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特集 MBA,MOT教育の新潮流 特集にあたって

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Academic year: 2021

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特集

MBA,MOT教育の新潮流

特集にあたって

川島幸之助(東京農工大学大学院) 川‖‖ll州Il…‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖=‖=‖‖‖‖‖‖‖=‖‖‖‖‖‖‖‖=‖‖‖‖‖‖=‖‖‖=‖‖‖=‖‖‖‖‖‖=‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖‖=‖‖‖‖‖‖‖=‖‖‖‖‖‖=‖==‖‖‖‖‖………lll州Il州Ill 「ITのわかる企業家」,「ビジネスのわかるIT技術 者」の養成を目指しておられる. つぎに,住田潮氏は,米国におけるMOTの歴史 的背景と,日本におけるMOT教育プログラムを述 べられている.ここには,本特集号ではお願いできな かった早稲田大学,一橋大学の取り組みも紹介されて いる. さらに,21世紀のMOT教育理念が,基本技 術動向の洞察と国際的な観点から提唱されている. 続く三論文は,それぞれのMOT研究科長のMOT に対する理念と,具体的な取り組みの紹介である. まず,板生活氏は,ありとあらゆる科学技術と人間, 環境などの社会技術が有機的に結びついているとの考 えから,これらの変化に対応できる人材の育成こそが, MOTの目的であると述べられている.このような理 念に基づき,東京理科大学では,2004年にMOTを 開設された. つぎに,古川勇二氏は,日本代表として長年取り組 んでおられる,モノづくり技術経営教育に関する国際 コンソーシャムを紹介されている.その後,国際活動 のご経験により,MOTにおいては技術リスクマネジ メントの観点からの人材養成が必須であるとの思いか ら,2005年に設立された東京農工大学MOTの取り 組みが述べられている. 最後に,阿部惇氏は,産業界との意見交換より, MOTでは「知識教育と実践教育を融合した教育」が 基本であると述べられている.そのためには,「良き 教員,良き教材,良き学生」の三位一体化が不可欠で あるとの考えで,2005年に開設された立命館大学 MOTの取り組みを紹介されている. 本特集号の中で,東京理科大学,東京農工大学は, 2003年に制定された技術経営の専門職大学院である. 歴史の浅いこれらの専門職大学院のあり方,方向付け を目指して,2005年9月に「技術経営系専門職大学 院協議会」(会長・古川勇二氏)が設立された. MOTが,協調と競争によー),日本の発展のためによ き人材を養成されることを切に期待したい. オペレーションズ・リサーチ いわゆる1990年代の「失われた10年」の一つの要 因が,技術が経営に必ずしもつながっていなかったこ とにあるという反省から,技術経営への取り組みが大 きくクローズアップされてきた.技術を経営資源とし て戦略的に活用するには,「テクノロジ」と「マネジ メント」の双方に精通した人材が必要であるという観 点である.それが,今日の,MOT(Management of Technology)の流れとなっている. すなわち,2002年に経済産業省において,5年間で MOT人材を1万人育成できる体制を構築することが 政策とされた.以後,大学やMOTプログラムを持 つ企業に対して,技術経営の教材開発に対する肋成が 活発になされてきた.一方,文部科学省においては, 2003年に学校教育法が改正され,「専門職大学院」制 度が発足した.法科大学院とともに,技術経営に対し ても制度として「技術経営修士(専門職)」がスター トしたのである.このような動きと相まって,従来の

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tion)「経営学修士」にも,変革の動きが出ていると ころである.本特集号では,このような昨今の潮流を, 大学側でそれぞれの責任者としてMBA,MOTを牽 引しておられる先生方にご寄稿いただいた. まず,青井倫一氏は,40年近い歴史のある慶應義 塾大学ビジネススクールの経験から,多くのポイント を指摘されている.すなわち,教員の養成とカリキュ ラムの開発が最も肝要であること,スクールの成否は 市場が判定するものであり,そのためには多くの投資 が必要となること,また,MBA・MOTと並べるとき, 文・理という区分が見られるが,それから脱却するこ とが,それぞれの発展には有用であること,などである. 続いて,岡本吉晴氏は,2004年に開設された法政 大学のビジネススクールの取り組みを紹介されている. とくに,日本企業において最も必要な人材は,「イノ ベーション」を推進していける人材であるとの信念よ り,研究科を命名されている.さらに,企業経営と情 報技術(IT)をいかに結びつけるかが重要であり, 丁92(2) © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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