平成26年(2014年)11月12日 議 会 運 営 委 員 会 議 題 1 平 成 2 6 年 第 4 回 定 例 会 に つ い て ( 1 ) 提 出 予 定 案 件 メ モ ( 2 ) 日 程 2 新 た に 受 理 し た 陳 情 に つ い て 3 地 方 都 市 行 政 視 察 に つ い て 4 そ の 他
資料1
平成26年(2014年)11月12日 平成26年第4回中野区議会定例会提出予定案件メモ ◆ 一般議案(12件) 62 中野区区政情報の公開に関する条例の一部を改正する条例 63 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例 64 仮称本町二丁目公園用地の買入れについて 65 南部すこやか福祉センター等新築に伴う機械設備工事請負契約 66 南部すこやか福祉センター等新築に伴う電気設備工事請負契約 67 中野区すこやか福祉センター条例の一部を改正する条例 68 指定管理者の指定について 69 中野区民住宅条例の一部を改正する条例 70 中野区立公園条例の一部を改正する条例 71 指定管理者の指定について 72 中野区保育所における保育等に関する条例の一部を改正する条例 73 指定管理者の指定について ◆ 報告案件 議会の委任に基づく専決処分について 自転車転倒事故に係る和解及び損害賠償額の決定 ※ 備考 会期中に、次に掲げる議案を追加提出する予定です。 ⑴ 中野区教育委員会委員任命の同意について ⑵ 中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ⑶ 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例資料2
月 日 曜 午 前 午 後 11月 12日 水 1 議会運営委員会 13日 木 14日 金 15日 土 16日 日 17日 月 5 請願・陳情締切 18日 火 19日 水 1 議会運営委員会 5 一般質問通告締切 20日 木 21日 金 22日 土 23日 日 24日 月 25日 火 26日 水 11 議会運営委員会 1 本会議(一般質問) 5 請願・陳情締切 27日 木 11 議会運営委員会 1 本会議(一般質問) 28日 金 11 議会運営委員会 1 本会議(一般質問、 議案上程) 29日 土 30日 日 12月 1日 月 2日 火 1 常任委員会 3日 水 1 常任委員会 4日 木 1 常任委員会 5日 金 10 特別委員会(震災特) 1 特別委員会(駅周辺、地域推進) 6日 土 7日 日 8日 月 9日 火 10 議会運営委員会 1 本会議(議案等議決)平成26年 第4回定例会日程表(案)
<会期14日間 11月26日~12月9日> ( 事 務 整 理 日 ) 勤 労 感 謝 の 日資料3
平成26年(2014年)11月12日 議 会 運 営 委 員 会 資 料 新たに受理した陳情について 第13号陳情 2020年東京五輪のチケットを避難者に優先配布を求めるための 意見書提出を求める陳情資料4
平成26年度
議会運営委員会 地方都市行政視察調査報告書(案)
1 訪問先及び調査事項
調 査 日 訪 問 先 調 査 事 項 平成26年10月22日 岐阜県関市議会 タブレット端末の活用について 平成26年10月23日 岐阜県多治見市議会 多治見市議会基本条例について2 調査内容
関市 「タブレット端末の活用について」 (1)関市の概要 関市は岐阜県のほぼ中央、長良川の中流に位置し、市域は東西に約39㎞、南北に約43 ㎞のV字型の地形を呈している、北は福井県に接し、南は濃尾平野の北辺に位置している。 北部地域は標高が高く緑に恵まれ、南部地域は肥沃な平地が広がり、変化に富む地形を長 良川・板取川・津保川・武儀川が流れ、水と緑の豊かな自然環境が維持保全されている。長良 川では、一千有余年の長い歴史を持つ小瀬鵜飼が行われている。 また、「日本一の刃物のまち」として全国に名が知られ、古くは鎌倉時代より我が国最大の 産地として刀鍛冶が栄え、その高度な技術と伝統を継承して、刃物産業が地場産業として受け 継がれ、国際的刃物都市として進展している。 昭和25年に市制を施行し、平成17年には2町3村を編入合併して現在に至っている。 現在の市域は 472.84 ㎢、人口は 91,558 人、世帯数は 34,297 世帯 (平成26年10月1日 現在)、予算規模は 368 億 4,800 万円(平成 26 年度一般会計予算)、議員定数は25人である。 (2)視察経過 関市議会を訪問し、タブレット端末の活用について、市議会議員2名、事務局長及び事務 局職員から説明を受け、質疑応答を行った。 (3)説明内容 関市では、議会へのタブレット端末の導入によりペーパーレス化を図り、事務の効率化、コ スト削減、省資源化を推進している。 平成24年に議員からタブレット端末の導入についての提案があり、これを受けて平成25 年2月にはタブレット端末「iPad」12台を購入、同年3月定例会から常任・特別委員会で試 1験的に使用を開始した。4月には代表者会議において、個人所有の iPad も同様に取り扱うこ とを確認した。9月定例会からは公費による貸与と個人所有を併せて、全議員に iPad を配置 し、本格導入に至った。12月定例会では紙資料を配付せず、完全ペーパーレスを実施し、平 成26年8月には議会棟の wi-fi スポット整備を完了した。 議案資料等の配信は、事務局がデータをクラウドサーバ(DropBox)に保存し、各議員の端 末から閲覧できるようにする形で行っている。 クラウドサーバの利用により最新情報を共有できるようにしており、カレンダー機能を利用 したスケジュールの共有や招集通知等のメール送信など、iPad の各種機能を活用している。 導入にかかる初期費用は、iPad 本体23台や wi-fi ルーター、消耗品等の購入費など、合 計1,272,490円であった。そのほか、wi-fi ルーターの使用料として月額約5千円を支 出している。 ペーパーレス化の実績としては、平成26年合計で紙資料86,890枚、コスト換算で約 30万円の削減を見込んでいる。 課題としては、議員による操作の習熟度の差が挙げられる。操作方法の習得や会議以外での 活用など、タブレット端末のさらなる活用の推進を図っていくこととしている。 (4)主な質疑応答 (問)中野区議会でもタブレット端末の試行をしているが、行政側の取り組みや情報管理等の 課題を抱えている。導入にあたり苦労した点を伺いたい。 (答)答弁の根拠となる資料などの取り扱いについて議論があり、行政側ではタブレット端末 を導入していない。情報管理については、使用規定を平成25年10月に定めた。インタ ーネットによる情報取得は、当初、委員会では認めていたが、本会議場では認めていなか った。そのため、議案等の資料は、各議員の自宅の wi-fi 環境で、事前にダウンロードを してもらっていた。その後、端末の操作に慣れてきたこともあり、平成26年8月に使用 規定を改正し、本会議場でも情報取得をできるようにした。 (問)資料開示は、どのようなタイミングで行っているのか。 (答)議案等については、定例会の一週間前の議会運営委員会終了後に、全議員に配信してい る。また、資料をクラウドサーバに入れたタイミングで各議員の携帯電話に通知をしてい る。 (問)スマートフォンでも DropBox を使用することができるが、各自のスマートフォンでも資 料等を共有しているのか。 (答)共有をかけて、スマートフォンで資料等を閲覧している議員もいる。 (問)各議員の自宅に wi-fi 環境を整備したとの説明があったが、どのような形で整備したの か。 (答)各議員の自宅には元々インターネット環境があった。無線環境がない方には、iPad 購入 時に取得した無線中継器を貸与した。 (問)個人所有の iPad で、通信モデルを使用している議員もいると思うが、通信モデルのほう 2
が便利だという実態はあるか。 (答)何名かは通信モデルを使用している。スマートフォンを持っていればテザリングを使用 できるため、wi-fi モデルでも問題ないが、スマートフォンを持っていない方にとっては通 信モデルのほうが便利だと考えられる。 (問)DropBox を使用する場合、タブレット端末の機種に制限はないと思うが、全員 iPad を使 用しているのか。 (答)アップル製品は、セキュリティレベルが高いと認識しており、基本的に iPad を使ってい ただいている。 (問)自宅では windowsOS のパソコンを使用していることが多いと思う。iPad を資料作成等に 使っていて違和感はないか。 (答)必ずしも iPad を使用しなければならないわけではないが、手で書いた文字を活字に直せ る手書きソフトを活用し、iPad で資料等を作成する場合もある。 (問)個人所有の iPad の購入経費や通信費などの所要経費の支出を、政務活動費の使途基準に おいて認めているか。 (答)今のところ政務活動費の中では認めていない。 (問)タブレット端末のような情報機器の扱いに不得手な議員もいると思う。導入に消極的な意 見はなかったか。 (答)消極的な意見はなく、導入に支障はなかった。 (問)タブレット端末を使用すれば便利だという認識があったのか。 (答)膨大な資料をどこでも見ることができ、個人の活動にも使用できるなど、便利な点があ る。 (問)予算書や決算書などといった分厚い資料は、どのように取り扱っているのか。 (答)予算書はデータで配信しており、主要施策の成果等も iPad で閲覧できるようにしている。 決算書は A3 見開きの資料で iPad では見づらいため、冊子で配付している。 (問)タブレット端末を携帯していないとメール通知等を受け取れないが、どのようにしてい るのか。 (答)多くの方がタブレット端末を持ち歩いている。 (問)タブレット端末で資料のページを開く際、手間どることはないか。 (答)説明の際、該当ページが開けているか確認するなど、配慮をしている。 (問)タブレット端末の導入により、会議時間が長くなったということはないか。 (答)そういったことはない。 (問)質疑などの際、タブレットでは予算書など複数の資料を同時に比較することは難しいと 思うが、どのようにしているのか。 (答)手書きソフトのジャンプ機能を使用している。事前に質疑に使いたいページを登録して おけばすぐに閲覧することができる。 (問)アプリケーションの導入はどこまで認めているのか。 (答)議員各自の良識に任せている。 3
多治見市 「多治見市議会基本条例について」 (1)多治見市の概要 多治見市は、岐阜県の南南東に位置し、名古屋から約40分の距離に位置する、東濃地方の 交通拠点であるとともに産業、経済、文化の中心地であり、中部経済圏の一翼を担っている。 古くから陶磁器やタイルなど美濃焼の産地として発展し、開山700年の虎渓山永保寺、美濃 陶芸の人間国宝を4人輩出するなど、長い歴史に裏打ちされた人を育てる文化を礎に、企業誘致 や岐阜県屈指の教育環境、地域医療の充実など、「人が元気!町が元気!多治見」を目標として、 まちづくりを進めている。 また、平成19年8月には当時の日本最高気温(40.9 度)を観測し、「日本一暑いまち」として 観光客の誘致促進を図っている。 昭和15年に市制を施行し、平成18年の土岐郡笠原町との合併などにより、現在に至ってい る。現在の市域は 91.24 ㎢、人口は 114,298 人、世帯数は 44,973 世帯 (平成26年10月1日 現在)、予算規模は 369 億 700 万円(平成 26 年度一般会計予算)、議員定数24人である。 (2)視察経過 多治見市議会を訪問し、市議会議長からご挨拶をいただいた後、多治見市議会基本条例に ついて、議会運営委員会委員長、副委員長、広報広聴研究会会長、事務局長及び事務局職員 から説明を受け、質疑応答を行った。 (3)説明内容 条例制定の背景には、地方分権改革によって自治体の権限が拡大し、議会の役割も重くなっ てきたため、議会改革が必要であるという声が議員間であがってきたことがあげられる。 平成19年1月に「多治見市市政基本条例」が制定されたが、議会に関しては、議会の設置、 議会の役割と義務という基本的な原則が掲げられているのみであり、具体的な行動を定める必 要があった。 そこで議員の任意の勉強会である「政策研究会」を平成19年7月に発足し、議会基本条例 の策定についての検討を開始した。政策研究会には、約8割の議員が参加し、18回の会議を 経て原案を作成した。平成21年3月には、議会基本条例策定特別委員会を設置し、25回の 審査を経て条例案を作成した。平成22年3月定例会に「多治見市議会基本条例」を委員会提 案で提出し、全会一致で可決して同年4月の条例施行に至った。 条例の策定に当たっては、法規の専門家を入れずに、議員だけで作成した。条文は、一般の 市民でもわかりやすいように、専門用語を極力使用しないシンプルなつくりを心がけた。また、 先に議会の決意表明にあたる条例を策定し、実施しながら改善を図る形をとっている。今後、 改定が必要な項目があれば、条例を改定していくことを視野に入れながら、現在、同条例に沿 って活動している。 条例に基づき行っている代表的な取り組みは、次のとおりである。 まず、議員間の自由な討議の実施方法については、議案に関することは、委員会において質 4
疑と討論の間に実施している。委員長から自由討議の希望を委員に確認し、複数委員の希望が あれば行っている。議案以外に関する自由討議については、議会開催月以外の毎月、全員協議 会を開催し、行っている。討議を希望する議員は、事前に議長に討議テーマを提出し、議長が 選択して実施している。 次に、市民との対話集会は、年1回テーマを設定し、時間は、概ね90分で実施している。 第1回~第4回まで行ったが、内容は、説明重視から対話重視へと変化している。実施時間は、 平日の夜間のみから土日の昼間の時間帯にも拡大中である。対話集会開催の広報については、 回覧版、議会だより、広報紙、ホームページ、ポスターなどで行っている。 次に、市長による政策の形成過程の説明については、議会には市民に対する説明責任がある ため、市長が提案する政策をわかり易く説明するために、6項目の資料の提出を求めることを 条文化した。6項目の内に掲げてある、政策の背景と経緯、市民参加手続きの有無及び結果に ついては、議案説明資料に掲載されるようになった。 次に、一般質問における一括質問、一問一答方式の選択制については、一括質問方式は市民 にとって分かりにくい場合があるため、自由に選択可能とした。一般質問通告書上で選択し、 定例会ごとに変更も可能である。運用状況は、一問一答方式が概ね8割強である。ただし、最 初は総括質問を行い、答弁が順次行われた後、再質問から一問一答方式が行われる。 次に、市長の反問権については、議員の政策提案は主に一般質問で行われるため、その政策 提案に市長が問い返すことで論点と争点が明らかになり、議論の活性化につながる。議員にも 緊張感が増し、より高い水準の政策を提案するようになるため、一般質問に限って市長の反問 権を導入した。ここ2~3年、ほぼすべての定例議会で市長が行使している状況である。 (4)主な質疑応答 (問)条例制定までの過程で、さまざまな場面で調整が必要になるなど、ご苦労が多かったと 思うが、いかがか。 (答)市民のみなさんの目線に立って、理解いただける条例とするため、多くの議員が時間を 費やし、法律の専門家を交えず、手づくりで骨子や条例案を作成した。 委員会を数多く開催し、何度も文言の追加、削除を行った。議論を重ね、自分たちが条 例をつくったという雰囲気がよかったと思う。良いものができたと思っている。 (問)反問権を行使した具体的な事例について伺いたい。 (答)3回の定例会にわたり同じテーマで一般質問をした議員がおり、これに対し反問権が行使 された例がある。「財源をどのように考えているのか」「財源なき提案は、政策ではない」と 市長は問い返している。 (問)要望の実現に向け、市民グループを作って対話集会に大勢で参加し、議員を追及するよ うな例はなかったか。 (答)今まで、そのような例は特にない。なお、行政に対する質問、意見が出された例はあっ たが、議会との対話集会であり、お答えできないので、意見があったことを行政に伝える という対応をしている。 5
(問)会派により政策に違いがあると思うが、対話集会で市民から出された意見に、議会として どのように答えているのか。 (答)議会を代表としての答えはできないため、議員個人の見解として答えている。今年から答 え方のマニュアルを整備し、偏った意見や過激な見解にならないように工夫している。 (問)会派によって施策に対する考え方には違いがある。その違いが明らかになった方が、市 民にとってわかりやすいのではないか。 (答)対話集会は、当初は議会として説明できることを決めて説明重視で行っていた。ところが、 回数が進むと、市民から、どの議員に聞いても同じ回答しか得られないのでは意味がない、 との意見があった。対話集会は、元々、市民の意見を聞くために開くという考え方であった ので、テーマについての市民の意見や知恵を聞くという、対話重視で行っている。 (問)対話集会を行う際、テーマに関係のある団体などに参加を促したり、情報提供を行ってい るのか。 (答)関係団体には情報提供を行っている。以前は、小学校13区域ごとに行っていたので、 PTA、区域の長の会を通じて対話集会への参加をお願いしていた。今年から、テーマを 絞り、その関係団体にいろいろな会場への参加をお願いしている。 (問)自由討議のテーマは全議員が提案できるのか。また、討議テーマの選択は議長一任との ことだが、取り決めはあるのか。 (答)議会運営委員以外の議員も提案できる。議会運営委員以外の議員であっても、その私案 が自由討議のテーマになり、議論されることで議会運営の改善につなげられる。 議長が討議テーマを選択することは、議会運営委員会の申し合わせ事項で決まっている。 今のところ、提案された討議テーマについては、すべて採用している。 (問)反問権の付与者の拡大については、議論されているのか。 (答)反問権の拡大の方向への意見は出ている。付与者を部長までとするか、課長まで拡げる か、一般質問に留めるか、委員会まで拡げるかなどについて検討しているところである。 (問)反問権の拡大については検討されているとのことだが、反問権のルールの見直しについ ての議論も行われているのか。 (答)反問権のルールの見直しについては、拡大と合わせて検討している。反問権は、根拠を 問うのは可としているが、反論については認めていない。ただ、反問と反論の区別が明確 になっていない。また、反問を行う際は、これから反問すると発言してから行うこととす るかといったルールが明確になっていない。また、反問の時間は持ち時間に含めないで欲 しいという意見もある。こうした事項について、ルールを明確にしていく必要がある。 (問)対話集会には、全議員が出席しているのか。 (答)全議員がグループに分かれて出席している。当初は、夜間に2会場で行っていたので、そ れに応じたグループ分けをした。今回も3グループに分けてあるが、開催日程がすべて異な るため、全回出席することも可能である。正副議長は、全回出席することになっている。 (問)対話集会の運営は、どのように行われているのか。 (答)事務局は、当日までのサポートと当日の記録のみを行う。運営はすべて議員が行っている。 6