アドバイザー、リーダー始め5人 秘書グループ
西尾市表彰式のあり方について
改善テーマ5Sグループ名 5Sグループメンバー
様 式 1
西尾市表彰式とは…
毎年11月に文化会館大ホールにて開催。
市政の発展や市民福祉の向上に貢献された方に、市長から表彰状と記念品が授与され
る。
被表彰者は例年5~15人程度。
<従来の表彰方法>
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被表彰者全員が舞台上で一列に並び、市長から表彰状を受け取った後、列の最後尾
に並ぶ。
本来、表彰の目的とは、市政の発展や市民福祉の向上に尽くされた方の功績を褒め
称え、他の模範とすることで、特定の活動や分野に対する関心や評価を高めるととも
に、さらなる公益増進を督励することにある。
ところが、従来の表彰方法では、その功績を広く知らしめ、褒め称えられるべきは
ずの被表彰者が、まるで辞令交付のように表彰状を授与される姿は、本来の目的にか
なっていないように感じた。
① 問題・課題
演台
主催者席 来賓席
被表彰者席
市長
演台
被表彰者席
主催者席 来賓席
①被表彰者席を客席の最前列とする。
②司会者は被表彰者の功績と名前を読み上げ、被表彰者は客席から舞台へ登壇する。 ③表彰状の授与を功績別に行うことで、一度に5人程度の登壇とする。
④舞台上で、被表彰者は表彰状授与の時以外は、客席を向いて立つ。
<改善後の表彰方法>
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② 改善案
① 登壇を功績別に5人程度とすることにより、客席側から誰がどのような功績を残したの
か分かりやすくなる。
② 舞台上で被表彰者が客席側を向くことにより、一人ひとりの顔が客席によく見えるよう
になる。
③ 被表彰者にとっても、舞台へ登壇し客席からの拍手を受けることで、褒め称えられたと
いう表彰の重みを感じ、自身の功績に対して改めて強い実感を持てる。
④ 表彰式の本来の目的にかなった、主催者と被表彰者、客席の一体感が生まれる。
③ 改善効果
本来表彰式は、被表彰者が市政の発展や市民福祉の向上に尽くされた功績に対して、それ を褒め称える場であり、主役は市長ではなく被表彰者でなければなりません。
その意味では今回、慣例に捉われた従来の表彰方法を改善することで、客席側に被表彰者 の功績と名前、顔を広く知らしめることができ、また褒め称えられる側である被表彰者にも 心に残る形にできたことは、とてもよかったと思います。