-3-配した学校であるという理由のみでの定数加配は行わないこと。
(3
)定数加配が行われた学校に対しては、都道府県教育委員会、市町村教育委員会は、特別の指導が適切に実
施されているか計画的に学校訪問を行うほか、学校長等からの報告を求めるなどにより、正確な把握に努め、こ
の定数加配がその趣旨に反して活用されることがないようにすること。
ここでは
r
3
.
定数加配を行う上での留意事項」が注目される。「支援加配Jは、第
1
に、「同和
加配」の
よ
うな地域を限定した加配ではなく、児童
・
生徒の指導における特別な配慮の必要性にも
とづく加配だという性格を明確にしていることである。第
2
に、「客観的な判断基準J にもとづい
て、「指導上の困難度が高い学校から優先的、重点的に定数加配を行うこと」としていることであ
る。したがって、配置基準の根拠となるのは
、
「指導上の困難度」の高さということになる。
こうした「留意事項」は、これまで指摘されてきた「同和加配」をめぐる問題点と改組への提言
(①同和校が総じて教育困難校であるとは言えないこと、②したがって、今日的な教育困難の実態
にあわせた加配へと改組すべきこと)を無視できなくなったものとして、当然の指摘と言える。
ω
ただし、「留意事項Jの第 3は検討を要する。これは、「支援加配Jがこれまでの「同和加配」と
同じような加配にならないようにとの意図もふくんで書かれたのであろうが、逆に、学校の創意的
な活用にブレーキをかけることに作用しかねない。「趣旨に反した活用」を教育委員会が完全、意的に
判断し、教育委員会の意に添う
よ
うな活用に導くことのないように注意が必要である。
(
3
)児童生徒支援加配の配置状況
1
.
2
002年度の配置の特徴
では、初年度の 2002年度に「支援加配Jはどの
ように配置されたのか。 2001年度と比較しながら、
都道府県への配置の特徴について見てみる(表1)。
まず総数は、「同和加配
J
r
不登校加配J
r
いじ
め
・
問題行動加配」の合計を 320名下回っている。
これを上回った教員数を多い順に見ると、山形県
(20名)、東京都 (20名)、長崎県(19名)、千葉県
(16名)、香
川
県 (12名)などであり、逆に、下回
った教員数を多い順に見ると、兵庫県 (63名)
、
広
島県 (
4
9名)、大阪府 (
4
3名)、岡
山
県 (
4
2名)、愛
媛県 (36名)などである。この結果
、
全体の配置
数は、兵庫県 (469名)、福岡県 (410名)、広島県
(269名)、京都府 (213名)、大阪府 (212名)の順
になっている。
この配置状況には
、
「同和加配
J
r
不登校
加
配J
「しミじめ
・
問題行動
加
配」の三つを統合して創設さ
れたことによる矛盾が
よ
く現れている。
「通知」が指摘している
よ
うに、「支援加配」は、
児童
・
生徒の指導における特別な配慮の必要性にも
とづく加配であり、「指導上の困難度が高い学校か
表1 加 配 教 員 数 の 推 移 ( 文 部 科 学 省 )
都府道県 2001年 度 2002年 度
加同和配 不畳校 いじめ 問 題 行 小 計 支児袋童加生徒配
加 配 加 配 動 加 配
i
守
1 9 1 3 3 2 4 2
1 9 2 7 4 6 5 0
1 7 2 1 9 2 8
1 9 4 2 3 34
1 5 1 2 2 7 3 1
9 5 1 4 3 4
9 3 1 1 3 1 4
38 3 0 2 0 6 94 9 2
34 4 0 9 2 8 5 8 9
1 0 4 1 7 4 1 2 5 1 1 6
1 5 3 2 0 2 0 B 2 0 1 1 7 2
玉
業
2 0 7 7 1 7 6 1 2 0 1 3 6
新千
東神奈京川淘 1 8 6 6 3 3 3 5 6 8 6 6 8 6 8 5
1 6 2 2 1 5 2 5 5 5 3
富 山 1 6 1 2 2 8 2 3
石 川 8 1 0 3 2 1 2 2
福
山 梨井 1 1
5 1
1 3
9 3
5 5 2
34 29 2 7
34
長岐愛
静 野阜岡
1 3 6 3 0 2 1 6 8 1 4 1
1 9 1 6 1 8 5 3 5 3
3 2 4 1 9 8 2 7 6
2 8 6 0 2 2 9 2 9 8
三 知重
1 5 8 1 1 24 5 1 9 8 1 8 6
滋
i
奈 賀
E
良
9 6 7 1 1 3 1 1 7 9 8
1 5 5 48 1 9 2 2 2 4 2 1 3
2 1 6 2 7 7 5 2 5 5 2 1 2
4 1 3 6 0 5 6 3 5 3 2 4 6 9
1 3 7 1 8 1 1 5 6 1 4 2
和
,
島向歌山 144
8 5 2 7 1 5
6 l
3 1 1
2 1 6 0
1 1 4 3
1 6
広
岡
山 取根島山口
54 1 6 1 6 2 8 8 8 1
2 1 1 1 6 4 2 2 3 3 1 9 1
2 7 0 2 0 2 4 4 3 1 8 2 6 9
9 0 2 0 5 2 1 1 7 1 04
E
喜佐
i
富
E
9 8 14 2 7 4 1 4 3 1 2 3
4 2 1 9 1 4 4 7 9 9 1
1 8 6 1 7 7 2 1 1 1 7 5
1 1 1 1 7 8 1 3 6 1 2 2
38 0 2 1 5 4 4 1 0 4 1 0
1 9 1 1 5 2 3 7 3 3
4 1 0 5 0 64 8 3
4 5 2 0 1 8 l 84 7 5
1 2 2 1 9 6 5 1 5 2 1 3 5
3 9 1 0 9 3 6 1 6 9
3 7 1 2 42 l 9 2 1 0 5
2 8 1 2 9 2 9
計 3726 1098 604 102 5530 5210
(行政機関の保有する情報の公開に関する法律にもとづき蹄求した資料}
ら優先的、重点的に」配置すべき加配である
。当
然、全国的にこうした観点から配置されるべきも
のである。
にもかかわらず、兵庫県 (469名)、福岡県 (410名)、広島県 (269名)などの配置数
に比較して、なぜ東京都 (
8
6名)、神奈川県 (
8
5名)、北海道 (
4
2名)などが少ないのか。兵庫県、
福岡県、広島県などに比べて、東京都、神奈川県、北海道などは「指導上の困難度が高い学校」が
少ないということなのか。しかし、少ないと判断しうる客観的な根拠があるとは思えない(もちろ
ん、文部科学省はこうした根拠を示しているわけでもない)。
そうすると、都道府県への配置数は、若干の裁量が働いたとはいえ、結局は 2001年度の「同和
加配J I
不登校加配J I
いじめ・問題行動加配Jの配置数に大きく規定されたことになる。さらに言
えば、「不登校加配
J
I
いじめ・問題行動加配」より「同和加配
J
の絶対数が多いことからい
って
、
「同和加配」の配置数に基本的には左右されたということができる。
配置の趣旨は、「特別な指導に配慮した加配」であるにもかかわらず、実際の配置は、「地域の社
会的条件を配慮
、
した加配」の
一つであった「同和加配」の配置数に左右されているのである。
もち
ろん、教員数をいきなり減少させることへの配慮(激変緩和措置)は必要だったのであろうが、結
果的には、配置の趣旨と実際の配置数とがかみあっていないことは明らかである。
なお、こうした矛盾は、都道府県教育委員会の判断にも影響したことは想像できる。配置の趣旨
を変えたとはいえ、実際の配置数は「同和加配」に左右されているので、「同和加配」を配置して
いた府県では、これまでの「同和加配
J
教員の配置校と同じ学校に引き続き「支援加配
J
教員を配
置した可能性が大きい(
一定の手直しはあ
ったのであろうが)。
表 2 児 童 生 徒 加 配 教 員 数 の 推 移 ( 文 部 科 学 省 )
都 道 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 1009年度
2002-府 県 1009年度
4 2 8 4 8 3 1 0 9 1 1 8 1 3 8 1 5 1 1 5 3
+
111
5 0 5 2 5 3 5 9 6 3 6 8 7 0 6 8
+
1 8
2 8 3 0 3 0 3 2 3 3 3 4 3 7 3 9
+
11
3 4 4 7 5 6 6 0 6 4 7 1 7 4 7 5
+
41
3 1 3 9 4 2 4 1 4 0 3 8 3 8 3 8
+
7
3 4 3 7 3 8 3 9 4 2 4 2 4 3 4 2
+
B
1 4 2 1 1 8 1 8 1 6 1 7 1 8 2 2
+
B
9 2 1 4 3 1 5 5 1 4 9 1 6 0 1 4 9 1 5 7 1 6 3
+
71
E
E
8 9 1 2 7 1 3 9 1 4 2 1 4 6 1 7 2 1 7 0 1 6 9
+
8 0
1 1 6 1 4 9 1 5 0 1 5 6 1 5 0 1 5 8 1 5 7 1 6 2
+
4 6
1 7 2 1 8 8 1 7 1 1 7 7 1 8 3 1 81 1 8 1 1 8 6
+
1 4
東千神奈葉京川
1 3 6 1 8 6 1 9 8 2 1 1 2 2 2 2 4 2 2 4 9 2 5 7
+
1 21
8 6 1 6 3 1 4 8 1 5 4 1 7 0 1 7 4 1 7 4 1 7 9
+
9 3
8 5 1 8 6 1 8 6 2 0 5 2 2 6 2 3 8 2 3 8 2 5 6
+
1 71
5 3 5 9 6 1 1 5 7 1 6 2 1 4 6 1 8 7 1 7 6
+
1 2 3
2 3 2 1 2 7 3 2 3 5 3 8 4 0 4 1
+
1 8
2 2 2 9 2 3 2 6 2 8 3 5 4 8 5 8
+
3 6
tZ
2 7 2 4 2 7 2 5 2 6 2 5 2 4 2 7
。
3 4 4 9 5 5 6 1 6 2 6 3 6 3 6 3
+
2 9
長静厳愛 野阜知岡
1 4 1 1 0 3 1 0 3 1 3 1 1 3 2 1 2 2 1 2 3 1 2 2 1 9
5 3 8 5 8 6 9 1 9 7 9 7 9 7 9 8
+
4 5
7 6 1 8 2 1 6 2 1 6 8 1 5 5 1 5 5 1 5 6 1 6 1
+
8 5
9 8 2 0 3 2 1 0 2 4 8 2 7 3 3 0 2 3 1 4 3 6 0
+
2 6 2
三 重 1 8 6 2 1 3 2 1 4 2 1 5 2 1 3 2 1 4 2 1 0 2 1 4
+
2 8
滋 賀 9 8 1 1 7 1 1 7 1 1 7 1 1 6 1 1 6 1 1 6 1 1 6
+
1 8
京大兵 都阪庫良
2 1 3 2 3 3 2 2 9 2 2 2 2 1 9 2 1 5 2 1 1 2 0 7 6
2 1 2 3 5 3 3 4 9 3 9 5 3 9 9 4 6 5 4 7 9 4 7 3
+
2 6 1
4 6 9 4 8 2 4 6 0 4 8 0 4 6 0 4 5 7 4 5 3 4 4 5 2 4
1 4 2 1 2 9 1 2 7 1 2 5 1 2 3 1 2 1 1 1 9 1 1 9 2 3
奈
和島
E
広 故 取
t
山島
1 4 3 1 3 0 1 1 9 1 0 6 1 0 4 1 0 2 1 0 0 1 0 0 4 3
1 1 6 1 1 7 1 1 0 1 3 9 1 3 9 1 4 3 1 4 0 1 3 7
+
21
81 8 3 7 7 7 7 7 6 7 8 7 7 7 8 3
1 9 1 1 9 7 1 8 6 1 7 8 1 7 1 1 6 6 1 6 3 1 6 1 3 0
2 6 9 3 1 5 2 9 5 2 4 3 2 2 4 2 2 0 2 0 5 2 0 2 6 7
1 0 4 1 1 4 1 2 0 1 2 9 1 2 7 1 2 8 1 2 6 1 2 5
+
21
1 2 3 1 2 3 1 0 9 1 1 7 1 1 7 1 1 9 1 1 9 1 1 8 5
9 1 8 3 6 5 6 4 6 4 6 2 6 1 6 0 3 1
1 7 5 1 6 6 1 4 8 1 4 5 1 4 2 1 4 5 1 4 2 1 5 4 2 1
1 2 2 1 1 2 9 7 1 0 1 1 0 1 1 0 9 1 01 9 8
一
2 4
4 1 0 4 5 8 4 4 3 4 4 3 4 3 8 4 2 9 4 2 1 4 1 6
+
6
3 3 3 0 2 8 3 3 3 5 3 4 3 3 3 2 1
8 3 7 9 8 7 1 1 7 1 1 8 1 1 9 1 1 7 1 1 6
+
3 3
7 5 7 9 7 6 7 6 7 5 7 7 7 7 81
+
6
1 3 5 1 1 7 1 0 8 9 9 9 5 9 3 9 1 9 1 4 4
6 9 6 8 6 3 6 2 6 4 6 6 6 5 6 4 5
1 0 5 1 0 3 1 0 0 9 8 9 9 9 9 9 9 9 9 6
2 9 3 3 4 0 4 4 4 5 4 9 4 9 4 9
+
2 0
計 5210 6141 5988 6316 6367 6531 6583 6670
+
1460
(行政情関の保有する情報の公開に関する法得にもとづき摘求した資料に基づく表一作成ー梅田修)
-5-2
.
2
0
0
2
年度
"
-
'
2
0
0
9
年度の配置の特徴
では、
2002
年度以降、児童生徒支援加配教員は、どのように配置されたのであろうか。表
2
は
、
2002
年度
"
-
'
2
0
0
9
年度の推移を見たものである。毎年、全体数が変化しているので単純に比較する
ことはできないが、
一
定の傾向をよみとることはできる。
第
1
は
、
2001
年度までの「同和加配」の配置数がまだ影響を及ぼしていることである。
2003
年
度以降、配置数が多い順から 3位までを兵庫県・福岡県・大阪府が独占しているが、この
三
府県に
特に「指導上の困難度が高い学校」が多いと断定しうる根拠はない。にもかかわらず、
三
府県に配
置数が多いのは、かつての「同和加配」の配置数に影響されているからである。したがって、この
三
府県の場合、「支援加配」の配置校が「同和加配」の配置校とがどれほど区別されているのかが、
特に問われる。
表3 支 媛 加 配 教 員 の 配 置 数 別 順 位 (人数)
2002 2003 2004 2005 2006 2007
1 兵 庫 兵 庫 兵 庫 兵 庫 兵 庫 大 阪
4 6 9 4 8 2 4 6 0 4 8 0 4 6 0 4 6 5
2 緬 岡 福 岡 福 岡 福 岡 福 岡 兵 庫
4 1 0 4 5 8 4 4 3 4 4 3 4 3 8 4 5 7
3 広 島 大 阪 大 阪 大 阪 大 阪 福 岡
2 6 9 3 5 3 3 4 9 3 9 5 3 9 9 4 2 9
4 泉 都 広 島 広 島 愛 知 愛 知 愛 知
2 1 3 3 1 5 3 1 5 2 4 8 2 7 3 3 0 2
5 大 阪 京 都 京 都 広 島 神 奈 川 千 家
2 1 2 2 3 3 2 2 9 2 4 3 2 2 6 2 4 2
6 岡 山 三 重 三 軍 京 都 広 島 神 奈 川
1 9 1 2 1 3 2 1 4 2 2 2 2 2 4 2 3 8
7 三 軍 愛 知 愛 知 三 重 千 葉 広 島
1 8 6 2 0 3 2 1 0 2 1 5 2 2 2 2 2 0
8 愛 媛 岡 山 千 葉 千 葉 京 都 京 都
1 7 5 1 9 7 1 9 8 2 1 1 2 1 9 2 1 5
9 埼 玉 埼 玉 神 奈 川 神 奈 川 三 重 三 重
1 7 2 1 8 8 1 8 6 2 0 5 2 1 3 2 1 4
10 和 歌 山 千 草 / 岡 山 岡 山 土奇 玉 埼 玉
1 4 3 樽 奈 川 1 8 6 1 7 8 1 8 3 1 8 1
1 8 6
2008 2009
大 阪 大 阪
4 7 9 4 7 3
兵 庫 兵 庫
4 5 3 4 4 5
福 岡 福 岡
4 2 1 4 1 6
愛 知 愛 知
3 1 4
千 葉 千 藁
2 4 9 2 5 7
神 奈 川 神 奈 川
2 3 8 2 5 6
京 都 三 重
2 1 1 2 1 4
三 重 京 都
2 1 0 2 0 7
広 島 広 島
2 0 5 2 0 2
新 潟 勾 玉
1 8 7 1 8 6
表4 増加数・噌加率/漏少数・撮少率の順位
(2002年度-2009年度)
増 加 数 増 加 率 減 少 数 減 少 率
1 愛 知 愛 知 広 島 香 川
2 6 2 267.3 6 7 34. 1
2 大 阪 北 海 道 大 分 大 分
2 6 1 264.3 4 4 32.6
3 神 奈 川 新 潟 和 歌 山 和 歌 山
1 7 1 232. 1 4 3 30.1
4 新 潟 神 奈 川 香 川 広 島
1 2 3 201.2 3 1 24.9
5 千 嚢 石 川 岡 山 高 知
1 2 1 163.6 3 0 19.7
6 北 海 道 大 阪 兵 庫 奈 良
111 123. 1 2 4 16.2
7 東 京 宮 械 高 知 岡 山
9 3 120.6 2 4 15.7
8 静 岡 静 岡 奈 良 長 野
8 5 111. 8 2 3 13.5
9 栃 木 東 京 愛 媛 愛 媛
8 0 108.1 2 1 12.0
10 茨却量 栃 木 長 野 宮 崎
7 1 89.9 1 9 7.2
1)増加数 減少数は2002年度配置教に対する
2009年度の配置教の増減
2)増加率・誠少率I立2002年度配置数に対する
2009年度における増減数の比率
第
2
は、それにもかかわらず、「支援加配Jの配置の趣旨が少しずつ浸透している状況を見るこ
とができる。配置数の順位から見ると、
2003
年度からはもともと「同和加配
J
の配置数が少なか
った愛知県・千葉県・神奈川県などが
1
0
位以内に入ってきている(表
3
)
。
このことは、
2002
年度
"
-
'
2
0
0
9
年度の増加数と増加率からも確かめられる(表
4)
。まず、増加
数である。
2
位は大阪府であるが(同様に「同和加配」の多かった兵庫県
・
福岡県と比べて、なぜ
大阪府が大幅に増加しているのかは検討すべき事項である)、それ以外の
9都道府県はもともと
「同和加配」の配置数が少なかったところである。増加率でも、愛知県や北海道・神奈川県の増加
率が顧著であるし、大阪を除く
9都道府県は、同様にもともと「同和加配Jの配置数が少なかった
ところである。
また、
2002
年度
"
-
'
2
0
0
9
年度の減少数と減少率も見てみる(表
4)
。この
7
年間で、「支援加配」
は全体として
5210
人から
6670
人へと増加(1
460
人)しているのであるが、その中で減少してい
るのは、長野県とあとは近畿以西の県である。近畿以西に集中していることがわかる。
1
0
位までを
見ても、香川県を除く 9県は、いずれも「同和加配」の配置数が多かった県である。
この結果、
2009
年度の「支援加配」の配置数が
2001
年度の「同和加配」の配置数を下回る県が