(1)(2)国民健康保険事業会計歳入歳出予算一覧表
国民健康保険事業会計歳入歳出予算一覧表
(1)歳入
区 分 平成23年度予算額 平成22年度予算額
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
千円 % 千円 % 千円 %
1 国民健康保
険料 1,573,006 32.1 1,670,451 38.0 △97,445 △ 5.8
2 一部負担金 1 0.0 1 0.0 0 0.0
3 使用料及び
手数料 1 0.0 1 0.0 0 0.0
4 国庫支出金 1,256,494 25.7 1,188,569 27.1 67,925 5.7
5 療養給付費
等交付金 84,341 1.7 82,953 1.9 1,388 1.7
6 都支出金 273,410 5.6 242,087 5.5 31,323 12.9
7 前期高齢者
交付金 425,991 8.7 453,257 10.3 △27,266 △ 6.0
8 共同事業交
付金 502,354 10.3 374,987 8.5 127,367 34.0
9 繰入金 605,648 12.4 377,094 8.6 228,554 60.6
10 繰越金 175,587 3.6 1,157 0.0 174,430 15,076.1
11 諸収入 1,008 0.0 1,008 0.0 0 0.0
4,897,841 100.0 4,391,565 100.0 506,276 11.5
増(△)減額 増(△)減率
歳 入 合 計
(2)歳出
区 分 平成23年度予算額 平成22年度予算額
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
千円 % 千円 % 千円 %
1 総務費 206,744 4.2 202,221 4.6 4,523 2.2
2 保険給付費 3,065,944 62.6 2,936,234 66.9 129,710 4.4
3 老人保健拠
出金 1,032 0.0 17,316 0.4 △16,284 △ 94.0
4 後期高齢者
支援金 535,391 10.9 479,537 10.9 55,854 11.6
5 介護納付金 257,999 5.3 233,075 5.3 24,924 10.7
6 前期高齢者
納付金 1,613 0.0 856 0.0 757 88.4
7 共同事業拠
出金 526,730 10.8 394,435 9.0 132,295 33.5
8 保健事業費 48,299 1.0 48,233 1.1 66 0.1
9 諸支出金 204,089 4.2 29,658 0.7 174,431 588.1
10 予備費 50,000 1.0 50,000 1.1 0 0.0
4,897,841 100.0 4,391,565 100.0 506,276 11.5
増(△)減率
歳 出 合 計
増(△)減額
(3)保険年金課
23 年度予算額
(22 年度予算額)
国民健康保険料
1,573,006千円
(1,670,451千円)
特別区では、国民健康保険料の所得割賦課方式について、今まで、住民税方式で計算してい
ましたが、平成 23 年度から①所得に応じて幅広い世帯に負担するため相互扶助の理念にかな
う公平な算定方式で、②税制改正の影響を受けにくく、③全国の約 98%の市町村が採用して
いる「旧ただし書き方式」に変更します。
新しい賦課方式への変更に伴い、急激に保険料が増加する一部の人の負担を軽減するための
保険料の減額措置を2年間実施します。
また、所得の低い加入者の負担を軽くするための均等割の7割、5割、2割の軽減措置を引き続
き実施します。このほか、非自発的失業者への保険料軽減策も継続します。
民健康保険事業会計
国
POINT
保険料はどうなりますか?
平成 23 年度の保険料は次のとおりになります。
区分 平成23年度 平成22年度 増減
均等割 31,200円 31,200円 0円
所得割 旧ただし書き所得の6.13% 住民税額の80/100 -
医療分
上限額 51万円 50万円 1万円増
均等割 8,700円 8,700円 0円
所得割 旧ただし書き所得の1.96% 住民税額の23/100 -
後期
高齢者
支援金分 上限額 14万円 13万円 1万円増
均等割 39,900円 39,900円 0円
所得割 旧ただし書き所得の8.09% 住民税額の103/100 -
計
上限額 65万円 63万円 2万円増
均等割 13,200円 12,000円 1,200円増
所得割 旧ただし書き所得の0.77% 住民税額の8/100 -
介護納付
金分
上限額 12万円 10万円 2万円増
(4)
POINT
旧ただし書き所得と住民税との関係【イメージ図】
保険料の賦課方式の移行に伴う減額措置がありますか?
「旧ただし書き方式」へ移行する際の経過措置として、所得割の算定基礎となる「旧た
だし書き所得」を減額します。(経過措置 2 年間)
(1)「住民税非課税の者」について
旧ただし書き所得から、その 75%を減額します。
(2)「住民税の課税標準が 100 万円以下で、旧ただし書き所得が課税標準額の 1.5
倍を超える者」について
旧ただし書き所得が課税標準額の 1.5 倍を超える部分の 50%を減額します。
(3)「住民税の課税標準が 100 万円を越え、旧ただし書き所得が課税標準額の 1.5
倍を超える者」について
旧ただし書き所得が課税標準額の 1.5 倍を超える部分の 25%を減額します。
賦課方式の移行による保険料への影響と国保加入世帯の人数
1人世帯
68%
2人世帯
19%
3人世帯
8%
4人以上世帯
5%
保険料の負担が増える
方で、上記(2)の
減額対象の方
2%
保険料の負担が増える
方で、上記(3)の
減額対象の方
5%
保険料への影響が
少ない方
39%
住民税非課税で、
保険料に影響がない方
50%
保険料の負担が増える
方で、上記(1)の
減額対象の方
4%
<保険料への影響イメージ
>
<国民健康保険加入世帯の世帯あたり人数>
収入 - 必要
経費 ≒ 所得 所得 -
所得
控除 =
課税
標準
課税
標準 × 税率 -
税額
控除 =
所得割
住民税額
+
所得 - 基礎
控除 =
33万円
所得割
住民税額
旧ただし書き
所得
住宅ローン控除
寄附金税額控除等
住民税方式の算定所得
(特別区の旧来方式)
基礎控除
配偶者控除
扶養控除等
旧ただし書き方式の算定所得
(特別区の新方式)
均等割
住民税額
(5) POINT
保険料のモデルケース①
保険料のモデルケース②
【給与所得者】 単身世帯(65歳未満) ※介護分を除く。
平成22年度
(住民税方式)
経過措置前 経過措置後
A B C D=B-C D/C
100万円 33,538円 32,324円 31,920円 404円 1.3%
200万円 111,901円 111,698円 104,275円 7,423円 7.1%
300万円 168,531円 168,531円 169,989円 △1,458円 △0.9%
400万円 228,397円 228,397円 239,720円 △11,323円 △4.7%
500万円 293,117円 293,117円 315,013円 △21,896円 △7.0%
600万円 357,837円 357,837円 390,615円 △32,778円 △8.4%
700万円 425,793円 425,793円 469,719円 △43,926円 △9.4%
800万円 498,603円 498,603円 556,445円 △57,842円 △10.4%
※平成23年度は経過措置が適用されます。(点線枠内)
増減率
平成23年度
(旧ただし書き方式) 前年度比
年収 医療+支援金
(8.09%) 医療+支援金
(103/100) 増減額
【年金所得者】 2人世帯(65歳以上75歳未満)
平成22年度
(住民税方式)
経過措置前 経過措置後
A B C D=B-C D/C
100万円 23,940円 23,940円 23,940円 0円 0.0%
200万円 101,863円 73,345円 63,840円 9,505円 14.9%
300万円 198,723円 196,719円 177,650円 19,069円 10.7%
400万円 265,465円 265,465円 255,209円 10,256円 4.0%
500万円 333,421円 333,421円 336,785円 △3,364円 △1.0%
600万円 402,186円 402,186円 416,919円 △14,733円 △3.5%
※平成23年度は経過措置が適用されます。(点線枠内)
増減率
平成23年度
(旧ただし書き方式) 前年度比
年収 医療+支援金
(8.09%) 医療+支援金
(103/100) 増減額
(6)保険年金課
23 年度予算額
新規
ペイジー口座振替受付サービス
<3,890千円>
※徴収事務費に含む
国民健康保険料の口座振替申込手続が、より簡単・迅速に行えるよう、「ペイジー口座振替
受付サービス」を開始します。
このサービスは、キャッシュカードを専用端末に通すことにより、金融機関の届出印なしで
簡単に口座振替申込手続ができるようにするものです。
従来、口座振替を希望する方は、金融機関の届出印を押印し、必要事項を記入した「口座振
替納付依頼書」を金融機関または区役所の窓口に提出していました。しかし、自治体と金融機
関を結ぶネットワークを活用するこのサービスの開始により、「口座振替納付依頼書」を提出
する必要がなくなります。また、申込手続は瞬時に完了するようになります。
平成 23 年度は、試行的に保険年金課に専用端末を設置し、設置窓口は今後順次拡大を検討
していきます。
<ペイジー口座振替受付サービスの流れ>
POINT
このほかの保険料の軽減制度はありますか?
○所得の低い加入者の負担を軽くするため、均等割の保険料を軽減する制度があります。
※軽減制度の適用には一定の基準があります。
(1)7割軽減(医療分 : 31,200 円 → 9,360 円)
(後期高齢者支援金分 : 8,700 円 → 2,610 円)
(介護納付金分 : 13,200 円 → 3,960 円)
(2)5割軽減(医療分 : 31,200 円 → 15,600 円)
(後期高齢者支援金分 : 8,700 円 → 4,350 円)
(介護納付金分 : 13,200 円 → 6,600 円)
(3)2割軽減(医療分 : 31,200 円 → 24,960 円)
(後期高齢者支援金分 : 8,700 円 → 6,960 円)
(介護納付金分 : 13,200 円 → 10,560 円)
○倒産などで職を失われた非自発的失業者の保険料の負担軽減を行います。
前年所得の給与所得を 30/100 として算定します。
(7)(8)介護保険特別会計歳入歳出予算一覧表
(1)歳入
区 分 平成23年度予算額 平成22年度予算額
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
千円 % 千円 % 千円 %
1 介護保険料 592,753 17.5 590,664 17.4 2,089 0.4
2 使用料及び
手数料 1 0.0 1 0.0 0 0.0
3 国庫支出金 621,301 18.4 620,515 18.2 786 0.1
4 支払基金交
付金 879,763 26.0 878,759 25.8 1,004 0.1
5 都支出金 435,669 12.9 437,288 12.8 △1,619 △0.4
6 財産収入 2,459 0.1 6,801 0.2 △4,342 △63.8
7 繰入金 782,130 23.1 788,262 23.2 △6,132 △0.8
8 繰越金 71,501 2.1 81,501 2.4 △10,000 △12.3
9 諸収入 7 0.0 7 0.0 0 0.0
3,385,584 100.0 3,403,798 100.0 △18,214 △0.5
増(△)減額 増(△)減
率
歳 入 合 計
(2)歳出
区 分 平成23年度予算額 平成22年度予算額
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
千円 % 千円 % 千円 %
1 総務費 286,293 8.5 295,646 8.7 △9,353 △3.2
2 保険給付費 2,895,645 85.5 2,888,551 84.9 7,094 0.2
3 地域支援事
業費 77,684 2.3 81,297 2.4 △3,613 △4.4
4 財政安定化
基金拠出金 1 0.0 1 0.0 0 0.0
5 基金積立金 2,460 0.1 6,802 0.2 △4,342 △63.8
6 諸支出金 73,501 2.2 81,501 2.4 △8,000 △9.8
7 予備費 50,000 1.5 50,000 1.5 0 0.0
3,385,584 100.0 3,403,798 100.0 △18,214 △0.5
増(△)減額 増(△)減
率
歳 出 合 計
(9)高齢介護課
23 年度予算額
新規
第5期介護保険事業計画策定
5,015千円
高齢者人口の著しい増加に伴い、介護を必要とする高齢者の増加や介護者家族の状況も変化
している中で、介護保険制度を社会の持続可能な制度としていく必要があります。平成 23 年
度は、求められる区民ニーズを把握し、真に必要な介護サービス量を踏まえたうえで、第5期
介護保険事業計画(計画期間平成 24~26 年度)を策定し、適正な保険料を算定して、円滑
な介護保険運営をめざします。
なお、第5期介護保険事業計画においては、保険給付費の伸びが予測され、保険料の引き上
げが懸念されますが、第4期と同様に高齢者の負担をできるだけ抑えるための方策を検討して
いきます。
護保険特別会計
介
POINT
介護保険事業計画と保険料額
Q 介護保険事業計画にはどのようなことが盛り込まれますか?
A 平成 24 年度からの高齢者人口などの見込みや計画期間内のサービス量の推計、介護
保険料の額、その他区が実施すべき高齢者施策などについても整理します。
Q 介護保険料額はどうやって決まるのですか?
A 保険料は事業計画の策定にあわせて3年に一度見直しが行われ、計画期間内に見込ま
れるサービス量から給付の見込みを算出し、法律で定められた第1号被保険者の方が
負担すべき割合を元に算定し、計画期間内(3年間)の段階別保険料の額が決まりま
す。
平成 23 年度は、まだ、第4期の計画期間(平成 21~23 年度)ですので、段階別
保険料は、昨年度と変更ありません。
◆基本計画の施策 ◆事業の目標値
分野 目標 指 標 目 標 値
1 1 計画策定 策定
(10)高齢介護課
23 年度予算額
(22 年度予算額)
介護保険料とサービス利用料の軽減
592,753千円
(590,664千円)
1 介護保険料
介護保険は老後の安心を社会全体で支える制度として、平成12年4月にスタートした社
会保険制度です。制度の運営主体は区市町村が担い、高齢化が進む中で「地方自治の試金石」
とも言われています。
保険運営にかかる経費負担は、保険料と公費がそれぞれ2分の1ずつです。保険料につい
ては、65 歳以上の方(第1号被保険者)は各区市町村に、40 歳から 64 歳の方(第2号
被保険者)は加入する医療保険者に納めます。
このうち、65 歳以上の方の保険料は、地域の介護保険サービス利用状況や必要なサービ
ス量を勘案して3年ごとに策定する介護保険事業計画にあわせて見直します。
千代田区では、介護保険料の急激な増を避けるために、様々な軽減策を講じています。
前回、平成 20 年度に策定した平成 21 年度から平成 23 年度までの介護保険事業計画で
は、単純に算出すると1か月あたりの保険料基準額は 5,200 円でしたが、軽減策を講じた
結果 4,200 円になっています。
2 サービス利用者負担軽減
介護保険サービスを利用する場合、サービス費用の 10%が利用者の負担になり、残りの
90%を介護保険で支払います。
ただし、利用者の所得に応じて、利用者負担額が軽減される場合があります。
(1)特定入所者介護・介護予防サービス費
非課税世帯の利用者に対し、介護保険の施設利用料(食費・居住費)を所得段階に応
じて減額します。
(2)居宅サービス利用者負担額軽減(一般会計)
生計が困難な利用者に対し、介護保険の居宅サービス利用料(10%の利用者負担分)
のうち 70%を助成します。
(3)社会福祉法人等による利用者負担軽減(一般会計)
生計が困難な利用者に対し、社会福祉法人が運営する介護保険の施設利用料(10%
の利用者負担分、食費及び居住費)のうち 25%(老齢福祉年金受給者は 50%)を助
成します。
(11) POINT
介護保険料とサービス利用料の軽減策
○保険料(平成 21~23 年度)を抑えるために講じた方策
5,200円
介護保険運営基金の活用 △300円
その他介護給付事業を
一般財源で実施 △600円
介護報酬改定増に伴う
国の交付金活用 △100円
5,200円
4,900円
4,300円
4,200円
○保険料を抑えるために一般会計で実施している介護給付事業
・在宅支援ホームヘルプサービス
・高齢者福祉住環境整備
・認知症高齢者在宅支援ショートステイ
・医療ステイ利用支援事業
・紙おむつの支給
・寝具乾燥サービス
・訪問理美容サービス
・家具転倒防止器具取付け
・介護保険サービス等利用者負担軽減事業
・居宅サービス利用者負担軽減事業
○サービス利用料が減免される場合
・災害・失業・事業の廃止等により負担が困難になった場合のサービス利用料の減免
・生計が困難な方への居宅サービス利用料の軽減
・施設介護サービス(ショートステイを含む)を利用している低所得の方の食費と居
住費の軽減
・社会福祉法人等が経営する施設を利用している生計が困難な方の介護費、食費、居
住費の軽減
一般会計で実施
(12)高齢介護課
23 年度予算額
新規
認知症高齢者見守り事業
137千円
認知症に対する正しい知識の普及啓発を行う認知症サポーターとその講師役であるキャラ
バンメイトを養成します。
◆基本計画の施策 ◆事業の目標値
分野 目標 指 標 目 標 値
1 5 認知症サポーター養成講座 12 回
キャラバンメイト養成講座 1コース
POINT
認知症サポーターとキャラバンメイト
Q 認知症サポーターとは?
A 認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者として、日常生活の
中で支援していただく方です。
Q 認知症サポーターはどんな活動をするのですか?
A 何かを特別にやっていただくというものではありません。友人や家族に認知症の知識
を伝えたり、日常生活の中で見守りを行います。
Q 認知症サポーターになるにはどうしたらいいですか?
A 認知症サポーター養成講座(1 時間半程度の講座)を受講します。キャラバンメイト
が認知症という病気やその接し方を分かりやすく説明します。講座修了者がサポータ
ーとなります。サポーターには、認知症を支援する「目印」としてブレスレット「オ
レンジリング」をお渡ししています。
養成講座には、
・認知症の見守り活動に理解がある。
・認知症の知識や対応技術を学んだ方(介護相談員や医療・介護従事者等)
・認知症サポーター養成講座を原則ボランティアの立場で行うことができる方
が参加できます。
キャラバンメイト
認知症があっても安心して暮らせる地域社会
サポーター サポーター サポーター サポーター
(13)高齢介護課
23 年度予算額
(22 年度予算額)
拡充
事業者の指定・指導
6,842
千円
(6,786千円)
介護保険サービスを利用する高齢者の自立と、尊厳の維持を目的として、介護サービス事業
者にかかる指定・指導を行い、介護給付の適正化を推進しています。平成 23 年度は、これま
で職員が行っていた介護サービス事業者への指導事務に加え、指定市町村事務受託法人に事務
を委託して実地指導の充実を図ります。
◆基本計画の施策 ◆事業の目標値
分野 目標 指 標 目 標 値
1 1 実地指導対象事業所数 9事業所
POINT
平成22年度の指導実績
○実地指導
指定居宅介護支援事業所: 5事業所
指定(介護予防)訪問介護事業所: 1事業所
事業所を訪問して、基準に沿った運営がなされているか検査し、指導を行いました。
○集団指導
開催時期:8月
場所: 千代田区役所
居宅介護支援事業の管理者等を対象に適正な介護サービスについての指導を行いま
した。
○ケアプランチェック
40 事業所 47 プラン
介護支援専門員が作成した居宅サービス計画書について、面談をとおして作成の支援
を行いました。
(14)(15)(16)後期高齢者医療特別会計歳入歳出予算一覧表
(1)歳入
区 分 平成23年度予算額 平成22年度予算額
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
千円 % 千円 % 千円 %
1 後期高齢者医療保 険料 834,502 57.8 842,462 58.0 △7,960 △0.9
2 使 用 料 及 び 手 数 料 1 0.0 1 0.0 0 0.0
3 繰 入 金 464,641 32.2 484,704 33.4 △20,063 △4.1
4 繰 越 金 127,623 8.8 107,382 7.4 20,241 18.8
5 諸 収 入 17,457 1.2 16,807 1.2 650 3.9
1,444,224 100.0 1,451,356 100.0 △7,132 △0.5
歳 入 合 計
増(△)減額 増(△)減
率
(2)歳出
区 分 平成23年度予算額 平成22年度予算額
科 目 金 額 構成比 金 額 構成比
千円 % 千円 % 千円 %
1 総 務 費 47,601 3.3 49,094 3.4 △1,493 △3.0
2 広 域 連 合 納 付 金 1,185,370 82.1 1,211,750 83.5 △26,380 △2.2
3 保 健 事 業 等 費 30,128 2.1 30,128 2.1 0 0.0
4 諸 支 出 金 131,125 9.1 110,384 7.6 20,741 18.8
5 予 備 費 50,000 3.5 50,000 3.4 0 0.0
1,444,224 100.0 1,451,356 100.0 △7,132 △0.5
増(△)減
率
歳 出 合 計
増(△)減額
(17)保険年金課
23 年度予算額
(22 年度予算額)
後期高齢者医療制度
1,444,224千円
(1,451,356千円)
国民の高齢期における適切な医療の確保と、安定して持続可能な医療制度の運営を図るため、
老人保健制度に代わって「後期高齢者医療制度」が始まり、4 年目となります。
この制度は、社会の高齢化に伴い、医療制度の将来にわたる維持や高齢者に対する適切な医
療の給付等を行うために必要な仕組みを設け、国民保健の向上と高齢者の福祉の増進を図るこ
とを目的としています。
対象者: 75 歳以上の方
65 歳以上 75 歳未満で一定の障害があると認定された方
※生活保護受給者を除く
保険料: 所得に応じて、1人ごとに設定(最大年間 50 万円まで)
徴収方法:年金からの天引き、または、納付書や口座振替などによる納付
自己負担:医療機関の窓口で支払う自己負担は原則1割(現役並み所得者は3割)
運営: 東京都後期高齢者医療広域連合(財政運営や資格管理等)
区市町村(保険料の徴収や窓口業務)
医療給付:療養の給付、入院時食事療養費、入院時生活療養費、保険外併用療養費、療
養費、訪問看護療養費、特別療養費、移送費、高額療養費、高額介護合算療
養費
期高齢者医療特別会計
後
(18) POINT
平成 23 年度の保険料率は、平成 22 年度と同じです
○保険料率は2年ごとに改定(前回は平成 22 年度)されます。
均等割基準額:37,800 円
所得割額: 基礎控除後の総所得金額等× 7.18%
賦課上限額: 年間 50 万円(均等割+所得割)
※旧ただし書き所得とは、確定申告書の所得金額合計額から 33 万円を差し引いた額です。
○保険料の軽減制度は引き続き行われます
所得の低い世帯に属する被保険者の負担を軽くするため、保険料の均等割額等を軽減す
る制度があります。
①均等割保険料の軽減
総所得金額等の合計が下記の金額以下の世帯 軽減割合
基礎控除額(33 万円) 8.5割
8.5割軽減を受ける世帯のうち、後期高齢者医療制度の被保
険者全員が、年金収入 80 万円以下(その他の所得がない)
9割
基礎控除額(33 万円)+24.5 万円×被保険者数(被保険者であ
る世帯主を除く) 5割
基礎控除額(33 万円)+35 万円×被保険者数 2割
②所得割保険料の軽減
旧ただし書き所得金額 所得割額の軽減措置
15 万円まで 全額
20 万円まで 7.5割
58 万円まで 5割
③制度加入前に被用者保険の被扶養者だった方の保険料の軽減
後期高齢者医療制度加入の前日まで会社の健康保険など(国保・国保組合は除く)
の被扶養者だった方は、これまでご自分で保険料を払っていなかったことから、保
険料が軽減されます。
均 等 割 額 所 得 割 額
9 割軽減 なし
所得割額
+ 旧ただし書き
※
所得 ×
所得割率
7.18% =
均等割額
37,800円
保険料額(年額)
賦課限度額
500,000円
(19)その他の主要事業
23 年度予算額
(22 年度予算額)
保健事業等
9,051 千円
保険年金課 (9,051 千円)
被保険者の健康保持増進を図ることを目的として、国民健康保険の被保険者と
同様の保健事業を実施しています。
・はり・きゅう・マッサージ施術補助
施術 1 回につき 2,000 円の補助券を、年間 12 枚交付
・人間ドック利用補助
区と利用契約した医療機関で受診した場合、20,000 円を補助
・保養施設の案内
近県の温泉地等の旅館を協定料金で案内
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