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平成 27 年度補正予算中小企業等の省エネ 生産性革命投資促進事業費補助金 設備別省エネルギー効果計算の手引き 変圧器 平成 28 年 2 月 1.0 版

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(1)

変圧器

(2)
(3)
(4)

区分 計算方法 計算方法 省エネルギー効果計算入力項目 既存設備 指定計算 無負荷損、負荷損、基準負荷率を利用して年間電力損失量を計算する方法 ・相数(既存) ・周波数(既存) ・容量(既存) ・2次電圧(既存) ・無負荷損(既存) ・負荷損(既存) 独自計算 上記以外の方法で計算を行う場合 ・エネルギー使用量 (月別電力損失量) 導入予定設備 指定計算 無負荷損、負荷損、基準負荷率を利用して年間電力損失量を計算する方法 ・容量(導入予定) ・無負荷損(導入予定) ・負荷損(導入予定) 独自計算 上記以外の方法で計算を行う場合 ・エネルギー使用量 (月別電力損失量) この章では「変圧器」の導入を例に作業の流れ・方法を説明します。当該設備と異なる設備の導入についての詳 細は別冊「設備別省エネルギー効果計算の手引き」をご覧ください。

■計算方法の選び方

下表の選択基準の欄の内容を参考に、どの計算方法を用いるかを決定してください。

更新範囲の

登録

計算方法の

検討

既存設備

導入予定設備

エネルギー使用量の計算

省エネ量の

確認

計算裕度の

設定

指定・簡易・独自から選択 設備の更新前後で共通の 情報を登録 既存設備/導入予定設備それぞれの仕様情報等の登録 設備の更新前後のエネルギー 量を差し引いた省エネ量の確認 計算結果に対する裕度の登録

■変圧器の指定計算に関する基本的な考え方について

 既存設備のエネルギー使用量 既存設備の無負荷損、負荷損、基準負荷率から全損失を算出した後、稼働時間(24h×365日=8,760h)を 乗じることで電力損失量を推計。  導入予定設備のエネルギー使用量 導入予定設備の無負荷損、負荷損、基準負荷率から全損失を算出した後、稼働時間(24h×365日=8,760h)を 乗じることで電力損失量を推計。

(5)

変圧器の省エネルギー量計算において、設備の更新前後で異なる計算方法を用いることはできません。 既存設備の計算に「指定計算」を用いた場合は、導入予定設備の計算にも「指定計算」を、 既存設備の計算に「独自計算」を用いた場合は、導入予定設備の計算にも「独自計算」を用いることとします。

導入予定設備の計算

既存設備の計算

指定計算

独自計算

指定計算

独自計算

■計算時の注意事項

独自計算を行った場合でも既存・導入予定設備で稼働時間は((24h×365日=8,760h))として計算してください。

(6)

更新範囲の

登録

計算方法の

検討

既存設備

導入予定設備

省エネ量の確認

計算裕度

の設定

■更新範囲登録画面の表示

省エネルギー効果計算を行うために、更新範囲を登録します。 省エネルギー効果計算は、補助事業者情報、導入設備情報等を登録した後で、「省エネルギー効果計算(総括)」欄か ら画面を開きます。計算を行う設備区分の「詳細」をクリックして「設備情報一覧」画面に進み、そこから更新範囲の登録 画面に進みます。 「更新範囲追加」 をクリック 更新範囲追加 <設備情報一覧 画面> <申請書詳細 画面> 「申請書詳細 画面」を下部までスクロール し、計算を行う設備区分の「詳細」をクリック

(7)

計算時に使用する統一条件(設備情報、更新範囲名、稼働時間等)を登録します。 1 2 3 4 8 9 6 10 7 <更新範囲登録 画面> ~ までを登録し、 「確定」をクリックします。 続けて更新範囲(グループ)を登録します。 → 「グループ情報」が表示されます。 6 1 5 ~ までを登録し、 「保存する」を クリックします。 入力した条件で更新範囲が登録されます。 10 7 9 5 更新範囲 更新範囲

「更新範囲」入力画面

イメージ画像

以下の説明を参考に、更新範囲情報をポータルへ入力してください。 No. 項目名 入力方法 説明 備考 計算方法 プルダウン 「計算方法の選び方」を参考に、「指定計算」、又は「独自計算」を選択 「独自計算」を選択した場合は、「エネルギー使用量」欄に計算後の値を入力 する。 更新範囲 手入力 更新範囲の名称を登録する 例)フロア1、オフィスフロア、店舗フロア 等 提出書類「2-10 既存設備の撤去範囲」、及び「2-11 導入予定設備の配 置図」の記載と整合性をとること。 相数 プルダウン 更新する変圧器の相数を選択する 製品カタログ、仕様書、銘板等参照。 周波数(Hz) プルダウン 更新する変圧器の周波数を選択する 製品カタログ、仕様書、銘板等参照。 2次電圧(V) プルダウン 更新する変圧器の2次電圧を選択する 製品カタログ、仕様書、銘板等参照。 1 2 3 4 5

(8)

■既存設備情報の登録(指定計算)

更新範囲の

登録

計算方法の

検討

指定・簡易・独自

既存設備

導入予定設備

省エネ量の確認

計算裕度

の設定

省エネルギー効果計算を行う既存設備の基本情報や稼働台数等の情報を登録します。 2-7 エネルギー使用量計算書(設備毎/既存設備) ■基本情報 ■設備情報 ■原油換算使用量 原油換算使用量合計 (kl/年) 3.829 kl 電 気 6月 5月 4月 3月 2月 1月 合計 12月 11月 10月 9月 8月 7月 基準負荷率 全損失 電力損失量 原油換算使用量 (h) 672 40% 設備情報 三相 その他仕様 容量 300kVA 月 負荷損 4890W (kWh) (kl) (%) (W) -相数 周波数 性能値1 -計算方法 指定計算 既存/導入予定 既存設備 更新範囲 フロア1 台数 1 台 -OLD-trans 1995年 設備区分 変圧器 種別 製造メーカー ○○電機株式会社 製品名 型番 オールドトランス 設置年 油入変圧器 基準要件 性能区分 備考 基準値2 - 性能値2 -基準値1 744 40% 1,702 1,266.5 0.325 -50Hz 2次電圧 210V(三相) 無負荷損 920W 稼働時間 1,702 1,144.0 0.294 744 40% 1,702 1,266.5 0.325 720 40% 1,702 1,225.7 0.315 744 40% 1,702 1,266.5 0.325 720 40% 1,702 1,225.7 0.315 744 40% 1,702 1,266.5 0.325 744 40% 1,702 1,266.5 0.325 720 40% 1,702 1,225.7 0.315 744 40% 1,702 1,266.5 0.325 8,760 - - 14,912.3 3.829 720 40% 1,702 1,225.7 0.315 744 40% 1,702 1,266.5 0.325 1 3 2 4 7 6 9 16 8 14 5 10 11 12 13 15 17 18

ポータル入力画面へ差し替え予定

(9)

以下の説明を参考に、既存設備情報をポータルへ入力します。 No. 項目名 入力方法 説明 備考 1 計算方法 プルダウン 事前に登録した更新範囲から該当の範囲 を選択する 2 既存/導入予定 プルダウン 「既存設備」を選択する 3 更新範囲 プルダウン 事前に登録した更新範囲から該当の範囲を選択する 4 台数 手入力 【3】で選択した更新範囲内の、既存設備の台数を入力する 5 種別 プルダウン 「モールド変圧器」「油入変圧器」「その他」から選択する 6 製造メーカー 手入力 既存設備の製造メーカー名を入力する 設備銘板等参照。 7 製品名 手入力 既存設備の製品名を入力する 設備銘板等参照。 8 型番(品番) 手入力 既存設備の製品型番を入力する 設備銘板等参照。 9 設置年 プルダウン 固定資産台帳に記載されている、既存設備の設置年(取得年)を選択する 10 相数 自動表示 事前に「更新範囲」で登録した情報が反映される 11 周波数(Hz) 自動表示 事前に「更新範囲」で登録した情報が反映される 12 容量(kVA) 手入力 既存設備の容量を入力する 製品カタログ、仕様書、設備銘板等参照。 13 2次電圧(V) 自動表示 事前に「更新範囲」で登録した情報が反映される 14 無負荷損(W) 手入力 既存設備の無負荷損を入力する 製品カタログ、仕様書、設備銘板等参照。 15 負荷損(W) 手入力 既存設備の負荷損を入力する 製品カタログ、仕様書、設備銘板等参照。 16 月間想定稼働時間(h) 自動表示 1年間稼働している前提で表示 17 基準負荷率(%) 自動計算 【12】の容量によって自動計算される 500kVA以下は40% 500kVA超過は50% 18 全損失(W) 自動計算 無負荷損、負荷損、基準負荷率から自動計算される

(10)

更新範囲の

登録

計算方法の

検討

指定・簡易・独自

既存設備

導入予定設備

省エネ量の確認

計算裕度

の設定

■導入予定設備情報の登録(指定計算)

省エネルギー効果計算を行う導入予定設備の基本情報や導入台数等の情報を登録します。 2-7 エネルギー使用量計算書(設備毎/導入予定設備) ■基本情報 ■設備情報 ■原油換算使用量 8,760 50% 50% -1,093 1,093 -計算方法 指定計算 既存/導入予定 容量 1500kVA 2次電圧 基準要件 性能区分 2月 3月 1,093 1,093 734.1 812.8 1月 月 全損失 導入予定設備 更新範囲 フロア1 台数 1 台 設備区分 変圧器 種別 モールド変圧器 製造メーカー □□株式会社 製品名 型番 設置年 設備情報 スーパートランス super-trans 2016年 210V(三相) 性能値1 890W 基準値2 - 性能値2 -備考 基準値1 4540W -相数 三相 周波数 50Hz 4月 6月 5月 1,093 1,093 1,093 786.6 812.8 786.6 8月 7月 10月 9月 50% 50% 1,093 1,093 1,093 1,093 786.6 812.8 原油換算使用量 (kl) (W) 1,093 電力損失量 (kWh) 812.8 50% 50% 50% 50% 50% 50% 50% 50% 812.8 812.8 油入変圧器/単相/50/500kVA以下 原油換算使用量合計 (kl/年) 2.459 kl 合計 電 気 稼働時間 (h) 744 672 744 720 744 720 744 744 720 744 12月 11月 無負荷損 470W 負荷損 2490W その他仕様 標準/準標準 準標準仕様 786.6 812.8 9,570.1 0.209 0.188 0.209 0.202 0.209 0.202 0.209 0.209 0.202 0.209 0.202 0.209 2.459 720 744 基準負荷率 (%) 2 1 3 5 6 7 16 4 12 18 14 15 17 19 20 9 10 11 8 13

ポータル入力画面へ差し替え予定

(11)

以下の説明を参考に、導入予定設備情報をポータルへ入力します。

■導入予定設備情報の入力(指定計算)

No. 項目名 入力方法 説明 備考 1 既存/導入予定 プルダウン 「導入予定設備」を選択する 2 更新範囲 プルダウン 事前に登録した更新範囲から該当の範囲を選択する 3 台数 手入力 【2】で選択した更新範囲内の、既存設備 の台数を入力する 4 種別 プルダウン 「モールド変圧器」、又は「油入変圧器」を選択する 5 製造メーカー 手入力 導入予定設備の製造メーカー名を入力す 6 製品名 手入力 導入予定設備の製品名を入力する 製品カタログ、仕様書から転記する。 7 型番(品番) 手入力 導入予定設備の製品型番を入力する 製品カタログ、仕様書から転記する。 8 設置年 プルダウン 導入予定設備の設置年を選択する 「2016年」、又は「2017年」を選択する。 9 性能区分 プルダウン 「別表1」で定められた性能基準指標を選択する 不明な場合は製造メーカー等に確認し、正しい性能区分を選択する。 10 基準値1 自動表示 「別表1」で定められた基準値が表示される 11 性能値1 手入力 基準値1に示された基準値を満たすこと 製品カタログ、仕様書から転記する。 12 標準/準標準 プルダウン 「標準仕様」、「準標準仕様」から選択する 13 相数 自動表示 事前に「更新範囲」で登録した情報が反映される 14 周波数(Hz) 自動表示 事前に「更新範囲」で登録した情報が反映される 15 容量(kVA) プルダウン 導入予定設備の容量を入力する 製品カタログ、仕様書から転記する。 16 2次電圧(V) 自動表示 事前に「更新範囲」で登録した情報が反映される 17 無負荷損(W) 手入力 導入予定設備の無負荷損を入力する 製品カタログ、仕様書から転記する。 18 負荷損(W) 手入力 導入予定設備の負荷損を入力する 製品カタログ、仕様書から転記する。 19 基準負荷率(%) 自動計算 【15】の容量によって自動計算される 500kVA以下は40% 500kVA超過は50% 20 全損失(W) 自動計算 無負荷損、負荷損、基準負荷率から自動計算される

(12)

更新範囲の

登録

計算方法の

検討

既存設備

導入予定設備

エネルギー使用量の計算

省エネ量の確認

計算裕度

の設定

<省エネルギー効果計算(総括)表でのマイナス表記について> 既存設備と導入予定設備で使用するエネルギー種別が異なる場合、エネルギー種別ごとの合計値にマイナスの値が 表示される場合がありますが問題はありません。 ただし、事業全体の省エネルギー量の合計が0またはマイナスとなる場合は、事業を通じて省エネルギー効果を得られて いないため、交付申請を行うことが出来ませんのでご注意ください。

■登録情報の確認

「申請者詳細 画面」の[設備情報一覧] で、設備の計算漏れが無いか確認をしてください。

■事業全体での省エネルギー量の確認

計算された省エネルギー量の算出結果を確認します。 申請する補助事業の省エネルギー効果を必ずご確認ください。 ※マイナスの値でも可 ※裕度が加味された 合計値が表示される 合計(裕度加味) 裕度 % % % % % % % % ※マイナスの値は不可 <申請者詳細 画面>-<導入設備一覧> <申請者詳細 画面> 例)既存設備のエネルギー種別 :油 (原油換算での年間エネルギー使用量:1,000kl) 導入予定設備のエネルギー種別:ガス (原油換算での年間エネルギー使用量:-700kl) このケースの場合、油の省エネルギー量が1000klになる一方、ガスは700kl増えるため、ガスだけを見た場合はエネル ギー使用量が増加したことになります(=省エネルギー量がマイナス表示になる)。 <申請者詳細 画面>-<省エネルギー効果計算(総括)>

(13)

更新範囲の

登録

計算方法の

検討

既存設備

導入予定設備

エネルギー使用量の計算

省エネ量の確認

計算裕度

の設定

■計算裕度設定画面の表示

「計算裕度」を設定する場合は、以下「裕度設定」画面にて登録を行います。 登録が完了すると、「申請者詳細 画面」に戻ります。 これで、すべての必要情報の登録、及び省エネルギー量計算は完了です。 1 計算裕度登録クリックし、計算裕度 登録画面表示 1

■申請書詳細

■裕度登録

計算裕度登録 裕度 % |▼ % |▼ % |▼ % |▼ % |▼ % |▼ % |▼ % |▼ 計算裕度登録 保存 内容を確認し、問題がなければ[保存]をクリック 3 2 同意確認

■裕度選択

裕度選択(プルダウン) 設備区分ごとに10~20%の裕度を選択する 最低でも10%の裕度設定は必須 2

計算裕度登録

保存

<申請書詳細 画面>

(14)

「独自計算」で既存設備、導入予定設備のエネルギー使用量を算出した場合は、その結果を補助事業ポータルに登 録する必要があります。 補助事業ポータルでは、入力されたエネルギー使用量を原油換算し、事業全体の省エネルギー効果を算出します。

■更新範囲の登録

■既存設備・導入予定設備の原油換算使用量の計算

「エネルギー使用量算出 画面」を開き、以下の手順に沿って各情報を登録し、設備の原油換算使用量を算出します。 2-6 省エネルギー効果計算書(設備毎/既存設備) ■計算方法・更新範囲、台数 計算方法 独自計算 既存/導入予定 既存設備 更新範囲 フロア1 台数 1台 ■設備情報 設備情報 設備区分 高効率空調 種別 (空調)ガスヒートポンプエアコン 製造メーカー ○○株式会社 製品名 カクメイエアコンG 型番(品番) H7-TMAK 設置年 1995年 基準要件 性能区分 - 基準値1 - 性能値1 - 基準値2 - 性能値2 - 備考 - エネルギー 種別情報 種別1 昼間買電 熱量換算係数 9.97 千kWh 種別2 その他の 燃料等 熱量換算係数 21 千㎥ ■エネルギー使用量 電 気 月 エネルギー使用量 原油換算使用量 kWh (kl) 1月 69.600 0.018 2月 67.700 0.017 3月 51.600 0.013 4月 9.100 0.002 5月 22.700 0.006 6月 53.400 0.014 7月 123.300 0.032 8月 124.000 0.032 9月 94.100 0.024 10月 20.200 0.005 11月 10.100 0.003 12月 49.700 0.013 合計 695.500 0.179 ガ ス 月 エネルギー使用量 原油換算使用量 千㎥ (kl) 1月 0.597 0.324 2月 0.583 0.316 3月 0.445 0.241 4月 0.078 0.042 5月 0.196 0.106 6月 0.460 0.249 7月 1.063 0.576 8月 1.069 0.579 9月 0.811 0.439 10月 0.174 0.094 11月 0.087 0.047 12月 0.428 0.232 合計 5.991 3.246 原油換算使用量合計 (kl) 3.425 kl 1. 更新範囲を選択する 「独自計算」の結果を登録するために作成した更新範 囲を選択し、確定ボタンをクリックしてください。 2. 設備の基本情報を入力する <登録する設備が既存設備の場合> 製品名や型番等の情報を登録します。 <登録する設備が導入予定設備の場合> 予め登録をした該当設備をプルダウンから選択 してください。 3. エネルギー種別情報を入力する 該当の設備が使用するエネルギー種別を選択してくだ さい。選択した種別に応じ、原油換算を行います。 4. エネルギー使用量を入力する 「独自計算」で算出した設備の月別のエネルギー使用 量を登録してください。 ※原油換算する前のエネルギー使用量を登録します。 5. 原油換算量等計算ボタンをクリック 入力したエネルギー使用量の値を基に、各月の原油 換算を行います。

様式サンプル

「独自計算」を用いる際には、更新範囲登録画面の計算方法の欄で必ず「独自計算」を選択し、確定ボタンをクリック してください。その後、更新範囲の名称を入力のうえ、登録してください。 ※ 「独自計算」を選択した場合は、稼働条件(稼働時間や必要熱量 等)の登録は行いません。

(15)

変圧器の指定計算については以下の考えに基づき、補助事業ポータルで計算を行っています。 凡 例 製品カタログ等から転記する値 実績又は計画に基づき入力する値 使用データや計算ロジックによって自動入力される値

2. 導入予定設備のエネルギー使用量算出の計算

1. 既存設備のエネルギー使用量算出の計算

以下の情報を用いて、既存設備の電力使用量を求める。 負荷損 [W] 全損失 [W] + × = 無負荷損 [W] 全損失 [W] × 想定稼働時間 [h] × = 電力損失量 [kWh/年] 基準負荷率 ※ [%] ÷ 100 単位変更 1/1,000 [Wh⇒kWh] 電力損失量 [kWh/年] 熱量換算係数 9.97 [GJ/千kWh] 原油換算係数 0.0258 [kl/GJ] × 単位変更 1/1,000 × [kWh⇒千kWh] × 既存設備 電力損失量 [kl/年] = ※500kVA以下:40%、500kVA超過:50% × 既存設備 台数 [台] 以下の情報を用いて、導入予定設備の電力使用量を求める。 ※既存設備と同じ計算式 負荷損 [W] 全損失 [W] + × = 無負荷損 [W] 全損失 [W] × 想定稼働時間 [h] × = 電力損失量 [kWh/年] 基準負荷率 [%] ÷ 100 単位変更 1/1,000 [Wh⇒kWh] 電力損失量 [kWh/年] 熱量換算係数 9.97 [GJ/千kWh] 原油換算係数 0.0258 [kl/GJ] × 単位変更 1/1,000 × [kWh⇒千kWh] × 導入予定設備 電力損失量 [kl/年] = × 既存設備 台数 [台]

3. 省エネルギー量算出の計算

1~2.までの計算を実施し、各々の原油換算使用量を求める。 既存・導入予定設備の差分を省エネルギー量とする。 既存設備 電力損失量 [kl/年] 導入予定設備 電力損失量 [kl/年] 省エネルギー量 [kl/年] - =

(16)

No. 計算パターン 必要証憑 証憑例 指定 簡易 独自 1 ○ ○ 導入予定設備の仕様(相数、周波数、容量、 2次電圧、無負荷損、負荷損)の根拠 導入予定設備 製品カタログ・仕様書 ※該当する箇所に蛍光マーカー等で印をつけ、転 記した箇所が判るようにする。 2 ○ 独自計算の計算過程および使用した値の証憑 計算過程説明書(計算式含む) 計算内したデータの根拠資料 交付申請書には選択した計算種別に応じて下記の書類を添付してください。 ※独自計算の場合、上記必要証憑をすべて添付してください。 ※既存設備の場合、添付する必要はないが、SIIの求めに応じ、迅速に対応できるよう準備してください。 ※上記は、交付申請時の提出書類添付4(設備の製品カタログ/設備の仕様書)、又は添付8(省エネルギー効果 独自計算書)にあたります。 (「[別冊]交付申請の手引き」参照)

(17)

「トップランナー変圧器2014」 <表1>特定設備変圧器の対象 適用範囲 除外機種 油入変圧器、モールド変圧器 単相 10~500kVA 三相 20~2000kVA 高圧 6kV、3kV、低圧 100V~600V ガス絶縁変圧器、H種乾式変圧器 スコット結線変圧器 モールド灯動変圧器 水冷又は風冷変圧器、3 巻線以上の多巻線変圧器 柱上変圧器 <表2>対象品の機種と適用規格の関係 標準仕様 準標準仕様 容量 単相 10~500kVA の標準容量 5を超え500kVA以下 三相 20~2000kVA の標準容量 10を超え2000kVA以下 一次電圧 6.6kV 6kV級及び3kV級。 ただし、6kV級及び3kV級共用のものを 含む 二次電圧 210V-105V(単相) 100V以上、600V以下 210V(三相) 420V(1500,2000KVA 50Hz) 440V(1500,2000KVA 60Hz)

適用規格 油入 モールド JIS C 4304:2013 JIS C 4306:2013 JEM1500:2014 JEM1501:2014

導入予定設備の基準要件(P.16)の区分は以下の通り。

(18)

種別 性能区分 基準値 油入変圧器 ※1 単相 50Hz 500kVA以下 〈全損失〉 11.2×S 0.732 以下 60Hz 500kVA以下 〈全損失〉 11.1×S 0.725 以下 三相 50Hz 500kVA以下 〈全損失〉 16.6×S 0.696 以下 500kVA超 〈全損失〉 11.1×S 0.809 以下 60Hz 500kVA以下 〈全損失〉 17.3×S 0.678 以下 500kVA超 〈全損失〉 11.7×S 0.790 以下 モールド変圧器 ※2 単相 50Hz 500kVA以下 〈全損失〉 16.9×S 0.674 以下 60Hz 500kVA以下 〈全損失〉 15.2×S 0.691 以下 三相 50Hz 500kVA以下 〈全損失〉 23.9×S 0.659 以下 500kVA超 〈全損失〉 22.7×S 0.718 以下 60Hz 500kVA以下 〈全損失〉 22.3×S 0.674 以下 500kVA超 〈全損失〉 19.4×S 0.737 以下 変圧器本体 1. 定格一次電圧が600Vを超え、 7,000V以下のものであって、 かつ、交流の電路を使用する変圧器。 ただし、以下のものを除く。 ①絶縁材料としてガスを使用するもの、 ②H種絶縁材料を使用するもの、③スコット結線変圧器、 ④3以上の巻線を有するもの、⑤柱上変圧器、⑥単相変圧器であって定格容量が5kVA以下のもの又は 500kVAを超えるもの、⑦三相変圧器であって定格容量が10kVA以下のもの又は2,000kVAを超える もの、⑧樹脂製の絶縁材料を使用する三相変圧器であって、三相交流を単相交流及び三相交流に変成 するためのもの、⑨定格二次電圧が100V未満のもの又は600Vを超えるもの、⑩風冷式又は水冷式のも の。 2. エネルギー消費効率についてはJIS C 4304及びJIS C 4306に規定する測定方法により測定した 無負荷損(W)及び負荷損(W)から得られる全損失(W)とする。 3. JIS C 4304 及びJIS C 4306 並びに日本電機工業会規格1482 及び1483 に規定する標準仕様 状態で使用しない変圧器については、上記区分ごとに油入変圧器は1.10を、モールド変圧器は1.05を、そ れぞれ算定式に乗じた値を目標基準値とする。 4. S は定格容量(単位 キロボルトアンペア)を表す。 ※1 「油入変圧器」 とは、 絶縁材料として絶縁油を使用するものをいう。 ※2 「モールド変圧器」 とは、 樹脂製の絶縁材料を使用するものをいう。 その他、詳細はトップランナー制度「変圧器 目標年度が2014年度以降の各年度のもの」に準ずる。

参照

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