災害時における飲料水等の供給協力に関する協定書
市原市（以下「甲」という。）と利根コカ・コーラボトリング株式会社（以下「乙」という。）
は、災害時における飲料水等の供給協力に関し、次のとおり協定を締結する。
（趣旨）
第１条 この協定は、甲の区域内で災害が発生し、又はそのおそれがある場合において、甲
が災害対策基本法（昭和３６年法律第２２３号）に基づく災害対策本部（以下「災害対策
本部」という。）を設置したときに、乙に飲料水等の供給を要請する際の手続き等に関し、
必要な事項を定めるものとする。
（供給の要請等）
第２条 乙は、甲が災害対策本部を設置したときは、甲からの要請に基づき、次の各号の規
定により、飲料水等を供給するものとする。
⑴ 乙は、甲が管理する施設内に乙が設置した別表第１に掲げる災害対応型自動販売機内
の飲料水等の商品を無償供給する。
⑵ 乙は、別表第２に掲げる流通備蓄する飲料水等の商品を可能な範囲内で、甲に優先的
に有償供給し、その価格は甲乙協議して決定する。
⑶ 乙は、 前号の規定により飲料水等を有償供給した場合は、 甲が契約・支払方法に関し、
別に定める諸規定に基づき誠実に行うものとする。
（要請方法等）
第３条 甲は、飲料水等の供給を求めるときは、災害時における飲料水等供給要請書（別記
第１号様式。以下「要請書」という。 ）を乙に提出するものとする。ただし、緊急を要する
場合は、電話等により要請することができることとし、事後、速やかに要請書を提出する
ものとする。
２ 乙は、飲料水等を供給するときは、甲に災害時における飲料水等供給報告書（別記第２
号様式）を提出するものとする。
（搬送）
第４条 乙は、前条の規定により飲料水等を供給する場合は、甲が指定する施設に搬送する
ものとする。ただし、道路不通及び停電等により搬送に支障が生じたときは、甲乙協議し
て搬送方法を決定する。
（協定の期間）
第５条 この協定の有効期間は、協定締結の日から１年間とする。ただし、この協定の有効
期間満了の日の１か月前までに、甲又は乙から解除の申出がないときは、更に１年間継続
（協議）
第６条 この協定に定めのない事項又はこの協定に関し疑義が生じたときは、その都度、甲
乙協議して決定する。
この協定の締結を証するため、本書２通を作成し、甲乙記名押印の上、各自１通を保有す
る。
平成１９年８月３１日
市原市国分寺台中央一丁目１番地１
甲 市原市
市原市長 佐 久 間 隆 義
野田市中根３１０番地
乙 利根コカ・コーラボトリング株式会社
別表第１
乙が設置した災害対応型自動販売機（第２条第１号）
甲 の 施 設 名 称 災 害 対 応 型 自 動 販 売 機 数
市原市ボランティアセンター １ 台
市原市保健センター １ 台
市原市武道館内ゲートボール場 １ 台
サンプラザ市原 １ 台
五井中川田公園 １ 台
別表第２
乙が流通備蓄する飲料水等の数量（第２条第２号）
商 品 名 流 通 備 蓄 の 数 量
ミネラルウォーター２Ｌペット 市原支店
４，０００本 総量８，０００Ｌ ミネラルウォーター２Ｌペット
千葉ロジステックセンター
３６，０００本 総量７２，０００Ｌ
