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Academic year: 2021

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1 第6学年○組 学級活動指導案 指導者 ○○ ○○ 1 指導ユニット名 「つながりのあるクラスをつくろう」 2 指導ユニット設定の理由 ○ 今日、少子化、核家族化、情報化などが急激に進み、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化してい る。人とのかかわり方を身につける自己表現の機会の減少と体験不足などが、集団の中で人間関係を結 べず、いじめや不登校など、さまざまな問題を引き起こしている。在籍校においても、独りぼっちにさ せない取組を展開するなど、人間関係形成に力を注いでいる。学校、学級は、互いに相手を尊重するこ とを基盤として社会性を身につけ、人間関係の在り方を学ぶ集団の場として、果たす役割はますます重 要になってきている。このような状況の中、小学校学習指導要領の特別活動、学級活動の目標では、「学 級活動においては、学級を単位として学級や学校の生活の充実と向上を図り健全な生活態度の育成に資 する活動を行うこと」と示されており特によりよい人間関係の形成を重視することが打ち出されている。 このようなことから、学級の中で、子ども同士が互いのよさや、かけがえのない存在であることに気 づかせ、自分のよさの自覚を高め、互いの関係をよりよいものにしていこうとする思いを表す子どもを 育んでいくことが今必要なことであると考え、本主題を設定した。 ○ 本学級は、活動への参加意欲が高い反面、人間関係のトラブルもよく起きている。実態調査から、「自 分のことは受け容れられている」と感じてはいるものの「友だちのことをしっかりと受け容れきれていな い」という子どもは5割であった。また「学級の一員としての所属感はある」「自分はこの学級で役立っ ている」「かけがえのない存在である」という子どもは6割であった。 さらに、「自信をもって行動している」等、自尊感情に関しての項目にいたっては、4割であった。こ れらのことから、日々の生活の中で、自分の所属感や存在感を感じ、互いの存在を肯定し合うことが難 しい状態であり、よりよい人間関係をづくるための思いや考えを表明することはできていないと言える。 ○ 本題材は、「つながりのあるクラスをつくろう」という目標の達成をめざす学級活動の時間を、三次4 時間の1ユニットとして構成した。本ユニットを貫く方法は、カウンセリングの技法を取り入れたグル ープ活動(構成的グループ・エンカウンターとアサーション・トレーニング)と振り返りカードを綴る活動 である。三次構成としたのは、自尊感情を高めるため、学級への安心・安定感(受容感)の自覚(第一次)、 次にかけがえのない存在である(有用感)の自覚を促す(第二次)のプロセスをふむことが必要だからであ る。 第一次第1時では、受容感を高めるため構成的グループ・エンカウンターを行う。この期間の振り返 りカードは、他者に対する受容的な思いや行動ができたかについて記述し、表明させていく。 次に、第二次の第2時では、有用感を高める最初の学習として、アサーション・トレーニングを行う。 かけがえのない存在であるという感を得るためにまずは自己主張できることが必要だからである。この 期間の振り返りカードについては、自他共に大切にする自己主張スキルを実際の生活場面で生かせたか を記述し、表明させていく。 続いて第二次第3時では、この学級で自分は重要な存在であると実感するために構成的グループ・エ ンカウンターを行う。この期間での振り返りカードについては、自分の役立ち感やこれからの係活動に どのように取り組むかを表明させていく。 最後の第三次の第4時では、自己のよさに気づかせるために構成的グループ・エンカウンターを行う。 この期間の振り返りカードについては、学校を更によくしていこうと取り組んでいる「サンキュー、あ りがとう!○○小プロジェクト」に対して、自分のよさを生かした具体的な貢献方法の取組状況につい て記述し表明させていく。このような段階や方法を通して、人間関係について建設的な思いを表明する 子どもを育てていく。

(2)

2 3 ユニット指導計画(全4時間)

「つながりのあるクラスをつくろう」

◎ 指導ユニット名 ねらい ◎ ・グループ活動や振り返り活動に積極的に参加し、自他のよさを発見しようとする。 【集団活動への意欲】 ・グループ活動や振り返りカード活動を通して、自己を肯定的にとらえよりよい人間関係をつくるために自分の思い を表すことができる。 【よりよい人間関係をつくる力】 ・自他を大切にした自己主張の仕方や人間関係のつくり方を知る。 【集団活動の進め方についての知識・理解・技能】 ◎ 学習計画及び評価計画(全4時間) ね ら い 活 動 の 流 れ 評価規準/振り返りカードのテーマ 時 1 友だちのよさを ①本時のめあてをつかむ。 ・他者のよさを受け容れようと 第 『 』 。 ( ) 一 アピールする「○○ 友だちのいいところを知り 受けとる自分になろう、 する アンケート さんPR大作戦」と ②友だちのよさを知り、アピールするために構成的グ 次 いうエクササイズ ループ・エンカウンターのエクササイズ 「○○さん ・傾聴の仕方について知る。 ( ) を通して、友だち PR大作戦」を行う。 アンケート 1

のよさを実感し、 ③グループ内の友だちをPRするためにインタビュー 今の他者に対する気持ち 他者に対し受容的 をする。 を考え、今後友だちとの

な思いを発表する ④インタビューをもとにポスターを作成し、PRタイ 関わりについて、自分が ことができる。 ムで友だちのよさを伝え合う。 行うことについて。

⑤自己決定シート(振り返りカード)に友だちとの関 (自己決定シートの記述内容) 〔( )-ウ〕2 わりについて、これからの自分の行動について まとめ、交流する。 2 「やわらかさんを ①本時のめあてをつかむ。 ・3つの表現の仕方についてそ 目指そう」という活 『自分も相手も大切にした、自己表現ができるように れぞれの特徴を知り、最も 動を通して、自分 なろう』 よい表現について理由をまと も相手も大切にす ②自分も相手も大切にする言い方について学ぶために めることができる。 第 ( ) る言い方について アサーション・トレーニングのスキル「やわらかさ ワークシート 考えることで、生 んを目指そう」を行う。 二 1 活の中で生かして ③自己表現にはどんな方法があるのかを知ると共に日 いこうとすること 頃の会話について考える。 次 デスク法を生活場面でどの ができる。 ④3つのコミュニケーションパターンを知る。 ように生かしていくのかに ⑤感想を出し合い、話し方について考える。 ついて。 〔( )-ウ〕2 ⑥自己決定シート(振り返りカード)に、デスク法を (自己決定シートの記述内容) 生活場面でどのように生かせていくかをまとめ 交流する。

〔本 時〕

3 係のPR活動を ①本時のめあてをつかむ。 ・グループ活動に意欲的に参 通して、自分が学 『 』 加することができる。

クラスの中で、輝く自分をさがそう 級の中で役に立っ ②これからの係活動において自分の行動の目標を明 (アンケート) ていることに気づ らかにするために構成的グループ・エンカウンタ

き、これからの係 ーのエクササイズ「○○係のホームページを作ろう」 1

活動における自分 を行う。 今までの自分が役に立って の行動目標を述べ ③グループで決められた項目について内容を話し合い いることに気づき、これか ることができる。 分担しながらホームページを工夫し作成する。 らの自分の係活動の取り組 ④アクセスシートに記述し、それぞれの係のホームペ み方について。 〔( )-ア〕2 ージに貼る。 (自己決定シートの記述内容) ⑤自己決定シート(振り返りカード)に、これからの 係活動の取り組み方についてまとめ、交流する。 4 「すてきなあな ①本時のめあてをつかむ。 ・グループ活動に意欲的に参 第 た」というエクササ 『自分のよさを生かす貢献方法を考えよう』 加し、自分のよさに気づく。 イズと交流活動を ②「サンキュー、ありがとう!芦屋小プロジェクト」の (アンケート) 三 通して「サンキュー 目的確認を行う。 ありがとう!芦屋 ③「すてきなあなた」の仕方を知り、友だちのよさをメ 次 小プロジェクト」を ッセージに書く。 1 成功させるために ④自分のメッセージを読み、気づいたこと考えたこと、 「プ

自分のよさを生か などをグループ内で出し合う。 自分のよさと連動した ロジェクト」について、

した貢献方法を決 ⑤自己決定シート(振り返りカード)に、自分のよさを これからの貢献方法につ

定し、実践しよう 生かした貢献方法を記述し、交流する。 いて。

とすることができ (自己決定シートの記述内容) る。 〔( )ーア〕2

(3)

3 4 指導内容(第二次 第1時分) (1)本時のねらい ○ 「やわらかさんを目指そう」という活動を通して、自分も相手も大切にする言い方について考え、生活 の中で生かしていこうとする態度を育てる。 (よりよい人間関係をつくる力) ○ 自己主張の3つのタイプとその特徴を知る。 (集団活動の進め方についての知識・理解・技能) (2)準備 振り返りカード、3人の顔(ジャイアン、のび太、しずかちゃん)、絵カード、デスク法説明カード (3)指導過程 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 * 評 価 導 1 ウォーミングアップをする。 ○ エクササイズ(アイスブレーキング)のねらいを説明する。 ・絵文字そろえの「ぴったりピッタンコ」を ○ 会話以外のコミュニケーション方法を考えさせるこ 入 行う。 とで、相手への伝え方をどのようにすればよいのか に気づかせる。 2 本時のめあてを知る。 ○ 自分の気持ちがうまく伝えられなくて困った経験を 自分も相手も大切にした自己表現がで 話し、子どもからめあてを引き出す。 きるようになろう 3 自分も他人も大切にした話し方について ○ 3人の言い方について考えさせ、自分も相手も大切 展 考える。 にする言い方をよく考えて話すことや、コミュニケ (1)攻撃的な自己表現と非攻撃的な自己 ーションには3つのパターンがあることをおさえる。 表現について特徴をとらえる。 自己表現のタイプ 自分 相手 (2)話を聴き、誰の言い方が気持ちを相 攻撃的な・過激な ○ × 手に伝えられるのかを考える。 非主張的な、不十分な × ○ ・ジャイアン…乱暴、自分勝手、意地悪、 適切な ○ ○ 威張っている。 ○ 自分も他人も大切にした自己主張とは、どの表現な ・のび太…もじもじしている。はっきり言 のか、またその理由も考えさせ、ワークシートにま わない。弱い。びくびくしている。 とめさせる。 ・しずかちゃん…自分の気持ちや意見をは * 3つのパターンについてそれぞれの特徴をまとめ最 っきり言う。相手のことを考えている。 もよい表現について理由をまとめている。 ごめんねも言える。どの人にもさん付け (ワークシート) で呼ぶ。 ○ 日頃の生活の中で行動化に結びつけるように日常的 (3)しずかちゃん(適切な)の言い方で なテーマを与え、モデリングをさせる。その際、具 練習をする。 体的な場面を想定させるために実際教師がデモンス トレーションを行うことで安心させ、意欲を起こさ 開 せるようにする。 (4)デスク法を知り、記述する。 ○ デスク法とは、相手を大切にして自己主張するセリ フ作りの方法のことや4つの英語の頭文字(DESC) をとってつけらたことなどを理解させていく。 4 「廊下を走っている友だちに適切な言葉 ○ 最初は個人で考えさせた後、他者を意識するために をかけよう」というテーマで適切な自己表 ペア活動を行い台詞作りとロールプレイをさせ、そ 現を考え練習する。 の後、全体で交流させる。 終 5 デスク法を生活場面でどのように生かし ○ 全体交流中の態度等から適切なものを取り出し、ポ ていくかについて自己決定する。 ジティブなフィードバックを与え、行動化へ強化さ 末 せていく。 * デスク法を生活場面でどのように生かしていくのか について自分なりにまとめている。 (自己決定シートの記述内容)

参照

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