教師の情報倫理観に関する意識の比較
著者 阿濱 茂樹, 田井 志保里
雑誌名 金沢大学教育学部紀要.教育科学編
巻 55
ページ 73‑78
発行年 2006‑02‑28
URL http://hdl.handle.net/2297/6274
教師の情報倫理観 に関す る意識の比較
阿潰 茂樹* 田井志保里**
Co mpa r i s o no fCo n s i d e r a t i o nCo n c e r n l ● n gTe a c he r ' sI nf o r ma t io nEt h i c s
ShigekiAHAM
A,
ShihoriTAI【 概要 】
本研究では教育の情報化に ともな う情報教育お よび
ITを活用 した教育活動において, 情報倫理教育のあ り方 を探 ることを目的 として,普通教科 「 情報」の教師お よび他教科 を担 当す る教師に対 して,情報倫理意識 についての調査 ・比較 を行 った。その結果,普 通教科 「 情報」と他の教科を担 当 してい る教師では 「 個人情報」,「 知的所有権」, 「 買い 物」, 「 な りす ま し 」について差が見 られた。
キー ワー ド :教育の情報化,普通教科 「 情報」,
ITの活用,情報倫理
1
.は じめに
I.1研究の背景
高度情報社会 に ともない,学校教育 において も,「 情報 」 を活用 した授業な どが積極的に実施 されている。文部科学省の 「 教育の情報化」の 位置づ けでは,図
1にあるよ うに,大 きく
2つ の概念で構成 されている。
1つ は,学校教育の なかでの 「 情報教育
」で 「 情報活用能力の育成」
を目的 としたもので,情報 を取捨選択す る能力 や,得 られた情報 を自分の必要 なものに加 工す るとい うことがあげ られ る。
2つ 目として,各 教科等の 目標を達成す るために効果的に情報機 器 を活用す ることが挙げ られ てお り, 「 情報教 育 」 と
「IT活用 」 それぞれ 目的は異 なるもので ある。
IT活用は情報 をよ りよ く見せ るための
「 手段」, 「 方法 」 に過 ぎず,それのみでは 「 情 報教育」ではない と解釈できる。
情報倫理 につ いての学習 内容 は どち らに位 置す るか とい うと,現段階では情報活用の過程 において,情報の信び ょう性やインターネ ッ ト 上でのマナーな どが含 まれ るため, 「 情報教育」
図
1教育化の情報化
① :
「IT活用 」 のない, 「 情
報活用能力の育成
」を 目的に含む教育 ( 例 :新聞の切抜 きを集 め
情 報 を収集す る)
② :
「IT活用 」 した, 「 情報活用能力の育成
」を 目的 に含む教育
③ :
「IT活用」 しているが,
「 情報活用能力 の 育成」を 目的 に含まない教育
( 例 :
IT機器 を使 い国語の授
業 を円滑 に進 める)
※所謂
「情報倫理 」 教育 は①
or② ;
ITを活用す ることは有 り得 るが,
「IT活用」 ( ②
or③)
とは全 く別次元) 平成
17
年
9月
30日受理* 金沢大学教育学部 **金沢大学大
74
金沢大学教育学部紀要 ( 教育科学編) 第
55号 平成
17年
の分野にあると考えられている。 しか し,前述 した 「 I T 活用」においては,情報機器のみの活 用ができればよいので,情報倫理教育は必要な いかとい うと,そ うではないと考えられる。「 情 報 」 を扱 う授業 として家庭 ・技術科や普通教科
「 情報
」の授業以外の数学,理科などの各教科 においても I T を利用 した授業展開が多い傾向 にある。しか し, I T 活用はコンピュータやパ ソ コンなどの情報機器を扱 うことに重視 されてい るため,情報倫理教育が十分 とはいえないのが 現状である。 I T 活用のなかには調べ学習などを 行な う際に,実際にネ ッ トワークにつなげて情 報を検索,収集することやメールを使って相手 とや り取 りすることもあるため,情報機器 を使 うことだけでなく,ネ ッ トワーク社会上のふる まい,ルールである情報倫理に関 しての知織, 行動を十分に身に付けてお く必要があると考え
られ る。
また,教育の情報化にともない,学校現場の 問題 として,ネ ッ トワーク管理など学校内の情 報関連の トラブルの対応に関わっているのは普 通教科 「 情報」の教師が多い傾向にある。その ため,普通教科 「 情報
」の教師が校内の情報関 連のすべてを解決するのは負担が大きいとい う 問題 も生 じている。情報を使った授業展開など が多 くの教科で行なわれているなか,教師一人 ひ とりが情報教育に関 してもっと興味 ・関心を 持ち,責任ある態度で取 り組まなくてはいけな い と考えられる。
そ うした問題を踏まえ,本研究では,教育の 情報化にともな う,学校教育全体の教育活動の なかで,普通教科 「 情報 」 を担当している教師 と他の教科を担当している教師の情報倫理観に ついての差を明 らかに し,普通教科 「 情報
」の 教師にはどのような特性 ・特徴があるかを検討 するとともに,教師間の差を比較することで今 後の情報教育の学習モデルを提案 したいと思 う。
前報については情報倫理観 に対 して教師全 体に焦点を当て調査,分析を行なった。本報告 では,普通教科 「 情報 」 を担当している教師に
対 して情報倫理の意識の調査を行った。質問紙 の内容は, ネ ッ トワーク社会でのふるまい, ルー ルなどの情報倫理に特化 したものである。
1.2前回の調査 と関わ りに関 して
前報では,より効果的に情報倫理教育が生徒 に影響を与えるような指導方法,教材開発を目 指す ことか ら,他の教科を担当している教師に 対 して,情報倫理の意識だけでなく,一般倫理 の意識に対 して情報倫理観に関する実態調査を 行った。情報倫理は現実社会の生活のなかで養 われてきた一般倫理 (日常モラル)が元 とな り, 養われてくるのではないかと考えられる。 しか し,情報倫理は一般倫理 とまったく同 じではな く, 日常生活のなかでは考え られない ことが ネ ッ トワーク社会では起こる可能性 もあ り,悼 報倫理について体系的に学習指導についての研 究に取 り組まなければならない と思われる。
そこで,前報では,一般倫理 と情報倫理の関 係性が明らかに し,情報倫理の構造解析を行 う ことで,今後の情報倫理の有効な指導法の指標 を得 ることを目指 し,調査研究を行った。
1.3前回の調査の結果
9
つのカテゴリーに区分 した被験者の一般倫 理 と情報倫理においての回答について相関関係
をみた ところ,
0.550とい う相関係数が得 られた。このことから,一般倫理 と情報倫理に間には相 関関係が成 り立ち,相互に影響 し合っているの ではないか とい うことが考察できる。
次に,図
2にあるようにカテゴリーごとに区 分 した一般倫理,情報倫理それぞれの平均値の t 検定を用いて比較 した。その結果,カテゴリ‑
1
の 「 情報の信び ょう性」,カテゴリー4 の 「 知 的所有権」 ,カテゴリー5 の 「 買い物」において, 一般倫理 と情報倫理の平均値に有意な差が見 ら れた。その理由として,「 情報の信び ょう性」,
「 買い物 」 に関 して,ネ ッ トワークを利用する
ことで誰 もが情報を受信するだけでなく,送信
することもできるようになったことから,情報
一 般 倫 理 1 情
報の信びょう性 2 人とのコ ミュニ ケ ーシ ョ ン 3 個 人情報
4 知的所有権 5 買い物 6 迷惑行為 7 ウイルス 8ト ラブル 防止 9 な りすま し
情報倫理
1
情 報の信 びょ う性 2人 とのコ ミュ ニケー ショ ン
3個 人情 報
4知的所 有権 5買い物
6迷惑行 為 7ウイル ス
8トラブ ル 防止
9な りす ま し
図
2一般倫理 と情報倫理モデル
に対 しての信び ょう性が薄れ,情報その ものに 対 しての価値が見えにくくなってきている。そ の結果,情報に対 しての信頼度 を個人が意識 し なくてはいけない とい う状況を広めていると考 えられ る。また,「 知的所有権」に関 しては,デ ィ ジタル化が進み,文化を大事に し,著作者の権 利 を明 らかに しよ うとす る社会的背景が,被験 者の意識 を高めていると思われ る。
2.調査 2
. 1調査 日的
教育の情報化にともない,普通教科 「 情報」
だけでな く,各教科においても学習内容の理解 を深 めるために,
ITを使 った授業が積極的に行 なわれている。そのため,普通教科 「 情報」の 教師だけでなく,他の教科の教師においても
lTを利用 し,ネ ッ トワーク社会に参加す るのであ れば,ふるまいやルール を理解 し,情報倫理に 対 しての知識 と意識 を高める必要がある。その ために,本研究では教育現場の教師の意識 を調 査 した。
調査の内容はネ ッ トワーク社会においてのふ るまいやルールな どの情報倫理に関す る実態や 意識の問題である。
2.2
実施時期 と実施対象
調査は平成
16年
2月に行われた石川県の普通教科 「 情報 」 を担当す る教師の研究会である
「 石川県情報教育部会 」 において行なった。参 加者は
25名で,ほとんどの教師は情報の他にも
教科 を担当 している,つま り兼任 とい う形 を多 くとっているとい うことであった。
2.3
調査の内容
質間数は
21問あ り,すべて
5件法で行った。
質問は: 情報倫理問題か ら構成 されているO質問 の内容は質問紙の例 を図
3に示す。
2.4
分析の手続 き
本研究では調査で得 られた被験者の意識 を数 値化 し, 得 られた結果 について検討 を行なった。
分析方法 として,前回の調査で得 られた各教科 の教師の情報倫理の平均値 と,普通教科 「 情報」
の教師の平均値 について
t検定を行なった。ま た,それぞれの平均値 を比較 し,他の教科の教 節,普通教科 「 情報」の教師の情報倫理に関す
る特徴 を検討 した。
3.結果
3
. 1平均値 の比較
表
1の 「 情報」の教員の欄にあるように,カ
テゴ リー間の比較を行 った結果,普通教科 「 情
報」 を担当す る教師の平均値が低いのは,カテ
ゴリー1 「 情報の信び ょう性」,カテゴ リ
ー5「買
い物」,カテ ゴ リー9 「 な りすま し
」の
3つであっ
た。この
3つのカテゴ リーは,普通教科 「 情報
」の教師のみが低い平均値であるだけでなく,他
の教科の教師において も,カテ ゴ リー間の比較
を行な うと低い傾 向にあるとい う結果が得 られ
た。つま り,教科に関係 なく教師の意識におい
て,この
3つのカテゴ リーは意識 が低いとい う
76 金沢大学教育学部紀要 (教育科学編) 第55号 平成17
年
第3部 情報倫理 に閑 しての意俄
以下の質問にあなたの考えに最 も当てはまるものに次の( D〜⑤ の記号 を選んで、記号 に ○ をつ けて くだ さい。選択肢 は次の よ うになっています。 どの質問に対 して も、あま り考え ず 、あなたの率直 な意見を聞かせて くだ さい。
選択肢
①そ う思わない
②少 しそ う思わない
③ どち らともいえない
④少 しそ う思 う ( 参そ う思 う
(1 ) イ ンターネ ッ トを介 して入 ってきた情報 を信 じますか。
< 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
(2) 情報 を発信す るとき、その情報が確かであるとい うことを確かめますか。
< 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
5 >
5 >
(3) 情報の信頼性 を高めるために、 自分の判断が必要ですか。
< 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 >
(4) 実際に会 って話すの と、インターネ ッ トを介 して話すのでは違 いがあ りますか。
< 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 >
(5) ( 職場や仲間で使 っている) メー リング リス トを特定の広告に使 うことは正 しいで すか。
< 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 >
(6) 知 っている人同士で、メールのや り取 りをす るとき、文章の内容 に気 をつけること は必要ですか。
< 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
(7) あなたの個人情報 を自分のホームペー ジに載せ よ うと思いますか。
< 1 ・ 2 ・
(8) イ ンターネ ッ ト上で もプライバ シーはあると思いますか。
< 1 ・ 2 ・
(9) 個人情報 を守 るために、 自分で注意す ることはあ りますか。
< 1 ・ 2 ・
(10) 他人の情報 をあなたが守ることは大切ですか。
< 1 ・ 2 ・
3 ・ 4 3 ・ 4 3 ・ 4
3 ・ 4
(11) 友人の書いたアニメキャラクター を自分のホームペー ジに載せ ますか。
< 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4
5 >
5 >
5 >
5 >
5 >
5 >
図
3質問紙の実際 特徴的な点が見 られる。その理由として,教育
方針が性善説であることが原因ではないか と考 えられる。3つのカテゴリーに関 して共通 して 考えられる理由は,相手や情報を常に正 しいか どうかの判断を有する必要性があった り, 自分 自身の生活に直接影響を与えるもの とい うよう な点である。また,ネ ッ トワークを利用す る際 は,相手が見えないことや,匿名性 とい う特性
があ り,その点を利用 した犯罪 も増えているこ とか ら, 自分 自身の知識や判断のみが頼 りにな るために,ネ ッ トワーク社会での知識が十分に 必要になって くる。その点か らも,性善説を主 に考えられている学校教育では,教師にとって も扱いにくく,専門的な知識を必要 とし,常に ネ ッ トワーク社会に対 して高い意識を持ってお
く必要があると思われ る。
表
1「 情報」の教員とそれ以外を担当する教員の情報倫理に関 しての平均値の比較 と
t検定
各カテゴリー 情報倫理
「 情報」以外の教員 「 情報」の教員
1.情報の信びょう性
2.
人とのコミュニケーション
3.個人情報
4.
知的所有権
5.買い物
6.迷惑行為
7.ウイルス
8.トラブル防止
9.なりすまし
3.9 4.6 4.7 4.3 3.7 4.6 4.5 4.3 3.6
*く.05 **く.01
*
有意傾 向
**
次に,「 情報」を担 当す る教師のほ うが他の 教科を担当する教師よりも平均値が低い とい う 結果になったものは,カテ ゴ リー
2「 人 とのコ ミュニケーション」,カテゴリー
3「 個人情報
」であった。 これは,普通教科 「 情報」を担当す る教師が,他の教科を担当す る教師よ り,意識 が低いのではなく,情報倫理に関す る判断基準 が高 く,質問紙に関 しても厳 しい基準で答えて いるのはないか と考えられ る。なぜな ら,この
2つのカテゴリーは現在の学校教育のなかでも 課題 として大きく取 り上げ られてお り,ネ ッ ト
ワークを介 してのコミュニケーションか ら多く の生徒が トラブルに巻き込まれ るとい うケース も多いことが考えられ る。また,個人情報に関 しても,平成 1 7 年 4月より,「 個人情報保護法 」
が施行 され,生徒の個人情報を扱っている学校 としては, どの教師 も知識 として知っていなけ ればいけないとい うことか ら,意識が高いとい
う結果が現れた と考えられ る。
3.2t
検定の結果か らの考察
次に,カテゴリー ごとに区分 した情報倫理の それぞれの平均値の
t検定を用いて比較 した。
その結果を表
1に示す。
その結果,普通教科 「 情報」 を担当している 教師 と他の教科を担当 している薮師 との差は,
「 買い物」,「 な りすま し
」において,大きな差 があることが明 らかになった。前回の調査にお
いて,教師が一般倫理 と情報倫理の間に意識の 差があると考えられるものの
1つに 「 買い物 」
があげ られ るとい う結果 を得ている。 これは, 普通教科 「 情報」の教師は専門的にネ ットワー ク上の買い物であるネ ッ トショッピングやネ ッ トオークシ ョンに関 しての知識 を持ちえている ことか ら,買い物に対 しての危機管理意識が高 いと思われ る。また,「 な りすま し」に関 しても, 社会的に大きな問題の
1つ となっていることか ら,普通教科 「 情報」の教師が十分な知識があ ることが ; 普通教科 「 情報」の教師 と,他の教 科の教師 との差が出ているのではないかと考え
られ る。
また,「 個人情報」に関 しても5
%水準で有意 差があることか ら, 平成 1 7 年度 4月より施行 さ れている 「 個人情報保護法」にも関連 して,生 徒の個人情報を注意 して取 り扱 うことの必要性 を学校だけでな く,社会全体が求めていること で意識が高い とうかが うことができる。
「 知的財産権 」 についても有意傾向にあるこ とが明 らかになった。 これは,近年の知的財産 のなかには,目には見えないものである 「 情報」
が含 まれてきてお り,その見えないものに対 し
て どのように生徒に情報倫理を意識 させるよう
な指導をし,意識付けるかが,
1つの大きな問
題 とな りつつある。その点を考えても,今回の
調査では普通教科 「 情報
」の教師 と他の教科の
7 8 金沢大学教育学部紀要 ( 教育科学編) 第
55号 平成
17年
情報教育 ⅠT活用
…
…菩華琵芸 し 喜…情報 の信 ぴ個人情報知的所有権コ ミュニケう 性
シ ヨン
8
.トラブル防
図
4教育の情報化の中
での情報倫理の学習モデル 教師 との間には差
が見 られ るが, このカテ ゴ リーは学校全体で守
り,防止 していくことが求 められ,他の教科を
担当している教師も意識を 高め
る必要があると思われ る。
4
.情報倫理のモデルの提案
これまでの結果を
受け,普通教科 「 情報」 と 他の教科の教師の間
には情報倫理の意識に違い が見 られた。また,
他の教科の教師においても
ITを活用 した授業が
積極的に行なわれるなか,
IT活用に関 しての
知識や技術 を得 るだけでな く,情報倫理に関 し
ての意識を高めることが必 要であると考えられる。
ITの活用のみに重視 し
た授業では,情報に
関 しての判断力や相手のこ とを思 う気持ちを考
えなくていいのではなく,
ITを活用 した授業
でもネ ッ トワー クを利用 し た り,相手 とのかか
わ りを持つ ことから,情報 倫理観の必要性はあ
ると考えられる。そのこと から,図
4に示すよ
うに,普通教科 「 情報」を 担当しない教師も
IT
活用教育における情報倫 理に関するカテゴリ
ーについて積極的に研修に 取 り組む必要があると思
われる。特に,「 個人情 報」,「 知的所有権
」についてはより積極的な取 り組みが求められると
考えられる。
5.まとめ
本研究では, 教育の情報化をより有効的かつ, 充実 したものにする
ために,普通教科 「 情報」
の教師に関 しての情
報倫理に対 しての意識調査 を行った。その結果
,普通教科 「 情報」の教師 と他の教科の教師 との間
には 「 個人情報」,「 知 的所有権」,「 買い物」,
「 な りすま し
」に関 して のカテゴリーで有意
差が見 られた。 さらに,敬 育の情報化にともな
う情報倫理教育に関する内 容について,普通教
科 「 情報」の教師だけでな く,他の教科の教師
が積極的に研修に取 り組む べきモデルについて
提案を行った。
参考文献 田井志保里,阿洛茂樹 :教
師の情報倫理観に関す る実 態分析,教育システム情報学会
,vol19,no.6(2005‑03)
高橋参吉,金 田忠裕,田中
規久雄,中健道雄,西野和 典,野 口紳一郎,山上通
番 :インターネ ッ トの光 と 影
Ver.2‑被害者 ・加害
者にならないための情報倫 理入門
‑(2003)