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秋田県統合無線設備

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(1)

U.D.C.る21.39占.7:る21.39占.975

Synthetic

Radio

Communication

System

of Akita

Prefecture

喜三郎*

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Sb∂sllicbiFukuda Milドtlい′t、11)rこl

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T()ru Nakagava

県の地方事務所と県庁間の行政事務連絡札 あるいは災害時の緊急連絡用として超短波無線電話設備が争( ゾつ県で採用され,県行政の合理化,ラミ害対策に活躍している。これら無線電話設備の電波の有効利用を図i), 通話をより能率的に行なうたょう,近年各県で無線回線を整理し統合化を進める計画がある。このたび,他旦仙こ さきがけて完成した秋m県統合無線設備こ三,多重無線,単一通話路無線,選択呼出装置,自動交換棟,手動交 換磯および遠方監視制御装置を古称二親斗合わせて秋田県の行政,水防および企業事務の通話を統合したもし7 ̄1 て,大規模な統合無線システムつ一方式を提供するものと言える。 1.緒 R 秋田県統合無線設備は,秋田県庁と県地方事務所問j・ゴよび地方事 務所相互間の「水防+「行政+および「企業+事務の連結を行なう ためのシステムであり,無線回線は散在する地方事務所に置かれて いる子局の通話を南北2ブロックに分けて,60九′Ic帯単一通話路無 線により商および北の山頂中継局に集め,中継筍≧県守統制局との 間は400Mcおよぴ160Mc帯多重無線で接続ナる方式となってい る。通話は一般の電話と同じ同時送受話方式で,すべての通話は県 庁内にある中継交換台で統制されている。各地方総合庁舎では専用 の無ひも式手動電話交換台を設置し,回線の有効利用を図っている。 子局の呼出し方式は,選択呼出装置(セレコー十_1こよる個別呼出 し方式であり,子局容量は「水防+「行政+およごご「企業+を南北 に分け,それぞれ10局,計60局であるが,今回しつ工事では,「水 防+「行政+の回線24局とし,「企業+の回線は,将来実装可能な設 計となっている。中継局は無人局で,装置の動作,予備機との切換 え,装置の故障などを県守から監視および制御することう;可能であ る。

2.方式および回線設計

2.1置局の概要 子局の設置計画により,県下の地形,気象上〉つ特昆.言謹置局数お よび割当を予定される周波数などから,回線設計としてこま次の事項 を基本にして具体的な検討が進められた。 (1)秋田県の地形上の特質から,県下を南北の二つコプロック に分割し,それぞれのブロックに1個所ずつ中継局を設ける。 (2)中継局ほ無人とし,冬季でも保守老が容易に行ける場所に 設ける。 (3)今回の設置計画こある子局は24局で,ニれを「行政+グル ープと「水防+グループとに分ける。将来「企業+グ・ンープが増 設できる考慮を施しておく。 (4)県庁を統制局とし,県庁一中継局間を多重無線回線とし, 中継局一子局間を単一無線回線とする。 以上の基本計画案をもとに,県内一円の電波伝こごん実験を実施し, 南部中継局として真山,北部中継局として瑛后駁を決起した。なお, 串 秋田県庁管財課 ** 日立電子株式会社 *** 日立製†乍所戸塚工場 ****日立電子エンジニアリング株式会社 くk 青 森 照 ぐ′\し_へ.ノへノ√'′\ 一 ̄■ヽノ 「■勺C=1 汀 \ミミへし一rJ

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北秋口1総合庁令 (51V) 掛J(1W) 5011「) デ( 彫 小紙 ■■I----⊥U 【叫 即H 打 C り苅 小γ 加 乃〕 粒 舛11W

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榊抑‰ 糾\℃ 削 げ( 雄勝総合庁舎 (10W) 祭-トキ′ (1州')

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(2)

920 昭和42年9月 l/ 2.3 回線の周波数配列 使用する周波数については,電波伝ばん上の特質ならびに電波の 有効利用を考慮して,県庁統制局の送信周波数は,南部中継局向,お よび男鹿中継局向を共用し,かつまた南部および北部中継局より子 局向けに送信する60Mc帯の周波数も同一周波数を共用している。 回線には 多重無線回線 160Mc帯 3波 多重無線回線 400Mc帯 2波 単一無線回線 60Mc帯 6波 を使用して図2に示す周波数配置とした。 本回線は,南部および北部中継局より子局向けの送信周波数を共 用したため,子局受信棟に,干渉雑音が現われてS′/Nが低下すると いう問題が考えられた。干渉雑音によるS/Nほ,希望信号Dと妨害 信号Uの受信入力比(D′/U)に比例し S/N=D/U+2010gク紹′ 桝.′:変調指数 で表わされるので,通話品質S/N30dBを得るには,少なくとも D/Uが7dB以上であることが必要である。置局計画による子局iこ ついてD/Uを計算および実測し,D/Uが7dB以上になるように, 受信空中線を選定したが,雄勝総合庁舎については,南部中継局と北 部中継局に対する受信方向の偏差が,約15歴と少なく,かつ両局か らの受信入力が大きいため,希望する南部中継局へ正確に空中線を 向けると,D/Uほ4dBしか得られないことがわかった。そのため空 中線の指向特性を利用し,南部中継局からの受信レベルを減少させ ないで,北部中継局に対して減衰が得られるように空中線の方向を 微調整してD/U増大を図り,表3に示す現地試験データが得られ た。他の局についても,空中線の指向調整に細心の注意を払い,いず れも干渉雑音による通話品質の低下を極力押えて回線Sノ/N30dB 以上を得ることができた。 2.4 方 式 次に示す4種額の通話方式が可能である。 (1)県庁統制局一子局間(同時送受諸方式) (2)県南グループ内の子局一県北グループ内の子局間(同時送 受話方式) (3)県南または県北の同じグノンープ内の子局相互間(自動中継 による交互通話方式) (4)県庁統制局より全子局に対する指令(一斉通話方式) 県庁内でほPBX(自動交換枚)の内線電話磯より子局へ通話がで きるようiこ10回線を中継交換台に収容している。内線電話枚より 中継交換台を呼ぷ場合はこの回線をダイヤルすればよく,逆に中継 交換台からダイヤルして内線電話焼を呼出して無線へ接続すること ができる。中継交換台より子局を呼ぶ場合ほ操作面上の子局ボタン を押せば中継局が起動し,個別呼びのセレコール信号(トーソ信号) が送出されて,該当の子局のみ専有状態で通話可能となり,同グル ープの他の子局はロック状態iこなってその間通話不能となる。通話 が終了すれば自動的に子局はすべて空線状態にもどり,いつでも通 話可能な状態となる。子局から統制局を呼ぶ場合ほ,一般の共電式 交換台と塀似であり,子局で送受話器を上げれば統制局の中継交換 台に着信する。 2.5 個別選択呼出し方式 選択呼出し方式としては,音声周波数帯域内のト ーソ周波数を使用している。容量60局のため個別 信号ほ2けたとし1位と10位の2周波を同時に送 出している。 ロックおよび空線の周波数は同一ブロック内では 共通であるが,2.4で述べたように県南と県北の中 継局用60Mc送信周波数が同一であるので,相互の 混信を避けるため,南北ブロックに異なるトーソ周 行政グ㌻し「イ 59.3611c 水声方グループ 表1 ん㈹ 一二【口 許 第49巻 第9号 各局の受信入力およぴS′・′N \

一ぎ口 送 苛 受 信 局 受信入力 (dB′J) S/N (dB) 多盃系 南 部一毘小盟 中中一中 鯉批准 局局局 男 甲刀 県庁統制局 県庁統制局 北部中腰局 2 -VU 2 4 5 -止. 6 5 <U .4 5 5 M県北ブロック 0 6 山 本 縁 台 庁舎 北秋田総合庁舎 鹿 角 投 合庁舎 大館財務事務所 水 産 試 験 場 男鹿開発事務所 柴 平 発 電 所 森吉ダム管理事務所 萩形ダム管理事務所 杉 沢 発 電 所 局局局局局局局局局局 継継並継継継継継継継 中中中中・中中車中中中 部部部部部郡部郡部部 505032 454050403235諮 M県南ブロック ∧U 6 仙 北 結 合庁舎 平 鹿 縫合庁舎 雄 勝 総 合庁舎 由 利 総 合庁舎 鎧 畑 発 電 所 鎧畑ダム管理事務所 皆瀬ダ⊥管理事務所 南部中継局 南部中継局 南部中継局 南部中継局 南部中継局 南部中継局 南部中細局 表2 回線設計の一例 E互 分・ 送 信 局 l鹿 角 局 ≡雄 勝 局 受

【▼- ̄ ̄- ̄ ̄! ̄盲表高音 ̄ ̄信義古壷高

富 局 備 考 送信出力

冨㌔数㌔蓋l三∫l三三三…m

40dBm l()kc 1mW=OdBm ;中間周波帯域幅

受信機l通話路帯域暗

;s/N改善係数

!送信空中線利得

空中線l受信空中線利得

i送受フイ_ダ損失

三l2….号:。

∫ G亡 Gγ 21.9dB 11.5dB 20kc 2.7kc 21.9dB 9.OdB OdB 1 0dB エ′l-5.2dB l 4.OdB =10logr3fd2・ β/2ふ131

伝こごん【伝ばん損失い岳144・3dB【123・OdB

受信条件 受 信 入 力 受信践維音指数 都 市 雑 音指数 回 美貌 棄臣音指数 受 信 雑音電力 スレショルドレーくル Fading Margin 通 言吉絡 の S/N み紬駄F‰ね叫叩 一 1 2 . 〇 4 3 4 7 1 9 3 2 一一

1dBmdB畑㌫仙1dBdB

. 〇 4-3 4 ー78dBm 12dB 34.9dB 34.9dB -96.1dBm -87,1dBm 9.1dB 40dB =凸一エ+G亡 +Gr-エ′ =1010gβ+ダ ー144 =み花+9 =み一凸J乙 =み一夕”乙十′ 蓑3 雄勝総合庁舎干渉雑音測定値 受信入力(dB才一) 回 線

両町継l北幣継

諾L蒜l空中線方向

行 政 水 防 35.5 33.1 26.0 23.8 9.5 9.3 35 32 48 45 南部中継方向より 東へ約20度 南部中継方向より 東へ約25度 行政ナ1.1J 59.33れ!c 166.61ユⅠ亡 「旨吉己中朋局 61.6411ご 仁子旨→ご・㌻\ 162.451lc 16〔〉.61ユ】〔 163.49九■Tぐ 男喪【P継局 41≡).711亡 ヰ60.2丸1亡 北茄小判重た) 54.92Mぐ 54.80ト1c 59.361tc `〔ヱ+ト→ご1ノ 水防r・.一丁 ⊥i

(3)

田 県

921 ---一一一約l柏十 ロック信号(1液 個別盲言号・:2濾・ 空線子吉号・1沌

廃熱磨き:萱

一-・空線状聾 1 l ロリク状態■ 専有祇官学・、て虚話 宇繰凍態一 ウノ状態・.該当子司J、ケトJr千言 -「 図3 セ ン コ ー ノン 信 号 列 レスポンスdB 【-J O 2 2 15 P 10 B d QU ロdハ 挿

降嫁‥居托払机 隣接周波数 ー10 -0 0 0 J新年敢l、 【「) nV 図4 圧電音さFQ-300郡代表特性 図5 中継交換台(AK-17) 波数を割当ててある。また,個別信号に対してほ,相互変調で誤動 作しないように選んである。図3にセレコール信号列,表4にセレ コール信号周波数を示す。 また,個別呼びの信較性については次のように各レベル変動を見 込み,受信機のトーン信号のフィルタには,高選択度特性を有する 「日立FQ-300形+圧電音さを採用した。 信号レベル変動要因および配分を次のとおり設定する。 (1)発振器出力レベル変動 (2)発振器周波数変動による等価レベル変動 (3)送信変調器によるレベル変動 (4)多重回線の総合レベル変動 (5)受信入力変動による受信機出力変動 (6)受信機低周波出力レベル変動 ±0.5dB

(±誓:呂諾

±1.5dB ±3.OdB

(±2:喜孟喜

±1.5dB

(7)圧電音さの周波数変動による等価レベル変動(±至:3諾

(8)リレー変換点のレベル変動 (9)圧電音さの最低動作保証 (10)保守マージソ ±1.5dB -1.OdB ±3.OdB 表4 セレ=-ノン信号周波数 ブロックlグループ ロ ックl空 線!一 斉 個 別

(FL)l(FR);(FA)llO位(FCl)ll位(FC2)

県 南 県 北 行一水 行一水 政一防一致一防 637.5 637.5 622.5 622.5 472.5 487.5 427.5 442.5 712.5∼757.5 712.5∼802.5 712.5∼772.5 712.5′-817.5 表5 遠方監視制御装置項目 装 置 弓用途 ロガ 予 現 項 目 l 備 考 多重無線装置 60Mc中継装置 監視 監視 監視 監視 制御 制御

監視岳

監視弓

藁萎i

換磯機機械機 用借用備用傭 現予現予現予 毒害中中示示 指指 転転 転転 障陸運運運運 南部,ゴヒ部,中継局 各1量 男鹿中継局 各2量 撥枚敏磯機撫m 用借用備用備 現予現予現予 苦寒車中示示 指指 転転 転転 障障運運運運 常軌 北部中継局 各2量 遠方監視制御 装置 搬送端局装置 監視 監視 障 害

憎豊雷払焉部妄二階

障 害

l宝器局妄菅笠・北部中

電 源 祝視御御 監監制制 AClOOV ティーゼノンニンジン運転中 ディーゼルエンジン動作指示 ディーゼルエンジン停止指示 監視制御チェック 南部,北乱男鹿中継局 各1量 全監視制御項目 これらのうち1∼8項のレベル変動は独立した原因であるから変 動の偏差が正規分布で現われるものと考えると総合のレベル変動と しては+9.7dB,一8.6dBとなる。圧電音さの代表周波数特性を図 4をこ示す。同国のP点にレベル設定をすれば,信号器の動作が保証 され,かつ15c/′一s間隔の隣接トーソ周波数と誤動作をすることほ たい。 トーソ信号のレスポソス時間をこついてほ,一般を・こ0.4秒以上であ れば音声による誤動作ははとんどないとされているが,木器では 0.6秒に設定された。また,トーソ信号の送出時間は,余裕をみて 1.0秒∼1.4秒としてある。 2.る 遠方監視および制御 中継局はすべて無人局で,県庁統制局から監視および制御を行な うことができる。表5にそれらの項目を示す。 図5は中継交換台の外観である。監視制御操作は操作が便利なよ うに,中継交換台の右半面を依って行なった。 図るは県庁統制局無線室の写真である。

3.機

3.1機 器 構 成 図7は本システムの棟器系統図であり,国中鎖線で囲んだ部分は おのおのの局を示している。 中継局電源装置はすべてフローティソグ方式(DC-24V)で, AClOOV電源が停電の場合ほ,自動的に局舎内のディーゼルエソ ジソが起動し,発電扱が動作する方式となっている。多重無線装置 およぴ60Mc中継装置としてほ,セット予備方式を採用し,1きょ う体内に2台収納して床面積の経済化を因っている。図8は中継局 の装置を示したものである。機器はすべて高さ1,800mm,幅520 mm,奥行225mmに統一されている。図9ほ子局の一例で,鹿角 総合庁舎の外観を示している。

(4)

922 昭和42年9月 左から 中 継 交 換 台 160Mc帯多重無線装置 搬送端局装置 遠方監視制御装置 遠方監視制御装置 601・lc帯 跡1l( `I■ポ熊 :水吋 C ゆハ 脚l 蛇 ⊂ 用爪 別 派 レ一 七 ] AK-17形 SEF-1063形 MT-601G/F/2形 RC-4 RC-5 図6 県庁統制 局 無 線窒 コ句口可 3 7 カノノ ク ツ リノ ロ ロ ブ7 滴北 旧ホ県 如早世・心‖′一 イ〓" 〃ク rh O3/ノ Ⅵ 八U 図7 榛 U【巾由-モル「小 山WやV_芯レr′■ W 胎m Jd ノ一 .り.〝択-ハ 庁 内 ′左 話 ∽ルナr_【り. 器 系 50 上土 評 並 々プ ‖占.幻【{小一血 叱せナt T■ いっ花立r苅 ・)■ p止 l一γJ 子局(持分庁舎二 ソク 4庁告 8冒i ック 3庁キ 6.弓書 統 匡‡ 3・2 選択呼出装置(SCト37A形,SCト37B形) 総合庁舎の交換台に実装されるSCF-37B形と一般の子局に使用 されるSCF-37A形の2種からなる。セレコール信号ほ「ロック+ (FL),「空線+(FR),「一斉+(FA)および「個別+(FCl:10位, FC2:1位)である。 「ロック+信号を受信すると,無線機の送信起動棟能が失われ 「空線+信号受信によって回復する。「個別+信号2波はAND回路 により受信され,2波ともi・こ自局のものである場合にのみ無線枚は 専有状態となり送受信が可能となる。 トーソ信号ほ,統制局より数段階中継して伝送されるため,2.5 に述べたように種々のレベル変動要素が考えられる。それらの変動 を考慮して,セレコールは標準レベルに比べて±10dBのトーソ信 号レベル変動においても動作が保証される設計i・こなっている。 主 要 諸 元 (1)セレコール信号(情報量) 2 3 4 トーソ信号周波数安定度 トーソ信号最低間隔 動作時間(標準レベル) 「ロック+「空線+「一斉+「個 別+ ±0.5c/s以下 15c/s O,6∼0.8秒 印さ†亡 ・■∴梵 沸ト】r ■11▲ = 三△、 白岡 .け 増 醐 対

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椎 f; 第49巻 第9号 左より 多読無線装置 搬送端局装置 遠方監視制御装置 60Mc中継装置(行政) 60Mc中継装置(水防J SEF-053M形 MT-601G/F/2形 RC-5形 SEF-5023形 SEF-5023形 図8 北部中継局の装置外観 図9 箆角総合庁舎アンテナ

(5)

図10 子局の選択呼出装置(SCF-37A形) (選択呼出装置SCF-37Bが実萎きされている、) 囲11総合庁舎用交換台(SCF】43形) 図10は一般の子局の選択呼出装置,また図11は選択呼出装置な 実装した総合庁舎の交換台を示している。 3.3 搬送端子局装置(仙丁一dOIG/F/2形) 本装置の主要部はすべてプラグイン構造で,回路にはすべて半導 体を使用している。セレコール信号を使用しているため端子間の同 チリげれを無くす必要があり,32kcのPILOTを用いた従属同期方式 を採用している。県庁統制局の4kc主発振器から各搬送波を作成供 給し,南北中継局では,32kc PILOTを1/8に分周した信号により 各搬送波を作成供給する。系統図を図12に示す。 2・3で述べたとおり県庁統制局の多重無線送信周波数は一波で あるため統制局の搬送端局装置は,南部中継局向けに2チャンネル (CH#1,CtI#2),北部中継局向けに2チャンネル(CH♯4,CH葬 5)を実装してある。図13に周波数配列を示す。 主 要 諸 元 (1)通 話 路 数(実装容量/最大容量) 県庁統制局 4/6CH 南部中継局および北部中継局 2/3CH (2)伝 送 帯 域 搬送周波数 南部中継局 北部中継局

音声周波数

12∼24kc 24/∼36kc O.3/)3.4kc (3)音声周波数特性 0.8kc OdBm基準 CCITT規格の3/5以内

主局(県守耗利・引 40SC 4HPこ1 4HPB 1rOIC一二

三芋5

0.3kぐ3.一4 ノし「√

無・様同線 +

-1--一・ 「--・ ・・ -=1† -・ --】L

托抗冒(i蛸;中継局二, PF 3舛少言D几7 ′【し ′ヽノ ′▲し ∑ 従・F弓局(北部中継局二 PF ヲイ如DIl' ` ̄1ノ 〔し ′ヽJ ∑ 図12 従属同期方式系統図 臥ISI(二(ilそOlTt二) P‖。OT S4kc

BASE臥l\D FREqし'E\い' PTLOT 12kc 吐こ二軋 32 36 4CF 4HPA へノ /ヽノ ′ ̄l_′ 4CF 4HPJ・l モ ′も 1()8 南部 北乱 国13 M-6周枝数配列図 923 CJIRRIER (4)同 期 方 式 同期信号32kcの従属同期方式 (5)信 号 方 式 (a)帯域外一周波(3.85kc)方式 無通話時送出 3.4 400/′1る0仙⊂帯多重無線電話装置 (SEF-053山形,SEF-】Od2山形,SEF-】0占3仙形の3機種) 本装置の送信,受信および電源部はプラグイン構造で,回路はす べて半導体を使用している。無人中継局はセット予術方式で,現用 磯と予備機は1架に実装されている。 統制局は現用送信械1台,現用受信枚2台を1架iこ実装し,その 送信機出力を電力分配器i・こより,男鹿中継局向け1W,南部中継局 向け10Wに分配している。 400Mc帯の空中線共用器は送信スプリアスふく射減衰用として の半同軸形帯域折渡器(3段)と送受回り込み防止用としての半同軸 形帯域阻止炉波器(3段)とをいっしょにした一体構造で,小形化さ れ架内に実装されている。 打合回線の通話帯域を0.3∼2.3kcとし,遠方監視制御信号周波数 帯域には2.3∼4.5kcを使用した。また,県南と県北との打合通話も リーク方式で可能となっている。 主 要 諸 元 (1)送 信 出 力 400Mc帯 5W 160Mc帯 県庁統制局は男鹿向け1W, 南部向け10W 南部中継局は10W,男鹿中継局は5W (2)変 調 方 式 (3)周波数安定度 (4)通 話 路 数 (5)受 信 方 式 水晶制御による位相変調方式 ±2×10 ̄5以内 6CHおよび打合1CH 2垂スーパヘテロダイソ方式 第一中間周波数 25Mc,第2中間周波数 6.55Mc (6)受信部雑音指数 12dB以下

(6)

924 昭和42年9月 日 止

第49巻 第9号

「 ̄ ̄ ̄ ̄■ ̄ ̄「 ̄㌻ ̄ ̄ ̄ ̄「

だ芸誌二ニヂ・弓

E ▼唄■「泊 ▲倒各人 馴 監視偽白 蓮出 監舶日 歩進 監i巳項目 真置 (7)受信帯域幅 (8)受信選択度 3.5 遠方監視制御装置 人口 興 監維項目 卓l 監視必f 程丸

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送出 連出 l l ′喜一1■二三

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監視動作 制御動作 壬口 封 監視打t 鞋わ 一合 肥り 矧鞍 山例お【-侶州民 叩エーL 巳 さ、・市区.■;一手輯ラモ丁 図14 遠方監視制御装置系統図 3dB低下点で400kc以上 ±800kcの点の減衰量40dB以上 (RC・3,4,5形) 本装置は県庁統制局の親装置(RC-3,RC-4形の2架構成)と中 継局の子装置(RC-5形の1架構成二・とからなり,統制局から無人中 継局に設置された諸楼器の状態監視および制御を行なうもので,無 線回線を使って信号伝送するため雑音に対して誤動作の少ない2周 波(計6周波)による同期歩進方式を採用し,そのうえパリティチェ ックを行なうようにしてある。 図14の系統図に示すように大別してFS信号方式により信号伝 送を行なう全トランジスタ式のNS-1G形信号伝送装置と,その接 点受渡しで起動,歩進,蓄積,照合などを行なうリレーグループか らなる。 主 要 諸 元 (1)NS-1G形信号伝送装置 (a)信号周波数 (b)信 号 方 式 i:c)周波数安定度 (d)動 作 時 間 CH♯1∼CH葬6 FS信号方式(Fo±35cノ・′s) 3×10 ̄a以下 25:±5ms (2)RSC-3,4,5 R/′G (3)監視および制御項目 監視項目数一最大一中継局当たり 30項目 制御項目数一最大一中継局当たり15項目 であり,その実装項目は表5に示してある。 (a)表 示 方 (b)制 御 方 3.る dO仙亡中継装置 本装置は同時送受話, 式 同時全局全項目表示 式 1時1局1項目制御 (SEF-50238/25148形,STF-10228形) 自動中継方式の無人中継局で,セット予備

方式としてある。現用機と予備機は1架に実装し,自動切換棟能を

有している。 装置の送信,受信,電源回路および出力10W段までの電力増幅 部は,すべてトラソジスク化され,最終段の出力50Wまたは25W 電力増幅部には電子管(2B29)を使用している。受信入力にほ2段 ヘリカルの同軸形帯域折渡器をそう入してある。 主 要 諸 元 (1)通信 (2)通 信 (3)送 信 (4)変 調 周波数 方 式 出 力 方 式 54∼68Mc内の2波 同時送受話自動中継方式 50W,25Wまたは10W 水晶制御位相変調方式 (5)受 信 方 式 (6)20dB雑音抑圧感度 (7)周波数安定度 (8)消 費 電 力 ・:a)50W 送信時 (b)25W 送信時 (c)10W 送信時

Lノ川畑鳩鍵

一 柿▼ 選出 監相川項目未示 \______/ 子菜

_.+望

水晶制御2重スーパヘテロダイン方式 3dB/〃Ⅴ以下 ±20×10 ̄6以下 直流24V電源動作 約10.3A, 待受時 給2.2A 約 8.4A, 待受時 給2.1A 約 3.OA, 待受時 給1.OA 3.7 る0仙⊂無線電話装置(STF・1018形) 本装置は子局専用の60Mc帯10W同時送受諸方式の無線電話装 置であり,全トランジスタ化されている。 主 要 諸 言 -:1)通信周波数 (2)送 信 出 力 (3)変 調 方 式 (4)受 信 方 式 54∼68Mc内の2波 10W 水晶制御位相変調方式 水晶制御2重スーパヘテロダイソ方式 (5)20dB雑音抑圧感度 3dB/〃Ⅴ以下 (:6)周波数安定度 20×10 ̄6以下 なお,子局の中には,既設の60Mc/FM無線電話装置も転用使用 している。

4.結

R 以上,秋田県統合無線設備の概要について報告した。この設備は 昭和41年12月より運用が開始され,現在1日平均約250通話が行 なわれており,秋田県の行政,水防事務の合理化に貢献している。 終わりにあたり,郵政省電波監理局東北電波監理局ならびに秋田 県庁関係各位のご指導に対し深く感謝する次第である。 1 2 3 4 5 6 (7) (8) (9) 参 莞 文 献 増村ほか:日立評論45,諮9(昭38-2) 市川,鈴木:日立評論舶,1458(昭39-9)

Philip L.Rice:"Trosopheric Fileds and Tbeir Long・

TermVariability asReported byTASO”IRE(1960)

菅原:"FM無線工学”447 日刊工業新聞(昭36-7)

柿田:"電波伝ばん”通信学会(昭誕】9)

Murlan S.Corrington:"Frequency-Modulation

Distor-tion Caused by Multipatb Transmission”878IRE(1945

-12) 川勝ほか:日立評論45,399(昭38-2) 川勝ほか:"自動車無線における受信局選択方式について” 電気通信学会通信方式専門委資料(昭40-10) 川勝ほか:"圧電音さを用いた選択呼出方式について” 電気通信学会通信方式専門委資料(昭39-7)

参照

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