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よって提供されるハイパフォーマンス Gen2PCIe インターフェースおよび追加のディスク ドライブを使用することにより ストレージ機能を拡張できます PowerLinux7R1 では 基本構成に 4 個の DIMM スロットが含まれていますが 最大 8 個の DDR3DIMM スロットがサポートさ

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日本�IBM�ハードウェア発表レター

JG13-0043、2013�年�2�月�5�日付

Linux�用に最適化された�IBM�PowerLinux�7R1�Model�L1T�が、新しい

ソリューションやサービスのより速やかで、より確実な提供をサポー

目次

1 製品の概要� 27 製品資料� 2 主要前提条件� 28 技術情報� 2 出荷開始予定日� 38 契約条件� 3 製品の機能詳細� 43 料金設定� 21 開発意向表明� 43 AP� ディストリビューション� 22 製品番号�

ハイライト

PowerLinuxTM�7R1�は、�IBM®�Power®�プラットフォーム上で稼働する�LinuxTM�オペレーティン グ・システム用に最適化された�IBM�POWER7+TM�プロセッサー・モジュールの卓越したパフォー マンスとエネルギー効率により力を発揮します。 • 強力な�64�ビット�4コア�3.6�GHz、および�6�コア/8�コア�4.2�GHz�の�POWER7+�プロセッ サー・モジュール • オプションのメモリー・ライザー・カード�(1�個)�を使用して最大メモリー�256�GB • システム装置の豊富な�I/O�オプション: – PCIe�Gen2�ロー・プロファイル・スロット�x�5 – PCIe2�LP�4-Port�1GbE�Adapter – ディスク/ソリッド・ステート・ドライブ�(SSD)�SAS�スモール・フォーム・ファクター・ ベイ�x�6�--�最大�5.4�TB – スリムライン�DVD-RAM – テープまたは取り外し可能ドライブ用ベイ – ディスク/SSD/テープ/DVD�用内蔵�SAS/SATA�コントローラー�(RAID�0、1、10�をサポー ト) • EnergyScaleTM�テクノロジー

製品の概要

IBM�PowerLinuxTM�7R1�サーバーは、�Linux�クライアント用に最適化された高密度で高効率の 2U�ラック型フォーム・ファクターに�IBM�POWER7+�プロセッサーを搭載して、その卓越したパ フォーマンスを提供します。�複数の�Linux�インフラストラクチャーとアプリケーション・ ワークロードの実行に最適なモデルであり、�PowerVM®�仮想化との併用により、従来の�Linux サーバーよりも経済的なサーバー環境を実現します。�豊富な機能を備えた�PowerVM�仮想化 テクノロジーを導入することによって�IBM�PowerLinux�7R1�の拡張性と能力を最大限に引き出 し、サーバーの能力を極限まで活用し、仮想化されたパーティションを素早く導入・展開する ことができます。�必要に応じて、Live�Partition�Mobility�機能を用いて、�PowerLinux�サー バーと�Power�SystemsTM�サーバー間でワークロードを移動させることもできます。 PowerLinux�7R1�サーバーは�1�個のプロセッサー・ソケットを備えた�Linux�専用の�2U�ラッ ク・マウント型サーバーです。このサーバーには、4�コアの�3.6�GHz�POWER7+�構成、6�コア および�8�コアの�4.2�GHz�POWER7+�構成が用意されています。�新しい�PowerLinux�7R1�(8246-L1T)�サーバーでは、EXP24S�スモール・フォーム・ファクター�(SFF)�Gen2-bay�ドロワーに

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よって提供されるハイパフォーマンス�Gen2�PCIe�インターフェースおよび追加のディスク・ド ライブを使用することにより、ストレージ機能を拡張できます。 PowerLinux�7R1�では、基本構成に�4�個の�DIMM�スロットが含まれていますが、最大�8�個の DDR3�DIMM�スロットがサポートされます。�オプションのメモリー・ライザー・カードを�1�個 使用することで�4�個の�DIMM�スロットを追加して、最大�256�GB�のシステム・メモリーをサ ポートできます。 メモリー機構(1�機構につき�2�メモリー�DIMM)は動作クロック�1066�MHz�の�8�GB、16 GB、32�GB�および�64�GB�のメモリーに対応しています。�また、�PowerVM�には、稼働中の区画 間でメモリーをインテリジェントに交換することを可能にするテクノロジー�Active�MemoryTM Sharing�が導入され、物理メモリー・リソースの最適化が図られています。�Active�Memory Sharing�は、単一サーバーの論理区画�(LPAR)�間で物理メモリーのプールを共有できるように して、メモリーの使用効率を向上させ、システム・コストを削減します。 PowerLinux�7R1�サーバーには、3�つのストレージ・バックプレーン・オプションが用意され ています。�1�つ目のバックプレーンは、3�個の�SFF�SAS�ハード・ディスク・ドライブ�(HDD) または半導体ドライブ�(SSD)、1�個の�SATA�DVD�および�1�個のハーフハイト・テープ・ドラ イブをサポートします。�2�つ目のバックプレーンは、6�個の�SFF�SAS�HDD/SSD�および�1�個 の�SATA�DVD�をサポートします。�これら�2�つのオプションでは、RAID�0、1、10�をサポート する内蔵�SAS�コントローラーが搭載されます。�3�つ目のバックプレーンは、6�個の�SFF�SAS HDD/SSD、1�個の�SATA�DVD、デュアル書き込みキャッシュ�RAID�5、RAID�6、および�1�個の外 部�SAS�ポートをサポートします。�3�つの選択肢のそれぞれで、HDD/SSD�は、ホット・スワッ プ可能であり、前面から出し入れすることができます。 その他の内蔵機構には以下があります。 • PCIe�x8�Gen2�ロー・プロファイル拡張スロット�x�5 • PCIe2�LP�4-Port�1GbE�Adapter • サービス・プロセッサー • システム装置内の�HDD/SSD/テープ/DVD�用内蔵�SAS/SATA�コントローラー�(RAID�0、1、10 をサポート。RAID�5�と�RAID�6�はオプション) • EnergyScale�テクノロジー • システム・ポート�x�2、USB�ポート�x�3、HMC�ポート�x�2 • 冗長およびホット・スワップ電源 • 冗長およびホット・スワップ冷却装置 PowerLinux�システムでは、仮想化されたスケールアウト�Linux�サーバー環境における急増す るワークロードのための理想的な設計が採用されています。�PowerLinux�7R1�サーバーは、 POWER7+�の高パフォーマンス、Intelligent�Thread�テクノロジー、メモリーと�I/O�の高帯域 から得られるメリットを活用しています。�これらのワークロードでは、�POWER7®�プロセッ サーのパフォーマンス、効率的な仮想化、他に例を見ないワークロード最適化機能、業界を リードする信頼性、可用性、さらには拡張性といったメリットを、従来の�Linux�サーバーと同 等の価格で利用できます。 IBM�は、既存および新しいワークロードに対する�PowerLinux�7R1�サーバーの価値をさらに高 めるために、常に新しいテクノロジーへの投資を行っています。

主要前提条件

『�前提ハードウェア�』セクションおよび『�前提ソフトウェア�』セクションを参照してくだ さい。

出荷開始予定日

2013�年�2�月�20�日�(モデル�L1T、および以下を除く全フィーチャー) • 2013�年�3�月�15�日�(フィーチャー�EL38�および�EN0B)

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製品の機能詳細

IBM�PowerLinux�7R1 標準機構の要約 • ラック・マウント型�(2U)�構成 • 4�コア�3.6�GHz�および�6�コア/8�コア�4.2�GHz�プロセッサー・モジュール • 8�GB、16�GB、32�GB�または�64�GB�の�1066�MHz�DDR3�ECC�メモリー�(エラー検出および訂 正)、最小�32�GB、256�GB�に拡張可能 • 3�つのストレージ・バックプレーン・オプション: – SFF�SAS�HDD/SSD�x�3、SATA�DVD�ベイ、テープ・ドライブ・ベイ – SFF�SAS�HDD/SSD�x�6、SATA�DVD�ベイ – SFF�SAS�HDD/SSD�x�6、SATA�DVD�ベイ、デュアル書き込みキャッシュ�SAS�RAID、外部 SAS�ポート • PCIe�x8�Gen2�(x�5)�および�PCIe�x4�Gen2�(x�1)�ロー・プロファイル拡張スロット • GX++�スロット�x�1 • 内蔵: – サービス・プロセッサー – EnergyScale�テクノロジー – ホット・スワップおよび冗長冷却装置 – USB�ポート�x�3、システム・ポート�x�2、HMC�ポート�x�2 • 1925�ワット�AC、ホット・スワップ電源機構�x�1 PowerLinux�7R1�サーバーは、4�コア�3.6�GHz�POWER7+�プロセッサー・モジュール構成の場合 はフィーチャー�#ELBE�を、6�コア�4.2�GHz�POWER7+�プロセッサー・モジュール構成の場合は フィーチャー�#ELBF�を、さらに�8�コア�4.2�GHz�POWER7+�プロセッサー・モジュール構成の場 合はフィーチャー�#ELBB�を注文する必要があります。 また、�PowerLinux�7R1�の最小の初期オーダーには、プロセッサー・モジュールに加えて、 プロセッサー・アクティベーション、32�GB�メモリー、HDD/SDD�x�2、イーサネット・アダプ ター、ストレージ・バックプレーン、電源機構�x�1、電源コード�x�1、�IBM�PowerVM�for�IBM PowerLinux�または�GPFSTM�、オペレーティング・システム・インディケーター、および言語グ ループ指定を含める必要があります。 選択が何もされていない場合、最小に定義された初期オーダー構成は以下のようになります。 � ���Feature�number����Description �� ���ELBE��������������Package�indicator�that�includes: � ����1�x�EPLP���������0/4�core�3.6�GHz�POWER7+�Processor�Module ����4�x�EPLR���������4�Processor�Activation�(Zero-priced) ����2�x�EL2Q���������32�GB�Memory�(Zero-priced) ����2�x�EL03���������146.8�GB�15k�SFF�HDD � � ���ELBF��������������Package�indicator�that�includes: � ����1�x�EPLQ���������0/6�core�4.2�GHz�POWER7+�Processor�Module ����6�x�EPLS���������6�Processor�Activation�(Zero-priced) ����2�x�EL2Q���������32�GB�Memory�(Zero-priced) ����2�x�EL03���������146.8�GB�15k�SFF�HDD � � ���ELBB��������������Package�indicator�that�includes: � ����1�x�EPLK���������0/8�core�4.2�GHz�POWER7+�Processor�Module ����8�x�EPLN���������8�Processor�Activation�(Zero-priced) ����2�x�EL2Q���������32�GB�Memory�(Zero-priced) ����2�x�EL03���������146.8�GB�15k�SFF�HDD

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� ���The�following�features�are�required�on�packages�ELBE,�ELBF,�and�ELBB: � � ���EL0T��������������Storage�Backplane�for�2.5-inch�Drives/SATA�DVD/Tape ���������������������(Zero-priced) ����EL11�������������PCIe2�LP�4-port�1GbE�Adapter�($0) ����1�x�5532���������Power�Supply,�1925�Watt�AC ����9300/97xx��������Language�Group�Specify ����2147�������������Primary�Operating�System�Indicator�-�Linux�(#2147) ����1�x�6xxx���������One�Power�Cord �����#EC22����������IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�(1�per�core) �������or ����5765-G66���������GPFS � 注:初期オーダーで選択された最初の�2�つのメモリー機構は、メモリー・ライザー・カードに インストールされます。�最小メモリー所要量を満たすために�4�個の�#EL15�を選択する場合 は、#EL0A�を�1�個注文する必要があります。�ただし、フィーチャー�EL0A�は�EL2Q、EL2R、ま たは�EL2V�とは併用できません。 注:代替構成オプションは、�IBM�担当員またはビジネス・パートナーから特別対応ベースで提 供されます。 注:フィーチャー�#0837�(SAN�からブート)�を選択する場合は、内部�DASD�は必要ありません。 フィーチャー�#0837�を選択する場合は、ファイバー・チャネルまたはファイバー・チャネル・ オーバー・イーサネット・アダプターを注文する必要があります。 ダイナミック・ロジカル・パーティショニング ダイナミック・ロジカル・パーティショニング機能により、�PowerLinux�7R1�サーバーでは高 度なリソース管理が可能になります。�これは動的�LPAR�によって、急激に変化するビジネス・ ニーズに合わせて使用可能なシステム・リソースを複数の論理区画間で迅速かつ容易に構成で きるからです。 動的�LPAR�ではまた、HDD�または�SSD�などのシステム・リソースを、リブートの必要なしに システムの構成に追加できます。�IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�(#EC22)�フィーチャー をシステムにインストールすると、各物理プロセッサーに最大�20�個の動的�LPAR、つまり PowerLinux�7R1�システム全体では最大�160�個の動的�LPAR�を定義できます。 Systems�Director�および�VMControl�についての注: • 動的�LPAR�を実装する場合: – パーティショニングを実装する�POWER7+�プロセッサー・ベースのサーバーを管理するた めに、ハードウェア管理コンソール�(HMC)�または�Integrated�Virtualization�Manager (IVM)�が必要です。�1�台の�HMC�で複数の�POWER7+�プロセッサー・ベースのサーバーを サポートできます。 – HMC�を使用して�POWER7+�プロセッサー・ベースのサーバーを管理する場合、HMC�は�CR3 以降のラック・マウント型、または�C06�以降のデスクサイド型であることが必要です。 • IBM�Systems�Director�for�IBM�PowerLinux�をインストールする場合: – IBM�Systems�Director�Editions�for�Power�Systems�バージョン�6.3�以降が必要です。 • IBM�Systems�Director�VMControlTM�for�IBM�PowerLinux�をインストールする場合: – Systems�Director�VMControl�バージョン�2.4�以降が必要です。 – Systems�Director�VMControl�for�IBM�PowerLinux�は�Systems�Director�Express® Edition�に含まれています。 – VMControl�を実行するには�PowerVM�が必要です。 – Systems�Director�VMControl�for�IBM�PowerLinux�または�VMControl�Enterprise Edition�には、Systems�Director�V6.3�以降が必要です。�この製品を古いバージョンの Systems�Director�とともにインストールすると、すべての機能を正常に動作させるには アップグレードが必要であることを示すプロンプトが表示されます。 IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�(フィーチャー�#EC22)

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PowerLinux�7R1�上には、�IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�または�GPFS�のいずれかが必要で す。 PowerVM�for�IBM�PowerLinux�を使用すると、1�CPU�未満のパーティション�(サブ�CPU�LPAR) を作成し、これらのパーティションに同じシステム入出力を仮想的に追加することができま す。�このフィーチャーには、パーティション間のワークロード管理を実現するソフトウェア・ コンポーネントも含まれています。 PowerVM�for�IBM�PowerLinux�により、以下が可能になります。 • Micro-Partitioning®�(プロセッサー・コアあたり最大�20�個のパーティション、 PowerLinux�7R1�システムあたり�160�個のパーティション) • 仮想化ディスクおよび光ディスク・デバイス�(VIOS) • CPU�自動再構成 • パーティション構成とシステム負荷のリアルタイム統計 • 専用/共有プロセッサー�LPAR�グループのサポート • 手動リソース・プロビジョニングのサポート 初期オーダー・エントリーでフィーチャー�#EC22�が選択された場合、製造時に�Micro-Partitioning�が使用可能とされ、使用可能化ソフトウェア・メディアおよび資料が出荷されま す。�また、フィーチャー�#EC22�を�MES�オーダーとして注文した場合、アクティベーション・ キーは�IBM�Web�サイト経由で通知されるため、お客様はキーを取得してシステムにインストー ルしていただく必要があります。 この�IBM�Web�サイトの�URL�は以下です。 http://www-912.ibm.com/pod/pod PowerVM�for�PowerLinux�についての注: • PowerVM�2.2�以降が必要です。 • 仮想マシンまたは論理区画�(LPAR)�は、IVM�ソフトウェア�(標準装備)�または�HMC�(オプ ション)�で管理されます。 • システムのいずれかのプロセッサーに仮想化機構が搭載されている場合は、すべてのアク ティブなプロセッサーにこれを搭載する必要があります。 • いったん仮想化機構をシステムに搭載すると、削除することはできません。 • POWER7�で�Live�Partition�Mobility�を実行するための最小要件は、�PowerVM�2.2�以降、 および�Linux�オペレーティング・システムがサポート・レベルであることです。�Live Partition�Mobility�により、アプリケーションのダウン時間なしに、論理区画を�POWER6® または�POWER7�の�1�つのサーバーから別のサーバーに移動させることができます。 • サーバー上で稼働中の論理区画間でのメモリーの動的な再割り当てを行う�Active�Memory Sharing�は、RHEL�6�および�SLES�11�SP1�でサポートされています。 IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�のその他の機能 仮想イーサネットおよび仮想ストレージは、�PowerVM�Edition�の一部です。 I/O�ドロワーの使用可能性 PowerLinux�7R1�(8246-L1T)�では、1�台のディスク専用の�I/O�ドロワーがサポートされていま す。このドロワーを追加すると、ストレージ容量を拡張し、複数のパーティションをサポート できます。 フィーチャー�#5887�または�#EL1S�EXP24S�には�2.5�インチ�SAS�ディスクまたは�SSD�を搭載 できます。 • 8246-L1T�では、#EL1S�を�4�個注文できます�(初期オーダーのみ)。 • 8246-L1T�には、#5887�を�4�個追加できます�(MES�オーダーのみ)。 • 合計�4�つの�#5887�および�#EL1S�ドロワーがサポートされます。 フィーチャー�#EL0V�または�#EL0Y�DASD�バックプレーンが�8246-L1T�に取り付けられている 場合、単一のフィーチャー�#EL1S�または�#5887�ドロワーを�CEC�外部�SAS�ポートにケーブ

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ル接続できます。�ドロワーを�CEC�外部�SAS�ポートに接続する際には、3�Gbps�YI�ケーブル (#EL2L)�が使用されます。 EXP24S�SFF�Gen2-bay�ドロワー�(#5887�または�#EL1S�(割引価格)) EXP24S�SFF�Gen2-bay�ドロワーは�24�個の�2.5�インチ�SFF�SAS�ベイを備えた拡張ドロワーで す。2U�の�19�インチ・ラックに設置された�POWER6�または�POWER7�サーバー上で、最大�24�個 の�ホット・スワップ�SFF�SAS�HDD�または�SSD�をサポートします。�EXP24S�ベイは、I/O�ドロ ワーに�SAS�X�または�Y�ケーブルで接続された�SAS�アダプター/コントローラーで制御されま す。 EXP24S�には、�POWER7�システム装置または�12X�PCIe�I/O�ドロワーの�Gen1�または�SFF-1�ベ イに物理的に取り付けられない�Gen2�または�SFF-2�SAS�ドライブを取り付けることができます (逆の場合もあります)。 以下の�SFF-2/Gen2�SAS�ドライブは�EXP24S�に取り付けることにより、�PowerLinux�7R1�と共 に使用できるようになります。 • HDD – 10,000�rpm�300�GB�(#EL1N) – 15,000�rpm�300�GB�(#EL1P) – 10,000�rpm�600�GB�(#EL1Q) – 15,000�rpm�146�GB�(#EL1M) – 10,000�rpm�900�GB�(#EL1R) • SSD – 177�GB�(#EL1K) – 387�GB�(#EL1L) EXP24S�をサポートする�SAS�アダプター/コントローラーは、2-x4-port�SAS�Adapter�3�Gb (#EL10)�です。 サポートされるすべての�SAS�アダプター/コントローラーで、最大�24�個の�HDD�または�SSD を使用できます。 EXP24S�を標準の�Power�System�19�インチ・ラック�(7014-T42�または�7014-T00、あるいは フィーチャー�0551�または�0553�など)�に取り付けるための固定長のレール・セットが用意さ れています。 IBM�PowerLinux�ソリューションの前提条件 IBM�Power�Linux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�BigInsights IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere®�BigInsightsTM�は、�IBM�PowerLinux�7R1 8246-L1T�サーバー上で�IBM�InfoSphere�BigInsights�for�IBM�PowerLinux�バージョン�2.0�を 実行する�Red�Hat�Enterprise�for�Linux�for�IBM�PowerLinux�6.2�以降をサポートします。 Red�Hat�Enterprise�Linux�6�for�IBM�PowerLinux�サーバーの料金設定が新しくなり、コス ト効率のよいスケールアウト・ソリューションをより手頃な価格で入手できるようになりまし た。 ソフトウェア発表レター�JP12-0125�を参照してください。 IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�BigInsights�は、8246-L1T�サーバーをサ ポートします。�ストレージ拡張が必要な場合は、EXP24S�SFF�Gen2-bay�ドロワーを�8246-L1T と共に選択してください。 IBM�PowerLinux�サーバー用�IBM�InfoSphere�BigInsights�バージョン�2.0�は、�IBM�パスポー ト・アドバンテージで注文できます。�詳細は以下をご参照ください。  http://www-01.ibm.com/software/data/infosphere/biginsights/ IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�BigInsights�の注文方法:

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• HW:�AAS�からストレージ拡張可能な�IBM�PowerLinux�7R1�サーバーである�8246-L1T�を選択 します。 • OS:�AAS�で�HW�を注文する場合は、オペレーティング・システムとして�Red�Hat Enterprise�Linux�6�を選択します。 • ビッグデータ・アプリケーション:�IBM�PowerLinux�サーバー用�IBM�InfoSphere BigInsights�Version�2.0�は、�IBM�パスポート・アドバンテージで注文します。 IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�Streams IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�Streams�は、�IBM�PowerLinux�7R1�8246-L2D�および�8246-L2T�サーバー上で�IBM�InfoSphere�Streams�for�IBM�PowerLinux�バージョ ン�3.0�を実行する�Red�Hat�Enterprise�Linux�for�IBM�PowerLinux�6.2�以降をサポートしま す。�Red�Hat�Enterprise�Linux�6�for�IBM�PowerLinux�サーバーの料金設定が新しくなり、コ スト効率のよいスケールアウト・ソリューションをより手頃な価格で入手できるようになりま した。 ソフトウェア発表レター�JP12-0125�を参照してください。 IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�Streams�は、8246-L1D�および�8246-L1T サーバーをサポートします。�ストレージ拡張が必要な場合は、EXP24S�SFF�Gen2-bay�ドロワー を�8246-L1T�と共に選択してください。 ハードウェア発表レター�JG12-0009�を参照してください。 IBM�PowerLinux�サーバー用�IBM�InfoSphere�Streams�バージョン�2.0.0.4�は、�IBM�パスポー ト・アドバンテージで注文できます。�詳細は以下をご参照ください。  http://www-01.ibm.com/software/data/infosphere/streams/ IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�Streams�は、General�Parallel�File System�V3.4�以降をサポートします。�IBM�の�General�Parallel�File�System�を導入すると、 ビッグデータ・クラスター上のペタバイト規模のデータや何十億ものファイルを素早く、効率 的に、シームレスに管理できます。�GPFS�について詳しくは、以下の�Web�サイトを参照してく ださい。 http://www-03.ibm.com/systems/software/gpfs/ IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�InfoSphere�Streams�の注文方法: • HW:�AAS�からストレージ拡張可能な�IBM�PowerLinux�7R1�サーバーである�8246-L1T�を選択 します。 • OS:�AAS�で�HW�を注文する場合は、オペレーティング・システムとして�Red�Hat Enterprise�Linux�6�を選択します。 • GPFS�:�AAS�で�HW�を注文する場合は、�GPFS�を選択します。 • ビッグデータ・アプリケーション:�IBM�PowerLinux�サーバー用�IBM�InfoSphere�Streams バージョン�2.0.0.4�は、�IBM�パスポート・アドバンテージで注文します。 IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�Apache�Hadoop IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�Apache�Hadoop�は、�IBM�PowerLinux�7R1�8246-L1T�サーバー上で�Hadoop�Common�Source�バージョン�1.1.1�を実行する�Red�Hat�Enterprise Linux�6.2�以降をサポートします。�Red�Hat�Enterprise�Linux�6�for�IBM�PowerLinux�サー バーの料金設定が新しくなり、コスト効率のよいスケールアウト・ソリューションをより手頃 な価格で入手できるようになりました。 ソフトウェア発表レター�JP12-0125�を参照してください。 IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�Apache�Hadoop�は、8246-L1T�サーバーをサポートし ます。�ストレージ拡張が必要な場合は、EXP24S�SFF�Gen2-bay�ドロワーを�8246-L1T�と共に選 択してください。 Hadoop�Common�Source�バージョン�1.1.1�はダウンロードして使用できます。�詳細は以下をご 参照ください。  http://hadoop.apache.org/common/releases.html

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IBM�PowerLinux�Big�Data�Solution�for�Apache�Hadoop�の注文方法: • HW:�AAS�から�IBM�PowerLinux�7R1�8246-L1T�サーバーを選択します。 • OS:�AAS�で�HW�を注文する場合は、オペレーティング・システムとして�Red�Hat Enterprise�Linux�6�を選択します。 • 注文の処理に適切な�RPQ�コードを指定して注文を送信します�(RPQ�コードについては�IBM 営業担当員にお問い合わせください)。 • Apache�Hadoop�アプリケーション:�以下のサイトからダウンロードします。 http://hadoop.apache.org/common/releases.html IBM�PowerLinux�Linux�Application�Services�Edition IBM�PowerLinux�Linux�Application�Services�Edition�は、�IBM�PowerLinux�用�Red�Hat Enterprise�Linux�5.7�以降、�IBM�PowerLinux�用�Red�Hat�Enterprise�Linux�6.2�以降、 および�SUSE�Linux�Enterprise�Server�11�Service�Pack�2�以降をサポートします。�Red Hat�Enterprise�Linux�for�IBM�PowerLinux�についての詳細は、ソフトウェア発表レター JP12-0125�を参照してください。 IBM�PowerLinux�Linux�Application�Services�Edition�は、�IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux V2.2.1.5�をサポートします。 ソフトウェア発表レター�JP12-0172�を参照してください。 オープン・ソース・アプリケーションのパッケージは、サポートされる�SUSE�および�Red�Hat のリリースで配布されます。�これらのワークロードは、�IBM�の以下のサイトからダウンロー ド可能なオプションの無償ユーティリティーである�IBM�Installation�Toolkit�を使用してイ ンストールおよび構成できます。 http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/lopdiags/installtools/ IBM�PowerLinux�Linux�Application�Services�Edition�の注文方法: • HW:�AAS�からストレージ拡張可能な�IBM�PowerLinux�7R1�8246-L1T�サーバーを選択しま す。 • OS:�AAS�で�HW�を注文する場合は、Red�Hat�Enterprise�Linux�6、または�SUSE�Linux Enterprise�Server�11�を選択します。 • 仮想化:�AAS�で�HW�を注文する場合は、�IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�を選択します。 • オープン・ソース・ワークロード・パッケージ:�パッケージはサポートされる�Linux�リ リースから入手可能です。 • IBM�Installation�Toolkit:�以下のサイトからダウンロードします。 http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/lopdiags/installtools/ IBM�PowerLinux�Solution�Edition�for�SAP�Applications IBM�PowerLinux�Solution�Edition�for�SAP�Applications�は、Red�Hat�Enterprise�Linux�for IBM�PowerLinux�5.7�以降、Red�Hat�Enterprise�Linux�for�IBM�PowerLinux�6.2�以降、およ び�SUSE�Linux�Enterprise�Server�11�Service�Pack�2�以降をサポートします。�このソリュー ションは、�IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�V2.2.1.5、および�IBM�DB2®�V9.7�を使用する SAP�の�POWER7�および�POWER7+�認定製品をサポートします。 ソフトウェア発表レター�JP12-0125�を参照してください。 IBM�PowerLinux�Solution�Edition�for�SAP�Applications�の注文方法: • HW:�AAS�からストレージ拡張可能な�IBM�PowerLinux�7R1�8246-L1T�サーバーを選択しま す。 • OS:�AAS�で�HW�を注文する場合は、Red�Hat�Enterprise�Linux�5、Red�Hat�Enterprise Linux�6、または�SUSE�Linux�Enterprise�Server�11�を選択します。 • 仮想化:�AAS�で�HW�を注文する場合は、�IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�を選択します。 • SAP:�IBM�DB2�V9.7�と共に�SAP�POWER7�認定製品を�SAP�または�SAP�ビジネス・パートナー に注文します。 IBM�Solution�for�Websphere�Mobile�and�Web�Applications�on�PowerLinux

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IBM�Solution�for�WebSphere®�Mobile�and�Web�Applications�on�PowerLinux�は、�IBM PowerLinux�7R1�8246-L1D�および�8246-L1T�サーバー上で�IBM�WAS�Liberty�Profile�for�IBM PowerLinux�バージョン�8.5.0.1�を実行する�Red�Hat�Enterprise�Linux�for�IBM�PowerLinux 6.1�以降をサポートします。�Red�Hat�Enterprise�Linux�6�for�IBM�PowerLinux�サーバーの料 金設定が新しくなり、コスト効率のよいスケールアウト・ソリューションをより手頃な価格で 入手できるようになりました。 ソフトウェア発表レター�JP12-0125�を参照してください。 IBM�Solution�for�WebSphere�Mobile�and�Web�Applications�on�PowerLinux�は、8246-L1D�お よび�8246-L1T�サーバーをサポートします。�ストレージ拡張が必要な場合は、EXP24S�SFF Gen2-bay�ドロワーを�8246-L2T�と共に選択してください。 ハードウェア発表レター�JG12-0081�を参照してください。 IBM�PowerLinux�サーバー用�IBM�WAS�Liberty�Profile�バージョン�8.5.0.1�は、�IBM�パス ポート・アドバンテージで注文できます。�詳細は以下をご参照ください。  https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/blogs/wasdev/entry/ download_wlp?lan�g=en IBM�Solution�for�WebSphere�Mobile�and�Web�Applications�on�PowerLinux�の注文方法: • HW:�AAS�から�IBM�PowerLinux�7R1�サーバー、8246-L1T�(ストレージ拡張が必要な場合)�ま たは�8246-L1D�を選択します。�ハードウェア発表レター�JG12-0081�を参照してください。 • OS:�AAS�で�HW�を注文する場合は、オペレーティング・システムとして�Red�Hat Enterprise�Linux�6�を選択します。 • 注文の処理に適切な�RPQ�コードを指定して注文を送信します�(RPQ�コードについては�IBM 営業担当員にお問い合わせください)。 • WebSphere�アプリケーション:�IBM�PowerLinux�サーバー用�IBM�WAS�Liberty�Profile�バー ジョン�8.5.0.1�は、�IBM�パスポート・アドバンテージで注文します。 IBM�PowerLinux�Open�Source�Infrastructure�Services IBM�PowerLinux�Open�Source�Infrastructure�Services�は、Red�Hat�Enterprise�Linux for�IBM�PowerLinux�5.7�以降、Red�Hat�Enterprise�Linux�for�IBM�PowerLinux�6.2�以降、 および�SUSE�Linux�Enterprise�Server�11�Service�Pack�2�以降をサポートします。�Red Hat�Enterprise�Linux�for�IBM�PowerLinux�についての詳細は、ソフトウェア発表レター JP12-0125�を参照してください。 IBM�PowerLinux�Open�Source�Infrastructure�Services�は、�IBM�PowerVM�for�IBM PowerLinux�V2.2.1.5�をサポートします。 ソフトウェア発表レター�JP12-0172�を参照してください。 オープン・ソース・アプリケーションのパッケージは、サポートされる�SUSE�および�Red�Hat のリリースで配布されます。�これらのワークロードは、�IBM�の以下のサイトからダウンロー ド可能なオプションの無償ユーティリティーである�IBM�Installation�Toolkit�を使用してイ ンストールおよび構成できます。 http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/lopdiags/installtools/ IBM�PowerLinux�Linux�Open�Source�Infrastructure�Services�の注文方法: • HW:�AAS�から�IBM�PowerLinux�7R1�サーバー、8246-L1D�または�8246-L1T�(ストレージ拡張 が必要な場合)�を選択します。�ハードウェア発表レター�JG12-0081�を参照してください。 • OS:�AAS�で�HW�を注文する場合は、Red�Hat�Enterprise�Linux�5、Red�Hat�Enterprise Linux�6、または�SUSE�Linux�Enterprise�Server�11�を選択します。 • 仮想化:�AAS�で�HW�を注文する場合は、�IBM�PowerVM�for�IBM�PowerLinux�を選択します。 • オープン・ソース・ワークロード・パッケージ:�パッケージはサポートされる�Linux�リ リースから入手可能です。 • IBM�Installation�Toolkit:�以下のサイトからダウンロードします。 http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/lopdiags/installtools/

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19�インチ・ラック PowerLinux�7R1�(8246-L1T)�は、36U�7014-T00�(#0551)�または�42U�7014-T42�(#0553)�ラッ クに装着できるように設計されています。�これらのラックは、19�インチの�EIA�規格で作成 されています。�新しく�8246�システムを注文する場合、同じ初期オーダーでシステム・ハー ドウェアと共に適切な�7014�ラック・モデルも注文することができます。�既存システムに追加 で�I/O�ドロワー・ハードウェアを注文する場合�(MES�オーダー)、�IBM�は�8246-L1T�のフィー チャーとしてラックを注文できるようにしています。�MES�オーダーの出荷前に新しく注文する I/O�ドロワーを�19�インチ・ラックに組み込むように�IBM�に依頼する場合は、ラックのフィー チャー番号を知らせてください。 1.8�メートル・ラック�(#0551) 1.8�メートル・ラック�(#0551)�は�36�EIA�ユニットのラックです。�フィーチャー�#0551�とし て提供されるラックは、7014-T00�ラックを注文した場合と同じラックですが、含まれるフィー チャーが異なる場合があります。�7014-T00�の一部として提供されるフィーチャーの中には、 フィーチャー�#0551�とは別に注文する必要のあるものがあります。�MES�オーダーで�IBM�から 出荷する前にラックに組み込む必要がある場合のみ、フィーチャー�#0551�を注文してくださ い。 2.0�メートル・ラック�(#0553) 2.0�メートル・ラック�(#0553)�は�42�EIA�ユニットのラックです。�フィーチャー�#0553�とし て提供されるラックは、7014-T42�ラックを注文した場合と同じラックですが、含まれるフィー チャーが異なる場合があります。�7014-T42�の一部として提供されるフィーチャーの中には、 フィーチャー�#0553�とは別に注文する必要のあるものがあります。�MES�オーダーで�IBM�から 出荷する前にラックに組み込む必要がある場合のみ、フィーチャー�#0553�を注文してくださ い。 IBM�Power�Systems�実装対応サービス IBM�は、�IBM�Power�Systems�用の統合、構成、およびカスタマイズ・サービスのポートフォリ オを提供しています。�これらの実装可能サービスは、ソリューションの実装を迅速化し、関連 リソースやコストを削減できるよう設計されています。�オファリングには以下があります。 • 統合 – コンポーネント統合 – ラック組み込み – オペレーティング・システムのプリインストール – ユニット別個別設定 – サード・パーティーのハードウェア/ソフトウェアのインストール – お客様指定の配置 • アセット・タグ付け – 標準のタグ付け用�RFID • 特殊なパッケージング – ボックス・コンソリデーション • システムのカスタマイズ – リモート・アクセス・パーティショニングによってカスタマイズされたオペレーティン グ・システム/ファームウェア 実装対応サービスの詳細については、以下のサイトを参照してください。 http://www.ibm.com/power/deploymentreadyservices/ 信頼性、可用性、保守性�(RAS)�機能 信頼性、耐障害性、およびデータ訂正 システムの信頼性は、高い信頼性を保持するように設計されたコンポーネント、デバイス、お よびサブシステムに支えられています。�POWER7+�プロセッサー�SCM�には低電圧テクノロジー が採用され、スタック・ラッチでソフト・エラー�(SER)�の影響を軽減して信頼性を向上させて

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います。�また、設計および開発プロセスでは、サブシステムに厳しい検証および統合テスト・ プロセスが適用されます。�さらに、システム製造プロセスでは、高い製品品質を保証するため に、システムは徹底的なテスト手順に供されます。 システムのキャッシュとメモリーには、ECC�(エラーの検出および訂正)�耐障害機能が装備され ています。�ECC�は、環境に誘発された、1�ビットの偶発的なメモリー障害や、1�ビットのハー ド障害を修正するよう設計されています。�ECC�により、メモリー障害の可能性が軽減されま す。�ECC�はまた、2�ビット・メモリー・エラーを検出して、2�ビットのメモリー障害が起きた 場合のデータの保護に貢献します。 Linux�オペレーティング・システムでは、ソフトウェアによるディスク・ドライブのミラーリ ング�(RAID�1)�がサポートされる一方、ハードウェアの�RAID�アダプターによって他の�RAID 保護スキームが提供されます。 メモリー・エラー訂正拡張機能 メモリーには、1�ビット・エラー訂正および�2�ビット・エラー検出を行う�ECC�回路が含まれ ています。�ECC�コードは、ECC�ワード内のある特定のメモリー・モジュールに障害が�1�つだ け発生し、他に障害が発生していなければその障害を修正できるよう設計されています。 メモリー保護機能には、エラーを検出するスクラビング、訂正可能なエラーのパターンを検出 した場合のメモリー・ページのデアロケーション、ECC�コードで訂正できないエラーが発生し た場合の論理メモリー・ブロックのデアロケーションがあります。 障害モニター機能 ディスク・ドライブ障害トラッキングは、ディスク・ドライブ障害が実際に発生して運用に影 響が出る前に、システム管理者に警告するよう設計されています。 相互監視 サービス・プロセッサーはブート・プロセス中にファームウェアの動作をモニターすると同時 に、ハイパーバイザーの終了もモニターします。�一方、ハイパーバイザーはサービス・プロ セッサーをモニターし、サービス・プロセッサーの停止を検出するとリセット/再ロードを実行 します。�リセット/再ロードでサービス・プロセッサーの問題を修正できない場合、ハイパー バイザーはオペレーティング・システムに通知するため、オペレーティング・システムはサー ビスの要求を含む適切な処置を取ることができます。 環境モニター機能 POWER7+�ベースのサーバーには、様々な環境モニター機能が装備されています。 • 温度モニターは、吸気口の温度をモニターすることにより、環境に関する問題の可能性をシ ステム管理者に警告します。�吸気口の温度が上昇して警告しきい値を超えると、システム は正常シャットダウンを開始します。�温度が限界レベルを超えた場合、または温度が長時 間警告レベルを超え続ける場合、システムはすぐにシャットダウンします。 • ファンの速度は、重要なコンポーネントの実際の温度をモニターし、それに従って調整して 制御されます。�内部コンポーネントの温度が限界レベルに達すると、システムはファンの 速度に関係なくすぐにシャットダウンします。�冗長ファンに障害が発生すると、システム は障害が起きたファンを呼び出し、稼働し続けます。�冗長でないファンに障害が発生する と、システムはすぐにシャットダウンします。 可用性拡張機能 POWER7+�システムのファミリーには、システム可用性の向上に役立つ重要な機能拡張が常に提 供・導入されています。 POWER7+�プロセッサー機能 POWER6�および�POWER7�と同様に、�POWER7+�プロセッサーには、コア関連の多数の障害に対し て、Processor�Instruction�Retry�および�Alternate�Processor�Recovery�を行う機能があり ます。�これによりプロセッサー・コアでハード�(ロジック)�およびソフト�(一時的)�の両方の エラーが発生するのを大幅に削減できます。�プロセッサー・コアでのソフト障害は一時的な (偶発的な)�エラーで、多くの場合宇宙線やその他の放射線が原因であり、通常は繰り返し発生 することはありません。�コアでエラーが発生すると、�POWER7+�プロセッサーはまず自動的に 命令を再試行します。�エラーの原因が本当に一時的だった場合、命令は正常に実行され、シス

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テムは元通りに続行します。�POWER6�以前の�IBM�システムでは、このエラーはチェック停止を 引き起こしました。 ハード障害はより難しく、命令が反復されるたびに繰り返される本当の論理エラーです。�命令 を再試行してもこの状態は解消されません。�POWER6�および�POWER7�と同様に、�POWER7+�プロ セッサーには、多数の障害について障害のあるコアから失敗した命令を抽出し、その命令をシ ステムの別の場所で再試行する機能があります。この機能では、命令の再試行後障害のあるコ アを動的に構成解除して、交換を求める呼び出しをします。�これらのシステムは、システム全 体の停止を回避するよう設計されています。 POWER7+�シングル・プロセッサーのチェック停止 POWER6�および�POWER7�と同様に、�POWER7+�には上記の可用性拡張機能では処理できない特定 の障害に対するシングル・プロセッサーのチェック停止が装備されています。�これにより、1 つのプロセッサーがシステム全体の可用性に影響を与える可能性を大幅に削減できます。 パーティション可用性の優先順位 また、パーティションに可用性の優先順位を割り当てる機能も装備されています。�ワークロー ドを保護するために�Alternate�Processor�Recovery�イベントに予備のプロセッサー・リソー スが必要になったにもかかわらず予備のリソースを提供する手段が見つからない場合、シス テムは優先順位が最も低いパーティションがどれかを判断して、そのリソースの使用を要求し ます。�適切に構成された�POWER7+�プロセッサー・ベースのサーバーでは、この機能により、 例えば財務会計システム・パーティションではなくテスト・パーティションがまず使用されま す。 POWER7+�キャッシュ可用性 POWER7+�プロセッサーの�L2�および�L3�キャッシュは、2�ビット検出、1�ビット訂正のエラー 検出コード�(ECC)�で保護されています。�さらに、キャッシュにはキャッシュ・ライン削除機 能が装備されています。�この機能により、キャッシュ・ライン上で訂正可能エラーが一定回数 繰り返し検出されると、そのキャッシュ・ラインのデータはパージされ、そのキャッシュ・ラ インはリブートの必要なしに以後の操作から排除されます。�キャッシュ内で�ECC�訂正不能エ ラーが検出された場合も、キャッシュ・ラインのパージや排除が行われます。�キャッシュ・ラ インに含まれていたデータがシステム・メモリーに保管されていたものから変更されていない 場合、エラーは発生しません。�データが変更された場合には、Special�Uncorrectable�Error 処理で処理されます。�L1�データや命令キャッシュにも、偶発的なエラーの再試行機能、およ びソリッド障害を処理するためのキャッシュ・セット削除メカニズムが装備されています。�さ らに、�POWER7+�プロセッサーには、プロセッサー専用の�L3�キャッシュ内の欠陥のあるビッ ト・ラインを予備のビット・ラインで動的に置換する機能もあります。 Special�Uncorrectable�Error�処理 Special�Uncorrectable�Error�(SUE)�処理は、メモリーまたはキャッシュで起きた訂正不能エ ラーがすぐにシステムの強制終了を引き起こすことを防止します。�正確に言うと、システム がデータをタグ付けして、それを再度使用するかどうかを判断します。�エラーが重要でない場 合、チェック停止は強制されません。�データが使用される場合、強制終了されるのはプログラ ム/カーネル、またはデータを所有しているハイパーバイザーに限定されます。または、データ が入出力装置に転送された場合は、入出力ハブ・コントローラーにより制御される入出力アダ プターがフリーズします。 PCI�拡張エラー処理 PCI�拡張エラー処理�(EEH)�対応のアダプターは、問題のある�PCI�スロット・ハードウェアか ら生成される特殊なデータ・パケットを受け取ると、システム・ファームウェアを呼び出しま す。ファームウェアは、問題のあるバスを調べ、デバイス・ドライバーにバスをリセットさせ て、リブートすることなくシステムを続行できるようにします。�Linux�では、EEH�サポートは 頻繁に使用されるデバイスの大部分で提供されますが、一部のサード・パーティーの�PCI�デバ イスでは固有の�EEH�サポートが提供されない場合があります。

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予測障害および動的コンポーネント・デアロケーション POWER®�プロセッサーを使用するサーバーには、プロセッサーやメモリーなど特定の重要なコン ポーネントに事前障害分析を行う機能が以前からありました。�障害が差し迫っていることを表 す特定の徴候をこれらのコンポーネントが示すと、システムはエラーがシステム全体に波及す る前に、障害が起きた部分を動的に割り振り解除して、使用可能な場合にはコール・ホームす ることができます。�多くの場合、システムはまず計画外の停止を回避するような方法でリソー スを再割り当てしようとします。�システム全体の可用性を維持するのに十分なリソースが存在 しない場合には、これらのサーバーはユーザー定義の優先順位によってパーティションの可用 性を維持しようとします。 訂正不能エラー・リカバリー 自動再始動オプションが有効である場合には、システムはリカバリー不能なソフトウェア・エ ラー、ハードウェア障害、または環境に誘発された�(AC電源の)�障害の後で自動的に再始動で きるようになっています。 保守性 保守性の目的は、サービス・コストの最小化または排除を�(予算の目標内で)�図り、高いユー ザーの満足度を維持しながら、システムを修理することにあります。�保守性には、システム のインストール、MES�(システムのアップグレード/ダウングレード)、およびシステムのメンテ ナンス/修理が含まれます。�システムおよび保証契約によって、サービスはお客様、�IBM�担当 員、または認可された保証サービス・プロバイダーが行います。 このシステムで提供される保守性機能により以下のような特長を組み込んだ結果、このシステ ムでは高効率のサービス環境が実現されました。 • カスタマー・セットアップ�(CSU)、お客様取り付け機構�(CIF)�およびお客様交換可能ユ ニット�(CRU)�の設計 • エラー検出および障害分離�(ED/FI) • First�Failure�Data�Capture�(FFDC) • 複数の�IBM�サーバー・プラットフォーム間での集中型サービス・アプローチ サービス環境 HMC�は、GUI�またはコマンド・ライン・インターフェース�(CLI)�を使用して、パーティション またはフル・システム・パーティションに対して、サーバーを構成および管理する機能を提供 する専用サーバーです。�HMC�をシステムに接続すると、サポート担当員は�HMC�から�(お客様 の許可を得て)�お客様のマシンにリモートでログインし、エラー・ログを検討し、必要に応じ てリモート保守を行うことができます。 POWER7+�プロセッサー・ベースのプラットフォームは、2�つの主なサービス環境をサポートし ます。 • 1�つ以上の�HMC�への接続がシステムでオプションとしてサポートされます。�これは専用ま たは仮想入出力の論理区画をサポートするサーバーのデフォルト構成です。この場合、すべ てのサーバーに少なくとも�1�つの論理区画があります。 • HMC�なし。�HMC�のないシステムには�2�つのサービス・ストラテジーがあります。 – フルシステム・パーティション:�単一のパーティションがすべてのサーバー・リソースを 所有し、インストールできるオペレーティング・システムは�1�つだけです。 – 分割システム:�この構成では、システムは一つ以上のパーティションを持つことができ、 一つ以上のオペレーティング・システムを実行できます。�この環境では、パーティショ ンは�Integrated�Virtualization�Manager�(IVM)�により管理されます。また、IVM�は HMC�で提供される機能の一部を提供します。 サービス・インターフェース サービス・インターフェースにより、サポート担当員はコンソール、インターフェース、また はターミナルを使用して、サーバーのサービス・サポート・アプリケーションと通信すること ができます。�サービス・インターフェースは使用可能なサービス・アプリケーションを分か りやすく、簡潔に表示して、サポート・チームがシステム・リソースやサービス情報を効率的 で効果的な方法で管理できるようにします。サービス・インターフェースで使用可能なアプ

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リケーションは、サービス・プロバイダーが重要なサービス機能に素早くアクセスできるよう に、注意深く構成および配置されています。 システムの状態やその運用環境により、異なるサービス・インターフェースが使用されます。 主なサービス・インターフェースには、以下があります。 • LED • オペレーター・パネル • サービス・プロセッサー・メニュー • オペレーティング・システムのサービス・メニュー • HMC�のサービス・フォーカル・ポイント • IVM�のサービス・フォーカル・ポイント・ライト ライト・パス�LED�を導入すると、特定のコンポーネント・レベルの�LED�を使用して交換する コンポーネントを明確に識別したり、黄色のシステム障害�LED、エンクロージャー障害�LED、 およびコンポーネント�FRU�障害�LED�で合図�(連続点灯)�することにより、技術担当者をコン ポーネントに直接誘導できます。�技術担当者は、FRU�レベル�LED�を明滅させる識別機能を利 用することもできます。�この機能をオンにすると、青いエンクロージャー配置�LED�およびシ ステム配置�LED�への誘導が行われます。�これらの�LED�は連続点灯し、ライト・パスに従って システムからエンクロージャーに、さらには特定の�FRU�へとたどるのに使用できます。 First�Failure�Data�Capture�およびエラー・データ分析 First�Failure�Data�Capture�(FFDC)�は、システムで障害が検出された際に、問題を再現した り、何らかの拡張トレースや診断プログラムを実行する必要なしに、障害の根本原因を見つけ 出すために使われる技法です。�この優れた�FFDC�という設計手法を採用すると、発生する障害 の大部分について、技術担当者が介入することなく根本原因を自動的に検出できます。 FFDC�情報、エラー・データ分析、および障害分離は、システムの効率的な保守を可能にする先 進的な保守技法を実装し、故障している部品を特定するのに不可欠です。 稀に�FFDC�およびエラー・データ分析がない場合には、障害を再現し、故障している部品を特 定するための診断を行う必要があります。 診断 診断の一般的な目的は、問題を検出および識別して迅速に解決できるようにすることです。 IBM�の診断戦略の要素には以下があります。 • システム参照コード、システム参照番号、チェックポイント、またはファームウェア・エ ラー・コードに相当する共通エラー・コード形式を提供する • 障害検出および問題判別手順を提供する。�IBM�リモート・サポート・センターまたは�IBM 指定のサービスにより使用されるリモート接続機能をサポートする • 詳細なオンライン障害情報を利用して、IBM�のバックエンド・システムから診断情報をイン タラクティブに提供する 自動診断 IBM�サーバーには�FFDC�テクノロジーが組み込まれているため、障害の再現診断を行う必要は なく、ユーザー介入も不要です。�これらのサーバーでは、障害が発生すると継続的なエラーと 偶発的なエラーを正しく検出して分離するよう設計されています。�実行時およびブート時の診 断は、このカテゴリーに入ります。 スタンドアロン診断 名前が示すとおり、スタンドアロン診断�(ユーザー起動診断とも呼ばれます)�ではユーザー介 入が必要です。�ユーザーは以下を含む手動の手順を実行する必要があります。 • コンパクト・ディスク・ベースの診断 • コマンドのキー入力 • 選択リストから対話式に手順を選択 並行メンテナンス

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システムは引き続き電源、冷却装置、HDD�または�SSD、DVD、およびファームウェア更新�(可能 な場合)�の並行メンテナンスをサポートします。�ファームウェアのリリースが並行して更新で きるかどうかの決定は、ファームウェアと共にリリースされる�README�情報ファイルで確認で きます。 サービス・ラベル サービス・プロバイダーはこれらのラベルを使用して、メンテナンス操作の実行を支援しま す。�サービス・ラベルには様々な形式があり、さまざまな場所に配置されます。これらのラベ ルの目的は、修理を行っている技術担当者にすぐに使用できる情報を伝達することです。�以下 は、一部のサービス・ラベルとその目的です。 • 配置図:�配置図ではハードウェア・コンポーネントの配置に関する情報が提供されます。配 置図はシステム・ハードウェア上に配置されます。�配置図には、位置コード、物理的な場 所の図面、並行メンテナンス状況、または修理に関連するその他のデータが含まれていま す。�配置図は、DIMM、CPU、プロセッサー・ブック、ファン、アダプター・カード、LED、 および電源機構などの多くのコンポーネントが取り付けられている場合に特に役に立ちま す。 • 取り外し/取り替え手順:�取り外し/取り替え手順を含むサービス・ラベルは、多くの場合シ ステムのカバー上、または技術担当者がアクセス可能なその他の場所に配置されます。�こ れらのラベルでは、特定の保守可能なハードウェア・コンポーネントを取り外したり、取り 替える方法を図を使って詳しく示す、体系的な手順が提供されます。 • 矢印:�数字付きの矢印は、操作の順序やコンポーネントの保守の方向を示します。�ラッ チ、レバー、およびタッチ・ポイントなどの一部の保守可能パーツは、機械的メカニズムを 噛み合わせたり解除したりするために、特定の方向に特定の順序で引いたり、押したりする 必要があります。矢印は一般に保守を行いやすくします。 サービスを容易にするための機能拡張 サービスを容易にするために、以下のサービス機能拡張がシステムの物理的なコンポーネント に適用されています。 • カラー・コーディング�(タッチ・ポイント):�赤褐色のタッチ・ポイントは、コンポーネン ト�(FRU/CRU)�が並行メンテナンス可能なことを示します。�青色のタッチ・ポイントは、コ ンポーネントが並行メンテナンス可能でない�(取り外しまたは修理のためにシステム電源を 切る必要のあるコンポーネント)�ことを示します。 • ツール不要の設計:�一部の�IBM�システムでは、ツール不要またはシンプルなツール使用 設計が採用されています。�このような設計では、ハードウェア・コンポーネントの保守に ツールは不要であるか、マイナス・ドライバーなどの簡単なツールのみで作業を行うことが できます。 • ポジティブ・リテンション:�ポジティブ・リテンション・メカニズムにより、ケーブルと コネクターなどのハードウェア・コンポーネント間や、互いに接続された�2�つのカード間 の接続を適切で確実なものにできます。�ポジティブ・リテンションがないと、ハードウェ ア・コンポーネントは出荷や取り付けの際に緩む危険があり、正常な電気接続ができなく なります。�接続が緩むのを防いだり、部品を正しく取り付けるために、ラッチ、レバー、 蝶ねじ、ポップ・ナイラッチ�(U�クリップ)、ケーブルなどのポジティブ・リテンション・ メカニズムが用意されています。�これらのポジティブ・リテンションにはツールは不要で す。 エラー処理およびレポート作成 システム・ハードウェアまたは環境に誘発された障害が発生すると、システムの実行時エ ラー・キャプチャー機能によってハードウェア・エラーのこん跡が系統的に分析され、障害の 原因が特定されます。�分析結果は、システム�NVRAM�に保管されます。�システムが手動または 自動のいずれかで正常に再始動できたら、エラーはオペレーティング・システムに報告されま す。�エラー・ログ分析�(ELA)�を使用して、障害の原因や障害のあるハードウェアの物理的な 位置を表示できます。 内蔵のサービス・プロセッサーにより、システムは自動的にアラートを電話回線経由でペー ジャーに送信するか、重大なシステム障害の場合にはサービスを呼び出すことができます。 ハードウェア障害が発生すると、システム装置に配置された黄色のシステム障害�LED�も点灯 し、ユーザーに内部ハードウェアの問題を警告します。�オペレーターは、システムを特定する ために、インディケーターを明滅するように設定することもできます。�分かりやすいように、 エンクロージャー上とシステム・レベルの青い位置�LED�は連続点灯します。�黄色のシステム 障害�LED�は、エラー状態になると連続点灯します。

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POWER7+�プロセッサー・ベースのサーバーでは、ハードウェアおよびソフトウェア障害はシス テム・ログに記録されます。�HMC�が接続されている場合、ELA�ルーチンがエラーを分析し、イ ベントを�HMC�で実行されているサービス・フォーカル・ポイント�(SFP)�アプリケーションに 転送し、システムの問題の原因と思われるものを分離した旨をシステム管理者に通知します。 サービス・プロセッサーのイベント・ログも、リカバリー不能のチェック停止状態を記録し、 それらを�SFP�アプリケーションに転送し、システム管理者に通知します。�情報が�SFP�アプ リケーションに記録されると、システムが正しく構成されている場合には、コール・ホーム・ サービス要求が開始し、関係する障害データとサービス部品情報および部品位置が�IBM�サービ ス部門に送信されます。�お客様連絡先情報と特定のシステム関連データ�(マシン・タイプ、モ デル、シリアル番号など)�が、障害に関連するエラー・ログ・データと共に、�IBM�サービスに 送信されます。 Live�Partition�Mobility Live�Partition�Mobility�を利用すると、サービスの中断なしに、�POWER7�または�POWER7+ パーティション・システム上で稼働する�AIX®�または�Linux�パーティションを、別の POWER6�、�POWER7�、または�POWER7+�システムにマイグレーションできます。�また、�IBM�i および�Linux�パーティションを、サービスの中断なしに別のシステムにマイグレーションする こともできます。�マイグレーションでは、プロセッサーの状態、メモリー、接続された仮想デ バイス、および接続されたユーザーを含む、システム環境全体が転送されます。�これにより、 ハードウェアおよびファームウェア障害の修理のために計画されたパーティションの停止中に も、CEC�リソースの解放を必要とする並行修復中にも、オペレーティング・システムおよびア プリケーションを継続的に使用できます。 サービス・プロセッサー サービス・プロセッサーは、システムの診断、システムの状況チェック、およびシステムの操 作状態の検知機能を提供します。�サービス・プロセッサーは独立した電源で稼働し、タスクの 実行にシステム・プロセッサーからのリソースの操作を必要としません。 サービス・プロセッサーは、HMC�およびシステム・ファームウェア�(ハイパーバイザー)�への 接続を監視します。�また、いくつかのリモート電源制御オプション、環境モニター、リセッ ト、再始動、リモート保守、およびコンソールのミラーリングを含む診断機能を提供します。 サービス・プロセッサーのメニュー�(ASMI)�へのアクセスは、システム操作と並行してできる ため、操作の中断なしにシステムのデフォルト・パラメーターを変更することができます。 コール・ホーム コール・ホームは、お客様のロケーションから�IBM�サポート部門を自動または手動で呼び出し て、エラー・ログ・データ、サーバー状況、その他のサービス関連情報を伝達することを指し ます。�コール・ホームでは、適切なサービス・アクションを開始するために、サービス部門が 呼び出されます。�コール・ホームは�HMC�またはほとんどの非�HMC�管理システムで行うことが できます。�コール・ホームの構成はオプションですが、問題判別時間を削減したり、エラー 情報をより速く、場合によってはより正確に伝達するなどのサービス機能拡張を入手するため に、お客様がこのフィーチャーを採用することが推奨されます。�一般に、コール・ホーム機能 の使用はシステム可用性の向上をもたらします。�Electronic�Service�AgentTM�アプリケーショ ンは、自動コール・ホーム用に構成できます。�このアプリケーションの具体的な詳細について は、次のセクションを参照してください。

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IBM�エレクトロニック・サービス Electronic�Service�Agent�および�IBM�エレクトロニック・サービス�Web�ポータルは、�IBM のお客様に迅速で卓越したサポートを提供する専用の�IBM�エレクトロニック・サービス・ソ リューションです。�IBM�Electronic�Service�Agent�は、システム・エラー、パフォーマンス の問題、インベントリーなど、ハードウェア・イベントをプロアクティブにモニターおよび報 告する、無料のツールです。�Electronic�Service�Agent�は、企業がビジネス・イニシアチブ に集中し、時間を節約し、日常の�IT�メンテナンスの問題を管理するのに費やす労力を削減す るのに役立ちます。 HMC�と共にオペレーティング・システムに組み込まれた�Electronic�Service�Agent�は、シス テム障害およびお客様が気付いた問題を�IBM�に自動的かつ電子的に報告するように設計され ているため、問題の迅速な解決と可用性の向上に役立ちます。�また、�Electronic�Service Agent�によって収集されたシステム構成およびインベントリー情報を安全なエレクトロニッ ク・サービス�Web�ポータルで表示して、お客様と�IBM�サポート・チームの間での問題の特定 および解決を促進することもできます。�IBM�のお客様により良いサービスを提供するための 取り組みの強化の一環として、�Electronic�Service�Agent�ツールの構成およびアクティベー ションがシステム標準となりました。�この取り組みをサポートするために、新しい�HMC�外部 接続性のセキュリティーに関するホワイト・ペーパーが発行されました。これは�HMC�と�IBM Service�Delivery�Center�(SDC)�の間のデータ交換と、この交換の方法およびプロトコルを記 述したものです。�ホワイト・ペーパーを読んで�Electronic�Service�Agent�のインストールに 備えるには、以下のサイトの「参照ガイド�(Reference�Guide)」セクションにアクセスしてく ださい。 http://www.ibm.com/support/electronic 国を選択します。 「�IBM�Electronic�Service�Agent�Connectivity�Guide」をクリックします。 メリット アップタイムの増加: Electronic�Service�Agent�は、ハードウェア・エラー・レポートをより迅速に提供し、システ ム情報を�IBM�サポートにアップロードすることで、保証またはメンテナンス・サービスを強化 できるように設計されています。�これによって、「症状」をモニターし、エラーの診断を行 い、手動で�IBM�サポートを呼び出して問題レコードをオープンする時間を最適化できます。 また、1�日�24�時間�週�7�日のモニタリングおよびレポート機能により、夜間にエラーが検出 された場合でも、人の介入や営業時間外のお客様担当者に依存する必要がなくなります。 セキュリティー: Electronic�Service�Agent�は、�IBM�でのデータのモニタリング、レポート、および格納をセ キュアに行います。�Electronic�Service�Agent�は、インターネット�(HTTPS�または�VPN)�を 介してセキュアに送信を行います。また、お客様サイトからの出口を一元化するゲートウェイ を通じてセキュアに通信するように構成することもできます。�お客様と�IBM�間の通信の流れ は、一方向のみです。�Service�Agent�を起動しても、�IBM�側からお客様のシステムを呼び出 すことはできません。�システム・インベントリー情報は、�IBM�のファイアウォールの背後で 保護された安全なデータベースに保存されます。お客様のビジネス・アプリケーションやビジ ネス・データが�IBM�に送信されることは絶対にありません。 より正確な報告: システム情報およびエラー・ログはサービス要求とともに�IBM�サポート・センターに自動的に アップロードされるため、お客様がシステム情報を検索して送信する必要はありません。これ によって、エラーの報告または診断の誤りのリスクが低下します。�IBM�が問題のエラー・デー タを受け取ると、そのデータはデータ知識管理システムで確認され、ナレッジ・アーティクル が問題レコードに付加されます。

参照

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