中央清算型 OTC 金融商品
2013年1月
• CME Group の概要
• 世界の店頭取引(OTC) のソリューション
• スワップ執行ファシリティ(SEF)のワークフローと
CME Groupのソリューション
• CME Clearing Europe(CMECE) の概要
• 補足情報
CME Groupは多種多様の派生商品を扱う、世界を代表する取引所です。
ビジネスリスクの管理、相場の上下による損失の回避、価格変動性から身を守るために、
世界中から企業や団体、個人が集まっています。
CME Group について
世界に広がる当グループの事業範囲
150
11
グローバル
ハブで接続
12
提携取引所
との関係
アクセス
国数
世界が認める適格中央清算機関
CMEグループのグローバルな清算ソリューションは監督当局の認可を受けています。
• 2013年8月、商品先物取引委員会(CFTC)や欧州証券市場監督局(ESMA)などの世界的な監督当局は、
クロスボーダーガイダンス(国境を越えた指導)を発表、清算および報告の規制について互いに承認
する方針が整いました。
• CME Clearingは2007年6月以来、英金融サービス機構(FSA)の認可を受けた海外清算機関(ROCH:
Recognized Overseas Clearing House )として事業を行っています。
• 2013年9月、CME Clearingは新たな欧州市場インフラ規制(EMIR)による管理体制において、
第三国中央清算機関(CCP)の申請を行いました。
• すでにROCHでありEMIRに第三国中央清算機関を申請済みであることから、 CMEはEMIR89条4項
により、2014年6月15日またはそれ以前に欧州証券市場監督局(ESMA)から認可を受ければその日
まで事業継続が許可されています。
適格中央清算機関
• CME Clearingは適格中央清算機関の制定規準を満たしています。
• 世界各国の監督当局と共に認可に関する取り組みを行っています。
• 先の認可や規制に関する活動に加えて、バーゼル銀行監督委員会のガイダンスにより、世界中の顧客
がCMEに対するエクスポージャーを、優遇資本の扱いを適用できる適格中央清算機関に対するもの
として扱うことができます。
グローバルな清算機関
CME Clearing は、世界中の数多くの監督当局と認可や承認の体系について協議しています。
CME CLEARING US
取引所: CME MARKETS
(CME、CBOT、NYMEX)
店頭取引: 商品取引、金利スワップ(IRS)、
クレジット デフォルト スワップ(CDS)、
通貨
清算会員 (先物取次業者(FCM)/
デリバティブ清算会員(DCM)
米国居住者または米国外居住者
清算会員 (ブローカー/銀行)
米国法
業者取次(FCM)型
清算
執行
顧客
清算会員
店頭取引*: 商品取引、金利スワップ(IRS)、
クレジット デフォルト スワップ(CDS)、通貨
欧州居住者または米国外居住者
英国法
取引所: CME Europe
(当局認可申請中)
相対取引型
CME CLEARING Europe
顧客のニーズを基に清算方法を選択できます
顧客のニーズに合った最高のソリューションを提案します。
顧客重視
• 金利スワップ(IRS)、クレジット デフォルト スワップ(CDS)、通貨および商品取引を対象に世界
中のマルチ資産クラスの対応手段を提案
• 顧客へダイレクトに報告する高い透明性
• 現地時間に合わせたグローバルの顧客サービス体制
証拠金の効率性
• 顧客の証拠金は、5日間ヒストリカル法によるバリュー アット リスクの概念に基づきます。
• IRS対ユーロドルおよび米国債先物のポートフォリオ単位の証拠金差し入れにより、資本効率性
を高めます。
柔軟な管理
• あらゆる時間帯にリアルタイムの清算取引が可能
• 費用対効果が最も高い手段により、トレードエラーを最小限に留めるよう柔軟な対応を顧客に
提供できる、唯一の清算機関
• 通常業務では清算取引に対する事前の資金提供は不要
• 持ち高の自動移管により、債務不履行発生時の管理が容易に
顧客資産の保護
CME Groupが顧客から選ばれる理由
世界の415超の市場参加者 が、当グループの
OTC清算手段で、これまでに16兆2,000億
ドルを越える清算を行っています。代表的な
市場参加者は、
• 145+ ヘッジファンド
• 60+ 地方銀行
• 95+ 運用会社
• 30+ 登録スワップ業者
• 30+ 保険会社
• 20+ 不動産投資信託
• 10+ 政府支援法人
他に年金基金、寄付団体、政府系ファンド、法人、
専門取引会社など
取組高の増加は顧客の需要が原動力
取組高は増加傾向にあり、6月の3兆ドルから12月
には9兆1,000億ドルに、市場占有率は28%(6月)
から53%(12月)に増えています。
OTC IRS 取組高
3月11日 –顧客清算委託 区分1
• スワップ業者
• 大手スワップ参加者
• アクティブ運用ファンド
6月10日 –顧客清算委託 区分2
• 商品ファンド
• ”アクティブ運用以外のファンド”
• ”第三者以外のサブアカウント”
“銀行によるものが大多数
9月9日 –顧客清算委託 区分3
• 第三者のサブアカウント
• 年金基金
• その他最終参加者すべて
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
8.0
9.0
10.0
Jan
Feb
Mar
Apr
May
Jun
Jul
Aug
Sep
Oct
Nov
Dec
マーケット
シェア
取組高
CME Clearingは、市場で有力な確認プラットフォームおよびスワップ執行ファシリティ
と直結します。
提携パートナー
CME Clearingに接続するプラットフォーム
C
ME
C
le
aring
OTC清算会員
中央清算型 OTC 金利スワップ商品の範囲
現在の取扱い商品
固定/変動*
期間
指数
ゼロ クーポン スワップ
通貨
年
月
米ドル | ユーロ | 英ポンド
50年
11
15
31
51
1
3
6
USD
LIBOR
オーバーナイト インデックス
スワップ (OIS)
EUR
EURIBOR
米ドル | ユーロ | 英ポンド | 日本円
30年
GBP
LIBOR
CAD
CDOR
ベーシススワップ
JPY
LIBOR
米ドル | ユーロ | 英ポンド | 日本円
51年
CHF
LIBOR
豪ドル | 日本円
31年
AUD
BBR
フェドファンド金利対ロンドン銀行間
取引金利(Libor (米ドル))
30年
SEK
STIBOR
DKK
CIBOR
金利先渡取引 (FRA)
NOK
NIBOR
米ドル | ユーロ | 英ポンド | 日本円
3日から3年
NZD
BBR
HKD
HIBOR
SGD
SOR-VWAP
HUF
BUBOR
今後の展開
CZK
PRIBOR
2014年初め: ブラジルレアル、スワップション
PLN
WIBOR
ZAR
JIBAR
MXN
28日間
TIIE-BANXICO
清算適格な北米のCDS商品
• 2013年末 – CME Groupでは、クレジット デフォルト スワップ(CDS)を対象に改良
した証拠金概念について、当局からの承認を目標にしています。
• 2014年初め –当局による承認後、北米個別銘柄および欧州クレジット デリバティブ
インデックス(Itraxx)を含めた幅広いCDS商品の提供を予定しています。
中央清算型 OTC クレジット デフォルト スワップ商品の範囲
商品
範囲
状況
クレジット デリバ
ティブ インデックス
投資適格指数
(CDX IG)
シリーズ 8
期間 7年および10年
清算適格
シリーズ 9 – 12
期間 5年、7年および10年
清算適格
シリーズ 13 – 21
期間 3年、5年、7年および10年
清算適格
クレジット デリバ
ティブインデックス
ハイ イールド
(CDX HY)
シリーズ 11 – 21
期間 5年
清算適格
12のOTC先渡為替取引(通貨N
D
F取引)
26のOTC 通貨 現金決済型 先渡取引
• 米ドル決済: ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドル、英ポンド/米ドル、米ドル/スイスフラン、
米ドル/スウェーデンクローナ、米ドル/デンマーククローネ、ニュージーランドドル/
米ドル、米ドル/ノルウェークローネ、米ドル/香港ドル、米ドル/ハンガリーフォリン
ト、米ドル/イスラエル ニュー シェケル、米ドル/メキシコペソ、米ドル/シンガポー
ルドル、米ドル/ポーランドズロチ、米ドル/南アフリカランド、米ドル/チェココルナ、
米ドル/トルコリラ、米ドル/タイバーツ
• 米ドル以外、取引日+1日決済の通貨: 米ドル/カナダドル、ユーロ/英ポンド、ユーロ/
豪ドル、ユーロ/スイスフラン
• 米ドル以外、取引日+2日決済の通貨: 米ドル/日本円、豪ドル/日本円、ユーロ/日本円、
カナダドル/日本円
中央清算型 OTC 通貨商品の範囲
*すべて米ドル決済
ブラジルレアル フィリピンペソ
マレーシアリンギインドルピー
韓国ウォン
中国人民元
インドネシアルピア台湾ドル
チリペソ
コロンビアペソ
ペルーヌエボソルロシアルーブル
標準的先物取引の高い資本効率、柔軟な管理対応が可能な金利スワップ取引
商品概要
• 受渡決済可能スワップ先物(DSF)
は、運用会社のみならず取引業者
からの強力な支持を受け、2012年
12月に取扱いを開始しました。
• 米ドル建て、IMMデート満期の
四半期次取引、主要基準取引の
満期は2年、5年、10年、30年。
• 満期時に、未決算残高はすべて
CME Group清算金利スワップで
受け渡し。
• 約25%が清算金利スワップの
受け渡しを実行。
• 今後の展開: 7年および15年物、
ユーロ建てDSF
受渡決済可能スワップ先物
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
70,000
80,000
90,000
100,000
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
10,000
取組高
日次平均出来高
Non-Roll Period ADV
Roll Period ADV
報告および証拠金のツール
CME Groupでは安全なFTPサイトを通して日次報告書を直接取得でき、顧客は必要なOTCデータを自社の社内システム
に完全に統合することができます。
Trade Registerを通して残高報告書を作成
• 取引終了後、すべての清算会員が保有するあらゆるIRS残高について時価評価を行います。既存の取引および同日清算
の新規取引も対象になります。
• 米国東部標準時の午後4時45分に報告書の取得が可能になります。顧客および承認を受けた管理者または保管人は、
日次純資産額報告書を完成させることができます。
金利スワップカーブデータ
• CMEのIRS評価は非常に分かりやすく明確です。例えば、金利カーブの構築に係る詳細かつ信用できる報告書を作成、
顧客はIRS評価に使用する金利カーブを再現、IRS残高の価値を計算することができます。
• 安全なFTPサイトから、すべての通貨の日次IRSカーブデータを入手することができます。例えば、予想金利カーブと
ディスカウントカーブの両方の構築に用いる数値や、構築したカーブからは先渡金利や割引率などが日次で得られます。
顧客毎に証拠金を管理
• 顧客は、先物取次業者(FCM)に預託する正確な証拠金必要額を入手することができます。
セキュアFTPサイトの設定は、CME オンボーディンググループ(
[email protected]
)、電話
(312) 338-7112) までご連絡
ください。
CME CORE 証拠金ツールは、IRSおよびCDS ポートフォリオの当初証拠金を計算するウェブベースのツールです。
• 仮のポートフォリオで持ち高を追加または削減する場合の証拠金の変動について、「想定」分析を行います。
• CME Margin Optimizerの改良
• CME COREはまもなく改良により、IRSポートフォリオの証拠金が最も有効活用される計算を行うようになります。
• 顧客はIRSおよび先物のポートフォリのアップロードが可能です。OTC清算スワップに入るための、ユーロドルや米国
債先物の最適配分を示す報告書を作成、ポートフォリオリスクの最小化、そして証拠金の削減を行います。
世界の資本規制強化に対するソリューションを提供
• CME Groupは20年以上に渡り、様々な口座間証拠金振替プログラムを取扱いました。
• 市場を代表する金利商品の扱いや2010年の中央清算型OTC金利スワップの導入により、CMEグループ
は、中央清算型OTC金利スワップ、ユーロドル金利先物、米国債先物について、顧客と取次業者の
どちらにも高い資本効率性を提供することができます。
他社にはない高い資本効率
• より高い資本効率を求める顧客は増加しており、現在では六社の清算会員がポートフォリオ単位の
証拠金を採用しています。
• ポートフォリオ単位の証拠金差入によるリスク削減効果は資本効率に現れます。資本効率90%という
業界でも類のない効果が、複数の特定のポートフォリオで見られました。
- 現在、総リスク削減効果は当初委託金口座で10億ドルを越えています。
ポートフォリオ単位の証拠金の概要
取次業者を対象にし
たポートフォリオ
単位の証拠金を適用
顧客を対象にしたポート
フォリオ単位の証拠金を
適用
CME Optimizer
CME OptimizerをCME
COREと統合
2012年5月7日
2012年11月19日
今後の展開
受渡決済可能スワップおよび
清算型 IRS *を対象にポート
フォリオ単位の証拠金を適用
2012年9月21日
2013年2月
© 2013 CME Group. All rights reserved. © 2013 CME Group. All rights reserved. © 2013 CME Group. All rights reserved.
最高レベルの顧客資産の保護対策
CME Clearingは、米国FCM型の清算により顧客リスクの緩和を図る、業界のリーダー
です。
運用上の混蔵寄託を伴う
完全法的分別管理(追加
証拠金ネッティング不可)
運用上の混蔵寄託を伴う
完全法的分別管理(超過
預託可)
CME 保管口座*
• FCMの債務不履行時、顧客が当該FCMに開設する清算スワップ口座内では、債務不履行後に発生する
追加証拠金過不足について、 CME Clearingはネッティングを停止する。
• 追加証拠金のネッティング停止により、債務不履行でない顧客は残高を建てた状態で、可能な限り多く
の担保と共に他のFCMへ移管できるよう支援し、CMEは最良の顧客資産保護策を取る。
•
CME Clearingは証拠金の超過預託に対応、顧客が預託する担保すべての価値を保護する。
•
顧客のFCMは日次担保評価報告(CVR) を提出、各顧客口座の担保評価額を特定する。
•
第三者である保管口座を経由し、最終顧客がFCMに開設する口座に委託証拠金の差し入れを可能にする
ために、提案された保管口座。
•
最終顧客は保管口座経由で、保管口座の保有資産を証拠金の差し入れに利用できる。
•
CME保管口座取引の利用に際しては、 保管口座に関して、CME、FCM、最終顧客、保管銀行の四者間
による保管口座利用の取り決めを行うことになる。
運用上の混蔵寄託を伴う
完全法的分別管理(超過
預託可、資金移動を削減)
•
CME Clearingは証拠金の超過預託に対応、顧客が預託する担保すべての価値を保護する。
•
証拠金に係る日次処理を効率化、差し入れが必要な追加証拠金について超過担保での手当てが可能。
潜在的に日々の資金移動を排除。
•
清算会員を対象に追加証拠金を低減化、清算会社と顧客の資金調達負担の格差を削減。
*現在保留中
16
CME財務上の保障措置
IRS財務保障措置
債務不履行の清算会員による
IRS履行保証金
債務不履行の清算会員による
IRS保証負担金
1億5,000万ドル
IRS保証金対象のCME 指定拠出金
債務履行の清算会員によるIRS保証負担金
査定権限
評価損失額が3番目、4番目に多い
清算会員の損失額
基本的財務保障措置
債務不履行の清算会員による
基本的履行保証金
債務不履行の清算会員による
基本的保証負担金
1億ドル
基本的保証金対象のCME指定拠出金
債務履行の清算会員による基本的財務
保証負担金
査定権限
債務不履行1件につき保証金の275%
1CDS財務保障措置
債務不履行の清算会員による
CDS履行保証金
債務不履行の清算会員による
CDS保証負担金
500万ドル
CDS保証金対象のCME 指定拠出金
2債務履行清算会員によるCDS保証負担金
査定権限
評価損失額が3番目、4番目に多い
清算会員の損失額
IRS財務保障措置の適用商品
11億2,500万ドル
31億9,700万ドル
7億3,400万ドル
基本的財務保障措置の適用商品
CDS財務保障措置の適用商品
担保
ヘアカット(担保掛目)
現金(米ドル)
なし
米ドル以外の現金(ユーロ、英ポンド、カナダドル、
豪ドル、日本円、スイスフラン)*
5%**
英国、ドイツ、フランス、カナダ、日本、ス
ウェーデンが発行する国債
5%-10.5% (償還基準)
直近発行債券以外は1.5%上乗せ
米国債
0.5%-11% (償還基準)
直近発行債券以外は1.5%上乗せ
米国政府機関債
3.5%-7% (償還基準)
直近発行債券以外は1.5%上乗せ
米国政府機関発行の住宅ローン担保証券
11%
社債(IEF4)
20%
マネー マーケット ファンド(IEF2)
3%
銀行預金プログラム(IEF5)
なし
*後ろの3通貨はIRSのみに差し入れ可能
** 必要な追加証拠金の通貨と差し入れる現金の通貨が異なる場合、掛け目を適用
CME Clearingでは、顧客OTC口座で幅広い種類の担保が預託できます。
当初証拠金の担保について柔軟に対応
24時間体制で顧客をサポートします。
CMEグローバル本社
Chicago, IL
Client Services
+1 312 338 7112
NYMEXワールド本社
World Financial Center
New York, NY
CMEロンドン事務所
CMECE本社
One New Change
London EC4M9AF
United Kingdom
+44 20 33793199
アジア本社
Singapore Land Tower
Singapore 048623
+65 6593 5592
CME欧州取引情報蓄積サービスおよびCMEスワップデータ蓄積 サービスで、各監督当局への報告作成に
対応します。
•
金利、クレジット、通貨、株式、商品取引に渡る清算取引および相対取引の対応手段
全市場参加者を対象に、正確で簡潔、効率的で低コストの監督当局向け報告書作成手法を提供します。
•
信用性の高い報告作成システムとプロセス、広範囲に渡る規制対応経験
•
管理手数料および清算データ使用料は不要、取引手数料制
•
世界のどこでも満足できる顧客サービス
•
軽量型のCME ClearPortのテクノロジーと清算接続用のミドルウェアを最大限に活用
ストレート スルー プロセッシング
•
1回の通信で清算、報告、複数の監督当局対策に対応
•
完全照合済みの報告書
CMEスワップデータ蓄積サービス(SDR) – ドッド=フランク法
•
商品先物取引委員会(CFTC)から2012年11月20日に仮登録を受け、金利、クレジット、通貨、その他商品の資産クラス
を対象にSDRを行っています。
•
全資産クラスに対応、利用の多くは清算および清算以外のデータ
CME欧州取引情報蓄積サービス(ETR) – 欧州市場インフラ規制(EMIR)
•
CMEグループは、欧州証券市場監督局(ESMA)に対して、金利、通貨、クレジット、株式、商品取引に係る取引所取引
およびOTC取引のデータ蓄積業務の申請を行いました。
•
ロンドンを拠点とする法人として、現地のサポートスタッフが地域に合ったビジネスを行います。
CMEのグローバルデータ蓄積 (リポジトリ) サービス
cmegroup.com/etr
および
cmegroup.com/sdr
を参照ください。
スワップ執行ファシリティのワークフローと
CME Groupのソリューション
スワップ執行ファシリティ
顧客清算業務の流れにおける主な変更点と課題
執行前信用確認
•
スワップ執行ファシリティ(SEF)では、顧客の清算会員(CM)は、清算の確実性を提供する
ために、各取引について執行前の信用限度額の確認を行うことが求められます。この信用
確認は、CMおよびSEFが信用限度額を有効なものとしてリアルタイムで認めることが条件
になります。また、顧客が自ら先物取引業者(FCM)の限度額を複数のSEFに配分しなければ
ならないことがあります。
•
SEF外の業務フローでは、中央清算機関(CCP)へ取引の清算を依頼した後に、FCMの信用限度額の
確認を行います。
配分
• SEF外の業務フローでは、顧客は取引執行後に確認プラットフォームを利用して注文
を配分、その後、注文の清算申し込みを行います。SEF取引では、執行前信用限度
確認が求められるため、顧客は次のいずれかを行う必要があります。
•
執行前にSEFで大口注文を配分
•
CMEの一括注文の処理方法を利用して清算後に配分
約定拒否
•
CCPにより清算拒否になった注文は、無効と見なされます。処理上の問題で拒否された注文
は、特定の時間内に再度清算を依頼することができます。
•
SEF外の業務フローでは、清算を拒否された注文は取引日に再度依頼することができます。
SEFの業務フロー(事前承認あり)
顧客
執行業者(ED)
スワップ執行ファシ
リティ(SEF)
CME Clearing
House
商品
口座
信用
清算会員(CM)
(顧客)
清算会員(CM)
(ED)
2
2
3
5
4
5
5
(当業務フローに先行して) 取次業者(FCM)
から取引に係る信用の事前承認を受ける
SEFで顧客は執行業者(ED)と取引を執行
SEFはCMEへ取引の清算を依頼
商品、口座、およびCMEが設定する適用信用
限度を検証後、CMEはスワップの清算を受理
CMEからSEFへ「清算」通知を送信、SEFは
取引状況を約定当事者に表示
CMEから清算会員(CM)へ清算確認を送信
1
2
3
4
5
5
SEFの業務フロー(事前承認なし)
顧客
執行業者(ED)
スワップ執行ファシ
リティ(SEF)
CME Clearing
House
商品
口座
信用
清算会員 (CM)
(顧客)
清算会員(CM)
(ED)
1
2
2
3
4
4
4 5
5
6
6
6
口頭で顧客は執行業者(ED)と約定を執行
SEFに手作業で取引を入力
SEFからCMEへ取引の清算依頼を送信
CMEからSEFへ「取次業者(FCM)の承認待ち」
の通知を送信
「清算予定に同意」の通知を顧客とEDの
清算会員(CM)にそれぞれ送信
顧客とEDのCMスワップを受諾
1
2
3
4
5
4
CMEからSEFへ「清算」通知を送信、SEFは
取引状況を表示で顧客およびEDに通知
6
CMEからCMへ清算確認を送信
6
手法
内容
利点
信用限度額の
利用
• CMEは、清算会員へのすべての同意請求および
清算確認通知時に、信用限度額の利用状況を公表。
• CMEが設定する信用限度額を、清算会社はより明確に
把握。清算会社は顧客口座に係る信用限度額をより適切
に管理し、清算前後の約定拒否のリスクを削減できる。
一括注文
• CMEは、顧客が選ぶFCM「一時保有口座」の一括
または大口注文の清算を支援。
• 顧客は清算した大口注文を、複数の最終口座へ
配分が可能。
• 執行前に最終的な配分が決まっていない、または注文
管理システム(OMS)を経由してSEFに配分済みの注文を
送信できない顧客の場合、事後に最終口座への配分
が可能
注文の
グループ化*
• 顧客は、複数の相対取引(RFQ)や集中指値注文
システム(CLOB)において執行した異なる価格の
注文を、個別に清算依頼し、清算後にグループに
まとめることができる。
• CMEはこうした個々の注文をリアルタイムで相殺
し、注文全体の平均価格を算出。
• 平均価格による単一の新規注文として、顧客の
最終口座で清算。
• 顧客は、複数のSEFに跨る注文を柔軟に配分できる中で、
最終口座の確実な「最良執行」が可能。この手法を既存
の清算取引に利用し、顧客はポートフォリオのリスク
圧縮が可能。
複数注文
一括依頼*
• CMEは複数の注文について、「オール オア ナッ
シング」型の清算を支援。顧客は、複数の注文を
単一の清算依頼にまとめることができる。
• まとめた注文は、注文全体の受理が可能かどうか、
• 顧客は、FCM「一時保有口座」の条件を満たさなくても、
同様の機能の利用が可能になる。顧客は複数のRFQ、
またはCLOBで複数に分けて注文を送信できる。また、
送信した注文は複数の口座に配分する必要がある。この
先端を行くSEFとの統合
CME Groupの画期的なテクノロジーにより、運用会社はSEFの取引執行に順調に移行することができま
す。
最近の規制により、一括注文は執行後、速やかに清算へ送信する必要があります。
一括注文の概要
2
EDにより一括注文を申し立てを顧客に行う
顧客は一括注文を確認、同時に清算会員会社
(CMF)に開設する一括注文一時保有口座を選択
プラットフォームAからCME Clearingへ照合
済み取引を送信
CME Clearingは一括注文を検証
CMEからCMFへ清算通知を送信
CMEからプラットフォームへ清算通知を返信
1
2
3
4
5
b
5
5
a
顧客
ED
プラットフォームA
1
3
5b
清算会員会社(CMF)
(一括注文一時保有口座)
清算会員会社(CMF)
(ED)
CME Clearing
5a
5
一括注文一時保有
口座
ED口座 (自己勘定
)
商品の検証 口座の検証 制限の検証4
CME Groupが提供するソリューション
• 「一時保有口座」での一括注文の清算を支援します。
• 一時保有口座で一括注文を相殺依頼も、最終顧客口座への配分依頼も可能です。
• 四つの配分方法が利用ができます。
• SEFで配分を入力
• プラットフォームで配分を入力
• 清算会社が約定管理システム(DMS)の移管業務フローを利用して配分
• CME顧客サービスチームを経由する移管業務フローにより、スプレッドシートをアップロード
欧州の監督規制に沿った清算手段を提供します。
CME Clearing Europeは、世界中の顧客を対象に欧州の清算業務を行います。
• CME Clearing Europe (CMECE)は、CME Groupが完全所有する、ロンドンを拠点とする
清算機関です。
• ロンドン設立のCMECEは、米国以外の顧客を中心に、様々な商品を扱う清算機関として
サービスを提供することを目標にしています。
• 自社スタッフ、統括組織および資本において、優れた清算機関です。
• CME Clearing Europeはイングランド銀行の監督下で、OTC商品取引および金融デリバ
ティブを扱う認可清算機関(RCH)です。
CME Clearing Europeの概要
利便性
• 欧州の監督規制環境および英国法(破産法、清算機関の法定保護措置)を適用します。
• 欧州時間で対応します。
• 欧州の市場慣行に合ったサービスを提供します。
CME Clearing Europeは、OTCの清算業務で業界を代表するCME Groupの地位を基盤
に、エネルギー、金属、農産物、金利、通貨、クレジットに渡る幅広いサービスを提供
しています。
CME Clearing Europe – サービスの範囲
CME Clearing Europeが繰り広げるサービスの範囲
OTC IRS開始
2011年、
CME
Clearing
Europe
設立
Q1
2013
OTC 商品群を
継続的に拡大
Q2
2013
Q3
2013
Q4
2013
店頭取引
(OTC)
取引所
取引
OTC IRSの範
囲を拡大、CME
Europe*
OTCインフレスワップ/
OTC 通貨 /OTCスワップ
ション/OTC CDS **
清算委託開始
中央清算機関と
して認可
欧州市場
インフラ
規制
(EMIR)
バーゼ
ル規則
バーゼル規則の適
用*
Q1
2014
委託日
Q1
2013
Q2
2013
Q3
2013
Q4
2013
Q1
2014
Q2
2014
• 取引の交渉、執行、依頼を複数のプラットフォームを通してCME Clearingへ送信
• 取引清算後は、ストレート スルー プロセッシングで処理、リアルタイムで確認
• 取引関係者に関する重要事項を保護、どの市場参加者とも残高の反対売買は可能
• 二つの清算機関を経由し、IRS、CDS、通貨、商品取引を対象とする様々な資産クラスのソリュー
ションで柔軟に対応
誰もがアクセス可能なCMECEの清算ソリューション
CMECE IRS
清算会員
その他CMECE 清算会員
提携プラット
フォーム
CME Clearing Europeの中央清算型 OTC IRS商品の範囲
OTC IRS: 金融商品の範囲を拡大
現在の取扱い商品
固定/変動* 期間 指数 第二段階進行中* ゼロ クーポン スワップ 通貨 年 月 米ドル | ユーロ | 英ポンド 50年 11 15 31 51 1 3 6USD LIBOR オーバーナイト インデックス スワップ(OIS)
EUR EURIBOR 米ドル | ユーロ | 英ポンド | 日本円 30年 GBP LIBOR CAD CDOR ベーシススワップ JPY LIBOR 米ドル | ユーロ | 英ポンド 51年 CHF LIBOR 豪ドル | 日本円 31年 AUD BBSW 第二段階進行中* 金利先渡取引 (FRA) SEK STIBOR 米ドル | ユーロ | 英ポンド | 日本円
DKK CIBOR 3 Days – 3 Years
NOK NIBOR 第三段階 第三段階 – 2014年*