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児童生徒支援加配の特徴と問題点

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(1)

児童生徒支援加配の特徴と問題点

梅 田

はじめに

同和対策の根拠となった「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」

(1987

4月制定/以下「地対財特法J

)

2002

3月で失効したことにともなって、「同和加

配教員J (1以下、「同和加配J

) が廃止され、 4月からは国の措置として、新たに「児童生徒支援加

配教員J (以下、「支援加配J

) が配置された。本稿では、「同和加配J と比較しながら、「支援加配J

の特徴と問題点にふれる。

1.加配教員の配置

(1)法的根拠

2002

3

月まで、「同和加配」は、「公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関

する法律Jの第

15

条(教職員定数の算定に関する特例)にもとづいて配置されてきた。第

15

条は、

特別の事情があるときは教職員を加算することができるとした条文である。特別な事情は、

4

点あ

げられている(傍線一梅田、以下同様)。

小学校若しくは中学校又は中等教育学校の前期課程の存する地域の社会的条件について

の政令で定める教育上特別の配慮を必要とする事情

小学校若しくは中学校若しくは中等教育学校の前期課程(略)文は聾学校の小学部若し

くは中学部において教育上特別の配慮を必要とする児童又は生徒に対する特別の指導であ

って政令で定めるものが行われていること。

小学校若しくは中学校又は中等教育学校の前期課程において多様な教育を行うための諸

条件の整備に関する事情であって事務処理上特別の配慮を必要とするものとして制令で定

めるもの

当該学校の教職員が教育公務員特例法(略)第20条第 3項に規定する長期にわたる研

修を受けていること、当該学校において教育指導の改善に関する特別な研究が行われてい

ることその他制令で定める特別の事情

ーは、地域の社会的条件に配慮したもので、これを仮に「地域の社会的条件に配慮した加配」と

する。二は、特別な指導を必要とする児童・生徒に配慮したもので、これを仮に「特別な指導に配

慮した加配」とする。三は、教育諸条件の整備に配慮したもので、これを仮に「事務処理に配慮、し

た加配」とする。四は、教員の研修及び学校の特別研究に配慮、したもので、これを仮に「研修と研

究に配慮した加配」とする。

「支援加配

J

の創設については、

四の三つの加配が関係している(以下、この三つの加

1

(2)

-配についてふれる)、ここでは三つの加配はそれぞれ性格の違うことが注目される。

(2

)加配の具体的な事情

「地域の社会的条件に配慮した加配

J

r

特別な指導に配慮した加配

J

r

研修と研究に配慮した加配

J

は、どのような加配なのか。

上記の法律が「制令で定める」と記しているように、具体的には、「公立義務教育諸学校の学級

編成及び教職員定数の標準に関する法律施行令J (以下「政令J

) の第

5

条(教職員定数の算定に関

する特例)で規定されている。とれまでの「制令

J

(

2

0

0

1

3

3

1

日制定)では、次のようになっ

ていた。

まず第

一に、「政令J第

5

条が、「地域の社会的条件に配慮した加配」としてあげていたのは、次

4

つである(概要)。同和加配は、この中に位置づけられていた(加配の名称は便宜的につけた

ものをふくむ。以下同様)。

①「産炭

地振興臨時措置法」に基づいて定められた地区が存する学校への加配(産炭地加配)

②いわゆる「

地対財特法」に基づいて定められた対象地域が存する学校への加配(同和加配)

③住宅

地区改良法に基づいて定められた地区などが存する学校への加配(住宅地区改良加配)

④外国人児童

・生徒が

一定の比率以上存在する学校への加配(外国人

加配)

第二に、「政令J第

5

条が、「特別な指導に配慮した加配」としてあげていたのは、たとえば次の

ような加配である

①「

心身の故障を有する児童又は生徒J に対する特別な指導加配(障害児加配)

②「長期にわたり欠席している児童又は生徒」に対する特別な指導

加配(不登校加配)

③外国人の児童

・生徒などに対する日本語指導が必要な場合の加配(日本語指導加配)

第三に、「政令J第

5

条が、「研修と研究に配慮した加配」としてあげていたのは、教員の研修

(長期研修・初任者研修)の場合(研修加配)と、「当該学校において文部科学大臣が定める教育指

導の改善若しくは事務処理の効率化に関する特別な研究が行われている」場合(研究加配)である。

「特別な研究

J

とはどのような研究なのかは、「文部科学大臣が定める」となっているように、

これに関する「文部科学大臣の定め

Jがある。その中に、教育課程・通級学級・帰国子女教育など

に関する研究とともに、いじめ・問題行動に関する研究があげられている。これが、いわゆる「い

じめ・問題行動加配Jである。

(3)

r

同和加配」の性格

「同和加配Jは、「地域の社会的条件を配慮した加配」の一つで、同和地区の存在を前提とした

加配である。したがって、

2002

3

月まで同和地区が存在する

3

6

府県に配置されてきた。

さらに、府県への配置数は、基本的には、学校における同和地区児童・生徒の人数と比率を根拠

にして算定されてきた。そういう意味では、国の配置基準は比較的客観的であったということはで

きる(もちろん、同和地区児童・生徒を誰がどういう基準で決めるのかという問題は残されてきた

)

配置基準という点では、むしろ府県単費による「同和加配」の配置基準のあいまいさが問題であ

った。これによって、同和校によっては、他の学校と比較して極端に多い教員が配置されるなど、

同和行政の歪みの

っとして指摘されてきた経過がある。

(

j

)

(3)

I

I

.

児童生徒支援加配の特徴

(1)

r

同和加配

J

r

不登校加配

J

r

いじめ・問題行動加配」の統合

いわゆる「地対財特法」の失効に伴って法的根拠がなくなることから、「同和加配」の改組は不

可避になっていた。そこで文部科学省は、「政令」第

5

条とそれに連動する「文部科学大臣の定めJ

を改正し

(

2

0

0

2

3

3

1

日)、「同和加配J

r

不登校加配J

r

いじめ・問題行動加配」の三つを統合

して、新たに「支援加配J を創設したのである。

改正された「政令Jでは、「支援加配」は、「特別な指導に配慮した加配J の中に位置づけられ、

次のように規定された。

小学校若しくは中学校又は中等教育学校の前期課程において、学習指導上、生徒指導上

又は進路指導上特別の配慮が必要と認められる事情を有する児童又は生徒に対して当該事

情に応じた特別の指導が行われる場合にあっては、当該指導が行われる学校の数等を考慮

して文部科学大臣が定める数

注目すべきことは、「同和加配J

r

不登校加配J

r

いじめ・問題行動加配」の三つが統合されて

(r支援加配J

)、「特別な指導に配慮した加配Jの一つに位置づけられたということである。「同和加

配」が有していた「地域の社会的条件を配慮した加配」という性格がなくなったのである。ここに、

改組の最大の特徴がある。

(

2

)児童生徒支援加配の性格

では、「支援加配Jは、どのような性格の加配として創設されたのか。文部科学省「通知」にも

とづいて見てみる。

文部科学省初等中等教育局財務課長「通知J

(

2

0

0

2

4

1

日、抜粋)

1.児童生徒支援加配の趣旨

児童生徒支援加配は、学習進度が著しく遅い児童又は生徒が在籍する学校及びいじめ、不登校、暴力行為、授業

妨害など児童又は生徒の問題行動等が顕著に見られる学校等、特にきめ細かな指導が必要とされる学校において、

児童生徒の状況に応じ、特別な学習指導、生徒指導、進路指導が行われる場合に教員定数を加配するものである。

2

.

定数加配の対象となる特別の指導の範囲

学習指導、生徒指導、進路指導に関する特別な指導については次のような指導とする。

(例)

(1)学習指導に関すること(略)

(

2

)生徒指導に関すること(略)

(3

)進路指導に関すること(略)

3

.

定数加配を行う上での留意事項

(1)児童生徒支援加配は、従来の同和加配とは異なり地域を限定して加配するものではなく、児童生徒の状況

に着目し、学習指導上、生徒指導上又は進路指導上特別の配患を行う必要性に照らして措置するものであること。

(

2

)児童生徒支援加配は、毎年度、各都道府県内の学校及び児童又は生徒の実情を的確に把握した上で、客観

的な判断基準の下、指導上の困難度が高い学校から優先的、重点的に定数加配を行うこと。従って、前年度に加

(4)

-3-配した学校であるという理由のみでの定数加配は行わないこと。

(3

)定数加配が行われた学校に対しては、都道府県教育委員会、市町村教育委員会は、特別の指導が適切に実

施されているか計画的に学校訪問を行うほか、学校長等からの報告を求めるなどにより、正確な把握に努め、こ

の定数加配がその趣旨に反して活用されることがないようにすること。

ここでは

r

3

.

定数加配を行う上での留意事項」が注目される。「支援加配Jは、第

1

に、「同和

加配」の

うな地域を限定した加配ではなく、児童

生徒の指導における特別な配慮の必要性にも

とづく加配だという性格を明確にしていることである。第

2

に、「客観的な判断基準J にもとづい

て、「指導上の困難度が高い学校から優先的、重点的に定数加配を行うこと」としていることであ

る。したがって、配置基準の根拠となるのは

「指導上の困難度」の高さということになる。

こうした「留意事項」は、これまで指摘されてきた「同和加配」をめぐる問題点と改組への提言

(①同和校が総じて教育困難校であるとは言えないこと、②したがって、今日的な教育困難の実態

にあわせた加配へと改組すべきこと)を無視できなくなったものとして、当然の指摘と言える。

ω

ただし、「留意事項Jの第 3は検討を要する。これは、「支援加配Jがこれまでの「同和加配」と

同じような加配にならないようにとの意図もふくんで書かれたのであろうが、逆に、学校の創意的

な活用にブレーキをかけることに作用しかねない。「趣旨に反した活用」を教育委員会が完全、意的に

判断し、教育委員会の意に添う

うな活用に導くことのないように注意が必要である。

(

3

)児童生徒支援加配の配置状況

1

.

2

002年度の配置の特徴

では、初年度の 2002年度に「支援加配Jはどの

ように配置されたのか。 2001年度と比較しながら、

都道府県への配置の特徴について見てみる(表1)。

まず総数は、「同和加配

J

r

不登校加配J

r

いじ

問題行動加配」の合計を 320名下回っている。

これを上回った教員数を多い順に見ると、山形県

(20名)、東京都 (20名)、長崎県(19名)、千葉県

(16名)、香

県 (12名)などであり、逆に、下回

った教員数を多い順に見ると、兵庫県 (63名)

島県 (

4

9名)、大阪府 (

4

3名)、岡

県 (

4

2名)、愛

媛県 (36名)などである。この結果

全体の配置

数は、兵庫県 (469名)、福岡県 (410名)、広島県

(269名)、京都府 (213名)、大阪府 (212名)の順

になっている。

この配置状況には

「同和加配

J

r

不登校

配J

「しミじめ

問題行動

配」の三つを統合して創設さ

れたことによる矛盾が

く現れている。

「通知」が指摘している

うに、「支援加配」は、

児童

生徒の指導における特別な配慮の必要性にも

とづく加配であり、「指導上の困難度が高い学校か

表1 加 配 教 員 数 の 推 移 ( 文 部 科 学 省 ) 都府道県 2001年 度 2002年 度 加同和配 不畳校 いじめ 問 題 行 小 計 支児袋童加生徒配 加 配 加 配 動 加 配

i

1 9 1 3 3 2 4 2 1 9 2 7 4 6 5 0 1 7 2 1 9 2 8 1 9 4 2 3 34 1 5 1 2 2 7 3 1 9 5 1 4 3 4 9 3 1 1 3 1 4 38 3 0 2 0 6 94 9 2 34 4 0 9 2 8 5 8 9 1 0 4 1 7 4 1 2 5 1 1 6 1 5 3 2 0 2 0 B 2 0 1 1 7 2 玉 業 2 0 7 7 1 7 6 1 2 0 1 3 6 新千 東神奈京川淘 1 8 6 6 3 3 3 5 6 8 6 6 8 6 8 5 1 6 2 2 1 5 2 5 5 5 3 富 山 1 6 1 2 2 8 2 3 石 川 8 1 0 3 2 1 2 2 福 山 梨井 1 1 5 1 1 3 9 3 5 5 2 34 29 2 7 34 長岐愛 静 野阜岡 1 3 6 3 0 2 1 6 8 1 4 1 1 9 1 6 1 8 5 3 5 3 3 2 4 1 9 8 2 7 6 2 8 6 0 2 2 9 2 9 8 三 知重 1 5 8 1 1 24 5 1 9 8 1 8 6

i

奈 賀

E

良 9 6 7 1 1 3 1 1 7 9 8 1 5 5 48 1 9 2 2 2 4 2 1 3 2 1 6 2 7 7 5 2 5 5 2 1 2 4 1 3 6 0 5 6 3 5 3 2 4 6 9 1 3 7 1 8 1 1 5 6 1 4 2 和 , 島向歌山 144 8 5 2 7 1 5 6 l 3 1 1 2 1 6 0 1 1 4 3 1 6 広 岡 山 取根島山口 54 1 6 1 6 2 8 8 8 1 2 1 1 1 6 4 2 2 3 3 1 9 1 2 7 0 2 0 2 4 4 3 1 8 2 6 9 9 0 2 0 5 2 1 1 7 1 04

E

喜佐

i

E

9 8 14 2 7 4 1 4 3 1 2 3 4 2 1 9 1 4 4 7 9 9 1 1 8 6 1 7 7 2 1 1 1 7 5 1 1 1 1 7 8 1 3 6 1 2 2 38 0 2 1 5 4 4 1 0 4 1 0 1 9 1 1 5 2 3 7 3 3 4 1 0 5 0 64 8 3 4 5 2 0 1 8 l 84 7 5 1 2 2 1 9 6 5 1 5 2 1 3 5 3 9 1 0 9 3 6 1 6 9 3 7 1 2 42 l 9 2 1 0 5 2 8 1 2 9 2 9 計 3726 1098 604 102 5530 5210 (行政機関の保有する情報の公開に関する法律にもとづき蹄求した資料}

(5)

ら優先的、重点的に」配置すべき加配である

。当

然、全国的にこうした観点から配置されるべきも

のである。

にもかかわらず、兵庫県 (469名)、福岡県 (410名)、広島県 (269名)などの配置数

に比較して、なぜ東京都 (

8

6名)、神奈川県 (

8

5名)、北海道 (

4

2名)などが少ないのか。兵庫県、

福岡県、広島県などに比べて、東京都、神奈川県、北海道などは「指導上の困難度が高い学校」が

少ないということなのか。しかし、少ないと判断しうる客観的な根拠があるとは思えない(もちろ

ん、文部科学省はこうした根拠を示しているわけでもない)。

そうすると、都道府県への配置数は、若干の裁量が働いたとはいえ、結局は 2001年度の「同和

加配J I

不登校加配J I

いじめ・問題行動加配Jの配置数に大きく規定されたことになる。さらに言

えば、「不登校加配

J

I

いじめ・問題行動加配」より「同和加配

J

の絶対数が多いことからい

って

「同和加配」の配置数に基本的には左右されたということができる。

配置の趣旨は、「特別な指導に配慮した加配」であるにもかかわらず、実際の配置は、「地域の社

会的条件を配慮

した加配」の

一つであった「同和加配」の配置数に左右されているのである。

もち

ろん、教員数をいきなり減少させることへの配慮(激変緩和措置)は必要だったのであろうが、結

果的には、配置の趣旨と実際の配置数とがかみあっていないことは明らかである。

なお、こうした矛盾は、都道府県教育委員会の判断にも影響したことは想像できる。配置の趣旨

を変えたとはいえ、実際の配置数は「同和加配」に左右されているので、「同和加配」を配置して

いた府県では、これまでの「同和加配

J

教員の配置校と同じ学校に引き続き「支援加配

J

教員を配

置した可能性が大きい(

一定の手直しはあ

ったのであろうが)。

表 2 児 童 生 徒 加 配 教 員 数 の 推 移 ( 文 部 科 学 省 ) 都 道 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 1009年度 2002-府 県 1009年度 4 2 8 4 8 3 1 0 9 1 1 8 1 3 8 1 5 1 1 5 3

+

111 5 0 5 2 5 3 5 9 6 3 6 8 7 0 6 8

+

1 8 2 8 3 0 3 0 3 2 3 3 3 4 3 7 3 9

+

11 3 4 4 7 5 6 6 0 6 4 7 1 7 4 7 5

+

41 3 1 3 9 4 2 4 1 4 0 3 8 3 8 3 8

+

7 3 4 3 7 3 8 3 9 4 2 4 2 4 3 4 2

+

B 1 4 2 1 1 8 1 8 1 6 1 7 1 8 2 2

+

B 9 2 1 4 3 1 5 5 1 4 9 1 6 0 1 4 9 1 5 7 1 6 3

+

71

E

E

8 9 1 2 7 1 3 9 1 4 2 1 4 6 1 7 2 1 7 0 1 6 9

+

8 0 1 1 6 1 4 9 1 5 0 1 5 6 1 5 0 1 5 8 1 5 7 1 6 2

+

4 6 1 7 2 1 8 8 1 7 1 1 7 7 1 8 3 1 81 1 8 1 1 8 6

+

1 4 東千神奈葉京川 1 3 6 1 8 6 1 9 8 2 1 1 2 2 2 2 4 2 2 4 9 2 5 7

+

1 21 8 6 1 6 3 1 4 8 1 5 4 1 7 0 1 7 4 1 7 4 1 7 9

+

9 3 8 5 1 8 6 1 8 6 2 0 5 2 2 6 2 3 8 2 3 8 2 5 6

+

1 71 5 3 5 9 6 1 1 5 7 1 6 2 1 4 6 1 8 7 1 7 6

+

1 2 3 2 3 2 1 2 7 3 2 3 5 3 8 4 0 4 1

+

1 8 2 2 2 9 2 3 2 6 2 8 3 5 4 8 5 8

+

3 6

tZ

2 7 2 4 2 7 2 5 2 6 2 5 2 4 2 7

3 4 4 9 5 5 6 1 6 2 6 3 6 3 6 3

+

2 9 長静厳愛 野阜知岡 1 4 1 1 0 3 1 0 3 1 3 1 1 3 2 1 2 2 1 2 3 1 2 2 1 9 5 3 8 5 8 6 9 1 9 7 9 7 9 7 9 8

+

4 5 7 6 1 8 2 1 6 2 1 6 8 1 5 5 1 5 5 1 5 6 1 6 1

+

8 5 9 8 2 0 3 2 1 0 2 4 8 2 7 3 3 0 2 3 1 4 3 6 0

+

2 6 2 三 重 1 8 6 2 1 3 2 1 4 2 1 5 2 1 3 2 1 4 2 1 0 2 1 4

+

2 8 滋 賀 9 8 1 1 7 1 1 7 1 1 7 1 1 6 1 1 6 1 1 6 1 1 6

+

1 8 京大兵 都阪庫良 2 1 3 2 3 3 2 2 9 2 2 2 2 1 9 2 1 5 2 1 1 2 0 7 6 2 1 2 3 5 3 3 4 9 3 9 5 3 9 9 4 6 5 4 7 9 4 7 3

+

2 6 1 4 6 9 4 8 2 4 6 0 4 8 0 4 6 0 4 5 7 4 5 3 4 4 5 2 4 1 4 2 1 2 9 1 2 7 1 2 5 1 2 3 1 2 1 1 1 9 1 1 9 2 3 奈 和島

E

広 故 取

t

山島 1 4 3 1 3 0 1 1 9 1 0 6 1 0 4 1 0 2 1 0 0 1 0 0 4 3 1 1 6 1 1 7 1 1 0 1 3 9 1 3 9 1 4 3 1 4 0 1 3 7

+

21 81 8 3 7 7 7 7 7 6 7 8 7 7 7 8 3 1 9 1 1 9 7 1 8 6 1 7 8 1 7 1 1 6 6 1 6 3 1 6 1 3 0 2 6 9 3 1 5 2 9 5 2 4 3 2 2 4 2 2 0 2 0 5 2 0 2 6 7 1 0 4 1 1 4 1 2 0 1 2 9 1 2 7 1 2 8 1 2 6 1 2 5

+

21 1 2 3 1 2 3 1 0 9 1 1 7 1 1 7 1 1 9 1 1 9 1 1 8 5 9 1 8 3 6 5 6 4 6 4 6 2 6 1 6 0 3 1 1 7 5 1 6 6 1 4 8 1 4 5 1 4 2 1 4 5 1 4 2 1 5 4 2 1 1 2 2 1 1 2 9 7 1 0 1 1 0 1 1 0 9 1 01 9 8

2 4 4 1 0 4 5 8 4 4 3 4 4 3 4 3 8 4 2 9 4 2 1 4 1 6

+

6 3 3 3 0 2 8 3 3 3 5 3 4 3 3 3 2 1 8 3 7 9 8 7 1 1 7 1 1 8 1 1 9 1 1 7 1 1 6

+

3 3 7 5 7 9 7 6 7 6 7 5 7 7 7 7 81

+

6 1 3 5 1 1 7 1 0 8 9 9 9 5 9 3 9 1 9 1 4 4 6 9 6 8 6 3 6 2 6 4 6 6 6 5 6 4 5 1 0 5 1 0 3 1 0 0 9 8 9 9 9 9 9 9 9 9 6 2 9 3 3 4 0 4 4 4 5 4 9 4 9 4 9

+

2 0 計 5210 6141 5988 6316 6367 6531 6583 6670

+

1460 (行政情関の保有する情報の公開に関する法得にもとづき摘求した資料に基づく表一作成ー梅田修)

(6)

-5-2

.

2

0

0

2

年度

"

-

'

2

0

0

9

年度の配置の特徴

では、

2002

年度以降、児童生徒支援加配教員は、どのように配置されたのであろうか。表

2

2002

年度

"

-

'

2

0

0

9

年度の推移を見たものである。毎年、全体数が変化しているので単純に比較する

ことはできないが、

定の傾向をよみとることはできる。

1

2001

年度までの「同和加配」の配置数がまだ影響を及ぼしていることである。

2003

度以降、配置数が多い順から 3位までを兵庫県・福岡県・大阪府が独占しているが、この

府県に

特に「指導上の困難度が高い学校」が多いと断定しうる根拠はない。にもかかわらず、

府県に配

置数が多いのは、かつての「同和加配」の配置数に影響されているからである。したがって、この

府県の場合、「支援加配」の配置校が「同和加配」の配置校とがどれほど区別されているのかが、

特に問われる。

表3 支 媛 加 配 教 員 の 配 置 数 別 順 位 (人数) 2002 2003 2004 2005 2006 2007 1 兵 庫 兵 庫 兵 庫 兵 庫 兵 庫 大 阪 4 6 9 4 8 2 4 6 0 4 8 0 4 6 0 4 6 5 2 緬 岡 福 岡 福 岡 福 岡 福 岡 兵 庫 4 1 0 4 5 8 4 4 3 4 4 3 4 3 8 4 5 7 3 広 島 大 阪 大 阪 大 阪 大 阪 福 岡 2 6 9 3 5 3 3 4 9 3 9 5 3 9 9 4 2 9 4 泉 都 広 島 広 島 愛 知 愛 知 愛 知 2 1 3 3 1 5 3 1 5 2 4 8 2 7 3 3 0 2 5 大 阪 京 都 京 都 広 島 神 奈 川 千 家 2 1 2 2 3 3 2 2 9 2 4 3 2 2 6 2 4 2 6 岡 山 三 重 三 軍 京 都 広 島 神 奈 川 1 9 1 2 1 3 2 1 4 2 2 2 2 2 4 2 3 8 7 三 軍 愛 知 愛 知 三 重 千 葉 広 島 1 8 6 2 0 3 2 1 0 2 1 5 2 2 2 2 2 0 8 愛 媛 岡 山 千 葉 千 葉 京 都 京 都 1 7 5 1 9 7 1 9 8 2 1 1 2 1 9 2 1 5 9 埼 玉 埼 玉 神 奈 川 神 奈 川 三 重 三 重 1 7 2 1 8 8 1 8 6 2 0 5 2 1 3 2 1 4 10 和 歌 山 千 草 / 岡 山 岡 山 土奇 玉 埼 玉 1 4 3 樽 奈 川 1 8 6 1 7 8 1 8 3 1 8 1 1 8 6 2008 2009 大 阪 大 阪 4 7 9 4 7 3 兵 庫 兵 庫 4 5 3 4 4 5 福 岡 福 岡 4 2 1 4 1 6 愛 知 愛 知 3 1 4 千 葉 千 藁 2 4 9 2 5 7 神 奈 川 神 奈 川 2 3 8 2 5 6 京 都 三 重 2 1 1 2 1 4 三 重 京 都 2 1 0 2 0 7 広 島 広 島 2 0 5 2 0 2 新 潟 勾 玉 1 8 7 1 8 6 表4 増加数・噌加率/漏少数・撮少率の順位 (2002年度-2009年度) 増 加 数 増 加 率 減 少 数 減 少 率 1 愛 知 愛 知 広 島 香 川 2 6 2 267.3 6 7 34. 1 2 大 阪 北 海 道 大 分 大 分 2 6 1 264.3 4 4 32.6 3 神 奈 川 新 潟 和 歌 山 和 歌 山 1 7 1 232. 1 4 3 30.1 4 新 潟 神 奈 川 香 川 広 島 1 2 3 201.2 3 1 24.9 5 千 嚢 石 川 岡 山 高 知 1 2 1 163.6 3 0 19.7 6 北 海 道 大 阪 兵 庫 奈 良 111 123. 1 2 4 16.2 7 東 京 宮 械 高 知 岡 山 9 3 120.6 2 4 15.7 8 静 岡 静 岡 奈 良 長 野 8 5 111. 8 2 3 13.5 9 栃 木 東 京 愛 媛 愛 媛 8 0 108.1 2 1 12.0 10 茨却量 栃 木 長 野 宮 崎 7 1 89.9 1 9 7.2 1)増加数 減少数は2002年度配置教に対する 2009年度の配置教の増減 2)増加率・誠少率I立2002年度配置数に対する 2009年度における増減数の比率

2

は、それにもかかわらず、「支援加配Jの配置の趣旨が少しずつ浸透している状況を見るこ

とができる。配置数の順位から見ると、

2003

年度からはもともと「同和加配

J

の配置数が少なか

った愛知県・千葉県・神奈川県などが

1

0

位以内に入ってきている(表

3

)

このことは、

2002

年度

"

-

'

2

0

0

9

年度の増加数と増加率からも確かめられる(表

4)

。まず、増加

数である。

2

位は大阪府であるが(同様に「同和加配」の多かった兵庫県

福岡県と比べて、なぜ

大阪府が大幅に増加しているのかは検討すべき事項である)、それ以外の

9都道府県はもともと

「同和加配」の配置数が少なかったところである。増加率でも、愛知県や北海道・神奈川県の増加

率が顧著であるし、大阪を除く

9都道府県は、同様にもともと「同和加配Jの配置数が少なかった

ところである。

また、

2002

年度

"

-

'

2

0

0

9

年度の減少数と減少率も見てみる(表

4)

。この

7

年間で、「支援加配」

は全体として

5210

人から

6670

人へと増加(1

460

人)しているのであるが、その中で減少してい

るのは、長野県とあとは近畿以西の県である。近畿以西に集中していることがわかる。

1

0

位までを

見ても、香川県を除く 9県は、いずれも「同和加配」の配置数が多かった県である。

この結果、

2009

年度の「支援加配」の配置数が

2001

年度の「同和加配」の配置数を下回る県が

(7)

でてきた(表

1・表

2

参照)。長野県(1

36

人→

122

人)、奈良県

(

1

3

7

人→

119

人)、和歌山県

(

1

4

4

人→1

0

0

人)、岡山県

(

2

1

1

人→

1

6

1

人)、広島県

(

2

7

0

人→

202

人)、愛媛県

(

1

8

6

人→

154

)

高知県(1

1

1

人→98

人)、大分県(1

22

人→9

1

人)の八県である。いずれも「同和加配」の配置数

の多かった県である。

おわりに

「支援加配」の活動は、地域によって多様に展開されていることが予測される。その中で、第

1

に問題なのは、相変わらずかつての「同和加配」と同じような活動に終始しているところである。

福岡県は、そうした傾向が顕著な地域の

つである。

ω

こうした地域では、これは、「支援加配」

の配置の趣旨と異なった活用であり、「目的外使用

Jであることを明確にした批判を引き続き展開

し、是正させていくことが必要である。

第 2は、「支援加配

j

全体の配置数から言えば、かつての同和校以外に配置されている方が多く

なっている(特に東海・関東以北)わけであるから、こういう学校では、「支援加配J としてどの

ような活動を展開しているかが注目される。都道府県レベルで活動の実態を明らかにし、配置の趣

旨の積極面を生かした活用になっているかどうか検討することが必要になっている。

(1)八尾市同和行政研究会編『同和行政の終結をめざ、して』部落問題研究所、

1989

年、など参照。

(

2

)改組の提言については、和歌山県国民教育研究所編『同和教育の見直し』部落問題研究所、

1992

年、など参照。

(

3

)植山光朗「福岡県・支援加配教員の服務の適正化は不徹底J

(~人権と部落問題』第 763 号、

部落問題研究所、

2007

9

月、など参照。

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