送配電設備の風雪害対策技術の実証
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(2) 図1 架空送電設備の雪害事例・気象データベースの表示例(事故事例は模擬データを利用) これまで、テキストデータ形式で構築してきた雪害事例・気象データベースは効率的に検索・分析することが困難であっ た。これを解決するために、全国の雪害発生地点や気象観測地点を地図上に表示する等、視覚的な取扱いが可能となる 重点課題. ようにGUIを改修した。これにより、全体を俯瞰したデータの分析や事故原因の検討が容易になった。. 図2 北海道道東地区(釧路市)に導入する実規模送電 線雪害試験設備 架空送電設備の雪害事象の解明や対策品の効果検 証には、実 環 境での 事 象 の 観 測 が 不 可 欠である。この ため、3 基 の 鉄 塔( 高さ5 0 m 程 度 2 基 、3 0 m 程 度 1 基 ) に径 間 長 4 0 0mの 4 導 体 2 相 、径 間 長 2 5 0mの 単 導 体 5 条 からなる試 験 線 の 導 入を決 定し、詳 細 設 計を行っ た。基本的な気象観測項目(風、気温・湿度等)、導体張 力、ネットワークカメラによる着雪・電線動揺(画像処理 による変 位 計 測 )の ほか 、G P S 変 位 計 、降 雪 粒 子 計 測 装置、 ドップラーライダー、超高感度カメラ等を用いた 観測も行う予定である。. 図3 簡易着雪モデルによる最大着雪量の適用評価例 (北陸C線における7着雪事例) 新たに考案した算定方法・式により、着雪量の算定精度を 改善できる見込みを得た。既提案の着雪区分判別チャー トと気象観測データ (気温・湿度、風向・風速) をもとに、雪質 (湿雪、乾雪) や風況に応じた着雪率の違いが一意的かつ 定量的に推定されるため、全ての着雪事例に対して提案モ デルを適用できる。また、当着雪モデルと気象モデルを連 携させ、着雪量の詳細な分布を計算することができる。. 図4 ルーズスペーサによるギャロッピング抑制効果 の確認例(風洞実験結果,鉛直変位全振幅特性) ルーズ模型(風上側導体を回転方向に可動性を持たせて 保持するルーズスペーサ設置径間を模擬した部分模型) および標準模型(標準スペーサ設置径間を模擬した部分 模型) を用いて、当所が保有するギャロッピング屋内実験 設備で、再現実験を実施した。上図は、同一風速で模型の ねじれ角を変えて実施した実験結果の一例である。ルー ズ模型では標準模型と比べて、初期条件として大きなね じれ角を与えた場合にのみギャロッピングが発生し、さら に、その鉛直振幅は大幅に抑制されることを確認した。. 29. 研究年報_P6-P31-P課題01.indd 29. 13/05/31 11:04.
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