寒冷地体育の現状と課題(2) : スキー授業の実施状況について
13
0
0
全文
(2) . 寒冷地体育の現状と課題 ~( 2 ) スキー授業の実施状況について~. 三. 浦. 格. 北海道教育大学旭川分校体育科教育学研究室. A Study of PhysicaI Education in Cold. Areas. The States of Skiing Lessons. Yutaka ~ 1 IURA Teach i hodsof Heal i I Educat ion Laboratory th and Phys ikawa Campus ng met ca , Asah , Hokkai do Un i i ion Asah ikawa 070 ty of Educat s ver. ABSTRACT Ski ing i ly one ofthe mostfamous winter sports, it also comprises a typical s not on ical educat ion lesson conducted in school s throughout Hokkaido phys , a cold area in. i ing as・a sport has been we l lstudi ion/compos i ion] of tate [condi t winter t ed , Sk , butthe s. i ing l ion syl labus has not been su任 i ly in ski essons as part of the phys cal educat cient - igat i t tudy was to investigate and examine the condi ion and ed t ves ss . The purpose ofth ing l i ion of ski ical educat d h ion A k from a t I 1 t t t essons in phys compos e a a s wa a e n . ionnai l l pr imary school re sent to a do ty s (N =63) i n Asahi quest gawa ci , , Hokkai. i Ski lthe school ng lessons are conductedin al s (100%), and they have been clasi賃ed into three types (A, B and C),in terms ofthe type of ski ing taught: (A) αγ”た“-s厩 ,. ing, nordi (cross-country ski ing) (N =2): (B), “”々綿-s厩 (as above) and メカばれe c ski 魂溺れg (N =47);and (C), α物納e sを翻れg only (N-14) i ng . There were various types of ski. lesson bu teach type had its own characteristics. A di任ered from B as regards the , ion [and/or numbe t l as for the t composi ime r?] of lesson units per week (1), as wel. i i 1 te (1 requi red to travelf rom schoolto theski ). B type was the mos t common of ng s l school ll l the three types amongs t al i l s and at al eve s sed al , Type A and C was pract throughoutthe g1 rades , From t he v i ew point of ALT‐PB study, several probl ems need to be sol ‐ ved ,especial ly ones ar i i f i i d 1 d 1 1 Th i fers the data and suggests sng rom con tons () an ( ). s paper of the necessi ty for improvement ions; but i t to improve the condi t t s very di伍cul , lt i. fthe prob l l i ty of seems certain thati ems we have i solat ed can be overcome, then the qua 、 169.
(3) . 三 浦. 格. l lbe improved・ i i ski ng lessons in phys cal education wi. 1. は. じ. め. に. スキーはスケートとともに北海道における冬期間の代表的な学習内容の一つであり, 数多くの学 校において取り入れられている, スキー授業の実施率は北海道の中においても地域により差 がある 1 } このようなスキーの形態は その用具や目的によ が, 北海道の全管内において実施されている{ . , り 大 き く 2 つ に 分 ける こ と が で き る. そ の 1 つ が ア ル ペ ンス キ ー で あ り, も う 1 つ がノ ル ディ ッ ク 2 ) した が っ て ス キ ー と 言 っ た 場 合 に は 厳 密 に は こ の 両 者 を 含 ん で い る も の と して ス キ ー で あ る( , ,. とらえることができるが, 実際の体育授業について考えてみると, アルペンスキーの授業がその大 部分を占めているのが実情である, 一 方, 最近多くの学校において実施されている歩くスキーはノ ルディ ックスキーとして位置 づ けられ, 本来のスキーがもつさま ざまな価値や, 現在の授業に対す. る改善策, あるいはスキー自体に対する基本的な考えの見直しなど, さま ざまな側面からとらえら れるようになってきている. これに伴い近年特に小学校において歩くスキー が積極的に学校体育に. 導入され始めてきている. このような流れは, 体育授業やスキー授業自体について本質的に取り組 む姿勢の表れであると思われるが, しかしその具体的な内容についての報告は少なく, また明らか にされていない点も多い,. このようにスキーはそれぞれのタイ プにおいて特色 があ り実施の内容も一様ではない が, これは. 同時に各学校自体も立地条件や目標の設定な どそれぞれにおいて特色をも っていることに起因する 性格によるものであると考えられる, しかしな がら各学校の立地条件や, 環境としての自然条件そ. してこれらスキーのタイ プ別特色を生かしていくこと が, 寒冷地における体育授業の大きな役割り. の 一つである と考えられる. した がって, 冬期間のより良いスキー授業を検討する場合には, この ような観点からの調査研究が必要であると考えられる.. このため本研究においては, スキー授業についての現状とその課題を把握すること によって, 北 海道という寒冷地 における体育授業の 一層 の充実を図るための基礎的研究を行うこ とを目的とし た,. 2. 研. 究. 方. 法. 本研究ではスキー授業の実態を把握するため, 旭川市内の全小学校を対象として, 実際にどのよ うなスキー授業が実施されているのかについて, アンケート調査を行っ た. 調査対象は旭川市内の 0日までであ 全小学校63校とした(市立62校・国立1校) . 調査期間は, 1984年11月 5 日から同3 0 0 %であ た 対象校へ直接持参・回収した り, アンケート用紙は, っ . , 回収率は1 また, 今回のアンケート調査において, アルペンスキーや歩くスキーな どの用語について は厳密. な定義は行わずに, 各学校 の 体育主任 (スキー授業の中心的担当者, アンケート記入者) の判断に 任ねた. このため, 調査用紙の文中の用語についても, 経験的・一般 的に使用されている用語を用. いた,. 170.
(4) . 寒冷地体育の現状と課題. 3. 結 果 と 考 察. 1 ) スキー授業の実施率とその実施形態 表1は, 年間計画に基づく体育授業においてスキーが実施されている割合と, その実施形態につ いて 分 類 し, ま と め た も の で あ る,. 表1より, 旭川市内の小学校において は63校全ての小学校においてスキー授業 が実施さ れてお 3 )の報告と類似した実施 り, スキー授業の実施率が100%であること が分った. この結果は, 星野(. 率を示しており, したがって旭川市の小学校において は, 従来よりスキーが積極的に授業に取り入 れられていること, また旭川という寒冷地における冬期間の体育授業の特色としては, スキー授業 をその典型としてとらえること ができるものと考えられる,. 表中の内訳1は, 『歩くスキー授業』 と 『アルペンスキー授業』 を行っている学校についてまとめ たものである, こ・ の結果から, 『アルペンスキー授業』を実施している学校は全体で61校( 96.8%) にもの ぼり, ほとん ど全市の小学校 がアルペンス キーの授業を行っていることが分った. 同様に. 『歩くスキー授業』 を実施している学校も全体の49校 ( 77,8%) を占めており, かなりの割合で実 施されていること が分かる. しかしながら内訳1においては『歩くスキー授業』と『アルペ ンスキー. 授業』 の両方を実施している学校 が重複するため, さらに詳しく内訳2を作成した, 内訳2の結果より旭川市内における小学校のスキー授業は, 次の3つの形態に分類することがで きるものと考えられる (表中内訳2) ,. Aタイ プ……歩くスキー授業のみを実施している学校 Bタ イ プ … … 歩 く ス キ ー と ア ル ペ ンス キ ー 授 業 の 両 方 を 実 施 して い る 学 校. Cタイ プ……アルペンスキー授業のみを実施している学校 こ れ ら の ス キ ー 授 業 の 内 容 をタ イ プ 別 にみ る と, Bタ イ プ の 『歩 く ス キ ー と ア ル ペ ンス キ ー の 両. 4.6%)であり, 全体の3つのタイ プのうちで最も占める 方を実施してし・る学校』 は47校(全体の7 割合が多かった. 次いで, Cタイ プの 『アルペンスキーのみを実施している学校』 が14校 (全体の. 2 2,2%) となっており, Aタイ プの 『歩くスキーのみを実施している学校』 は2校 (全体の3,2%) であり, これら3つのタイ プのなかで最も占める割合 が少ないタイ プであった. これらの結果は, 『歩くスキー授業』や『アルペンスキー授業』を実施している学校 が多いものの, その中でも 『アルペンスキーと歩くスキーの両方を実施している学校 (Bタイ プ)』 が, 最も占める 割合の高いタイ プであることを示しているものと考えられる,. ) 学年別の実施状況 2 表2-1 , 表2-2はそれぞれ歩くスキー, アルペンスキー実施校 におけるスキーの実施状況につ いて学年 ごと にまとめたものである, 表 2-1 よ り, 歩 く ス キ ー の み を 実 施 して い る Aタ イ プ の 学 校 に お い て は, ス キ ー 授 業 は 1 学 年. から実施され始めており, その実施率は6学年まで通して10 0%であった. また歩くスキーとアル ペ ンスキーの両方を実施しているBタイ プの学校において, 歩くスキーの授業は同様に1学年から. 実施されてはいるものの( 97.9%) , その実施率は4学年を除いて高学年になるほ ど低くなる傾向を 示しており, 6学年においては激減しわずかに, 1 0.6%であった, 表 2-2 よ り, ア ル ペ ンス キ ー の み を 実 施 し て い る Cタ イ プ の 学 校 に お い て は, ア ル ペ ン ス キ ー. 授業は1学年から実施され始めており, その実施率は6学年まで通して10 0%であ った. また歩く 171.
(5) . 三. 浦. 格. 表1 スキー授業の実施状況. ( ) 内は全学校数 (N=63 ) に対する%. 実. 施. 形. 校(%). 態. スキー授業を行っている。. 63 ( ) 1 00 0 ,. 歩くスキー授業を行っている. 49. ア ルペ ンス キ ー授 業 を 行 っ て い る. 6 1 (96.8). A 歩くスキー授業のみを行っている. 2 ( 3 ) .2. B 歩くスキーとアルペンスキー授業の画方を行っている. 47 (74.6). C. 14 (22.2). ア ルペ ンス キ ー授 業 の み を 行 っ て い る. 表2ー1 歩くスキー授業の実施状況. 表2ー2 アルペ ンスキー授業 の実施状況 校 (%). 済 1. (N;4 ) 7. 合 計 (N;4 ) 9. 0 0,0 ) 46( 97 ) 学 年 2(1 .9. 48 (98.0 ). 2 学 年. (77.8). A. (N= 2 ). 2 (100.0). B. 43( 9 1.5 ) 45( 91 ) ,8. 凄く. 校 (%) B. (N=47 ). C. (N=14 ). △ 計 (N=6 ) 1. 1 学 年 23(48.9) 14 (100,0) 3 7(60.7). 2. 学 年 27(57.4) 14 (100.0) 4 1(67.2). 3 学 年 2(1 0 0.0 ) 11( 4 23 ) 13( 26 ) . .5. 3 学 年 4 5(95.7) 14 (100.0) 5 9(96.7). ) 4 学 年 2(1 0 0,0. 4(8.5). ) 6 (12.2. 4 学 年 47 (100,0) 14 (100.0) 61 (100.0). 10 ) 5 学 年 2( 0.0. ) 5( 10 .6. ) 14 7( ,3. 5 学 年 47 (100.0) 14 (100.0) 61 (100.0). 6 学 年. 10 ) 5( .6. 14 ) 7( .3. 6. 2 (100.0). 学 年 47 (100.0) 14 (100.0) 61 (100.0). ス キ ー と ア ル ペ ンス キ ー 授 業 の 両 方 を 行 な っ て い る Bタ イ プ の 学 校 に お い て は, ア ル ペ ンス キ ー 授. 業は同様に1学年から実施され始めているものの( 48.9%) , その実施率は高学年になるほど高くな る傾向を示しており, 4~6学年においては100%を占めている. 以 上 の こ と よ り 表 2-1 , 表 2-2 に つ い て ま と め る と, ま ず 共 通 して い る 点 と して, 歩 く ス キ ー. あるいはアルペンスキーのうちのいずれか一方を実施しているAタイ プ o Cタイ プの学校において は, そ れ ぞ れ1学 年 よ りス キー授 業 の 実施 を始 め て お り, そ の 実施 率 は1~6学 年 ま で通 して. 100% であ る こ と を 挙 げ る こ と が で き る. ま た 異 な る 点 と して は, 歩 く ス キ ー と ア ル ペ ンス キ ー の. 両方を実施しているBタイ プの学校において, 歩くスキーの場合には低学年においてその実施率が 高い のに対して, アルペンス キーの場合には反対に高学年においてその実施率が高くなっているこ とを挙げることが できる.. これらの結果を総合的に考えてみると, 一種類のスキー授業しか実施していないAタイ プ・Cタ イ プの学校において は, 1~6年生まで一貫性があるが, 二種類のスキー授業を実施しているBタ イ プにおいて は歩くスキー が低 学年を中心的な対象として実施されているのに対し, 高学年になる につれて歩くスキー が次第 にアルペ ンスキーへと移行していく傾向があるものと考えられる,. ) スキー授業の時数 3 表3-1 , 表3-2は, それぞれ歩くスキー, アルペンスキー実施校にお ける各学年のスキー授業 の総授業時数 (単元の時数) を学年ごとにまとめたものである. 表中の時数帯については, 文部省 の指導要領に示されている一 週あたりの時間数(3時間)を基準として時数帯を作成した(以下, 本 172.
(6) . 寒冷地体育の現状と課題. 文中の時数帯については同様に扱 った) ,. 表 3-1 よ り 各 学 年 の 時 数 に つ いて み て み る と, Bタ イ プ の 学 校 に お い て は 1~2 学 年 で 「10~12. 0~12時間」 以上の時 6時間以内」 と続いているが, 4学年以上では 「1 時間」 が最も多く, 次いで 「 表3ー1 歩くス キー授業の時数 学. 年. 校 (%). 時数帯 時数 帯. タイ プ. 2 学 年. 7~9. 10~12. 13~15. 16~. ) 0(0.0. 2 3( 50 0 ) . 2 4( 0 50 ) .. 1 (50.0). ) 0(0 ,0 0(0 0 ,) ) 0(0 0 .. 1( 50 ) .0 0(0,0) 1(2 ) .0. ) 1( 50 0 ,. B (N=4 ) 6 計 (N=4 8 ). 14 (30,4 ) 14 (29,2 ). 0(0.0) 9( 19 ) .6 9( 18 8 .). A (N= 2). 0(0,0 ) 1 ) 6( 37 3 , 1 6( 35 6 .). ) 0(0 .0 5( 1 1. 6 ) 5( 11.1 ). 21 (48.8). 2 2( 4 8. 9 ). 0(0. ) 0 ) 0 0(0, 0(0. 0 ). ) 1( 50 .0 1(2 ) .3 2(4.4 ). 0(0. 0 ) 6( 4. ) 5 5 6( 4 2 ) 6.. 0(0.0) ) 0(0 ,0 ) 0(0,0. 1( 5 0. 0 ) ) 5( 45 5 , 6( 4 6 2 ) ,. 0(0. 0 ) ) 0(0. 0 ) 0(0. 0. 1( ) 50 .0 0(0.0) 1(7 ) 6 .. 0(0. ) 0 3( 7 5, 0 ) 3( 4 9 ) 9 .. ) 0(0.0 1( 25 0 ) . 1( 1 ) 6.7. ) 1( 5 0 0 , 0(0. 0 ) ) 1( 1 6 7 ,. 0(0 ) ,0 0(0 0 ) , 0(0.0). 1( ) 50 ,0 0(0.0 ) ) 1( 16 .7. 0(0.0) ) 3( 6 0. 0 3( 4 2. ) 8. ) 0(0 ,0 ) 2( 4 0. 0 2( 2 8 6 ) ,. 1( 50. 0 ) 0(0. 0 ) 1( 1 4. 3 ). 0(0 ) .0 0(0 0 ,) 0(0 ) .0. ) 1( 0. 0 5 0(0. ) 0 1( ) 1 4. 3. 0(0. 0 ) 3( 6 0. 0 ) 42 ) 3( 8 ,. 0(0.0) 2( 4 ) 0 .0 2( 28 6 ) .. 1( ) 50 .0 ) 0(0 ,0 1( 14 3 ) .. 0(0,0) 0(0.0) 0(0 ) .0. 1( ) 50 ,0 ) 0(0 ,0 1( 14 3 .). A (N= 2) 1 学 年. ~6. B (N=4 3 ) 計 (Nご4 ) 5 A (N= 2). 3 学 年. B (N=1 1 ) 計 (Nニユの. 4 学 年. B (N= 4 ). A (N= 2 ) 計 (N= 6 ) A (N= 2 ). 5 学 年. B (N= 5 ) 計 (N二 7 ). 6 学 年. B (N= 5 ) 計 (N= 7 ). A (N= 2 ). 衷3-2 アル ペ ンスキー授業の 時数 学. 年. 時数帯. タイ プ. 校 (%) ~6. 7~9. 10~12. 13~15. 16~. 無 回 答. 1 学 年. C (N=1 4 ) 計 (N=3 ) 7. 4( ) 1 6 0 .9 2( 1 4 3 ,) ) 1 6( 43 .3. ) 3( 13 0 . 2( 1 4 3 ) , ) 5( 1 3, 5. ) 5( 2 1 .7 ) 5( 3 5 7 . ) 10( 2 0 7 ,. ) 0(0 ,0 1 4.3 2( ) ) 2(5 4 ,. ) 0(0, 0 1 4 ) 2( 3 . 2(5. 4 ). 1(4.4) 1(7.1) 2(5.4). B (N;27 ). 2 学 年. 4 ) C (N=1 1 ) 計 (N=4. 15 (55.6 ). 1(7 ) .1 16( 39 0 ) .. 2(7. 4 ) ) 2(1 4. 3 4(9. 8 ). 29 ) 8( 6 . ) 6( 4 2 9 . 14( 3 4 1 ) .. ) 0(0.0 ) 2( 1 4,3 2(4. 9 ). 1(3. ) 7 ) 2( 1 4 3 . 3(7 3 ) .. ) 1(3.7 ) 1(7, 1 2(4. 9 ). B (N =45 ). 3 学 年. ) C (N=1 4 ) 計 (N=5 9. 1 1 ) 5( ,1 1(7 ) .1 6( 1 0 ) .2. 3(6 ) 7 . 1(7. 1 ) 4(6. 8 ). 26 (57.8 ). ) 8( 5 7 .2 3 4( 5 7 6 ) .. 1 1.1 ) 5( ) 2( 1 4. 4 7( 1 1. 9 ). 4(8. ) 9 ) 1(7. 1 5(8. 5 ). 4 2(4 ) . ) 1(7.1 3(5. 0 ). 4 学 年. C (N=1 4 ) 計 (N=6 1 ). 2(4 ) .3 0(0 ) .0 2(3 ) .3. 2(4 3 ) . 2( 1 4. 3 ) 4(6, 6 ). 2 8( 9 ) 5 .4 ) 8( 5 2 7 . ) 3 6( 0 9 5 .. 14 9 ) 7( . 1 4 2( 3 .) ) 9( 1 4 8 .. 6( 1 2. 8 ) 1(7. 1 ) 11 5 ) 7( .. 2(4. 3 ) 1(7, 1 ) . ) 3(4. 8. 5 学 年. ) 4 C (N=1 計 (N=6 1 ). ) 2(4 .3 0(0.0) 2(3 ) ,3. 2(4 ) 3 . 1 2( 4. 3 ) 4(6.6). 2 ) 8( 5 9 .4 8( 5 2 7 .) ) 36( 5 9 0 .. ) 7( 14 .9 2( 1 4.3 ) 14 ) 9( 8 .. 2. ) 6( 1 8 1(7. 1 ) 1 1 ) 7( 5 .. ) 2(4. 3 ) 1 1(7. 8 ) 3(4.. 6 学 年. C (N=1 4 ) ) 計 (N=6 1. 2(4 ) .3 0(0 ) 0 . 2(3 ) .3. 2(4. ) 3 ) 2( 1 4, 3 4(6 6 ) .. ) ) 2 8( 5 9 1 4. 9 7( .4 0 0 ) 2 1 ) 7( 5 3( 5 . . 3 5 4 ) 10( 16 4 ) 5( 7 . ,. ) 6( 1 2 8 . 1(7. 1 ) 11 5 ) 7( .. 2(4.3) 1 ) 1(7. ) 3(4. 8. B (N=23 ). B (N=47). ) B (N=47. B (N=47 ). 173.
(7) . 三 浦. 格. 数帯がなくなり, 「6時間以下」の 時数帯に集中してきている, したがって, 高学年になるにつれ歩 くスキー授業の時数は減る傾向がみられる. Aタイ プの学校 (2校) において は, 1~6学年まで- 貫して同時数 (1 0~1 2時間, 16時間以上 がそれぞれ1校) であ った. 同様に表3-2より, Bタイ プの学校において1~2学年では「 6時間以下」の時数帯が多いのに対. して, 3学年以上は 「1 0~12時間」 の時数帯に移行してきている. Cタイ プの場合は, 全体として あまり大きな変化はみられなかった.. したがってこれらを全体的にみて みる と, 歩くスキー授業(表3-1 )の場合には低学年で「1 0~12 「 高学年で 時間」 6時間以下 の時数帯が多いのに対して 反対にアルペンスキー授業 表3 ( -2 ) 」 , , 6時間以下」 の場合には低学年で「 0~12時間」の 時数帯が多いことが分かった, , 高学年において「1 それぞれの授業時数は, 目標を初めとして指導計画, 学習内容, 実施場所や経費などと密接な関. 係をも っているため, 総合的に検討される必要性 があるであろうが, 本調査結果の範囲内で考え合 せると全体的なスキー授業の時数帯は1~2学年と3~6学年の2つのタイ プに分かれるものと考え られる, またその平均的なスキー授業の総時数帯は, 歩くス キー授業の場合には1~2学年におい て 「1 0~12時間」 6時間以下」 が最も多く, 同様にアルペ ンスキー授業の場合 , 3~6学年において「 に は 1~2 学 年 に お い て 「6 時 間 以下」 , 3~6 学 年 に お い て 「10~12 時 間」 と な っ て い る.. 4 ) スキー授業の時間構成 表4-1 , 表4-2はそれぞれ歩くスキー, アルペンスキー実施校 におけるスキー授業の時間構成. につ い て ま と め た も の で あ る.. 歩くスキー授業 (表4-1 ) においてBタイ プの場合には, 1~3学年において 「2時間つ づきと1 時間」の時間構成 が最 も多く全体の53%以上を占めているが, 4~6学年においては「一日に1時間. ずつ」 が57%以上を占めている. 歩くスキー授業のみを実施しているAタイ プの場合には, 「一 日 に1時間ずつ」 と 「2時間つ づ きと1時間」 の時間構成であり, それぞれ1校ずっとなっている.. アルペンスキー授業 (表4-2 ) においては, Bタイ プの場合全学年とも 「 1日に4時間以上」 と 「 いう時間構成 が最も多いが, Cタイ プの場合には「 2時間続きと1時間」 1日に3時間以上 」 とい ,. うの2つの時間構成が多くなっている,. 時間構成についてはスキー授業の実施場所や経費等との関係 が影響するものと思われる が, これ らの結果から判断すると, 全体的に歩くスキー授業の場合には 「一 日に1時間ずつ」 などの比較的. 細かい授業時間の構成になっているのに対して, 1日に3時間以 、 アル ペンスキー授業の場合には 「 上」 というような歩くスキー授業 よりも大きな単位の時間構成となっていることが多いことが分 か っ た,. ) スキー授業の実施場所 5 スキー授業において日常頻繁 に利用する場所についての回答をまとめたの が, 表5-1 , 表5-2. で あ る.. 歩くスキー授業 (表5-1 ) の場合, Bタイ プの学校において は, 全学年とも 「学校敷地内」 が最 も多く (特に1~2学年) , 次 が 「学校近辺の公園・堤防・丘陵など」 の順となっている. しかし3学. 年以上 は低学年ほ どの大きな差 はみ られない. またAタイ プの 学校において は, 「学校敷地 内」 , 「学校外の常設 のスキーコース」 , 「学校近辺の公園・堤防・丘陵な ど」の順に回 答が多くなっている, アルペンスキー授業 (表5-2 ) の場合には, Bタイ プの学校において, 全学年を通して 「常設の スキー場」 が最も大きな数値を示しており, 次いで 「学校敷地内」 , 「学校近辺の公園・堤防・丘陵. 174.
(8) . 寒冷地体育の現状と課題. 校 (%). 表4ー1 歩くス キー授業の時間構成 学. 年. 1 学 年. 時間構成. T 1. A (N= 2). 0 ) 1( 50 . ) 13( 27 .1 0 ) 14( 28 .. ) B (N=4 8 ) 0 計 (N=5 ) A (N= 2. 2 学 年. ) 5 B (N=4 ) 計 (N=4 7. 3 学 年. B (N=1 3 ) ) 5 計 (N=1. 4 学 年. ) B (N= 6 ) 計 (N= 8. ) A (N= 2. ) A (N= 2. A (N= 2). 5 学 年. ) B (N= 7 ) 計 (N= 9 ) A (N= 2. 6 学 年. 1 1. 1 1 1. IV. V. VI. ) 1( 50, 0 ) 8( 3 2 58. 0 ) 2 9( 5 8.. 0 ) 0(0. ) 0 0(0. 0 0(0 .). ) 0 0(0, 0 ) 0(0, 0 ) 0(0.. 0 ) 0(0. ) 1 1(2, ) 0 1(2,. 0(0 ) ,0 ) 6( 1 2. 5 ) 6( 1 2 0 .. 1( 0 ) 50 1(50,0) . ) ) 25( 55 6 9 13( 28 . . ) 3 ) 26( 55, 14( 29 .8 ) 0 50 ) 1( 1( 50 . ,0 3 8 ) ) 5 2 7( 46 6( , . ) ) 8( 53 3 46, 7 7( .. ) 0 0(0. 0(0.0) ) 0 0(0,. ) 0 0(0 , 0(0.0) 0 ) 0(0,. 0 ) 0(0, 1(2,2) ) 1 1(2.. ) 0 0(0. 1 3. 3 ) 6( 1 2. 8 ) 6(. ) 0(0.0 0(0.0 0(0. 0 ). 0 ) 0(0 . ) 0 0(0, 0 ) 0(0.. ) 0 0(0. 0 ) 0(0 . ) 0 0(0.. ) 0 0(0, ) 0(0. 0 0 0(0 ,). ) 0. 0 1( 5 4( 66 7 ,) ) 62 5( .5. ) 1( 50 ,0 33 3 2( ,) ) 3( 37 ,5. 0 ) 0(0. ) 0 0(0, ) 0 0(0,. ) 0 0(0. 0 ) 0(0. 0 ) 0(0.. ) 0 0(0. ) 0 0(0, ) 0 0(0.. 0(0,0) ) 0 0(0 . ) 0(0, 0. ) 0. 0 1( 5 ) 4( 57 ,1 6 ) 5( 5 5,. ) 1( 5 0. 0 ) 3( 42 .9 4( 44 4 ) ,. 0 ) 0(0 . ) 0 0(0. ) 0 0(0,. ) 0 0(0. 0 ) 0(0. 0 ) 0(0,. 0 ) 0(0, ) 0 0(0, ) 0 0(0,. ) 0 0(0. 0 ) 0(0, ) 0 0(0.. ) 50 1( .0 ) 1 57 4( , ) 5( 55 .6. ) 1( 50 ,0 ) 42 9 3( . ) 44 4( .4. ) 0 0(0. 0 ) 0(0. 0 ) 0(0,. 0(0.0) ) 0 0(0. 0 0(0 .). ) 0 0(0. 0 ) 0(0. ) 0 0(0.. ) 0 0(0. ) 0 0(0. 0 ) 0(0 .. タイ プ. ) B (N= 7 ) 計 (N= 9. 1:1日に1時間づつ IV: 1 日 に4 時間以 上. 1:2時間つづきと1時間 1 V: そ の 他. [重複回答]. 表4ー2 ア ルペ ンスキー授業の時間構 成 学. 年. 1 学 年. 時間構成. T ←. B (N;23). ) 1(4.4 1(6 7 .) 2(5.3). ) 12 (31,4. ) 1(3. 7 ) 1(6. 7 ) 8 2(4.. タイ プ. ) 5 C (N=1 年 (N=3 8 ) ) B (N=27. 2 学 年. ) C (N=1 5 ) 計 (N=4 2 ) B (N=45. 3 学 年. 4 ) C (N=1 ) 計 (N=5 9 B (N=48). 4 学 年. ) 6 C (N=1 4 ) 計 (N=6 B (N=48). 5 学 年. ) 6 C (N=1 ) 4 計 (N=6. 6 学 年. 6 ) C (N=1 4 ) 計 (N=6. B (N=48). m:1日に3時間以上 VI: 無回 答. 校 (%). V. VI. ) 4 1(4. ) 1(6 7 , ) 3 2(5 .. 6 ) 2(8, ) 0 0(0, ) 3 2(5,. 6 ) 2 8( 9. 3 3 3 5( .) 13( 3 0 9 ) ,. ) 34 1 ) 8( 4( 7 ,8 ,4 20 ) ) 3( 33 3 5( ,0 . ) 2 0 ) 11( 9. 9( 23 .7 ) 3 9( 33 18 ) 5( , .5 2 0 0 ) 3 ) 3( 5( 3 3 . . 8 6 ) 2 ) 1 2( 2 3 8 10( , ,. ) 1(3 7 . ) 7 1(6. ) 8 2(4.. 2 ) 1 1 3( . 0 ) 0(0 . 1 ) 3(7.. ) 0 0(0. ) 1(7.1 ) 1(1, 7. 15 ) 7( .6 ) 35 7 5( . ) 20 1 2( .3. 2 ) 42 ) 1 9( 24 11( . .4 6 4( 2 8 1 ) 3( 2 5 .) . ( 3 9 ) 2 3 ) 1 4( 23 7 ,0 .. 4 ) 2(4, 1 ) 1(7. ) 1 3(5 .. ) 4 1 3. 6( ) 0 0(0. ) 0 6(1 .2. 0 ) 0(0 . 3 ) 1(6. ) 1(1 .6. ) 12, 5 6( 3 1. 2 ) 5( 17 2 1 1( ,). 47 9 ) ) 23( 2 2 1 1( . ,9 25 0 ) 4( 1. 2 5( 3 ,) ) 4 2 0 ) 2 7( 16( 25 .2 , ) 3( 4 7 22 9 ) 2 ) 1 1( 6( 12 ,9 . .5 0 ) 25 ) 4( ) 3 1 1 5( 3 5( , .3 .3 ) ) ( 0 2 1 6 2 5 2 4 2 7( ) 1 2 1 1(7 , . . ) 4 9 2 3( 7 2 2 9 ) 1 ) 1 1( 2, 5 6( , . ) 4( 2 5 0 ) 1 3 ) 5( 3 31 3 5( , . . 42 ) ) 2 7( ) 16( 25 17 1 1( ,2 .0 ,2. ) 2 2(4. ) 1(6. 3 ) 7 3(4.. 5 ) 2. 1 6( ) 0 0(0, ) 3 6(9,. ) 2 2(4 . ) 2 1(6, ) 7 3(4.. ) 12. 5 6( 0 ) 0(0. 6(9.3). 2 ) 2(4. 2 ) 1(6. ) 3(4, 7. ) 2. 5 1 6( 0 ) 0(0. 3 ) 6(9,. ) 0(0 ,0 2 ) 1(6. ) 1(1, 6 ) 0 0(0, 1(6 2 ) , 6 ) 1(1,. 工 l. ) 30 7( ,4 ) 33 5( .3. 1:1日に1時間づつ IV: 1 日 に 4 時間 以上. 1 1 1. IV. 1 1:2時間つづきと1時間 V:そ の 他. m:1日に3時間以上. VF 無回答. 175.
(9) . 三 浦. 格. 表5ー1 歩くスキー授 業の実施場所 学. 年. [重複回答]. 実施場所. ‐ 1 1 冊. 2 学 年. 3 学 年. 5 学 年. 6 学 年. 1 1 1. 0(0 ) 0 .. 46 (86.8). 6 (12.0 ). 6( 1 1 ) .3. 2( 66 ) .7. 1( 33 ) .3 0(0 ) .0 1(1 ) 9 .. 0(0. 0 ) 6( 1 2 ) ,8 6( 12 ) .0. 1( 33 ) .3 0(0 ) .0 1(2.0). 1( 25 ) .0. 1( 25 ) .0 0(0,0) 1(6.2). 2( ) 6 6 .7 4 4( 88 0 ) .. B (N=50 ) 計 (N=5 ) 3 A (N= 3 ). B (N=4 ) 7 計 (N=50 ). 41 (87.2). 43( 8 6, 0 ) 2( 50 ) .0 9( ) 5 0 7 . 1 1( 6 8 ) 8 .. A (N = 4 ). B (N=12 ) 計 (N =16). 4 学 年. 1 1. タイ プ. A (N= 3) 1 学 年. A (N= 4 ). 2( 50 0 ) , 3( 7 5 0 ) . 5( 6 2 ) 5 .. B (N= 4 ) 計 (N= 8 ). 3 (25.0). 4( 2 5 ) .0 1( 25 ) .0. B (N= 5 ) 計 (N= 9 ) A (N= 4 ) B (Nご 5 ) 計 (N= 9 ). 2( 25 ) .0 0(0. 0 ) 2( 40 ) .0 2( 22 2 .). 2( 5 0 0 ) . 3( 6 0. ) 0 5( ) 5 5 .6. 2( 50 ) .0 0(0 ) .0 2( 22 ) .2. 0(0 ) .0 2( 40 ) .0 2( 2 2 ) .2. 2( 5 ) 0.0 0(0. 0 ) 2( 22 ) .2. 1 1:学校近辺. 表5ー2 アルペンス キー授業 の実施場所 年. 実施場所. 2 学 年. 3 学 年. 4 学 年. C (N=2 ) 2 計 (N=44 ) B (N=28). C (N=2 2 ) 計 (N=5 ) 0 B (Nご52). C (N=2 ) 1 計 (N=7 ) 3 B (N=5 5 ) C (N=2 ) 1 計 (N=76 ). 校 (%). 1 1. 1 1 1. IV. V. 2(9.1) 4( 1 ) 8. 2 6( 13 6 ) .. 15 ( 68.2). 25 ) 7( .0 9( 40.9 ). 1(4 ) .5 0(0.0) 1(2. ) 3. 16 (32.0). 2(7. 1 ) 4( 18 ) .2 6( 1 2. ) 0. 0(0 ) .0 1(4,5 ) 1(2 ) .3. 2(7 ) .1 0(0 ) .0 2(4.0 ). 9( 17. 3 ) 4( 19 ) 0 . 13( 17 ) 8 .. 4(7.7 ) 5( 2 3. 8 ) 9( 1 2 ) .3. 4(7 ) .7 0(0.0 ) 4(5,5). 8( 14. ) 5 4( 1 9. ) 0. 5(9 ) .1 5( 2 ) 3. 8 10( 13 ) ,2. 4( 7.3) 0(0 ) .0 4(5,3). 38 (69.1) 11 (52.4 ). 0(0.0) 1(4 ) 8 . 1(1.3 ) 0(0 0 ) . 1(5.0) 1(1.4 ). 4( 1 ) 8. 2 9( 4 0.9 ). 13 (29.5). 12 (15.8). 8( 36. 4 ). 23 (52.3) 17 (60.8 ). 8( 36. 4 ). 25 (50,0). 35( 67. 3 ) 11 (52.4). 4 6( 6 3. 0 ). 49 (64.4 ). 5 学 年. B (N=53 ) C (N=2 0 ) 計 (N;7 ) 3. 6( 11 ) .3 4( 20.0 ). 10 (13.7 ). 6 学 年. 6( 1 1 3 ) . 4( 20 0 .) 1 0( 1 3.7 ). 4(7 ) .6 0(0.0) 4(5.5 ). 3 8( ) 7L7. B (N=53 ) C (N=20 ) 計 (N=7 3 ). 5(9.4) 4( 2 0. 0 ) 9( 12. ) 3 5(9. 4 ) 4( 20 0 ) . 9( 12.3 ). 4(7.6 ) 0(0.0) 4(5 ) .5. 38 (71.7 ) 11 (55.0). 1:学校敷地内. 176. 1 1お 学校外の常設スキーコース. [重複回答] T 1. タイ プ. B (N=22) 1 学 年. 1( 25 ) ,0 0(0 0 ) . 1( 12 ) 5 ,. 1 (25.0). 2( 0. 5 ) 0 3( 6 0 0 ) , 5( ) 5 5 .6. A (N= 4 ). 1:学校敷地内. 学. 校 (%). 1 1:学校近辺. 1 1 1:遠くの公園など. 11 (55.0) 49 (67.1 ). 49 (67.1). I V:常設のスキー場. 0(0 ) .0 1(4 ) .5 1(2,0) 0(0. 0 ) 1(4 8 .) 1(1 ) .4. 0(0. ) 0 1(5 ) .0 1(1 ) .4 V:その他.
(10) . 寒冷地体育の現状と課題. など」 , 「遠くの公園・山など」 と続し・ている, またCタイ プの学校においては, 1~2学年では 「学 校敷地内」 が最も大きな数値を示しているのに対して 3学年以上「常設のスキー場」の 占める割 合 ,. が最 も 多 く な っ て きて い る. こ の 理 由 につ い て こ こ で は 具 体 的 に 明 ら か にす る こ と は で き な い が ,. 実施場所は目標o学習内容o経費・所要時間などとの関連が深し・ので 今後このような観点から子 , 細に検討される心要があるものと思われる, しかしながら全体 的にみて日常よく利用さ れている場所として は 歩くス キー授業の場 合には , 「学校敷地内」 またアルペンス 「 キー授業の場合 常設のスキー場 には 」 がであることが分か った, ,. 6 ) 交通手段と所要時間 日常よく利用するスキー授業の場所は, 結果5の通りであるが 表6は実際に授業を展開する際 , に重要となる学校から実施場所までの交通手段, そして移動 に要する時間についてまとめたもので. ある, 表6は全学年とも 「学校敷地内」 など比較的近し・場所で授業を行うことが多いと回答した歩くス キーの みを実施しているAタイ プの学校2校を除いて集計した, また表中の時間は実施場所までの. 往復時間とし, その区分設定 は便宜上1校時の %以内, %~% %~1校時 1~2校時分 2校時 , , , 分以上とした, 交通手段の分類としては「徒歩」 バ 通常の「 定期路線 ス スキー授業 「貸 」 のための , , 「 切バス」 その他 として教師自 」 身の車や PTAなどによ バ る保護者の車 , , , スキャ場所有の スな どを考慮した.. その結果表6より, 「徒歩」により移動している学校は54校中7校で全体の1 3. 0%にあたり, 残 りの47校 ( バ 87 0% ) は何らかの形で自動車・ スなどを利用して いる しかし . , , 自動車oバスを利 用していても, 往復の所要時間に 「 30分以上」 もかかる学校が全体の30校 ( 55.6%) もあ った. こ れに 「徒歩」 で 「 30分以上」 もかかる学校を加えると実に54校中37校 ( 6 8.5%) もの学校が1校 時前後また はそれ以上の時間を往復の交通に費やしていること になる, しかも現地に到着した後の. 集合や準備運動, 用具の装着などに要す る時間などを考慮すれば実質授業時間はさらに少 なくなる ものと考えられる. したがって, これらの学校 では当然2校時以上連続した授業を実施して いるも のと考えられる. しかしながら 「 45~90分」 と回答した学校においては, 3校時連続授業 であ った としても実質授業時間はその老~%程度となってしまう. このため 所要時間が多く かかる場合 に は, 当然のことながらスキー授 業は移動に要する時間 を考慮しなければならず 他の学習内容 には , みられない連続した授業時間の構成となっている,. 表6 交通機関と所要時間の関係 徒 1 1. 歩 1 1 1. I V. 校 (%) 定. V. 1 1. 期. バ. 1 1 1. ス I V. 貸 V. 1 1. バ. 切 m. ス I V. そ V. 1 1. の m. 他 I V. V. B. 0 0 5 I 0 0 I 2 0 0 0 5 1 7 7 2 0 I 0 0 0 )(0 (N=4 1 ) (0 0 0 )( 1 2 2 )(2 4 )(0 )(0 0 0 )(2 4 )(4 )(0 )(0 9 0 0 )(0 )( 0 1 2 2 )( 4 1 )( , 5 1 7 1 )(4 . , )(0 )(2 . 9 0 )(0 , 4 0 )(0 )(0 , . 0 0 ) . , . . , . . , . , , . . C 0 0 0 I 0 0 3 I 0 0 0 I 2 I 0 I 2 0 0 0 (N=1 0 )(0 )(8 2 ) (0 )(0 )(0 0 0 3 0 )(0 )( 0 2 5 1 )(8 3 )(0 0 )(0 0 )(0 )(8 0 )( 3 1 6 )(8 , 7 3 )(0 , , 0 )(8 . 3 )( 1 6 )(0 . , )(0 )(0 ) . 7 0 0 0 . , . . . , . , . . , . . 計 0 0 5 2 0 0 4 3 0 0 0 6 1 9 8 2 I 3 0 0 0 )(0 (N=5 ) (0 0 )(9 3 0 4 )(3 8 )(0 0 ) 0 )(7 0 )(5 6 )(0 ) 0 6 0 ) 0 0 )( 0 1 1 3 )( 3 5 )( . 9 1 5 1 )(3 , . 8 )(1 )(5 , . 9 )(0 )(0 , 6 0 0 )(0 ) , 0 , . , , . , , . , . . , . 1:l o分以内 1 1:1 0~3 O分 1 1 1:3 O一 45分 l v:4 5~9 ○分 v:9 0分以上 177.
(11) . 三 浦. 格. ) 所要時間と授業の時間構成の関係 7 結果6は往復の交 通に要する所要時間の 特徴についてまとめたものである が, この所要時間と実 際の授業における構成時間との関係についてま とめたのが, 表7である. 0分以内」 という比較的短い場合には, 「2時間続きの日 表7から往復の交通に要する時間が 「1 と1時間の日 があ る」 が1校しかなかったのに対して, 「10~30分」 では 「一 日に3時間行なう」 が 2時間続きの日と1時間の日がある」 33.3%) 42,8%) 9校( ,「 , 「一 日に4時間以上行なう」が7校( 0 て 「 は 「一 日に4時間以上行な 0 ~ 4 5分 の項目におい また 3 が3校 (1 % ) た 」 であっ . ・う」 が1 4.3 が3 が 21. 7%) 43,5%) 校( , 「一 日に3時間行 なう」 , 「2時間続きの日と1時間の日 がある」 5校 ( 「 0分以上」 の項目におい 9 4 9 0分 所要時間が長い 5 ~ 」 校( 1 3,0%) であ っ た. これよりもさらに ,「 ては殆 ど全ての学校が 「一 日に4時間以上行なう」 と回答している, これらの結果より, 学校からスキー授業の実施場所までの往復に要する所要時間が比較的短い場 合には小き ざみの時間構成となっているのに対して, 所要時間が長くなれ ばなるほどそれに応じて 時間構成も大きな単位のまとまり が多くなっていることを特徴 として挙げること ができる,. ) 所要時間のおさえ 8. 結果6より大部分の 学校がスキー授業のためにかなりの時間を往復の 交通に費やしていることが 分かっ たが, それではこのような交通に要する時間を各学校ではどのようにとらえているの であろ うか, 全体として回答数は少なかったものの, この点についてまとめたの が表8である, Bタイ プの学校では, この時間を肯定的にとらえている学校 が最も多く 「集団行動の態度を養う. 40.5%)を占めた. 次に など, スキー授業に必要な時間である」 , と回答した学校 が42校中17校( 1 3校, 30,9%)であ った. また 多かったのが「できれ ばなくしたい時間である」 , と回答した学校( 23.8%) あり, 全体として否定 0校( 「学習することのないロスタイムである」 , と回答 した学校も1 的にとらえている学校は23校 (54.8%) にもの ぼった. 校 (%). 表7 所要時間と時間構成 (6学年のみ) 所要時間. 時間構成. r l. 1 1. 1 1 1. IV. V. VI. ~10 分 (Nこ 1 ). 0(0. 0 ). 1 (100.0). ) 0(0.0. 0 ) 0( 0 ,. 0 ) 0(0 ,. ) 0(0 .0. ) 10~ 30 分 (N=2 1. ) 0(0 .0. ) 3(14.3. ) 9 (42.8. 7(33.3). ) 1(4 ,8. 1(4 ) ,8. 30~ 45 分 (N=2 3 ). ) 0(0 .0. 5(21.7). 0(43.5) 1. ) 1(4 .4. ) 4( 1 7 .4. 8(88.9). 1( 11 1 ) .. 0(0 0 ) ,. ) 1 00 0 2( .. ) 0(0 .0. ) 0(0. 0. 45~ 90 分 (N= 9 ). 0(0.0). ) 0( 0. 0. ) 13 3( .0 ) 0 0(0.. 9 0分 ~. 0(0.0). 0 ) 0( 0.. ) 0(0 .0. (N = 2). 工: 1 日1 時 間 IV: 1 日 に 4 時 間 以上. 表8. 1 1: 2 時 間つ づ き と 1 時 間. 1 1 1: 1 日 に 3時 間. V:そ の 他. VI: 無回 答. 校 (%). 所要時間の おさ え. \ \内 容 タイフ \\. スキー授業に必 要な時間である. できればなくし たい時間である. 必要のないロス. B (N=4 ) 2. ) 17( 4 0.5. 13 (30.9). C (N=1 2 ). ) 2( 16 .7. 4 ) 計 (N=5. 19 (35.2). 178. 他. 無 回 答. ) 2 1 0( 3.8. ) 0(0. 0. 2(4. 8 ). ) 3( 25. 0. ) 50 6( .0. 1(8.3). ) 0 0(0.. ) 16 (29.6. ) 2 6 1 6( 9.. ) 1(1 .9. 2(3.7). タイムである. そ の.
(12) . 寒冷地体育の現状と課題. Cタイ プの学校においては, Bタイ プのi順位が逆転し, 最も多いの が 「学習することのないロス タイムである」 50 , と 回答した学校6校 ( .0%) であ った, また否定的な 「できれ ばなくしたい時間. である」 25, 0%) であり, これらを合計すると, 否定的にとらえている学 , と回答した学校は3校( 校は全体の9校 ( 5. 0%) を占めた, Cタイ プの中で肯定的な回答をした学校は僅か2校 ( 7 1 6.7%) の み で あ っ た,. これらの結果より所要時間についてのみみてみると, B・Cどちらのタイ プの学校においても, ま否定的にとらえている その過半数以上の学校が往復の交通に要する所要時間を, どちらかと言えし 割合が多いことが分かっ た. したがって, 今後目標o学習内容などの授業構造や具体的な経費o時 間などの関連性からこの問題について検討・改善される必要があるものと考えられる.. 4. ま. と. め. 北海道における代表的な学習内容の一つであるスキー授業 は, 広く全道において実施されて いる が, その実施状況についての詳細な報告は数少ない, このため以上のようにスキー授業 についての 実態把握を目的としたアンケート調査を行っ た結果, いくつかの点について次のようにまとめるこ とができるものと考えられる.. まず全体的にみてみると, 正規の授業として行われているスキー授業 の実施率 が1 00%であ っ た ことを挙げることができる, このことは旭川市の小学校 における冬期間の学習内容として, スキー 授業が重要な位置を占めていることによるものであると考えられる, しかしながらこのようにすべ ての小学校において実施されているスキー授業でありながら, 実際の内容は各学校の立地条件や指 導計画などに大きな影響を受けるためか, その実施状況については全小学校とも一様 ではなく, 各 学校のタイ プごとにかなりの相違がみられた, その一つ が同じスキー授業でありながら, 歩くスキーの授業を実施 している学校とアルペンス. キーの授業を実施している学校とがあるということである, さらにこれらの実施率 については, そ れぞれの学校・学年において異なっていた. 歩くスキーとアルペンスキーの授業との関係 について みてみると, この両方を実施しているBタイ プの学校においては, 全体として歩くスキー授 業は低. 学年, またアルペンスキー授業は高学年においてその実施率が高かった. さらにスキー授業の時数 についても同様の傾向 がみられ, 歩くスキー授業では低学年, アルペンスキー授業では高学年にお いてその授業時数 が多 かった,. また, 授業の時間構成や実施場所, あるいは移動にともなう交通手段や所要時間 な どについ て A, B, Cそれぞれのタイ プについて特色がみられた, その主な点は以下の通りである, 歩くス キー授業のみを実施しているAタイ プの学校において は, 比較的授業時間 の構成 が細か く, 移動に要する時間も少ない, しかし一方のアルペンスキー授業 のみを実施しているCタイ プの 学校においては, 一回の授業時間がAタイ プの学校よりも大きな時数単位の構成となっている, ま たパ スなどの交通機関を利用する割合が高くなっているとともに, 移動 に要する所要時間も長く なっている, このうち, スキー授業を行う際に必要であ る移動に要する所要時間をどのようにとら えているのかについては, これをどちらかと言えば否定的にとらえている学校の方が, 肯定的に, と らえている学校の割合より多かった. このことは, 移動に要する所要時間にはスキー授業としての. 教育的価値があまりないと考えて いるものとも受け止められる, かりにこの所要時間が殆 ど意味の. ない時間であるとするならば, 実質の学習時間を減らさないためにも, この点について検討・改善 179.
(13) . 格. 三 浦. される必要があるものと考えられる.. 5. お. わ. り. に. 現代のように高度に発達した社会におし・て, 学校教育の一領域として体育におけるスキー授業が もつ教育的価値には大きな意義 があるものと考えられる. しかしな が ら, ひとくちにスキー授業と. 言いなが らも, 実際には多種多様な内容をも って展開されていること が今回の調査でも分かり, さ ま ざま な状況においてスキー授業 が実施されて いるの が実情であると考えられる, このためすべて. の学校を同一基準により一様 に比較・検討することには困難が生じるであろう, したがって本稿に おいて は, このような観点から各学校のスキー授業の実施形態を三つのタイ プに分類することに. よって, それぞれのタイ プにおける特徴について検討・整理するこ とを試みた, しかしながら, 同 一タイ プに属する学校でありなが らもそれ ぞれのスキー授業には各学校の特色が出ている点を払拭 できない, このため今回は検討すること ができなかったが, 今後各調査項目間の相互関係やその他 の要因などについて詳細に調査o検討されること が必要であるものと考えられる, 最後に, ご多忙の折にもかかわらずア ンケート調査に ご協力いただいた各学校の先生方には,′0 からお礼申し上げます,. 参. 考. 文. 献. 9 86 ( 1 ) 今村源吉他7名 「歩くスキーの運動特性に関する総合的研究」 北海道教育大学特定研究報告書 1 . 2 ( ) 北海道教育大学旭川分校寒冷地体育研究会 「歩くスキーの理論と実践」 1974. 98 0 未発表, { 3 ) 星野正彦 「旭川市における学校体育のスキー指導の実態」 1. 180.
(14)
関連したドキュメント
【現状と課題】
② 現地業務期間中は安全管理に十分留意してください。現地の治安状況に ついては、
台地 洪積層、赤土が厚く堆積、一 戸建て住宅と住宅団地が多 く公園緑地にも恵まれている 低地
【葛尾村 モニタリング状況(現地調査)】 【葛尾村 モニタリング状況(施工中)】 【川内村 モニタリング状況(施工中)】. ■実 施
「ゼロエミッション東京戦略 2020 Update & Report」、都の全体計画などで掲げている目標の達成 状況と取組の実施状況を紹介し
■横置きタンクについては、H26.12を目処に撤去を実施予定。.. 対策
[r]
スピーカは「プラントの状況(現状)」「進展予測,復旧戦術」「戦術の進捗状 況」について,見直した 3 種類の