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目次 1 本書の内容 将来における互換性 制限事項 EINS/SPS SelfPortal の概要 構成情報 サーバー構成 ソフトウェア構成 監視対象 ネットワーク構成...9 4

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サイオステクノロジー株式会社

DataKeeper Cluster Edition と EINS/SPS

SelfPortal 動作検証レポート

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© SIOS Technology, Inc.

目次

1 本書の内容 ...4 1.1 将来における互換性 ...4 1.2 制限事項 ...5 2 EINS/SPS SelfPortal の概要 ...6 3 構成情報 ...7 3.1 サーバー構成 ...8 3.2 ソフトウェア構成 ...9 3.3 監視対象 ...9 3.4 ネットワーク構成 ...9 4 仮想マシン ... 10 4.1 仮想サーバーの新規作成 ... 10 4.2 ディスクの増設 ... 13 4.3 仮想サーバーへのコンソール接続 ... 15 5 Active Directory ... 16 5.1 Active Directory の役割を追加 ... 16 5.2 ドメイン コントローラー昇格... 21 6 WSFC ... 25 6.1 ネットワーク設定 ... 25 6.2 ドメイン参加 ... 26 6.3 WSFC の機能を追加 ... 27 6.4 クラスター構成の検証 ... 29 6.5 クラスターの作成 ... 32 6.6 ファイル共有監視の作成 ... 34 7 DataKeeper ... 38 7.1 インストール ... 38 7.2 ボリュームリソース作成 ... 42 8 SQL Server ... 47 8.1 フェールオーバー クラスター新規作成 ... 47 8.2 フェールオーバー クラスターにノード追加 ... 57 9 WSFC ステータス確認 ... 61 9.1 クラスターグループ ... 61 9.2 クラスターリソース ... 62

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© SIOS Technology, Inc.

10 WSFC/DataKeeper 機能確認 ... 63 11 参考資料 ... 65 12 謝辞 ... 66 14 お問い合わせ ... 67 15 免責事項 ... 68 改訂履歴 2016 年 1 月 10 日 第 1 版

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本書の内容

このたび、DataKeeper Cluster Edition(以下、DKCE)を EINS/SPS SelfPortal 環境に おいてご利用いただけるようになりました。今回は DKCE を EINS/SPS SelfPortal 環境で 稼働させ構築する方法をご案内いたします。

本書は、DKCE のデータレプリケーション機能と Windows Server が持つ Windows Server Failover Cluster(以下、WSFC)の機能を組み合わせ、HA クラスターを実現す る方法を記載します。弊社で実際に行った検証作業の構成をベースとして記述したもので す。

1.1 将来における互換性

本文書に記載されております内容は、2016 年 1 月 10 日時点の EINS/SPS SelfPortal 上で実施した検証結果に基づいています。将来における EINS/SPS SelfPortal 及び DKCE の仕様変更について保証するものではありません。必要に応じて最新のドキュメ ンテーションを参照し、適切な設定を行ってください。

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1.2

制限事項

 WSFC の ク ラ ス タ ー IP ア ド レ ス が 使 用 す る NIC と 、 DataKeeper の DataReplication で使用するネットワークが同じ場合、当該 NIC で障害が発生 したとき、WSFC で DataKeeper ボリュームリソースが切り替わらず、スタン バイノードでの起動に失敗します。

 クラスターIP アドレスが使用する NIC と、DataKeeper の DataReplication で使用するネットワークを別々のネットワークに分けた構成で 2 本のネット ワークが切断される障害が発生し、先に DataKeeper のネットワークが障害と して検出されると、ネットワーク障害による DataKeeper ボリュームリソース が切り替わらず、スタンバイノードでの起動に失敗します。 クラスターIP アドレスと DataReplication ネットワークを分ける構成を推奨します。 (ただし、プライマリノードの強制停止によるネットワークの全断時は、全てのリ ソースが正常に切り替えることが出来ます)

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EINS/SPS SelfPortal の概要

EINS/SPS SelfPortal は、株式会社インテックが提供する高品質・高可用のビジネス・ク ラウドサービスです。サービスを提供するハードウェアはインテックの高品質・高可用な ファシリティを持つデータセンターに収容されており、インフラはすべて冗長化・二重化 のコンセプトで設計・構成されております。 また、24 時間、リアルタイムでお客様の基盤構成の変更要望に対応しており、すべての基 盤操作は、Web ブラウザから、24 時間いつでも行うことができます。 使用可能な CPU・メモリ・ディスクの範囲内であれば、自由に仮想マシンを配置できるリ ソースプール課金を採用しています。 仮想マシンが増加/減少することが見込まれる場合は、その都度、お客さまのポータル画面 で必要なリソースを追加契約/解約いただくことが可能なサービスで、ファシリティと基盤 構成の両面で高品質なサービスとなっております。

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構成情報

Windows Server 2012 R2 の WSFC と DKCE を使用し、以下の構成で構築を行います。

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3.1

サーバー構成

以下に本検証で使用するサーバー構成を記載します。OS、ソフトウェア構成情報は共通で す。「3.2 ソフトウェア構成」をご参照ください。  hostA CPU コア数 2 メモリ 2GB IP アドレス 1 10.1.1.99 IP アドレス 2 192.168.1.27 データレプリケーション用ボリューム 10GB  hostB CPU 2 メモリ 2GB IP アドレス 1 10.1.1.38 IP アドレス 2 192.168.1.12 データレプリケーション用ボリューム 10GB  AD IP アドレス 10.1.1.240 ドメイン sios.local  WSFC クラスターIP アドレス 10.1.1.100 クラスター名 sioscluster 登録ノード名 hostA hostB SQL IP アドレス 10.1.1.101 SQL Server ネットワーク名 sqlcluster

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3.2

ソフトウェア構成

以下に本検証で使用するソフトウェア構成を記載します。

OS Windows Server 2012 R2 Standard DataKeeper DataKeeper Cluster Edition v8.3.0 SQL Server SQL Server 2014 SP1

3.3

監視対象

以下に WSFC の監視対象リソースを記載します。 SQL Server DataKeeper ボリューム SQL IP アドレス SQL ネットワーク名 SQL Server SQL Agent クラスターグループ クラスターIP アドレス クラスター名 ファイル共有監視

3.4

ネットワーク構成

以下に本検証で使用するネットワーク構成を記載します。 ネットワーク 1 10.1.1.0/24 ネットワーク 2 192.168.1.0/24

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仮想マシン

EINS/SPS SelfPortal 上に仮想サーバーを作成する手順をご案内します。なお、EINS/SPS SelfPortal の操作等詳細については、以下のユーザマニュアルをご参照ください。 ユーザマニュアル https://self.sps.eins.jp/ユーザマニュアル

重要

LifeKeeper で HA 化する仮想マシンが同一の物理サーバに作成されてた場合には、物理 サーバ障害時に仮想マシンがすべてダウンし、サービスが提供できなくるなる可能性がご ざいます。環境作成時に予めインテック社へお問い合わせください。

4.1 仮想サーバーの新規作成

(1) 契約時に登録したメールアドレスに記載されております URL にアクセスし、ポータ ルサイトにログインをします。

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© SIOS Technology, Inc. (2) メニュー画面から、ネットワークを選択してください。

(3) VPC または、シンプルネットワークどちらかを選択し、ネットワークの設定を行なっ てください。詳細につきましては、以下のドキュメントをご参照ください。

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© SIOS Technology, Inc. シングルネットワーク https://self.sps.eins.jp/st/man/quick_simple_create_server.html#id2 VPC https://self.sps.eins.jp/st/man/quick_vpc_create_server.html#vpc (4) ネットワークの設定が完了しましたら、サーバーを作成します。左のメニューのサー バーを選択後、”サーバーの新規作成”を選択しサーバーを作成してください。 (5) サーバーの作成が完了すると、以下の画像のようにサーバーが表示されます。

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仮想サーバーの作成手順は以上です。同様の手順で、クラスターノード用の OS をもう一台作成してください。

4.2 ディスクの増設

4.1 で作成した仮想マシンに対してデータディスクを追加します。 (1) 左のメニューから”ディスク”を選択後、”ディスクの新規作成”を選択し、ディスクを 作成してください。

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© SIOS Technology, Inc. (2) ディスクが追加されると以下のように一覧に表示されます。

(3) 青いボタンの“取り付け”を選択してから、ディスクを追加するサーバーを選択してく ださい。

ディスクの追加手順は以上です。全てのノードに対して、同じサイズのディスクを増設し てください。

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4.3 仮想サーバーへのコンソール接続

仮想マシンのコンソール表示方法は、以下の通りです。

(1) 左のメニューから”サーバー”を選択し、右側のボタンから”コンソール”をクリックし てください。

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Active Directory

WSFC はドメイン参加が必須のため、WSFC 機能を持つ Windows Server とは別のサー バーで AD を構築します。

5.1 Active Directory の役割を追加

5.1.1 役割と機能の追加 サーバーマネージャーのダッシュボードより、[役割と機能の追加]を選択します。 その後、[役割と機能の追加ウィザード]ウインドウが開きます。 5.1.2 開始する前に [次へ]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc. 5.1.3 インストールの種類

[役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択し、[次へ]をクリックします。

5.1.4 サーバーの選択

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© SIOS Technology, Inc. 5.1.5 サーバーの役割

[Active Directory ドメインサービス]をチェックします。

機能追加の確認画面が表示されるので、[機能の追加]をクリックし、 [サーバーの役割]の画面に戻り、[次へ]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc. 5.1.6 機能

何もチェックを入れず、[次へ]をクリックします。

5.1.7 確認

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© SIOS Technology, Inc. 5.1.8 結果

[インストールの進行状況の表示]で、「インストールが正常に完了しました。」の メッセージが表示されます。

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5.2 ドメイン コントローラー昇格

5.2.1 ドメイン コントローラーに昇格する サーバーマネージャーのフラグボタンより[このサーバーをドメイン コントロー ラーに昇格する]をクリックします。 5.2.2 配置構成 [新しいフォレストを追加する]を選択し、[ルート ドメイン名]に使用するドメイ ン名を入力し、[次へ]をクリックします。 5.2.3 ドメイン コントローラー オプション

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[ディレクトリ サービス復元モード(DSRM)のパスワードを入力してください]の 項目で、任意のパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。

5.2.4 DNS オプション

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© SIOS Technology, Inc. 5.2.5 追加オプション

何も変更せずに[次へ]をクリックします。

5.2.6 パス

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© SIOS Technology, Inc. 5.2.7 オプションの確認 入力/選択した内容の確認が表示されるので問題なければ[次へ]をクリックします。 5.2.8 前提条件のチェック 「すべての前提条件のチェックに合格しました。」が表示されることを確認し、[イ ンストール]をクリックします。インストールが完了すると、OS の再起動が行わ れます。

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WSFC

Windows Server に WSFC 機能を追加します。WSFC はドメイン参加が必須のため、 Windows Server がワークグループの場合は事前にドメイン参加させておきます。

6.1 ネットワーク設定

Windows の[ネットワークと共有センター]で、ネットワークアダプタの設定をします。 AD と通信する NIC の[インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)]の[プロパ ティ]画面で DNS の設定をしてください。[次の DNS サーバーのアドレスを使う]を以下 のように AD の IP アドレスに変更します。 インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)設定画面

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6.2 ドメイン参加

Windows のシステムのプロパティよりドメインに所属させます。WSFC クラスター両 ノードで設定してください。

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6.3 WSFC の機能を追加

WSFC クラスター両ノードで機能を追加してください。以下に手順を記載します。 6.3.1 機能の選択 サーバー マネージャーを起動し、手順 5.1.5 の画面まで[次へ]をクリックして ください。下記[機能の選択]画面で[フェールオーバー クラスタリング]にチェッ クを入れてください。 機能追加の確認が求められるので、[機能の追加]をクリックします。 6.3.2 インストールオプションの確認

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選択した内容が表示されるので、問題無いことを確認し[インストール]をクリック します。

6.3.3 インストールの進行状況

インストールが完了すれば、インストールの進行状況の表示に「[ホスト名]でイン ストールが正常に完了しました。」と表示されます。

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6.4 クラスター構成の検証

各 WSFC クラスターノードで構成の検証を行います。 6.4.1 フェールオーバー クラスター マネージャー起動 WSFC 機能インストール後、追加されますので起動します。 6.4.2 構成の検証 [構成の検証]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc. 6.4.3 構成の検証ウィザード起動

[開始する前に]の画面が表示されるので[次へ]をクリックします。

6.4.4 サーバーまたはクラスターの選択

構成の検証を行う WSFC ノードのホスト名を入力して[追加]し、[次へ]をクリッ クします。

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© SIOS Technology, Inc. 6.4.5 テスト オプション

[すべてのテストを実行する]を選択し、[次へ]をクリックします。

6.4.6 確認

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© SIOS Technology, Inc. 6.4.7 構成の検証完了 「テストは正常に完了しました。」と表示されることを確認し、[完了]をクリック します。[検証されたノードを使用してクラスターを今すぐ作成する]にチェックを 入れる(デフォルト)と、次の[クラスターの作成]画面へ移ります。

6.5 クラスターの作成

6.5.1 クラスターの作成ウィザード起動 [開始する前に]の画面が表示されるので[次へ]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc. 6.5.2 クラスター管理用のアクセス ポイント [クラスター名]にクラスター管理で使用する名前を入力します。また、[アドレス] にはクラスターIP アドレスを入力します。本検証では以下を設定します。  クラスター名 sioscluster  アドレス: 10.1.1.100 6.5.3 設定内容の確認 入力した設定内容が表示されるので、問題なければ[次へ]をクリックします。 6.5.4 クラスターの作成完了 [概要]画面で「クラスターの作成ウィザードを正常に完了しました。」と表示され ます。

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6.6 ファイル共有監視の作成

クラスタークォーラムにファイル共有監視を作成します。 6.6.1 ファイル共有監視フォルダを作成 AD 上にファイル共有監視用フォルダを作成します。本書では「C:¥Quorum」を 使用します。 6.6.2 アクセス許可設定 ファイル共有の設定で、クラスターが使用するコンピュータアカウントに読み取 り/書き込み権限を付与します。本書では SIOS¥Administrator を使用します。 6.6.3 クラスター クォーラム設定の構成

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フェールオーバー クラスター マネージャーを起動し、下記[他のアクション]の [クラスター クォーラム設定の構成]を選択します。 6.6.4 クラスター クォーラム構成ウィザード起動 [開始する前に]の画面が表示されるので、[次へ]をクリックします。 6.6.5 クォーラム構成オプションの選択 [クォーラム監視を追加または変更する]を選択し、[次へ]をクリックします。」

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© SIOS Technology, Inc. 6.6.6 クォーラム監視の選択

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© SIOS Technology, Inc. 6.6.7 ファイル共有監視の構成 [ファイル共有パス]に 7.6.2 で設定した共有フォルダのパスを指定し、[次へ]を クリックします。 6.6.8 クラスタークォーラムの設定内容確認 設定内容が表示されるので、問題なければ[次へ]をクリックします。 6.6.9 クラスタークォーラム設定完了 クラスターの概要画面でファイル共有監視の設定が表示されることを確認します。

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DataKeeper

WSFC クラスターノードで、DataKeeper をインストールします。手順の詳細は下記イン ストールマニュアルに記載されていますので、併せてご参照ください。

http://jpdocs.us.sios.com/WindowsSPS/8.2.1/DKCE/DKCEInstall/index.htm

7.1 インストール

DKCE は、「.NET Framework」が必要のため、事前にインストールしてください。 7.1.1 .Net Framework インストール

サーバーマネージャーを起動し、[役割と機能の追加]の[機能の選択]画面よ り.NET Framework 3.5 をインストールします。

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インストールの進行状況で、「…正常に完了しました。」と表示されれば完了です。

7.1.2 インストーラ起動

DKCE のセットアップファイルを実行します。[Next]をクリックします。 8.1.3 のサービスセットアップ画面まで全てデフォルトを選択します。

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© SIOS Technology, Inc. 7.1.3 サービスセットアップ

[Domain or Service account]を選択し、[Next]をクリックします。

7.1.4 ドメインアカウントとパスワード入力

下記を入力し、[Next]をクリックします。その後、インストールが始まり、完了 後、OS が再起動されます。

User ID: ドメイン管理者アカウント (本書では SIOS¥Administrator) Password: ドメイン管理者アカウントのパスワード

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© SIOS Technology, Inc. 7.1.5 ライセンス適用 以下のドキュメントをご参照のうえ、DKCE のライセンスを適用してください。 http://jpdocs.us.sios.com/WindowsSPS/8.2.1/DKCE/AllDKCETechDocs/i ndex.htm#Installation/Installing_SPS/Obtaining_and_Installing_the_Lic ense.htm 7.1.6 言語設定 以下のドキュメントをご参照のうえ、設定してください。 http://jpdocs.us.sios.com/WindowsSPS/8.2.1/DKCE/AllDKCETechDocs/i ndex.htm#Installation/Installing_SPS/Installing_LifeKeeper_for_Windo ws_Localized_Language_Supplement.htm

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7.2 ボリュームリソース作成

7.2.1 DK GUI 起動 7.2.2 サーバーへ接続 [サーバーへ接続]をクリックし、hostA のサーバー名を入力し[接続]をクリックし ます。 「‘ホスト名’への接続に成功しました。」と表示されれば接続完了です。

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© SIOS Technology, Inc. 7.2.3 ジョブ作成 [ジョブ作成]より新しいジョブの作成を行います。任意の[ジョブ名]と[ジョブ説 明]を入力し、[ジョブの作成]をクリックします。 7.2.4 新しいミラー作成 ソースサーバーである hostA のサーバー名と、IP アドレス、ボリュームを選択し、 [次へ]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc.

ターゲットサーバーである hostB のサーバー名と、IP アドレス、ボリュームを選 択し、[次へ]をクリックします。

7.2.5 詳細の設定

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© SIOS Technology, Inc. 7.2.6 ボリュームリソースをクラスターに登録 ジョブの作成後、以下のポップアップが表示されます。[はい]をクリックして WSFC へボリュームリソースの自動登録を行います。 7.2.7 ボリュームリソース登録確認 フェールオーバー クラスター マネージャーを起動し、[記憶域]の[ディスク]より DataKeeper Volume が登録されていることを確認します。

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© SIOS Technology, Inc. ■留意事項

「新しいミラー」画面で、サーバー、IP アドレス、ボリューム情報が表示されない場合が あります。この場合、以下の手順でジョブを作成してください。

1. DataKeeper の EMCMD コマンド(C:\Program

Files (x86)\SIOS\DataKeeper\EMCmd.exe)を使用して、事前にジョブを作成する。

ジョブ作成コマンド実行例

emcmd . createjob jobname desc hostA E 192.168.109.3 hostB 192.168.109.2 A 2. DataKeeper GUI 画面からミラーを作成する

EMCMD コマンドの詳細は、以下をご参照ください。

http://jpdocs.us.sios.com/WindowsSPS/8.3.0/DKCE/DKCETechDoc/index.htm#DataKe eper/Administration/CREATEJOB.htm

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SQL Server

8.1 は WSFC アクティブノード hostA 上で、8.2 は WSFC スタンバイノード hostB で設 定を行ってください。

8.1 フェールオーバー クラスター新規作成

8.1.1 SQL Server インストール センター起動 SQL Server 2014 のセットアップファイルを実行します。[インストール]画面で [SQL Server フェールオーバー クラスターの新規インストール]を選択します。 8.1.2 プロダクトキー登録 本検証では評価版ライセンスを使用しましたので、[無償のエディションを指定す る]を選択し、[次へ]をクリックします。製品ライセンスを所有されている場合は、 [プロダクト キーを入力する]に入力してください。

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© SIOS Technology, Inc. 8.1.3 ライセンス条項

[ライセンス条項に同意します。] にチェックを入れ、 [次へ] をクリックします。

8.1.4 Microsoft Update・製品更新プログラム

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8.1.5 フェールオーバー クラスターのインストール ルール 操作が完了後、[次へ]をクリックします。

8.1.6 SQL Server 機能のインストール

SQL Server のデータベースエンジンサービスをインストールします。[SQL Server 機能のインストール]選択後、[次へ]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc. 8.1.7 機能の選択 以下の機能にチェックを入れて、[次へ]をクリックします。  インスタンス機能  データベース エンジン サービス 以下  共有機能  管理ツール – 基本 以下

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© SIOS Technology, Inc. 8.1.8 インスタンスの構成 データベースクライアント接続する際に使用する任意の SQL Server ネットワー ク名を指定し、 [次へ]をクリックします。本書では「sqlcluster」を指定します。 8.1.9 クラスター リソース グループ SQL Server のクラスターリソースグループ名を指定します。デフォルトの「SQL Server(MSSQLSERVER)」を選択し、[次へ]をクリックします。 8.1.10 クラスター ディスクの選択

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© SIOS Technology, Inc.

DataKeeper Volume にチェックを入れて、[次へ]をクリックします。 8.1.11 クラスター ネットワークの構成 フェールオーバー クラスターのネットワーク及び IP アドレスを設定します。本 検証では、10.1.1.0/24 のネットワーク上の 10.1.1.101 を使用します。 8.1.12 サーバーの構成 SQL Server エージェント及び SQL Server データベース エンジンで使用するド

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メイン管理者アカウント名とパスワードを指定します。本検証では、 SIOS¥Administrator ユーザーを使用します。

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© SIOS Technology, Inc. 8.1.13 データベース エンジンの構成  サーバーの構成タブ 認証モードは[Windows 認証モード]を設定します。 [SQL Server 管理者の指定] で [現在のユーザーの追加] を選択します。 本書ではドメイン管理者 SIOS¥Administrator を指定します。  データディレクトリタブ Temp DB ディレクトリをデータレプリケーションボリューム以外のローカル ディスクのフォルダに変更します。Temp DB はロールバック等の際に必要なログ が記録されます。WSFC クラスター両ノードで Temp DB 保管用フォルダを作 成します。本書では「C:¥Temp」フォルダにログを格納します。 https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms190768(v=sql.120).aspx

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© SIOS Technology, Inc. 8.1.14 インストール開始

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© SIOS Technology, Inc. 8.1.15 インストール完了

「SQL Server2014 フェールオーバー クラスターのインストールが完了しまし た。」と表示されれば完了です。

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© SIOS Technology, Inc.

8.2 フェールオーバー クラスターにノード追加

8.2.1 SQL Server インストール センター起動 SQL Server 2014 のセットアップファイルを実行します。[インストール]画面で [SQL Server フェールオーバー クラスターにノードを追加します。]を選択します。 8.2.2 ノード追加のルール 「8.1.5 フェールオーバー クラスターのインストール ルール」までと同じ手順 です。 操作が完了後、[次へ]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc. 8.2.3 クラスター ノードの構成

8.1 で作成した SQL Server インスタンス名が表示されていることを確認し、[次 へ]をクリックします。

8.2.4 クラスター ネットワークの構成

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© SIOS Technology, Inc. 8.2.5 サービス アカウント 「8.1.12 サーバーの構成」で指定した[SQL Server データベース エンジン]と [SQL Server エージェント]のアカウントのパスワードを入力し、[次へ]をクリッ クします。 8.2.6 インストール開始 [ノード追加の準備完了]の画面で[インストール]をクリックします。

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© SIOS Technology, Inc. 8.2.7 インストール完了 「SQL Server2014 フェールオーバー クラスターのインストールが完了しまし た。」と表示されれば完了です。 8.2.8 SQL Server リソース登録確認 フェールオーバー クラスター マネージャーを起動し、[役割]より SQL Server(MSSQLSERVER)が登録されていることを確認します。

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WSFC ステータス確認

WSFC/DataKeeper 動作試験をする前に、WSFC のリソースステータスが正常で あることを確認します。

9.1 クラスターグループ

PowerShell で Get-ClusterGroup コマンドレットを実行し、OwnerNode が全て WSFC アクティブノード hostA、State が Online になっていることを確認します。

Name OwnerNode State SQL Server (MSSQLSERVER) hostA Online クラスター グループ hostA Online

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9.2 クラスターリソース

PowerShell で Get-ClusterResource コマンドレットを実行し、State が Online になっ ていることを確認します。

Name State OwnerGroup ResourceType DataKeeper Volume E Online SQL Server (MSSQLSERVER) DataKeeper Volume SQL IP Address 1 (sqlcluster) Online SQL Server (MSSQLSERVER) IP Address SQL Network Name (sqlcluster) Online SQL Server (MSSQLSERVER) Network Name

SQL Server Online SQL Server

(MSSQLSERVER)

SQL Server

SQL Server Agent Online SQL Server

(MSSQLSERVER) SQL Server Agent クラスター IP アド レス Online クラスター グルー プ IP Address クラスター名 Online クラスター グルー プ Network Name ファイル共有監視 Online クラスター グルー プ

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WSFC/DataKeeper 機能確認

本検証構成で、DataKeeper 単体動作と、WSFC によるフェールオーバー後の DataKeeper ボリュームデータの正常性を確認しました。項番 2~8 は、切り替え後、WSFC ノードと同 一ネットワーク上の端末から DataKeeper ボリューム上のデータベースにログインし、SQL クエリを発行し、正常に結果が返ることを確認しました。 (1) OS 起動時に WSFC サービスと保護対象リソース、DataKeeper サービスが正 常に起動すること。 (2) OS 停止時に WSFC によりフェールオーバーが発生し、スタンバイノードへ全 てのリソースが切り替わること。切り替え後、DataKeeper ボリュームデータ が正常であること。 (3) OS のサービス画面から DataKeeper サービスの起動/停止ができること。 WSFC で手動による SQL Server リソース、クラスターコアリソース、記憶域 をスタンバイノードに切り替えができること。切り替え後、DataKeeper ボ リュームデータが正常であること。 (4) SQL Server が停止した場合、WSFC によるフェールオーバーが発生し、リソー スがスタンバイノードに切り替わること。切り替え後、DataKeeper ボリュー ムデータが正常であること。 (5) ノード障害発生時 WSFC によるフェールオーバーが発生し、全てのリソースが スタンバイノードに切り替わること。切り替え後、DataKeeper ボリュームデー タが正常であること。 (6) 2 本のハートビートのパスのうち、クラスターIP リソースが使用しないネット ワークで障害が発生した場合、WSFC によるフェールオーバーが発生せず、サー ビスが継続すること。

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(7) SQL Server が停止した場合、WSFC によるフェールオーバーが発生し、リソー スがスタンバイノードに切り替わること。切り替え後、DataKeeper ボリュー ムデータが正常であること。 (8) ノード障害発生時 WSFC によるフェールオーバーが発生し、全てのリソースが スタンバイノードに切り替わること。切り替え後、DataKeeper ボリュームデー タが正常であること。

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参考資料

DataKeeper Cluster Edition v8.3.0 インストレーションガイド

http://jpdocs.us.sios.com/WindowsSPS/8.3.0/DKCE/DKCEInstall/index.htm

SIOS Protection Suite for Windows v8.3.0 テクニカルドキュメンテーション

http://jpdocs.us.sios.com/WindowsSPS/8.3.0/SPS4W/TechDoc/index.htm

ユーザマニュアル

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謝辞

本ドキュメントを作成するに際して、株式会社インテック様には多大なるご支援をいただ きました。御礼を申し上げます。 株式会社インテック http://www.intec.co.jp/

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