長崎市緑化基金補助金交付要綱
(趣旨)
第1条 この要綱は、長崎市環境保全条例(昭和49年長崎市条例第11条)第40条の
規定に基づき緑豊かな、潤いのあるまちづくりの推進を図るため、長崎市緑化基金補助
金(以下「補助金」という。)を交付することについて、長崎市補助金等交付規則(昭和6
3年長崎市規則第21号。以下「規則」という。)に定めるもののほか必要な事項を定める
ものとする。
(補助対象事業及び区域)
第2条 補助の対象となる事業及び区域は、次の表の左欄に掲げる事業の区分に応じ、そ
れぞれ同表の右欄に掲げる区域とする。
事業名 区域
緑化樹等植栽事業 都市計画法(昭和43年法律100号)第7条 第1項に規定する市街化区域
生垣等設置事業
樹木植栽事業
屋上緑化事業 別図に示す区域
2 市長は、予算の範囲内において、別表(ア)欄に掲げる事業区分に応じ、それぞれ同表
(イ)欄に掲げる補助対象の内容及び要件について、同表(ウ)欄に掲げる補助対象者
に対し、同表(エ)欄に掲げる補助金額を交付するものとする。ただし、市長が特に理
由があると認めるときは、補助対象の要件を緩和することができる。
3 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当するときは、補助金の交付対象外
とする。
(1)国、地方公共団体の機関及びこれらの団体が全額出資する団体が第1項の事業を 行うとき。
(申請書の提出書類)
第3条 規則第3条第1項の申請は、当該年度の3月1日までに提出しなければならない。
2 補助金の申請をしようとする者は、その申請時に当該補助金に係る仕入れに係る消費
税等相当額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税に相当する額のうち、消費
税法(昭和63年法律第108号)に規定する仕入れに係る消費税額として控除できる
部分の金額と当該金額に地方税法(昭和25年法律第226号)に規定する地方消費税
の税率を乗じて得た金額との合計額に補助率を乗じて得た金額をいう。以下同じ。)があ
り、かつ、その金額が明らかな場合には、これを減額して申請しなければならない。た
だし、申請時において、当該補助金の仕入れに係る消費税等相当額が明らかでない場合
については、この限りでない。
(申請書に添付すべき書類)
第4条 規則第3条第2項の規定により省略する添付書類は、次に掲げる書類とする。
(1)収支予算書
(2)前年度決算書
(実績報告書の提出時期)
第5条 規則第12条の実績報告書は、事業完了後30日以内又は、当該年度の3月24
日までのいずれか早い日までに提出しなければならない。
(消費税等に係る仕入控除税額の確定に伴う補助金の返還)
第6条 第3条第2項ただし書の規定により補助金の交付申請をした者は、規則第12条
の実績報告書を提出するときに、当該補助金に係る仕入れに係る消費税等相当額が明ら
かである場合には、これを補助金額から減額して報告するとともに、消費税及び地方消
費税仕入控除税額報告書(第1号様式)により報告しなければならない。
2 第3条第2項ただし書の規定により補助金の交付申請をした者は、規則第12条の実
績報告書を提出した後において、消費税及び地方消費税の申告により当該補助金に係る
仕入れに係る消費税等相当額が確定した場合には、消費税及び地方消費税仕入控除税額
金額の返還を命ずることがあるものとする。
(補助金の交付手続の特例)
第7条 規則第13条の規定による補助金の交付額の確定通知は省略するものとする。
(交付の条件)
第8条 補助金の交付を受けた者は、植栽後5年以上緑化の維持管理に努めなければなら
ない。
(委任)
第9条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は市長が定める。
附 則
この要綱は、平成5年4月1日から施行する。
附 則
この要綱は、平成6年4月1日から施行する。
附 則
この要綱は、平成11年4月1日から施行する。
附 則
この要綱は、平成13年4月1日から施行する。 附 則
この要綱は、平成20年4月1日から施行する。 附 則
別表
(ア) (イ) (ウ) (エ)
事業区分 補助対象の内容及び要件 補助対象者 補助金額
緑化樹等 植栽事業
住宅以外の私有地における緑化樹の植栽等(樹木、シンボルツリー、 芝等の植栽、生垣の設置及び壁面の緑化)で、それぞれ次に掲げるも のとする。
(1) 樹木、芝等の植栽
道路(一般の通行の用に供される道路をいう。以下同じ。)に 面する部分に設けられ、かつ、当該道路から眺望できるものであ ること。
(2) シンボルツリーの植栽
前号に掲げる樹木のうち、特に形状及び樹姿の優れたもので周 囲の景観向上に資するもの (以下 「シンボルツリー」と いう。)で あること。
(3) 生垣の設置
ア 道路に面する部分に設けられ、かつ、当該道路から眺望でき るものであること。
イ お お む ね 1 m 以 上 の 高 さ の 樹 木 が 1 m 当 り 3 本 以 上 植 栽 が 施されるものであること。
ウ 生垣の延長が3m以上であること。
(4) 壁面の緑化(ブロック塀等を蔓性植物をもって被覆させるこ と。以下同じ。)
ア 道路に面する土地に設けられ、かつ、当該道路から眺望ので きる壁又は塀に設けられているものであること。
イ 緑化する延長が3m以上であること。 ウ 植栽方法は1m当り5本以上であること。
次の各号に該当する者とする。
(1) 工場、事務所、店舗等を営むもの。
(2) 学校教育法(昭和22年法律第26号)第2条
第2項に規定する学校法人及び同法 82 条の 2 に規定する専修学校、同法83条第1項に規定 する各種学校を営む学校法人
(3) 社会福祉事業法(昭和26年法律第26号)第
2 条 に 掲 げ る 社 会 福 祉 事 業 を 行 う 社 会 福 祉 法 人、その他社会福祉事業を経営するもの。 (4) 前3号に準じると市長が認めたもの。
補助金額は、補助対象事業費の2分の1以内とし、 次の各号に掲げる額を超えない範囲とする。ただし、
1件当り200,000円を限度とする。
(ア) 樹木 1本当り 20,000円
(イ) シンボルツリー 1本 200,000円
(ウ) 生垣の設置 1m当り 4,000円
(エ) 生垣の設置のための既存のブロック塀等撤去
1㎡当り 3,000円
(オ) 壁面緑化等 1m当り 1,000円
(カ) 芝等 1㎡当り 1,000円
生垣等設 置事業
私 有 の 住 宅 に お け る 生 垣 等 設 置 ( 生 垣 の 設 置 及 び 壁 面 の 緑 化 を い う。)でそれぞれ次に掲げるものとする。
(1) 生垣の設置
ア 道路に面する部分に設けられ、かつ、当該道路から眺望でき るものであること。
イ お お む ね 1 m 以 上 の 高 さ の 樹 木 が 1 m 当 り 3 本 以 上 植 栽 が 施されるものであること。
ウ 生垣の延長が3m以上であること。 (2) 壁面の緑化
ア 道路に面する土地に設けられ、かつ、当該道路から眺望ので きる壁又は塀に設けられているものであること。
イ 緑化する延長が3m以上であること。 ウ 植栽方法は1m当り5本以上であること。
住宅の土地の所有者、借地権者又は管理人 補助金額は、補助対象事業費の2分の1以内とし、 それぞれ次に掲げる範囲とする。
(ア) 生垣の設置については、植栽延長1mにつき、
4,000円以内を補助し、1件当り40,000円を限度
とする
(イ) 生垣の設置のため、既存のブロック塀等撤去を 行う場合は、撤去する塀の面積1㎡につき、3,000 円以内を補助し、1件当り 45,000 円を限度とす る。
(ウ) 壁 面 緑 化 工 事 に つ い て は 、 植 栽 延 長 1 m に つ
き、1,000円以内を助成し、1件当り30,000円を
別表
(ア) (イ) (ウ) (エ)
事業区分 補助対象の内容及び要件 補助対象者 補助金額
樹木植栽 事業
私有の住宅における樹木の植栽で道路に面する部分に設けられ、か つ、当該道路から眺望できるものであること。
住宅の土地の所有者、借地権者又は管理人
補助金額は、補助対象事業費の2分の1以内とし、 それぞれ次に掲げる範囲とする。
(ア) 樹木の植栽については、1本につき、20,000 円以内を補助し、1件当り 40,000円を限度と する。
(イ) 樹木植栽のため、既存ブロック塀等撤去を行 う場合は、撤去する塀の面積1㎡につき、3,000 円以内を補助し、1件当り 45,000円を限度と する。
屋上緑化 事業
私有地における建物の屋上(バルコニー、人工地盤等を含む)に植 栽面積2㎡以上の緑化を行うものであること。
建 物 の 所 有 者 若 し く は 管 理 人 又 は 人 工 地 盤 等 の所有者若しくは正当な権限に基づく使用者
補助金額は、補助対象事業費の2分の1以内とし、
1件当り1,000,000円を限度とする。又、植栽面積1
第1号様式(第6条関係)
年 月 日
(あて先)長崎市長
住所
氏名 ○印
(団体の場合は、団体名及び代表者名)
年度 消費税及び地方消費税仕入控除税額報告書
年 月 日付けで補助金の額を確定した長崎市緑化基金補助金に係る消
費税及び地方消費税仕入控除税額について、下記のとおり報告します。
記
1 補助金確定額(市が補助金の額の確定通知書により通知した額)
金 円
2 消費税及び地方消費税の申告により確定した消費税及び地方消費税仕入控除税額(補
助金返還相当額)
金 円
3 当該補助金に係る消費税及び地方消費税仕入控除税額がない場合、その理由を記載
4 添付書類(2で補助金返還相当額がある場合)