Title
沖縄の経済構造分析(1975(S50)∼1990(H2))Lotus1-2-3の機
能を活用して)
Author(s)
平良, 朝男
Citation
沖大経済論叢 = OKIDAI KEIZAI RONSO, 17(2): 1-29
Issue Date
1994-03-31
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/6850
沖縄の経済構造分析
(1975(S50)~1990(H2)) (Lotusl-2-3の機能を活用して) 1994年1月沖縄大学経済学科:平良朝男
目次 はじめに 1、沖縄経済のイメージと経済構造 2、各経済ファクターのレヴュー 1)時系列資料とその推移 2)GDPと消費および投資の関係 3,モデルビルディング 4,シュミレーション 5,演算作業 1)回帰分析作業 2)パラメター決定作業 おわりに 参考文献 はじめに 昨今、パソコンのハード、ソフト両面の発達は著しい。このような状況の中 で汎用性の高いソフトを活用して経済学の教科書と抱き合わせで経済学の理論 やその応用の学習を現実のデーターを使いながらデーターベースで行なう事に より、学習効果を高めようという試みがではじめてきている。「経済学1-2 -3」(Lotusl-2-3を使った経済学入門)大薮和雄・安井修二・藤 井宏史・大野拓行箸、日本評論社、1992年7月、「コンピュータ・エコノ ミクス」深谷庄一著、日本評論社、1992年12月や「パソコン計量経済 -1-学」吉野直行・高橋徹著、多賀出版、1993年5月等がそれであり、それぞ れソフトとデーターが組み込まれたフロッピーが付いている。 ここでは「経済学1-2-3」のLotusl-2-3の機能を活用して表 記のテーマを分析・考察する。このLotusl-2-3にはいろんな機能が あるが、中でも多重回帰分析機能や循環機能は”実証”を優先して多重共線 性、識別の問題に怯えさえしなければ、従来難解とされている計量経済学的作 業が簡便に行なわれるところに妙味がある。 沖縄経済構造のイメージとしては一般的に云われている三割自治、財政依存 経済、輸入超過型、消費型経済等の体質を勘案しながらも、民間投資が輸出に 結びつく事によって自立への生命力が捉えられるよう配慮した。 作業の展開としては、基礎的な実質化されたデーターを基にして実質GNP 成長率と経済理論から景気を動かす要因と考えられる消費および民間投資の成 長率の観察から現状認識を行い、それらを基に消費、住宅投資、民間投資、輸 出・輸入等の構造方程式を作成し、これらのパラメターを多重回帰分析によっ て求め、上記の沖縄経済のシステムのイメージに沿って同時方程式体系を構築 する。通常、単一方程式体系から同時方程式体系を組織するとバイアスが生じ るとされているが、同時方程式体系をガウス・ザイデルで解くかぎり、単一方 程式体系で求めたパラメターを若干修正してシュミレートすると実績値を再現 する。 このことによって同時方程式体系を構築する場合の”識別”の問題を回避し て政策判断のシュミレーションを行なうことができる。
1、沖縄経済のイメージと経済構造
沖縄の経済構造は復帰以前は基地の存在によって成り立っていたという歴史 的経過から基地依存型経済・消費型経済構造を呈していた。従って輸出入面で 見ると輸入超過が恒常的に続き、自立経済の原動力とされる製造業部門は食料 品を中心とする日常生活必需品といった輸入代替産業が発達したのみであっ た。-部セメント、石油精製、製鉄等の萌芽が見られるものの、これとてもあ -2-くまでも基地建設や域内需要を賄う範囲にとどまっており、輸出入を改善する 気運はなかった。これは当時としては基地の存在によって生ずる雇用や財政援 助、軍用地料等の移転によって日本を含め、周辺諸国に比べてもその当時なり に経済的にも比較的豊かな状況を享受できたし、輸入代替産業を旨とする企業 も域内市場を対象にしているだけでも満足のゆく利益をあげる事ができる状況 であった。このような経済環境が将来経済の自立発展の原動力となる生産部門 の成長にドライブをかけなかったとも云える。 復帰後もこのような経済構造は基本的には変わらないといえるが、観光産業 の発達は従来の構造に新たな変化をもたらすものとして注目に値する。しか し、ここでは輸出に包括し捉えるものとする。 普通経済活動における市場を捉える場合、財。サービス市場、金融市場を 峻別し、GNPと利子率がこれを結びつけるものとして捉えるのが一般的だ が、沖縄の場合は国、県、地方自治体等の財投、金融公庫のマネーサプライで 景気を浮揚し、GNPを拡大してきている経過からみて沖縄の経済構造を19 90(平成2)年の数字をベースに次のようにイメージした。 まず、沖縄の1990(平成2)年の県経済は実質値で見ると、下記の県民 総生産の恒等式で表されているように県民総生産(Y)は2兆7,510億円規模で ある。そして、この県民総生産(Y)は県民最終消費(C)、民間固定資本形成 (民間投資)(1m)、民間住宅投資(1k)、一般政府最終消費支出(G)、(輸 出・移出(X)-輸入・移入(IMDと県外からの要素所得(Y')で構成される が、それぞれの額はそれぞれの符号の下に示した通りである。注') 県民総生産の恒等式(実質) Y=C+[(1m+1k) 2,7511,582463153 (単位は10億円) +Ig]+G+(X-IM)+Y’ 3384327361,109169 -3-
図1-1「'90(H2)年度の財・サービス&金融のフロー」 Mdの増←Yの拡大 Y~2,751 Y,~169 沖縄開発金融公庫 財サービ|ス市場
傭」
C~1,582|→
Md~165 乗数効果 地G 338 432 Iiu~463● 1k~158 財投 1k~158 ir 1m~1,109 X~765 経済活動のメカニズムとしては図1-1に示しているように、1兆5,820億 円の県内消費需要(C)、7,650億円の輸出・移出(X)、3,380億円の公共投資 (19)、1,580億円の民間住宅投資(1k)等の需要を満たすべく金融公庫から 1,650億円のマネーサプライ(Ms)を受けながら民間企業が4,630億円の投資 (1m)を行いない県内需要に答える形で経済活動を行なっている。そして県内 供給体制で賄えない1兆1,090億円分の財・サービスを輸入・移入(1M)で賄 う、という形で全体として2兆7,510億円規模の経済(Y)を形成している。 一方、税収(T)として1,380億円が県内経済活動の中から吸い上げられて、 これが財投(19)3,370億円の一部にも廻ろわけだが、一般政府最終消費需要 をも含めると、7,770億円だから公共投資をも含めた行政需要の17,8%を満た すに過ぎない、ということになる。そして、この不足分は地方交付税その他の 形で政府が補填している。つまり、財政依存型経済と云われる所以である。 そして、沖縄経済の自立発展とは県内の経済活動の成果が輸出・移出に反映され、輸出入のバランスを改善し、輸出'移出によってえられた資金が一部は
税金として徴収され、財投の財源になり、残りが民間投資、住宅投資として県 内の消費需要を満たし、輸出・移出を拡大し沖縄経済活動をドライブするとい うふうに考えた。 -4-2,各経済ファクターのレヴュー 1)時系列資料とその推移 時系列データーは「県民所得統計」(平成2年度)沖縄県企画開発部統計 課、平成5年1月発行の昭和60年を基準に実質化した1975(昭和50) 年から1990(平成2)年までの16年間のものを使用する。その中から必 要と思われる項目について収録したものが表2-1である。 表2-1
「沖縄経済分析データー」
軸:l順円 剛:「県既得鮒」(平成2年勘平成5年1服行より作成 -5-年■ 日風10蛇HIAI偲生。l畑nIOllRHpUlRhHIHR 伯111 ロ人 日AI舵11日 色ロ 公碓田日 (r宅■ロ IkWmR Hク119仏
西I! リロリ GNP RDP C Iロ 1日 ! IH 1k ? Hs Hsk 0 Y 1975 550 1411 1267 883 150 227 M2 1077 181 51 113 38 255 81 1076 51 11181 11M 917 1115 1110 11M1 10711 192 53 118 13 273 91 1977 52 M40 1146 928 MO 2M 641 1108 152 58 118 51 288 76 1978 53 11153 14?I 965 161 317 648 1M] 205 62 M2 55 307 78 1079 別 ]717 1609 1019 183 326 664 lO7lI 161 72 128 50 319 92 1980 55 1776 1M2 1M5 197 306 662 1052 135 78 127 39 333 74 1981 56 1M11 1781 IMI 200 316 659 1028 148 86 129 111 166 911 1M? 57 1952 1857 1178 209 303 583 960 165 91 111 51 355 89 IOM 58 2027 19?8 1119 llj0 327 558 qRl 161 98 114 47 364 95 1984 59 ’124 2026 lnil? 240 356 603 977 187 1011 107 46 370 97 1985 60 22M ?1112 M77 279 399 592 981 205 109 113 40 379 92 1986 61 2303 2217 12118 ]1? 352 505 1007 175 115 117 II 1M 96 1987 62 2425 2316 12811 336 362 587 987 195 126 127 50 409 113 19M 63 1150, 2387 14イ8 385 Ⅲ? 591 10?’ 190 |]ソ 150 55 IDI ]20 19M 111 2651 2517 1512 415 M8 665 1062 1611 1], 157 63 130 ''13 1990 11? iI71il ,11011 11MI? 462 128 71M1 11M 1118 118 165 別 llj2 169
表2-1の主要項目を図化したものが図2-1であり、各投資額のGDPと の比較を見たのが図2-2である。 図2-1 「沖縄経済の主要データーの推移」 単位・千 3 2.5 2 1.5 1 B・s o 一日へP..…G[r・・・C--IN--X‐..‐1m 図2-2 「GDPと各投資との比較」 単位・千S B 2 Pb1● S B ● ● ● 2 1 ,
----
---.-----------==員二二二巨忌=宙=rニョニ
ー■●-●●-●●-●●--P● ̄■●-つ-----0●-00-●---●-●ロー●●-夕C-C●-●● ̄●●-●●-ロニーー●● ̄●● ̄DC ̄●● ̄●● ̄●● ̄・● ̄・● ̄●● ̄●●-
-●~●--● ̄ ̄●鶉感恩二三二二.ニー:=:鬘:ニー:二::坐:=冒二:坐:と:=:二:二・二・二・二・二$二;二:二三
EGSjeeeaG4BBEOeTGeBeGeeleeeaH1トロニ ーGDP・…・【、...【9--【k--Im+【g+Ik-‐G+【9 -6-これらの主要項目の相対的大きさと傾向の推移を同じスケールの上で鳥敵す ることによって前述のイメージと経済活動のメカニズムの中での各項目の影響 力を類推することが出来る。例えば、GNPは恒常的に一定の額の県外からの 移転(主に基地関係受け取り)を上乗せしながら他の項目よりも相対的に高い 伸び率で拡大している事、消費はGNP拡大の推移の過程で相対的にGNP程 は伸びてはいない事、輸入は50年代から1,000億円台を上下している事、輸 出と輸入の間には若干のギャプの改善が見られる事、GNP拡大の原動力であ る民間投資(1m)がY=C+I(=S)という観点からすれば小さ過ぎる事等が 読み取れる。 そこで気になる各投資をGDPとの比較で図示したのが図2-2である。こ れで見ると民間投資(1m)、公共投資(19)および民間住宅投資(1k)はそれ ぞれ小さいものの、三者を合わせた1m+19+1kの規模はY=C+Iとい う経済理論をほぼ満たす規模にはなっていることが窺える。 なお、三者の推移を見ると、1975(昭和50)年以来公共投資が民間投 資を常に上回っていたが、1987(昭和62)年からその額が逆転している 事、民間住宅投資は1975(昭和50)年来150億円台を上下して推移して いる事等が窺える。 以上の事からも民間投資がGNPの大きさを規定するという自律的な経済で はなく、民間投資を上回る公共投資の抱き合わせでGNPを作り上げる他律経 済(あるいは財政依存型経済)であることは明白である。 2)GDPと消費および投資の関係 一般的に国民所得の均衡式Y=C+I+G+(X-IM)という恒等式の中 で、消費(C)と投資(1)が重視される。これは(X-IM)を除けば、Gは外生 的だし、結局はCおよびIとYの関係に集約される。そして、それぞれのYの 変化に対する変化率(弾力性)を見た場合(逆でもよい)、GNPの変化に対 する消費弾力性は小さいが、投資弾力性は大きい。つまり、Yの変化に影響を 与える度合いが大きいのは投資(1)という事になるからである。 このような事を前提にしてGDPと消費(C)および投資(1m+19+1k) -7-
の変化率の推移を図示したのが図2-3であり、図2-4(投資は1m+1 k)である。 図2-3 「GDP,消費および投資の成長率の推移」 「月〆、 0.:25 ,.2 ,.15 EL1 D・ES D -D.②巳 ●0 0,
Tm』'三llL字ビ
ーQ:・・0' ●● 孑孑:=、、<く b●- 9● SIG&eaB4ESSee7GeSSeBeleeG3H11-巴 -lxP..…C・・・I、+19+1k 「GDP,消費および投資の成長率の推移」 図2-4 、、3 B、2 曰.’ ロ -0.1 -B,巳 s】Gesee4eeBes7GeBeeOelEEeeH11恒 一GDP・….C・・・1m+【k -8-  ̄  ̄ uuuuuouUUuUUUUU .>‘ ;・ ノ:=鋲
● ●O ●o ●■■・・●ロ グ● ● 窪-4=こムン身留胃~=、 ▽● 、’●● ●●● ●CO●●0 00 0●「田出自週忽撫謡擢鞘潔廷」/[・霊臼/皇盟》二/榊曝器削濡〆仁騒鵜風骨□「岬
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筥ご唾Mn瀧憧 畷-1‐ト隔催怡峪他F1
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②回 冨 廻 螺謡 ヨミ 話鴨 川八 開一 慨側 鴫叩 鱈個[訳貼択
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-9-先ず、GDPの推移を図2-5「対象期間の主な出来事」に照らして見る
と、1975(昭和50)年の沖縄国際海洋博覧会終了後、沖縄経済はその反動で景気は落ち込み、翌年の昭和51年にはマイナス成長を記録するが、本土
の不況期をよそにその後の社会資本の整備を中心とする景気浮揚策の効果が表
れて昭和54年の14%台のピークを迎えるまで成長率を高めている。そし
て、その後は全国的には第二次石油危機、円高不況と景気は低迷し、昭和61
年の末あたりから始まった超大型のバブル景気を実現する。これは1986(昭和61)年12月から低金利、円高に支えられた資金力に
よる設備投資が旺盛で景気拡大が58ヵ月続いて、ついに過去最長(57ヵ
月)の「いざなぎ景気」を抜いて新記録を樹立したが、同時に「金余り」が株
・証券、土地の資産価格の高騰を生み出してバブル景気を造り出していた。こ
のような行きすぎから1991(平成3)年に入ってこのバブル景気はついに
崩壊し、現在もその後遺症の最中にある、ということで記憶に新しい。
しかし、沖縄経済はこういった大きな波動にはあまり影響を受けず概ね5%
前後の成長率を維持してきた。無論、これは本土との社会資本の格差是而のた
めの社会資本の整備が窓意的・継続的に行なわれたからである。
次に、消費の成長率の推移を見ると、昭和59年の落ち込みを除き、1年程
度のタイムラグでGDPの推移に連動して推移していると云える。
最後に、投資(1m+19+1k)の変化率の推移を見ると昭和52,53年
はGDPの変化に先行してGDPを先導しているが、その後の動きは暖昧であ
る。この事は図2-4をみても同様で、上に見た自律的な経済活動の場での経
済理論を反映していない。つまり公共投資(19)が窓意的(外生的)に行なわれているためだと思われ
るが、定かではない。 -10-そこで、 Yt=Ct+It Yt-1=Ct-1+It-1 この二つの式から Yt-Yt-1Ct-1Ct-Ct-11t-1It-It-1 ● +-. Yt-1Yt-1Ct-1Yt-1,It-l という考え方に基づいて寄与率を計算し、それを図化したものが図2-6であ る。これによると投資(1m+19+1k)がGDPを先導していることが窺 える。注2) 図2-6 G酢の成長率と消岡および投資の寄与度 M唱沮田閉肌匹、暉四 。。□且000 毛つ B9 BIE己SaG4eeGeG7GOBeCOelCee3H1卜巳 一GEP.….C・・・【m+IC+1k 3)モデルビルディング 以上のような沖縄経済のイメージと問題意識を基に沖縄経済構造を下記のよ うなモデルで構成する。 1、Y=C+[(1m+1k)+Ig]+G+(X-IM)+Y, 2,T=To+tl*Y 3、C=CO+Cl*(Y-(T+1k)) -11-  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ ■■■  ̄ U「UuUouOoloooIu
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Y,:県外からの要素所得(主に基地関係受け取り)
(Y+Y,):県民総生産(GNP) C:民間最終消費支出CO:基礎消費支出 1m:民間企業設備投資Imo:民間企業基礎投資 1k:民間住宅投資Iko:民間基礎住宅投資 19:公共投資 G:一般政府最終消費支出 X:輸出(移出)Xo:基礎輸出(移出) 1M:輸入(移入)IMO:基礎輸入(移入) T:税収 Msk:民間住宅融資 Ms:金融開発公庫融資 ここで、外生変数は19,G、Y'、Msk、Ms 内生変数はY、C、T、1,,1k、X、1M、 である。各行動方程式をLotusl-2-3の重回帰分析機能を使ってパラメーターを求める
と次の通りになる。 Y=C+[(1m+1k)+Ig)]+G+(X-IM)+Y’ T=-33.7+0.064*YR2=0.98 (0.002) -12-1k=165+0.1766*MskR2=0.0043 (0.718) C=346.6+0.488*[Y-(T+1k)] (0.027) 1m=-525+0.486*C-0.312*Ig+0.567* (0.042)(0.154)(0.274) R2=0.964 1k+0.211*X+0.54*Ms (0137)(0.486) R2=0.98 X=581+0.167*Im R2=0.1 (0.133) 1M=595+0.117*C+0.11*1m+0.359*X (0.408)(0.602)(0.122) R2=0.95 前記の1,~7、の式を「ガウス・ザイデル法」の考え方に則して差分方程式 の形になおし、同時方程式体系を作ると、次の通りになる。 △Y=△C+[(△1m+△1k)+△Ig]+△G+(△X-△1M) +△Y’ △T=-33.7+0.064*△Y △1k=165+0.1766*△Msk △C=346.6+0.488*[△Y-(△T+△1k)] △1m=-525+0.486*△C-0.312*△Ig+0.211*△X+0.54*Ms △X=581+0.167*△1m △1M=595+0.117*△1m+0.359*△X -13-
この同時方程式体系に具体的に例えば1990(平成2)年の値を入れてシ ュミレートしてみると、次の通りになる。 YTIkCImXM 実績値275113815815824637651109 推定値257613117514544026481042 差1757-171286111767 割合64%5%108%8%132%153%61%
一瞥してわかるように唯一1kを除いてはすべて過小推定のバイアスが生じ
ている。特に1m、Xの値が大きいが、これは同時方程式の体系からCのバイ
アスが連鎖的にC→Im→Xと影響していることが容易にわかる。そこで、C
が過小推定になっていることを勘案して、Cの第2係数0.488→0.5に、1mの
第2係数0.486→0.5に、Xの第2係数0.167→0.17にと若干修正して再度シュ
ミレーションを行なってみると、結果は下記の通りである。 YTIkCImXIM 実績値275113815815824637651109 推定値275114217415634796621068 差0-4-1619-1610340 割合0%3%10%12%35%135%36%これを見ると、第一回目に比べて1kの10%とXの13.5%を除きかなりの改善
をみている。そこで、先ず1kについて回帰分析作業でのグラフの動きを見ると、上下動
の変化が激しく不安定である。この場合はこのグラフの推移から、明らかに関
数の推定値の値を使った方が妥当である。また、この事はXについても全く同
様である。そこで、この2項についてそれぞれの推定値を採用して適合の度合
いを見ると、下記のように極めて良好な当てはまりを示している。
-14- Y T 1k C 1m X M 実績値 2,751 138 158 1,582 463 765 1,109 推定値 2,576 131 175 1,454 402 648 1,042 差 175 7 -17 128 61 117 67 割合 6.4% 5% 10.8% 8% 13.2% 15.3% 6.1% Y T 1k C 1m X 1M 実績値 2,751 138 158 1,582 463 765 1,109 推定値 2,751 142 174 1,563 479 662 1.068 差 0 -4 -16 19 16 103 40 割合 0% 3% 10% 1.2% 3.5% 13.5% 3.6%YTIkCImXIM 実績値2751138(174)1582463(658)1109 推定値275114217415634796621068 差0-4019-16-440 割合0%3%0%12%35%0%36% ()は推定値を採用 この事より、上記同時方程式体系が若干のパラメーター修正により、上記誤 差程度の範囲で横断面分析に使う事が出来る。 4,シュミレーション 前述の同時方程式体系の中で、外生変数は公共投資(Ig),一般政府最終消 費支出(G),金融公庫融資(Ms),住宅融資(Msk)そして県外からの要素所得 (Y')である。この中で一般最終消費支出はIまぽ固定しているので政策変数と しては使えない。そこで、他の項目について100億円刻みで1,000億円まで追加 投資あるいは融資(または支出)を行なった場合についてシユミレイションを 行なってみる。 -15- Y T 1k C 1m X 1M 実績値 2,751 138 (174) 1,582 463 (658) 1,109 推定値 2,751 142 174 1,563 479 662 1,068 差 0 -4 0 19 -16 -4 40 割合 0% 3% 0% 1.2% 3.5% 0% 3.6%
表4-1
c…](鰯舅署億円からⅢ億円刻みで4Ⅲ億円まで追加投資を行)
】■ 表4-2.…,(騨喜書億円からⅢ億円刻みで川億円まで追加融資を行)
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公共投資(19)とマネーサプライとしての公庫融資(Ms)を取り上げた。‘
しかし、経済学的には財・サービス市場へのテコいれとして財投を行ないつ つ、クラウディングアウト効果を避けるために、金融市場への政策として利子 政策やマネーサプライを行なうことが望ましいとされている。 次に、住宅融資(1k)および県外からの要素移転(Y')も政策変数にはなり得 るので、これらについても同様な過程でシュミレーションを行なって見た。し かし、此等の項目に1,000億円の融資や支出が行なわれるのは非現実的である が、此処では比較のために記載する。 表4-5 「各政策変数のシュミレーションの結果」先ず、財投としての公共投資(19)の追加投資の効果を見ると、GNP(Y)
に対して1.96倍の乗数効果をもたらし、税収(T)で120億円、消費(C)で920億
円、民間投資(1m)で160億円、輸出・移出(X)で30億円、輸入・移入(1M)で
-18- Y T 1k C 1m X 1M 初期値 2,751 142 174 1,563 479 662 1,068 △Ig 結果 増分 2,947 196 154 12 174 0 1,655 92 495 16 665 3 1,082 17 △Ms 結果 増分 2,913 162 152 10 174 0 1,639 76 575 96 678 16 1,093 25 △Msk 結果 増分 2,796 45 145 3 192 18 1,576 13 496 17 665 3 1,072 4 △Y’ 結果 増分 3,041 290 160 18 174 0 1,699 136 550 71 674 12 1,096 28170億円の効果をもたらすことになる。此等の値は思ったよりも小さく、新た めて”ザル経済”と云われている沖縄の経済構造を浮き彫りにする結果となっ ている。更に、追加投資の効果が民間投資に影響を及ぼし、輸出(移出)力を 付け、輸入(移入)とのギャップをちじめる事によって「自立経済」を培って ゆこう、とする観点から見ると、民間投資への効果は小さく、輸出(移出)・ 輸入(移入)の差は逆に拡大するという失望する結果となっている。 これはいわば復帰後継続的に行なわれた財投(給食)によって経済規模(図 体)は大きくなったが、自立する能力を欠いたまま消費だけが拡大(成長?) しながらも、扶養家族化してゆく現代若者をイメージさせる。 次に、マネーサプライとしての追加融資(Ms)の効果を公共投資(Ig)との比 較で見ると、GNP(Y)に対しの乗数効果は1.62と小さいものの、消費規模の 拡大は前者よりは小さい。更に、前述の自立への連鎖を見ると、民間投資(1 m)への影響は前者よりも6倍も大きいし、輸出(移出)への効果も前者より5倍 強であり、輸出入(移出入)のギャップも前者よりは少ない。 このような事から「自立経済を培う」という観点からすると、マネーサプラ イとしての追加融資(△Ms)の方が公共投資(△Ig)よりも勝っている、という 事ができる。 最後に、住宅融資(△Msk)や県外からの要素移転(△Y')部門で1,000億円も の追加投資は現実性はないが、住宅融資の拡大は各部門においてあまり効果を もたらさない結果となっている。また、県外からの要素移転は言わば不労所得 のようなもので、経済規模拡大の効果は大きいものの、消費拡大効果も大き
く、民間投資への効果はあるものの、輸出入のギャップも拡大している。結果
として扶養家族化を促進する格好になっている、といえる。5、演算作業
1)回帰分析作業 -19-(1)税収関数数T=To+tl*Y 年度税収県民総生産 TGNPT, 5051141156.682369 5153138154.760512 5258144058.540165 5362135352.966778 5472171776.285317 5578177680.064970 5686188587.047719 5791195291.339868 5898202796.144512 591042124102.35851 601092214108.12409 61115.2303113.82560 621262425121.64115 631322502126.57392 H11322651136.11915 H21382751142.52534 回帰分析の結果: Y切片-33.70899 Y評価値の樋準誤差4.0995865 R2乗0.9822994 根本数16 自由度l4 X係数0.0640619 X係数の標翠誤差0.0022983 瀞UBIの3国餌と漉宗、曰 弱但記国恒四m画珀麺曲 Ⅱ01111 巳巳slBeBa已弓巳巳巳⑧S7BeBeeeeleE⑧⑧HL閃& 一翼旗..…椎宗何回 -20-
1k=Iko+kl*Msk 個人住宅役 1kMsk l8138 19243 15251 20555 16156 13539 14836 16551 16147 18746 20540 17541 19550 19055 16463 15831 住宅投資関数 ねんど 50 51 52 53 54 55 56 57 (2) 171.64223 172.52517 173.93787 174.61422 174.82080 171.81882 171.28906 173.93787 173.23152 173.05493 171.99541 172.17199 173.76128 174.6M22 176.05692 171.46763 89012312 556666ⅡⅡ 回帰分析の結果 Y切片 Y評価値の揮準誤差 R2乗 標本数 自由度 1M.93191 21.68491イ 0.0043033 16 14 X係数 X係数の標鵡誤差 0.17658740.7178871 住宅関連 》》蝿【』田輝匝園田 ⑫四 巳BBI5日Bee凸eBeeS7eeSee①eleeeaH1閃二 -1k…Mok 個人住宅関政 率亟図掴、厩哩也唾 / BBeleESaE母5sBeS7eeSeeBeleEeaH1卜巴 ● -劉臣、.…推定価. -21-
(3) 消費関数C=CO+Cl* 年度最終消費額 C(Y-(T+1k)) 508831179 519171136 529281230 539651086 5410191484 5510851563 5611431651 5711781696 5812191768 5912221833 6012771900 6113282013 621380210,1 6314482180 H115132487 H215822593 (Y-(T+ 1k) ( Y-T)C’ 1360920.82631 l32890I71426 1382931.90335 1291886.0M70 l6I5106l.3242 16981091.0098 17991141.8635 18611173.0806 19291207.3187 20201253.1371 21051295.9350 21881337.7256 22991393.6143 23701429.3630 25191504.3847 26131551.7139 C” 922.07192 901.08590 946.96232 876.68355 1070.9262 1109.4819 1152.4301 1174.3922 1209.5316 1211.2546 1273.9538 1329.1031 1373.5151 1410.6069 1560.,1374 1612.1704 回帰分析の結果 Y切片 Y評価値の標準誤差 R2乗 標本数 自由度 346.66117 35.646`183 0.9645340 14 12 X係数 X係数の標準誤差 0.48804700.0270158 消費関数関連 単位・〒 巳.S E.4 2.2 2 1.8 1.6 1.4 1.三 1 B・e ヴー●●、●●●●■ pcP 。p●●●●●●eO●P ̄ CCD●●●●の゛■■ ■じづ●●● ̄ ̄
-●●⑪●●●cpC●-●●●決一●●●●●●●P■
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EBslsESaBqSBB⑧BTeeSeBBeleEeSH1門ヨ ーC・・…(Y‐(T+【k))・・・【、 消費関数 単位・〒0■●■●●●Te543211se ●● I0111l1 BB BG巳1巳&5a5凸555⑧BT505⑧eBelBEeaH1h二 一冒國目・…・子>;IHUH -22-(4)民間投資関数1m=Imo+il*C+i2*19+i3*1k+i4*X+i5*Ms l(liI1ji?難I2AXIO1IiPm(1 mC l50H83 M5917 M0928 161965 1831019 1971085 2001MJ 2U0lI78 mOl219 ねんと. 50 51 52 5] 5イ 55 56 37 58 I、 227 210 254 317 コ26 306 316 30] 327 lk l81 I92 152 205 161 135 1イ8 165 161 N2P3l8429J8 434166585 656666055 KO1■・ ’13132.jI3I9 M81イ0.47881 118131.80549 1イ2174.6j9M l2816a89899 I2719LI75IlO l29224.コイ261 111229.2コ550 1142.5.71977 1072イ8.606川 ’13273.02395 117296.’2225 127.35.イ31〕5 150385.14390 157川9.51746 165イ78.21479 187 205 I75 195 190 1DI I58 60] 592 585 587 591 665 765 ]56 399 352 302 3イ2 348 338 222 277 328 380 m8 513 582 2,lO 279 jI2 〕J6 185 M5 I6。 50 60 61 62 63 111 112 同船分1斤のlliIR Y切片 Y8fMM1のI?;IIW1尿 R2WR 1H木欧 [jlll度 -525.161. 17.6I29I8 0.9816071 16 10 0.5イ08525 0.485573コ 0.4856022-0.3121M0.58739380.211I677 0.M200060.15030300.27イ28110.137237. 民間投資関連 X係戟 X線散0 IRIIMn躯 単位・〒
111
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=宗===--.-..-.-.-.-..-.-=----. EB515己e354G5ENDBTG3 Se⑤Beleee3H1代ミ -11,…C・・・IEmk-IqI-.-由 民間投資の実衝と推定値 ①ピ①ノア
qHU鰺學-/罰:fゲラ二
SCU D■、●●●● ̄●●C= ニエ四壼詣凸一言一ニジー瘤冨守----
OSB 巳⑥sIeg53E凸55E⑧GTC●BaeBeleBeaHL随2 -実績19…推定M【 ● -23-(5) 輸出関数X=Xo+xl*1m ねんど輪出民間企業役 Xmx, 50642150581.18467 51535135581.18467 52641140581.18467 53648161581.18467 54664183581.18467 55662197581.18467 56659200581.18467 57583209581.18467 58558230581.18467 59603240581.18467 60592279581.18467 61585312581.18467 62587336581.18467 63591385581.18467 H1665445581.18467 112765463581.18467 回帰分析の結果 Y切片 Y評価価の揮準誤差 R2乗 板木散 自由度 581.18467 54.567660 0.1019837 16 M X係散 X係数の揮稲誤差 0.16753870.1328703 輸出と民間投資の関係
》函
7E① eEa ECB ■■ ̄冒可=.- EC円 EeeaHl卜迫  ̄ 事ulig色ggL=0唾」い」UIU●ひつESS 実績 推定値 241M=IMO+ml*C+m2*1m+m3*X (6)輸入関数 ねんど 時人最終消賓函民間企粟投 IlICI■ 1077883150 1078917135 1108928MO lIl3965161 10711019183 10521085197 102811.13200 9601178209 9811219230 9771222210 9811277279 10071328312 9871380336 10211118385 10621513Iイ5 UO91582463 1M’ 915.57163 909.52029 919.39083 958.56562 973.07528 981.65245 987.71619 965.55505 963.71962 981.32003 988.13911 995.26072 100.1.7341 1019.5652 1060.3714 1106.3345 I25l8l293832-g7l5-g 4344665850988966 6566666・g56555567 50 51 52 53 51 55 56 57 58 59 60 61 62 63 111 112 回帰分析の結果 Y切片 Y評囲値の闘収狽壇 R2jH 根本敦 自由度 595.02798 13.139'1.11 0.9331676 9  ̄ 9 X係敗 X係孜の、鴨綱至 0.11739370.110.17680.35871360.40758060.60222600.1221968 瞼(務)と民間投資1t)(L
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ロ.G己 一一。●句 B・己e 0 57 BeBeee⑧Leee3HIH巳 一実調価..…↑t[定屈 -25-2)パラメーターの決定作業 「/-WワークシートーG全体一R再計算一M手動」,「/-Wワークシー トーG全体一R再計算-1反復回数」と打って反復回数を1と入力し、ワーク シートを「循環」にセットして表5-1のように作業領域をセットする。実行 の際は、再計算キー(SHIFT+f・10)を数値が止まるまで数回押す。 このようにして第1回目のトライアル行なった結果が表5-1である。 次に、消費関数の第2係数0.488→0.5へ、投資関数の第2係数0.486→0.5 へ、輸出関数の第2係数0.167→0.17へ若干修正してトライアルを行なった結 果が表5-3である。 表5-1 表5-2 -26- △V 'LP △Yk ▲[ AT■ △7 AT■ 、 、 0 ID 、 0 、 △VP T、 1k、 r、 I■⑪ Y、 IqG ]]lq -117 1月8 ]4,円 -月7月 SRI BOS △侭 TI 上1 P1 11 ■I ■1 41, 0-01M 0-176 n4Rq O-dRB 、187 0-117 八▽● I, ●? IRq -,11, 0-11 △■屯lf 0J ■] 54 0-867 ID1gq ノヘロ丘 Ⅲ 1円目 、,1ワ 0s nE4 △Y へ? △『上 八F 八I■ △V △『ロ 1575-01,1 1111日ロヮ」 174-5,4 ’4月」dnnd InlnRg1R ;1日111」ロ 1,07nK0d △12 7, 11【、 CG I■0 T、 I■、 11日 -117 1A: n4RR -59月 gRI &q■ △、 91 上I G1 11 ■I ■I 4マフ n-nRJI 0-17k 0-0,A O-4RR 0-167 、117 八V● Iラ ■, 1Rq -11V1ヲ 1,11 八Wこし 1コ ■] SI OgR7 n-25q ノヘqE 14 IR月 、90ワ IDI n月4
表5-3 1,5,,,川`2コ7m -27- △7 △? AT上’八F AT■ △I △ P7qI 1,17 」,、7,R』 01 O74gndIqm7M■■7qQo1000 IR9月日81, 0,RnBl1l △U■ 7, Vbn P、 V■、 7, vUn T2R .・117 IBS nORn の898 qn1 qqg へROI hI F1 01 ごI ■I 1]2 0-,84 n-178 ns nR1、0710107 △Y・I 00111, ■2 1月0 0 1-,11句 0-0I へuヒヒ I 11 ■勺 54 00 nqR7IlnQqq △us 10 1881 、109 I: 、go
あとがき 従来、計量経済学の実践は同時方程式体系を構成するため識別の問題に突き 当たり、理論的精徽化が先行し、数学および経済理論の高度化、モデルの大型 化が進み、使用するコンピュータも大型のものでなければならなかった。その ため、理論的習得は大学院後半、その実践は国家機構や大型自治体に独占され る傾向があった。しかし、最近はパソコンのメモリーも飛躍的に拡大、処理速 度の向上、ソフトの発達等につれてパソコンレペルで十分処理できるようにな ってきている。このような趨勢を受けて、Lotusl-2-3の機能を活用 して計量計経済学的作業を行い、政策判断に活用しようというのがこの稿の目 的であった。このような観点では、計量経済学的作業過程は-通りは貫徹され ていると思うが、それ以外に幾つかの問題点が残されている。 例えば、沖縄の経済活動の場を財・サービス、金融市場に分けて見たが、これ らを結びつけるものとして利子率が働いていない事、つまり、投資関数に利子 率の項がない事、一般的に住宅建設はかなりの波及効果を持っているものと考 えられているが、今回のモデルでは住宅融資だけで説明されている事、生産力 部門を投資関数で代替している事等である。特に民間企業の資本形成に関して は資本形成およびその蓄積がその後の生産力に影響を及ぼすと云う動学的な考 え方の導入も必要であり、これらの問題を含めたトライアルを次の課題とした い。 -28-
脚注 注1)右辺を合計すると、2,791となり、左辺と40の差がある。しかし、統計 上の不突合いが59,099となっているので、この範囲内である。 「県民所得統計」(平成2年度)平成5年1月、45P 注2)「経済学1-2-3」、18Pの寄与度の計算より。