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正方形断面鋼製橋脚の水平2方向載荷ハイブリッド実験

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構造工学論文集Vol.56A(2010年3月) 土木学会

正方形断面鋼製橋脚の水平

2

方向載荷ハイブリッド実験

Bi-directional Loading Hybrid Test of Square Section Steel Piers

党紀*,中村太郎**,青木徹彦***,鈴木森品材料 Ji Dang, Tarou Nakamura, Tetuhiko Aoki, Moriaki Sutsuki

*工修,愛知工業大学大学院,工学部都市環境学科博士後期課程(干470-0392愛知県豊田市八草町 1247) **工修,大日本コンサルタント(千930・0175富山県富山市願海市 633) ***工博,愛知工業大学教授工学部都市環境学科(干470・0392愛知県豊田市八草町 1247) ****工博,愛知工業大学準教授工学部都市環境学科(〒470幽0392愛知県豊田市八草町 1247) 1n this paper, bi-directionalloading hybrid tests are c釘riedout to examine the response behavior of square shaped steel bridge piers under the prescript ground accelerations in the Design Specification of the Road Bridge. Each of these ground motions has 2 horizontal components. Both unilateral and bilateral excitations are imposed to 2.4m high steel piぽ modelswith a 450mm x 450mm section. 1t is found from the experiments that the bilateral excitation deteriorates也elateral force of the piers comp紅 白tounilateral excitation. Key Words: steel column, hybrid test, bi・αt1eralseismic, response behavior キーワード:銅製橋脚,ハイブリッド実験, 2方向地震動,応答特性 1.はじめに 1995年に発生した兵庫県南部地震では,高架橋の倒 壊や銅製橋脚の座屈そ損傷など土利高害防が大きな被 害を受けた.以後,市

3

震設計は大きく見直され, 1996 年に改訂された道路橋示方書・同角蹴V而標設計編1) では水平2方向からの│貴性力が同時に最大値をとる可 能性が低いことから,橋脚への水平2方向からの慣性 力を橋軸方向,橋軸直角方向それぞれ独立に作用させ て而張霊設計を行うとしている. しかし,実際の地震波は3方向成分を持ち,鉛直方 向の作用の影響は少ないとしても,水平2方向の地震 力が同時に作用する影響は未だに十分に明らかになさ れておらず,できるだけ期髄に近いサイズの橋脚の 挙動を実験的に明らかにしておく必要がある. 主1陪樹喬脚の水平2方向載荷の時穣性能実験に関する 従来の研究として,W:翻n出cらめは 15仇nmXI00mmの 比較的

4

型の角形鋼管10体を用いて,それぞれX方向、 Y方向、450 斜め方向、円形パターン、矩形パターン、 ダイアモンドパターン、プラス形パターンなどの繰返 し載荷を行い,水平2方向同時載荷の場合;1方向比例 載荷に比べ,強度の劣化が著しいことを明らかにして いる.永田と蹴互ら3)は,さらに,同じ供試体に対して, 兵庫県南部地震時に神戸海洋気象台で観測された地震 波加速度(以後JMAと呼ぶうのNS方向成分および E W 方 向 出 沌 そ れ ぞ れ 供 試 体 のX方向と Y方向に, 1 方向のみと2方向同時に入力するハイブリッド応答実 験を行った.その結果:, 2方向同時に入力する場合は水 平力が低くなり,応答性状は, X方向と Y方向に独立 入力する場合と大きく異なっている.しかし,そこで 用いられている実験弐験体は残留応力,初期変形の極 めて少なし叶型の角形鋼管である. 後藤ら4)は薄肉円形断面橋脚について,外形251mm ~259mmの供試体 4 体を用いて, 1方向および2方向 円汗織荷の履歴特性を調べてし、る. 一方,著者ら5)はよりサイズの大きい45伽lfllX 4 何5伽lfll,キ板瓦厚6mmの正方形断面 載荷ノパ《夕一ンを1方向のみ、斜め 22.5ゲ。、斜め 45デ。、 糊サ梯撒形玖、円形、楕円および方形の各パ夕一ンで、与えた 滞恥自変位繰返し載荷を行つた.この研究では,特に円 形載荷パターンで,1方向載荷より室際捕脚モデルの耐 力が半枕するという呉験結果が得られた 実地震波では,従来から多く行われている一方向載 荷でも,円形載荷パターンでもなく,それらの複合し た載荷となるため,このように大きな耐力低下はない と思われるが,2方向載荷の荷重の低下は当然予想され

(2)

( ゆSideView of Specimen (b)Cross Section of Specimen 図-1 実験:供試体 るところである. 後藤ら町立30伽mnX30Omm,板厚4.2m mの正方形断 面橋脚について, リプ高さが 3白血n~5伽m 変化する供 試体6体を用いて, 1方向およびダイアモンド型の2 方向載荷を行った.これらの実験より, 1方向載荷に比 べ,2方向載荷による荷重および変形能の低下を示して おり,載荷ノくターンにより,低下の程度が異なり,剛 性低下の降伏も大きく異なっている. 最近,正方形断面橋脚に対して,上述の品1Aの NS 方向のみと2方向同時に入力するハイブリッド実験も 行っているη. 実地震波に対する構造物の応答は,今日ではハイブ リッド呉験を行うことによって実挙動に近い特性が得 られるが,期高宰防に近い供試体を用いた2方向から の入力地震波によるハイブリッド実験は今日までほと んどなされていない. 異なった地震波の特性を考慮、した 2方向地震波を入 力したときの履歴特性や応答性状を解明するためには, 少なくとも現行示方書に規定する3種の蝿盤種に対応 する3種類の地震波を入力するハイブリッド応答実験 が必要であると思われる. 本研究では正方形断面銅製橋脚を実験供試体に選び, これら 3種の地震波の NS方向成分と E W方向成分を 用いて,1方向独立入力および2方向同時に入力するハ イブリッド実験を行い,両者の比較を行って,水平2 表-1供試体寸法およlf'各パラメータ 鋼 積 SM490 板幅 b(mm) 450 板厚 t(mm) 6 リブ幅 bs(mm) 55 ダイヤフランム間 D(mm) 225 リブ板厚 ts(mm) 6 供試体有効高さ h(mm) 2400 断面責 Aやm

133 断面 2次モーメント I (cm4) 4.06x104 幅厚比パラメータ R丑 0.601 幅厚比パラメータ ~ 0.197 細長比パラメータ λ 0.397 補剛材細長比パラメー IVS 0.219 タ 補岡l片桐JI比 yfず 10.5 方向地震力入力時の

1

1

震性能を実験的に明らかにする. 2.実験計画および実験方法 2.1 供試体 実験に用いる供試体は,材質SM490,板幅450mm, 板厚6mmの正方形欄リ箱型断面とし,断面を構成する 各面には2本の縦方向補司1財(6x55mm)を設けた.また 高さ方向に225mmの間隔でダイアブラム(同,mm)を設 けた.供試体側面図を図-1(a)に断面図を図一 1(b)に, 供試体寸法およて洛パラメータを表

1

に示す.なお, 幅厚比パラメータRR

Rp,細長比パラメータλは式 (l)~(5) によって与えられる 8),9),10)

=

!

:

_

I

σp

叫 _

y

2

)

一一!一一一一一一

ω

t

¥

1

E π2kR b

I

σ

y 12(1-y2)

=

:

:

:

_

.

I

一 一 一 一 一 一 (2) t

V

E

Jr2kp

λ=子:~子

ω

(

1

+

r

+ny k z l ( α三α

)

(

α

2 (l+n

)

2

1

1

+

.

.

/

1

+

n

κi

k F = ¥ : p

b f ( α > α

)

(

i

ここで, α:補岡I版の縦横寸す去比

(

=

1

)

,偽:限界縦横 寸?去比,'Yl縦方向補岡I片オの剛比ん縦方向補剛材1個

(3)

供試体 図 2載荷装置 X(NS)

/ ノ

(Ac2) の断面積比,b:板幅1,t:板厚.,O"y:フランジ板パネノレの降 伏応九 E :

5

半世係数v:ポアソン比,n 補剛板のサ ブパネル数

r:

断面

2

次半径:,

h

:供試体の高さ,

k

R :座屈係数 (=4.n2),

k

F :座屈係数(式,(4),(ゆ)であ る.

2

.2実験システム 本研究の実験システムは,載荷装置および計測装置, 制御装置で構成される.載荷装置には,図 2に示す水 平2方向載荷用および上音防弄造重量を想定した鉛直荷 重載荷用に,それぞれ

1

0

0

0

附アクチュエータ(理荷精 機 動 1基づ、つを用いる.図中の座標軸 X

Yおよび Z 軸は,供試体上部の加力点Oを原点とし,それぞれNS

E Wおより湖直方向を示す.水平アクチュエータのピ ストンを出す方向をプラス方向,戻す方向をマイナス 方向とする.ただし,鉛直方向では,上方向をプラス 方向とする. 供試体の頭部には図 3に示す荷重伝達装置を設け る.この装置は文献 5)に述べた原理で作動する 3軸回 車劫日力装置で, X方向と Y方向の載荷高さの中央に載 荷点と置く.載荷点と又Y方向載榊由との醐症は

45mm

あり,橋脚高さ

h

=

2

4

0

m

の約1.

9%

の誤差があ るが,この程度の高さ違いによる強度の差は,従来の 多くの研究明)により小さく,本研究ではこれによる誤 差を無視する. なお,実橋梁では,文献1)に示されているように, 上部工質量の橋軸方向の作用力の高さと直角方向の高 さは一般に橋脚高さの 10~令20%程度も異なっており, 実験では本来この作用力高さの差を考慮すべきである が,本研究では基本的特性を把握するため,誤差範囲 A点 Dj

鯵℃

ピ ' X

4

図 3 3軸回朝日力装置 (砂上部 (b)基部 図-4変位計測位置 内で2方向加力点を同一高さとしている. X 力日力点。

¥

計測装置として,図

-

4

(

a

)

に示すように,加力点の荷 重およひ変位計測のため,3台のアクチュエータ先端の ロードセノ同図中 ACj~Acョ)および制御用高精度デ、イジ タル変位計 DEX・

0

1

v

色征

π

'O

H

社章g)

2

台をそれぞれ の制

f

卸アクチュエータの対面側に配置している(図中 DjとD2).

(4)

実験制御システムの構成を図 5示す.制御用 PCに は,V1Sual Basic 6.0による2方向調験フ。ログラムを作成 して手目るみ,アクチュエータの作動を制御しながら, 振動解析の演算を行う.その手.)1慣は後述する. 今回の実験で,油圧制御装置をデ、ィジタノレ変位言十で 制御する場合,最小変位増分O.Olmmまでの制御が可 能である. 供試体上部載荷点のデ、イジタル変位計測値(Uox、 Z句) と荷重計測直 (Fx、Fy)はコントローラModelD4Aを 介してパソコンに送信される. 他のアナログ劉立計からの値は,動的ひずみ測定器, AID変換器を経て,ActiveXインタフェイスを介してパ ソコンに読み込む. 2.3 3次元計測と制御の補正 3次元方向の載荷実験において,加力の際の変位補正 を行う必要があり,その方法はいくつかの研究で述べ られているll),U) 補正には主として下記の3種類があ る. ①基部基盤の剛体回転とすべりによる変位補正 ②橋脚モデル上部の計測平面の回転による変位補正 ③ 3方向加力による座標軸への荷重の補正 以上の3種類に対して,本研究では,以下の順で補 正を行う. (1)計測平面の回転による変位補正 図-4(a)に示す平面OABを計測平面と呼ぶことにす るただし, A, B点は図-6(助に示すように,変位計 から延ばして結合した供試体の載荷点高さを通る水平 面上の点である

.2

方向曲け凌形に伴って,供試体土:端 の計測平面は剛体回転する.,AB点で計測されたX、 Y方向の水平変位向DxUj砂と供試体加力点Oの水平X軸, Y軸方向の変位zら%との聞には以下の関係があり,こ 図 5実験の信網]システム れを解いてUxl今の値が求められる.

(

L

x

o

-

UDJ2 =

ι

(

-UJ2+(u

y

+

α

O

Z)2+(

α

叱?

(Lyo-u

)

2

=

(

u

x

+

'

z'

.

i

+

(

L

y

o

-

U

y

)

2

+

α

(

)

2

(6,ab) ここで,Lx品勾:変位計の測定長の元の長さ(図

-6

(b) 参照).a:図-6(b)に示すAおよびB点のO点からの 距離. ゆx,ゆy,ゆZ• 計測平面の X、 Y およびこれらに 直交するZ軸に関する回転角. 回転角弘、ゆyは図-6(a)に示す基部の四隅に4本の スライドパーをつけて,これに変位計 C5~8 を配置し, 計測された鉛直変位から算出する.スライドパーの両 端ピンとし,その上端は供試体頂部の計測平面に定着 されている.図 -4(b)に示す変位計 C5~C8 で計測した 変位陀門的を用いて,回転角れゆyを下式より計算 する.

o

x

=

(

- UC5

+

UC6 -UC7

+

UC8) /2b1

σ

=( - UC5 -UC6

+

UC7

+

UC8 ) / 2bz

σ

均 ただし,b[、

l

h

は図-6(a)Iこ示す変位計 C5~ の間の X とY方向上の距離である.

φ

z

は図-4(a)に示すD1とD2およびその隣に並行に 配置した変位計

G

、ClQで計測された変位UDx,UDX , Uc9, Ucl。により下式で求める.

社=

(UC9 - UD1)/2d1

+

(UC10ーもJ/2d2

σ

ただし,d[、ゐは図 6(b)に示す,変位計C_, ClQと変位 計D,]D2の聞の

E

鴎住である. 。 、

b

1、

b

2、

d

[

、るなどの距離、寸

1

去の値を,表

-2

にまとめる. ( 2)基部の剛体回転と移動 供試体基部の浮き上がりによる基部岡Ij

f

本回車iiis:x,8y) を計測するため,アナログ変儲十 CDP25味京調時鵠

8

4 台(図 4(b)中 C[~4) を鉛直方向に,また基部剛体 すべりを計測するための変位計∞'P25(問機~ 2台 (図中

C

ll,

C

12)を水平方向に設ける. 橋脚上部の加力点変位Ux,Uyと変位計で計測した基部 回転角 (8", 8y)を用いて,以下のように供試体の相対 変位 (ι dy)を求める.基部剛体のすべりは,今回の 実験における誤差が小さいので,実験時には補正して いない. 8 f民一θJl δyzuyθyh (8. b,a ) ここにhは基部から加九長までの橋脚高さである. なお,基部の回転角は小さく,供試体頂部の水平変 位の補正は必要で、はあるが,計測平面の回転への影響 は小さいため,鮒見する. (3)アクチュエータの傾斜に対するX,Y,Z軸方向荷

(5)

荷 高 5 載 点 さ Cto → コ 変 位 計 4コ 変 位 計 ⑨ 棒 式 変 位 計 。 。 明 日 官 J o

c

1 2 0

illy

.J:J b2=600 c o m 側面

(

匂un) (b)上部計測平面 図-6変位計の配置 (mm) 基部断面 、 ‘ , ノ a r e -‘ 、 (ゆ平面図 (b)側面図 図 7アクチュエータの傾きと荷重の補正 一定飴直荷重 Pは,全断面脚ミ軸力Pyに対して,想 定軸力比を PlPy=0.15として, P=648闘と設定した. ただし,Py(=4321kN)は供試体設計時の断面寸法 (A=1.330 X 104mm2)と降閃志力(公称値σy=325MPa)を 用いて算出した値である. 供試体の降伏変位6。は,供試体基部から3伽mの位 置にひずみゲージを貼り付け,その計調

U

f

i

直から基部下 端でのひずみに相当する値を算出し,その値が材料の 引張り実験から得られた降伏ひずみ今に達したときの 変位として定めた.また,その時の水平荷重を降伏荷 重Hoとする.以下の 1方向および2方向ハイブリッド 実験結果の無次元化にはこれらの00,Hoの2体の平均 イ直を用いる. 水平載荷は以下のように

F

t

変位00を基準とした漸 増変位を正負交番に与えた.最大荷重までは各整数倍 ゐを 3回繰返し,0。の整数倍の中間の変位, (:tO.5

o

o,:t 1.500なりでは各1回の繰返し載荷を行う.すなわち,

:

t

O.5九±ゐ (3町,土1.5ゐ,

:

t

2

a

o (3町のように載 重の補正 図-7はアクチュエータの力日力点が原点0点から 0' 点に移動した様子を示す.アクチュエータの両端はピ ンとなっており,端点

P

Q

R

から

0

点までの長さを (L,訓 L呼i(),Laza)とする .0点の変位(14引により載荷後の アクチュエータ長さが図のように(L,冊 L中 La)となった とすると,両者には以下の関係、がある.

L皿=~仏阻む十 uJ+u;

L

=

~UX2

+仏即日+り

LEZJLE;+uf+u;

ただし,

0

点の鉛直方向変位はZlxUyに比べ十分小さく, これによる補正をここでは無視している.このときの 3 軸方向のアクチュエータの軸力凡丹,

ι

から,下記の 補正式を用いて,それぞれ水平2方向の作用力{H}={広,

}Tが算出できる lめ. (9

(9.

(9功

E / A U 4EA / 1

3 1 l ' I l l t ﹀ ﹃ j i l t -i J F x F y J z r t s a E ﹃ l l h E ノ 、 E F -L E, , 。 、 u x

L

直 u y

L

E

u L ay

L

申。

+U

y

L

F L

+U

x L ax u y

L

{

;

:

}

=

ただし,ここでも,文献12) と同じく,供試体の鉛 直方向変形量は実際上極めて小さいため,凡、再の鉛 直方向分力を無視している. 2.4水平1方向静的繰返し実験 ハイブリッド実験に先立ち,実験で用いる補剛正方 形断面の銅製橋脚供試体の初期剛性、降伏点、最大荷 重点および、劣化挙動などの履歴特性を調べるために, 供試体2備以後は供試体 SlとS2と呼めを用いて,水 平1方向静的繰返し実験を行う.

(6)

荷し,最大帯重以後はゐの整数倍を各 l回繰り返し与え る.最大荷量までの繰返し回数が多いのは,従来の多く の研究により,荷重低下に対して,最大荷重までの繰返 しの影響が少ないということを確認するために行った ものである. 2.5 水平 1方向および 2方向ノ、イブ

V

ッド応答真験 地盤種別 I、H、固に対して与えられたそれぞれ3つ の地震波1).1めを用い,各

NS

方向と

EW

方向の成分を独 立に入力する 1方向載荷2種と,2方向同時に入力する 1種の計 9種のハイブリッド応答実験を行い,両者の違 いを明らかにする.供試体は各1体を用いる.実験モ デノレは,すべての質量が上部加力点に集中する

1

質点 系の1自由度および2自由度モデ、ノレとする. (1) 実験計画 ハイブリッド実験では一般に実橋脚を相似率S倍に 縮小した供試体を製作し,相似則を適用して,実橋脚 の各物理量と実地震波を用い,動的角斬を行う臼)本 研究では実橋脚をベースにしたハイブリッド実験を行 う.すなわち,実橋脚のnステッフ。まで諾値が求めら れているとき, n+lステップ。の予測変位{δ*}を求め,こ れをS倍縮小して供試体に与える.計測値を補正して 求めた水平力{的をダ倍して実橋脚の水平力{R}(={H} ×めとする.実橋脚と供試体の各物理量の換算倍率を 表 3に示す.本研究における 1方向および2方向載荷 ハイブリッド応答実験では,実験供試体に対して相似 率を

S

=4とした 実験計画を表-4に示す.同表の実験記号は,地震波 名のあとに,

NS

EW

方向成分の記号を付したもので ある.記号

2D

は,

NS

方向成分と

EW

方向成分を同時 に入力する2方向載荷実験を意味している. ハイブリッド実験の入力地震波として, 1995年兵庫 県南部地震で観測された神戸海洋気象台地盤社。構也 豊島の地震波(以下, JMAと呼ぶ), JR西日本鷹取構内地 盤上但種地通勤の地震波(以下, JRTと呼ぶ),およびポ ートアイランド内地盤上(皿種地鶴の地震波(以下, P阻 と 呼 ぶ

y

4

)

を用いた. ノ¥イブリッド実験の解析に用いる実橋脚の質量m、I 方向載荷の際の初期剛性ん、減衰係数c、弾性固有周期 などの値は, 1方向静的繰返し実験に基づき,m=1058(t),

k

D

ヰ4(kN/mm),T=O.807(粉 と し た 減 衰 係 数Cは,減衰 定数炉0.05を用い,c=2h布 五 よ り,c=O.823を得た (2)変位制御の手1)頂 水平2方向ハイブ

V

ッド実験の運動方程式は一般に 次式のように,表わされる.

[

M

]

{

α

t

+

l

+

[

C

]

{

V

t

+

l

+

{

R

t

+

l

=

[

M

]

{

α

g

L

+

l

(11) ここで, 表-4ハイブリッド実験計画(入力主眼裁支) 全世墜種別 実験記号 地震波の最大刷車度 (gal) 品1A-NS 出812 I 瓜tlA圃

EW

766 JMA-2D -812 JRT-NS 687 H JRT石W 圃673 JRT-2D 687 PKB-NS -557 E PKB-EW 619 PKB-2D 619 + n パ 判 、 l l k f l l ノ ' n z v 〆

x 人 α z d z R R r │ J l ﹁ l l﹂ 1lL

一 一

= 4 1 n

+、,

PSJ n 、E ﹀ a p ' z σ O R f v r s d B t ' ﹁ i 1 l J 叶 o c -i f l j

v

x

v

y

CAUrlist--K ﹁ I l l l L =

一 一

1 司 , E ﹄ + C 1 4 M [ レ , r ' ︿ 且 電 、 ﹁ 1 1 1 1 1 1 ﹂ ヲ

o

m

l l L f l l ノ

mooxGy

r

-L

﹁ I l -L

一一一一

]

L

a r -︿ . 、 ただし,

{

a

}

{

v

}

はモデ、ル質点の加速度及び速度ベク トノレであり, {ag} I土地震動加速度ベクト/レである.ま た,添字x,yはそれぞれ

NS

方向と

EW

方向に関する変 数を表す.添字n十1は,

(

n

+1)XL1t時点の値を表す.L1t は時間刻みで,今回の実験ではA同訓秒とする. (n+1)XL1t時点の応答変位、速度およひ切日速度を計 算する際には,変位増分に対する荷重増分の比を仮に 弾 性 欄11'[生んとおいて予測し,下記のNewmarkの

p

f

却=凶)により,変位を計算する.

(

δ

L

+

l

ニ{凡+{いや

}

n

d"t2

+

β

C

{

α

)

州 一

(

α

}

n

)

d"t2 (12 a,b)

{

V

L

+

l

=

{

v

L

う(

{

α

L

+

{

ω

ιωL

α

L

n叶 叫

n

+

+

J

J

添宇nは, nX

t時点の値を表す.計算した変位は 予測変位であるため,アスタリスク記号*を付け加え, {d*}={dx

dy*}Tで表す.まず,この予測変位{δ*}から, 戒めにより加力点での変位{u*}を算出する.つぎ,こ の加力点変位{u*}と現時点の計測平面回転角

φ

x

、 わ と

φ

z

を用いて,部)により,制御アクチュエータの目 標変位(デ、イジタル変位計の変位値)Ut<,怖を算出して,

(7)

目標変位までアクチュエータの制御を行う. アクチュエータが目標変位恥%に達したら,再び基 部回転と計測平面の回転を計測し,補正計算を行う. こうして,現時点の供試体変位{δ} を求め,予視a~直{ð*} に対しする誤差が十分小さくなるまで制御を繰り返す. 予測変位{δ*}まで収束したら,アクチュエータの軸力 凡Fy,

ι

を 戒11)に代入して,相似率により実橋脚モデ ルの水平2方向水平力

{

R

}

を求める

.

{

R

}

を王町11)に代入 して,王町12)を用いて(n+1)XL1t時点の応答変位、速度 および加速度を求める. 3.実験結果および考察 3.1引時期験結果 載荷実験に先立ち,供試体の素材号

i

張詞験を行った. 各5体を平均した

F

紛 出 力O'y' 降伏ひずみらヤング 率

E

及びポアソン比vを表

5

に示す. 同表には,公 称値も示している. 3.2水平1方向静的繰返し実聯吉果 供試体S1、S2より得られ

t

U

.

K

平1方向静民繰返し実 験の水鞘苛重一変位関係を図-8(a)(b)に示す.荷重H と変位6はそれぞれ静的繰返し実験で得られた降伏荷 重Ho(=233kN)と降伏変位制=15mm)で無次元化してい る.載荷は最大荷重後70%まで低下するまで、行った. 同図に示すように,どの供試体も2.5150付近で最大荷 重に達している.正負の最大荷重の平均値をHmとし, 対応する変位15mをとする.供試体 S1,S2およびこれら 2回の実験の平均値を表 6の Peak欄に示す.また間 表に降伏応力の公称値および引張実験の結果を用いて 下記の式15)で計算した諸値も示している.

(σY1)

Mo=

τ

.LL

21

(13

Mo '

"

p

H

。=」

(

1

一一)

U

h' P

y (13.b) f、 ー 1.5 l ",,1)

20

-1 -1.5 ~ .~ ・4 ・3 ょ・ -1 0 1 1 J 4 5 51d(! (め供試体Sl E N初m2 1 2.07xl05 2.06xl05 0.27 0.3 表-6青鮒繰返し実樹古巣

Ho Peak K

(間百)

am Hm 府v/mm) 抑制j

公称値 11.8 211 48.6 326 17.1 引張実験 16.7 265 49.5 383 15.6 実験Sl 16.0 243 39.8 407 15.5 実験S2 14.0 224 37.2 393 16.3 実1験平均値 15.0 233 38.5 400 15.9 Hnh3 H J a = - Lー

+

non (13.c) U 3EI 2GAw H 0.1 -2Z=-4

二一+

1.06 (13.の

Ho '

¥

/

R

:

o

0.22 ~=一一戸ー+1.2 (13.e) 00 Rs

.

.

j

瓦丈 ただ~,

4:

ウェブ断面積,

R

s

欄財閥享比パラメ ータ,

λ:

柱の細長比パラメータ,

Z

:

補剛材の細 長比パラメータ. 表 6に示すように,引張実験の結果を用し、て戒13) より計算したぬ、 Ho、品と品の値は載荷実験の平均 値と近いが,最大荷重点変位についてはおよそ 30% (1伽nm)の差がある.ハイブリッド実験で用いる初期 剛性Jぬと無次元化に用いるao、Hoの値は2回静的繰返 し実験の平均値を用し、る. )

-15 1 0、F

t

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0 i:G_f),5 司1 -1.5

.

4 守 、 今 戸 川 1 ん 首 i 勺 , ム “ l q υ 自尚本 l δ 試 寸 供 2 ω 仰 W 、 4 . 壱' a ﹂ 寸 1 -h 均 均 均 づ ‘ -図-8静的繰返し実験の水平力一変位曲線

(8)

3.3 ハイブリッド実聯吉果 (1)応答変位時刻歴と水平力一変位履歴 各供試体(表-4参照)~こ対するハイブリッド実験結 果のうち,応答変位時刻歴,水平力一変位履歴および 水平運動軌跡をそれぞれ図-9,10,11に示す.これらの 図で,水平 2方向ハイブリッド実験の結果の NSまた はEW方向の変位成分また

!Tk

平力成分を実線で示し, l方向ハイブリッド実験の結果を破線で表す.ただし, 応答変位(i{れりと水平力句、再)はそれぞれ降伏 変位ぬと降伏水平力Hoで無次元化している.図時11 の破線はl方向実験の各時刻の NS、EW方向の変位増 分をベクトル合成したものである.以下に,地盤種地 8 6 4 2 0 2 4 6 8 ロ 加 、 h u 一一一-2方向実験 一1方向実験 震波ごとの考察を行う. ( 司I衝也盤地震波瓜,1Aを入力した場合 ① NS方向への 1方向加振実験:図-9(a)の破線で、示す ように,振動のはじめから5.4秒の時点、で,正恨1](北側) に変位の最大値2.1500と荷重の最大値1.56吊に達した. これから負側(南恨のに動き, 5.7秒の時点、で水平力は圏 -10(吟の 5.7秒の破線矢印で示した負側の最大値 ・1.52H。となった.この後, 5.8秒秒、で負側の最大変位圃3ブ に達しい,変位振幅の中心が負側に移動し,負側のフラ ンジが大きく座屈変形し耐力が低下した.残留変位は ・1.4500で、あった. ② EW方向への I方向加振実験:図-9(助の破線矢印 n v b d u , 守 予 a 凸 V 、4 1 寸 d u e 村 ロ ﹃ -h v ¥ 句 よ方向実験 1方向実験 ,1'¥1-1""陪 叫 叫 布 一 一 ー

10 15 20 Time(s) , = -ι 30

ι

'5.3秒 (ゆ瓜仏"NS(1種地理母 ゆ リ ♂ b v j ﹃ ぺ F J E ハ V 7 -t ↓ r h -れ ザ リ

ロ 文 句

....

一一- 2方向実験 一一一1方向実験

10 15 よ命 Time{叫 30 o ," 10 15 20 戸.:: 30 .3..' 40 Tim刷、:) (c) 即~NS (ll種地盤 t 寸 、 P E G S - J 4 0 4 h p a v り よ 463 ハ V 3 a i ↓ ' i ' A a i コ ︿ ・ ・ ・ ・ ' i

1ML c m ¥ h v ・ ・ H ミ方向実験 『 ー ー i方向実験 4.8

秒 4.9秒 " 5.3秒 Aj.~oÞ

A

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何,1¥1¥'山 :L~6.1 秒 5.2秒V

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句 、

h u 一一一市向実験 ---1方向実験 o 5 10 15 20 25 30 _~5 -'10 TI111創出) 仲間関.EW(ll種地盤副 14 12 10 S 6 i ~O 、;..-ょ 町--1 ・6 ・8 ・10 固12 ・1-1 +68秒 一一一ょ方向実験 2 秒 I~

I

‘ 一一← I方向実験 1:.\仇J人'"r ,仏"ι'~J"'r."/':円:円μF山μ\"i山μ〆、γ",~r...山,

.

…、

.

,-.可一...-,. 印.句一一一一一一d一‘、.-一-一一可一一-一一--、U 司‘

1

r

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S

.

8

秒 o 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 0 戸 10 1竺 20 25 30 3タ 40 -'15 50 Time(出) TImel,,¥ ( ゆP回 -NS個 種 地 劇 的PKB・ 町 (111轡 幽

o

r

。(+)最大荷重発生点 図 9 ハイブリッド応答実験の変{白志答時刻歴 …(う

(9)

" 河 - -5.7秒 (即t荷重) 一一- 2芳向車験 ---1方向実験 5.3秒 7

-白、F ~ 0 同二

o

戸、 l Lタ -1 : ~,' 5.3秒 ),).._(最大荷重) " 5.4秒 (最大荷畠 よ方向実験 l方向実験 ー 1.5 1 0.5 E P::: 0 同-{l.5 -1 -1 5

9

"

2

ó/~o

(b)JMAのE W方向

G

種 認 掛 3.3枚即三荷重) り 4 ? 園4 圃6 ゃ -" -15 8 り 4 O/On (吟瓜仏のNS方向

q

種施盛田 よ -2 -4 p ・I) 0 ・-0 5.9秒 エ方向実験 --1方向実験 4.2枚最大荷重)ー p

-。

::r:"'1) .' 四1 Lラ 1 -15 A , ♂ 血 e h J t i 0.5

.

'

"

~ 0 ~ 戸 判 嗣0.5 -1 l " (i 1} 4 る:;Oo (の町の E W方 向 位 制 掛 ,

--4 ~() -8 告 も 4 δ

-(c)JRTのNS方向(ll種地盤 圃4 掴6 -8 -1.5

-

M 5.6秒 3.8手法Y即立荷重) L5 I (L5

Q L てh t . J . .,-().5 -1 Lξ 1 0戸 !~ )1 民'0.5 ー1 ・1芦 1 >10 11 14 り -14・11・10・8・6 -4・:20 よ O/Oo (f)PKBのE W方向四種主魁

o

r

ハイブリッド応答案験の水平力一変位履歴 4 -L5 3 10 12 14 -14・12-10匡8・6・4・2 0 OJOn (計図の NS方向佃種地盤剖

4 1

-すように,

5

.

3

秒の時点、で,ちょうど

EW

方向の負側の 最大変位-2.31doになっている.ただし,図 10(b)に示 すように,このときの

EW

方向の水平力一変位履歴は, 5.2秒で(変位-2.0ゐ),水平力が最大値・1.31Hoに達し てから落ちはじめ,曲線の傾きが急に低下し,負にな っている.図-9(的の NS方向の変位が急増した 5.2秒 付近で,

EW

方向では変位およひ精重は最大となって おり,明らかに, 2方向の載荷の影響を受けていること が分かる.水平荷重の

EW

方向成分の最大値 (1.31Ho) も1方向載荷より 20%低下した. この間の水平2方向応答変位は, 示す 1方向載荷とほぼ同じ位置で, の円弧車醐:が現われている. (b川智曲芸地震波浪Tを入力した場合 図 l1(a)の矢印で 反時計方向まわり 図-10 で示すように,

5

.

3

秒で負側の最大変位・2.86doおよび負 側最大水平カー1.85Hoに達した後(図一1O(b)参照), 5.7 秒で正側の最大変位2.85doおよび最大水平力1.86Hoに 達した.残留変位はNS方向に比べて小さく(図

9

(b)), 正側に0.68doが生じた. ③ 水 平2方向同時加擬した実験:図 9(a)の矢印で示 す 5.4秒のH寺点で, NS方向成分の正側の最大変位2.82do と最大荷重1.28Hoに達し,次の5.7秒で,負側の最大 値・2.23doに達した.負側の最大荷重は・1.42Ho (4.8秒) であり, 1方向載滑の場合に比べ 90%低くなった.た だし正側の最大変位に遣する前の 5.2秒から 5.4秒の 間,図-1O(司の矢印に示すように, NS方向の水平力一 変位曲線の傾きが一度低下して回復した. この間に

EW

方向成分を見ると,図

9

(b),10(b)に示

(10)

① NS方向への 1方向加提実験:図 9(の,図-10(

の破線で示すように, 5.3秒の時点で正側の最大変位 2.3300と最大荷重1.75Hoが生じた.5.7秒の院長で負側 に・2.5700の変位を生じ,最大荷重・1.80Hoを観測した. 最大荷重後,負側のフランジが大きく座屈変形し,耐 力も低下した.6.0秒で,負側に最大変位・5.4600を生じ たその後,変位は負側で振動し,残留変位-1.9800が 生じた. ② E W方向への 1方向加振実験:図-9(め,図 10(め の破線で示すように, 3.3秒の時点で正側の最大変位 2.3500に達した. 3.7秒の時点、で負側に変位が圃2.7800ま で進んだとことで,負側の最大荷重-1.65Hoを観測した. 4.2秒の時点で,正側の最大荷重1.64Hoを生じた.ま た,図←9(めの破線矢印で示す 8.4秒で,負担rJの最大変 位-4.8200に達した.残留変位は-2.0900で、あった. ③ 2方向同時入力実験 :NS方向成分(図-9(c),図 lO(c)参照)は, 2.7秒の院長で,正側の最大荷重1.40Ho が生じた.4.0秒で,正側の最大変位1.6500,4.4秒で負 側の最大荷重・1.50Hoを次々と生じた.応答変位の NS 方向の成分は,この方向の水平分力の低下の影響で, 1 方向実験の結果よりさらに負側に偏り, 6.0秒で最大変 位が刷6.5900生じた.残留変位のNS方向成分は-4.100で, l方向載荷の値の約2倍も大きく生じている. E W方向成分(図-9(d),図-10(め参照)は, 3.3秒 で水平分力が正側の最大値1.56Ho,3.7秒で負側の最大 値:-1.65Hoとなったあと,この方向の応答変位の負側の 最大値・3.0600に達した.応答変位のE W方向成分では, l方向実験の最大変位が現れる (8.4秒)前に,王側の 水平力の低下により,変位は減少し,図-9(d)の矢印で 示す5.9秒で最大変位は正側に最大値4.00,。が生じた. 残留変位のE W方向成分は NS方向とは逆に1方向載 荷の約1β と小さくなり・0.72んであった. 水平力のNS、E W方向成分の最大値は1方向載荷の 95%と100%の値であった. I種世盤の実験と同様に, NS方向成分とEW方向成 分がほぼ同時に(6.0秒付近)最大変位に達しており(図 -9(c), (d)中の矢印),この時の NS方向と E W方向の水 平力が著しく低下している(図 lO(c), (d)参照).この 間の2方向応答変位軌跡は図-11φ)の5.6秒から 6.0秒 にかけて現れた楕円形部分で,破線で示す 1方向載荷 を合成した軌跡から大きくずれている. (の皿智也監幹也震波

PKB

を入力した場合 ① NS方向への I方向加振実験:図 9(e)の破線の矢 印で示すように,4.9秒の時点で,正側の最大変位 2.02do に達した.この後,変位は負側に偏り ,5.2秒の時点で, 負側の圃2.48doのとき,最大荷重・1.64Hoを観測した(図 -10(吋参照),また, 5.8秒で正側の最大荷重1.60Hoが 生じた.この後,水平耐力の低下が続き,変位は 6.1 秒で負側の最大値同5.1800に達した.その後の変位は負 側で振動し,残留変位は~2.95ゐで、あった. 4 2 O g p u 4 i O 2 4 6 3 凸 V 2 4 ロ h . m ¥ 伊 川 一一一一三方向実験 一一一 1方向実験合成

事支

4.8秒 -14開lよ-10・3・6・4・2 (1 1 4 6 S 10 12 14 ojon

(

PKB 図 11 水平2方向応答変位軌跡

(11)

v H B 〆 り 4 i o l 4 6 S E 崎 、 ぽ 起 側 笹 川 判 区 凶 E h -サ 2 0 2 4 6 2 E 師 、 ゅ N G w m 軍 特 区 凶 4 r.82

4

~

-4

約定時

N 4 ﹀ -ハ V 7 -i 寸 D 回 忌 N G 闘 笹 川 代 民 同 ー日開6・4・2り "2.46 8 NS方向変位djdo (b)5~1O秒 -日イi-4 -2n 2:;:1(1 S NS方向変位dJdo (ゆO~5 秒 4 -;:1・2 0 .:: NS方向変位dJdo (b)5~10 秒 4 4 f u o 珂 O R a , h少 。 立 引 変 ト 2 加 助 P 3 4 N ー日開6-4・2- 0 2- .4 ()g NS方向変位djdo (の15~20 秒 円 4 沼よ 起り 側 冒Z 症 -4

4

宍〆

E

-

;

回目 -6回4幽202.J6 S NS方向変位dJdo (c)1O~15 秒 れ O r O 4 寸 ラ aovz-4 サ J h v o o d 足 掛 } 尉 症 央 区 同 4 d 与テー

ト│実

J

4

4

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E

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n

.2 NS方向変位djdo (c) 1O~15 秒

l

L

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H

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E

日-6-4田2 0 1 4 6 百 晶、日 註y や り よ れ V44 守 占 ι リ 7M4 品 1M000 P帽、崎 M M 干 制 笹 川 門 注 凶

E

4 ミ怠 .2 与 子

4

E

斗 4 t 怠 工

日:;1内 側 v

-4

-

s

-6 -4 -2

n

2 ;:16 ,: NS方向変位dJdo (t)25~40 秒 NS方向変位dJdo (e)20~25 秒 4 -;:1・2 () 2 NS方向変位dJdo (t)25~30 秒 4 -;:1・1 0 2 NS方向変位djdo (e)20~25 秒 2方向実験 一一一一一 1方向実験合成 H種の地盤の主脹語力(JR1)を入力した応答 変位軌Jb]{5秒間

i

同 図 13 2方向調験 “ 1方向調験合成 図 12 1種の地盤の地震動(民主A)を入力した応答 変位軌E煎5秒間日言語 載荷の場合より約40%低下した.図 9(e)の実線矢印で 示 す6.1秒から, 1方向載荷に比べ 2方向実験の応答 変位が明らかに増大し,水平力も

H

o

以下まで低下した (図 10(e)ゆ参照).8.4秒で,図 11や)に示すように, 変位の NS方向成分が12.8do,

EW

方向成分が9.14doと 非常に大きな値とり,水平力の

EW

方向の成分もほぼ 0となって,橋脚が倒壊したと認められ,載荷を中止し た 以上のように,第皿種地盤では, 1方向載荷と2方 向載荷の荷重履歴に大きな差が生じ,明らかに実地 震に近い2方向載荷の場合に著しい耐力低下が見られ た (2) 応答変位軌跡の考察 図-11の変位軌跡のうち両者の相違を明確にするた めに,応答変位履歴を 3~5 秒間隔ごとに分けて描き, 図・12,13,14に示す.最大荷重が現れた時点をX印で図 中に示す. ②

EW

方向への

1

方向加振実験:図

9

ゆと図 1O(f) の破線の矢印で示す 5.2秒の時点で,正側の最大荷重 1.

5

4

H

o

が生じ,正側のフランジに大きな座屈変形が現 れ,耐力が低下した.図

-

9

(

りと図-10(f)の石島線の矢印 で示す 5.8秒で負側の最大変位・1.36doと最大荷重凶1.58

H

o

が生じたあと,変位が正側に偏り, 6.8秒で最大変位 8.04doに達した.残留変位は図 9(f)に示すように,最 も大きく, 6.17.δ。となった. ③ 2方向地震波を同時に入力した実験:図-9(e),図 10(e)示すように4.8秒の時点で,応答変位の NS方向 の成分が正側の最大値1.95do,

EW

方向の成分が負側の 最大値:-1.23doに達したが,これらは小さい{直で、あった. 図-1O(f)示す5.2秒で,水平力の

EW

方向分力が正 側の最大値1.11

H

o

, 5.3秒で NS方向分力が負側の最大 値ー1.2

7

H

o

を生じた.次ぎ, 5.6秒で,水平力の

EW

方 向分力が負側の最大笹子O.97Ho

また, 5.9秒で NS方向 分力が正側の最大値1.

45H

o

を生じた.これらは1方向

(12)

16 16 c o 品 川 問 。 o d り P 帽 、 ゆ 起 側 壁 内 民 凶 n v U P U -H 6 d 注 記 尉 軍 内 民 凶

s

舟変在

d

A

142 ω0~3秒 F10b会向菱位

d

h

16 (b)3~6秒 16 16 白 崎 、 叩 M U w m 牧 民 凶 開

的 旬 。

u o λ u d o - 崎 、 由 M U μ 柄 、 后 ﹂ hh 注 凶 4 ト 予 告t ー16 ・g 称 号 1 1 ' , ・16 ・8 0 f; -16 NS方向変位 dJdo NS方向変位djdo (c)~9 秒 (のが50秒 一一一一 2方向実験 ー- 1方向実験合成 図 14田種の地盤の地震動(PKB)を入力した応答 変位軌1ft)J{3秒澗│鴎 図 11~14 の破線は, 1方向載荷実駒吉果のNS方向 とEW方向成分をベクトノレ合成した軌跡、で、ある.これ は現設計法の基礎となっている橋脚は他方向載荷の影 響を相互に受けていない依思の橋脚の挙動を合成して 表したものである. (砂地盤種別Iの地震動品仏を用いた実験:図 12(a)-{f) で示すように, 0'""-'5秒の聞で2方向と 1方向の差は大 きくない.5'""-'10秒では振幅が大きくなり, 2方向実験 の応答変位のNS成分とEW成分がほぼ同時に最大値 を組曲している.その後に, 2方向実験と l方向実験の 応答変位の聞のずれが生じ始め,2方向実験の負側振幅 がより小さい.10'""-'15秒から後は両者の振動の中

J

t

A

立 置がずれてきているが,ほぽ閉じ栂幅で運動している. (b)地盤種別 Hの地震動の各実験 :0~25 秒の間を 5 秒間 隔で、図 -13(a)-{g)に 25~40 秒までの結果を図一 13(。 に示す.1方向載荷と2方向載荷の差は0'""-'5秒はほぼ 等しいが, 5'""-'10秒で, 2方向実験の応答変位のNS成 分と EW成分は,ほぽ同時に最大変位に達し,振幅は 1方向載荷より大きい.10'""-'15秒からあとは両者の動 きの中

J

L

"I立置のずれが拡大していく.しかし周期ごと の振幅には大差がない. (c)地盤種別皿の地震動PKMを用いた実験:0~9秒の 聞の結果を3秒間隔で図 14(a)-{c)に 9~50 秒の結果 を(d)に示す.同図から, 0'""-'3秒の間では両者の軌跡は 弾性範囲にあり,差はほとんどない.3'""-'6秒でも,両 者の変位に差はない.6'""-'9秒の聞で, 2方向実験の結

5

1

:

J

n

し実験 ・ 一 ・ 骨骨町ー砂ー, a L__ ーーX-j -.・rー

--E/hf 9h4 〉 ...可可可 (1) 。よ方向実験 61方向実験 '};;::z方向合力 NS E W

n

σ

間 NS E W JRT但 簡 NS E W P回 佃 種 ) 図一15最大水平力の比較 果は変位が東南方向に大きく移動し,終局を迎えた. (3) 水平荷重の考察 図-15は2方向同時入力実験の水平力のNSとEW 成分の最大値をO印で,NS,EW方向独立に 1方向入力 した実験の水平力の最大値をム印で示す.同図に示す ように, 1方向実験の結果は,ほほ静的繰返し実験で求 めた最大水平荷重(図中石麟宗で示す1.71Ho) と同程度 の値(平均1.68Ho) を示したのに対し, 2方向実験で 求めた最大水平力は,ほとんどの場合, 1方向載荷実験 のレベノレに達せず,静的繰返し実験の 64~い96%の値と なっている.平均値は1.41Hoで, 1方向載荷の場合の 約 84%で、あった.2方向実験の水平力のNSとEW方 向成分の低下性状が異なっているのは,入力地震波の 違いによるものと思われる. 2方向載荷の水平2方向合力 (Hz

=

応 可 ) の 最 大値を図-15中各地盤種のNSとEWの聞にX印で示 す.これらはそれぞれ1.49吊,1.71Hoおよび1.54吊と なり,平均1.58Hoで,NS,EW成分の平均値とよりや や大きな値であった. 2方向応答実験では, 2方向同時載荷による損傷の増 大の影響が明らかに現れており,耐力の低下には注意 が必要である. (4) エネノレギー吸収量の考察 水平2方向および1方向ハイブリッド実験のエネル ギー吸収量の比較を図-16(a)-{c)に示す.2方向実験で は,次式のように,各時間刻みの変位増分とその方向 の水平力の分力の積を求め累積した.また各エネノレギ ー吸収量は弾性エネノレギー吸収量Eo= H

0

t

5

r

1

2で無次元 化している. L E =

L~Ö*(HxcosOx+HycosOy)

(15) ここで,

~ö*

=

ぷ 不 可 は 各 ス テ ッ プ の 変 位 増 分.

~Ö 、

Aδy は NS 方向と EW

方向の変位増分であ り

, cosθ=企え/企O*,

cosθ~

=

~Öy

/企グとする. 地震波の水平 2方向成分を同時に入力する場合のエ ネノレギー吸収量は 1方向独立入力NS,EWの各値の和

(13)

16 16 む υ ハ ν ο o D 回 、 dMM} 制 度 収 津 川 州 町山 ↓ lM 副品作 ι ν σ 3

4 3

N

i r -D 崎 、 暗 記 側 壁 特 区 凶 -16 -16 -16 ・2 砂 R

N

S

方向変立 0/00 (a)0-3秒 開

lh

d38016 (b) 3-6秒 16 16 同16 ハ り や 紗 由 時 冠 制 高 軍 特 区 凶 3 0 3 6 自 由 、 由 記 側 壁 同 門 医 凶 4 ー

1

6

N

t

h

同知

idold 幽

1

1

3

N

b

d

(c)6-9秒 ( の9-50秒 一一一一 2方向実験 一 一 一 1方向実験合成 図-14

m

種の地盤の地震動(p回)を入力した応答 変位軌跡。秒間

i

鞠 図 -11~14 の破線は, 1方向載荷実験結果の

NS

方向 と

EW

方向成分をベクトル合成した軌跡で、ある.これ は現設計法の基礎となっている橋脚は他方向載荷の影 響を相互に受けていない仮思の橋脚の挙動を合成して 表したものである. (的地盤種別Iの地震動品仏を用いた実験:図-12(a)-(f) で示すように, 0""""'5秒の間で 2方向と 1方向の差は大 きくない.5""""'10秒では振幅が大きくなり, 2方向実験 の応答変位の

NS

成分と

EW

成分がほぼ同時に最大値 をf筒晶している.その後に, 2方向調験と 1方向実験の 応答変位の聞のずれが生じ始め,2方向実験の負側振幅 がより小さい.10""""'15秒から後は両者の振動の中

I

L

'1立 置がずれてきているが,ほぼ同じ振幅で運動している. (b)地盤種別 E の地震動の各実験 ;O~25 秒の聞を 5 秒間 隔で図 13(a)-(g) に 25~0 秒までの結果を図一 13(。 に示す.1方向載荷と2方向載荷の差は0""""'5秒はほぼ 等しいが, 5""""'10秒で, 2方向実験の応答変位の

NS

成 分と

EW

成分は,ほぼ同時に最大変位に達し,振幅は I方向載荷より大きい.10""""'15秒からあとは両者の動 きの中

'

L

'1立置のずれが拡大していく.しかし周期ごと の掘幅には大差がない. (c)地盤種目リ皿の地震動P聞 を 用 い た 実 験 ;0~9 秒の 聞の結果を3秒間隔で図-14(a)-(c)に, 9~50 秒の結果 を(のに示す.間図から, 0""""'3秒の間では両者の軌跡は 桝錨包囲にあり,差はほとんどない.3""""'6秒でも,両 者の変位に差はない.6サ秒の聞で, 2方向実験の結 り!汽 1.5 1 0.5

n

。よ方向実験 d1方向実験 ズミ方向合力

N

S

EW

R仏

0

N

S

EW

JRT但簡

N

S

EW

P回 佃 種 ) 図-15最大水平力の比較 果は変位が東南方向に大きく移動し,終局を迎えた. (3) 水平荷重の考察 図-15は2方向同時入力実験の水平力の

NS

EW

成分の最大値を

O

印で,

NS

EW

方向独立に 1方向入力 した実験の水平力の最大値をム印で示す.同図に示す ように, 1方向実験の結果はほぼ静的繰返し実験で求 めた最大水平荷重(図中破線で示す 1.7IHo) と同程度 の値(平均1.68H訟を示したのに対し, 2方向実験で 求めた最大水平力は,ほとんどの場合, 1方向載荷実験 のレベルに達せず,静的繰返し実験の64o/<r96%の値と なっている.平均値は1.41Hoで, 1方向載荷の場合の 約84%で、あった.2方向実験の水平力の

NS

EW

方 向成分の低下性状が異なっているのは,入力地震波の 違いによるものと思われる. 2方 向 輔 の 水 平2方向合力 (Hz

=

応 可 ) の 最 大値を図-15中各地盤種の

NS

EW

の聞に X印で示 す.これらはそれぞれ1.49Ho,1.7lH。および1.54吊と なり,平均1.58Hoで,

NS

EW

成分の平均値とよりや や大きな値であった. 2方向応答実験では, 2方向同時載荷による損傷の増 大の影響が明らかに現れており,耐力の低下には注意 が必要である. (4) エネノレギー吸収量の考察 水平2方向およびl方向ハイブリッド実験のエネノレ ギー吸収量の比較を図-16(a)-(c)に示す. 2方向実験で は,次式のように,各時間刻みの変位増分とその方向 の水平力の分力の積を求め累積した.また各エネノレギ ー吸収量は弾性エネノレギー吸収量Eo= Hobr/2で無次元 化している.

L

E =

L

Ao* (H x cos Ox

+

H y cos Oy ) (15) こ こ で , ば = ぷ 不 可 は 各 ス テ ッ プ の 変 位 増 分.

A

o

、Aoyは

NS

方向と

EW

方向の変位増分であ り , cOS4=企Ox/企0*,cosOy = Aδ~ /企0*とする. 地震波の水平2方向成分を同時に入力する場合のエ ネノレギー吸収量は

1

方向独立入力

NS

EW

の各値の和

(14)

-ENS十EEW ENS "

k -~.':む-.-てニ-.

-ヲユニァ-r

】 ιEW 一一一ょ方向実験 再 ー ー -

1

方向実験

NS

----1方向実験E¥V 40

10

T

1υ 4十

E

吋苫十EEW 70

;

;

30

bO

4十10 “ J

一三です冶

l h p z E I V

掛川目ぜ_.-ーでユ

一一- 2方向実験 ー 一 信 司 1方向実験叩 一 ,'-'1方府実 E W '弓

j

:

10

*

"

5 50 40 10 30 TI111創出}

(

PKB 10 9 40 Vl (b)JRT エネノレギー吸収量核樫

Tlmei叫 10 IJ 30 10 20 Time(s) ( 吟JMA al方向実験 t 0-..方向実験 8 6 4 o 圃 巴 司 、 守 組 側 随 部

NS

E W

NS

E W JRT(II間 PKB佃種) 残留変位の比較

NS

E W R仏。種) 図 17 り 0:2方向実験 下一一 Al方舟実験 4 1ろ

M 長4

s

部0.5 1 とほぼ等しくなった.これを図 16中の矢印で示す. (5)残留変位の考察 残留変位は,地震後の橋脚の損傷や復旧性を判断す る重要な指標である.2方向実験終了時の残留変位の

NS

、EW

方向成分を圏一17の

O

印で,

NS

、EW

方向の I方向実験の値をム印で示す.ただし,地盤種別皿の 地震動 PKBを入力した 2方向実験の値は,橋脚が倒壊 したと見なすので,残留変位は示していない. 同図に示すように,1種地盤の地震動の水平2方向実 験の残留変位は 1方向実験の値と比べ,

NS

方向で 50%

、EW

方向でほぼ同程度となっている.11種地震動 を入力した場合では,

NS

方向成分の残留変位は1方向 実験の約2倍となり,

EW

方向成分の値は約70%小さ く,一定の傾向は見られない. (6)残留剛性の比較 2方向実験と 1方向実験の実験後の残留剛性は,実験 後の除荷過程荷重変位曲線の

f

噴きより求めた.結果 は図-18の

O

印およびム印で示すようになった.すべ ての場合,2方向実験の残留剛性が1方向実験により小 さくなったが,差は大きくない.III種の地震動を入力 した場合を除いて,平均7%低下している.これらのこ とから1方向実験に比べると2方向実験のほうが供試 体の損傷が大きいといえる. 図-16 E W

NS

E W

NS

E W

NS

(j PKB佃種〉 JRTI但 簡 民 仏

O

種) いによるぱらつきが見られたまた,平均低下率 l訴920%であった.このような耐力低下の影響は 今後の冊震設計に反映させる必要があると考え られる. 2方向実験の最大応答変位は, 1方向実験結果?と 比べ, 1種の組躍の場合では80%,11種の地盤の 場合ではほぼ等しくなった. 皿種の地盤の場合,

NS

、EW

の各

I

方向載荷では 橋脚は但膿しなかったが, 2方向載荷では骨膿に 到った.この場合のように,入力地震波によって, 残留岡l性の比較 図 18 4.結論 本研究では,正方矧南剛型断面の単柱討議陣痛脚を 用いて,

3

種の地盤の地震波の

NS

方向成分と

EW

方 向成分を独立に

1

方向および

2

方向同時に入力するハ イブリッド応答実験を実施し,比較を行った.得られ た結論を以下にまとめる. 2) 2方向ハイブリッド実験の水平荷重の

NS

EW

方 向分力の最大値は, 2方向成分が同時に大きく生 じることおよびそれによる損傷の影響で, 1方向 実験と比べ, 4ル36%低下した.地震入力波の違

(15)

1方向載荷の結果のみで橋脚の地震波挙動を判断 することは適切で、はない場合があり,注意が必要 である. 4) 2方向載荷のエネノレギー吸収量は 1方向載荷のNS, E Wの各値の和として表される(図-16参照ト 5) 残留変位はI手島幽霊の地震動の 2方向載清実験の NS

E W方向成士では1方向実験の値と比べそ れぞれ約50%と 10%小さく, IT構也盤の地震動で は, NS方向成分の残留変位は l方向実験の約 2 倍となり, E W方向成分の値は約70%小さくなっ た.このように残留変位に関しては2方向入力と 1方向の入力で一定の傾向はみられなかった(図 -17参照). 6) 2方向実験の残留剛性はl方向実験に比べほぽ同 程度かやや小さく平均7%低下した.よって2方 向載荷の場合の損傷が大きくなるといえる. 参考文献: 1) 日本道路協会日路橋示方書・同解説V冊震設計 編,丸善, 20位 年4月. 2) wl翻 悶be,E.,Sugiura,K.and匂 aw

a

WO.: Effi帥 of M叫任D江ectionalDispla印,me凶Pほhson白eCyclic Behaviour ofRectangular Hollow S旬elColumns, Jo班nalofS回 出muEn伊白血JgandEarth中ake E昭n悶1ng,pp.29-48, 2005.7. 3) 永田和寿,筋立英一,杉浦安財正:水平2方向に地 震力を受ける角腕陣端脚の弾塑↑郵芯答性状に関 する研究,構造工学害命文集,土木学会, Vo1.50,App.1427圃1436,2004年 3月. 4) 後藤芳頴,江坤生,小畑誠:2方向繰り返し荷 重を受ける薄肉円形断面銅車輪酔階の履歴特性, 土木学会論文集, No冗M・70,pp.181・198,2005 年 1月. 5) 青オ撤彦,大西哲広,鈴木森品:水平2方向荷重 を受ける正方形断面鋼妻橋脚の而慢性能に関する 実験自慨究,土木学会論文集, ¥Vo弛1M祉.ゐ1.后663,川NO.4 pp.716圃7η26,2007年 10月. 6) 後 藤 芳 頴 , 江 坤 生 小 畑 誠

:

2

方向繰り返し荷 重を受ける矩形断面銅製橋脚柱の履歴特性,土 木学会論文集, ,ゐ1.63,No.l, pp.122-141, 2007 年2月.

η

後藤芳頴,小山亮介,藤井雄介,小畑誠

:

2

方 向地震動を受ける矩形断面銅製橋脚の動特性 と而標照査法における限界値,土木学会論文集, Vol. 65, No. 1,即.61-80,2009年 2月. 8) 宇佐美勉:ハイダクティリティー鋼製橋脚,橋梁 と基礎, Vo1.31 , Noム即.30・36,1997年6月. 9) 葛関杉,高聖彬,宇佐美勉:鋼軍幹嗣副箱形断面 橋脚の繰り返し弾塑性鮒庁と而標性矧面,鱒捕 脚の非線形数値責勃庁と而標設計に関する論文集, 土木学会, pp.85・92,1997年 5月. 10) 土木学会議隅造委員会鍋翫鏑捌守小委員会耐 震設計研究WG:鋼橋の而標設計櫛十案と而標設 計のための新技術, 1996年7月. 11)

;

J

畑執後藤芳額:橋脚や柱等を対象とした3 次元擬似動的実験装置の開発,土木学会論文集, No. 725, pp.253・266,2004年 1月. 12) 永田聖二,渡遺学歩, }II島一彦 :3次元ハイブリ ッド載荷実験におけるアクチュエータによるP圃

A

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009年 9月 24日受付)

参照

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