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サイバネットニュース No.121

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Academic year: 2021

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(1)

営業企画管理室 昨年、大変多くのお客様にご来場いただきまし た『人とくるまのテクノロジー展』と『設計・製造 ソリューション展』に、今年も新たな製品とソ リューションを加え出展いたします。 『人とくるまのテクノロジー展2007』では、くる まづくりに不可欠な製品を多数展示します。さ らに、自動車関連業界のさまざまな課題を解決 するサイバネットシステムならではの幅広いソ リューションをご提案いたします。また、新製 品・新技術紹介コーナでは、1日2回、計6回の 製品紹介セミナーを行い、「モデルベース開発 を推進する、自動車業界のMATLABユーザコ ミュニティ」などで最新情報をお届けします。 『第18回 設計・製造ソリューション展』では、 ANSYS Multiphysicsを中心に、電磁場、音 響、機構、照明などの各種解析や最適化、そし て、自動設計や教育用ツール等、より一層充実 した製品ラインアップを展示いたします。その 他、ブース内でのプレゼンテーションやPRセ ミナーにて最先端の情報をご紹介いたします。 皆様のご来場を心よりお待ちしております。 0102 03 04 05 06 07 ●『人とくるまのテクノロジー展2007』  『第18回 設計・製造ソリューション展』出展のお知らせ ●ANSYS Ver11.0日本語版国内リリースのご案内 ●CANbusアクセス/モニタリングツール CANBus Toolsetのご紹介 ●数式モデル設計ツールMaple最新版と関連製品リリースのご案内 ●ProMetric 9新機能紹介 ●Web会議/コラボレーションサービスWebEx 新バージョンリリース ●ソフトウェア構成維持・管理ツール 「eX LIC」リリース ●「epiplex」4.8サービスパック3リリース ■ NEWS 08 09 10 ●Allegroを使用した特性インピーダンス講座 ●PCライフサイクル管理ソリューション ●リレー解説「スライディングモード制御」  第2回:スライディングモード概説 12 13

●Data Acquisition Toolbox2.9新機能

●MATLAB/Simulinkの高速化 ∼分散・並列ソリューション∼ ■ 解説編 ■ 技術編 14 18 ●セミナー紹介 ●各種イベント情報 ■ INFORMATION C O N T E N T S 本記事についてのお問い合わせは

2007 Spring

No.

121

サイバネットニュース 人とくるまのテクノロジー展2007 開催概要 開 催日時:2007年5月23日(水)∼25日(金)10:00∼17:00 場   所:パシフィコ横浜 主   催:社団法人 自動車技術会 出展 製 品:MATLAB、OrCADシリーズ、      LightTools、ProMetric、      Maple、PCB受託設計・解析、      ANSYSシリーズ、WAON、      DYNAFORM、OPTIMUS/PLMO、      CETOL6σ、Expert Control、epiplex 第18回 設計・製造ソリューション展 開催概要 開 催日時:2007年6月27日(水)∼29日(金)10:00∼18:00 場   所:東京ビッグサイト 主   催:リード エグジビション ジャパン

出展 製 品:ANSYS Multiphysics、ANSYS Workbench、ANSYS ICEM CFD、      WAON、PLAMEDIA社製品、      Ensight、DYNAFORM、      OPTIMUS/PLMO、CETOL6σ、      受託解析、MATLAB、LightTools、      ImagingSphere、Allegro、      PCB受託設計・解析、AWR製品、      Expert Control、epiplex

『人とくるまのテクノロジー展2007』

『第18回 設計・製造ソリューション展』出展のお知らせ

■ NEWS

TEL 03-5978-5677 E-mail [email protected] 昨年のブース風景

(2)

ANSYS Ver11.0日本語版国内リリースのご案内

■ NEWS 4月にANSYS Ver11.0が遂にリリースされます。新規バー ジョンは機能拡張や機能強化によってこれまで以上の解析機 能を提供します。 また、ANSYS/ANSYS Workbenchの2つの操作環境 (GUI)の利用によって、解析ニーズおよび解析者を選ばない シミュレーション環境をこれまで以上に実現します。

ANSYS Workbenchプロダクトにおける主要な新機能

●弾性体運動解析機能の追加 WB環境で使用できる動解析機能に弾性体運動解析(時刻歴応答解析)が 追加されました。弾性体運動解析は、時間依存荷重の作用下における構造 の動的応答を決定するために使用される手法です。この解析タイプは、慣 性力効果や減衰効果を考慮した構造における、時間に応じて変化する変 位・ひずみ・応力・力の決定に使用できます。また、線形はもちろん、大変形・ 塑性・接触・超弾性など、すべての種類の非線形問題に対応します。 ●剛体運動解析機能の追加 WB環境で使用できる動解析機能に剛体運動解析が追加されました。剛 体運動解析は、ジョイントおよびバネによって接続された剛体アセンブリの 動的応答を決定するために使 用される解析手法です。剛体 運 動 解 析 機 能 は、A N S Y S Rigid Dynamicsライセンス を必要とします。 ●リモート解析機能の強化 リモート解析マネージャの拡張によって、リモートマシンまたはリモートプ ロセッサで解析を容易に実行できるようになりました。拡張された機能に は、Windows サポートおよび Unix/LinuxとLSFとの統合が含まれます。 リモート解析マネージャ(RSM)は、解析プロセスをより処理能力の高いリ モートマシンに負荷分散するためのツールです。 ●CATIA V5インターフェースの追加

ジオメトリインターフェースにCATIA V5 CADNEXUS/CAPRI CAE

Gatewayが追加されました。これにより、CATIA V5 CADとの連携やパラ

メータの転送を許すため、パラメトリック解析が可能となります。

ANSYSプロダクトにおける主要な新機能

●要素テクノロジの追加 ● 最新の要素テクノロジを用いた高次のシェル要素が開発されました(SHELL281)。   この要素は複合材の関係した解析で重要な役割を果たします。 ● 3次元のスミアド補強要素が開発されました(REINF265)。要素を標準の3   次元ソリッドおよびシェル要素とともに使用することによって、これらベース   要素に補強材を追加することができます。この要素は積層形式で現れる等   間隔に配置された強化繊維をモデル化するのに適しています。 ●接触機能の強化 ● 3次元の線−面接触をモデル化できるようになりました。3次元の「ビーム   対ソリッド」および3次元の「シェルエッジ対ソリッド」の接触構造解析で   使用できます。

メカニカCAE事業部 営業技術推進部 TEL 03-5978-5406 E-mail [email protected]

本記事についてのお問い合わせは ● 新しい剥離の機能によって固着接触の分離が可能になります。この機能   を用いて、固着接触を使用してモデル化された境界面の層間剥離現象を   シミュレーションできます。 ● 剛体をモデル化するために、多点拘束接触(MPC接触)の剛体面拘束機   能を利用できるようになりました。剛体運動は、剛体面拘束のパイロット節   点における自由度で規定され、剛体の形状、質量、および回転慣性は正確   に表現されます。 ●非線形の安定化機能の追加 不安定問題に起因する収束困難は、通常、小さな荷重増分で大きな変形を 生じることが原因です。ANSYSの非線形安定化機能は、要素の各節点に 擬似的ダンパーすなわちダッシュポット要素を追加し、モデルの解析を安 定化させます。 ●破壊機能の強化 新たにサポートされた領域積分法に基づく J 積分計算ツールによって、構 造構成物の指定された先端位置(2次元) または、き裂前縁に沿った特定 位置(3次元)における線形および弾塑性材料挙動に対して、破壊力学パラ メータを簡単に評価できます。 ●線形動解析機能の強化 ● ロータダイナミクスの解析機能はVer10.0から大幅に機能強化されまし   たが、新たに構造ソリッド要   素でジャイロ効果を考慮した   回転体の振れまわり挙動の解   析が可能になります。また、新し   くベアリング要素(COMBI214)   が開発されました。ポスト処    理で、初期応力を含む回転構   造のキャンベル線図の生成や   回転構造の軌道運動の表示   が可能になります。 ● モード重ね合わせ法による応答解析の精度を改善するために、剰余剛性法   が利用可能になりました。この手法では、固有値解析であまり多くの固有振   動数およびモードを計算しなくても精度が維持できます。 ●連成解析機能の強化 連成場要素を用いて、電気弾性解析を実施することにより静電場と構造場 の間で連成する静電気力のシミュレーションを可能にしました。これは静 解析と時刻歴応答解析で利用可能です。 ●ソルバーテクノロジの強化 ● Distributed ANSYS(分散処理システム)のスケーラビリティと負荷バ    ランシングが大幅に改善されました。その結果、Ver10.0よりも通常30    パーセントのスピードアップが実現されています。 ● VT Acceleratorによって、非線形解析と時刻歴解析、そして構造と高周   波電磁場の両方の周波数応答解析で、大幅なスピードアップが実現され   ます。VT Acceleratorは全体的なイタレーション数を減少させるため    に、変数テクノロジをベースとした高度予測子-修正子アルゴリズムを使   用します。このオプションはHPCライセンスを必要とします。 ● 固有値解析において、ブロックランチョスアルゴリズムと PCG ソルバーを   ベースとしたPCGランチョスモード抽出法を用意しました。PCGランチョ   ス法は、大規模解析(100万以上の自由度を含む)に対してロバストで効   果的なオプションを提供します。

(3)

CANbusアクセス/モニタリングツール CANBus Toolsetのご紹介

■ NEWS 新事業統括部 新事業推進室 MATLABパートナープロダクトグループ くるまの電子制御の進化に伴って、エンジン周辺の制御のみ ならず、安全性や快適性の向上のためのABS(アンチロック・ ブレーキ・システム)、エアバック、オートエアコン、更にカーナ ビやETCなどの車外情報機器など、さまざまな部分を統合的 に制御したいという要求が強まっており、多重通信のネット ワーク構築が必須となっています。 ドイツExpertControl社のCANBus Toolsetは、CANbus 上のデータフローをリアルタイムに直接アクセス、モニタする ためのツールで、自動車業界のディファクトスタンダードであ るMATLAB/Simulinkのオプションツールとしてご利用いた だけます。Real-Time WorkshopやReal-Time Workshop Embedded Coderによる実装用コードの生成を必要とせず リアルタイムにシミュレーションを行うことができる便利な ツールです。

●容易な操作性

CANBus Toolsetは、MATLAB環境を利用した使いやすいGUI で、簡単な設定でCANbusからのデータの読み込み、書き込みが できます。同じくSimulinkのブロックライブラリも用意されていま すので、他のSimulinkオプションモジュールと合わせたアルゴリ ズム開発やシステム同定、コントローラ設計、テストにも拡張して ご利用いただけます。

MATLABからの利用:

ハードウェアのイニシャライズ、CANbusデータの読み込み、書き 込み、アクセス停止のためのMATLAB関数が用意されコマンドレ ベルでのアクセスができます。

TEL 03-5978-5676 E-mail [email protected]

本記事についてのお問い合わせは

Simulinkからの利用: 

ステップ1 CANbusデータの定義 Simulinkモデルを作成する前に、各信号の識別子、ビット情報、ア クセス名を定義します。先に定義しておくことで、Simulinkモデル の作成やシミュレーションの際にハードウェアの詳細設定にとらわ れずに操作することができます。 ステップ2 Simulinkモデルの作成

Simulinkブロックライブラリ canlib を利用してSimulinkモデル を構築します。 ステップ3 モデルの実行 シミュレーションを実行します。CANBus Toolsetは、Simulink モデルから直接CANにリアルタイムにアクセスができ、USBをご 利用の場合、最大10個のCANbusチャンネルに同時にアクセス が可能です。

●業界標準のハードウェアとの連携

CANBus Toolsetは、MATLAB/Simulinkが動作する標準的な デスクトップPC(PCMCIA)やノートPC(PCI)で利用可能です。 また、Vector InformatikやSoftingなどの業界標準のCANbus ハードウェアやUSBベースのCANbusハードウェアとも連携して います。

●動作環境

CANBus Toolsetは、MATLAB/Simulinkが必須となります。ま た、Vector InformatikやSofting等のCANbusハードウェア、 あるいは、インタフェース用ハードウェア(弊社にて取扱いしてい ます)が必要です。詳細は別途お問い合わせください。

●デモンストレーション、

トライアル

本製品のデモンストレーション、トライアルを受け付けております。 ご興味のあるお客様はぜひ、下記部署までコンタクトください。

(4)

数式モデル設計ツールMaple最新版と関連製品リリースのご案内

■ NEWS

新事業統括部 新事業推進室 MATLABパートナープロダクトグループ TEL 03-5978-5948 E-mail [email protected]

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1.Maple最新版『Maple 11』

記号計算・数値計算・グラフ作成を可能にする数式処理・数式モ デル設計ツールであるMaple(メイプル)の最新版Maple 11が 2007年1月に全世界同時にアナウンスされました。 Maple 11では、前バージョンで実現した 数式計算をもっと手 軽に使いやすく のコンセプトをさらに発展させると同時に、2次元 プロット機能の全面改良や連立方程式の解計算の大幅な高速化 など、計算エンジンの改良も施されました。 Maple 11の主な特徴は以下の通りです

さらに強化された数学計算エンジン

  ● グラフ理論、理論物理、微分幾何用パッケージを追加   ● 世界最高速クラスの連立代数方程式ソルバ    (グレブナ基底ルーチンの高速化)   ● 高精度な多項式実根計算ライブラリ   ● 微分代数方程式ソルバの強化・効率化   ● マルチコアCPU環境への対応   ● 微分方程式ソルバの強化・改良

使いやすさを訴求したユーザインターフェイス

  ● 計算処理の説明文を自動付加   ● 2次元プロット機能の全面改良   ● プロット上での高品質な数式挿入   ● ワークシート間の数式参照   ● ワークシートのスライドショー(プレゼンテーション)表示 Maple11についての詳しい技術資料をご用意していますので、お 気軽にMaple担当営業までご相談ください。 Maple11最新機能の詳細については以下のウェブサイトもご覧ください http://www.cybernet.co.jp/Maple/product/maple/maple11 [Maple11 は技術文書としても利用可能]

2.BlockImporter for Simulink® がアドオンに追加

Simulinkダイアグラムを読み込んで数式モデルを生成する 『BlockImporter for Simulink』がMapleアドオン製品ラインに

追加されました。

本製品は、Simulinkモデルを分析し、等価な微分方程式系を自動 的に生成する機能を提供します。読み込んだ微分方程式系は、 Mapleの持つ記号計算機能を用いて、シンプルな形の方程式系 へと簡単化することが可能です。

   【BlockImporter for Simulinkのメリット】    1.Simulinkモデル中の代数ループの解消    2.数学的な解析(数式モデルによる検証)    3.冗長なパラメータ変数関係の把握

また、すでにリリースされている『BlockBuilder for Simulink』と共 に用いることで、複雑なSimulinkモデルの簡単化を実現し、シミュ レーションの高速化やモデルの妥当性検証にお使いいただけます。

3.

その他のアドオン製品

Maple 11とBlockImporter for Simulinkの2製品に加えて、 以下の製品もMaplesoftの製品ラインに追加されています

Maple™-NAG® Connector

世界的に定評ある数値計算ライブラリ『NAG C ライブラリ』との インターフェイスを提供。通常のプログラミングやコンパイル作業 などを必要とせずに、NAG C ライブラリをお使いいただけます。

HPC-Grid (Personal Edition, Cluster Edition)

Mapleの計算エンジンを分散環境で利用するためのアドオン製 品です。Personal Editionは最大8つのカーネルまで、Cluster Editionは無制限のカーネル利用をサポートします。

上記2製品の技術詳細・価格については、Maple営業担当までご 連絡ください。

(5)

ProMetric 9

■ NEWS 応用システム第2事業部 営業部 ProMetric グループ ProMetricは、CCDを用いて輝度などの面内分布を測定する 計器です。数値の測定を得意とするCCDを採用し、他のCCD 測定器と比較して、高精度の評価が可能です。 このたびProMetricの新ソフトウェアバージョン9をリリース いたします。本バージョンは、GUI(操作画面)を全面的に改良 し、操作性を向上させております。また、日本語化も行い、各コ マンドも分かりやすくなりました。

.Net環境でのプログラム再構築

ProMetric9は、Microsoftの.Netでプログラムを作成しました。 このことにより、CPUへの負担が減り、より快適にProMetricを使 用することが可能になりました。新規にソースを書き直したため、 操作性の向上や、測定管理者、解析利用者との利用切り分けがで きるようになります。 GUI部のみについては、ソースを公開することも検討しています。 よって、ユーザは自由に操作画面の編集および機能を追加できる ようになります。

新GUI

ProMetric9では、GUIの構成を見直し、より簡単に操作できるよ うにいたしました。特に補正や測定に関する機能は、差別化を図り ました。ProMetric8では補正と測定のコマンドが混在しておりま したが、ProMetric9では補正(測定時の設定)に関するコマンド 類を1箇所に集め、通常の測定時に使用するコマンド類は、別の場 所にまとめました。これにより測定管理者と測定者との使用範囲 を分ける事が出来ます。 図1は、ProMetric9のGUIです。画面左に補正に関する設定コマ ンドが並んでいます。このウィンドウは閉じることができますので、 通常の測定時には表示されず、すっきりとした画面構成になりま す。画面上部に測定に関するコマンド(ボタンやプルダウンメ ニュー)が並んでいます。通常はこの中の4つのボタンのみで測定 できます。

TEL 03-5978-2481 E-mail [email protected]

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日本語表示

多くのユーザからの要望であった、日本語のGUIを提供できるよう になりました。日本語で表示することにより、説明書を参照しなく ても操作できる機会が多くなります。 GUIの日本語表示以外に、入力データの日本語化も可能です。 ProMetric8までは日本語は入力できずに半角英数字などで対応 いただいておりましたが、全角の日本語も使用できます。測定デー タ名や条件を日本語で入力できますので、測定時の環境などを気 軽に保存できるようになります。 今まで通り、英語表記にも切り替えられますので、状況に応じて英 語表示に戻すことも可能です。 図2は、ProMetric9で日本語表記にした画像です。日本語で表示 されているので、より分かりやすくなります。

結果出力の改善

測定結果の参照画面も、更新しました。 Bitmap出力では、擬似カラー出力を大幅に強化し、さまざまな表 示方法を提供できるようになりました。 Cross Section出力では、同時に複数の断面を表示できるように なりました。 Color Chart出力では、図1のように色度図の拡大機能を追加し たほか、任意の色再現域を作成して表示できるようになりました。

オンラインヘルプの導入

GUI上にオンラインヘルプを表示させることができ、操作が分からな くなったときは、「?」ボタンを押すだけで、ヘルプ画面が開きます。 図1 ProMetric9のGUI 図2 日本語表記のGUI 図3 オンラインヘルプ

(6)

ソフトウェア構成維持・管理ツール 「eX LIC」

リリース

■ NEWS

ネットワークソリューション部 営業第1グループ

IT資産管理、クライアントセキュリティソフトウェアで国内有数

のシェアを持つクオリティ株式会社から、ソフトウェアインス

トール構成維持管理とパッチマネジメントを支援する新製品 「eX LIC(Lead Ideal Composition)」がリリースされました。 「eX LIC」は社内クライアントPCのソフトウェアインストール状 態を、社内インストールポリシーに常に自動誘導するソフトウェ アです。 ここでは「eX LIC」の主要機能である、社内ポリシーに沿ったイ ンストールソフトウェア構成管理機能とMicrosoft製品パッチ の自動適用によるセキュリティ環境の最適化機能についてご紹 介いたします。

社内ポリシーに沿ったソフトウェア構成管理機能

ソフトウェア構成管理は、禁止ソフトウェア利用による情報漏洩リ スクの削減と社内ソフトウェア環境の統一を促進する機能です。 各クライアントPCから収集したソフトウェア情報から、インストー ルが必須のソフトウェアと使用を認めていない禁止ソフトウェアを 定義し、社内のソフトウェアインストールポリシーをeX LICに登録 します。 eX LICはクライアントPC内のソフトウェアインストール状況を確 認し、登録したポリシーに従って「禁止ソフトウェアがインストール されているPC」、「必須ソフトウェアがインストールされていない PC」を発見し、該当PCのWEBアクセスを遮断します。また該当PC のユーザにはWEB ブラウザを起動した 際にメッセージを表 示させ、禁 止ソフト ウェアの削除と必須 ソフトウェアの導入 を行うまではWEBサ イトの閲覧を禁止す ることができます。

Microsoft製品パッチの自動適用機能

マイクロソフトが提供するWindowsやMS-Office製品のセキュリ ティパッチをクライアントPCに自動インストールします。 パッチ配信にはマイクロソフトのBITS(バックグラウンドインテリジェ ント転送サービス)テクノロジーを使用しており、転送途中でネット ワークが切断された場合でも、再度接続された際に残りのダウンロー ドを開始するので、クライアントPCに対して確実にパッチ適用を行う ことができます。またステルス配信により完全なバックグランドでパッ チ適用が可能なので、ユーザに作業の負担をかけることなく、クライア ントPC環境を常にセキュアな状態に保つことができます。

TEL 03-5978-5453 E-mail [email protected]

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Web会議/コラボレーションサービスWebEx 新バージョンリリース

■ NEWS ネットワークソリューション部 営業第2グループ

新しいユーザインターフェース:クイックスタートページ

ミーティングスタート時のデータ共有を より容易に行えるようになりました。

eメールテンプレートの強化

参加者へのミーティング招待eメールの送信機能がより使いやすくなり、テ ンプレートとしての保存や配信リストのグループ管理が可能となりました。

横、

縦にドキュメントを回転

ドキュメント/プレゼンテーション共有時、プレゼンテーションビューア内に おいてドキュメントを縦、または横に回転できるようになりました。

アプリケーション共有時のパフォーマンス

アプリケーション、デスクトップ共有のパフォーマンスが改善され、リモート コントロール使用時のユーザの待ち時間が短縮されました。

VoIPの複数マイク化

(Support Center以外のすべてのサービス)

WebExの統合型VoIPが、同時7名までの複数会話が可能となりました(現

バージョンでは、同時2名まで)。

プラットフォーム

IE7や、Windows Vista、新しいOffice docフォーマット、Firefox 2.0、それ

にIntel Mac(英語版のみ)をサポートしました。他にも、IBM社のAIX用に

Meeting Center(英語版のみ)がリリースされました。

Outlookとの統合

MS Outlookのカレンダー機能を使ってミーティングをスケジュール、開 始、参加することができます。ユーザインターフェースが改善され、より簡単 にスケジュールできるようになりました。

接続性の向上

(Support Centerのみ) ダウンロードを2段階に分けることで、接続時間が50%早くなりました。 また自動再接続機能をサポートし、一時的にクラッシュや切断が起きても、 サポートセッションを再始動できるようになりました。 WebExは各用途に応じたサービスを展開しております。

TEL 03-5978-5453  E-mail [email protected]

本記事についてのお問い合わせは

全世界28,000社以上で利用されているWeb会議/コラボレーションサービスの定番「WebEx」の新しいバージョンがリリースされま した。より使いやすくなり、パフォーマンスも改善されました。今回、新たに追加された機能をご紹介します。

(7)

「epiplex」4.8サービスパック3リリース

■ NEWS PCアプリケーションの操作を伴う業務を効果的に支援する 「epiplex」の4.8 サービスパック3がリリースされます。 「epiplex」の大きな特徴である、PCアプリケーションを操作するだ けで簡単に作成できるWebコンテンツ「epiLearn」のシミュレー ション機能をフルに活かせる「シアターモード」の追加に始まり、操 作ステップの文字列検索をはじめとした編集機能の充実やさらな るキャプチャ精度のアップなど、サービスパック3ではさらにユーザ ビリティのアップを実現いたしました。

1.

「シアターモード」

の追加

以 下 の 2 点 の 機 能 追 加 により、ご 評 価 いただいております 「epiLearn」の学習効果をさらに高めました。 ● タイトルバーを表示しない「フルスクリーン」 「シアターモード」の名の通り、大迫力のフルスクリーンで起動することができます。 ● キューカードの表示・非表示切り替え 必要に応じてキューカード(操作ステップ表示部分)の表示、非表示を切り替 えできます。画面を大きく見せたい場合はキューカードを非表示に、手順を確 認したい場合はキューカードを表示、というフレキシブルな運用が可能です。 キューカードの表示位置・サイズはTemplate Editorにより編集可能です。

2. 編集機能の追加

文書・Webコンテンツ作成のさらなる効率化をご提供するため。 「epiplex」の2種のエディタ「Process Editor」「epiSimDoc Editor」

へ編集機能を追加しました。

● 操作ステップへのフラグの付加(epiSimDoc Editor) epiSimDoc Editorで編集中の操作ステップにフラグを付加することがで

ネットワークソリューション部 営業第2グループ TEL 03-5978-5453 E-mail [email protected]

本記事についてのお問い合わせは 「フルスクリーン」でのepiLearn表示 チェックボックスでフラグを設定 「文書除外フィルター」ウインドウ 特定の操作ステップを検索して即、編集! 機密情報はマスキングして隠せます ワンクリックでキューカードを表示 きるようになりました。このフラグにより、文書ファイル(doc、ppt、html)を生成する 際に除外、またはロックする操作ステップを指定することが可能です。これにより、文 書に含ませたくない操作ステップを削除せずに除外できる等、最適な文書を作成す る作業がさらに効率化されます。 また、「文書除外フィルター」により、さらにきめ細かな設定ができるようになりました。 ● 操作ステップ説明分の文字列検索 語句を指定してepiSimDocファイルの操作ステップの説明文を全文検索し、該 当した操作ステップを表示することができます。 ● 画面イメージ上の機密情報を塗りつぶす Process Editor上で、画面イメージ上の表示を塗りつぶすことができるよ うになりました。画面イメージに機密事項を含む場合に便利です。 ーその他、UniCode対応による多言語対応の強化、特定のアプリケー ションでのキャプチャ精度のアップやバグフィックスと合わせて、さらにご 活用いただけるように進化いたしました。

MATLABアダプタ開発中!

「epiplex」は、特定のアプリケーションにおける『キャプチャ精度』をアップす るため、「epiplex」とキャプチャ対象アプリケーションのインターフェースと してオプションで「アダプタ」をご用意しております。 現在、「SAPアダプタ」や「3D-CADアダプタ」がリリースされていますが、加 えて弊社取り扱いプロダクトでもある「MATLABアダプタ」を現在鋭意開発 中です。本「MATLABアダプタ」をご使用いただくことにより、「MATLAB」の 操 作トレーニングから業 務 支 援 、操 作スキルの測 定・分 析といった 「epiplex」によるソリューションをご活用いただくことは可能となります。リ リース時期は本年4月を予定しております。 ー対象リリースはR2006a以降となります。

(8)

Allegroを使用した特性インピーダンス講座

■ 解説編

1. 概要

プリント基板のシグナルインティグリティ設計を行うにあたり、特性インピーダンスを理解することは とても重要です。今回は、特性インピーダンスの基礎に加え、Allegroのインピーダンス計算機能の説 明と、各パラメータとインピーダンスとの関係を示します。

応用システム第2事業部 EDAソリューション部 PCBグループ TEL 03-5978-5696 E-mail [email protected]

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2. 特性インピーダンスとは?

2.2インピーダンスと特性インピーダンスは違うもの?!

3.Allegroの特性インピーダンス計算機能

2.1.1 抵抗R 抵抗Rは普通の導線が持つオーム抵抗を意味します。 R = ρ・L / S [Ω] (S:断面積[m2]、L:導体長[m]、ρ:銅の固有抵抗[Ω・m]) ただし、高周波領域になると表皮効果や集合効果の影響により、導体 の表面に集中して電流が流れるため、上式より抵抗は大きくなります。

<インピーダンス>

伝送線路中の信号(反射した信号も含める)についての電流と電圧 の関係を示す値で、信号の流れにくさを表します。 Z = V(x) / I(x)

<特性インピーダンス>

無限に長い伝送線路をその端から見た時の等価的なインピーダン スを特性インピーダンスといいます。 Z0 = 㲋( (R + jωL) / (G + jωC) ) 㲈 㲋(L / C)       (ただし、R<<ωL、G<<ωC) 2.1.3 インダクタンスL 電流が流れている導線には必ず磁束が発生します。これにより生じ る自己インダクタンスを意味します。 L=0.0002 l{2l/(W+t)+0.2235((W+t)/l)+0.5} [μH] (t:厚さ[μm]、W:パターン幅[mm]、l:長さ[mm]) 2.1.4 コンダクタンスG 導線間の漏洩抵抗を意味します。 導体間の誘電体の持つ抵抗成 分に対して、電気の流れやすさを表します。 G = 1 / R 2.1.2 静電容量C 導体間の電荷を蓄えられる量を意味します。 C = ε(S / d) [F] (ε:誘電率、S:導体の平行部分の面積、d:導体間の距離)        2.1 伝送線路の電気回路特性 周波数の高い(MHz帯)信号においては、伝送線路は電気回路とし て振る舞います。

http://www.cybernet.co.jp/eda/apd/tech/si01.shtml

L R L R L C I (x) △x G C G C G R

続きは WEB へ!

3.1 Layout Cross Sectionでのインピーダンス計算

PCB EditorメニューのSetup > Cross-section <単線の特性インピーダンス計算方法> ①層構成と材料物性値を設定する。 ②Width欄にライン幅を入力すると、特性インピーダンスが計算さ  れImpedance欄に表示されます。  (Impedanceにターゲットインピーダンスを入力すると、ライン  幅が計算されます。)

(9)

PCライフサイクル管理ソリューション

■ 解説編

ネットワークソリューション部 第一営業グループ TEL 03-5978-5453  E-mail [email protected]

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PCライフサイクル管理ソリューション

WinINSTALL Desktop Availability Suite  (WinINSTALL DAS)

WinINSTALL Desktop Availability Suite(WinINSTALL) は、PCライフサイクル管理ソリューションとして、IT資産管理やデ スクトップ管理とは違った次世代ソリューションです。 アメリカではすでに多くの実績を持ち、このたび2007年2月頭に 日本でもリリースされました。ここではWinINSTALLにおけるメイ ン機能3つをご紹介いたします。

1. PXEによるOS自動セットアップ

PXE(Preboot eXecution Environment)規格を利用した、 ネットワーク上から空のPCに対して自動でOSをセットアップする 機能です。 OSのセットアップと同時にサービスパック・セキュリティパッチの インストールを行うことも可能なため、セキュリティレベルの高い 状態にてPCのセットアップを完了することが可能です。また、指定 したアプリケーションを一緒にインストールすることもできるた め、直ぐに業務で利用可能な状態にすることができます。 新規PCのキッティングやOS環境移行時のマイグレーション作業 における工数を大幅に削減できます。

2.

アプリケーションの自動配布

任意のアプリケーションやファイル・レジストリなどをスケジューリ ングにより自動配布する機能です。標準搭載の強力なパッケージン グ機能により配布物を簡単操作でMSI形式にパッケージングし、ク ライアントへの配布を行います。MSI形式にパッケージングすると 以下のようなメリットがあります。   ● Wizardを出さないインストレーションを実現するため、ユー   ザの操作が必要ない。   ● アンインストール、ロールバックが容易なため、簡単にインス   トール前の状態に戻すことが可能。   ● インストールテンプレートを作成できるため、部署毎に違う設   定のインストレーションを行うことが容易。   ● etc 配布の実施は管理者主導の強制配布(Push型)によるインストー ルと、ユーザによる任意実行(Pull型)によるインストールの両方が 選択可能です。

3.

バックアップ/リストア

ユーザが使用しているPCの環境設定やアプリケーションデータ、 独自のデータ等を定期的に自動バックアップしておき、いつでもリ ストアできる機能です。 PCがクラッシュした場合や新しいOSへの移行作業時に威力を発 揮し、簡単にユーザ個別の環境や情報を復元することができます。 バックアップ設定(バックアップ対象の指定や、スケジュール等)は、 専用画面にてチェックを入れていくだけの簡単な操作にて行うこと が可能です。 事故が起きてからは遅いのです。ぜひ、WinINSTALLにてしっかり バックアップし、万全の体制を整えてください。 製品詳細については、下記URLをご参照ください。

http://www.cybernet.co.jp/wininstall/

導 入 新PCへ移行 廃 棄 WinINSTALLのカバー範囲 IT資産管理ツール デスクトップ管理ツール パッチ適用ツール クローンツール クローンツール バックアップツール パッチ適用 トラブルにより再セットアップ アプリケーション 追 加 PCライフ サイクル イベント

(10)

1.

はじめに

 前回はスライディングモード制御(以下SMCと略記します)と はどのようなものか概説しました。第二回目の今回は、SMCの設 計手順を概説します。  SMC設計は、制御対象の状態空間表現に基づいて行われ、多 くの行列計算が必要となります。このような場合MATLABを用い ると簡単に設計できます。SMC設計に特化したToolbox(2)も提供 されています。そこで以下ではまず設計手順を概説し、その後 MATLABを用いた簡単な設計例を示します。

2.

スライディングモード制御の設計概説

2.1 設計手順とモデリング

 図1は前回の解説で用いたものであり、SMCによる典型的な位相面 状態軌道を表しています。このような状態挙動は、次式で定義する           (1) の正負により、入力を不連続に切り 換えることで生じます。状態は

σ=0

で定義される超平面に向かい(図 中P→Q)、そしてこの超平面上を滑 るように原点へ向かいます(図中Q →O)。したがってSMCにおいて設 計者が行うことは、「Sの設計、すな わち切換超平面の設計」と「それに 状態を向かわせ、拘束する入力の設計」の二つです。  以下では上記二つの設計を順に説明します。そのための準備として、 設計に都合が良いように、制御対象を以下の形でモデリングします。        (2) 公称系を線形系とするのは、特に切換超平面を設計しやすいからで す。またSMCは、マッチング条件を満たす摂動に対して非常にロバス トです(脚注※1)そこで、マッチング条件を満たす摂動とそうでない摂動 とを分けておきます。例えば入力外乱、DCモータのインダクタンス 変動や、アクチュエータのコンプライアンスなどはマッチング条件を 満たす摂動としてモデル化できます。

{

( )

( )

( )

( , , )

( , )

range( )

t

=

t

+

u t

+

t

u

+

t

x

Ax

B

d

x

f

x

d

B

&144424443 14243

公称系 マッチング条件 を満たす摂動 マッチング条件 マッチング条件 を満たさない摂動

( )

t

σ

( )

t

( )

t

σ

= Sx

(

1

)

:

(

)

S

=

n

A

I

B SB

S A

A

B

2.2 SMC設計1 『切換超平面設計』

 紙面の都合上、導出過程は省略しますが、切換超平面の設計問題は次の行列        (3) の固有構造設計問題となります(脚注※4)この行列  がスライディ ングモード状態の動特性を決定するためです(脚注※2)。 、 は既定 の行列ですので、設計変数は であり、また式(3)から の設計問 題は線形制御の範疇であることが分かります。実際に、線形制御理 論の知見に基づいた以下のような設計手法が提案されています。   ● 極配置法による手法    最適制御理論による手法   ● システムの零点を用いる手法 周波数整形による手法  以下では極配置法による手法を間単に説明します。まず       を次式のように分割します。 適当な座標変換によって、公称系を次式のように変換することができます。        (4) ここで        は以下です。 スライディングモード状態では、   、   が成立しますので、 式(4)においてこれを考慮すると次式を得ます。       (5) これがスライディングモード状態の動特性を表します(脚注※3)。式(5)の 行列        が所望の極を持つように設計パラメータ     を決定します。以上が極配置法による設計法です。

2.3 SMC設計2 『制御入力の設計』

 次は入力の設計です。基本的なアイデアは、「切換超平面上に 状態があるとき切換関数は0である。よって切換関数を0とする ように入力を設計すればよい」ということです。そこで以下の条件 を使います。        (6) これは「切換関数は必ず零に向かって変化せよ」という条件です。 ここで       ですので,式(2)の両辺に を乗じて式(6)へ 代入すると次式(脚注※5)を得ます。        (7) ただし,Bd(t,x,u)=d(t,x,u)です。 S

A

S

S

,

,

,

x A

S B

[

]

1 11 12 1 1 2 2 21 22 2

,

,

,

=

=

=

=

x

A

A

B

x

A

B

S

S S

x

A

A

B

1 11 12 1 2 21 22

0

=

+

σ

σ

x

A

A

x

u

B

A

A

%

%

&

%

%

%

&

11

,

A

%

A

%

12

,

A

%

21

,

A

%

22

,

B

%

2 1 1 11 11 12 2 1 12 12 2 1 21 1 11 2 21 1 12 2 22 2 1 1 22 1 12 2 22 2 2 2 2

,

(

) (

)

(

)

,

− − − −

=

=

=

+

+

=

+

=

A

A

A S

S

A

A S

A

S A

S A

S A

S A

S

S

A

S A

S A

S

B

S B

%

%

%

%

%

0

σ =

&

σ =

0

(

1

)

1

=

11 1

=

11

12 2− 1 1

x

&

A x

%

A

A S S

x

1 11 12 2 1 −

A

A S

S

1 2− 1

S

S

( ) ( )

t

t

0

σ

σ

&

<

( )

t

( )

t

σ

&

= Sx

&

S

(

)

( )

t

( )

t

u t

( )

( )

t

( , , )

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u

σ

SAx

+

SB

< −σ

SBd

%

x

図1 SMCによる位相面軌道 P Q O

y

y

※1.マッチング条件に関するロバスト性は、等価制御入力を導入して説明されることが多いので すが、ここでは直感的な説明をしてみます。例えば観測外乱の影響をなくしたい場合、観測した信 号をフィルタリングしてから使うのが妥当な対処法です。つまり、摂動(外乱)の対処は、それが生 じる場所のすぐ近くで行うのが最も効果的です。逆にいうと、対処可能な場所の近くで生じる摂動 (外乱)ほど適切に対処できるということです(手が届く範囲にあるものは動かしやすいです)。制 御系内で生じる摂動は制御入力で対処するわけですが、このとき制御入力の影響を多く受ける摂 動は、対処しやすい摂動なわけです。制御入力はBu(t)というように行列Bを介して制御系に影響を 与えますので、同様にBd(t)という形で現れる摂動は最も対処しやすい摂動といえます。この「Bd(t) の形で表される摂動」がマッチング条件を満たす摂動です。蛇足かもしれませんが、制御入力は摂 動にばかり対処しているわけには行きません。「一定の回転数で回れ」などという指令を与えなけ ればなりません。実はここにトレードオフがあり、指令を適切に与えながら同時に摂動も適切に対 処することは難しく、特に線形制御ではこのトレードオフは克服できません。SMCは切換関数に基 づく非線形(切換)入力により、このトレードオフを克服しています(マッチング条件を満たさない 摂動にも有効な場合が多く有りますが、注意が必要です)。 ※2.スライディングモード状態の動特性は       で表すことができます。これは   とい う条件から導かれます。詳細は文献(1)p.33-35や文献(3)p.44-46などをご覧ください。 ※3.この行列は  よりも次数が少なくなります。実は  はフルランクではなく、式(5)の行列の固 有値と0固有値を持ちます。 ※4.通常はこの行列の固有値だけを考慮しますが、マッチング条件を満たさない摂動に対するロ バスト性を考慮する場合には、固有構造も考慮します。詳しくは文献(1)のp.68∼を参照ください。 S A AS ( )t = S ( )t x& A x σ =& 0

リレー解説「スライディングモード制御」

第2回:スライディングモード制御設計の概説

■ 解説編 x=[ y y]T , S=[1 1]

&

式(1)において

%

(11)

CAE技術研究室 TEL 03-5978-5571 E-mail [email protected] 本記事についてのお問い合わせは 上式を満たす入力   を設計すれば、それが目的の入力です。さま ざまな設計法がありますが、典型的には次式のように入力の形を決め        (8) 式(7)を満たすように    を決定します。  以上を整理します。式(8)を式(7)に代入すると の満たすべき 条件式          を得ます。よってこれを満たす を 用いて式(8)の制御入力を与えます。このとき式(6)が満たされ、つま りは切換超平面に状態を到達させ、拘束することができます(脚注※7)

3. DCモータの速度制御

 例題としてDCモータ(図2)の速度制御を行います。インダクタ ンスが摂動する場合を考え、これに対してロバストな制御系を設計 します。定常偏差補償のために、積分動作を用いたスライディング モード追従制御を設計します(脚注※6)  まずDCモータを式(2)の形でモデリングします。インダクタンス の摂動率を次式で定義します。       (9) さらに負荷抵抗 も公称値  と変動  によって         とします。このとき摂動も含めたDCモータは、式(2)と同様に次式 のモデルで表現できます。         (10) 上式中の 、 、 、 、 は以下のとおりです。 式(10)から、インダクタンスの摂動はマッチング条件を満たす摂動 であることが分かります。一方負荷変動はマッチング条件を満たし ませんが、この例の場合は問題はありません。モデリングが済むと、 次は前述の手順で切換超平面・制御則を設計します。  ここではEdwardsらによって提供されているSliding Mode Control Matlab Toolbox(2)を利用します。設計を行うm-file、数

値シミュレーションのためのSimulinkモデルおよび結果を図3に示 しました。インダクタンス値は10%増加(    )、負荷は1.25秒 から2倍になっています。摂動にもかかわらず回転数は目標値によ く追従していることが分かります。

( )

u t

(

)

1

( )

(

)

( )

sgn

( )

u t

= −

SB

SAx

t

− ρ

σ

t

0

ρ >

ρ

ρ

( , , )

t

u

ρ > SBd

%

x

0 0

:

,

:

:

L

L

L

L

L

L

ξ

=

 

公称値

インダクタンス摂動項 負荷摂動項 実値

b

b

0

b

Δ

b

=

b

0

+

b

Δ

{

( )

t

=

( )

t

+

u t

( )

+

( , , )

t

u

+

( , )

t

x

&

Ax

B

Bd

x

f

x

14243

x A

B d

f 0 0 0

( )

0

( )

,

,

( )

1

t a e

t

b J

K

J

t

i t

K

L

R L

L

ω

=

=

=

x

A

B

[

]

(

)

( , , )

t

u

= ξ

L

0

K

e

R

( )

t

+

u t

( )

d

x

x

0

( , )

( )

0

0

b

t

= ⎢

Δ

t

f

x

x

図3 MATLABによるSMC設計と数値シュミレーション結果 図2 DCモーターモデル

e

K

J

i Kt u L R 電流 抵抗 インダクタンス :トルク定数 Ke:逆起電力定数 イナーシャ 回転角速度 入力 電圧 DCモータのSMC設計 Simulinkモデル SlidingModeToolboxのintacコマンド ControlSystemToolboxのackerにより 極配置を行いSを設計 SlidingModeToolboxのcontilaコマンド

5. おわりに

 スライディングモード制御の設計手順を概説しました。紙面の都 合上細かい説明は省略いたしました。特に不連続入力に起因する チャタリングなどの問題や、状態を直接観測できない場合のオブ ザーバを用いた構成などは実用上重要です。これらの詳細は文献 (1)や(3)などをご参照ください。  次回は実際的な応用例や研究例をいくつか紹介する予定です。 参考文献

(1)C. Edwards and S. K. Spurgeon: Sliding Mode Control, theory and applications, Taylor & Francis(1998)

(2)C. Edwards and S. K. Spurgeon: Sliding Mode Control Matlab T o o l b o x : 以 下 の w e b ペ ー ジ で ダ ウン ロ ード が 可 能 で す ( 無 料 ) http://www.le.ac.uk/eg/ce14/vscbook/mfiles.html (3)野波,田:スライディングモード制御,コロナ社(1996) ※5.簡単のためマッチング条件を満たさない外乱は省略します。 ※6.この場合、積分器の状態も含んだ拡大状態空間モデルに対して前節の手法を適用します。詳 細は参考文献(1)のp.82などを参照ください。 ※7.したがって摂動d(t,x,u)のノルム最大値が既知である必要があります。 数値シュミレーション結果 ■ 解説編 0 0.5 1 1.5 2 2.5 -1.5 -1 -0.5 0 0.5 1 1.5 0 0.5 1 1.5 2 2.5 -20 -10 0 10 20 Time ( sec ) Control Input ( V ) Speed ( rad/sec )

0.1

ξ =

%

(12)

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■ 技術編

Data Acquisition Toolboxは、一般的にデータ集録ボードと 呼ばれる、A/D変換ボードで取得した信号を直接MATLABへ 取り込む、または逆にMATLABで作成した信号をボードから出 力する際にご利用いただくツールです。R2006bからは、以前か ら多くのお客様よりご要望をいただいておりましたSimulinkモ デ ル へ 直 接 信 号 を 入 出 力 するた め の 機 能として 、D a t a Acquisition ToolboxのSimulinkブロックライブラリが追加 されました。これらのSimulinkブロックを利用することにより、 A/D変換ボードで取得した実世界のデータを、容易にシミュレー ションに利用することが可能となります。

Data Acquisition ToolboxのSimulinkブロックライブラリは、 Analog Input、Analog Output、Digital Input、Digital Outputの4つのブロックを提供しています(図1)。

例えば、モデルウィンドウにData Acquisition Toolboxの S i m u l i n kブロックライブラリからドラッグアンドドロップで Analog Inputブロックを配置すると、PCにインストールされてい るData Acquisition Toolbox でサポートされるA/D変換ボー ドを自動で認識し、ブロック名として表示します。Windowsサウン ドカードがインストールされている場合には、winsound が反映 されます(図2)。

Data Acquisition Toolbox2.9新機能

ブロックパラメータを設定するには、ブロックをダブルクリックす ることで設定が可能です。 Windowsサウンドカード以外のデータ集録ボードを利用する場 合には、Device にあるプルダウンメニューよりボードが選択で きます。その他に、データ集録モードの同期、非同期、サンプル レート、表示させるチャンネル数などを設定することができます (図3)。

これまでData Acquisition Toolboxを利用する場合には、 MATLABのコマンドウィンドウより、コマンドを入力するかまたは Mファイルでプログラムを作成する必要がありました。そのため、 Simulinkで使用するには労力を要しましたが、これらのブロック を利用することにより、本Toolboxをより簡単にシミュレーション に利用することが可能となります。

また、Data Acquisition Toolboxをサポートするデータ集録 ボードは、随時追加されています。アドバンテック株式会社および 株式会社コンテックにご協力を頂いた「計測パッケージ」をご紹介 していますので、この機会にぜひお試しください。 計測パッケージの詳細につきましては、下記をご参照ください。 http://www.cybernet.co.jp/matlab/solution/applications/t_m/t_mpack.shtml 図3 Analog Inputブロックのパラメータ設定 図1 Simulinkブロックライブラリ 図2

(13)

■ 技術編

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MATLAB/Simulinkの高速化 ∼分散・並列ソリューション∼

Distributed Computing Toolbox3.0の新しい機能として、限定 的な利用に限られますがパラレルモードがあります。これまでは、計 算ノード間の通信をさせるような並列計算を行うには、ユーザ自身 がプログラムの並列化を行う必要がありましたが、このパラレル モードを利用することにより、メモリや計算作業を自動的にクラスタ に割り当てて結果を返してくれるようになりました(図2)。つまり、 ユーザは、並列計算を意識することなく、普段MATLABを利用する 時と同じように関数を入力してハードウェアリソースを有効活用す ることができます。現在はScaLAPACKをベースに約150の関数 が対応をしていますが、今後もさらに機能が拡張される予定です。 なお各種ハードウェアベンダーともパートナーとして、製品評価時 のハードウェア提供や、ベンチマークの取得などにご協力をいただ いております。ぜひ、ご評価ください。 図2 パラレルモードを利用した並列計算

Distributed Computing Toolbox 3.0のご紹介

大規模なデータを用いた計算や、何度も繰り返し実行しなくてはな らないシミュレーションの時間を短縮させるにはさまざまな方法が ありますが、Distributed Computing Toolboxは開発期間の短 縮に大きく貢献します。Distributed Computing Toolboxを利用 して、MATLABで作成されたプログラムやSimulinkモデルの分 散・並列処理を行うことにより、複数のマシンを利用してMATLAB アルゴリズムを計算させることが可能です。 分散可能なアプリケーションとしては、シングルタスク・マルチイン プットといったものになります。開発されたアルゴリズムに対し、パ ラメータを変更しながら同じプログラムを計算するといった場合 に、複数のマシンを利用することによりトータルの計算時間が短縮 されます。また、マシン同士の通信が必要な計算にも対応すること が可能です。 プログラム自体を分散できない場合には、負荷分散としてのご利用 していただくことができます。MATLABの計算実行中やSimulink のシミュレーション中に、使用している端末が計算に占有されてし まう場合に、計算処理を計算用の端末に投入します。そして使用し ている 端 末 で は 、他 の 作 業 を 行うことが 可 能となります 。 Distributed Computing Toolboxでは、Simulinkモデル自体を 分割して計算させることや、サブモデルごとに分けて計算をさせる ことはできません。しかし、いくつものモデルをシミュレーションする 場合には、各計算ノードに各シミュレーションを実行させることが 可能なので、全体で見た計算時間が短縮されます。

Distributed Computing Toolboxで設定された分散・並列計算 を実行する端末には、MATLAB Distributed Computing E n g i n eをインストールします。M A T L A B D i s t r i b u t e d Computing Engineの入った端末は、MATLABプロダクトファミ リのほぼ全ての計算を実行することが可能です。そのため、複数の Distributed Computing Toolboxユーザで共有して利用するこ ともできます。製品には標準でシンプルなスケジューラが付属され ていますが、プラットフォームコンピューティング社のLSFや、マイ クロソフト株式会社のMicrosoft Windows Compute Cluster Serverをサポートしていますので、MATLABからこれらスケ ジューラの機能を利用することが可能です(図1)。

図1:Distributed Computing Toolboxを用いてジョブ やタスクを定義するクライアントマシンと、MATLAB Distributed Computing Engineとの相互関係。

(14)

有限要素法解析プログラム

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