価とする。 GOSZ に対するカットオフ品位は 0.25g/tAu 相当品位、WPZ と NWPZ に対するカットオフ品位は 0.3% Cu 相当品位、相当品位は Cu 2.84US$/lb と Au 1,236US$/oz で見積もる。 評価の結果、GOSZ と WPZ の合計の精測鉱物資源量は、粗鉱量 8,204 千 t(平均品位 Cu 0.326%、 Au 0.600g/t)、銅金属量約 26.7 千 t、金量約 4.9t。3 鉱床合計の概測鉱物資源量は、粗鉱量 33,487 千 t(平均品位 Cu 0.324%、Au 0.462g/t)、銅金属量約 108.5 千 t、金量約 15.5t。3 鉱床合計の 予測鉱物資源量は、粗鉱量 40,216 千 t(平均品位 Cu 0.360%、Au 0.300g/t)、銅金属量約 144.8

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7 千 t、金量約 12.1t。

同プロジェクトは、ペルー第 2 の都市 Arequipa の北西約 110 ㎞の、標高 4,000~4,400m に位置 し、Las Bambas、Haquira、Constancia、Tintaya、Antapaccay 等の大規模斑岩鉱床が連なる Late Paleocene-Early Eocene Porphyry Belt、いわゆる Andahuaylas-Yauri 斑岩ベルトにある。これ まで、160 孔 46,530m のボーリング、磁気探査、IP 探査、ZTEM 探査、土壌地化学調査、トレンチ調 査などが行われている。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Buenaventura 社、2016 年第 1 四半期業績は大幅増益 2016 年 4 月 29 日付け地元紙によると、Buenaventura 社(本社ペルー)が、2016 年第 1 四半期の 業績について、金属価格の下落に対抗して、コスト削減および銅と銀の増産により、大幅な増益を 報告した。 報告によると、同社の直接操業に係る同期の EBITDA は、60.3 百万 US$と、前年同期の 45.0 百万 US$と比べ 34%増加した。また、間接支配する企業を含めた同期の EBITDA は、145.1 百万 US$と、 前年同期の 119.9 百万 US$と比べ 21%増加した。

AISC(All In Sustaining Cost、現在稼働中の金鉱での一連の営業活動を維持させるために必要 なすべての費用(Cash Costs 含む))は、728US$/oz で、前年同期の 1,126US$/oz に対して 35%削 減された。この大幅なコストカットは同社の直接操業部門でなされたという。金生産量は 157,955oz (約 4.9t)で、43.65%の権益を持つ Yanacocha 金鉱山の減産(27%減の 180,348oz(約 5.6t)) の影響で、前年同期の 187,000oz(約 5.8t)に比べ 16%減だった。金の販売単価も 1,196US$/oz で、前年同期比 5%ダウンだった。 銀生産量は 6.2 百万 oz(約 193t)で、同社の El Brocal 鉱山のランプアップによって、前年同 期の 5.5 百万 oz(約 171t)から約 12%増産したが、銀の販売単価は 13.37US$/oz で、前年同期比 6%ダウンだった。 銅生産量は、19.6%権益を保有する Cerro Verde 鉱山の増産(154%増の 123,414t)の影響で、前年 同期比 162%増の 30,623t となったが、銅の販売単価は前年同期比 13%ダウンの 4,427US$/t だった。 鉛の販売単価は 5%アップの 1,782US$/t だったものの、生産量は 6%減の 6,982t だった。 亜鉛の販売単価は 21%ダウンの 1,620US$/t で、生産量も 9%減の 10,368t だった。

同期の探鉱費は 3.5 百万 US$で、前年同期の 10.7 百万 US$に比べ大幅圧縮され、主に Tambomayo 金銀プロジェクト(Arequipa 州)と Marcapunta 銅金銀斑岩プロジェクト(Pasco 州)に注力された。

Tambomayo 金銀プロジェクトは詳細設計を完了し、土木工事の進捗は 2016 年第 2 四半期の完了を 目指して現在約 52%、探鉱作業は約 86%完了し、キャッシュコスト 600US$/oz での年産金量 120,000 ~150,000oz(約 3.7~4.7t)及び年産銀量 3.5 百万 oz(約 109t)が期待される 2016 年第 4 四半期 のランプアップ生産が待たれている。

年産金量 200,000oz(約 6.2t)が期待される San Gabriel 金プロジェクト(Moquegua 州)は、2016 年第 2 四半期に公聴会が開催され、EIA は 2016 年第 4 四半期に承認される見込みである。

(2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Cerro Verde 銅鉱山、拡張後の 2016 年第 1 四半期業績は利益倍増

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(Arequipa 州)の 2016 年第 1 四半期業績が、前年同期比倍増したことを公表した。公表された資 料によると、同期の利益は 96.9 百万 US$で、前年同期の 40.7 百万 US$から倍増、売り上げも 532 百万 US$で、前年同期の 257 百万 US$から倍増した。

同期の CAPEX は、163 百万 US$と、拡張工事中であった前年同期の 428 百万 US$から大幅に減少し た。同期の銅販売単価は 2.23US$/lb で、前年同期の 2.49US$/lb からダウンしている。同期の銅生 産量は 272 百万 lb(約 123 千 t)で、前年同期の 107 百万 lb(約 49 千 t)から増加した。 販売先はアジア向けが 80%で、その他、北米 8%、南米 7%、欧州 5%と続く。120,000tpd から 360,000tpd へ拡張した選鉱能力により、年産銅量 600 百万 lb(約 272 千 t)と年産モリブデン量 15 百万 lb(約 6.8 千 t)の増産が可能になり、2016 年の銅生産量 600,000t と、2015 年の 280,000t からの倍増を期待している。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:El Brocal 社、2016 年第 1 四半期は損失計上 2016 年 4 月 29 日付け地元紙によると、El Brocal 社(本社ペルー)が、金属価格の下落と操業 コストの高騰により、2016 年第 1 四半期の損失計上を公表した。 公表資料によると、同期の損失は 10.8 百万 US$となり、前年同期の 10.1 百万 US$の損失とほぼ 同額の損失を計上した。売り上げは、前年同期の 42.2 百万 US$から 46.0 百万 US$へ 9%増加したが、 生産コストも前年同期の 39.6 百万 US$から 44.7 百万 US$に、13%増大した。 Colquijirca 選鉱場の 18,000tpd への能力増強で、同期の銅精鉱生産量は 42,763t と 3 倍になっ た一方で、粗鉱品位の低下のために、亜鉛精鉱生産量は 28%減の 20,114t、鉛と銀もほぼ半減の 5,810t と 526,724oz(約 16.4t)となった。 同期の粗鉱処理量は、前年同期比 38%増の 1.34 百万 t だった。親会社の Buenaventura 社は、同 鉱山の 2016 年の亜鉛生産量 60,000~70,000t、銅生産量 35,000~45,000t を見込んでいる。2015 年の同鉱山の生産量は、亜鉛 53,319t、銅 32,061t、銀 3.7 百万 oz(約 115t)だった。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Gold Fields 社、Cerro Corona 銅金鉱山のピット拡張 EIA 承認

2016 年 5 月 2 日付け地元紙によると、Gold Fields La Cima 社(Gold Fields 社のペルー子会社) は、Cerro Corona 銅金鉱山(Cajamarca 州)のピットその他エリアの拡張に係る EIA が承認された ことを明らかにした。同社によれば、金属価格の下落によって一部の鉱石を鉱量計上できなくなっ たため、ピットを拡張することによって、より高品位の鉱石を探し、操業レベルを維持したいとの 考えを示した。従って本拡張プロジェクトでは、埋蔵鉱量は増加しない見通しである。 SNL 社によれば、同鉱山の 2015 年末時点の精測+概測鉱物資源量は 105,881 千 t、平均金品位 0.799g/t、平均銅品位 0.378%であった。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:2016 年 3 月鉱産物生産量 2016 年 5 月 2 日、エネルギー鉱山省(MEM)が 2016 年 3 月の国内鉱山の鉱産物生産量を公表した。 1~3 月期の銅は、前年同期に比べ 51.0%増の 514,494t となった。MEM の Villegas 鉱山総局長に よれば、最近生産を始めた Las Bambas 鉱山(31,470t)、Constancia 鉱山(29,127t)、Toromocho 鉱

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9 2015 2016 増減 2016/2015 2015 2016 増減 2016/2015(t) 129,076 188,052 45.69% 340,686 514,494 51.02%(g) 12,257,802 12,937,248 5.54% 35,505,212 38,101,389 7.31% 亜鉛 (t) 117,615 110,861 -5.74% 344,205 320,114 -7.00%(kg) 335,572 370,550 10.42% 940,324 1,071,530 13.95%(t) 27,514 27,280 -0.85% 77,156 78,428 1.65%(t) 892,665 763,356 -14.49% 2,284,965 2,095,967 -8.27%(t) 1,665 1,597 -4.08% 4,576 4,274 -6.59% モリブデン (t) 1,826 2,295 25.67% 5,103 5,856 14.75% タングステン (t) 13 0 -99.97% 38 0 -99.98% 鉱種 単位 3月 1~3月

山(31,407t)や、拡張された Antamina 鉱山、Cerro Verde 鉱山(128,172t)の影響が大きいという。 1~3 月期の金は、前年同期に比べ 7.3%増の 38.1t となった。生産者順位は、上位より Minera Yanacocha 社(約 6.0t)、Minera Barrick Misquichilca 社(約 3.7t)、Consorcio Minero Horizonte 社(約 1.8t)、Minera Aurífera Retamas 社(約 1.5t)、Arena 社(約 1.5t)の順。

1~3 月期の銀は、前年同期に比べ 14.0%増の 1,072t となった。187t を生産した Antamina 鉱山 の貢献が大きいと Villegas 鉱山総局長は述べた。その他銀生産分野では、Uchucchacua 鉱山(約 134t)、Andaychagua 鉱山(約 41t)、San Cristobal 鉱山(約 32t)、Toromocho 鉱山(約 30t) での伸びや生産開始した Inmaculada 鉱山が注目される。

1~3 月期の鉛は、前年同期に比べ 1.7%増の 78,428t となった。最も大きな前年同期比増を示し たのは 3,721t を生産した Antamina 鉱山(142%増)で、その他 Atacocha 社(4%増)、Milpo 社(20% 増)、St. Kitts 社(22%増)が注目される。

1~3 月期の亜鉛は、前年同期に比べ 7.0%減の 320,114t となった。いくつかの鉱山で生産活動 が低調だったという。

1~3 月期のモリブデンは、前年同期に比べ 14.8%増の 5,856t となった。Cuajone 鉱山と Toquepala 鉱山を擁する Southern Peru Copper 社の生産が 2,757t で国内 1 位を保ったが、拡張された Cerro Verde 鉱山での生産が 104%増の 2,152t で急追している。

1~3 月期の錫は、唯一の錫鉱山である Minsur 社の San Rafael 鉱山の鉱石品位の低下が続き、前 年同期に比べ 6.6%減の 4,274t となった。Cajamarquilla 精錬所でのカドミウム生産も前年同期の 176t から 6.8%増の 188t だった。タングステンについては、Pasto Bueno 鉱山での生産が中止され、 ゼロ近くまでの減産となっている。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Volcan 社、2016 年第 1 四半期は大幅増益 2016 年 5 月 3 日、ペルー最大の亜鉛・銀生産者である Volcan 社が、金属価格の下落を、増産、 コスト削減、為替差益によって克服し、2016 年第 1 四半期は 19.3 百万 US$の黒字で、前年同期比 50%の増益となったことを報告した。売り上げは 19%ダウンの 172 百万 US$だった。 亜鉛生産量は前年同期の 67,300t から 71,400t へ増産、銀生産量は前年同期の 5.9 百万 oz(約 183.5t)から 5.8 百万 oz(約 180.4t)へほぼ横ばい、鉛生産量は前年同期の 14,300t から 15,100t へ増産、銅生産量は前年同期の 1,100t から 1,200t へ増産、金生産量は前年同期の 800oz(約 25 ㎏)から 1,500oz(約 47 ㎏)へ倍増した。

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10 亜鉛販売単価は前年同期比 20.3%ダウンの 1,671US$/t だったが、同販売量は前年同期比 0.7% 増の 76,900t。銀販売単価は前年同期比 10.5%ダウンの 14.90US$/oz、同販売量は前年同期比 3.7% 減の 6.2 百万 oz(約 193t)。鉛販売単価は前年同期比 3.6%ダウンの 1,764US$/t だったが、同販 売量は前年同期比 11.6%増の 15,800t。銅販売単価は前年同期比 17.6%ダウンの 4,773US$/t だっ たが、同販売量は前年同期比 18.7%減の 1,300t。金販売量は前年同期比 13.3%増の 3,500oz(約 109 ㎏)だった。設備投資額は、Alpamarca プロジェクトの終了を受け、前年同期比半減の 18.5 百 万 US$だった。探鉱費も前年同期の 3.7 百万 US$から、わずか 0.5 百万 US$に減少した。

また、原油価格の 31.8%下落とペルーソーレスの対ドル 12.8%切り下がりによって、粗鉱処理 コストは前年同期比 15.2%ダウンの 48.20US$/t となった。

(2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Panoro 社、Antilla 銅モリブデンプロジェクトの予備的経済性調査結果を公表

2016 年 5 月 3 日、Panoro Minerals 社(バンクーバーベース)が、Antilla 銅モリブデンプロジ ェクト(Apurímac 州)の予備的経済性調査結果を公表した。公表資料によると、投資額 603 百万 US$、露天掘り、粗鉱処理量 40,000tpd、年産銅量 81 百万 lb(約 37 千 t)、年産モリブデン量 1.9 百万 lb(約 862t)、平均キャッシュコスト 1.83US$/lb、マインライフ 24 年のプロジェクトを見込 む。本プロジェクトに関しては、これまで 14,291m のボーリング調査が実施されているが、同社は、 さらなるボーリング調査、地質調査、冶金試験、環境調査を計画している。 2015 年 2 月時点で、同社は、概測資源量 188.5 百万 t の East Block 鉱体について、20,000tpd の露天掘りで操業期間 27 年の見積もりを示していた。SNL 社によると、本プロジェクトの 2013 年 12 月時点の埋蔵銅量は約 1.2 百万 t、モリブデン量は約 30 千 t。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Yauricocha 鉱山、2016 年第 1 四半期業績は前年同期比大幅悪化も、前期比より改善傾向 2016 年 5 月 3 日付け地元紙によると、Sierra Metals 社(本社カナダ)のペルー子会社 Minera Corna 社は、Yauricocha 鉱山(Lima 州)の生産量が 2016 年下半期に回復する見通しを示した。

同鉱山では 2016 年第 1 四半期に、銀 283 千 oz(約 8.8t、前年同期比 49%減、前期比 1%減)、 銅 1,863 千 lb(約 845t、前年同期比 9%増、前期比 78%増)、鉛 6,944 千 lb(約 3,150t、前年同 期比 41%減、前期比 2%増)、亜鉛 10,281 千 lb(約 4,663t、前年同期比 2%減、前期比 11%増)、 金 1,062oz(約 33 ㎏、前年同期比 33%減、前期比 2%増)を生産した。2016 年第 1 四半期の正味 利益は 1.7 百万 US$で、前年の 10.4 百万 US$を大きく下回った。 同社はこれまでに水管理や採掘プロセスの改善などに投資を行ってきたとともに、2016 年第 3 四半期に Esperanza ゾーンの採掘を開始することを明らかにし、2016 年下半期から収益改善を期 待していると述べた。 (2016 年 5 月 9 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Minsur 社、2016 年第 1 四半期業績はコスト削減で黒字回復 2016 年 5 月 4 日付け地元紙によると、Minsur 社(本社ペルー)は、2016 年第 1 四半期業績につ いて、管理コスト削減及び為替差益により、金属価格の低下と錫生産量の縮小を相殺し、19.4 百 万 US$の黒字を確保したと発表した。

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前年同期は 12.8 百万 US$の赤字だった。売り上げは、前年同期の 133.5 百万 US$に比べ 20%減の 107.3 百万 US$だった。同社によれば、San Rafael 鉱山のキャッシュコストを 8%ダウンの 8,224US$/t に、Pucamarca 金鉱山のコストを 18%ダウンの 223US$/oz に抑え、ペルーソーレスの 13%切り下げによって為替差益 0.5 百万 US$を確保した。錫販売平均単価は前年同期比 16%ダウン の 15,555US$/t で、錫販売量は前年同期比 18%減の 4,631t だった。

金販売平均単価は前年同期比ほぼ横ばいの 1%ダウンの 1,182US$/oz で、金販売量は前年同期比 16%増の 26,949oz(約 838 ㎏)だった。San Rafael 鉱山での 2016 年第 1 四半期の錫生産量は、粗鉱 品位の低下(2.16%から 2.09%へ)により、前年同期の 4,776t から 10%ダウンの 4,321t となった。 Pucamarca 鉱山での 2016 年第 1 四半期の金生産量は、前年同期の 28,778oz(約 895 ㎏)から 16% アップの 33,517oz(約 1,042 ㎏)となった。錫の粗鉱処理量は、前年同期比 4%ダウンの 226,759t、 金の粗鉱処理量は、前年同期比 21%アップの 2.1 百万 t だった。 (2016 年 5 月 9 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:2016 年ペルー金生産量、前年比 3.5%増の見通し 2016 年 5 月 6 日付け地元紙によると、ペルー鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)の Morales 会長 は、2016 年のペルーの金生産量は 145t で、2015 年の 3.5%増となる見通しを示した。 同会長によれば、2016 年は Yanacocha 金鉱山の生産がおよそ 200,000oz(約 6.2t)減少するもの の、Las Bambas 鉱山や Cerro Verde 鉱山において、ほぼ同量の金が生産され、Yanacocha 金鉱山の減 産を相殺する見通しとなっている。一方 Hochschild 社の Bustamante 社長は、金価格は 2016 年第 1 四半期に回復し、今後も見通しは明るいとしたものの、許認可手続きが多すぎることが新規の鉱業 プロジェクトや鉱山拡張プロジェクトに歯止めをかける要因になっているとの見方を示した。 さらに、ペルー大統領選挙に関して、2 名の候補者共に鉱業投資に安心感を与える人物だとしつ つ、より具体的な政策を知る必要があるとしたほか、投資の行き詰まりを打開し、成長に導くた めに適切な人材配置を行う能力があるかがポイントだとの考えを示した。 (2016 年 5 月 9 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Volcan 社、2016 年第 1 四半期投資額は前年比 54%減少 2016 年 5 月 2 日付け地元紙によると、Volcan 社は、金属価格下落に伴い、2016 年第 1 四半期の 投資額を半減させた。

Yauli 鉱山(Junin 州)、Chungar 鉱山(Pasco 州)、Alpamarca 鉱山(Junin 州)等の操業維持 に必要な投資を優先したため、合計鉱業投資額は 16.7 百万 US$となり、前年同期の 36.1 百万 US$を 54%下回った。内訳は、既存鉱山に対する投資額 16.1 百万 US$(前年同期 28.1 百万 US$、42.5% 減)、探鉱投資額 0.4 百万 US$(30.7%減)、また、鉱山拡張投資額は、Cerro de Pasco 鉱山のプ ラント建設完了に伴い 0.2 百万 US$(97.7%減)となった。 (2016 年 5 月 9 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Shougang Hierro 社、2016 年第 1 四半期業績好調 2016 年 5 月 2 日付け地元紙によると、ペルー唯一の鉄鉱石生産者である Shougang Hierro 社(中 国資本)は、鉄鉱石価格下落を克服し、鉄鉱石販売量増、為替差益により、2016 年第 1 四半期の利 益が前年同期比 2.5%増の 63.6 百万 PEN(約 19.3 百万 US$)であったことを公表した。

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12 売り上げは、前年同期比 11.1%減の 267.9 百万 PEN(約 81 百万 US$)だった。鉄鉱石販売量は前 年同期比 9%増の 3.15 百万 t であった。また、為替差益は前年同期が 31 百万 PEN(9.4 百万 US$) の損失に対して 37.7 百万 PEN(11.4 百万 US$)の黒字だった。 同社は、2017 年までに年産 10 百万 t 体制とするため、1,000 百万 US$の拡張プロジェクトを実施 中であり、これまで 558 百万 US$を投資した。同社の 2015 年の年産量は 7.32 百万 t だった。 (2016 年 5 月 9 日 リマ 迫田昌敏) ペルー:Keiko Fujimori 大統領選候補、現行の違法鉱業合法化プロセスの中止を訴える 2016 年 5 月 6 日付け地元紙によると、ペルー大統領選挙決選投票に勝ち残っている Keiko Fujimori 候補は、選挙キャンペーンのなかで、違法鉱業の合法化プロセスの中止を訴えている。 同候補は、鉱業への参入を規制する法令がうまく機能していないこと、および合法化登録が複 雑すぎることに反対している。同地元紙に対し同候補は「違法鉱業を奨励したり、サポートしたり するつもりはない。逆に、我々はそれを非難し、この合法化プロセスが環境を尊重することを求 めている。我々はこのプロセスがうまく働いていないと考えている。国民に背を向け、現実を知 らない、快適な机に座っている官僚によって作られたものだ」と語った。 同プロセスは Humala 大統領のイニシアチブのもと進められてきたが、一般国民からは、その有 効性に疑問が投げかけられ、特に Madre de Dios 州や Puno 州など、南部農村部で批判が大きい。 決選投票に勝ち残っている同候補と Pedro Pablo Kuzcynski 候補のどちらの候補者も、基本的には 違法鉱業の合法化を推進することを約束しているが、ここにきて微妙なニュアンスの違いが表面 化した形である。

(2016 年 5 月 9 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Tia Maria 銅プロジェクト周辺で抗議活動再燃

2016 年 5 月 4 日付け地元紙によると、Tia Maria 銅プロジェクト(Arequipa 州)周辺の地元民が、 5 月 11~13 日、同プロジェクトへの抗議のため、デモ等の活動を予定している。

Southern Copper 社(本社米国、メキシコ資本)の Oscar Gonzalez 社長が、政府の建設許可を待 ち、鉱山キャンプの建設を開始すると述べたことに反発した。今回は特に同州 Islay 郡 Cocachacra 地区、Deán Valdivia 地区、Punta de Bombón 地区の住民が中心となっている。

(2016 年 5 月 10 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:GPM Metals 社、Pasco プロジェクトの地表調査結果を公表

2016 年 5 月 4 日付け地元紙によると、GPM Metals 社(トロントベース)の現地子会社である Chaska Resources 社(本社リマ)が、Pasco プロジェクトの地表調査結果を公表した。

同プロジェクトは、Volcan 社(本社ペルー)の Cerro de Pasco 鉱山の北東約 25 ㎞、標高約 4,700m に位置し、鉱区面積 6,300ha のベースメタルプロジェクトである。 GPM 社が 2015 年 9 月、個人より 100%の権益を買収した。同社が 2015 年 6~12 月に実施した土 壌地化学探査では、最高品位で、Zn2.7%、Pb3.7%、Ag152g/t、岩石地化学探査では、同じく、Zn13%、 Pb19.15%、Ag466g/t という値が得られ、アノマリー領域は 1 ㎞×5 ㎞の範囲に及んでいる。 地質マッピングもほとんどなされていない状況ではあるが、地表部における鉱化作用は Pucara 層の炭酸塩岩を交代したスカルンらしい。同社では深部でのポーフィリー鉱化作用も期待し、2016

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年 9 月に、同プロジェクト初のボーリング調査に踏み切る計画である。 (2016 年 5 月 10 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Southern Copper 社、Toquepala 鉱山拡張プロジェクトと 2016 年第 1 四半期業績

2016 年 5 月 4 日付け地元紙によると、2015 年 4 月に承認された Southern Copper 社(ニューヨ ークベース、メキシコ Grupo Mexico 子会社)の Toquepala 鉱山(Tacna 州)で実施中の拡張プロジ ェクトは、現在までに 40%進捗の状況となっている。

本プロジェクトの必要投資額は約 1,200 百万 US$で、2016 年第 1 四半期までに 405.7 百万 US$が 投資された。この拡張により銅の年間生産量は、135,000t から、2018 年第 1 四半期に 235,000t へ 増加する見込みとなっている。またモリブデン生産量の増産も見込まれている。

また、同社は、2016 年第 1 四半期の正味利益が、前年同期比 25%ダウンしたことを明らかにし、 その原因は、金属価格の下落と IFRS(国際財務報告基準、International Financial Reporting Standards)の完全採用によるものだとした。IFRS とは IASB(国際会計基準審議会)が策定する会 計基準で、前身の IASC(国際会計基準委員会)時代に作られた国際会計基準(IAS)から徐々に移 行しつつある。

(2016 年 5 月 10 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:San Gregorio 亜鉛プロジェクト、大統領府紛争解決室の仲介で探査再スタート

2016 年 5 月 4 日付け地元紙によると、Sociedad Minera El Brocal 社(本社ペルー)の進める San Gregorio 亜鉛プロジェクト(Pasco 州)が、ペルー大統領府大臣審議会(Presidencia del Consejo de Ministros、PCM)紛争解決室(Oficina de Resolución de Conflictos)の仲介で、再スタート される見込みとなった。 同プロジェクトは、2011 年時点で鉱量 83.3 百万 t(亜鉛品位 6.61%、鉛品位 1.38%)の鉱床を 持つ国内トップクラスのプロジェクトであったが、近隣の Vicco コミュニティの反対が大きく、こ こ数年中断していた。同社は、PCM 紛争解決室が同コミュニティとの間の対話を可能にしてくれた おかげで、ボーリング調査に着手できそうだと述べている。 (2016 年 5 月 10 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Milpo 社、El Porvenir 鉱山と Atacocha 鉱山の統合プロジェクトが進む

2016 年 5 月 4 日付け地元紙によると、Compañía Minera Milpo 社(本社ペルー)の進める El Porvenir 鉱山と Atacocha 鉱山(両鉱山とも Cerro de Pasco 州)の統合プロジェクトがヤマ場を迎えている。

同社は、これから両鉱山の選鉱場を接続する新たな 138kV 送電線の敷設作業を、2016 年第 2 四半期 終了を目指して開始する。El Porvenir 鉱山の選鉱能力は 5,600tpd、Atacocha 鉱山のそれは 4,400tpd で、両ユニット統合後は 10,000tpd の選鉱能力を持つひとつのユニットが出来上がることになる。 (2016 年 5 月 10 日 リマ 迫田昌敏)

ペルー:Plateau Uranium 社、Macusani ウラン・リチウムプロジェクトの環境ベースライン調査外注 2016 年 5 月 4 日付け地元紙によると、Plateau Uranium 社(旧 Macusani Yellowcake 社、トロン トベース)が、Macusani ウラン・リチウムプロジェクト(Puno 州)について、Asesores y Consultores Mineros(ACOMISA)社(本社リマ)に環境ベースライン調査を依頼した。

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14 この調査は EIA 準備への第 1 段階とされている。同プロジェクトの 4 鉱床については、2016 年 3 月に、概測+予測リチウム資源量 176,000t(Li2O 相当量)が公表されているが、なお同プロジェク トには、ほかに 14 の鉱床が存在することを同社は強調している。同プロジェクトの CAPEX は 300 百万 US$と見込まれている。 (2016 年 5 月 10 日 リマ 迫田昌敏) ボリビア:蒸発資源管理局がカリウム塩プラント建設の予算増額を拒否 2016 年 4 月 14 日付け地元紙によれば、ボリビア国家蒸発資源管理局(GNRE)は、Uyuni 塩湖 (Potosí 県)でのカリウム塩プラント建設に関し、契約先の中国 CAMC Engineering 社からの 2.4 百万 US$の予算増額要求を拒否した。同社は、2015 年 7 月に締結された契約において、プラント建 設に関し、178 百万 US$の予算で、28 ヶ月以内の完成を求められていた。 同社によると、プラント建設の概念設計を行ったドイツのコンサルティング企業 Ercosplan 社は、 本来プロジェクトに含まれるはずの、少なくとも 7 つのプロセスを考慮していなかったという。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ボリビア:Huanuni 錫鉱山、2015 年に 26 百万 US$の赤字 2016 年 4 月 16 日付け及び 19 日付け地元紙によれば、錫の国際価格の大幅な下落により、 Huanuni 錫鉱山は 2015 年に 17.83 百万 US$の赤字を計上した。同鉱山を経営する公営 Comibol 社子 会社の Empresa Minera Huanuni(EMH)社の Zelmar Andia ゼネラルマネージャーによれば、2016 年 1~3 月も引き続き赤字で、黒字転換は 4 月以降になるだろうと述べた。これに対し政府は、運 転資金や退職金等の労働者に対する債務の支払いのために、35 百万 US$の融資を約束した。 同社の赤字は、2006 年 10 月に同社が国営化されて以来初めて。政府は経営改善のため、2015 年 2 月、50.3 百万 US$を投じ、3,000t/日の新選鉱場を完成させたものの、テーリングダムが無い上、 水不足のため、うまく稼働していない模様である。同鉱山の 2015 年の錫生産量は 8,574t だった。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ボリビア:2015 年の金の輸出額は、前年比 46%減 2016 年 4 月 19 日付け地元紙によれば、2015 年の金の輸出額は、前年比 46%減となった。国立統 計院(INE)外国貿易研究所(IBCE、Bolivian Institute of Foreign Trade)の発表によると、2015 年の金輸出額は 747.6 百万 US$となり、2014 年の 1,384.2 百万 US$から、ほぼ半減した。2010 年か ら 2012 年にかけて増加したあと、2013 年に減少したものの、2014 年は再度増加していた。2015 年の輸出量も 30.3t と、前年から 47.3t 減少している。 元鉱業大臣の Dionisio Garzón 氏によると、ボリビアの金生産の大部分が違法鉱業に拠っていることが、 この急落の原因だとしている。同国の金生産量は、2009 年以降増加し、ここ 10 年の最高値(1,670US$/oz) をつけた 2012 年にピークに達し、その後価格低下とともに生産量も減少しているという。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ボリビア:Colquiri 亜鉛鉱山、2016 年第 1 四半期の収益は 2 年前の 5 分の 1

2016 年 4 月 22 日付け地元紙によれば、Comibol 公社が経営する Empresa Minera Colquiri 社の Colquiri 亜鉛鉱山の 2016 年第 1 四半期の収益は 2 年前の 79.8%減となった。同鉱山の 2016 年第 1 四

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半期の収益は 970 千 US$で、2015 年同期の 2,576 千 US$、2014 年同期の 4,805 千 US$から激減傾向が続 いている。主な原因は錫と亜鉛の価格の下落とされる。同鉱山は現在月産錫 300t を継続している。 同鉱山は、2014 年の年間で 151.3 百万 Bs(現在のレートで約 21.9 百万 US$)、2015 年の年間で 40 百万 Bs(現在のレートで約 5.8 百万 US$)近くの利益を上げた。ロイヤルティ収入は、2014 年 の年間で 28.1 百万 Bs(現在のレートで約 4.1 百万 US$)、2015 年の年間で 23 百万 Bs(現在のレ ートで約 3.3 百万 US$)であった。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ボリビア:El Mutún 鉄鉱山、2016 年下半期にプラント建設作業開始

2016 年 4 月 26 日付け地元紙によれば、El Mutún 鉄鉱山は、ボリビア鉱山冶金省と中国 Sinosteel Equipment & Engineering 社が 2016 年 3 月に締結した 300 百万 US$の契約に従い、2016 年 8 月にプ ラント建設作業を開始する見込みである。契約によれば、プラント完成は 2 年半以内とされ、2019 年に操業開始することが決められている。 ボリビア鉱山冶金省によれば、このプラントの生産能力は、海綿鉄年産 250 千 t で、その 6 割が 国内市場に供給される。同鉱山の鉄鉱床は、40,000 百万 t の鉄鉱石、10 千 t のマンガン他の鉱物 を含む大規模鉱床である。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) ボリビア:政府、Colquiri 亜鉛錫鉱山選鉱設備の入札公告

2016 年 5 月 3 日付け地元紙によると、5 月 2 日、Evo Morales 大統領が、国営 Comibol 社の管理 する Colquiri 亜鉛錫鉱山での選鉱設備の入札公告を行うと発表した。

発表によると、概算額は 75 百万 US$で、落札者とは、6 月 20 日、2 年間の契約を締結するという。 設備の設置場所は La Paz 県で、選鉱能力は 2,000tpd。現在、同鉱山の処理能力は 1,000tpd で、新 設備で錫年産 7,409t、亜鉛年産 38,588t が追加生産される見込み。Comibol によれば、2015 年、 Nalex International Development 社(ニューヨークベース)が、10 年、2.6%の金利での 75 百万 US$の融資に同意しているという。 同国では 2015 年、鉱業部門に 204 百万 US$を投資したが、そのほとんどはリチウムを対象とした もので、同年の鉱産物輸出額は前年比 14.7%減の 1,740 百万となった。同国は 2020 年までに冶 金・鉱業部門に 1,970 百万 US$の投資を計画している。 (2016 年 5 月 9 日 リマ 迫田昌敏) エクアドル:Mirador 銅プロジェクト、粗鉱処理量 60,000t/日へ

2016 年 4 月 26 日付け地元紙によれば、4 月 19 日、Mirador 銅プロジェクト(Zamora Chinchipe 県)を進める Ecuacorriente 社(本社:カナダ、100%中国資本)は、2015 年 12 月 1 日に承認され た粗鉱処理量 30,000t/日を、60,000t/日に引き上げることを主とした修正 EIA を、地元 El Pangue 郡 Tundayme 地区の郡・地区代表や住民、および同社従業員に対し、説明したことをエクアドル鉱 業当局に届け出た。届出によると、環境破壊予防・軽減策、廃さいの扱い、コミュニティとの交 流、救急対策、労働条件管理、影響を受けるエリアの復旧策、環境教育と普及、人材養成、環境 モニタリング、閉山計画などが含まれている。 本プロジェクトは 2012 年に同社がエクアドル政府との間に締結した開発契約に基づき実施され

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ており、銅の確定埋蔵量は 6,500 百万 lb(約 295 万 t)とされ、2015 年 12 月に、Javier Cordoba 鉱業大臣をはじめとする政府関係者の出席のもと、鉱山建設開始式を実施した。

(2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏)

エクアドル:Dynasty 社、Goldfield 金プロジェクトで採掘作業を外注

2016 年 4 月 28 日付け地元紙によると、Dynasty Metals & Mining 社(バンクーバーベース)が、 Goldfield 金プロジェクト(Loja 県)について、採掘作業を Green Oil 社(本社キト)に依頼する 3 年間の契約を締結した。

契約に従い、Green Oil 社は、プロジェクト内にある 3 つの鉱区の表層部分の粗鉱の採掘に従事 し、当初 1 日あたり最低 400t、工事開始後 3 ヶ月後から 1 日あたり 750t を掘削し、180 ㎞離れた Zaruma 選鉱場に運搬する。また、Green Oil 社は、採掘場所と主要道路を結ぶ 2 本の道路を、政府 の許可を待って、開削する義務を負う。掘削依頼される採掘粗鉱量は約 7 百万 t で、この中には約 1.1 百万 oz(約 34t)の精測+概測カテゴリの金が含まれるという。 Dynasty 社は、掘削された表層部分より深部の鉱化ゾーンの探鉱と開発に関する権利を引き続き 保有する。Green Oil 社は、掘削作業の対価として、販売された金の 35%相当額と、同じく販売さ れた銀の 10%相当額を受け取ることになる。この 3 鉱区での採掘はそれぞれ、エクアドルの規程に よると、小規模鉱業に該当することになる。契約には 500 千 US$の無担保融資が含まれており、Green Oil 社は、即日 170 千 US$を融通し、将来 330 千 US$を追加融資する。融資は、Dynasty 社の経営資 本に充てられる。 Green Oil 社は、環境と土木エンジニアリングのコンサルティング企業である。SNL 社によると、 2014 年 11 月現在、Goldfield 金プロジェクトの埋蔵金量は 2.14 百万 oz(約 66.6t)、埋蔵銀量は 18.4 百万 oz(約 572t)とされる。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏) エクアドル:鉱産物取引に源泉徴収制度導入 2016 年 4 月 24 日付け地元紙によると、4 月 23 日、エクアドル国会は、財政均衡基本法と呼ばれ る税法改正案を承認した。 本改正のなかに、鉱業関係項目として、「鉱産物取引において、売り上げの 10%を上限として、 所得税を源泉徴収する」との一項が組み込まれた。これまで、鉱産物取引において源泉徴収制度は 無かったものの、一般取引においては同じく 1%の源泉徴収制度が存在した。報道によると、本法 の目的は、政府による歳入強化策の一環であり、また、同時に、経済活動の透明性向上や取引コス トの削減のためのクレジットカードなどの電子取引の促進を目論んだものである。エクアドル歳入 庁の高官は、本法により、300 百万 US$の調達を見込んでいると述べた。 (2016 年 5 月 5 日 リマ 迫田昌敏)

コロンビア:Para Resources 社、 El Limón 金鉱山の探鉱経過

2016 年 4 月 27 日付け地元紙によると、Para Resources 社(バンクーバーベース)が、 El Limón 金鉱山の探鉱経過を報告した。

報告によると、坑内における鉱脈(脈幅平均 1m、場所により 2m 超)からの採取試料 75 個のうち、 2.3m 間 Au 品位 13.96g/t が注目される。また、同社は、これまで 23 年間にわたって処理されてき

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17 たダムテーリングについて、ランダムに 6 か所からサンプリングし、平均金品位 3.1g/t の結果を 得た。このテーリング 125,000t を 1 ㎞離れた新しい堆積場に移動させ、そこで 100~150t/日(坑 内採掘鉱石と合わせ 200t/日)のシアン処理を計画している。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) コロンビア:政府が今後 10 年の鉱業基本計画を発表

2016 年 4 月 22 日付け地元紙によると、コロンビア鉱山エネルギー省の María Isabel Ulloa 鉱山 副大臣が、今後 10 年の鉱業基本計画を発表するとともに、鉱業部門への銀行融資を求めた。計画 は、法的安定性(明確かつ安定的な法的枠組み)、競争条件(税金、ロイヤルティ等)、正当な期 待(政府やコミュニティとの相互信頼関係)、インフラ(既存の輸送インフラの拡大と近代化)、 情報(地質等の情報提供)、強化され効率的な鉱業当局(対応の迅速化や手続きの柔軟性等)、の 6 本柱からなり、関連する政府の他部局に、中期的な課題に対する支援を求め、国が高度な技術を 要する大規模鉱業を所有することで、技術革新を必要としている中小鉱業部門を導くべきことの 重要性を強調した。 また、秩序のある、包括的、競争的かつ責任ある方法で鉱山開発することが、鉱業部門の収益 増加、雇用の増加、ロイヤルティや税金の歳入増に結び付き、市場変動やエネルギー代替などの 国際的変化への適応力となると述べ、現実に合ったロイヤルティ算定基準の見直しや税負担の軽 減を考慮すべきであると指摘した。 さらに、今後、鉱業部門をその規模により、大規模、中規模、小規模、零細規模に分け、それ ぞれのニーズに適切に対応するための規則を制定することを明らかにした。同副大臣はまた、最 近の鉱業部門の厳しい現状から、金融機関からの貸付は困難であるとの見方を示し、政府系の農 業銀行が 70 億ペソ(約 2.6 億円)の融資の用意があるとして、鉱山所有権を担保にすることで、 融資検討を促した。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) コロンビア:違法採掘はびこる 2016 年 4 月 23 日付け地元紙は、違法採掘の一例として、コロンビア西部 Antioquia 県 Buriticá 地 区を紹介した。記事によると、同地区で合法的に採掘活動を行っている Continental Gold 社(本社: カナダ)の年間産金量が 6,000oz(約 190 ㎏)に対し、違法採掘を行っている犯罪組織 Úsuga 一族のそ れは 70,000oz(約 2.2t)に達するという。元憲法裁判所裁判官の Juan Carlos Henao 氏は、コロンビ ア国内の鉱山の約 6 割に相当する約 300 か所で非合法な採掘がおこなわれていると語っている。

また、Antioquia 県 Luis Pérez 知事によれば、違法採掘のため約 8 千人が同地区に流入し、金採 掘の過程で水銀を無差別に使用するため、環境が汚染されている模様である。同県においては、 年間約 100t の水銀が使用されているが、金鉱業における水銀使用を 2018 年 7 月まで猶予するとい う国の決定に対し、同県知事は疑問を呈している。 SNL 社によれば、2014 年のコロンビアの推定金産出量は約 1.6 百万 oz(約 50t)とされる。 (2016 年 4 月 29 日 リマ 迫田昌敏) コロンビア:鉱業権益付与手続き期間は 180 日以内を目指す 2016 年 5 月 6 日付け地元紙によると、2015 年 11 月に国家鉱山庁(ANM)長官に就任した Sivana

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18 Habib 氏が、鉱業権付与手続き期間は 180 日以内を目指すことを明らかにした。 同長官は、ANM 職員は仕事の能率を高め、各種手続きを、インターネット等を通じて迅速化し、 手続きにかかっている日数を減らし、さらに、担当者の審査基準や判断基準の統一を図って、これ まで滞っている申請を速やかに処理すべきだと語った。また、就任以来の実績として、これまでに 約 800 日掛かっていた申請処理日数を、滞留案件については 100 日、新規案件については 180 日以 内に処理しており、これにより、2016 年第 1 四半期には、前期比 8 倍弱の申請を処理したが、なお、 2011 年以降の約 7 千件の申請が滞っていると述べた。さらに、違法な採掘活動については、国家開 発プランに従い、2017 年までに一掃すると語った。 (2016 年 5 月 10 日 リマ 迫田昌敏)

パナマ:加 First Quantum 社、Cobre Panamá 銅・金プロジェクト開発のため資金調達を画策

2016 年 5 月 2 日付け業界紙等によると、加 First Quantum Minerals 社(本社:バンクーバー) は、パナマに保有する Cobre Panamá 銅・金プロジェクトに関し、初期投資額 54.8 億 US$のうち、 プロジェクトファイナンスとして 25 億 US$の資金調達を計画する旨を明らかにした。

同社によると、国際銅市況の低迷を背景に、同社のバランスシートを強化する目的の一つとして、 資金調達のために融資グループとの対話を進めている。また、同社は、第三者による 200 百万 US$の 投資を活用し、本年度における同プロジェクトの推進に必要となる残りの 300 百万 US$の投資を実 施する見通しである。

なお、同プロジェクトは、同社が 80%、韓国鉱物資源公社(KORES)と韓 LS Nikko Copper 社の JV による Korea Panama Mining 社(KPMC)が 20%の権益をそれぞれ有しており、2018 年後半に商 業生産を開始する計画であるほか、鉱山寿命 40 年以上、銅生産量 320 千 t/年、金生産量 3.1 t/年、 銀生産量 62 t/年、モリブデン生産量 3.5 千 t/年で中米最大級の鉱山を見込む。

(2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之)

メキシコ:メキシコ証券取引所に上場する鉱業企業の 2016 年 Q1 における活動状況は上々

2016 年 4 月 22 日付け業界紙等によると、金融サービス会社の Accival Casa de Bolsa 社は、メ キシコ証券取引所(BMV)に上場する鉱業企業に関し、昨今の貴金属市況の高騰を受け、特に貴金 属を生産する鉱業企業を中心に 2016 年 Q1 における活動状況は上々である旨を明らかにした。 同社によると、昨今の貴金属市況の高騰により、特に本年に入ってから 17%も価格を上げた金市 況を背景に、Peñoles 社は本年 Q1 の利益及び EBITDA が対前年同期比でそれぞれ 1.77%、21%増加 したほか、本年度の利益を対前年度比 8.62%と見込む等同社に対する評価は上々と言える。一方、 本年に入り前年から 15.4%も価格を下げた銅市況の影響により、Grupo México 社に関しては例外 的な評価となる。世界第 3 位の銅生産量を誇る同社に関しては、本年 Q1 の利益は前年同期比 0.03% の微増が予測されるほか、本年度の EBITDA は前年度の 3,496 百万 US$から 16%減少となる 2,943 百万 US$が見込まれる等、依然として不確定な銅市況と為替の影響から同社に対するリスクは続く 見通しである。 (2016 年 5 月 2 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:2015 年メキシコ鉱業生産額は対前年比 11%減少 2016 年 4 月 27 日付け業界紙等によると、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)は、2015 年における

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メキシコ鉱業生産額が前年の 14,820 百万 US$から 10.93%減少の 13,200 百万 US$であった旨を報告 した。

CAMIMEX によると、2015 年における探鉱投資額も 2012 年の 1,165 百万 US$から 633 百万 US$へと 大幅に減少した。一方、2015 年における鉱業投資額は、前年の 4,948 百万 US$から 4,500 百万 US$(速 報値)へと小幅な減少となった。これに伴い、ラテンアメリカにおける魅力有る鉱業投資国として のランクは、チリ、ペルーに次ぐ第 3 位となったが、一方、依然として銀生産量世界一は譲らず、 また、鉱物資源のうち 15~19 鉱種については常に世界トップ 10 の生産量を維持している。その他 として、2015 年末における鉱業部門の直接雇用者数及び間接雇用者数は、それぞれ 345 千人、1,725 千人へといずれも前年から増加した。 なお、2015 年は主な経済指標において厳しい状態が示されており、かつ、国際金属市況の下落・ 低迷や金属需要の低下の影響により世界的に 3 年連続で探鉱費が減少する等、昨年はメキシコ鉱業 にとっても大変困難な状況であったと言える。 (2016 年 5 月 2 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:El Limón-Guajes 金鉱山、漸く正式に操業開始

2016 年 4 月 28 日付け業界紙等によると、加 Torex Gold Resources 社(本社:トロント)は、Guerrero 州に保有する El Limón-Guajes 金鉱山に関し、本年 4 月初旬の操業開始直後、地元住民による同鉱 山へのアクセス道に対する違法封鎖の影響により、操業一時停止を余儀なくされたものの、 Ildefonso Guajardo 経済大臣、Héctor Astudillo Flores 同州知事等が出席した操業開始式典が執 り行われ、正式に操業開始を宣言した。 同社によると、同鉱山に対しては初期投資額 800 百万 US$を投入したほか、鉱山寿命 15 年に亘り、 金生産コスト 637US$/oz により金生産量 11.5t/年を見込み、2017 年にはフル操業を計画しており、 メキシコ最大の金鉱山の一つとなることを期待する。また、同鉱山は、直接雇用者 4 千人、間接雇 用者 1 千人の新たな雇用を創出するとともに、同州に対し将来的に 14 億ペソの収入をもたらすこ とを見込む。 一方、操業一時停止に繋がった地元住民による抗議活動に対しては、地元住民が主張する周辺環 境問題に関し、あらためて環境規制に適合していることを関係当局とともに表明したほか、同鉱山 の地元住民に対する補償を行うこととした。 (2016 年 5 月 2 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:Feresnillo 社、2016 年 Q1 の生産量を発表 2016 年 4 月 14 日付け業界紙等によると、Peñoles 社の貴金属部門の子会社である Fresnillo 社 は、2016 年 Q1 の生産量を下表のとおり発表した。 2016 年 Q1 2015 年 Q1 前年同期比(%) 2015 年 Q4 金(㎏) 7,151 5,662 26.3 6,715 銀(t) 380 386 -1.7 378 鉛(t) 11,082 9,447 17.3 12,675 亜鉛(t) 12,851 10,108 27.1 14,625 (2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之)

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20 メキシコ:Grupo México 社、2016 年 Q1 の業績及び販売実績を発表 Grupo México 社は、2016 年 4 月 27 日付け HP にて、2016 年 Q1 の業績及び販売実績を下表のとお り発表した。 2015 年 Q1 2016 年 Q1 前年同期比(%) 売上高(百万 US$) 2,084 1,921 -7.8 売上原価(百万 US$) 1,164 1,082 -7.0 営業利益(百万 US$) 637 541 -15.0 EBITDA(百万 US$) 825 728 -11.7 純利益(百万 US$) 337 407 +20.9 販売量 銅(t) 218,303 262,025 +20.0 モリブデン(t) 5,877 5,571 -5.2 亜鉛(t) 15,195 18,028 +18.6 銀(t) 101 117 +15.1 金(㎏) 929 1,259 +35.5 (2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:Minera Frisco 社、2016 年 Q1 の業績及び生産量を発表 Minera Frisco 社は、2016 年 4 月 27 日付け HP にて、2016 年 Q1 の業績及び生産量を下表のとお り発表した。 2016 年 Q1 2015 年 Q1 前年同期比(%) 売上高(百万 US$) 189 229 -18 EBITDA(百万 US$) 75 84 -11 金(㎏) 3,217 3,672 -12 銀(㎏) 70,555 70,448 0 銅(t) 4,772 5,256 -9 (2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:Peñoles 社、2016 年 Q1 の業績及び生産量を発表 Peñoles 社は、2016 年 4 月 28 日付け HP にて、2016 年 Q1 の業績及び生産量を下表のとおり発表した。 2016 年 Q1 2015 年 Q1 前年同期比(%) 総売上高(百万ペソ) 19,431.6 15,585.5 +24.7 営業利益(百万ペソ) 4,455.5 4,225.8 +5.4 EBITDA(百万ペソ) 5,165.5 4,312.3 +19.8 当期利益(百万ペソ) 404.3 1,167.9 -65.4 金(㎏) 7,449 5,942 +25.3 銀(㎏) 440,300 447,415 -1.6 鉛(t) 19,327 17,890 +8.0 亜鉛(t) 70,173 62,730 +11.9 銅(t) 2,311 2,811 -17.8 陰極銅(t) 5,658 6,367 -11.1 (2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:2016 年 2 月主要非鉄金属生産量 メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)は、2016 年 4 月 29 日付け HP にて、2016 年 2 月のメキシ コ主要非鉄金属生産量(速報値)を下表のとおり発表した。

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21 2015 年 2 月 2016 年 1 月 2016 年 2 月 前年同月比 (%) 前月比 (%) 2015 年 1~2 月期 2016 年 1~2 月期 前年同期比 (%) 金(㎏) 8,859 8,772 9,237 +4.3 +5.3 17,791 18,009 +1.2 銀(㎏) 399,787 385,001 350,204 -12.4 -9.0 771,312 735,205 -4.7 鉛(t) 18,744 13,708 16,117 -14.0 +17.6 33,900 29,825 -12.0 銅(t) 36,838 39,584 39,565 +7.4 0.0 75,492 79,149 +4.8 亜鉛(t) 37,991 37,228 30,338 -20.1 -18.5 72,478 67,566 -6.8 (2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:Buenavista 銅鉱山で 3 名死亡する事故発生、抗議のため鉱山労働者がボイコット

2016 年 5 月 3 日付け業界紙等によると、Grupo México 社の子会社である Southern Copper 社は、 5 月 3 日早朝、Sonora 州に保有する Buenavista 銅鉱山において鉱山労働者 3 名が死亡する事故が 発生した旨を明らかにした。 同社によると、同事故は 360t 積み鉱石運搬車が鉱山労働者 3 名を乗せた車両を押しつぶしたこ とにより発生した。なお、同事故の発生後、鉱山労働者や犠牲者の遺族らは同社に対し抗議するた め、同鉱山の入り口を封鎖すると共に、これら鉱山労働者は通常業務のボイコットを開始した。 (2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之) メキシコ:メキシコで操業中の金生産企業に回復の兆し 2016 年 5 月 4 日付け業界紙等によると、メキシコで操業中の金生産企業は、昨今の金市況の回復 と各企業のコスト削減により、本年 Q1 の決算で利益を上げるに至っている。 メキシコで操業中の金生産量上位 10 社のうち 1 社を除いて、本年 Q1 の財務状況としては昨年 Q4 の損失計上から純利益計上へと移行した。 最も利益を計上した企業は加 Goldcorp 社(本社:バンクーバー)で、本年 Q1 は昨年 Q4 におけ る 42.7 億 US$の純損失から 80 百万 US$の純利益へと大幅に改善した。主な要因は、Peñasquito 多 金属鉱山及び Los Filos 金鉱山における生産量向上による。次は Minera Frisco 社で、本年 Q1 は 昨年 Q4 における 13.6 億ペソの純損失から 32.5 百万ペソの純利益へと改善した。

主な要因は、ドル高ペソ安による為替差益と生産量向上による。以下、加 Agnico Eagle Mine 社(本 社:トロント)が 15.5 百万 US$の純損失から 27.8 百万 US$の純利益へ、米 Argonaut Gold 社(本社: レノ)が 7.2 百万 US$の純損失から 4.3 百万 US$の純利益へ、加 New Gold 社(本社:トロント)が 9.5 百万 US$から 26.8 百万 US$へとそれぞれ改善した。一方、加 Primero Mining 社(本社:トロント)は、 98.3 百万 US$の純損失から 13.2 百万 US$の純損失へと改善したものの、依然として損失を計上した。 (2016 年 5 月 5 日 メキシコ 縄田俊之)

メキシコ:鉱業振興信託、鉱業クレジットのために活用される担保物件の代替を検討

2016 年 4 月 29 日付け業界紙等によると、鉱業振興信託(FIFOMI)の Armando Pérez Gea 長官は、 現在、鉱業企業が鉱業クレジットの担保物件として鉱山で使用する資機材を充てていることを憂 慮し、当該担保物件の代替を検討している旨を明らかにした。

同長官によると、過去 8~10 年間において総額 1 億ペソに及ぶ鉱業クレジットの担保物件に関す るオークションが実施されたほか、FIFOMI 自身も鉱業クレジットを管理している立場上、当該担 保物件のオークションに参加しなければならず、これらが一時的とは言え、政府の損出として計

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