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演説を行い, 同党大会終了後政治メッセージを facebook に掲載したことに関し, ストロエ内務大臣やフレベンチウク社民党議員といった与党連合社会自由同盟の有力議員は, バセスク大統領の行為は憲法の規定を侵害しており, 大統領の罷免につき再度検討しなければならない 旨発言 他方, アントネスク国

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2013年3月号

本月報はルーマニアの報道をもとに、日本大使館がとりまとめたものです。

平成25年4月12日 在ルーマニア大使館作成

Embassy of Japan in Romania http://www.ro.emb-japan.go.jp

主要ニュース

【内政】●ピヴニチェル法務大臣が辞任。

【外政】●EU司法内務理事会で,ルーマニア・ブルガリアのシェンゲン協定加盟に関する決定を

年末まで延期することが決定。

●バセスク大統領が議会で外交演説を実施。

【経済】●3月6日,国家統計局は2012年の経済成長率が0.3%増であったと発表した。

●3月15日,ユーロスタットは2013年2月のルーマニアのインフレ率が4.8%と

なり,EU加盟27か国で最も高い数値であったと発表した。

【我が国との関係】

●ブカレスト大学日本研究センター主催シンポジウムが開催。

内政 ■ナスターセ元首相の仮釈放 ・3月18日,ブカレスト地方裁判所は,2004年 の大統領選挙に際して違法な資金集めを行ったとして 昨年6月に禁錮2年の有罪判決を言い渡され,服役し ているナスターセ元首相の仮釈放を認める判決を下し た。ナスターセ元首相は同日中に服役先の刑務所から 釈放された。 同地方裁は,ナスターセ元首相が刑期の3分の1を 務めたことを指摘。国家汚職対策局の異議を棄却し, 仮釈放を認めた下級裁判所の判決を支持した。 ナスターセ元首相は同日ブログで,釈放されること に喜びを表明。今後数日は自由を「吸い込む」ととも に,将来の計画について考えることだけに費やすつも りだと述べた。 ■最大野党民主自由党党大会の開催 ・3月23日,最大野党民主自由党党大会が開催され, ヴラガ同党党首が2,344票を獲得して,ウドレア 元地域開発・観光大臣(2,014票)及びマコベイ 欧州議員(元法相:209票)を抑えて同党党首に再 選された。 他方,ウドレア元地域開発・観光大臣は,不正投票 があったとして,投票の再集計及び決選投票の実施を 要求。また,同党大会に来賓として招かれ,演説を行 ったバセスク大統領は,同党大会後,facebook のビデ オメッセージにおいて,「民主自由党よ,さらば!本日 をもって,我々は完全に決裂した。君達は君達の道を 行け。私は自分の道を行く。」旨のメッセージを掲載。 今後の民主自由党の動向として,ヴラガ同党党首は, 与党連合社会自由同盟を形成する中道右派の国民自由 党への接近を図る可能性が取り沙汰されている。同党 大会終了後,アントネスク国民自由党党首は,「国民自 由党はルーマニアにおける右派政党であり,本日,民 主自由党がその投票をもってバセスク大統領を解雇し た時点で,同党の動向を関心を持って注視していく。」 旨発言。これに対してウドレア元地域開発・観光大臣 は,同党大会終了後,バセスク大統領及びボック元首 相と大統領府において秘密会談を行い,新たな右派政 党の形成の可能性につき協議した模様。 また,バセスク大統領が民主自由党党大会において

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演説を行い,同党大会終了後政治メッセージを facebook に掲載したことに関し,ストロエ内務大臣や フレベンチウク社民党議員といった与党連合社会自由 同盟の有力議員は,「バセスク大統領の行為は憲法の規 定を侵害しており,大統領の罷免につき再度検討しな ければならない」旨発言。他方,アントネスク国民自 由党党首は,バセスク大統領の罷免を主導・提案する ことは現時点ではない旨言及。 ■バセスク大統領発ポンタ首相及び上下両院議長宛 書簡 ・3月25日,バセスク大統領は,ポンタ首相及び上 下両院議長宛に,法の支配の強化,ユーロの導入及び シェンゲン加入のためのパートナーシップ形成の意思 を再強調し,今会期中の欧州の道徳及び法的水準と調 和した上下両院議員の地位に関する法律の可決及び執 行,今会期中の議員の新たな行動規範の可決,裁判所 の決定の履行,司法及び汚職との闘いに従事する機関 が如何なる圧力からも保護されることに関する保証, 刑事訴追中の閣僚の罷免,議員の廉潔法違反に関する 責任追及,検事総長及び国家汚職対策局主任検事の任 命,公共調達における汚職の予防及び処罰並びに国家 廉潔庁の同分野における権限拡大,といった事項に早 急に取り組むべきであることを提案した内容の書簡を 送付。 ■「国民の運動財団」設立 ・3月25日,ディアコネスク大統領補佐官(元外相) は同日,自らのブログを通じ,「国民の運動財団」の設 立に向けた手続きを開始することを仲間と共に同日決 めた旨表明。 ディアコネスク補佐官は,これは中道右派の価値観 を促進することを目指す自分達の新しい表現の形であ り,新たな社会・政治的基盤として,また全ての人々 に関係する重大な決定の作成及び履行にルーマニア社 会を関与させるための真の触媒として待ち望まれてい たものだと述べた。 同補佐官は,「国民の運動財団」の主な目標として, ルーマニアの近代化,ルーマニアにとって唯一の解決 策としての親欧州・親大西洋的選択肢の維持,憲法改 正,中産階級の後押し,若者の雇用の創出,EUの価 値観に合致した,政治階級向けの品位基準の策定,な どを挙げた。 ■憲法裁判所判事の任命 ・3月25日,バセスク大統領は,モラル前国家汚職 対策局主任検事を憲法裁判所判事に任命する大統領令 に署名した。本年6月9日よりの任期開始となり,任 期は9年。 同任命は,2004年にイリエスク前大統領(社民 党所属)によって任命されたガスパル同裁判所判事が 本年6月8日に9年の任期を迎えることを受けて行わ れたもの。 モラル検事は,2005年8月に,マコベイ法務大 臣(当時)の提案を受け,バセスク大統領によって国 家汚職対策局主任検事に任命された。また,2009 年2月,モラル主任検事はプレドイユ法務大臣の提案 を受け,バセスク大統領によって同主任検事に再任命 された。モラル主任検事時代の国家汚職対策局の活動 は欧州委員会によるルーマニアの司法改革に関する報 告書でも再三にわたって評価された。さらに,モラル 主任検事は,2012年10月より,第一検事副総長 として,任期を迎えたキョベシ検事総長の代行役を務 めている。他方,モラル検事はバセスク大統領に近い 人物であり,同大統領の意向を受けた政治捜査を行っ ているとの批判もある。 なお,憲法裁判所は,憲法の最高法規性を保証する 機関であり,9人の判事から構成され,任期は9年で 延長できず,3年毎に判事の3分の1ずつが改選され る。判事は上院,下院及び大統領府からそれぞれ3名 ずつ任命され,長官は憲法裁判所判事の秘密投票によ る互選で任期3年。憲法裁判所判事の資格要件として は,法学高等教育を受け,高い職業的能力を有し,1 8年以上の法律家又は法学高等教育の活動経験がある 者。また,法学高等教育を除く公的私的職務との兼職 は禁止される。 ・3月26日,上下両院は,それぞれピヴニチェル法 務大臣(無所属:社会自由同盟支持)及びドルネアー

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ヌ・オンブズマン(元下院議長,社民党所属)を,本 年6月8日に任期を迎えるプレデスク憲法裁判所判事 及びガスパル同判事の後任として,それぞれ上下両院 代表の憲法裁判所判事に選出。 ■ピヴニチェル法務大臣の辞任 ・3月27日,ピヴニチェル法務大臣は閣議後,ポン タ首相に対して辞表を提出した。ピヴニチェル大臣の 辞表提出は,26日,上院がピヴニチェル大臣を上院 代表の憲法裁判所判事に選出したことを受けたもの。 ポンタ首相は26日,バセスク大統領と協議を行い, ポンタ首相が法務大臣代行に就任することで合意した。 ポンタ首相は関係する法律に従って,45日以内に新 法務大臣を提案することになる。 同日,ポンタ首相は,法務大臣代行として,4月第 1週にバセスク大統領及び判事上級評議会と,滞って いる検事総長及び国家汚職対策局主任検事の任命問題 につき協議を行う予定である旨表明。 3月28日,バセスク大統領は,ピヴニチェル法務 大臣を解任し,ポンタ首相を法務大臣代行に任命する 大統領令に署名。 外政 ■シェンゲン加入問題 ・3月7-8日のEU司法・内務理事会を前に,独内 相によるルーマニア・ブルガリアのシェンゲン協定加 盟に拒否権を行使する旨のインタビュー記事が3日の 独誌「Der Spiegel」に掲載。ルーマニア政府要人等が 右記事掲載前後にわたって,ルーマニアのシェンゲン 加盟につき概要以下のとおりの様々な発言を展開。与 野党間の激しい論争となる。 (1)コルラツェアン外相発言(1日) ルーマニア・ブルガリアのシェンゲン協定加盟問題 は,3月7-8日のEU司法・内務理事会の議題とな っている。他方,同理事会でルーマニアのシェンゲン 協定加盟の決定が再度延期されるようなことになれば, EU条約の古い基準に基づいた同プロセスは,もはや 信用のおけるプロセスではなくなる。何をやっても, いくら基準を満たしても,いくら予算を注ぎ込んでも, 達成できないのであれば,同プロセスにはもはや関心 はない,ルーマニアはこれまでもシェンゲン協定に加 盟せずにやってこられたように,今後ともシェンゲン に加盟せずともやっていける。 (2)大統領府反応(2日:オプレア大統領報道官に よるコミュニケ) 「コ」外相の発言は,同大臣の個人的見解。バセス ク大統領は,「コ」外相の発言から距離を置くものであ り,ルーマニアは一日も早くシェンゲンに加盟するこ とへの関心を維持し続けている。「バ」大統領は「コ」 外相に対して,ルーマニアの欧州アジェンダに対して EU加盟国から間違った理解をもたらしかねない発言 を控えること及び同プロセスに直接又は間接的に係わ りのある全ての要件を優先的に満たすよう行動するこ とを要請する。 (3)ポンタ首相反応(2日) コルラツェアン外相は政府の名前で発言している。 司法・内務理事会の決定が再度延期ということになれ ば,ルーマニアのシェンゲン加盟に反対している国に おける政治的解決が必要でルーマニアは右を待つこと になる。シェンゲン加盟はもはやルーマニア政府の優 先課題ではなくなるであろう。 (4)アントネスク上院議長反応(2日) 政府の立場を支持する。ルーマニアは技術的要件を 含め,全ての義務を果たしてきている。シェンゲン加 盟は技術的目標として取り扱われるべきであり,EU の多年度予算,「協力・検証メカニズム」及び司法分野 における問題のような優先課題として取り扱われるべ きではない。英国のようにシェンゲンに入っていない 国もあり,シェンゲンなしでもやっていける。ルーマ ニアが明確に要件を満たしているのに,シェンゲンに 加盟できないのであれば,これはもはやルーマニアの 問題ではなく,他の加盟国の問題であるとの首相及び 外相の立場に完全に賛成である。 (5)独内相のインタビュー記事(3日) 3日,独週刊誌「Der Spiegel」に,ブリュッセルで 3月7-8日に開催されるEU司法・内務理事会にお いてルーマニア及びブルガリアが決定を要請するので あれば,独はルーマニア及びブルガリアのシェンゲン

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加盟に対して拒否権を行使する,両国の段階的加盟, 即ち空域及び海上の国境の開放及びその後の地上の国 境の開放にも反対,独の反対の理由としては両国にお ける汚職のはびこり及び法の支配が機能していないこ とをあげ,独はルーマニア及びブルガリアからの貧困 移民を阻止する旨の内容のフリードリッヒ独内相のイ ンタビュー記事が掲載。 (6)ルーマニア内務省・外務省共同コミュニケの発 出(3日) 3日,ルーマニア内務省・外務省は概要以下の共同 コミュニケを発出。 -ルーマニアは,同分野におけるアキ・コミュノテー ルに基づき,シェンゲン加盟の全ての要件を満たした。 右事実は,全てのEU加盟国によって認識されており, 2011年6月9日のEU内務・司法理事会の最終文 書にも盛り込まれた。 -また,2012年3月1-2日の欧州理事会におい て,シェンゲン加盟国としての能力を証明し,欧州パー トナーの信頼を強化し,好意的な決定を採択すべく,ル ーマニアは同分野における追加的措置の達成を受け入 れた。同措置はルーマニアによって決められた期限内 に完全に履行され,右は2012年12月の欧州理事 会でも認識された。 -このような状況において,ルーマニアのシェンゲン 加盟問題が2013年3月7-8日の内務・司法理事 会の議題となったことを評価。同理事会において,引き 続き好意的な決定を採択することを留保している加盟 国に対してEU条約及びシェンゲン・アキに基づいた 明確な動機を示すことを促すものである。ルーマニア は,欧州パートナー諸国が,EU条約及びシェンゲン・ アキに基づくEU加盟国9カ国への拡大プロセスを実 現した2007年12月の際と同じラインで,正しく 且つ建設的な決定を採択することを期待する。 (7)ポンタ首相発言(4日) ルーマニアは3月7-8日のEU司法・内務理事会 において,ルーマニアのシェンゲン協定加盟を採決に 付すことを要請しない。独や他の諸国が政治的決定を 行うことができるようになる時が来れば,それを歓迎 する。それまでの間はルーマニア政府は他の大変重要 な課題に集中する。 (8)コルラツェアン外相(4日) 独内相の理由付け,即ち「ブルガリア及びルーマニ アは特に汚職対策について今まで以上に断固として取 り組まなければならない」は正確さを欠いている。先 般の「協力・検証メカニズム」の報告書においてルー マニアの汚職対策につき前進がみられたと明確に記述 しているのに,汚職対策を理由付けにあげたことは適 切とは言えない。 (9)ストロエ内相(4日) 独内相は黙る機会を失った。EU司法・内務理事会 でも言いたいことを言うのであろう。内務省の活動に おいては,「正当防衛の相当性を維持する」との原則が あるが,独内相の発言は右相当性を越えており,遺憾 である。 (10)ドゥシャ国防相(4日) ルーマニアは完全な権利を有するEU加盟国であり, 国の威厳と名誉を守らなければならない。ルーマニア はシェンゲン協定加盟のための宿題を全て終わらせて いる。 (11)バセスク大統領(4日) -EUの国境をルーマニアの北部,東部及び南西部に 移動させることは重要なことであり,右実現のためな ら如何なる犠牲も決して大きな犠牲とは言えないであ ろう。たとえ,ルーマニアの汚職関係者を犠牲にした としても,決して大きな犠牲とはいえない。 -EU司法・内務理事会への政府の対処方針に関する 首相の立場を歓迎。右立場は正常化への回帰と考える。 首相の柔軟性を歓迎。シェンゲン協定加盟は引き続き ルーマニアの主要目標。これは,経済的側面だけでな く,ルーマニアの欧州統合プロセスといった側面から も優先課題。また,最も重要なのは政治的側面。 -EU司法・内務理事会では,9月でも,12月でも, シェンゲン協定加盟に関する議論を行う新たな日程を 確保しなければならない。EU司法・内務理事会でル ーマニア・ブルガリアのシェンゲン協定加盟に関する 議論を行う新たな日程を確保できなければ,再度欧州 理事会の結論文書で司法・内務理事会において右問題 を再討議する旨盛り込まなければならない。

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-独内相とは知己であり,彼はルーマニアの支持者で ある。他方,前回の「協力・検証メカニズム」の報告 書を読めば,誰でも立場を後退させるであろう。独内 相のインタビュー記事全体を読んだが,ルーマニアと ブルガリアの問題は一言「汚職」で定義付けられてい る。 -独だけがルーマニアのシェンゲン協定加盟に反対し ているわけではない。少なくとも7カ国が,もし投票 ということになれば,反対票を投じるであろう。 -EU内で大声をあげることによって問題を解決した 例をみたことがない。すべては交渉の問題。 -(ルーマニアのこれまでのシェンゲン協定加盟失敗 の責任の一端を担うかとの問いに対して) 自分(「バ」大統領)は,汚職閣僚を支持したことも, 司法に圧力をかけたことも,判事上級評議会を攻撃し たこともない。自分(「バ」大統領)は自らの職務を果 たしたとの自負があり,責任の所在は他の所にある。 ・3月7-8日,EU司法内務理事会がブリュッセル で開催され,ルーマニア及びブルガリアのシェンゲン 領域への加入に関する決定を年末まで延期することを 決定した。独とオランダ,フィンランド,デンマーク, オーストリアが両国による即座のシェンゲン協定参加 に反対。 ストロエ内相は理事会後の記者会見で,決定の延期 はシェンゲン協定への2段階の参加に向け進むべき道 を確立するためだとし,これは全員によって受け入れ られた歩み寄りによる解決策だと指摘。また,協議が 実際に再開される時期について,9-10月になるこ とを希望しているが,独で9月に選挙があることなど から,年内にということで合意した旨述べた。 ■対ハンガリー関係 ・3月4-5日,マルトニ・ハンガリー外相はルーマ ニアを訪問したところ,4日に行われたコルラツェア ン・ルーマニア外相と会談の概要につき,ルーマニア 外務省プレスリリースより概要以下のとおり。 (1)2013年3月4日,コルラツェアン・ルーマ ニア外相は,ルーマニアを公式訪問中のマルトニ・ハ ンガリー外相と会談を実施。 (2)両外相は,1996年に締結された両国間相互 理解・協力・善隣条約及び2002年に署名された戦 略的パートナーシップに関する共同声明の規定に基づ き,両国関係の強化に向けた希望を表明した。また, 双方は,両国関係は政治基本条約及び戦略的パートナ ーシップで明確に定義付けられたラインを維持し,か かる両国関係の枠組みにおける協力は双方の対話の深 化・多様化及び強化を目指さなければならない旨一致。 (3)同会談の重要な議題として,少数民族の権利保 護が取り上げられ,少数民族は右民族が暮らす社会全 体の一部を構成しており,ルーマニア及びハンガリー の文化の多様性に貢献することが確認された。 (4)ルーマニア側は,少数民族の権利保護を規定す る国際法的枠組み及び他の国家における少数民族の保 護に関する国家の役割につきハンガリー側に想起させ た。また,ハンガリー側に対して,書面でもって,ル ーマニアの法的枠組みに関する説明が行われた。 (5)また,「コ」外相は「マ」外相に対して,ハンガ リーにおけるルーマニア系少数民族が直面する具体的 問題を含む覚書を手交した。同問題は,ハンガリー議 会におけるルーマニア少数民族の代表問題をはじめ, 母国語による教育の保証,ルーマニア正教会又は他の 重要な機関からの支援といった問題で,少数民族分野 における協力に関するルーマニア・ハンガリー特別委 員会の議題にものぼっている。双方は,同委員会を近 い将来再開することで一致。 (6)「コ」外相は,少数民族の文化的・言語的アイデ ンティティーの効率的な保存・促進と,少数民族のル ーマニア政界への積極的参加といった少数民族の権利 保護に関するルーマニアの政策に変更はない旨強調。 (7)経済面では,両外相は,昨年70億ユーロの貿 易量を記録し,ルーマニアの貿易相手国として第3位 の地位を占めたハンガリーとの経済関係の更なる拡大 に向けた展望につき評価を行った。また,近い将来両 国混合経済委員会の開催を支援することで一致。ルー マニア側は,ブダペストにルーマニア・ハンガリー商 工会議所を設立することを提案し,ハンガリー側は右 に同意。 (8)「コ」外相は越境協力の拡大を歓迎し,同枠組み

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で共同計画を発展させていくことの利益を強調し,越 境協力プログラム及びドナウ川地域のためのEU戦略 下で右を引き続き実施していくことで一致。 (9)両外相は,地域・欧州及び国際協力についても 協議。ドナウ川地域のEU戦略,エネルギー安全保障, ロマの統合,近隣国政策及び東方パートナーシップと いった共通の関心分野における更なる欧州レベルでの 調整の必要性につき一致。 ・3月21日,ハンガリー外務省のジェーリ次官は同 日,EUはハンガリーのためだけに一層厳しい監督メ カニズムを必要としているとするポンタ・ルーマニア 首相の発言を受け,ルーマニアのミクラ駐ハンガリー 大使を至急呼び出し,この発言に対するハンガリーの 憤りを表明するととともに,発言は「衝撃的」だと非難。 ■対モルドバ共和国関係 3月5日,モルドバ共和国・フィラト内閣不信任決 議案が議会にて可決されたことに対する当地要人等反 応以下のとおり。 (1)ルーマニア外務省プレスリリース -外務省は2013年3月5日のモルドバ共和国議会 に提出された内閣不信任決議案に対する投票結果に留 意する。 -外務省は,EUへの接近プロセス及びモルドバ共和 国国民の熱望・期待に添う形で,且つ同国の安定を損 なわないように,キシナウにおける政治勢力が責任と 成熟さをもって現状に対応することへの確信を表明す る。 -ルーマニアは,将来の東方パートナーシップ・サミ ットにおける目標の達成を含み,モルドバ共和国の親 欧州路線を引き続き支持する。 -同立場は,コルラツェアン・ルーマニア外相からレ アンカ・モルドバ共和国副首相兼外務・欧州統合相に 対し,5日行われた両者の電話会談において伝えられ た。 (2)アントネスク上院議長 モルドバ共和国の政治情勢を憂慮。これは決してよ い兆候ではない。「欧州統合のための同盟」は共通の親 欧州政策を有するべきであり,あらゆる障害を乗り越 え,持ちこたえねばならなかった。 (3)ディアコネスク大統領補佐官 これまで東方パートナーシップでの枠組みにおいて モルドバ共和国のEUへの接近は最も成功例と考えら れていた。しかしながら,キシナウにおける政治情勢 等のため,モルドバ共和国のEUへの急速な接近は遠 のいた。 ■バセスク大統領の議会における外交演説 ・3月12日,バセスク大統領は議会の上下両院合同 会議においてルーマニア外交に関する演説を行ったと ころ,右主要ポイント概要大統領府プレスリリースよ り以下のとおり。 -ルーマニア外交の3つの基軸は,EUへの帰属,N ATOへの帰属及び米国との21世紀のための戦略的 パートナーシップ。 -EU統合プロセスを加速化するためには,近代的且 つ効率的な法治国家の樹立,ユーロ導入及びシェンゲ ン加入を進めることが重要。 -2015年ユーロ導入という目標は非現実的であり, 再調整されなければならない。他方,今後3-4年で ユーロを導入することが重要。 -本年12月のEU司法・内務理事会においてシェン ゲン加入に成功を収めるためには,検事総長及び国家 汚職対策局主任検事の早期任命,刑事裁判中の閣僚の 罷免等の実現が必要。 -ルーマニアの進む方向は西側。 ・ポンタ首相は同日議会で,バセスク大統領が提示し た一連の目標を政府は全面的に支持する旨言及。大統 領が示した行動項目を分析する意向を表明し,ルーマ ニアの基本的目標を達成することに政府として全力を 挙げていく旨強調。 ■米国のミサイル防衛(MD)システム導入問題 ・3月15日,アウレスク外務次官はガテマラ-米国 国務次官代行(軍備管理・国際安全保障)と電話会談 し,欧州における米国のミサイル防衛(MD)システ ムについて話し合った。会談は米国側の要請によるも ので,ルーマニア外務省が発表した。

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外務省によれば,ガテマラ-次官代行は,2国間の 戦略的パートナーシップに基づき,またNATOの同 盟国として,欧州における米国のMDシステムの構造 を変更するとの決定についてルーマニアに伝えたいと 述べ,主に新型の迎撃ミサイルの導入を伴うMD計画 の第4段階を断念することを米政権は決めたと表明。 同時に,米国は米本土でのMD措置を策定していく旨 述べた。ルーマニアはこの旨を公表前に知らされたと いう。 外務省は今回の米国の決定について,米国に対する 北朝鮮の弾道ミサイルの潜在的脅威という最近の状況 を考慮する必要性を受けたものだとしている。 ガテマラ-次官代行は一方で,この決定がルーマニ アに何ら影響を与えないことを明確且つ断固として強 調し,2015年頃にルーマニア南部デヴェセル基地 を稼働させることを伴うMD計画の第2段階は変更や 遅れなしに予定通り実施される旨指摘。 一方アウレスク次官は,MD計画の第2段階でデヴ ェセル基地を遅滞なく稼働させることにルーマニアは 尽力していると述べるとともに,計画の調整がこの段 階に影響を与えないことの重要性を強調した。 なお,ルーマニアの外務,国防両省は米側からの連 絡を受けて共同声明を発出し,ルーマニアで実施され る米国のMD計画の第2段階は双方が合意した日程に 沿って遅滞なく稼働することになる旨言明。必要な米 国の資金は確保されている旨指摘。 ・3月19日,バセスク大統領はフランシスコ1世の 就任式に合わせてバイデン米国副大統領と協議。ルー マニアに米MDシステムを配備する計画は米国の最近 の決定による影響を一切受けず,ルーマニア当局と協 議した通りに継続されるという点を同副大統領はあら ためて確認したという。 ■要人往来 ・3月7-8日,コルラツェアン外相がインドを訪問 し,クマール下院議長及びクルシード外相と会談を行 ったところ,同会談につきルーマニア外務省プレスリ リースより概要以下のとおり。 (1)クマール下院議長との会談(7日) -両国間の伝統的友好関係及び議会間の協力強化に対 する関心につき想起。 -全ての活動分野における国際関係の促進における国 民議会の役割につき明示。 -二国間の政治対話,経済協力,文化交流,科学技術, 教育,人的交流一般の促進への関心に重点を置いた二 国間関係につき協議。 -上下両院議長,委員会委員長,友好議連レベルでの 両国議会交流の日程を近い将来決定することで一致。 (2)クルシード外相との会談(8日) -ルーマニア外相がインドを公式訪問するのは過去1 0年間で初めて。 -両国大臣間で政務協議が行われ,両国の優先的関心 分野での法的枠組及び二国間協力につき協議。 -会談の中で,経済・科学技術・文化分野における両 国政府代表レベルとの公式交流プログラムにつき一致。 -両外相はルーマニア・インド間の拡大パートナーシ ップ安定のための共同宣言及び二重課税防止協定に署 名。また,両国外務省間協議メカニズムに関する了解 覚書の更新につき一致。 ・3月12日,コルラツェアン外相はチェコを公式訪 問。シュワルツェンベルグ・チェコ第一副首相兼外相 等と会談を実施。「シュ」外相はEU域内の移動の自由 を保障する「シェンゲン協定」へのルーマニアの参加 をチェコは原則的な理由から支持している旨表明。一 方コルラツェアン外相は,ルーマニアはシェンゲン協 定の参加条件を3年前に満たしていたと指摘。その上 で,同協定参加の第一段階である空港・港での入国審 査の撤廃が今年中に行われ,さらなる措置がそれに続 くことを望んでいる旨表明。 ・3月14日,コルラツェアン外相はトルコを公式訪 問し,ダーヴトオール・トルコ外相と会談を実施。両 外相は,ルーマニアとトルコの戦略的パートナーシッ プのための行動計画に調印。コルラツェアン外相は今 回,ルーマニアがトルコのEU加盟を支持しているこ とを再確認するとともに,加盟交渉の加速化,および 交渉プロセスの成功裏の完了に向けた取組を続けるよ う促した。また,コルラツェアン外相はギュル大統領, チチェク議会議長とも会談。

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・3月20日,ラドマノビッチ・ボスニア・ヘルツエ ゴヴィナ大統領がルーマニアを訪問し,バセスク大統 領等と会談を実施。会談後の共同記者会見でバセスク 大統領は,ルーマニアはボスニアのEU加盟プロセス の開始を全面的に支持している旨あらためて表明。 経済 ■マクロ経済 ・3月1日付ナイン・オクロック紙は,ユーロスタッ トが1月末のルーマニアのインフレ率を5.1%と発 表した旨報道。EU27か国中最も高い数値となった。 1月末のEU全体の平均インフレ率は2.1%。 ・3月6日国家統計局(INS)は,2012年のGD Pが5,875億レイ(約1,340億ユーロ)に達 し,対2011年比0.3%増加したと発表した。 ・3月12日,国家統計局(INS)は,2013年1 月の貿易赤字が13億1,100万レイ(約3億80万 ユーロ)となり,前年同期よりも約6億8,140万レ イ(約1億5,940万ユーロ)の減少となったと発表。 ・3月13日,ユーロスタットは,2013年1月の ルーマニア工業生産増加率が3.8%となり,EU2 7か国ではリトアニア(8.0%増加)とエストニア(5. 5%増加)に次ぐ3番目に高い増加率となったと発表。 ・3月12日,国家統計局(INS)は,2月の対前年 同月比インフレ率を5.65%と発表。1月末の5. 97%から低下した。 ・3月15日,ユーロスタットは,2013年2月の ルーマニアの年間インフレ率が4.8%となり,EU 27か国では最も高い数値となったと発表。ユーロ圏 の平均は1.8%,EU27か国の平均は2.0%。 ■IMF,国際機関関係 ・3月7日,ルーマニア政府はIMFに現行のスタン ド・バイ取極を3か月間延長することを希望するとの 正式要請を行うことを決定したと発表。現行取極は4 月末まで。 ・3月9日,ヴォイネア予算担当大臣は,IMFとの 新取極締結の条件として,現行取極終了時までに地方 政府が滞納金の多くを減らすことが条件だとIMFが 指摘したと発言。 ・3月10日,テオドロヴィッチ欧州基金大臣は,2 013年2月末の欧州基金の吸収率が12.21%と なったと発表。 ・3月20日付アジェルプレス通信は,IMF が現行の スタンド・バイ取極の3か月間延長を認めたと発表し たと報道。 ・3月22日付アジェルプレス通信は,テオドロヴィ ッチ欧州基金大臣が,2013年の欧州基金吸収目標 額が65億ユーロであると述べた旨報道。ルーマニア 政府は3月末までに,欧州委員会及び欧州議会に欧州 基金吸収促進のための行動計画を送付する予定。 ■産業界の動向 ・3月19日付エネルギー・フォーカス誌は,国営水 力発電会社Hidroelectrica 社がブライラ県で19~2 6メガワットの太陽光発電所を建設する予定と報道。 ・3月20日付ナイン・オクロック紙は,2013年 1~2月の期間,ルーマニア製ダチア車のヨーロッパ における新規登録台数は前年同期比12.1%増加し たと報道。 ・3月26日付ズィアル・フィナンチアル紙は, Cocereal(ヨーロッパの農産品取引業者組合)が今年, ルーマニアの小麦生産量が22%増加して,610万 トンになると予想される旨報道。 ■投資関連動向 ・3月6日付ズィアル・フィナンチアル紙は,Emerson 社(米国)がオラデア市で電気機械工場を今年4月か ら建設を開始すると報道。 ■財政政策 ・3月10日,ポンタ首相は今年下半期,パンにかか る付加価値税率を24%から9%に引き下げる予定と 発言。この政策は今年12月末まで試験的に実施する 予定。 ・3月26日,公共財務省は2013年1~2月の財 政赤字が対GDP比で0.39%,24億4,000

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万レイ(約5億6,000万ユーロ)となったと発表。 前年同期の財政赤字は対GDP比0.46%,27億 レイであった。 ・3月28日付アジェルプレス通信は,ルーマニアは 2013年末までに11億6,400万ユーロをIM F,EU,IBRDなどの国際機関に返済する必要が あると報道。第1四半期には1億8,860万ユーロ を返済する。 ■公共政策等 ・3月1日付ズィアル・フィナンチアル紙及びアジェ ルプレス通信は,二ツァ・エネルギー担当大臣が4月 15日までに国営企業のTransgaz 社株式の15%, 5月10~15日頃には国営企業のNuclearelectrica 社,Oltenia 社,Romgaz 社及び Hidroelectrica 社の それぞれ10%を今年の秋にブカレスト証券取引所 (BVB)に上場する予定であると発言した旨報道。 ・3月1日アジェルプレッス通信は,コンスタンティ ン農業・地方振興大臣がルーマニアの80万ヘクター ルの農地のためのかんがい設備を修復するために必要 となるに10億ユーロについて欧州委員会と事前協議 を行っていると発表した旨報道。 ・3月6日付アジェルプレス通信は,公共財務省の公 務員数を167人,約9%削減する再建案が策定さた と報道。 ・3月15日付ナイン・オクロック紙は,ナブッコプ ロジェクト支援協定にバセスク大統領が署名したと報 道。 ・3月19日付アデヴァール紙は,欧州委員会の規制 に従うため,国営エネルギー企業であるTransgaz 社 とTranselectrica 社の所管が経済省から公共財務省に 変更されると報道。(27日,政府緊急政令が採択され た。) ・3月20日付ズィアル・フィナンチアル紙は,フェ ネキウ運輸大臣がメトロレックス社による地下鉄5号 線建設工事継続のために政府が1億400万レイの追 加予算を手当したと発表したと報道。(27日,政府緊 急政令が採択された)。 ・3月22日付アデヴァール紙は,タロム航空が従業 員を10%削減し,2013年末には2,030人に する再建案を策定したと報道。なお,同社社長は20 15年までに従業員数を1,500人まで削減するこ とにより利益を出せる体制になると発言。 ・3月22日付ロマニア・リベラ紙は,ニコラエスク 保健大臣が国立病院入院患者は4月1日から1入院当 たり5~10レイを払うことになると発言した旨報道。 ・3月22日付ナイン・オクロック紙は,中央銀行発 表の為替レートが1ユーロ=4.4286レイになり, 2012年12月31日以降で最もレイ安になったと 報道。 ■金融政策 ・3月1日,中央銀行は2013年2月末の外貨準備 高が321億6,900万ユーロとなったと発表(20 13年1月末の314億5,900万ユーロから増加)。 金準備高は103.7トンで不変。また,2013年 2月末の国際準備高(外貨準備高及び金準備高)は36 2億1,500万ユーロとなった(2013年1月末 の355億7,700万ユーロから増加)。 ・3月14日,中央銀行は,2013年1月末の経常 収支等について次のとおり発表。 (1)経常収支は4億6,500万ユーロの黒字。なお, 前年同月は2,500万ユーロの赤字であった。 (2)外国直接投資(FDI)は,1億300万ユーロの黒 字(前年同期のFDIは1,800万ユーロの黒字)。 (3)2013年1月末の中長期対外債務は,2012年 末から1.7%増加して800億9,700万ユーロ となった(対外債務全体の80.2%)。 (4)2013年1月末の短期対外債務は,2012年末 から3.6%減少して,197億2,800万ユーロ となった(対外債務全体の19.8%)。 ・3月28日,中央銀行理事会は政策金利を5.25% で維持することを決定。 ■労働・年金問題等 ・3月1日,国家統計局(INS)はILO基準による 2013年1月末の失業率を6.6%と発表。対前月 比で0.1%減少,対前年同月比で0.8%低下した。

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なお,同日,ユーロスタットは,ユーロ圏17か国 失業率を11.9%,EU27か国の失業率を10. 8%と発表。 ・3月7日,国家統計局(INS)は,2013年1月 の平均月給(グロス)が2,138レイ(約488ユーロ) で,対前月比で8.8%減少したと発表。なお,平均 月給(ネット)は1,548レイ(約353ユーロ)で,対 前月比の減少率は同じく8.8%。 ・3月8日,国家雇用庁(ANOFM)は,2013年 2月の全国の失業率を5.78%と発表。対前月比で 0.04%減少し,また,対前年同月比でも0.41% 上昇した。2月末の失業者数は51万409人。 ・3月15日,国家統計局(INS)は,年金者数が2 012年第4四半期には前年同期比で10万人減少し, 545万人になったと発表。平均年金額は前年同期比 3.4%上昇して786レイ(約176ユーロ)であ ったと発表。 ・3月22日,国家統計局(INS)は,ILO 基準によ る2012年第4四半期の失業率が6.9%となった と発表。前期の6.8%からは上昇し,一方,前年同 期の7.7%からは低下した。 ■格付け(2013年4月11日付) (内はアウトルック) Fitch 外貨建長期(国債) BBB- (安定的) 自国通貨建長期 BBB (安定的) S & P 外貨建長期 BB+ (安定的) 自国通貨建長期 BB+ (安定的) JCR 外貨建長期 BBB-(安定的) 自国通貨建長期 BBB (安定的) 我が国との関係 ■ブカレスト大学日本研究センター主催シンポジウ ムの開催 ・3月2日及び3日,ブカレスト大学日本研究センタ ー主催による日本研究国際シンポジウムが開催され, ルーマニア国内外の日本研究者による発表や議論が行 われた。 ■日本語弁論大会の開催 3月16日,第17回日本語弁論大会が開催され, ルーマニアで日本語を学習する若者が「自分の将来を 考えよう」というテーマで熱意のこもったスピーチを 行った。

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