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自然素材で作った「歩くワニ」 共生のひろば 12号 兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)

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Academic year: 2018

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共生のひろば 12 号(2017)

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「自然素材で作った歩くワニ」

大橋正規(六甲山自然案内人の会)

今まで自然工作は各地の サークルで子供たちを集め て指導してきましたが、もう

少し高度なものを作ってみ たいと思っていた処、堺ふれ あいの里に松ぼっくりで作

った恐竜やワニの置物があ りそれを参考によりリアル

で動く工作に挑戦しました。

最初は松ぼっくりだけで作ろうと思い ましたが、形を整えよりリアルにするため

には松ぼっくりのヘタの部分を薄く切り 取り、木の丸太で作った躯体に貼り付ける

方法にしました。

松ぼっくりは大変堅く鋏や鋸では到底切 れませんので電動丸鋸を使いました。

ワニの躯体は山に切り倒してあった、リョウブの丸太を持ち帰り、マンションのバルコニーでナタ を使い一刀彫の要領で形を整えましたが、隣からやかましいとの苦情もあり苦労しました。

ワニを動かせるためには頭・胴・尾の三つに分け、夫々を繋ぎスムースに動くように工夫しました。 丸太の躯体の微妙な膨らみやへこみは新聞紙を小さく砕き木工ボンドで練り合わせて塗り付けました。

歩かせる仕掛けに一番苦労しました。胴の下に台車 を付け台車と脚を繋ぎ、ワニを引っ張ると台車に連動

した脚が前後に動くように工夫しました。

透明な釣り糸で引っ張ればワニが自分で歩くように見 えます。街路や公園で歩かせると皆さんびっくり仰 天!

散歩中の犬も驚いて逃げていきます。

【使用材料】

体全体はクロマツ(大)・アカマツ(小)の松ぼっくり、脚はヤブツバキのカクトと実、歯はギンナン の白い実、目はクヌギのカクトとドングリ、背びれはダイオウショウの松ぼっくりの鱗片、台車は軽

3.5mmの小丸太、鼻はパンダ豆、

自然素材以外に使用したものは、釘8本・ビス4本・台車心棒用のボルト2本・頭-胴-尾を繋ぐボル ト2本・台車と脚を繋ぐ太い針金4本でした。

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