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患者・高齢者を看護する看護者の手に加わる圧力測定手袋の開発と手の使い方の探求

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Academic year: 2021

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Title

患者・高齢者を看護する看護者の手に加わる圧力測定手袋

の開発と手の使い方の探求( はしがき )

Author(s)

岡本, 恵里

Report No.

平成13年度-平成14年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号13672487) 研究成果報告書

Issue Date

2002

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/633

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

はしがき

人を対象とする看護、介護において、看護者は目的を遂行しながら患者の快適性を意識 した手の使い方をしていると思われる。看護実践では「手」で患者の身体に触れることが非 常に多く、看護・介護が将来どんなに機械化がすすんでも、看護の原点として大事にされて いく部分である。 熟練した看護者は、効果的に効率よく道具としての手を働かせながら、患者にとってはや さしく・快適に感じられるタッチで看護行為を達成している。しかしこうした「看護の技」 というべきものは、従来経験的に体得するものであったが、機械的で、やさしく、快適に患 者に触れる熟練看護者の技を、科学的に解明できないかと考えた。 筆者らは1994年から、看護学と人間工学の視点からのディスカッションを重ね、その上 で実験計画を検討して研究をすすめることで、看護者の手の使い方の具体的解明を試みてき た。その結果、患者の下肢を挙上する際の看護者の手にかかる圧力の左右差、よく用いられ る指や指掌面の区分を明らかにすることができた。さらに、初学者と熟練者の手の使い方の 特徴や、利き手の影響も明らかにした。 しかし双方とも柔らかい生体の圧力を正確に測定するには限界もあり、タッチする方もさ れる方も、両者とも生身の人間であり再現性、信頼性などにも不確実な要素を残していた。

その後試作を重ねたことにより、センサの厚みも薄くセンサ検知部分が血mと′J、型で微妙な

部分の検出が可能である「導電性感圧センサ」を用いることで、圧力を測定できることがわ かった。 そこで本研究は、このセンサを利用するためにこれまでの研究を発展させ、再雛、信頼 性、精度の高い測定用具の開発と、患者にとってやさしく・快適に感じられる看護者の手の 使い方の究明を目指した。その結果、比較的安定した出力が得られる圧力測定用手袋を作成 することができ、さらにこの手袋を用いた実験により、新たな看護者の手の使い方の特徴を 見いだすことができたため、それらについて報告する。 本報告書は、平成13年度∼平成14年度科学研究費補助金基盤研究(C)(2)「患者・ 高齢者を看護する看護者の手に加わる圧力測定手袋の開発と手の使い方の探求(課題番号 13672487)」として行われた研究である。

参照

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