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国 保 小 見 川 総 合 病 院 建 て 替 え 整 備 検 討 委 員 会 委 員 名 簿 区 分 所 属 氏 名 1 医 療 に 関 わる 有 識 者 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 副 病 院 長 企 画 情 報 部 教 授 高 林 克 日 己 2 医 療 に 関 わる 有 識

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第1回 国保小見川総合病院建て替え整備検討委員会 次 第 日 時 平成26年7月23日(水) 午後1時30分から 場 所 国保小見川総合病院 附属看護専門学校 3階 講堂 1.開 会 2.委嘱状交付 3.組合長挨拶 4.委員紹介、事務局職員紹介 5.議 題 (1) 国保小見川総合病院建て替え整備検討委員会設置要綱について (2) 委員長及び副委員長の選出について (3) 建て替え整備検討委員会の今後の進め方について (4) 国保小見川総合病院の現状について 6.そ の 他 7.閉 会 ※ 会議終了後、病院施設の視察を実施します。

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№ 区   分 所     属 氏   名 1 医療に関わる有識者 千葉大学医学部附属病院副病院長 企画情報部 教授 高 林 克 日 己 2 医療に関わる有識者 千葉大学大学院工学研究科 教授 中 山 茂 樹 3 医療関係機関の代表者 香取郡市医師会 会長 浅 野 尚 4 医療関係機関の代表者 香取匝瑳歯科医師会 会長 礒 和 博 5 医療関係機関の代表者 千葉県立佐原病院 病院長 小 林 進 6 医療関係機関の代表者 総合病院国保旭中央病院 副院長 伊 良 部 徳 次 7 住民の代表者 一般公募 向 後 広 美 8 住民の代表者 一般公募 小 林 俊 作 9 組合長が必要と認める者 元香取市民生委員・児童委員 鈴 木 道 子 10 組合長が必要と認める者 東庄町区長会 会長 吉 田 武 夫 11 行政機関の代表者 香取健康福祉センター センター長 中 村 恒 穂 12 行政機関の代表者 香取市市民福祉部 部長 篠 塚 壽 13 行政機関の代表者 東庄町健康福祉課 課長 石 毛 克 身 14 当該病院の代表者 国保小見川総合病院 病院長 寺 本 修 15 当該病院の代表者 国保小見川総合病院 副院長 桑 原 憲 一 16 当該病院の代表者 国保小見川総合病院 看護部長 小 暮 美 子

国保小見川総合病院建て替え整備検討委員会委員名簿

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- 1 - 国保小見川総合病院建て替え整備検討委員会設置要綱 (設置) 第1条 国保小見川総合病院建て替え整備に係る基本構想及び基本計画(以下「基 本構想等」という。)を策定するに当たり、地域住民及び地域医療関係者等の意見 や考えを反映させるため、国保小見川総合病院建て替え整備検討委員会(以下「検 討委員会」という。)を設置する。 (所掌事項) 第2条 検討委員会は、次に掲げる事項を所掌する。 (1) 基本構想等の案を作成すること。 (2) 作成した基本構想等の案を組合長に提言すること。 (3) 前2号に掲げるもののほか、基本構想等の案の作成に関し必要な事項に関す ること。 (組織) 第3条 検討委員会は、委員16人以内で組織する。 2 委員は、次に掲げる者のうちから、組合長が委嘱又は任命する。 (1) 医療に関わる有識者 (2) 医療関係機関の代表者 (3) 住民の代表者 (4) 行政機関の代表者 (5) 当該病院の代表者 (6) 前5号に掲げる者のほか、組合長が必要と認める者 (任期及び補充委員) 第4条 委員の任期は、基本構想等の策定が終了するまでとする。 2 委員に欠員が生じたときは、これを補充するものとする。 (委員長及び副委員長) 第5条 検討委員会に委員長及び副委員長を置く。 2 委員長及び副委員長は、委員の互選によりこれを定める。 3 委員長は、会務を総理し、検討委員会を代表する。 4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときは、その職務を代理する。

資料1

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- 2 - (会議) 第6条 検討委員会の会議(以下「会議」という。)は、委員長が招集し、その議長 となる。 2 会議は、委員の半数以上が出席しなければ開くことができない。 3 会議の議事は、出席委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決 するところによる。 4 会議は、原則として公開とする。ただし、会議において非公開とすることが適 当であると認められる案件については、議長が会議に諮って非公開とすることが できる。 5 検討委員会は、必要があると認めるときは、関係者に必要な資料の提出を求め、 又は会議に出席させて説明を求めることができる。 (庶務) 第7条 検討委員会の庶務は、国保小見川総合病院事務局総務課が行う。 (その他) 第8条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、委員長が会議に諮って定め る。 附 則 1 この要綱は、平成26年6月26日から施行し、基本構想等が策定されたとき に、その効力を失う。 2 最初に開かれる会議は、第6条第1項の規定にかかわらず、組合長が招集す る。

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国保小見川総合病院建て替え整備検討委員会の

今後の進め方について

2014/7/23

資料2

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当院は、開設以降、地域医療の中核病院として、地域医療の発展に貢献して来ました。昭和47年

に新病院(現建物)が建ち、その後も増改築を行いながら、今日に至りました。

現建物は建設後、40年以上が経過しており、施設の老朽化が進んでいることや手狭になっていること

から、今後も当院が医療を継続していく上での問題となっています。

平成23年度には、当院の今後のあり方に係る調査・検討を行いました。その中では、香取市内にあ

る県立佐原病院との統廃合等の案も出ましたが、県当局や地域住民のご意見をいただいた結果、当

院単独での建て替えを検討することとなりました。

1.本委員会の開催にあたって

【国保小見川総合病院建て替えの背景】

【本委員会の開催目的】

新病院の整備にあたっては、病床規模等もまだ定まっていない状態であるため、「基本構想・基本計

画」という形で、新病院に求める内容を整理していく必要があります。

委員の皆様には、新病院の病床規模等についてご協議をいただき、基本構想・基本計画(案)の最

終的な取りまとめをお願いするものです。

1

(7)

2.新病院整備に向けた基本構想・基本計画の策定について

【基本構想・基本計画の策定目的】

基本構想・基本計画は、新病院が地域住民の方から必要とされ、経済的にも自立した病院となるよ

う、新病院に必要な条件を明らかにしていくために策定します。

基本構想・基本計画は、今後の新病院整備や病院運営を行う上での指針となるものであることから、

慎重に議論していく必要があります。

※基本構想…地域における役割や病床規模等、新病院整備の大きな方向性(方針)について記載した計画書 ※基本計画…基本構想の内容をより具体化し、必要な諸室や医療機器等、各部門の方針を記載した計画書

【基本構想・基本計画の策定に向けた留意点】

基本構想・基本計画の策定にあたっては、特に以下の点を念頭においた検討を行うことが重要です。

① 地域で当院に求められている医療機能(役割)と適正な病床規模の明確化

② 当院の運営上の課題の明確化と健全性・柔軟性を確保するための運営形態

③ 新病院の開院後の経営・運営を見据えた効率的・効果的な施設整備

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3.基本構想・基本計画策定に向けた検討体制

建て替え整備検討委員会

(メンバー:外部有識者+当院幹部職員)

(基本構想・基本計画(案)の策定)

香取市東庄町病院組合長

院内検討委員会

(メンバー:当院幹部職員)

(基本構想・基本計画(素案)の策定)

(仮称)施設設備

検討部会

(WG)

(仮称)医療機器・シ

ステム検討部会

(WG)

(仮称)運営課題

検討部会

(WG)

㈱麻生

病院コンサルティング事業部

検討結果の報告 素案の提示 各部会は必要に 応じて設置・開催 意見 答申(基本構想・基本計画(案)の提出) 諮問 基本構想・ 基本計画の 策定支援 国保小見川 総合病院内 3

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4.本委員会の開催スケジュール(案)

協議事項 【第1回】 平成26年7月23日 ・建て替え整備検討委員会の今後の進め方について ・国保小見川総合病院の現状について 【第2回】 平成26年9月9日予定 ・住民アンケート調査の集計結果について 【基本構想】 ・新病院に求められる医療機能について ・新病院の診療科構成及び病床機能・規模について ・運営形態について 【第3回】 平成26年11月上旬 ・香取市東庄町病院組合議会への中間報告(案)について 【基本構想】 ・新病院の建設地について ・新病院の概算事業費、整備スケジュールについて 【第4回】 平成26年12月上旬 【基本計画】 ・新病院の施設設備、医療機器等について ・新病院の事業収支計画について 【第5回】 平成27年1月上旬 ・基本構想・基本計画(案)について 委員会開催日

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国保小見川総合病院の現状について

2014/7/23

資料3

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Ⅰ.国保小見川総合病院の

外部環境調査

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医療政策動向のポイント

2025年に向けて、医療提供体制の適正化(特に病床機能の再編)を念頭に置

いた具体的な施策がおこなわれていく。

各都道府県が「地域医療ビジョン」を策定するとともに、機能別に必要な病床数

をコントロールしていく。

「医療から介護へ、施設から地域へ」の方針に基づき、地域包括ケアシステムの

構築が推進されていく。(医療と介護の連携)

今後、国保小見川総合病院が地域住民に提供すべき医療機能を明確化した上で、適切な病院整備を

行っていく必要がある。その実現を図るために、以下をしっかりと捉えていく。

■ 地域において、必要とされている(今後必要とされる)医療機能・規模

■ 国保小見川総合病院の医療資源(職員、設備、資金等)と、その確保の見込み

■ 周辺医療機関の医療提供体制

1.医療政策動向

2

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2018 2012年 一般病床 (109万床) 平均在院日数 19~20日程度 介護施設 (98万人分) 居住系サービス (33万人分) 在宅サービス 療養病床 (24万床) 150日程度 介護療養病床 2025年 2013 2014 2015 2016 2017 2019 2020 2021 2022 2023 2024 第6期医療計画 第7期医療計画 第8期 機能再編を後押し(急性期の絞り込み、亜急性期へ移行推進) 各病院が機能を報告 各病院が機能を報告 この時点までに病院機能の 方向性を固める必要あり 病院機能情報の 報告制度が開始 医療計画 に反映 医療計画 に反映 高度急性期 (18万床) 15日~16日程度 診 療 報 酬 ・ 介 護 報 酬 同 時 改 定 診 療 報 酬 改 定 介 護 報 酬 改 定 診 療 報 酬 改 定 診 療 報 酬 ・ 介 護 報 酬 同 時 改 定 診 療 報 酬 改 定 診 療 報 酬 改 定 介 護 報 酬 改 定 診療報酬に得られた 情報を反映? 一般急性期 (35万床) 9日程度 亜急性期等 (26万床) 60日程度 長期療養 (28万床) 135日程度 介護施設 (131万人分) 居住系サービス (61万人分) 在宅サービス (24万床) 19日~20日程度 ※日経ヘルスケア 2013年4月号 P22より 方向性確定・実現に向けた活動 病院機能に基づき病院運営した場合の予測 10年後を見据えた中長期計画の必要性 へ追記 ※参考データ: 日経ヘルスケア(2013年4月号 P22)掲載資料へ追記

【2025年の病床再編モデル】

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平成26年度診 療報酬改定か ら削ぎ落しが本 格化 ※参考データ: H25.11.25 中医協総会資料へ追記 4

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731 681 243 632 657 851 970 438 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 現状 今後 病床数( 床) ①高度急性期 ②一般急性期 ③亜急性期等 ④長期療養 ⑤地域に密着した病床 増加 減少 減少 増加

2.香取海匝保健医療圏における病床数の変化見込み

■香取海匝保健医療圏における病床機能別病床数の変化見込み 【香取海匝医療圏の現状】 【香取海匝医療圏の今後(2025年モデル)】 【増減】 病床区分 病床数(A) 構成割合 病床区分 病床数(B) 構成割合 病床数(B-A) 状態 ①特定機能病床 0 0.0% ②一般病床( 7:1) 970 37.3% ③一般病床(10:1) 657 25.3% ②一般急性期 851 32.7% 194 増加 ④一般病床(13:1) 30 1.2% ⑤一般病床(15:1) 116 4.5% ⑥亜急性期病床 0 0.0% ⑦回復期リハ病棟 97 3.7% ④長期療養 681 26.2% ▲50 減少 ⑧療養病床数 731 28.1% ⑤地域に密着した病床 0 0.0% - -合計 2,601 100.0% 合計 2,601 100.0% ▲0 632 24.3% 389 増加 ①高度急性期 ③亜急性期等 438 16.8% ▲532 減少 現状に2025年モデルの病床構成割合を適用し、必要病床数をシミュレーション、過不足を算出 ※参考データ:各医療機関ホームページ、医療情報 サイト ウェルネス「全国病院一覧データ」 ※病床構成割合は、2025年モデルの病床構成割 合を活用(地域に密着した病床は除く) 香取海匝保健医療圏では、2025年に向けて、高度急性期病床の絞り込みが行われるとともに、一般急性期病床・亜 急性期等病床の整備が進められるものと考えられる。

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3.平成26年度診療報酬改定のポイント

平成26年度の診療報酬改定(以下「改定」と記載)では、税と社会保障の一体改革に含まれている「2025年モデル」の 実現が念頭に置かれ、以下のような変更がなされている。 (1) 急性期病床(特に7対1入院基本料)における算定基準の厳格化 • 平均在院日数算出基準の厳格化 • 医療・看護必要度の見直し • 在宅復帰率の要件化 ■ 主な改定事項(当院における今後の機能検討に当たり、関連性が高いと考えられる項目) (2) 地域包括ケア病棟入院料(医療管理料)の新設 • 急性期診療後のリハビリテーションや入院療養への評価に重きを置いた報酬体系 (3) 地域包括ケア診療料の新設 • 中小病院や診療所の外来における主治医機能への評価に重きを置いた報酬体系 (4) 充実した在宅医療機能に対する適切な評価 • 機能強化型在宅療養支援病院等の指定に必要な実績要件を厳格化するとともに、加算項目等を新設 県立佐原病院や国保旭中央病院等における「医療提供体制」や、 「当院への患者紹介」への影響が想定される。 6

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4.将来人口推計

-2015年から2035年にかけての動向-※参考データ:人口問題研究所「市町村別男女5歳階級別データ」(平成25年3月推計) 二次医療圏、香取市及び東庄町ともに、全人口は大きく減少傾向にある。 (二次医療圏:▲25.0% 香取市及び東庄町:▲26.5%) 全人口の減少(※上記参照)に対し、65歳以上人口の伸び率は、二次医療圏で▲5.6%、香取市及び東庄町で▲6.1% に留まっている。 2035年における全人口に占める65歳以上人口の比率は、二次医療圏39.6%、香取市及び東庄町42.2%が見込まれる。 ■年齢区分別の人口動態(香取海匝保健医療圏) 単位:人 年齢区分 2015年 2025年 2035年 伸び率 構成比率 0~14歳 29,236 21,609 17,198 ▲41.2% 8.1% 15~39歳 66,914 55,107 43,072 ▲35.6% 20.4% 40~64歳 97,372 79,616 67,556 ▲30.6% 31.9% 65歳以上 88,604 90,932 83,678 ▲5.6% 39.6% 合計 282,126 247,264 211,504 ▲25.0% 100.0% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 香取海匝保 健医療圏 香取市及び 東庄町 31.4% 33.0% 36.8% 39.3% 39.6% 42.2% 高齢者(65歳以上)人口比率 2015年 2025年 2035年 ■年齢区分別の人口動態(香取市及び東庄町) 単位:人 年齢区分 2015年 2025年 2035年 伸び率 構成比率 0~14歳 9,506 6,842 5,306 ▲44.2% 7.8% 15~39歳 20,373 16,491 13,089 ▲35.8% 19.3% 40~64歳 31,817 25,332 20,736 ▲34.8% 30.6% 65歳以上 30,408 31,497 28,553 ▲6.1% 42.2% 合計 92,104 80,162 67,684 ▲26.5% 100.0%

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■入院患者数の将来疾病推計(香取海匝保健医療圏・香取市及び東庄町) 単位:人/日 2015年 2025年 2035年 伸び率 2015年 2025年 2035年 伸び率 Ⅰ 感染症及び寄生虫症 40 41 39 ▲3.4% 13 14 13 ▲2.2% Ⅱ 新生物 333 330 305 ▲8.6% 113 113 103 ▲9.2% Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 15 15 14 ▲2.8% 5 5 5 ▲0.5% Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 69 71 68 ▲2.2% 23 25 23 ▲0.6% Ⅴ 精神及び行動の障害 516 480 431 ▲16.5% 172 160 142 ▲17.4% Ⅵ 神経系の疾患 175 178 168 ▲4.0% 59 61 57 ▲2.5% Ⅶ 眼及び付属器の疾患 24 25 23 ▲4.1% 8 9 8 ▲4.1% Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 3 3 3 ▲20.2% 1 1 1 ▲21.8% Ⅸ 循環器系の疾患 574 605 586 2.1% 195 210 203 4.1% Ⅹ 呼吸器系の疾患 232 252 248 7.0% 79 88 86 9.7% ⅩⅠ 消化器系の疾患 161 163 154 ▲4.4% 54 56 52 ▲3.6% ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 43 44 43 ▲0.8% 15 15 15 1.1% ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 107 107 100 ▲6.4% 36 37 34 ▲5.6% ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 136 141 135 ▲0.4% 46 49 47 0.7% ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 21 17 14 ▲33.9% 6 5 4 ▲34.6% ⅩⅥ 周産期に発生した病態 10 8 6 ▲36.8% 3 2 2 ▲39.5% ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 8 7 6 ▲32.2% 3 2 2 ▲34.1% ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 38 39 38 ▲1.6% 13 14 13 ▲0.1% ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 255 267 258 1.0% 86 92 89 3.4% ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 12 10 8 ▲28.7% 4 3 3 ▲28.7% 合計 2,773 2,803 2,646 ▲4.6% 935 960 902 ▲3.6% ※参考データ:人口問題研究所「市町村別男女5歳階級別データ」(平成25年3月推計)、厚生労働省「平成23年患者調査」 疾病大分類 香取海匝保健医療圏 香取市及び東庄町

5.入院患者数の将来推計

-2015年から2035年にかけての動向-二次医療圏、香取市及び東庄町に共通して、以下の傾向にある。 ▽ 患者数全体の中で、循環器系の疾患や、精神疾患、新生物等の疾患を有する患者の割合が高い。 ▽ 患者数全体、また多くの疾患の患者数は2025年まで増加傾向にあるものの、2025年から2035年にかけて減少すること が見込まれる。ただし循環器系の疾患、呼吸器系の疾患等は2015年の患者数を下回る程の減少幅ではない。 ▽ 少子化等に伴い、周産期領域の疾患の患者数は一貫して大きく減少傾向にある。 8

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■外来患者数の将来疾病推計(香取海匝保健医療圏・香取市及び東庄町) 単位:人/日 2015年 2025年 2035年 伸び率 2015年 2025年 2035年 伸び率 Ⅰ 感染症及び寄生虫症 271 240 207 ▲23.6% 89 78 67 ▲25.0% Ⅱ 新生物 501 479 431 ▲13.9% 169 162 143 ▲15.1% Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 40 35 30 ▲23.7% 13 11 10 ▲24.3% Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 939 891 806 ▲14.2% 316 300 268 ▲15.1% Ⅴ 精神及び行動の障害 403 364 320 ▲20.5% 131 118 104 ▲21.1% Ⅵ 神経系の疾患 257 253 233 ▲9.4% 86 86 78 ▲8.8% Ⅶ 眼及び付属器の疾患 776 756 692 ▲10.8% 261 257 233 ▲10.8% Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 167 149 129 ▲22.5% 55 49 42 ▲23.7% Ⅸ 循環器系の疾患 2,081 2,078 1,937 ▲6.9% 705 712 659 ▲6.6% Ⅹ 呼吸器系の疾患 1,110 932 788 ▲29.0% 360 299 249 ▲30.8% ⅩⅠ 消化器系の疾患 508 482 430 ▲15.3% 170 162 142 ▲16.3% ⅩⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 451 397 341 ▲24.3% 148 129 110 ▲25.4% ⅩⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 2,489 2,416 2,198 ▲11.7% 838 820 739 ▲11.9% ⅩⅣ 腎尿路生殖器系の疾患 563 539 488 ▲13.4% 189 182 162 ▲14.4% ⅩⅤ 妊娠,分娩及び産じょく 29 24 19 ▲34.3% 9 7 6 ▲34.2% ⅩⅥ 周産期に発生した病態 3 2 2 ▲36.9% 1 1 1 ▲39.5% ⅩⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 17 14 12 ▲30.9% 6 5 4 ▲32.6% ⅩⅧ 症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 153 139 122 ▲20.3% 51 46 40 ▲21.5% ⅩⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 579 509 435 ▲24.9% 190 166 140 ▲26.4% ⅩⅩⅠ 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 835 726 623 ▲25.4% 272 236 201 ▲26.2% 合計 12,169 11,424 10,243 ▲15.8% 4,059 3,823 3,397 ▲16.3% ※参考データ:人口問題研究所「市町村別男女5歳階級別データ」(平成25年3月推計)、厚生労働省「平成23年患者調査」 疾病大分類 香取海匝保健医療圏 香取市及び東庄町

6.外来患者数の将来推計

-2015年から2035年にかけての動向-二次医療圏、香取市及び東庄町に共通して、以下の傾向にある。 ▽ 患者数全体の中で、筋骨格系の疾患や、循環器系の疾患を有する患者の割合が高い。 ▽ 患者数全体、またいずれの疾患においても患者数は2015年からから2035年にかけて一貫して減少傾向にある。 ▽ 少子化等に伴い、周産期領域の疾患の患者数は大きく減少傾向にある。

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7.病院配置状況

※参考データ:医療情報サイト ウェルネス「全国病院一覧データ」、医事日報「2013年版関東病院情報」 ■当院周辺の病院(一般及び療養病床)配置状況 当院の周辺で急性期病院は県立佐原病院と国保旭中央病院になるが、双方ともに10km程度(それ以上)離れている。 当院の周辺(半径10km内、特に千葉県内)には、病院自体が少ない状況である。 10

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Ⅱ.国保小見川総合病院の

内部環境調査

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■常勤医師数の推移 単位:人 H24年度 H25年度 H26年度 H26-H24 内科 6 5 4 ▲2 外科 3 2 2 ▲1 小児科 0 0 0 -眼科 0 0 0 -皮膚科 0 0 0 -耳鼻咽喉科 0 0 0 -整形外科 4 4 4 0 泌尿器科 0 0 0 -脳神経外科 0 0 0 -歯科 1 1 1 0 合計 14 12 11 ▲3 ※参考データ:「人員配置(職員数)」 ※平成24年度・平成25年度は3月末時点、平成26年度は7月1日時点の配置 ※常勤の内科医師のうち1名は国保旭中央病院 地域医療支援センターから派遣 ※内科、外科、整形外科、歯科以外の診療は非常勤医師が対応 ■各職種の平均年齢(H26.7時点) 平均年齢 医師 48.2 薬剤師 46.0 放射線技師 34.0 検査技師 40.3 リハビリスタッフ 46.6 臨床工学技士 37.7 看護師 43.5 ■医師以外の常勤・臨時職員数の推移 単位:人 H24.2 H26.7 H26.7-H24.2 薬剤師 7 8 1 放射線技師 7 7 0 検査技師 5 6 1 リハビリスタッフ 6 5 ▲1 臨床工学技士 5 7 2 看護師 103 109 6 職員 94 101 7 臨時職員 9 8 ▲1

1.診療体制

常勤医師数は平成24年度以降減少傾向にある。特に内科は2名減少し、現在4名体制となっている。 小児科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、脳神経外科の診療は非常勤医師が対応している。 医師以外の職員数は変化していない。 職種別の平均年齢は、放射線技師を除き、40歳を超えている。 12

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※参考データ:「医業収益分析表」

2.入院稼働状況

病院全体の入院収益は、平成24年度以降減少傾向にある。特に平成26年度は医師数の減少もあり、急激に減少し ている。 病院全体の入院収益の多くを内科と整形外科の入院収益が占めている。しかし医師数の減少等により、いずれの診療 科も収益額は減少傾向にある。

① 入院収益

158,748 158,304 139,401 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000 H24年度 H25年度 H26年度 診 療 科 別 収 益 病 院 全 体 収 益 入院収益の推移 病院全体 内科 外科 整形外科 眼科 (千円/月) (千円/月) ■診療科別入院収益の推移 単位:千円/月 H24年度 H25年度 H26年度 H26-H24 内科 84,225 80,639 66,695 ▲17,529 外科 6,618 7,946 8,001 1,383 整形外科 65,067 66,835 60,749 ▲4,318 眼科 2,838 2,884 3,956 1,118 合計 158,748 158,304 139,401 ▲19,346 ※参考データ:「医業収益分析表」 ※H26年度は4月~5月の実績

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58,557 64,082 58,931 52.5% 47.8% 45.6% 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% H24年度 H25年度 H26年度 入 院 診 療 単 価 病 床 稼 働 率 病床稼働率と入院診療単価の推移 入院診療単価 病床稼働率 (円) 1日当たりの入院患者数は平成24年度以降減少している。(平成25年度以降の病床稼働率は50%を下回っている。) 入院診療単価は平成26年度は前年度比較で下がってはいるものの、約59,000円と、同じような規模で同じような機能を 提供する他病院と比較しても高い水準であると考えられる。 内科は1日当たり患者数、入院患者数ともに減少傾向にある。

② 入院患者数・病床稼働率(※1)及び入院診療単価(※2)

※1)病床稼働率 「午前0時時点で入院している患者数+退院患者数」 を「病床数」で除したもの ※2)入院診療単価 入院患者1人1日当たりの入院収益 ※参考データ:「医業収益分析表」 ※H26年度は4月~5月の実績 ※病床稼働率は許可病床数170床ベース ■1日当たり入院患者数 単位:人/日 H24年度 H25年度 H26年度 H26-H24 内科 50.5 42.8 42.9 ▲7.6 外科 6.6 8.8 8.8 2.2 整形外科 31.1 28.6 24.9 ▲6.3 眼科 0.9 1.0 1.0 0.1 病院全体 89.2 81.2 77.5 ▲11.6 病床稼働率 52.5% 47.8% 45.6% ■入院診療単価 単位:円 H24年度 H25年度 H26年度 H26-H24 内科 54,849 61,879 50,990 ▲3,858 外科 33,159 29,752 29,854 ▲3,304 整形外科 68,685 76,742 80,091 11,407 眼科 99,567 98,865 127,608 28,041 病院全体 58,557 64,082 58,931 374 14

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3.外来稼働状況

病院全体の外来収益は、平成24年度以降大きな変化はない。 内科、脳神経外科及び歯科以外の診療科は減少傾向にある。

① 外来収益

■診療科別外来収益の推移 単位:千円/月 H24年度 H25年度 H26年度 H26-H24 内科 44,076 44,640 45,618 1,542 外科 4,363 4,194 3,706 ▲657 整形外科 13,841 13,586 13,231 ▲610 耳鼻咽喉科 1,564 1,382 1,430 ▲134 脳外科 372 349 513 141 皮膚科 1,270 1,187 1,209 ▲61 泌尿器科 2,832 2,701 2,649 ▲183 眼科 3,852 3,457 3,837 ▲15 小児科 1,544 1,363 1,147 ▲397 歯科 2,440 2,291 2,585 144 合計 76,154 75,151 75,924 ▲230 ※H26年度は4月~5月実績 ※参考データ:「医業収益分析表」 76,154 75,151 75,924 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 H24年度 H25年度 H26年度 診 療 科 別 収 益 病 院 全 体 収 益 外来収益の推移 病院全体 内科 外科 整形外科 耳鼻咽喉科 脳外科 皮膚科 泌尿器科 眼科 小児科 歯科 (千円/月) (千円/月)

(26)

■1日当たり外来患者数及び外来診療単価 H24年度 H25年度 H26年度 H26-H24 H24年度 H25年度 H26年度 H26-H24 内科 175.0 174.7 166.1 ▲8.8 12,410 12,601 13,535 1,125 外科 33.4 30.9 29.4 ▲3.9 6,422 6,692 6,150 ▲272 整形外科 109.4 104.6 99.3 ▲10.0 6,233 6,399 6,725 492 耳鼻咽喉科 19.7 17.8 16.6 ▲3.2 3,885 3,816 4,211 325 脳外科 3.4 3.0 3.1 ▲0.3 5,382 5,755 8,142 2,760 皮膚科 21.8 21.4 20.7 ▲1.1 2,859 2,730 2,859 0 泌尿器科 16.3 15.1 14.5 ▲1.8 8,538 8,783 9,025 487 眼科 37.0 33.9 33.5 ▲3.5 5,147 5,032 5,638 491 小児科 23.4 19.9 16.7 ▲6.8 3,333 3,371 4,377 1,044 歯科 17.4 16.8 17.8 0.4 6,876 6,697 7,072 196 病院全体 456.7 438.0 417.7 ▲39.0 8,167 8,438 8,867 700 初診患者数 57 49 48 ▲9.1 初診率 12.4% 11.2% 11.4% ▲1.0% ※H26年度は4月~5月実績 ※1日当たり外来患者数は、各診療科の患者数を病院の稼働日数(H24:245日、H25:244日、H26:41日)で除して算出 ※参考データ:「医業収益分析表」 外来診療単価(円) 1日当たり外来患者数(人/日) 1日当たりの外来患者数は、平成24年度以降、歯科を除く全診療科において減少している。 特に内科及び整形外科が大きく減少している。(平成23年度対平成26年:内科▲8.8人/日、整形外科▲10.0人/日) 初診患者数、初診率(全体患者数に占める初診患者数の割合)ともに、平成24年度以降、減少傾向にある。 外来診療単価は、外科が僅かに減少していることを除き増加傾向にある。 特に脳神経外科が大きく増加している。(平成24年度対平成26年度 +2,760円)

② 外来患者数及び外来診療単価(※1)

※1)外来診療単価外来患者1人1日当たりの外来収益 16

(27)

香取海匝 78% 茨城県 16% 山武長生夷 隅 3% 印旛 1% その他 2% 保健医療圏別の入院患者数 ■地域別入院患者数 単位:人/年  香取海匝 香取市 東庄町 旭市 銚子市 匝瑳市 神崎町 多古町 23,265 17,558 2,029 1,946 990 600 84 58 746 389 447 4,797 24,847 山武長 生夷隅 印旛 その他 茨城県 合計

4.地区別の延べ来院患者数

※参考データ:「地域別延患者数(平成25年度)」 入院患者数の約80%は香取海匝医療圏内の居住者である。 香取海匝医療圏居住の入院患者の約85%が香取市(76%)及び東庄町(9%)の居住者である。 茨城県からも一定数の患者が入院している。

① 入院患者数

香取市 76% 東庄町 9% 旭市 8% 銚子市 4% 匝瑳市 3% 多古町 0% 神崎町 0% 香取海匝保健医療圏内市町別の入院患者数

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香取海匝 90% 茨城県 8% 印旛 1% 山武長生夷 隅 0% その他1% 保健医療圏別の外来患者数 ■地域別外来患者数 単位:人/年  香取海匝 香取市 東庄町 旭市 銚子市 匝瑳市 神崎町 多古町 95,978 80,194 9,868 2,387 2,083 901 331 214 965 687 757 8,493 106,880 茨城県 合計 印旛 山武長 生夷隅 その他 香取市 84% 東庄町 10% 旭市 3% 銚子市 2% 匝瑳市 1% 香取海匝保健医療圏市町別の外来患者数 ※参考データ:「地域別延患者数(平成25年度)」 外来患者数の約90%は香取海匝医療圏内の居住者である。 香取海匝医療圏居住の外来患者の約95%が香取市(84%)及び東庄町(10%)の居住者である。 茨城県からも一定数の患者が受診している。

② 外来患者数

18

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5.救急患者の受入状況

※参考データ:「救急外来受入状況)」 「救急搬送患者数」及び「救急搬送以外で救急外来を受診した患者数」に共通して、以下の傾向が確認される。 ▽ 患者数が減少傾向にある。 ▽ 応需率(※1)が減少(悪化)傾向にある。 ▽ 入院率(※2)が増加(好転)傾向にある。 応需率が減少しているにも関わらず入院率が増加していることから、「軽症患者の受診」が減少している可能性がある。 ※1)応需率 救急対応の依頼に対して、実際に対応した患者の数 ※2)入院率 「救急受診した患者数」に占める「救急受診により入院した患者数」の割合 272 253 212 37.1% 31.7% 27.0% 51.8% 48.6% 58.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 0 50 100 150 200 250 300 H23年度 H24年度 H25年度 応 需 率 ・ 入 院 率 患 者 数 救急搬送患者の受入状況 患者数 応需率 入院率 (人/年) 1,834 1,632 1,302 66.8% 67.9% 63.0% 8.5% 10.7% 16.1% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 H23年度 H24年度 H25年度 応 需 率 ・ 入 院 率 患 者 数 救急搬送以外で救急外来を受診した患者の受入状況 患者数(人/年) 応需率 入院率 (人/年) ■救急患者の受入状況 H23年度 H24年度 H25年度 H25-H23 H23年度 H24年度 H25年度 H25-H23 患者数(人/年) 272 253 212 ▲60 1,834 1,632 1,302 ▲532 応需率 37.1% 31.7% 27.0% ▲10.1% 66.8% 67.9% 63.0% ▲3.8% 入院率 51.8% 48.6% 58.0% 6.2% 8.5% 10.7% 16.1% 7.6% 救急搬送患者 救急搬送以外で救急外来を受診した患者

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6.紹介患者の受入状況

紹介患者全体のうち、国保旭中央病院及び県立佐原病院からの紹介患者が、約30%を占める。 その他、紹介件数上位を占める医療機関のほとんどが香取市内の医療機関である。 鹿島病院(茨城県鹿嶋市)からも一定数(32人/年、紹介患者数全体の約2%)の紹介を受け入れている。 ■紹介元医療機関別の紹介患者数 単位:人/年 施設名称 区分 所在地 紹介患者数 国保旭中央病院 病院 旭市 371 千葉県立佐原病院 病院 香取市 108 小見川ひまわりクリニック 診療所 香取市 82 石井内科医院 診療所 香取市 72 篠塚医院 診療所 香取市 61 石橋医院 診療所 香取市 50 本多病院 病院 香取市 46 根本医院 診療所 香取市 38 佐原中央病院 病院 香取市 35 鹿島病院 病院 茨城県鹿嶋市 32 その他医療機関 - - 704 合計 1,599 ※参考データ:「診療情報提供書(平成25年度)」 国保旭中央病 院 23% 千葉県立佐原 病院 7% 小見川ひまわり クリニック 5% 石井内科医院 5% 篠塚医院 4% 石橋医院 3% 本多病院 3% 根本医 院 2% 佐原中央病院 2% 鹿島病院 2% その他医療機関 44% 当院への患者紹介状況(医療機関別) 20

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7.国保小見川総合病院の患者数動向

–P14からP20までのまとめ-ページ 項目 患者数の動向(特徴) P14 1日当たり入院患者数 及び病床稼働率 • 1日当たり入院患者数は、平成24年度以降減少傾向にある。 • 平成25年度以降、病床稼働率は50%を下回っている。 内科及び整形外科が特に大きく減少している。 P16 1日当たり外来患者数 及び初診患者数(率) • 1日当たりの外来患者数は、平成24年度以降、歯科を除く全診療科において減少 している。内科及び整形外科が特に大きく減少している。 • 初診患者数、初診率(全体患者数に占める初診患者数の割合)ともに平成24年 度以降、減少傾向にある。 P17 地区別の延べ来院 患者数 • 入院患者数、外来患者数ともに、80%以上が香取海匝医療圏内に居住している。 またその80%以上が香取市又は東庄町に居住している。 • 茨城県からも一定数の患者が入院、外来受診をしている。 P19 救急受診患者数 • 「救急搬送患者数」及び「救急搬送以外で救急外来を受診した患者数」に共通し て、患者数の減少・応需率の減少、入院率の増加の傾向にある。 P20 紹介患者数 • 紹介患者全体のうち、国保旭中央病院及び県立佐原病院からの紹介患者が、約 30%を占める。 • その他、紹介件数上位を占める医療機関のほとんどが香取市内の医療機関である。 • 鹿島病院(茨城県鹿嶋市)からも一定数の紹介を受け入れている。

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8.主な医療行為の実施状況

病院全体の手術件数は増加傾向にある。 特に整形外科の手術件数が大きく増加して いる。 心臓カテーテル手術、検査ともに増加傾向に ある。 透析患者数は24年度から25年度にかけて大 きく増加している。 画像診断のうち、一般撮影は減少しているも のの、CT・MRI撮影件数は増加傾向にある。 内視鏡検査は増加、超音波検査は減少傾 向にある。 ■手術及び主要診療行為の実施状況 平成23年度 平成24年度 平成25年度 H25-H23 手術(件/年)  内科 43 42 58 15  外科 1 0 0 ▲1  整形外科 621 706 764 143  眼科 153 182 184 31 合計 818 930 1,006 188 心臓カテーテル(件/年)  手術 229 234 255 26  検査 515 505 780 265 合計 744 739 1,035 291 人工透析患者数(人/年)  外来患者 - 6,391 7,039 648  入院患者 - 585 582 ▲3 合計 - 6,976 7,621 645 画像撮影(件/年)  一般撮影 21,864 21,886 19,801 ▲2,063  CT撮影 5,492 5,648 5,771 279  MRI撮影 3,585 3,530 3,905 320 各種検査(件/年)  内視鏡検査 - 1,437 1,531 94  超音波検査 - 3,407 2,594 ▲813 ※人工透析および内視鏡検査・超音波検査は、平成24年度実績と対比 ※参考データ:「手術件数調べ」、「主要行為件数表」、「血液浄化実施患者の推移」 22

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■国保小見川総合病院の決算状況(損益計算書) 単位:千円、% H25-H23 決算額 医業収益比率 決算額 医業収益比率 決算見込額 医業収益比率 差引額 ①経常収益(a+b) 3,184,116 113.6% 3,235,848 112.5% 3,229,630 111.0% 45,515  a医業収益 2,804,061 100.0% 2,876,617 100.0% 2,908,330 100.0% 104,269   入院収益 1,884,446 67.2% 1,882,902 65.5% 1,906,017 65.5% 21,571   外来収益 853,447 30.4% 923,468 32.1% 939,758 32.3% 86,310   その他医業収益 66,167 2.4% 70,246 2.4% 62,555 2.2% ▲3,612  b医業外収益 380,055 13.6% 359,232 12.5% 321,300 11.0% ▲58,755   受取利息配当金 2 0.0% 1 0.0% 1 0.0% ▲0   負担金交付金 259,422 9.3% 243,327 8.5% 212,131 7.3% ▲47,291   補助金 14,455 0.5% 4,154 0.1% 3,869 0.1% ▲10,586   患者外給食収益 1,832 0.1% 1,991 0.1% 2,090 0.1% 258   その他医業外収益 15,415 0.5% 14,256 0.5% 12,974 0.4% ▲2,440   雑収益 54 0.0% 2 0.0% 0 0.0% ▲54   看護師養成事業収入 71,289 2.5% 77,383 2.7% 72,353 2.5% 1,064   介護保険事業収入 17,586 0.6% 18,117 0.6% 17,880 0.6% 294 ②経常費用(c+d) 3,219,953 114.8% 3,235,127 112.5% 3,277,797 112.7% 57,844  c医業費用 3,025,142 107.9% 3,048,824 106.0% 3,115,492 107.1% 90,350   給与費 1,758,523 62.7% 1,776,899 61.8% 1,802,650 62.0% 44,128   材料費 770,514 27.5% 734,183 25.5% 766,903 26.4% ▲3,611   経費 395,572 14.1% 421,024 14.6% 418,578 14.4% 23,005   減価償却費 93,528 3.3% 104,809 3.6% 119,129 4.1% 25,601   資産減耗費 3,332 0.1% 8,040 0.3% 2,941 0.1% ▲391   研究研修費 3,674 0.1% 3,869 0.1% 5,290 0.2% 1,617  d医業外費用 194,811 6.9% 186,303 6.5% 162,305 5.6% ▲32,506   支払利息及び企業債取扱諸費 23,251 0.8% 21,286 0.7% 1,849 0.1% ▲21,402   繰延勘定償却 3,451 0.1% 3,767 0.1% 3,968 0.1% 517   患者外給食材料費 943 0.0% 1,123 0.0% 969 0.0% 26   雑支出 37,615 1.3% 36,181 1.3% 37,824 1.3% 209   消費税関係雑支出 19,828 0.7% 21,384 0.7% 20,686 0.7% 858   看護学校費 78,589 2.8% 77,265 2.7% 72,702 2.5% ▲5,887   介護保険事業費用 23,214 0.8% 16,657 0.6% 17,108 0.6% ▲6,106   看護師養成費 7,920 0.3% 8,640 0.3% 7,200 0.2% ▲720 ③特別利益 41,727 1.5% 47,196 1.6% 27,684 1.0% ▲14,042 ④特別損失 1,153 0.0% 703 0.0% 7,277 0.3% 6,124 ⑤医業収支(a-c) ▲221,081 ▲7.9% ▲172,207 ▲6.0% ▲207,162 ▲7.1% 13,919 ⑥経常収支(①-②) ▲35,837 ▲1.3% 721 0.0% ▲48,167 ▲1.7% ▲12,330 ⑦総事業収支(⑥+③-④) 4,736 0.2% 47,213 1.6% ▲27,760 ▲1.0% ▲32,496 ※参考データ:「香取市東庄町病院組合立国保小見川総合病院事業損益計算書」 平成23年度 平成24年度 平成25年度

9.決算状況

平成23年度から平成25年度にかけて 医業収益は増加傾向にあるが、給 与費等をはじめとした医業費用も増 加しているため、医業収支は大きく変 化していない。 ※但し、平成26年度は入院収益の 減少(P14参照)により、収支が悪化 する可能性あり。 平成25年度の経常収支は悪化して いる。 ※医業外収益(負担金交付金、補 助金等)減少の影響が大きい。

(34)

Ⅲ.外部・内部環境調査結果のまとめと

今後の調査分析事項

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1.外部・内部環境調査結果のまとめ

「2025年モデル」の実現に向けた医療政策が施行されていく。平成26年度診療報酬改定から本格始動している。 二次医療圏、香取市及び東庄町に共通して、以下の傾向がある。  2015年から2025年にかけて、高齢者人口比率が大きく増加することが予測される。  入院患者数は、循環器系の疾患や、精神疾患、新生物等の疾患を有する患者が多い。  外来患者数は、筋骨格系の疾患や、循環器系等の疾患を有する患者が多い。

外部環境調査結果

常勤医師数が年々減少しており、現在は11名(内科4名、外科2名、整形外科4名、歯科1名)の体制。 入院収益は、入院患者数の落ち込みにより減少傾向にある。平成25年度以降の病床稼働率は50%を下回っている。 外来収益は、各診療科で増減変化はあるものの、病院全体で大きな変化はない。 当院の受診患者は、香取市又は東庄町の居住者が80%以上を占める。茨城県からも一定数受診している。 救急患者数は減少傾向にある。応需率は減少(悪化)傾向にあるものの、「救急受診から入院となる患者の割合」は増 加しており、軽症患者の受診が減少している可能性が考えられる。 紹介患者の約30%が国保旭中央病院及び県立佐原病院から紹介されている。 主要な診療行為(手術、心臓カテーテル検査・手術、透析、CT・MRI撮影等)は増加傾向にある。 平成25年度までの決算状況として、医業収支に大きな変化は見られないものの、医業外収益(補助金等)の減少により 経常収支は悪化傾向にある。平成26年度は入院収益が減少しているため、さらに悪化する可能性がある。

内部環境調査結果

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2.次回委員会までに実施する調査分析事項

調査・分析項目 目的 調査・分析の内容 住民アンケート調査 地域住民が当院に対して求めてい る役割を明らかにし、新病院整備 に向けた判断材料の1つとして活用 する。 ・香取市又は東庄町に在住する18歳以上の方から無作為に抽出した2,500人の方が 対象。7月22日に調査票を対象者に郵送。8月8日が回答期限。 ・アンケート調査票では、当院の利用状況や、当院に求める役割、建替えの必要性 等について問う内容。 ・回収した調査票については、統計処理を行った上で、当委員会で提示。 病床機能や規模 当院が地域で必要とされている医 療に対応するとともに、健全経営も 実現できるような病床機能・規模 について検討する。 ・当院の平成25年4月から平成26年3月までの入院レセプトから、診療科ごとに入院 患者の疾病や在院日数、診療単価の構成を集計し、当院が現在担っている診療機 能を分析。 ・上記分析に加えて、7月14日の週で実施した職員ヒアリングの内容や地域の病床配 置状況、病床機能・規模別の収支シミュレーションをもとに、当院に必要な病床機 能・規模を検証。 運営形態 当院が地域で今後も医療を継続 的に提供していくために必要な運 営のあり方について検討する。 ・7月14日の週で実施した職員ヒアリングの内容をもとに、まずは当院の運営上の課題 を整理中。 ・どの運営形態であれば、上記課題の解決が可能かという視点で検証。 調査・分析項目 目的 手段 当院のあり方に関 する住民の意向 地域住民が当院に対し て求めている役割を明ら かにして、新病院整備 検討における基礎資料 の1つとして活用する。 • 香取市又は東庄町に在住する18歳以上の方から無作為に抽出した 2,500人の方が対象。 • アンケート調査票では、当院の利用状況や、当院に求める役割、建て替 えの必要性等について問う内容。 • 回収した調査票については、統計処理を行った上で、当委員会で提示。 病床規模や機能 当院が地域で必要とさ れている医療に対応す るとともに、健全経営も 実現できるような病床 機能・規模について検 討する。 • 当院の平成25年4月から平成26年3月までの入院レセプトから、診療科ご とに入院患者の疾病や在院日数、診療単価の構成を集計し、当院が現 在担っている診療機能を分析。 • 上記分析に加えて、7月14日の週で実施した職員ヒアリングの内容や地 域の病床配置状況、病床機能・規模別の収支シミュレーションをもとに、 当院に必要な病床機能・規模を検証。 経営形態 当院が地域で今後も医 療を継続的に提供して いくために必要な運営の あり方について検討する。 • 7月14日の週で実施した職員ヒアリングの内容をもとに、まずは当院の運 営上の課題を整理中。 • どの運営形態であれば、上記課題の解決が可能かという視点で検証。

当院の利用者・職員にとってより良い病院としていくために、更に分析精度を高めていきます。

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参照

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