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新出資料 竹苞楼旧蔵板木台帳紙背 『覚勝院抄(断簡)』 - 翻刻 付校異 - (調査報告95-2)

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全文

(1)

京都の古書騨竹苞楼︵現、竹芭害楼︶が所有し、その後奈良大学に讓渡された版木台帳の紙背から、奈良大学の永 井一彰教授によって、﹁覚勝院抄﹂の断簡︵幻の一部と匂兵部卿巻︶が発見されたのは平成二三年のことであった。 永井教授をはじめとする関連諸機関のご厚意によって、文芸資料研究所ではこの竹苞楼本の影印を﹁年報﹂三○号で 紹介させていただいたのだが、引き続いて今回は、竹苞楼本の翻刻を校異を付けて紹介する。すなわち、竹苞楼本の 本文を分析すべく、覚勝院抄諸本の中でも書写が最も古く、かつ唯一影印が公刊されている穂久邇文庫本との異川を 記した上で、それぞれの異同箇所において当該巻が現存する一○本の諸本がそれぞれどのような動きをしているかを 調査報告九十五’二 はじめに

新出資料竹苞楼旧蔵板木台帳紙背

﹁覚勝院抄︵断簡︶﹂l翻刻付校

上野英子

里 / 、

(2)

九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 』 1本稿は竹苞楼蔵﹁覚勝院抄︵断簡︶﹂の翻刻である。翻刻下の欄外には諸本の主立った異同を記しておいた。 2翻刻に際しては、原本通りの割り付けで翻字できず、やむなく整理・統合を試みた箇所もある。実際の本文の様 態については、前号で公開した影印を参照されたい。 3丁付は前回同様、穂久邇文庫本のそれに準じた。 4原本では、句点・鉤点・声点・訓読点・一部の送りがな等で朱筆が川いられた場合がある。しかし翻刻では朱墨 の別を明示しなかった。また朱引き・引き込み線等も割愛した。 5声点は、記された清濁記号に応じて文字を清音表記、濁音表記に直して翻字した。但し同一文字に清濁両方の点 が付された場合、漢字に濁点が付された場合等には、当該箇所を点線で囲み、欄外に﹁※﹂を冠してその様態を説明 ただはじめに断っておきたいのは、今回の翻刻では、術注を原本通りの位置に翻字することが出来ず、まとめてし まった箇所があるという点である。これは一つには版組の都合による。また一つには、本稿の目的が、原本の忠実な 翻刻というよりも、諸本の校異をより分かりやすい形で提示することにあったためでもある。そのために、あえて原 本にはない枠線で翻刻全体を囲ったり、頭注に罫線を施したりもした。実際の本文の様態については前号で公開した 影印を御参照いただくことにして、今回のこの処理については大方のご海容を乞う次第である。猶、本文の分析結果 については稿を改めて論じたい。 示してみようと思う、

凡例

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6見せ消ちは、摺り消し.見せけち・重ね書き等の如何に関わらず、すべて二本の抹消線をもって記した。 7補入部分は、当該箇所に補入記号﹁。﹂をおき、補入された本文にはすべて︵・︶記号を冠しておいた。 8漢字は原則として通行の字体を用いた。欠損などで判読できなかった箇所には口記号をあてておいた。 9穂久邇文庫本との異同が見られた箇所には翻刻文の当該箇所に網掛けを施し、翻刻下の欄外に、具体的な異同を 記した。その際以下の要領に従った。 −し歩、 ィ句点・鈎点・清濁・引き込み線等の異同、︵ヲIを︶︵ものl物︶といった表記法の異同、朱墨の別は割愛した。 ロ諸本の異同は本文のみに限定し、記された場所の異同については、原則としてこれを無視した。 ハ竹苞楼本に付菱はないため、付菱に関する異同もすべて割愛した。 二便宜上、すべての異同には頭に通し番号を付しておいた。幻巻は1∼師、匂兵部卿巻は1∼皿となる。 、本稿で用いた諸本の略号は次の通りである。 ・奈良大学蔵竹苞楼旧蔵本⋮竹 ・穂久邇文庫蔵本⋮穂 国立国会図書館蔵本⋮国 天理図書館蔵万治奥書本⋮万 宮内庁書陵部蔵桂宮本⋮書 東京大学国語研究室蔵本⋮東 実践女子大学文芸資料研究所蔵三条西家旧蔵本 三

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九 十 五 一 二 新出資料竹苞楼旧蔵板木台帳紙背『覚勝院抄(断簡)」

・静嘉堂文庫蔵本:静

九州大学図書館蔵本:・九

天理図書館蔵青諮書屋旧蔵本⋮青

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仏の方便にて如此歎 給へる身なるべし・それをしゐてしらずが ほにながらふれば・かくいまはのゆふくちかき すゑに・いミしきことのとぢめを見つるに・すく せのほどもミづからの心のきハものこりなくミはて て心やすきに。いまなむ露のほだしなく成にた ・目二馴也 るを・これかれかくてありしよりけに・めにならす人 びとの.いまハとてゆきわかれんほどこそ.いまひとき はの心ミだれぬくけれ ・源氏ノ山居もし給はf・姜二ゐたる女房其外ミな 召仕ハる、人々の.便有間敬を思召なり 、いとはかなしかし・わるかりける心のほどかなとて・御 めをしのごひかくし給に.まきれずやがてこぼる、御な ミだを見たてまつる人々.ましてせきとめんかたなし. 源氏ノ御様躰を申そこの人々の心也 1−一 二 六 オ 1申竹常静l見申穂国万書東一一一九冑白

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 ・髪二ある人々ノ心也 一さてうちすてられたてまつりなむがうれはしさ を・をのr\打いでまほしけれど・さもえ聞えずむ せかへりてやミぬ ・源氏の此人々をうちすて申させ給てハと ・おもふ事をもえ叩出さぬなり 源氏ノ御心也 かくのミなげきあかし給へるあけぼの.ながめ暮 し給へる夕ぐれなどのしめやかなるおりノーハ・か ・中納言ノ君・中将ノ君など也 のをしなくてにはおぼしたらざりし人々を・お ま全ちかくて・かやうの御物がたりなどをし給・中将の君 とてさぶらふハまだちいさくより見給なれにし を。いとしのぴつ園見給すぐさずやありけむ・いと かたハらいたきことに恩ひて.なれも聞えざりけるを .かくうせ給てのちハそのかたにハあらず人よりことに ・真実二けさう立たる方にてハなうて也 ﹂二六ウ 4なれも竹東三常静lなれ穂国万書九青 白 ︵・へ︶穂 3おまへ竹国万害東三常九静冑白lおま 白 2申させ竹常lさせ穂国万書東三九静青

(7)

らうたきものに.心とべめ維稲糺肺りⅢ#か排牝荘非舵帷

をとた

$・かの御かたみのすぢ此北川叩祁ぞあはれ#おぼし#る 中将ノ君と云は・幼少より紫上のそだてられたる人也・これを︵ 源氏のちと・心にかけ給人也・紫上の形ミと御覧ずる也 同中将君ノ事也 一心ばせかたちなどもめやすくて、うなひまつに おぼえたるけはひたずならましよりは・らう/、じと おもほす・ 聞書、うなひ松といふ事を河海二文選被し引れとも ・同 ・文選にハなき事也・礼記二日檀弓より川る事歎・是も河海二在し事也 ・人の塚をつきて其上に松をうへたるが馬の立髪ニ似たるとなり ・只其人の形見と云心也・其を賜蜥のうなひ松と云也・紫上のかた みに・中将の君を御覧ずるとの心山。、心ばせかたちなどもめやすく てとあり・卿紫上にも似かよひたる鰍・拝花云たや小将ノ悲ヲ 紫上の形見といへり・墳上ノ松を無キ人の形ミにみるに嶮たる事也 ・源氏ノ御事也 一うとき人にはさらにみえ給はず・上達部などもむ 一一ハ スヘカラ7 花云外人不二見一々不し應二笑一文集上陽人ノ詞一一ある事也﹂二七オ おぼしたh〃しものをとおぼしいづる腫つけて |o心と、め給札11廿Tff蒋腓も︵おほ したりしものをとおぽしいづるにつけて︶ 竹l心と、め給へりしかたさまにも︵傍書 ﹁おほしたりしものをとおほしいつるにつ けて﹂︶穂国万書九青白l心と、めおほし たりしものをとおほしいつるにつけても東 l心と、めおほしたりし物をとおほしいつ るにつけても三常l・心と、めおほし︵・た りし︶ものをとおほしいつるにつけても静 6すち此小川叩祁︵を︶そ竹lすちにつけ てそ穂国万書九青白lすちをつけてそ東l すちをそ三静lすちを常 7あはれは︵と︶竹穂lあはれに国万書 九白lあはれと東三常静青 9給人也竹国万書東三常九静青白 人也穂 万書九白lおほしたる東三常静青 8おほしけ︵た︶る竹穂lおほしける国

(8)

九十五一二新ll',資料竹苞楼旧蔵板木台'帳紙背『覚勝院抄(断簡)」 力 舜 同源氏ノ御心也 一おもひほれてなむ人にも見えざむなるといは れんもおなじことなれど・猫をとに剛ておもひや ることのかたはなるよりも・見ぐるしきことの めにみるは.こよなくきハまさりておこなりとおぼ ﹂二七ウ つまじき又御はらからの宮たちなどつねにま ・誰にも無し御対面也 いり給へれど・たいめんし給ことおさ〆Iなし 同源氏ノ御心也 ・人にむかはむほどばかりはさかしくおもひしづめ ほうけたると也 心おさめんとおもふとも・月ごろにぼけにたらんミの ありさまかたくなしきひが事まじりて・すゑの よの人にもてなやまれんのちの名さへうたて あるべし ・人にかやうにおもはれて・誰にも対面ハあるまじきと也 ・音に人の云事ハ不し苦人にミえてハと也・是世上ノ教一一書也

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・夕霧也 せぱ・大将の君などにだに.みすへだて、たいめん ・同源氏ノ御心也 し給ける.かく心がはりし給へるやうに人のいひつ たふべき比ほひをだにおもひのどめてこそ”小ねん じすぐし給つ、・うき世をもえそむきやり給 はず. ・洲将・紫上ゆへばかりに・かやうなると人の申さん所を禅給て・隠遁せら れうずる事をもしづめらる、と也・如レ此ノ心仕万一一奇特也・比ほひと 云詞干要也 ・同源氏ノ御心也 一御かたI、にまれにもうちほのめき給につけてハ.ま づいとせきかたき涙の雨のミふりまされ︵いと わりなくて・いづかたにもおぼつかなきさまにて過 .あかしの中宮也・内裏へ也 し給羅翫鑑面・きさいの宮ハうちにまいらせ給 ・匂宮也 て・三宮をぞさう−1Jしき御なぐさめにはおはしま

させ給ける鱸駝騨顛灘諺騨職蠣・母の、給し

・匂宮ノ御心也 ﹂二八オ 皿御ときに竹東三常静l御とき穂国万害 九青白 院遁国万九l穏道東 叩隠遁竹書一一一常静青白I院︵隠︶遁穂l ※7i、1﹂に濁点

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 早子地也・これより二月ノ事を書也 一二月になれば花の木どもの・さかりになるもまだ しきも・木ずゑおかしうかすみわたれるに・かの 御かたみのこうぱいに・うぐひすのはなやかになき いでたればたちいで、御覧ず源氏御覧ずる也 ・源氏心ハ明也紫上ノ事也二条ノ院ノ事也 、うへてみし花のあるじもなき宿にしらず顔にてきぬる鶯 ﹂二八ウ ヲ か︵とて・たいの御まへの紅梅小・小1とりわきて ・源氏ノ御心也 うしろミありき給を・いとあはれと見たてまつりたま ・聞書 御法の巻のすゑに.匂宮を紫上のまへに置給て \・おとなに成給な︵こ、に住給て、・此たいのまへなる紅梅と桜と は・花のおりI、に心と、めてもてあそび給へ・さるへからんおりは ・仏にもたてまつり給へと・病中二の給二よりて・此梅を匂宮 のなつかしく恩ひ給て・うしろミありき給を.源氏のあはれと恩ひ給也 過紅梅1小批竹穂三l紅梅はいと国万害 九青白l紅梅東常静 御まへ東I︵。御︶まへ三 12 ヲ 御まへ竹常静lまへ穂国万害九胄白I

(11)

・引歌、飛鳥の声 も聞えぬおく山の 深き心を人ハしら なん カバザクラ 樺桜 同源氏ノ御心也・これより六条ノ院とミゅ 一やまぶきなどの心ちよげにさきミだれたるも .うちつけに露けくのミ見なされ給・ほかの花ハひ とへちりて・八重さく花ざくらさかり過て・かばざくらハ. ひらけ藤ハをくれて・色づきなどこそハすめるを ・そのをそくとき花の心をよくわきて・色〆、を ﹂二九オ

源氏也・其時の事也

とうそぶきありかせ給・春ふかくなりゆくま、 ・紫上住給つる所の事也 に・御まへのありさまいにしへにかはらぬをめで給 かたにはあらねどしづ心なくなにごとにつけても むねいたうおぼさるれぱ・おほかたこの世の外の ・山ノ奥同前也 やうに烏の声も聞えざらん山のすゑ・ゆかしうのミ いと寺なりまさり給 ・道、心をもおこされて・山籠をもせられ度と の事也・誠の山を思召やり給也・弄説

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九 十 五 一 二 新 川 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 源氏ノ御心也 一おほふばかりの袖もとめけむ人よりは・いとかし つくしうへをき給しかば・時を忘れずにほひ ・匂宮也・同訶也 みちたるに・若宮まるがさくらハさきにけり ・いかでひさしくちらさじ・木のめぐりに木丁を たて樹かたびらをあげずは・風もえ吹きよらじと ・かしこうおもひえたりと思ひての給かほの・いと

・源氏ノ御心也弄云

うつくしきにもうちえまれ給ぬ三ノ宮幼稚

の心二条ノ院六条ノ院垂二分別一也云々・一説まるが桜との給程に 二条ノ院と云説在之・聞書さはなき也・六条ノ院とみえたり・桜 めぐりに木丁をたて、と・匂宮の、給事知恵ノ賢キ事也・唐︵ ホクソウ 穆宗の如レ此せらる、事あり・くハしく花鳥二被し記たるなり いづくにてもあれ・我桜との給とみるよきなり・聞書・木の ﹂二九ウ

(13)

とも・対面ハある 間敷と山 たとい命ハある 匂常さして源氏ノの給也・山腓をもし給ハんと也 一君になれきこえんことものこりずくなしや。い すィこィ のちといふもの・いましばしか、づらふくくとも・たい ・源氏ノ也 めんハえあらじかしとて・例のなみだくミ給へ 匂宮ノ心也 れば・いと物しとおぼして・雌のの給しことを・まがI、 ・紫上ノ事也 しうの給とてふしめに成て・御ぞの袖をひき まさぐりなどしつ、まぎらハしおはす.匂宮ノ躰也 ・紫上の、給しやうに.又源氏の残りずくなしとの給を・匂宮の いまノ、しきと思給て・くすミておはしますなり ・御ぞの袖をと云を.源氏ノ御袖を匂宮ノまさぐり給とも.又匂宮ノ我袖何 ﹂三○オ こうおぼしより給へりかしなど.この宮ばか りをぞもてあそびみたてまつり給・ ・引歌、大空におほふばかりの袖もがな非さく花を風にまかせし ・匂宮の御心は此歌の作者の心よりハかしこきと源氏 のおぽしめしたるなり M紫上ノ事也竹東三常静I︵ナシ︶穂国 万害九吉白

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 一ミづからの御なをしも色はよのつれなれど.ことさら やつしてむもんをたてまつれ、リ鑪諜霊 ・御座所也 紫上ハ本妻にハ・御しつらひなどもいとをろそかに驚き なき問心の色也 ︽そぎ霞.さびしくもの心ぼそげにしめやかなれば

・源氏心ハ明也・紫上ノ事也

、今ハとてあらしやはてんなき人の心とダめし春の垣ねを 源氏ノ御心也 人やりならずかなしうおぼさる郷畔継竪睡なきi いとつれ−1Jなれば入道の宮の御かたにわたり給

女三ノ宮へ源氏御出也﹂三○台

にても也両説也 ・源氏也 すみのまのかうらんにをしか、りて・おまへの 庭をも・みすのうちをも見わたしてながめ給 ・紫上ノ召仕Ⅷハれたる人ノ事也・其ま猶服衣を着たる人の事也 女ぱうなどもかの御かたみの色かへぬもあり・れ ・是ハ除服の人成へし いの色あひなるもあやなどはなやかにハあらず 恥ことそきて竹東常静胄lことそき一 ︵傍注﹁省略也﹂︶穂国万書三九白 る穂国万書九青白 咽召仕ハれたる竹東三常静l召仕つれみ ﹁ノ!、﹂に濁占

(15)

・女三ノ宮 宮ハほとけの御まへにて経をぞよみ給ける.なに ばかりふかうおぼしとれる御道心にもあらざり しかども.この世にうらめしく御心みだる、ことも おはせず・のどやかなるま、にまぎれなくおこなひ 給て・ひとつかたにおもひはなれ給つるもいとうらや ・源氏ノ御心也 ﹂三一オ

薫也・此し休字也

わか君とはしりあそび・花、をしみ給心ばへど もふか、らずいといはけなし。 ・聞書・源氏、入道の宮二 わたり給とあるハ・二条ノ院より六条ノ院へ只今わたり給にハあらず 以前六条ノ院へわたり給しと・心うべし汁桝も人にいだかれてと あり・二条ノ院より・六条ノ院へ只今渡給とハみえず.いかさまにも六条 の院にての事とみるべし・弄花説同し に 匂宮也 若宮も人にいだかれておはしまして・こなたの 〃あらさりしかとl竹lあらさりしかと も穂国万書東三九青白lあらさりしかと常 静 ※﹁君﹂に濁点。

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 閼伽也 あかの花の夕ばへしていとおもしろくミゆれば ・源氏ノ御訶也・紫上ノ事也 ・仏に時花を参する事也 ・春に心よせたりし人なくて・花 ときr、の花成くし の色もすさまじくのミ見なさる、を・仏の御 ・同源氏ノ御詞也 かざりにてこそみるべかりけれとの給て・たいのまへ 六条ノ院紫上ノ住給し方也 の山ぶきこそ.猶よに見えぬ花のさまなれ・ふ さのおほきさなどよ・しなたかうなどはをきて ざりける花にやあらん刎繊釧輪紮雛脇醒端 はなやかににぎは、しきかたはいとおもしろ ﹂三一ウ ・浅也・御法ノ巻にもある制也 ましく.かくあきへ給へる女の御心ざしにだに をくれぬること、.くちおしうおぼさる. ・女三ノ宮のあさき御.心にさへおとりて.いま、で源氏の隠遁を もせられぬこと、なり 肥おほきさ竹東三常静lおほき穂害青白 lおほしき国万九 ﹁さ﹂に濁点。

(17)

一栞の紙背一 ・賀茂ノ祭ノ事也・押出テ祭卜云ハ・賀茂ノ祭ノ珊也・四月丙ノ日也 などおほしやる・女はうなどいかにさう一/jしからん ・源氏ノ御詞也 ・前二ある人也 さとにしのびていで、みよかしなどの給・中将の君 ・源氏也 のひむがしおもてに・うた、ねしたるを・あゆみおは .ちいさき事也 して兇給へぱいとさややかにおかしきさまして.おき あがりたりつらつき・はなやかににほひたるかほを スム也髪ノそ、けたる事也 もてかくして・すこしふく一たミたるかミのか、りなどい 何中将ノ材ノ事也・同中将ノ君ノ着したる也・咋云紫上へ志深て・服ノ色ヲ替ザル也 とおかしげ也・くれなゐのきばみたるけそひたる ・菅草也 はかま・くわさう色のひとへいとこきにぴ色に。くろき などうるはしからずかさなりて・裳からきぬもぬぎ すべしたりけるを。とかくひきかけなどするに・あふ ・中将ノ君ノをきたる也・源氏也 イ0 、、、

ひをかたはらにをきたりけるを.よりてとり給て

﹂三七ウ 企1 、、、 鋤よりて︵※﹁よりて﹂に傍点。傍書 ﹁イ﹂︶竹lよりて穂国万書九青白I︵ナ イ シ︶東静l#1北︵※﹁よりて﹂に見せけ ち、傍耆﹁イ︲一︶三常 也穂I︵ナシ︶万l萱草也書青 四背革也竹国東三常九静白l菅︵萱︶草 ※﹁た﹂に清占 ※﹁ノ!、﹂に濁点。

(18)

九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 』 ・源氏ノ御訶也 一ひとりずみハことにかはることなけれど・あやしうさ う−1’しくこそありけれ.ふかき山ずみせんにも.かくて 身をならはしたらんハ・こよなう心すみぬくきわざ なりなどの給て・女房こゞにくだものなどまいらせ よ.をのこどもめさむも.ことl∼しきほどなりなどの ・同源氏ノ御事也 給・心にハたや空をながめ給・御気色の.つきせず 一三九オ 夕霧ノ心也紫上二きかせましか︵と也・源氏ノ御声ノ事也 一、いもが、きねにをとなはせまほしき御こゑなりゞ 引歌、独して間ハかなしき時鳥いもかかきねにをとなハせぱや 一、まどをうつこゑなどめづらしからぬふることをう ・源氏也 ちずし給へるもおりからにや セウノ、ダルノノケルニサヅ,j、タルキノッヲ ・\耽々残燈背し壁影・前々暗雨打し窓声・白氏文隼 セウr、タル セウ/、 皿歌々竹東常l撒︵歌 カウJ、ダル 万三九静青白1敗々書 ﹁ノく1﹂に濁点。 ダルセウタル 々穂l秋々国

(19)

・夕霧ノ心也 心ぐるしければ.かくのミおぽしまぎれずハ・御お こなひにも心すまし給はんこと.かたくやと見たて ・同夕霧ノ心也 まつり給・ほのかに見し御おも影だにわすれがたし .ましてことはりぞかしとおもひ給へり. ・聞書・紫上を野分の朝・夕霧のミ給し事也・それさへあるに・いはんや源氏 の年月馴給御中なれば・御ことはりとなりと也 ・源氏ノ御︲心也ふイふ 一きのふけふとおもひ給小るほどに・御はてもやう ・八月也紫上一周忌成くし・夕霧訶也 やうちかうなり侍にけり・いかやうにかをきてお ぼしめすらむと申給へば峰鮭郷賊齢とか・なにばか りよのつれならぬことをかハものせむ・かの心ざしをかれ ・曼茶羅ノ事・委ク河海被記之 たるごくらくのまんたらなど此たびなむくやうす ・説共なし べき経などもあまた有けるを・なにがし僧都み ﹂三九ウ 配ことはり竹国万書東一一一常九静青白lこ そ︵と︶はり穂 型河海被記之竹三常l河海被説之穂国書 九青白l河海之説也万l河海一一記之東l河 海被注之静 ※﹁ま﹂に濁点。﹁た﹂と誤ったか。 認給朴︵ふ︶る竹常l給へ︵傍書﹁ふ ィ﹂︶る穂国害九青白l給へる東万l給ふ る三静

(20)

九十五一二新,'l',資料竹苞楼旧蔵板木台│帳紙背『覚勝院抄(断簡)j 源氏ノ御詞也・夕霧へ返答也 一それはかりそめならずいのちなかき“人々伽も・さやうな ることの・おほかたすくなかりける・ミづからのくちおし さにこそ・そこにはかどはひろげ給はめなどの給・ ・聞書・我に子のすぐなき事・殊紫上二なき事も定り事と也・、そこにとハ タ霧を指て御子多持給とノ事也・そこハ足下也・河云・干公高門ノ・心也 ・間書四馬高蓋ノ事也・夕霧二御子あまたあるとなり ・紫上ノ常二善事ノ心有つる事也 なその心くはしく間をきたなれば.又くはへてすべき ことやもかのそうづのいはむにしたがひてなむ・ものす べきなとの給・かやうのこと︵・とも︶もとよりとりた ’紫上ノ仏法方ノ事ヲ・思召徒テたりし事也・句ヲ切テ可レ読也 て、おぼしをきてげるハ.うしろやすきわざなれど・こ 此世ニハといふより・一段ノやうに可し心得也・形見 のよにはかりそめの御ちぎり成けりと見給にハ・かたミ といふばかりとやめきこえ給へる人だにものし給 はぬこそ.くちおしうはべりけれと申給へば・紫上に御子のな き事を.夕霧の、給なり 四○オ 妬こと︵。とも︶竹lこと穂国万書九青 白’こととも東常静’ことIも三 訂人々#も竹常l人々にも穂国万書東一一一 九静青白 鋸かと竹常lかと︵傍書﹁門也﹂︶穂国 万害東三九静吉白 れはかりならす穂国万害九青白 妬それはかりそめならす竹東三常静lそ

(21)

. と 、 い う ・ 妙 い い ふ も 前 也 ふ か に の ノ 歌 に よ 給 訶 を し り 出 二 ひ り て い 、 け て 二 い I ) か と た ・源氏ノ御心也・紫上ノ事二也 一なにごとにつけても.しのびがたき御心よはさにつ、 ましくて・過にしこといたうもの給いでぬに・山時鳥 のほのかにうちなきたるも、いかにしりてかときく人 たやならす河引歌、いにしへのことかたらへぱほと、きす いかにしりてかふるこゑになく ・脈氏、心ハ明也 、なき人をしのぶるよひの村雨にぬれてやきつる山ほと、ぎす

源氏也・夕霧也

一とていと苓空をながめ給大将 §夕霧、時烏君につてなむふる郷の花橘はいまぞさかりと 、君につてなむとハ紫上をさしての蛎也・しでのたをさなれ︵・此よし をむらさきのうへへ.つげ申せとなり ・紫式部訶也 一女房などおほくいひあつめたれどとやめつ婚瀧噸ども

・夕霧也源氏ノ御殿ゐをし給也

一大将の君はやがて御とのゐにさぶらひ給さぴしき御 夕霧ノ御殿ゐし給也 ひとりねの心ぐるしければ・ときI\かやうにさぶらひ給 源氏也 ﹂四○ウ 釦山時烏の竹国万書東常九静白I︵。ま たれつる︶山時烏の穂青lまたれつる時烏 の三 けて︵・も︶穂 羽つけても竹国万書東三常九静青白lつ

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 │ 日 蔵 板 木 台 帳 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 』 ・源氏ノ御前也 ひぐらしの声はなやかなるに・おまへのなでしこ の夕ばへをひとりのミ見給ハ.げにぞかひなかり ける河引歌、我のミぞあはれとハみる日ぐらしのなく夕暮の山と桜に ・花鳥云此歌ニョリテ・独ノミみ給トハ害リ云々・聞書・此引歌不し似合ト也 源氏 、つれ7︲∼一と我明暮す夏の日をかごとがましき虫の声哉 ﹂四一オ をイ に・おはせし夜はいとけどをかりしおましのあたり の・いたうもたちはなれぬなどにつけても・思ひ出 ケ ・紫上ノ在世ノ時ハ遣遠かりつる事を・今源氏ノ御殿ゐをし給と也・六月ノ事成くし らる、こともおほかり・いとあつき比すやしきかたに てながめ給に。いけのはちすのさかりなるを見給 ・極楽ノ蓮ノ。いかにおほかるらんと也 に.、いかにおほかるなどまづおぼし出らる、にほれ一J∼ しくて.つく一J、一とおはするほどに日暮にけり ・聞書・蓮のうへの露を見給て.、いかにおほかるとおほしいてたる くし妙々、一々池中蕪惣淌’五会ノ撰 訓なとにつけても竹一一一常’なとにつけて も穂国万東九青’なとにつけて静白書 1 3 3 lさかりな︵。る︶を穂 犯さかりなるを竹国万害東三常九静青白 此引歌竹国万書東三常静青白 歌穂九 ﹁ノー、︲﹂に濁点。 此

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これより七月二成也 一七月七日も例にかはりたる事おほく・御あそびな フッキ ・源氏也 どもし給はでつれI∼にながめ悪し給て・ほし 同源氏也 あひみる人もなし。まだ夜ふかうひと、ころおき 給て・つまどをしあけ給へるに・せんざいの露いと しげくわた殿のとよりとをりて見わたさるれ ﹂四一ウ ・源氏御詞也・スム也 ほたるのいとおほうとびかふも夕一殿にほたると むでと例のふることもか、るすぢにのミくちな

二イ

クノリ れ給へり・河云良恨歌夕殿蛍飛川荊然狄灯挑尽未触二眠一 ・源氏 、夜をしる蛍をみても悲しきハ時そともなき思成けり ・花云 ケンカ今戸砂ルヲ ・兼葭水晴蛍知し夜・朗詠蛍ハ夜ばかりもゆる戎ハ昼夜共一一 もゆるおもひとなり 弱七日も竹国万書東常九静青白’七日も 穂三 ﹂ソ〆 弘挑尽竹常l挑尽穂国万書東三九青1 ヶシテ ス 挑尽静l挑腺白 ※﹁殿﹂に清点。

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九十五一二新lll資料竹苞楼旧蔵板木台帳紙背『覚勝院抄(断簡)」 ぱいで給て ・源氏・心ハ明也 、七夕の逢瀬ハ雲のよそに 一、風の音さへたやならず成ゆく比しも・御法事の いとなミにて・つゐたちごろはまぎらハしげなり ・川艸・紫上の御事に法事ある也・、かぜの音さへた零、ならす.引歌、秋ハ猶夕 まぐれこそたやならね萩のうは瓜はぎの下蜥・此心もあり 洲氏山 例のよひの御おこなひに・御てうづなどまいらするに 中将の君のあふぎに前にある中将ノ君也 ﹂四二オ 洲氏ノ伽心山 、いま、でへにける月日よとおぼすにも.あきれて あかし暮し給引歌、人の身もならハし物をいま、でに かくてもへぬる物にぞありける

・紫上一周忌也・齋食也

御正日にはかみしもの人々みないもゐして・かのまん だらなどけふぞくやうぜさせ給一周忌ならねとも正月 正日アルナリ て別の庭に露ぞをきそふ 鎚斎食也竹東三常静I︵ナシ︶穂国万書 九青白

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中将ノ君・心ハ明也 、君恋ふる涙ハきハもなき物をけふを︵何のはてといふらん ・綿也 ナガヅキ とかきそへ給・九月になりて九Ⅱに・わたおほひたる 菊を御覧じて ・源氏・心ハ明也・諸友ニハ源氏と紫上との事也 \もろともにおきゐし菊の朝露も独たもとにか、る秋哉 ・引歌・後撰菊イ 、諸友におきゐし秋の露ばかりか、らんものと恩ひかけきや

.又これより十月ノ事也・源氏也

神無月にはおほかた時雨がちなる比いとぐなかめ給て ・夕暮の空のけしきも・えもいはい心ぼそさに、ふり しかど、ひとりごちおはす ・引歌・後撰 、神無月いつも時雨ハ降しかどかく袖ひつるおりハなかりき ﹂四二ウ ・源氏也 とかきつけたるを.とりて見給て

・源氏・・心ハ明也

、人恋ふる我ミもすゑに成ゆけど残りおほかる涙成けり

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( │ 釿 簡 ) 」 蜀ノ国ノ事也 同源氏ノ御心也 一なにごとにつけてもまぎれずのミ・月日にそへて おぼさる・五せちなどいひて世中そこはかとなく ・夕霧也 いまめかしげなる比・大将殿は君だち・わらハ殿上 .つれ申されて也 源氏ノ御心也 雲居をわたる雁のつばさも.うらやましくまも ツラ られ給列をはなれぬ躰をうらやましく恩召也 ・源氏 、大空をかよふまぼろし夢にだにみえこぬ玉の行衛たづねよ 河云まぼろしハ幻術事也・慨述者を。まぼろしといふ也・此歌の心は シヨクノ ・蜀方士か揚賀姫にたづねあひたりし事也・方士ハ述者の惣名也 。、雁のつばさもうらやましくといへるも.彼方士が碧落 ハシル をきハめて・奔こと電のごとしといへる心歎 ・フタリ し総室一一一て壷搦辮蕊懇懇まいり給へり・おなじほどにて二人 ・葵上ノ兄弟也 いとうつくしきさま也・御おぢの頭中将くら人の少将な ﹂四三オ

I

謁揚貴姫竹万害東常九l揚貴姫︵妃︶穂 l揚貴妃国三静青白 鋤述者の竹国万害東一一一常九静白l述 ︵術︶者の穂l術者の青 ゐ 4 0 て 穂 し 国 給 万 へ 書 o 九 て 吉 一

:

て 竹 東 常 静 | ’ し し 給 給 へ て る 師侶述者を竹国万害東三常九静白l川北 ︵幻術︶者を穂l幻術者を冑 三

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・弄云・万シ思召 すてたれ共と也 コケカヅラ也 日蔭 ・小忌也・小忌の公卿と云て・これに当ル人着する也・大忌衣 どをみにてあをずりのすがたどもきよげにめや ・河云青柳・山藍ノ摺也 すくて・みなうちつやきもてかしづきつ、もるともに まいり給々花云・十一月中ノ卯ノ日新嘗会・肢ノ日豊ノ明リノ節会一一ハ山 藍ニテすなる小忌と云物を藩する也・一代一二腿ノ大併会ニモ如レ此 ・源氏ノ御・心也 一おもふことなげなるさまどもを見給に・いにしへ 日蔭也 あやしかりしひかげのおり.さすがにおぼし いでらるくし聞書・夕霧の君だちを引つれて内裏へまいり給 を御覧じて也・河云・乙女ノ通巻二ある・昔御目とまりし乙女の姿 とありし事歎・筑紫の五節などの事也・須磨二音信し人ノ事也 源氏、宮人ハ豊のあかりIいそぐけふⅡかげもしらで暮し つる哉・ ・弄云日かげのかづらによせて.Ⅱ川の光も熟たると也・日蔭ハかづらに よせて・糸を結て付るなり ・同源氏ノ御心也 一ことしをぱかくてしのびすぐしつれ︵.いまハと世を さり給べきほどちかくおぼしまうくるにあはれなる

・御隠遁ノ事也﹂四三ウ

牡大嘗会竹東三常静白1大嘗穂国万九青 11大嘗︵・会牧︶書 嘘あかり1︵に︶竹Iあかりと穂国万書 東三九青白lあかりに常静

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九十五一二新出資料竹苞楼旧蔵板木台帳紙背『覚勝院抄(断簡)」 一かのすまの比ほひ・所、よりたてまつり給けるも ・同源氏ノ御心也 一おちとまり、て・かたハ成べき人の御ふみども・\や 花云・源氏隠居之事・此訶にもみえたり ればおしとおぼされけるにや・すこしづ、のこし 給へりけるを・もの、ついでに御らんじつけて・や 此引歌まてもなし云々・され共・称も読給也 らせ給などするに細“、城偽糾純諏瓶えぬへし たまひなどおどるI、しくいまなむかぎりとしな おぼしつずけて・さぶらふ人々にもほどl、につけて物 ことつきせず・やうI∼さるべきことダも御心のうちに 事ノ、しくハなうて也 やつ し給はれど.ちかくさぶらふ人々ハ御ほいとげ給べき 汗しきと見たてまつるま、に・年の蟇ゆくも心ぼそ くかなしきことかぎりなし鱸蝋葬謹鳴る鉾を ﹂四四オ “御隠遁竹国万害三常九静青白l御隠遂 穂l御隠遠東 九青白 蝿けしきと竹東三常静lけしと穂国万書

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・これほどなき人たに也 いとか、らぬほどのことにてだにすぎにし人のあとゞ見 弄云・清少納言枕草子にも・哀ナル物二かけり・紫上ノ伽也 るはあはれなるを.ましていとfかきくらし.それと ・源氏也 も見わかぬまでふりおつる御なみだの水ぐきになが れそふを・人もあまり心よはしと見たてまつるべ ﹂四四ウ ・紫上ノ御て也・源氏ミ付給也 あるなかに・かの御手なるはことにゆひあはせてそ ありける・ミづからしをき給けることなれど・ひさし う成ける世のこと、おぼすに・たFいまのやうなる すみづきなど.げに、ちとせのかたみにしつくかり けるを・みず成ぬへきよとおぽせばかひなくて。うと からぬ人々・二三人ばかりおまへにてやらせ給・ ・引歌・六帖 \かひなしと思なわびそ水茎の跡ぞちとせの形見なりける

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 』 きが・かたはらいたうはしたなければをしやり給て

・源氏・紫上ノ事也・鳥ノ跡ノ事也

、しての山こえにし人をしたふとて跡をミつ、も猶まどふ哉

源氏ノ御心也の

いとうたていま二きは雌:御心まどひもめ、しく・人わ ろく成ぬへければよくも見給はでこまやかにかき給 へるかたハらに添繊鰄騨鋤融職鵬鰄螺止ノ獅総文 ﹂四五オ そこにある人々也・源氏ノ御歌ノ事也 さぶらふ人々もまほにハえひきひろげ急ばて︶ねどそれと ほのI∼見ゆるに・心まどひどもをろかならず.この ・紫上ノ事也 世ながらとをからい御わかれのほどをいミじとおぼしける ま、に.かい給へることの葉げにそのおりよりも・せき あへぬかなしさやらんかたなし雑継鯉灘繊! 妬︵・はて︶ねと竹lねと穂国万書九青 白lはてねと東常静l雌叩丁ねと一一一 ィ﹂︶穂国万書九白1−きはの東三常静青 蛤女々しき竹国三常静l女#︵ら︶しき 穂l女らしき書青l女□︵空白︶き東I女 ミしき万九白 九青白 媚ことの葉竹東一一一常静lこと葉穂国万書 47 ※﹁ノー、0|に濁点。 一きは雌︵の︶竹’一きはハ︵傍書﹁の

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・天下国土泰安の 佛名也

源氏書集て也・心ハ明也を↑

、かきつめて見るもかひなしもしほ草おなじ雲ゐの煙ともなれ イ ・これより十二月ノ事也 一とかきつけてみなやかせ給つ・御佛名もことしばかり ・錫杖也 にこそはとおぽせぱにや。つれよりもことにさくぢやう のこゑI、などあはれにおぼさる聞書謹奔蹄舗荊玲 ・同源氏ノ御心也 日なれば以吉し日披レ行之 仏名はて、酒宴ある也・ゆくすゑながきことを恋ねがふ も・佛のき、給はむことかたはらいたし ・聞書・導師の表白よむ・行末長久との淵をよむを・源氏の聞給て・我ハ やがて道・心の身体なるにと思召て仏の州給ハん事かたハらいたきと也 雪いたうふりて・まめやかにつもりにけり・だう ・源氏ノ御前也 しのまかづるをおまへにめして・さか月などつ れのさほうよりもさしわかせ給て。ことにろくなど 給はす趣肇霊雲鰭也・年ごろひさしくまいり﹂四五ウ ⑱煙とも︵傍書﹁を﹂﹁イ﹂︶なれ竹東三 常静l煙ともなれ穂国万書九青白 別酒宴竹国万害東三常九静青白l酒皿 ︵宴︶穂

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九十五一二新H-}資料竹苞楼旧蔵板木台帳紙背「覚勝院抄(断簡)』 源氏 春までの命もしらず雪のうちに色づく梅をけふかざしてん

心ハ明也﹂四六オ

しなどばかりぞせさせ給蝕渋溌朗詠.まことや だうしのさか月のついでにか、ることありき ぬくき心ちし給へば。ときによりたる物うちずん くけれど・なをことしまでハ・もの蚤ねもむせび されたるほどおかしきを・御あそびなどもありぬ つかにけしきばみはじめて・雪にもてはや だちめなど・あまたまいり給へり・梅の花のは あはれにおぼさる白頭夜礼 ワ ・仏名経ノ心也 ・源氏御覧馴たる也 おほやけにもつかうまつりて・御覧じなれたる御 ・白髪したる也 だうしの.かしらはやうI、色かはりて・さぶらふも 鮭鰹・例の宮たちかん 副かかることありき竹東三常静l牢 シ︶穂国万害九吉白

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一.はしりありき給も.おかしき御ありさまを見ざ 導師ノ御返し・心ハ明也

一御かへり

、千代の春みるべき花と祈をきて我身ぞ雪と友にふりぬる 紫式部詞也 一人々おほノ、よみをきたれどもらしつ・・あまたあれどもか、ぬと也 源氏御簾より出給也 その日ぞいでゐ給へる・御かたちむかしの御ひかりに も又おほくそひて.ありがたくめでたくみえ給を .このふりぬるよはひの僧ハ・あひなう涙もと醤め ・源氏ノ御心山 ざりけりA霊鯛認繼・とし暮ぬとおぼすも ・匂宮也 心ぼそきに・わか宮のなやらはむに・をとたか ヅイナ かるべきこと・なにわざをせさせむと聞書追鰹と云て いづかたにもた、きて・鬼やらひする事也・なやらふと云 その事也 ﹂四六ウ 剥いてゐ給へる竹東一一一常静lいて給へる 穂国万書九青白 ら︶しつ穂国九 詔もらしっ竹万書東一一一常静青白lも︵◎ と穂国万害九青白 宛よみをきたれと竹東三常静lよみたれ

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九 十 五 一 二 新 l l 瞭 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 らんこと塾よるづにしのびがたし

・源氏、よハひイ

、物おもふと過る月日もしらいまに年も我世もけふやつきぬる 。上ノ句ハ敏忠歌也、物おもふに過る月Ⅲもしらいまにこと しもけふにはてぬとぞきくと云を。上ノ句を典ま、をきて ・年も我世もと読給也・一躰二件之輔山川、なり ・正Ⅱ元日ノ事也 一ついたちの程のこと.つれよりことなるべくと

︵白紙︶

をきてさせ給・源氏御隠遁あらうずると思召て。名残おしミ に一入に万をせらる、なり 源氏ノ御心也 御子たち大臣の御ひきいで物・しな一lI、一のろく ともな#と︵・に︶なふ・おぼしまうけてとぞ寺 .やがて御隠遁の御心に・かやうの事をも・紬朏をもとりつ くろはれてし給となり ﹂四七オ ’四七ウ 弱年も我世も竹国万害三常九青白1年 ︵・も︶我世も穂1年も我ミも東1年も我 世︵傍書﹁ミ﹂﹁イ﹂︶も静 師︵ナシ︶竹書東一一一常静青白1−校畢穂 国万九 ︵に︶なふ三lなとになふ常静 国万書九青白lなにとになふ東lな#と唯 弱な帥と︵・に︶なふ竹lなにとなふ穂 ﹁ノー∼﹂に濁点。

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・匂兵部卿宮トィ ヘバ、余二長キ程 二・兵部卿ヲ略シ テ匂宮ト云也 ・此巻ヨリ薫ノ年 ヲ立ル也 ・此前マデハ・源 氏ノ御年ヲ立ル也 ・六才ヨリ・十四 才マデ・九年也 。、例ノ世人ハ匂兵部卿・薫中将卜聞ニク、イヒ 匂兵部卿・第二十七 シぷケテ・是ヲ名とする也 聞普

ルノ

・巻の名の事以レ訶名とする也・又ハ可レ洲薫大将 ハ ノ のまきととも也弄云・此巻幻巻の次年より ル 菫二月に元服とあるまで九ケ年也・菫ハ幻に五

せる所あり別に抄物あり剛俳・幻巻と

此巻との間に・雲隠といふ事を立て置たるなり 菫と匂宮との間九年也・此内に源氏ノ崩可レ在之也 春の事あり・菫十四才にて二月元服・其あき ス ノ 中将に任・又十九歳にて三位宰相に任の事あり

上井

以下の並巻々宇治に至てハ・此巻に混乱 歳此巻のはしめに・十四歳とあり・此巻のすゑに ﹂四八オ 1此巻ハ竹東一一一常静l此巻穂国万書九青 白

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九 十 五 一 二 新 出 資 科 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 ' 限 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 々二巻二在し之雲隠 ノ巻ハ・無言無説 也是ガ中道ョリ見 巻卜紫式部ガ心也 ・此雲隠巻ハ天人 ノ下テ取タルナド ノ説種々二云説也 ・日本ニモ生有テ 化ノナキハ・弘法也 ・死有テ生ナキハ ・廃廟也 ・生モナク・死モ ナク。始終ヲ不し 知ハ・人丸也 、雲隠ト云訶ハ・ 之ハ凶事ト可一一心 得一也 ・此物語二雲躰別 デヲ・入レハ八年也 デノ事不レ見其年マ ・五歳ョリ七歳マ ︵※以下行間注︶・雲隠巻ヲ可レ書ナラバ・源氏ノ誕生カラ・馴漢ノ能芸万小美麗天下ノ右族已下一世五十二ノ間ノ事 ヲ不し残普・嵯峨院二隠逝テ臨終ノ邪マデヲ沓テモ・只に物語ノ次也.所詮不し書シテ雲隠巻ノ内二・純うせタル ノ 事・紫式部ガ寄に.深心ミヘタル也・シカルヲ・前々ノ巻々に更衣ノ事・葵上紫上以下哀ナル事共・書尽シタルニ 依テ・不し書ト云説在し之.以外ノ悪説也ソレハ紫式部ガ心ノ法令ヲ不し知人ノ云事也・一切ノ侘卜云事モ不し謂シテ・ 聞ユル様ノ類此等也巻ノ名有テ詞ノナキ叩・洪土ニモ背始呈ノ五穀ヲ誉書ナド斗ヲ置テ・悉焼ステラレタルヲ・土一一 テノピンクリ 埋ミ・洞二隠シテ・今アルハ残リタル書也・此等モ名ハ有テ・詞ハナキ也毛詩ノ六百篇ニモ有二其名一亡二其名 ﹂四八ウ ノ ル 幻巻ハ菫五歳とあり・六歳より十六才までの 内に可レ在之・雲隠の巻の内に︵。朱雀院︶源氏の君葵。蛍兵部卿宮︶﹃一髭黒又ハ ノ 致仕大臣・此五人以下の死去いづれも在之也・薫の廿の春ま で成へし・雲隠といふ巻なければ落つかぬなり ・其子細ハ其内に人の逝去以下の事在之也・雲隠と シヨ いふ巻の欠事・盆網経にも書の名ハありて・な き事在之・其とおなじ事となり・花鳥二天 台法聞などの事一一たとへて被し記之其までもなし 雲隠といふハ・人のなく成事也・禁忌の詞と也されども 紫式部も︵.、メグリ達テミシャソレトモ分ヌマニ︶雲がくれにし夜はの月影と云り 金葉にも︵。、日ノ光アマネキ空ノ気色一毛︶我身ひとつハ雲隠して云々・これハ述懐の歌也 ・是ハ堀川院御時信輩ガ式部丞ヲ望時・申文ニソヘタル歌也・二首ナガラ・凶事ニテハ有マジキト也 何レヘモ可し通也 2︵・朱雀院︶竹東 l朱雀院穂国万書三 常九静青白 3︵。蛍兵部卿宮︶竹 l蛍兵部卿宮穂国万 書三常九静冑白I︵。 叩︶蛍兵部卿宮東 4所詮不レ耆竹東三 常静l所詮不し虚穂国 万害九白I︵ナシ︶青 6更衣ノ事竹東常 静lショ更衣ノ事穂 国万害三九白I︵行 間注ナシ︶青 bンヨ 5書︵傍書﹁ショ﹂︶ 竹三静l舎穂国万害 東常九青白

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・此巻桐壺二当ル 也・幻巻マデ・ 源氏ノ御事ヲ勘 へ・此巻カラ・燕 ノ事ヲ勘ル故也 されども先ハ雲隠といふ詞ハ・人の無ことをいへば 可二掛酌一也云々・山路ノ露卜云物在之此物語一一減ダル事ヲ書タルト云々・正躰ハ 何トモナキ者也.努々不し可二用一也・源氏ハ頓滅卜云説在之・サナキ証拠ニハ、故院失 。耐水二昌ノ■|室 給テ後・二三年斗ノスエ’一・世ヲ背キ給シ嵯峨ノ院ニモサシノソク人ノ心ヲサメン方 ナクナン侍リケルト云リ・嵯峨院二隠居シ給卜Ⅲえタリ・然ハ雲隠巻トテ一帖アル上 ハ・其巻ノ中ノ久遠ハカリガタシ・六条院斗ヲ頓滅卜云事不し洲邪也・河ノ説同前也 ・六条ノ院 源氏崩給後と云事也・太上天皇卜申ヨリ・崩御ト申也 、や、 一ひかりかくれ給にしのち・かの御かげにたちつぎ 給べき人.そこらの御すゑ7、にありがたかりけり ・弄云・光君嵯峨ノ院に隠居し給てこ三年後終に セウカ 昇暹し給ことをいへり・\かの御かけにたち つぎ給べき人.そこらの御すゑ一ノ、に有がたかりけるとハ サウ タチヅキ ・花云・源氏の君の・容儀才能心操などにつけて立継給 ﹂四九オ

8嵯峨ノ院ニモ竹東三常静l峨峨院モ穂 国万青l嵯峨ノ院モ書九白 9人ノ心竹穂国万書三常九静青白1人ハ 東 、同前也竹東一一一常静l同也穂国万書九冑 白 Ⅱ御かけに竹一一一常l御かけに穂国万書東 九静青白 7幻巻竹東三常静’何巻穂国万書九青白 ※﹁ノー、、︲﹂に濁点&

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九十五一二新出資料竹苞楼旧蔵板木台││腱紙背『覚勝院抄(断簡)」 事也 、いみじきもの、ふ・あたかたき成とも・みてハうちゑまれぬべき・さまの蟻給へれ︵と・源氏ノ御事を︵書・薫を ︵.、いとまばゆきき乃悠パ︾・おはせざるくしとあれ︵・源氏程ニハ・ナキ事ヲ云也 御ありさまどもなれど・いとまばゆき、はにハお 、マハユキト云ハ・目ヲモ見合セラレヌ程ノ事ヲ云也 はせざるくし・花云々三宮ハ匂君也宮の若君ハ ・匂宮卜薫トノ事かほるなり・二品ノ宮の御後なるによて・宮の若君といへり ヲ・可レ書ダメ也。共に六条ノ院にておひ出給へる也・三ノ宮ハ源氏の御孫 ﹂四九ウ ア御出家ナキ也 上皇ト申モ・同 ヲリ居ノ帝卜申 御位ヲ被し土 冷泉院ノ御事也 一おり居のみかどをかけたてまつらんはかたじけなし ・これハ又源氏の御子なれども密通なれば・これを申さん はかたじけなしとなり

当代也・同殿の内といふ心也

サンノイ

ーたうだいの三宮そのおなじおと識、にておひいで給 し・宮のわか|君と.このふた所なむとりノーに きよらなる御名とり給て・けにいとなくてならぬ べき人御子孫の中にとりいで奉るべきがなきと云 心也・、そこらの御末ノ、とハタ霧の御子などのあまたある 事をいへり云々・源氏ニヲッっ、カレウスルハ如何卜也 皿し給へれハと竹東三常静’し給つれハ 穂国万害九白I︵行間注全体ナシ︶青 晦まはゆき、はにハ竹東一一一常九静lまは ゆき︵・きはには︶穂lまはゆき国万書白 ︵﹁いみじき・・:・・ヲ云也﹂ナシ︶冑 サン 哩三ノ宮竹東三静’三ノ宮穂国万害九青 サン 白l三宮常 Bいと竹東三常静I︵ナシ︶穂国万書九 青白 米﹁君﹂﹁ノーI1﹂に濁点︵

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・我辛労モセズシ テ親ナドノョケ イヲ以テ・先身ヲ タモッヲ・我威光 ト思事悪ナリ・ 其父ノ光ノ余 リニテノ故也一 端ハサアルトモ・兎 角シタラバ・閥目 ミユル者也・其 境ヲヨクノ、分別 シテ・国ヲモ家ヲ モ・タモッ事・真 実其人ノ器用ノ アラハル、事也 也 源氏二立並給卜 ・一むらさきのうへの御心よせことにはぐ、み聞え給し ・匂宮也・当代今上第一御子ナレハ朱雀院ノ ノ ゆへ.三宮ハニ条院におはします.春宮をば靴牙小 姜ヨリ系図転シノスル所也御為ニハ・孫ニテマシマス也・明石中宮ノ・御腹也 ﹂五○オ 同匂宮・兵宮ノ事也常ノ人ノ可然卜也 一たやよのつれの入ざまにめでたくあてになま めかしくおはするをもと、して.さる御なからひに ・人のおもひ聞えたるもてなしありさまも・いにしへ の御ひやきけはひよりも・や、たちまさり給へる 柄也差力肝要ノ詞也 御おぼえからなむ・かたへはこよなういつくしかりける ・聞書これハ源氏の一段おぼえの御座ありつるにょて・其御子孫 なれはすぐれたるとなり桐壺御門の御時源氏の君を御 崇敬よりハまさりたるといへり云々 宮の若君ハ御ま、子なれども・系図には御子の つらに・書のせはへるなり云々。、まばゆき、ハには おはせざるくしとハ・弄云.よきにもすぐれたる事也云些 蝿アラハル、竹国万書東三常九静青白l アラハ叩I︵ル、︶穂 塑孫竹国万書東三常九静白l皿︵御孫︶ 穂I︵﹁当代..・・・・御腹也﹂注ナシ︶冑 宮ノ事也国白 穂万害九青l兵部卿宮ノ事也静l兵部卿ノ 肥兵宮ノ事也竹東三常l兵部ノ宮ノ事也 君位 面常ノ人竹東三常静Iロノ人穂l宮ノ人 国万書九白I︵ナシ︶青 肥親ナトノ竹東三常静l親トノ穂国万書 九青白 岨御おほえ竹国万書東三常静白I︵。伽︶ おほえ穂九lおほえ青 鋤悪ナリ竹書東常静白l悪キソ穂国万三 九青 創光ノ余リニテノ竹東三常静l光ノ余ニ テノ穂書白I光御余ニテノ国万九l光ノ御 余ニテノ青 翠間目ミユル者也竹三常静I︵ナシ︶穂 国万書九青白I洲目ミエル者也東

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九十五一二新,'」',資料竹世楼│││蔵板木台'帳紙背『覚勝院抄(断前)」 ト レ ・ 卜 見 モ ナ 大 二 ハ 、

郷舞』'漣懲謹

ヲノウヒ目単也心タド

女 御 也 リ ー

一 座 / 禾 事 愛 大 ビ 云

宮 ア 、 二 ヲ 子 慈 ン ‘ L , 御一人ナレバ 女宮卜申也 ・今上当帝也 さるやむごとなきものにをきたてまつり給て・みかど ・明石中宮也 きさきいミじうかなしうしたてまつりかしづき、こ ・匂宮を愛子なれば也︵。うちすミをせきせたてまつり給へと︶・二条ノ院の事也 えさせ給宮なれは。・なを心やすき故郷にすみよく 中務親王ノ御名大略定リタル者也・兵部卿式部卿常陸卜也・匂宮ノ事也 し給なりけり・御げむぶくし給てハ・兵部卿の宮 ・東宮卜御一腹也・これも紫上ノ推育し給也 と間ゆ・女一の宮ハ六条院のみなミのまちのひむがしの 世也 たいを.そのよの御しつらひあらためずおはしまして あさ夕に恋しのびきこえ給々六条ノ院南の町ハ・紫上の住給シ 方なれハ・女一ノ宮そのま、そこに御座也 ・匂宮ノ兄宮也同腹也 ・一二宮もおなじおと蔀のしん殿を.とさ’、あ御やすミ ・後二薫ノ北方二成給也 、少、 所にし給て・梅つぼを御ざうしにし給て・右のおほ ヲン い殿の中ひめ君をえたてまつり給へり蛇藤訟鑛へ建也 ・兼也 .一つぎの坊がねにていとおぼえことにおも/、しう﹂五○ウ ・式部卿宮ノ事也・匂宮ニテ可レ然ト也 羽中姫君を竹東三常青l中姫君Ⅲ︵を︶ 穂l中姫君と国万書九静白 さうし穂国万書東九青白 御︵ルビ﹁ミ﹂﹁ヲ、ン﹂︶さうし三常l御 ”御︵ルビ﹁ミ﹂﹁ヲン﹂︶さうし竹静l みをせさせたてまつり給へと東三常静 と︶竹I︵ナシ︶穂国万害九青白lうちす 妬︵・うちすミをせさせたてまつり給へ 調兼也竹国万書東一一一常九静白l兼也后か ねなと云かことし穂青 ︵次︶也穂l常陸下也国書九白 邪常陸卜也竹万東三常静青l常陸# ※﹁ノ,、,﹂一︲君﹂に濁点。

(41)

・漢ノ心ニテハゞ 椅也・仮名ノ時ハ 濁ル・聞ヨキ也 ・御覧ジテ御心二 合タルヲト思召ト チヤト・色メヒ タル御心ヲ書也 ・終二夕霧ノ聟二 成給也 スト也 モ申・中宮も思召 一事ナルト・世ニ へモー向二可ニレ参 レバ・此次二匂宮 ヲ被し参ダル事ナ ヘモ・夕霧ノ御女 。東宮ヘモ・二宮 人がらもす一くまかになむ物し給ける ・坊兼とハ東宮にたち給べき御しだちと云事也 ・后がね聟がねなど云同之 夕霧ノ邪也 一大い殿の御むすめハ・いとあまたものし給大姫 君八東宮にまいり給て.またきしろふ ・同夕灘ノ御子たち也 人なきさまにてさぶらひ給・そのつきI、なを みなついでのま、にこそはと・世の人もおもひき

・秋好中宮ノ事也・聞書

こえ・きさいの宮もの給ハすれど夕霧の御女 嫡女也 ・式部卿ノ御事也 ・大ひめ君入東宮へまいり給・中のハニ宮へまいり給 春宮ノ御連枝也 ・其次なり云々

匂宮也たイ

ーこの兵部卿の宮ハさしもおぽしたらず・我御心 よりおこらざらんことなどハ.すさまじくもおぽし ぬべき御けしきなめり・弄云ゞ匂宮也十五六才にゃ夕霧 の息女にの事也云々 ﹂五一オ 犯色メヒタル竹三常l色メィタル穂国書 東九静青白l色スイタル万 ほした、す穂国万書九青白 鉦おほしたら︵たィ︶す竹東三常静lお 九青白 鋤嫡女也竹東三常静I︵ナシ︶穂国万書 ※﹁君﹂に濁占 ﹁く﹂に清濁両様の声点。

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 也 君・匂宮へ迎へ給 也 被し参也下心含テ 〃入 耆也 今御連枝三︲ 士へ登子・高明 后・喪子澄明親 同様ノ物と云、小 九条右丞相師輔 信木二 御女ヲ村上,〃 奇﹂︵ ﹁川一ノ 六条ノ院ノ事 さまji、ろどひ給へりし御かた一II−な 灘︽ おはすべきすみかどもに・蕊蓉”如秘を つくすくさはひに物し給ける軸獺鶉蝿霜也 のぼり給へる・御子たちかむだちめの・御心 六の君なむ・そのころのすこし我ハとおもひ 夕霧ノ女藤内侍ノ腹也・宿木ノ巻二匂宮ノ北方二成給へる也云々 ・同様ノ物と云事也・大姫君ハ東宮へ・二ノ宮へも中姫君を被し参又匂宮へもとあれ

シ霧也餌一・余二御室入諏︵祇也

おとぐもなにかは・やうのものとさのみうるはしう ・匂宮ノ事也 はとしづめ給へど・又さる御けしきあらんを︵ ムロ一子﹂ ずx小1LIU もてはなれてもあるまじうおもむけて・いと 我癖裟溌通 いたうかしづき聞え給診蕊匪緬型轆ば姫 や﹃ そ・御星 ロ の事也 花ちるさと、間ゑしハ・ひむがしの院を ふどころにてわたり給にける聞書六条ノ院の 召仕はれたる人々ミな散I、になりたる事を云なり﹂五一奇 をの/I ノー、︲つゐに ︲うつるひ 鍋ミなII川竹東常lみな穂国万書九青白 イ ー礼外ilⅢ三lみな︵傍書﹁イニ静 万書九青白 胡我姫君を也竹東一一一常静I︵ナシ︶穂国 l季国害九 認安子竹三常静l禾子穂万青白l女子東 ト也穂国万害九青白 詔御三人へハト也竹東三常静l御三人ハ ﹁共﹂﹁ノー、︲﹂に濁占州︽

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・移り替ル世間ノ 躰ハ・漢家本朝共 二同事也・華清宮 ナドモ、都入二長 楊一作二両声一ナド アルヤウニ・皆此 分也・姜ハ融公ノ 事ヲ含テ書也ト ホル公ヲ・六条殿 卜・申タルト也・ 源氏ヲハ六条院卜 申也・六条融公ノ 跡ノ・荒ダル事・ 歌連歌ニモスル所 也 二・今后卜害也 紛ラカスマジキ為 ・后卜申二依テ・ ・秋好中宮ヲマダ 同夕霧詞也 一我世にあらむかぎりだにこの院あらさず ・六条ノ院の鼎也

・女三ノ宮・明石巾宮ノ事

一入道宮ハ三条の宮におはします.いま后ハ内に ・六条ノ院ノ内ノ珊也 のミさぶらひ給ヘバ・院のうちさびしく人ずくな ・夕霧也・同夕霧ノ詞也 に成にけるを・右のおとF人のうへにていにし へのためしを見聞にも・いけるかぎりのよに心を とゃめてつくりしめたる人の.いゑ居の名残なく ならひイ うちすてられて・世の名残もつれなく見ゆるハ・いと あはれにはかなさしらる、を聞杏三条ノ宮ハ朱雀院より 女三ノ宮へ被し参所也・たず中宮といへ︵秋好巾宮にまぎる、 によてゞ・明石中宮を愛にて后と書也・親の心を尽て作り置 たる所を荒スハ見にくき物と也・六条ノ院を随分荒さい様にと夕霧ノ 詞也 ・花散里ハ・六条ノ院のうちの・ひむがしの院を.御所分とさ 守114 だめられてすミ給也.、御そふ所を云・御所分とあるも同事也

﹂五二オ 銘名残︵傍書﹁ならひイ﹂︶竹常静 l名残穂国万害東九青白l粘残︵傍耆﹁な らひ!﹂︶三 ※﹁所﹂に濁点。 師御所分とさためられて竹常I御所分に と︵◎さ︶ためられて穂 l御所分にとさためられて青 l御所分にとなめられて国万九 l御所分にさためられて東三 l御所分とと︵傍書﹁さ鰍﹂︶ためられて静 l御所分にと︵。私さ鰍︶ためられて書白 釣よて竹東三常静lよりて穂国万書九青 白

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九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 』 ・三条宮卜三条殿 ト・各別也可二見 分一也 ・只此結構ヲツク サレタル・六条院 ハ・明石上一人ノ 為二成ダル也・明 石姫君ヲ嫁テ・悉 ナミ居ラレタル也 ・殊ユクスエノ春 宮マデノ事也 ・是ヲ明石中宮ノ 御事ト云説アリ悪 也・然︵御ノ字可レ 入也、ヒトリノ タメト・アルニテ 可レ知也 ・大路也六条院作ラレテョリ・三十年ノ内也・肚間ノ移行事如二雷光一也 ほとりのおほちなど人かげかれはつまじうと おぼしの給はせて・うしとらのまちにかの 落葉宮ノ事也 一条院の宮をわたしたてまつり給てなむ 雲居雁ノ事也・夕霧ノ実法ナル人モ如卜此卜也 ・三条殿と夜ごとに十五日づ、うるはしうか よひすみ給ける、夕霧ノ大臣ノ雲居ノ雁と落葉ノ宮とへ ・十五日づ、かよひすミ給となり 二条院とてつくりみがき六条院の春のおと ど、て世にのゞしり玉のうてなもたダひと りのすゑのためなりけりとみえて.あかしの御 かたハあまたの宮たちの御うしろミをしつゞ あつかひ聞え給へり花云・明和叩桝の那也匂筥ハ ・二条ノ院に住給女一ノ宮ハ・六条院の春のおとゃに住給ひ 二ノ宮もおなじ寝殿にすみ給なり云々 ﹂一五二台/

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ヲツ ・尺尊・四生捨二 二ランータイ 一子一・卵生・胎 Iシツー牛 生・湿生・化生・ 此四ニハヅレテ生 ル者ハナキ者也・ 是ヲモ・我一子 ノゴトクニ思卜釈 尊ノ心也・皆如何 トモシテ仏道二入 ン卜也 ・湿生ハバウ振虫 ナト云物ノ事也・ 皆生ヲ諸テ・来ル 者ノ淵也 史記云 左右 ・トニカクニ ・夕霧ノ事也 一大い殿ハいづかたの御事をも・むかしの御心をき てのま、に。あらためかはることなく・あまねき 生ヲ受テ来ル者ハ・人間ノ事ハ不し及申一畜類虫マテモ・如二一子一思卜也 紫上ノ事也 おや心につかうまつり給にも・たいのうへの 夕霧ノ心也 かやうにてとまり給へらましか︵いかばかり 心をつくして・つかうまつりみえたてまつらまし 花散里の如クニ紫上存命ならハと也 ・何事も源氏の御時に叩もかハらずし給となり 紫上のゐ給ハ守さこそ心をつくし給はんと也 ・同夕霧心也 一つゐにいさ、かもとりわきて我心よせと・見 しり給へきふしもなくてすき給ひにし ことをくちおしう.あかずかなしうおもひいで ・天下ノ人也・源氏ノ御事也

きこえ給ふ鶏蠕溌・あめのしたの人院をこ

ひ聞えぬなく.とにかくにつけても世ハたや火を ・1ハ

雲隠ノ事ヲ謂ネドモソロリノ、卜間ユル也﹂五三オ

仙是ヲモ竹東三常静l是ヲモヘ穂国万九 青l是ヲモー書白 ランータイ︲Iシッーケー 側卵生・胎生・湿生・化生竹東三常静I 卵生・胎生・湿生・化生穂国万害九青白 蛇とにかくに竹国東常九静青lと#0 ︵に︶かくに穂三lとかりかくに万書白

(46)

九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 旧 蔵 板 木 台 帳 紙 背 『 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 』 ・紫上ノはやく果 給たるによりて。 猶おぼしまさると 也 キメミヘナン リアリナバ人二ウ モチリナンーサカ ・古、イサ桜我 心に叶へり 如薪尽火減・此 云・仏此夜滅度・ ・河云・法華経 引古、残りなくちるそめてたきさくら花ありて世中はてのうけれ︵・是ヨキ也 一春の花のさかりは。げになが、らぬにしも 引歌古今、ちればこそいと$桜ハめでたけれうき世になにか久しかるべき ・薫ノ事也 おぼえまさる物となむ・二品の宮のわか君ほ ・女三宮ノ伽邪也

・源氏ノ御事也レゼイイントョムヘシ

・院の聞えつけ給へりしま、に.れいぜん院の ・秋好中宮也 御門・とりわきておぼしかしづき。、さいの宮 人々ノ事也・重ヲ立テ云也 一まして殿のうちの人々御かた一I、宮たちなど ハさらにも聞えずかぎりなき御ことを︵さる 物にて。またかのむらさきの御ありさまを つ箔 心にしめt・よろづのことにつけておもひいで 聞え給はぬ時のまなし・源氏の伽小︵叩に及はず其二 次でハ・紫上宮タチの御事を想聞ゆる也 けちたるやうに・なにごともはえなきなげ きをせぬおりなかりけり霊獣聡氏を恋聞ゅる ’五三ウ 火 4 3 妬古竹東三常静I︵ナシ︶穂国万書九胄 白 にしめて︵傍書﹁つ、ィ﹂︶万書白 ﹁りイ﹂︶国九l心にしめっ、東常静青l心 ︵傍書﹁っ、イ﹂︶穂l心にしめて︵傍書 “心にしめ柿︵っ、︶竹三l心にしめt へ 。 如 滅 薪 、 ′尽 穂 火 万 滅 青 竹 | 国 如 三 常 新 書 尽 九 火 静 滅 白 東 l 如 薪 尽 ﹁ノI、﹂﹁君﹂に濁点。

(47)

・侍従カラ・中将 二超越ノ事・粟田 関白ノ例也・年ノ 内二昇進ハ・宇治 関白ノ例也・摂家 今マデ其分也 法興院加階ノ初メ 也年官年爵也加階 也・太上天皇准后 モ昔ハ叙爵也・今 ハ加階也・除目ト 云是也 ・我モノート上衆 ヲ望時コソァレカ ホルー対シメハ・ 争人モナキニ・昇 進ヲ被し急ルト 也・十四ニテ元服 臣下無二其例一薫 ヲ臣下カト思ヘバ 又如し此也 ・聞書・上衆ヲ閑 テ昇進也・薫昇進 指合ナキヲ・急テ 昇進ヲセントテ也 ・殿也 一おはしますおとやちかきたいを ・仙洞ニテノ事也・御座アル・殿を臺也 ・御子たちも延し御座也・かほるを頼ミ聞え袷と也 も・御子たちなどおはせず心ぼそうおぼさ イ る、ま蚤に.うれしき御うしろミに.まめやかに たのミ聞え給へり・御元ぶくなども院に ・同薫ノ事也 キサラ てせさせ給識蝕艤雫擁窯澱繩と也・十四にて二 示祇抄ヲ別ニスル也無用ノ辛労也紅梅竹河ハナラヒト心得レハスム也 ・花鳥二悪ク御覧シタル也 キ 月に侍従になり給・秋右近中将になりて 御給也 御たうばりのか、いなどをさへ・いづこの心もと なきにか・いそぎくはへておとなびさせ給 ・弄一云中将とかきて・又両年をへて後の巻に◇侍従ノーとあり・不 審未決也・|義中将一一成たるをもいひつけたるま、に侍従 とハいふ歎・別に注あり・花鳥三年後と云々・竹河侍従に つきての義歎云々・聞書・花鳥ノ説年忌相違此等よりの事歎云々 1吋川山 ざうしにしつ ・薫の曹司也 ﹂五四オ ”ま、︵傍書﹁ィ﹂︶に竹常lま、に穂 国万書東九静青白l#1︵傍書﹁イ﹂︶に三 ※﹁分﹂に濁点。 ⑱殿也竹東三常静l殿也穂国万書九青白 ︵ナシ︶穂国万書九青白 娼花烏二悪ク御覧シタル也竹東三常静l 座穂 妬御座竹国万書東三常九静青白I︵・御︶

(48)

九 十 五 一 二 新 出 資 料 竹 苞 楼 │ 日 蔵 板 木 台 帳 紙 背 「 覚 勝 院 抄 ( 断 簡 ) 」 、P、 ﹃シ、 き給・御ありさまにをとらず.きさいの宮の御 ・冷・帝ノ御覧シ斗て也 らひなどみづから御覧じいれて.わかき人 もわらはしもづかへまて.すぐれたるをえり と、のへ・女の御ぎしきよりも.まばゆくと、 ・冷泉院ノ御事也・秋好中宮ノ事也 のへさせ給へり・うへにも宮にもさぶらふ女房の 中にも・かたちよくあてやかにめやすきハ・ミな 六条ノ院也 イ うつしわたさせ給つ、・院のうちを心につけて たイ すみよくありよくおもふくくとのミ・わざとがまし ・柏木ノ父大臣ノ事也 き御あつかひぐさにおぼされ給へり・故ちじの 柏木ノ連枝コウキ殿ノ女御ノ事也・冷ノ皇女也 おほい殿の女御と聞えし御はらに・女宮たずひ と、ころおはしけるをなむ・かぎりなくかしづ ’五四ウ 副すみよ︵傍耆﹁たイ﹂︶く竹東常静l すみよく穂国万書三九青白 ︵け︶しき穂l御けしき青 印御きしき竹国万害東三常九静白l御#

(49)

。一度ハ柏木ノ 為。一度ハ源氏ノ 御為ナルベシ ルト・皆申也 ・是程ニハ余リナ 女三ノ宮也・薫ノ峰宮卜謂ハン為也 一母宮ハいまハたや御おこなひをしづかに ︵。︾﹄シ﹂畔叫朴斗孔札ふい︶ し給て・月・の御念仏としにふた駒ぴの 御八講・おり11のたうとき御いとなミばかり などかさしもと見るまでなむ おぼえのとし月にまさり給けはひにこそハ・ ・聞書、故致仕の大い殿の女御と聞えしと云は・柏木ノ妹・冷泉 院へ参て弘徽殿と開ゆる也・此御腹ニハ女。︵。一ノ︶宮一人也 ・その女一ノ宮を.冷泉院のかしづき給にもをとらず.秋好 中宮の薫をもてなし給事を。、などかさしもとまで 。Ⅲ智 人のミたてまつるといへるなり・これを花鳥ニハ ・秋好叩符の御おぼえの.年月にまさり給にくらぶ れば・薫の覚えハさしもなきと思ハる、と御覧じたる也 ・これハすこし相違鰍云々 ﹂五五オ 艶女︵・一ノ︶宮竹l女二宮穂国万書 九青白l女窩東一一一静l女一桝常 別月︵。こと#乎耶ひ︶の竹1月に二た ひ︵。の︶穂1月に二たひの国万書九青白 1月ことの一一一常静1月に小水11卯︵こと の︶東 ︵宮︶穂 銘母宮竹国万書東三常九静青白l母叩 恥御為竹東三常静l引為穂国万九青l引 ︵傍言﹁御歎﹂︶為書白 55 や夢、 御竹東一一一常l御穂国万書九静青白

参照

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上記⑴により期限内に意見を提出した利害関係者から追加意見書の提出の申出があり、やむ

○関計画課長

本資料の貿易額は、宮城県に所在する税関官署の管轄区域に蔵置された輸出入貨物の通関額を集計したものです。したがって、宮城県で生産・消費

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