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研修報告書 平成27年度県外研修:熊谷市ホームページ

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Academic year: 2018

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平成27年度県外研修

報告書(概要)

1 研修の目的

熊谷市は、過去2年の間にこれまでにない大雪や竜巻に見舞われ、いつ起こ

るか分からない災害に備えた取組の重要性を再認識したところである。今回の

研修では、先進的な自主防災活動を行っている千葉県習志野市の自主防災会の

取組と東日本大震災で甚大な被害を受けた千葉県旭市の復興状況についての講

演をお聞きし、今後の自治会活動の課題解決に向けての一助とすることを目的

とする。

2 研修のテーマ

『習志野市の先進的な自主防災活動と旭市の震災からの復興状況に学ぶ』

3 研修概要

①研修日時 平成27年10月15日(木)、16日(金)

②参加人数 179人

③会 場 習志野市民会館(千葉県習志野市)

旭市いいおかユートピアセンター(千葉県旭市)

④内 容 習志野市危機管理監、及び本大久保ホームタウン自治会自主防

災会による自主防災会の取組についての講演と質疑応答

旭市総務課職員による東日本大震災後の復興状況に関する講演

と質疑応答

4 講演概要

Ⅰ 自主防災組織の現状について

(習志野市危機管理監 太田 清彦 様)

熊谷市と習志野市を比較すると、良く似ている部分があれば、全く違う部分

もあります。先進的な取組を取り入れるにしても、取り入れようとする先の環

境によって、うまく取り入れられる部分とそうでない部分があります。重要な

のは本質を理解することです。本大久保ホームタウン自主防災会の講演でも、

取組の本質に注目していただきたいと思います。

習志野市では、まずは自助が重要であると市民の皆さんに伝えています。災

害発生から時間が経てば共助・公助を期待できますが、災害発生直後に行政が

できることは限られています。災害から身を守るには、まずは自分自身が備え

ないとどうしようもないのです。地域がまとまって何かをしないと助からない

のです。

将来関東で大きな地震が発生することは、すでに皆さんが理解していること

だと思います。皆さんは準備をしているでしょうか?準備をしていないことは

いざという時にはできません。今日の講演をヒントに、何か自分たちでできる

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Ⅱ ITを活用した災害に強いまちづくり

(本大久保ホームタウン自治会自主防災会 副会長 徳野 勤 様 同 企画部長 川谷 聡 様)

本大久保ホームタウンは420世帯余りで構成される一戸建て団地です。

自治会が発足したのは平成3年、自主防災組織が発足したのは平成10年です。

自主防災組織の結成から10年後、地域住民自身による自助・共助の具現化と、

より実践的な活動の実現を目指し、自治会役員とは別の専任制自主防災会を組

織しました。

この自主防災会の特徴は、防災センターの設置とITの活用です。防災センタ

ーは、災害時に自治会館内に設置し、情報収集や各ブロックの支援拠点となり

ます。また、ITの活用で、迅速・正確な情報の収集と発信が可能となります。

しかし、防災の仕組みを作っただけでは、災害時に機能しません。当自主防

災会では、役員向けには、災害時を想定した簡易無線機やメーリングリストの

使用訓練を実施するとともに、住民向けには、防災IT講習会、防災訓練(市の

総合防災訓練と同時実施)等を繰り返し実施し、防災意識の向上と知識の定着

を図っています。この他にも、火災対策や集中豪雨対策にも取り組んでいます。

平成26年には、このようなITを活用した自主防災活動を評価していただき、

防災まちづくり大賞をはじめとする4つの表彰を受けました。しかし、IT はあ

くまで手段です。これを活用するためには、組織・体制の構築と実践的な訓練、

啓発・普及活動を通じて、防災委員をはじめとした全住民の意識向上が欠かせ

ません。訓練以上のことは本番ではできません。今後も工夫を重ね、安心して

暮らせる街づくりを目指したいです。

Ⅲ 旭市東日本大震災後の復興状況について

(旭市総務課主査 江戸 義尚 様)

旭市は東日本大震災によって、甚大な被害を受けました。特に津波の被害は

大きく、380ha の土地が浸水被害を受けました。液状化現象も発生し、多くの

住宅が被害を受けました。震災により14名もの方がお亡くなりになりました。

しかし、震災後、全国から励ましや義援金が届きました。天皇皇后両陛下を

はじめ、多くの方がお見舞いに訪れ、被災者それぞれが勇気づけられました。

震災で発生した瓦礫の処理でも、県内の市町村に協力していただきました。

このような大災害を経験して、災害に強い地域づくりを進めています。津波

を防ぐ対策としては、防潮堤のかさ上げ、津波避難ビルの指定、津波避難タワ

ーの整備を行いました。また、災害発生時の情報伝達の仕方についても力を入

れています。全世帯への戸別受信機の配布、高性能スピーカーの整備、デジタ

ルサイネージ(電光掲示板など)の整備、津波警報等と小学校の校内放送との

連動など、様々な取組みを実施しています。旭市は、復興への歩みを一歩一歩

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