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オラクルNetra Server X3-2 サーバー・アーキテクチャ

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(1)

Oracleホワイト・ペーパー 2012年4月、2012年7月改訂

オラクル Netra Server X3-2

サーバー・アーキテクチャ

(2)

オラクルNetra Server X3-2 サーバー・アーキテクチャ

はじめに ... 4

Netra Server X3-2システム ... 5

おもな機能 ... 5

一般的なアプリケーション ... 7

Netraシステムの設計基準 ... 8

革新的なシャーシ設計 ... 8

インテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリーの利点 ... 9

インテルCoreマイクロ・アーキテクチャ ... 10

インテルXeonプロセッサC600番台チップセットによるI/Oの拡張性... 10

Netra Server X3-2サーバー・アーキテクチャ ... 10

Netra Server X3-2システム・エンクロージャの仕様 ... 12

配電 ... 12

ファンのアセンブリ ... 13

ラックの取付け ... 13

Netra Server X3-2 - 6x 2.5インチ・ディスク(DVD付き) のシステム・アーキテクチャ ... 13

Netra Server X3-2 - 8x 2.5インチ・ディスクの システム・アーキテクチャ ... 14

メモリ・サブシステム ... 18

メモリ装着のガイドライン ... 18

メモリ帯域幅の最適化 ... 19

I/Oサブシステム ... 19

システム・ネットワーク・インタフェース ... 19

PCIe 3.0拡張バス ... 20

内蔵ストレージ ... 20

RAS機能 ... 22

ILOMサービス・プロセッサとシステム管理 ... 22

(3)

オラクルNetra Server X3-2 サーバー・アーキテクチャ

ILOMサービス・プロセッサ ... 23

Oracle Support Assistant ... 28

Oracle Enterprise Manager Ops Center ... 29

キャリアグレードのソフトウェア・サポート ... 30

Oracle Solarisオペレーティング・システム ... 30

Oracle VM ... 32

Linux環境... 32

Microsoft Windows環境 ... 33

VMware環境 ... 33

結論 ... 33

参考資料 ... 34

(4)

はじめに

急速に広がるスマートフォン人気と4G LTEネットワークの拡大によって生み出された環境では、俊敏性が通信事業者に とってますます不可欠になっています。サービス・プロバイダは費用対効果に優れた方法で魅力的なサービスを提供しなけ ればならないため、最新の仮想化、統合、クラウド・コンピューティング・テクノロジーを利用して効率を高めています。

また、新規サービスは最初から連続的な可用性を提供し、素早く増強できるように設計されている必要があります。このよ うなビジネス要件を満たすため、通信事業者はパフォーマンスが高く、柔軟なネットワーク・インフラストラクチャを必要 としています。このインフラストラクチャは、環境に強くセキュアなサービス・デリバリ基盤を提供しながら、需要に応じ て拡張できるものでなければなりません。

アプリケーションからディスクまでの完全なハードウェアおよびソフトウェア・スタックを提供するキャリアグレードのx86 システムを供給できるベンダーは、オラクルだけです。キャリアグレードのNetra Server X3-2システムには、柔軟でパフォー マンスの高い通信インフラストラクチャの構築と管理に必要な要素すべてが含まれています。簡単で包括的な管理性を提供 するこのシステムは、クラウドの展開や新規サービスの導入に最適です。Oracleサポート契約に基づくすべてのNetra x86 サーバーに対しては、無制限の仮想化、好みのOracleエンタープライズ・オペレーティング・システム、インフラストラク チャ・プロビジョニング、アプリケーションからディスクまでにわたるオラクル独自のシステム管理環境が追加費用なしで 利用できます。

オラクルのNetraサーバーは、あらゆるベンダーの中でもっとも多く導入されているキャリアグレード・システムです。こ のシステムには信頼性に優れた連続サービス、実績ある長期システム・ライフ・サイクル、大地震をも含む過酷な環境条件 に耐える安定性の提供を目的に、徹底的な設計が施されています。無償のソフトウェア・ライセンス、実績ある信頼性、ア プリケーションからディスクまでにわたるオラクル独自のシステム管理環境を兼ね備えたNetra Server X3-2サーバーは、他 に例を見ないコスト削減を実現しながら、複数年にわたる長期的な通信システムの構築としてはもっとも安全性の高い選択 肢を提供します。

(5)

Netra Server X3-2システム

増え続ける容量とデータセンター・コストの抑制という課題に取り組む通信事業者を支援するため、オラクルは小型であり ながら高いパフォーマンスを誇る、インテルXeonベースのキャリアグレードNetra Server X3-2システムを提供しています。

このシステムには2つの構成があり、堅牢かつ電力効率に優れた2Uフォーム・ファクタでこれまでにない高密度と高パ フォーマンスを実現します。

Netra Server X3-2サーバーは、拡張可能なコンピューティング・リソース、メモリ・リソース、およびI/Oリソースを提供し ます。スケールアップ、スケールアウト、スケールウィズイン向けに設計されているため、幅広いアプリケーション・アー キテクチャへの展開が可能です。

• スケールアップ・アーキテクチャ:システムあたり16コアまたは32スレッドを備えたNetra Server X3-2サーバーは、増加 するワークロードや重要な通信およびインフラストラクチャ・サービスの提供に合わせたスケーリングに適しています。

• スケールアウト・アーキテクチャ:大容量メモリ、内蔵ストレージ、4個のオンボード10GbEポート、高帯域幅のPCI拡張 による最先端の高速システム・インターコネクト(ファイバ・チャネルなど)を備えたNetra Server X3-2サーバーは、処理 能力と帯域幅に対する需要に合わせてスケーリングできます。

• スケールウィズイン・アーキテクチャ:Oracle VMやOracle Solaris Zonesなどの仮想化テクノロジーのサポート機能を備え たNetra Server X3-2サーバーは、拡張可能な単一プラットフォーム内でのアプリケーション統合に最適な製品です。

キャリアグレードの信頼性と可用性に加え、卓越した密度を誇るこのシステムは、通信インフラストラクチャの統合に理想 的なサーバーです。Telecordia NEBS(Network Equipment Building Standard)レベル3認定とETSI(欧州電気通信標準化機構)

への準拠によって、厳しいテストを実行済みであり、過酷な運用条件にも耐えうることが実証されています。また、Netra Server X3-2システムには、ホットスワップ対応の冗長コンポーネント、アクセスの容易なコンポーネント、保守を簡素化す るシャーシ・インジケータ・ライトなど、多数の信頼性、可用性、保守性(RAS)機能が搭載されています。

さらに、多数の小規模サーバーの統合を可能にする高密度設計によって、設置面積の節約、電力コストの削減、高コストな 管理要員の削減に貢献します。2UのNetra Server X3-2サーバーを40ラック・ユニット(RU)のエンクロージャに搭載すると、

単一ラックで最大320コア、640スレッド、320個のDIMMスロット、120個のPCI Express(PCIe)スロットを使用できます。

さらに、Netra Server X3-2サーバーは複数のオペレーティング・システムをサポートしているため、統合作業の簡素化とサー バー・スプロールの減少につながります。

おもな機能

Netra Server X3-2サーバー(図1)はインテルXeonプロセッサE5-2600番台をベースにしたプラットフォームをインテリジェ ント・システム向けに利用しています。インテリジェント・システムは、インテルの組込みCPUラインを表しています。そ れぞれのNetra Server X3-2サーバーは2基のインテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリーCPUを搭載し、最大256GBのメモ リ(16GB 1,600MT/秒の低電圧レジスタ付きDIMM(RDIMM))をサポートしています。

図1. Netra Server X3-2サーバーは、高耐久化された2Uフォーム・ファクタで高い処理密度を実現します。

このシステムはさまざまなストレージ・オプションを備えた2つの構成で提供されます。

(6)

• 1台の光学式DVD+/-RWドライブと6台の2.5インチSAS-2ドライブを搭載した6ディスク・バージョン

• 8台の2.5インチSAS-2ドライブを搭載した(光学式DVD+/-RWドライブはなし)8ディスク・バージョン 表1に、これらの構成に含まれる機能の概要を示します。

表1. Netra Server X3-2の機能

機能 Netra Server X3-2、6x 2.5インチ・ディスク Netra Server X3-2、8x 2.5インチ・ディスク

内蔵ストレージ・ケージ・

オプション

6x 2.5インチSAS-2 HDD

(要HBA)

8x 2.5インチSAS-2 HDD

(要HBA)

取外し可能なメディア • SATA DVD/RW

内 蔵 ブ ー ト ・ デ バ イ ス 用 の 内 蔵USB ポート

• DVD/RWオプションなし

内 蔵 ブ ー ト ・ デ バ イ ス 用 の 内 蔵USB ポート

両モジュールの共通機能

シャーシ 2U

CPUソケット数 2

サポートされるプロセッサ・ インテルXeonプロセッサE5-2600

プロセッサ・システムの インターコネクト

インテルQuickPathインターコネクト

(8.0GT/秒)

メモリ・スロット数 16

メモリ容量 最大256GB(16GBのRDIMM使用時)

(8GBまたは16GBのRDIMM容量をサポート)

メモリ・タイプ ECC、DDR3、1600MT/秒、低電圧RDIMM メモリ・オプション 8GBのDDR3-1600 LVDIMM

16GBのDDR3-1600 LVDIMM

PCIe 3.0スロット数 6(x8 PCIe Gen 3)

10GbEポート数

4(オンボード)

USBポート数 2(前面)、2(背面)、2(内蔵)

システム管理 オンボードのILOMサービス・プロセッサ

オンボードのGbEポートまたは10/100イーサネット・システム管理ポートを使用した 側波帯管理

• Oracle System Assistant

• Oracle Enterprise Manager Ops Center

(7)

表1. Netra Server X3-2の機能

電源 760W AC PSUまたは660W DC PSU(2N)

Telco機能 ドライ接点アラーム(DCA)、NEBS 3認定

RASコンポーネント ホットスワップ対応の冗長電源、ファン、ディスク・ドライブ

• RAID 0、1、10、1E、5、6、50、5EE、60(SAS-2 RAID HBA使用時)

OSおよび仮想化 サポート1

• Oracle Solaris 10(Update 10)

• Oracle Solaris 11

• Oracle Linux 5.7および6.1

• Red Hat Linux 5.7および6.1

• SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1およびSP2

• Microsoft Windows Server 2008 SP2およびMicrosoft Windows Server 2008 R2 SP1

• Oracle VM 3.0.2

• VMware ESXi 5

一般的なアプリケーション

Netra Server X3-2サーバーは、要求の厳しい各種通信アプリケーションに対応したスケーラビリティ、電力効率、信頼性を提

供します。次にアプリケーションの例を挙げます。

• メディア・ゲートウェイ・コントローラ

• 通信事業ネットワーク向けの運用および保守システム

• クラウド展開

• シグナリング・ゲートウェイ

• インテリジェント・ネットワーク

• MMS(マルチメディア・メッセージング・サービス)/SMS(ショート・メッセージング・サービス)および統合メッセー ジング

• 船上指揮統制、移動兵器制御、リモート・インテリジェンス・アクセス・サーバーを含む、防衛/軍事/インテリジェン ス・アプリケーション

• 産業プロセス制御、半導体テスト機器、ネットワーク・イメージング・システムなどの、組込みOriginal Equipment Manufacturer(OEM)アプリケーション

• アプリケーション・サーバー

• Webサーバー

1 各プラットフォームでサポートされるオペレーティング・システムのバージョンに関する最新情報については、www.oracle.com/を参照し

てください。

(8)

• コンテンツ・キャッシング、ネットワーク・プロキシ・サーバー

• Home/Visitor Location Register(HLR/VLR)

• 基地局制御装置(BSC)

• コンテンツ分散ネットワーク

• DNSサービス

• 仮想プライベート・ネットワーク/IP Security(VPN/IPSEC)向けファイアウォール

• IPトラフィック管理システム

• セキュリティ・システム

• ストリーミング・メディア・システム Netraシステムの設計基準

一連のNetra Server X3-2サーバーは、Sun x86システム・ファミリーおよびNetraラックマウント型サーバー・ファミリー全体に 適用される革新的な設計理念を共有しています。この理念に関連する設計原則は、次のとおりです。

• 最高の処理密度:Sun x86サーバーは、CPUスレッド、メモリ、ストレージ、I/Oに関して屈指の密度を提供します。密度 に対するこの重点的な取組みのおかげで、オラクルが提供する2Uラックマウント型サーバーは、しばしば、競合する4U ラックマウント型サーバーに取って代わり、50%のスペース削減を実現します。特にOracle Solarisはネイティブで仮想化 機能を提供するため、Netraシステムが誇る最先端の密度によってサーバー統合が容易になります。

• 卓越したI/Oおよびストレージ容量:Netraサーバーは卓越したPCIおよびストレージ密度に加えて、柔軟なRAIDオプショ ンを提供します。ディスク・ドライブの小型化と、シャーシ、通気路、ディスクおよびカード・キャリアの革新的な設計 によって、小さなスペースにより多くの容積を得られると同時に、システム・エアフローが促進されます。

• 共通管理:Netra Server X3-2サーバーは、その他のSunサーバー・プラットフォームと同じファームウェア・ベースのツー ルと組込みサービス・プロセッサを使用することで、管理しやすさと保守性の向上を意図して設計されています。Netra システムおよびコンポーネントは容易に識別できるように設計されており、多くの場合、重要なコンポーネントは冗長化 され、ホットスワップに対応しているため、オンライン置換を実行できます。

• 継続的な投資の保護:バイナリ互換性がある場合、Oracle Solarisおよびx86システム上で稼働するアプリケーションを変 更することなく、Netra Server X3-2サーバーで実行できます。このバイナリ互換性によって、Oracle Solarisでのアプリケー ションやトレーニングに対する投資が保護されます。

• 共通シャーシ設計:共通シャーシ設計によって、複数のアーキテクチャで重要なシステム革新を活用できます。また、共 通コンポーネントやサブアセンブリを使用できるとともに、複数のプロセッサ・アーキテクチャを配置する場合の管理作 業が大幅に容易になります。革新的なシャーシ設計に関しては、次の項で詳しく説明します。

革新的なシャーシ設計

Netra Server X3-2サーバーは、多数のSun x86およびSPARCサーバー・プラットフォームと同じシャーシ設計特性を共有してい ます。このアプローチは製品ライン間で一貫性のあるルック・アンド・フィールを提供するだけでなく、一貫したデプロイや 共有コンポーネントを通じて管理を簡素化し、保守性を高めます。

おもなシャーシ設計特性は次のとおりです。

(9)

• システムおよびコンポーネントに対する保守性の強化:最近のデータセンターでは、サーバーやコンポーネントを見つけ て特定することが難しい場合があります。Netra Server X3-2サーバーは完全自動データセンターの構成向けに最適化され ているため、サーバーやモジュールを容易に特定できます。色分けされたオペレータ・パネルによって理解しやすい診断 情報が提供され、システムは温風通路/冷風通路を備えたマルチラック配置向けに設計されており、前面と背面の両方に 障害発生コンポーネントを示す診断LEDが装備されています。

電源、ネットワーク、管理用のコネクタ・レイアウトが一貫しているため、Sunシステム間での移行が簡単です。ホット プラグ・コンポーネントは工具が不要であり、保守性のため、容易にアクセスできるようになっています。たとえば、エ ア・フィルタが取外し可能であるためディスク・ドライブに手が届きやすく、損傷を受けやすいコンポーネントを露出す ることなくドライブを挿入または交換できます。

• 堅牢なシャーシ、コンポーネント、サブアセンブリ設計:数多くのNetraサーバーに共通しているのは、信頼性と冷温操 作を実現するために入念に開発されたシャーシ設計です。たとえば、ハニカム形状のシャーシ通気口などによって、強度、

エアフロー、電子減衰の最適なバランスが提供されています。

卓越した処理密度とI/O密度を実現しているにもかかわらず、Sunサーバーは従来型のテクノロジーを使用して十分に冷却 できます。効率的なモジュラー・ファン・アセンブリによって、シャーシが有効動作温度範囲内に維持されます。ドライ ブ冷却を強化するため、ファン・アセンブリはシステム中央に位置しています。次世代型のドライブ・キャリアによって シャーシの通気がよくなるため、ストレージ密度を向上しながらシステム・エアフローを増大することに成功しています。

また、回転振動が別のコンポーネントに伝わらないように、ファン・モジュールはシャーシから切り離されています。

さらに、DCからDCへの電力変換が最小化されていることで、全体的なシステム効率が向上します。マザーボードに12v 電源が供給されているため、電力変換ステージが解消されます。これによって発熱が減ることで、さらなるシステム効率 が実現されます。

• 最小限のケーブル配線によるエアフローの最大化:ケーブル配線を最小化して信頼性を高めるため、さまざまな小型ボー ドやライザー・カードが使用されています。

• パワー・ディストリビューション・ボード(PDB)は電源からマザーボードへとシステム電力を供給します。

• PCIライザー・カードをシステム・マザーボードへプラグインすることで、堅牢なPCI拡張機能が有効になります。

• ディスク・バックプレーンをディスク・エンクロージャ・ケージにマウントすることで、PCIe SASホスト・バス・アダ プタ・カードに接続されたケーブル経由でデータを配信します。

• 通信アラーム・カードを使用することで、ドライ接点アラーム(DCA)条件を容易に監視および報告できます。

インテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリーの利点

オラクルはIntel Corporationと緊密に連携し、最新のインテルXeonプロセッサ・テクノロジーを搭載した幅広いサーバー・

ファミリーを市場に投入しています。Netra Server X3-2サーバーで使用されているインテルXeonプロセッサE5-2600番台の CPUには、高速なインテルQuickPathインターコネクトとインテルXeonマイクロ・アーキテクチャが内蔵されています。これ らのCPUは、インテルXeonプロセッサでは初めて、プロセッサ・ダイにPCI Express 3.0を内蔵しています。従来のIA-32ソフ トウェアと互換性があるこれらの64ビット・プロセッサは、数多くの既存の32ビット・アプリケーションに加え、新しい64 ビット・アプリケーションもサポートしています。Netra Server X3-2サーバーには2基のプロセッサが搭載されており、16の コアと最大20MBの共有L3キャッシュを提供しています。このため、システムは、高いパフォーマンスが求められるアプリ ケーションで短い応答時間と高いスループットを実現できます。

(10)

インテルCoreマイクロ・アーキテクチャ

この最新のマイクロ・アーキテクチャの導入において、インテルは32nmの製造プロセスを継続しましたが、コアのコン ピューティング能力が6プロセッサ・コアから8プロセッサ・コアに強化され、また、プロセッサ・ダイのキャッシュが増加 しています。新しいインテルCoreマイクロ・アーキテクチャ(図2)は高度にモジュール化されており、幅広い環境でさま ざまなアプリケーションのニーズと価格に対応できるようになっています。

図2. インテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリーで採用されているマイクロ・アーキテクチャにより、以前の設計を超える顕著な技術革新を実現

インテルXeonプロセッサC600番台チップセットによるI/Oの拡張性

Netra Server X3-2サーバーは、インテルQuickPathテクノロジー・インターコネクトに対してインテルC600番台のチップセット

とインタフェースを相互利用しています。前世代のプロセッサでは、PCIの拡張性は別のIOHチップセットを使用して対処し ていましたが、新しいプラットフォームでは、PCIの拡張性はプロセッサ・ダイに直接内蔵されています。CPUがインテル

C602J I/Oコントローラ・ハブとインタフェース接続を行うことで、拡張性と高いI/Oスループットが実現されています。イ

ンテルC602J I/Oコントローラ・ハブを使用することで、内部および外部のUSBポートやSATA DVD/RWデバイスなどのI/O機 能を追加できます。

インテルXeonシリーズの各プラットフォームは、メモリ容量、I/Oの拡張性、インターコネクト帯域幅にプロセッサのパ フォーマンスを合わせるように設計されています。

インテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリーCPUの詳細については、インテルのWebサイトwww.intel.comを参照してくださ い。

Netra Server X3-2 サーバー・アーキテクチャ

Netra Server X3-2サーバーは、かつてない拡張性と低消費電力とともにクラス最高のパフォーマンスを提供するように設計さ

れています。Netra Server X3-2サーバーに搭載されたおもなコンポーネントは次のとおりです。

• 2基のインテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリー・プロセッサ

• 最大256GBのメモリ(16GBレジスタ付きデュアル・インライン・メモリ・モジュール(RDIMM)使用時、16個のレジス

タ付きDIMMスロットに装着)—8GBまたは16GBの低電圧RDIMMをサポート

• 4個のオンボード100/1,000/10,000Mb/秒イーサネット・ポート

• 6個のロープロファイルPCIe 3.0スロット(x8レーン・スロット)

(11)

• 6x 2.5インチSAS HDD(DVD+/-RWドライブ付き)または8x 2.5インチSAS HDD(DVD+/-RWドライブなし)

• 6個のUSB 2.0ポート(前面x2、背面x2、内蔵x2)

• オンボードのILOMサービス・プロセッサ

• 2N冗長用の、2個のホットスワップ対応の高効率電源ユニット(PSU)

• 5個の可変速ファン・モジュール(N+1冗長用)、各モジュールに環境監視で動作する2個の二重反転の低振動ファンを装 備

(12)

Netra Server X3-2システム・エンクロージャの仕様

Netra Server X3-2システムの2つの構成において、物理寸法と重量は同じです。表2に、エンクロージャの仕様を示します。

表2. Netra Server X3-2サーバーの寸法および重要

寸法 米国内 海外

高さ 3.43インチ(2RU) 87mm

17.52インチ 445.0mm

奥行

(前面I/Oから背面I/Oまで) 19.74インチ 501.4mm

奥行

(前面からPSUハンドルまで) 20.8インチ 527.8mm

重量 最大40.8ポンド 最大18.5kg

配電

高可用性と低消費電力を実現するように設計されたNetra Server X3-2サーバーは、それぞれに個別の電源コードが付属した、

ホットスワップ対応の冗長AC/DC電源ユニット(PSU)を装備しています。PSUの冗長性は、電源に障害が発生した場合で も電力が途切れることなく供給されることを意味します。PSUの保守は、システム背面から容易に実施できます。通常動作 時、冗長化されたPSUはシステムからの電力要求を均等に分担します。

電力要件を軽減し、Telecordia NEBSレベル3認定に準拠するために、Netra Server X3-2サーバーにDC電源を(ACの代わりに)

構成できます。DC電源を使用すると電力使用量と発熱量が減少し、信頼性が向上するため、総合的な運用コストが削減され ます。1台のサーバー上でのAC電源とDC電源の併用はサポートされていません。また、別の電源へアップグレードすること はできません(例:ACからDC、DCからAC)。

Netra Server X3-2サーバーの最大定格電力は、760ワット(AC電源)と660ワット(DC電源)です。このPSUは高効率ユニッ トであり、少なくとも80%以上の標準効率比を実現します。各PSUは、個々のPSUを冷却する固定の内部ファンを装備してお り、3つのライトで電源のステータス情報("AC"、"故障"、"OK")を表します。

Netra Server X3-2サーバーはパワー・ディストリビューション・ボードを使用して、電源とおもなシステム・コンポーネント 間の接続をルーティングします。

(13)

ファンのアセンブリ

Netra Server X3-2サーバーは、冷却の必要性を緩和するための革新的なシャーシ設計を特徴としています。前面から背面への 効果的なエアフローによってコンポーネントの温度が下がるため、より少数のファンでシステムを冷却できます。

オンボードのサービス・プロセッサによってプロセッサ温度とシステムの周辺温度が監視され、可変速システム・ファンが 制御されます。温度測定値に基づいて、ファンは十分な冷却機能を提供できる最低速度で動作するため、節電、ファンの長 寿命化、ノイズの低減に役立ちます。ファン・モジュールの緑のステータス・ライトは正しく動作していることを表し、黄 色いライトはファンの障害を表します。

Netra Server X3-2システム・シャーシは別個のエアフロー空間に分かれており、独立した一連の冷却ファンが装備されていま す。システム・ファンはマザーボード(CPU、メモリ、PCI空間を含む)越しに空気を吸い込み、システム背面から排気し ます(図3)。システム・ファン・アセンブリは、前面エア・フィルタとハード・ディスク・ドライブの後ろにある5つの ファンで構成されています。マザーボード領域全体に効果的にエアフローを送るため、エア・バッフルが使用されており、

メモリ上にエア・ダクトを配置することでエアフローが最適化されています。また、電源にも冷却ファンが内蔵されていま す。

図3. Netra Server X3-2サーバー内のファンは前面から背面へエアフローを送ります。

ラックの取付け

Netra Server X3-2サーバーには、19インチ4ポストのハード・ラックマウント・キットが同梱されています。その他にオプショ

ンとして、19インチ2ポスト、23インチ2ポスト、600x600mmのハード・ラックマウント用や、19インチ4ポストのスライ ド・ラックマウントおよび19インチ2ポストのCMA付きスライド・ラックマウント用のキットが提供されています。

Netra Server X3-2 - 6x 2.5インチ・ディスク(DVD付き)のシステム・アーキテクチャ

図4に、6台の2.5インチ・ディスクと1台のDVD+/-RWドライブを備えたNetra Server X3-2サーバー構成のアーキテクチャ・ブ ロック図を示します。

(14)

スロット0にあるインテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリー・プロセッサは、PCIeインターコネクト経由でインテル

C602J IOHに接続されています。C602JはUSB(仮想デバイス用)、PCI(ビデオ用)、LPC(シリアル・ポート)を介して、

Aspeed AST2300サービス・プロセッサに接続されています。

6台の内蔵SAS-2 HDDをサポートするために必要なSAS HBAがPCIeスロット1に示されています。USB接続とSATAデバイス

(CD/DVDドライブなど)はインテル602J I/Oコントローラによって制御されています。

図4. 6台の2.5インチ・ディスクと1台のDVD+/-RWドライブを備えたNetra Server X3-2サーバー構成を示した ブロック図

Netra Server X3-2 - 8x 2.5インチ・ディスクのシステム・アーキテクチャ

図5に、8台の2.5インチ・ディスクを備えたNetra Server X3-2サーバー構成のアーキテクチャ・ブロック図を示します。ス ロット0にあるインテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリー・プロセッサは、PCIeインターコネクト経由でインテル C602J IOHに接続されています。C602JはUSB(仮想デバイス用)、PCI(ビデオ用)、LPC(シリアル・ポート)を介して、

Aspeed AST2300サービス・プロセッサに接続されています。

8台の内蔵SAS-2 HDDをサポートするために必要なSAS HBAがPCIeスロット1に示されています。USB接続はインテル602J I/Oコントローラによって制御されています。

(15)

5. 8台の2.5インチ・ディスクを備えたNetra Server X3-2サーバー構成を示したブロック図

Netra Server X3-2 - 6x 2.5インチ・ディスク(DVD付き)の前面図と背面図

図6に、6台の2.5インチ・ディスクと1台のDVD+/-RWドライブを備えたNetra Server X3-2サーバー構成の前面図と背面図を示 します。

(16)

図6. 6台の2.5インチ・ディスクと1台のDVD+/-RWドライブを備えたNetra Server X3-2の前面図および背面図

この6ディスク構成には、次の外部機能および接続が含まれています。

• 前面および背面のステータス・インジケータ・ライト。システムとコンポーネントに関する"ロケータ"(白)、"要サービ ス"(黄)、および"アクティビティ・ステータス"(緑)をレポート

• 6台の2.5インチSAS-2 HDD(必須のSAS-2 HBAを使用)。すべてのHDDデバイスは前面パネルから装着

• 内蔵DVD/RWドライブ

• 6個のUSBポート:前面パネルに2個、背面パネルに2個、内蔵が2個(内蔵ブート・デバイスの接続用)

• 2N冗長用の、2個のホットスワップ対応高効率AC/DC電源ユニット

• 背面の電源インジケータ・ライト。各ホットスワップ対応電源のステータスを表示

• 4つの100/1000/10000Base-T、RJ45銅線。イーサネット・ポートを自動感知、背面パネルから使用可

• 6個のPCIe 3.0スロット。背面パネルからロープロファイル・カードを取付け可能

(17)

• サービス・プロセッサへのデフォルト接続に使用される背面パネル上の2個の管理ポート(10/100Base-Tイーサネット・ポー トx1、RJ45シリアル・ポートx1)。4つのオンボード・イーサネット・ポートのいずれかを共有のシステム管理ポートと して構成することも可能

• VGAビデオ・ポート。背面パネルのアナログHD-15 VGA接続を使用

Netra Server X3-2 - 8x 2.5インチ・ディスクの前面図と背面図

図7に、8個の2.5インチ・ディスクを備えたNetra Server X3-2サーバー構成の前面図および背面図を示します。

図7. 8個の2.5インチ・ディスクを備えたNetra Server X3-2の前面図および背面図。

この8ディスク構成には、次の外部機能および接続が含まれています。

• 前面および背面のステータス・インジケータ・ライト。システムとコンポーネントに関する"ロケータ"(白)、"要サービ ス"(黄)、および"アクティビティ・ステータス"(緑)をレポート

• 8台の2.5インチSAS-2 HDD(必須のSAS-2 HBAを使用)。すべてのHDDデバイスは前面パネルから装着

• 6個のUSBポート:前面パネルに2個、背面パネルに2個、内蔵が2個(内蔵ブート・デバイスの接続用)

(18)

• 2N冗長用の、2個のホットスワップ対応高効率AC/DC電源ユニット

• 背面の電源インジケータ・ライト。各ホットスワップ対応電源のステータスを表示

• 4つの100/1000/10000Base-T、RJ45銅線。イーサネット・ポートを自動感知、背面パネルから使用可

• 6個のPCIe 3.0スロット。背面パネルからロープロファイル・カードを取付け可能

• サービス・プロセッサへのデフォルト接続に使用される背面パネル上の2個の管理ポート(10/100Base-Tイーサネット・ポー トx1、RJ45シリアル・ポートx1)。4つのオンボード・イーサネット・ポートのいずれかを共有のシステム管理ポートとし て構成することも可能

• VGAビデオ・ポート。背面パネルのアナログHD-15 VGA接続を使用

メモリ・サブシステム

内蔵メモリ・コントローラと、プロセッサごとの複数のDDR3メモリ・チャネルにより、メモリを大量に消費するアプリ ケーションに高帯域幅が提供されます。Netra Server X3-2サーバーには、8GBまたは16GBのDDR3レジスタ付きECC低電圧 DIMMモジュールを装着できます。

各プロセッサは内蔵メモリ・コントローラを装備しています。つまり、システムはNUMAメモリ・アーキテクチャに従って 動作し、プロセッサ上のメモリ・コントローラがローカルのメモリだけでなくリモートのメモリにもアクセスできるように なっています。内蔵メモリ・コントローラは4つの速度(800MT/秒、1,066MT/秒、1,333MT/秒、1,600MT/秒)のDDR3メモリを サポートしていますが、オラクルは1,600MT/秒のRDIMMのみ認定および提供しています。システム・メモリの構成時に、

チャネルあたりのDIMM数やメモリの種類(速度、ランクなど)に応じて、DIMMは個々の定格速度よりも低速で動作する場合 があることに注意してください。メモリが実際に動作する速度は起動時にシステムBIOSによって設定されます。

メモリ装着のガイドライン

各プロセッサは4つのメモリ・チャネルを装備し、各メモリ・チャネルは2個のRDIMMスロットをサポートしているため、すべ てのスロットに装着した場合は、システムあたり最大16個のRDIMMを装着できます。各チャネルのメモリ・スロットは、

簡単に見分けることができるように色分けされています。

• 青はスロット0を表します。

• 白はスロット1を表します。

(19)

メモリ・パフォーマンスを最適化するための原則として、DIMMは2個を1セットとして、CPUあたりチャネルごとに1個ずつ 装着する必要があります。その際、CPUソケットからもっとも離れたスロット(青いスロットであるスロット0)から順に 装着します。青いスロットに装着したら、白いスロットに装着します。はじめにプロセッサ0のスロット0に、次にプロセッ サ1のスロット0に装着します。各チャネルに同容量のDIMMを装着し、可能であれば、同じDIMMを同数装着することを推 奨します(一貫したパフォーマンスを実現するのに役立ちます)。通常、まず、プロセッサからもっとも離れた位置にク アッド・ランク(QR)DIMMを装着し、次にデュアル・ランク(DR)DIMMまたはシングル・ランク(SR)DIMMを装着 することを推奨します2

メモリ帯域幅の最適化

最適なメモリ帯域幅を持つ構成は、1,600MT/秒で動作するメモリ・コンポーネントを使用して実現できます。帯域幅の構成 を最適化するためには、SRまたはDRのDDR3 1,600MT/秒のDIMMをチャネルごとに1個または2個装着します。チャネルごと に1個のDIMMを装着する場合、QR DIMMでは最高速度が1,333MT/秒に制限され、チャネルごとに2個のDIMMを装着する場合 は1,067MT/秒に制限されます。

I/O サブシステム

システムとアプリケーションを拡張する組込み機能を備えたNetra Server X3-2サーバーは、PCIe 3.0拡張バス、内蔵ストレー ジ・オプション、4つのオンボード・インテル10GbEネットワーク・インタフェース・コントローラ(NIC)、および内部 USBの機能によって拡張性を提供します。

システムのブロック図で示したように、インテルC602J I/Oコントローラ・ハブはシステムUSBポート、内蔵USBポート、お よびSATA DVD/RWデバイスへの接続を提供しています。Netra Server X3-2サーバーのUSB 2.0機能を有効化するため、2個の USBポートがインテルC602Jから背面パネルに接続されており、2個のUSBリンクが内蔵USBポートにルーティングされてい ます。また、2つの追加USBポートがインテルC602Jから前面パネルにルーティングされています。

さらに、C602Jには、6ディスク・バージョンのNetra Server X3-2サーバーの内蔵SATA DVD/RWドライブに接続するための SATAインタフェースも含まれています。

システム・ネットワーク・インタフェース

2個のインテルXeonプロセッサE5-2600製品ファミリーCPUのうちのいずれかが、2つのインテルX540 10GbE(Twinville)コント ローラとインタフェース接続されています。各コントローラは、2つのオンボード10/100/1,000/10,000Mb/秒イーサネット・

ポートをサポートしています。複数のオンボード10GbE接続のサポートにより、高い柔軟性を実現し、ネットワーク・イン タフェースのフェイルオーバーをサポートする構成が可能になっています。

4個の10GbEポートは、背面パネルで左から右の順に番号が付いています。各ポートはリンク接続を自動的にネゴシエートし、

ポート上部のLEDが確立されたリンクの速度を示します。イーサネット・インタフェースでは、ネットワーク経由のブート 用にPXEブートもサポートしています。

2 "ランク"は、特定のデータ・ラインでDIMMモジュールが接続しているメモリ・チップの数を指します。

(20)

Netra Server X3-2サーバーでは、4個のオンボード10GbEポートのいずれかを"側波帯"管理用に構成できます(「ILOMサービ ス・プロセッサとシステム管理」の項を参照してください)。管理ポートとして構成した場合、オンボードのイーサネッ ト・インタフェースの片方に2つのMACアドレスが設定され、2つのIPアドレスが必要になります(一方がデータ用、もう一 方が管理用)。この構成では、2つのIPアドレスを同じサブネット上に配置する必要があります。

マザーボードのAST2300サービス・プロセッサと同様に、2つのインテルX540 10GbEコントローラにはシステム電源に含ま

れる"スタンバイ状態"の電源から電力が供給されます。サーバーの電源が喪失しているか、オフになっている場合でも、リ

モート管理が可能なように側波帯管理インタフェースはアクティブのままになっています。

PCIe 3.0拡張バス

Netra Server X3-2サーバーには、最大定格25ワットのロープロファイル・カードを装着できるPCIe 3.0拡張バスが装備されてい ます。PCIe 3.0では、信号速度を5Gbsから8Gbsに向上させるとともに、8/10ビットのエンコードの代わりに128/130ビットの エンコードを使用することで、インターコネクトのビット・レートが以前のPCIe Gen 2の2倍になっています。

Netra Server X3-2サーバーの6個のスロットは、下部の左から右へと番号が付けられています(スロット1~スロット6)。視覚 的に確認するには、図6および7に示された背面パネル図を参照してください。PCIeスロット1は内蔵SASストレージHBA用に 予 約 さ れ て い ます 。PCIeカ ー ド は シ ス テ ム・ ボ ー ド 上の ラ イ ザ ー ・カ ー ド に 装 着 さ れ て お り 、 カ ー ド はPCIe Card Electromechanical Specificationのリビジョン1.0a、2.0、または3.0に準拠しています。

内蔵ストレージ

Netra Server X3-2サーバーはSASハード・ディスク・ドライブ(HDD)用の大容量の内蔵ストレージを提供しています。内蔵 ストレージ特性の異なる2つの構成を使用できます。表3に、各構成のストレージ・コンポーネント・オプションを示します。

表3. Netra Server X3-2サーバー構成に対する内蔵ストレージ特性

Netra Server X3-2、6x 2.5インチ・ディスク Netra Server X3-2、8x 2.5インチ・ディスク

前面のデバイス・スロッ ト数

6 8

デ バ イ ス の フ ォ ー ム ・ ファクタ

2.5インチ・ドライブ 2.5インチ・ドライブ

内蔵SAS HDDの最大数 6

• 300GB、10K RPM

• 600GB、10K RPM

8

• 300GB、10K RPM

• 600GB、10K RPM

取外し可能メディア • SATA DVD/RW

内蔵ブート・デバイス用の内蔵USBポート

内蔵ブート・デバイス用の内蔵USBポート

(21)

内蔵ストレージ・オプションをサポートしたりRAIDを実装したりするためには、すべての構成でPCIe SAS-2 RAID HBAカー ドが1枚必要になります。

使用可能なデバイス

Netra Server X3-2サーバーで使用できるデバイスは次のとおりです(本書の作成時点)。

• 容量が300GBで速度が10,000RPMの2.5インチSAS-2ディスク

• 容量が600GBで速度が10,000RPMの2.5インチSAS-2ディスク ドライブ・ケージ設計

Netra Server X3-2サーバーの優れたストレージ密度を実現する一因は、各ドライブ間の効率的なエアフローを促進する革新的

なドライブ・キャリア設計にあります。ドライブをディスク・ケージおよびディスク・バックプレーンに挿入することで、

信頼性と保守性を高めています。キャリアには取出しハンドルが付いており、簡単にドライブを取り外すことができます

(ディスク・ミラーリングの構成時は、ドライブのホット・プラグが可能)。ドライブのステータス・ライトは、"取外し可 能"、"障害"、および"ステータス"を表します。

ドライブやファンの振動による影響を最小限に抑えるため、サーバーのファン・モジュールに振動を軽減する素材が追加さ れています。

ディスク・コントローラ・オプションとI/O RAIDオプション

Netra Server X3-2サーバーは、次のディスク・コントローラ・オプションをサポートしています。

Sun StorageTek SAS-2 HBA:このコントローラの外部バージョンであるロープロファイル・カードはRAIDをサポートし ておらず、外部の4ポートSFF-8087コネクタを2つ備えています。このHBAの内部バージョンには4ポートSFF-8087コネク タが2つ内蔵されており、ハードウェアRAIDレベル0、1、または10を利用できます。

Sun StorageTek SAS-2 RAID HBA(6GB/秒のSAS-2およびハードウェアRAIDレベル0、1、1E、5、5EE、6、10、50、60をサ ポート):Adaptecとインテルのテクノロジーを利用したこのHBAは、2つの4ポートSFF-8087コネクタを備えた8チャネル のロープロファイル・カードです。このカードは、内部コネクタ付きと外部コネクタ付きの2つのバージョンで提供され ています。このHBAは、256MBのDDR2メモリ・オンボードとバッテリ付き書込みキャッシュ(72時間バックアップ)を 備えており、高可用性ストレージのデータ保護を実現します。

内蔵HDDドライブを制御し、高帯域幅を提供するため、それぞれ4つのレーン(各レーンで6Gb/秒をサポート)を備えた2本 のケーブルがSASアダプタからディスク・バックプレーンに配線されています。Netra Server X3-2では、4つのSASリンクが HBAからSASデバイスに直接接続されています。

DVDのアセンブリ

Netra Server X3-2の6ディスク構成では、薄型フォーム・ファクタのSATA DVD/RWアセンブリが使用できます。このアセン

ブリにより、標準のSATAケーブルを使って、C602J I/Oコントローラ・ハブ上のSATAホスト・コントローラの1つに内蔵

DVD+/-RWデバイスを接続して利用できます。

(22)

RAS機能

Netra Server X3-2サーバーは、ハードウェア障害の防止、ほぼ連続的な運用、迅速なリカバリ、システム・セキュリティ、およ び容易な保守を実現するように設計されています。このシステムに含まれるRAS機能は次のとおりです。

• 高いCPU密度:複数のインテルXeonプロセッサによって、システム全体の可用性を高める密度が実現されています。

• ホットスワップ対応の冗長コンポーネント:ミラー化されたディスクおよび冗長電源ユニットを素早く簡単に交換できる ため、システム・アップタイムが向上します。

• 手の届きやすいコンポーネントによる保守性の向上:前面からアクセス可能なホットスワップ対応ディスク・ドライブは、

素早い交換が可能です。また、シャーシの上面カバーを開くことなくDVD/RWドライブを取り外すことができます。電源 ユニットは、システムをラックから完全に取り外さずに交換できます。

• さまざまなRAIDオプション:これらのオプションを使用することで、ストレージの容量、可用性、コストのバランスを 取ることができます。LSIベースのSun Storage 6Gb SAS PCIe HBA(内部コネクタ付き)は、RAID 0、1、1E、および10E をサポートしています。Sun Storage 6Gb SAS PCIe RAID HBAは、RAID 0、1、10、1E、5、50、5EE、6、および60をサ ポートしており、バッテリ付きディスク書込みキャッシュも備えています。

• シャーシ前面と背面のインジケータLED:確認が簡単なLEDを通じて、容易に問題を特定し、切り離すことができます。

また、診断LEDがマザーボードに装備されています。

• 完全自動管理機能の内蔵:Netra Server X3-2サーバーに追加コストなしで標準装備されている内蔵サービス・プロセッサは、

ローカルまたはリモートのシステム管理に役立つ強力なILOMツールを提供します。これにより、管理タスクを簡素化し、

必要なオンサイトのスタッフ数を低減し、運用コスト全体を削減できます。

• トラステッド・プラットフォーム・モジュール(TPM):システムの可用性と信頼性の向上において、プラットフォー ム・セキュリティがますます重要な要素となっています。Netra Server X3-2サーバーには、トラステッド・プラット フォーム・モジュール・チップが搭載されています。TPMチップを使用すると、プラットフォームの認証や証明(サー バーが信頼でき、セキュリティが侵害されていないことを示すプロセス)に役立つ証明書または暗号鍵を安全に保存でき ます。

• ドライ接点アラーム:Netra Server X3-2サーバーにはドライ接点アラームが構成されており、さまざまな状況が検出およ び報告されるため、より深刻な問題を回避するための管理措置を講じることができます。アラームI/O回路は4つの"ドラ イ接点"リレーを提供しており、それぞれのリレーが1対のドライ(システムから電気信号が提供されない)クローズ・

オープン接点を提供します。これらの接点は、DB-15 DCAコネクタを使用して、ユーザー定義のアプリケーション・イン タフェースおよびI/Oを介して制御されます(通常、これらのリレー接続は、外部ネットワーク管理コントローラに接続 してコンポーネント障害を報告するために使用されます)。

Telecordia NEBSレベル3認定:Telecordia NEBSレベル3認定は、Netra Server X3-2サーバーが極めて過酷な運用環境にあって も厳格な信頼性要件を満たすことを証明するものです。

堅牢な設計を備えたNetra Server X3-2サーバーは、重要な通信アプリケーションや継続的な可用性が求められる環境に最適な プラットフォームです。

ILOM サービス・プロセッサとシステム管理

オラクルの他の多くのサーバーと同様に、Netra Server X3-2サーバーは、ハードウェアベースの組込みサービス・プロセッサ を装備しており、これにより、オラクルの多くのサーバー製品ラインで一貫して利用できる、リモートからのサーバー管理、

システム管理、およびタスク自動化の各機能を実現しています。

(23)

ILOMサービス・プロセッサ

Netra Server X3-2サーバーは、Aspeed AST2300チップをオンボードのサービス・プロセッサ(ベースボード管理コントロー ラ、BMC)として内蔵しています。Aspeed AST2300では、グラフィックス・コントローラとサービス・プロセッサを結合し て1つのチップにすることで、スペースと電力を節約しています。また、2個の仮想デバイス用USBポートと1つのビデオ用 PCI Express x1リンクを使用して、C602J I/Oコントローラに接続しています(前述の「Netra Server X3-2サーバー・アーキテ クチャ」の項のシステム・ブロック図を参照してください)。

Oracle ILOMサービス・プロセッサが提供する完全自動管理を利用すると、システム管理を簡素化できます。サービス・プ ロセッサはホスト・プラットフォームからは独立して動作し、セキュリティが強化された堅牢なオペレーティング・システ ムを実行します。

Oracle ILOMサービス・プロセッサの機能は、以下のとおりです。

• IPを介したリダイレクトによる、ローカルとリモートでの完全なキーボード、ビデオ、マウス、ストレージ(RKVMS)

アクセスにより、KVMが不要

• 環境、電源、ハードウェア、BIOS、およびオペレーティング・システムのイベントの監視とレポート

• BIOS構成のバックアップとリストア

• リモートからの電源制御、診断、仮想メディア添付、システムBIOSとサービス・プロセッサ・ソフトウェアのアップグ レード

• システム構成情報の取得

• 物理ポートまたはIPを介したリダイレクトによる、ユーザー構成が可能なシリアル・コンソール・アクセス

• セキュアなWeb接続におけるJava対応のリモート・コンソール・アクセス

• RADIUS、LDAP、およびMicrosoft Active Directoryサービスの認証データ参照のサポートによる、マルチレベルのロール

ベースのアクセス

• Simple Network Management Protocol(SNMP)V1、V2c、V3のサポート

(24)

システム管理処理用に、Aspeed AST2300は次の接続を使用します。

• 仮想デバイス用USBポートx2(ポートは2個ともAST2300とC602J間のマザーボード上で直接ルーティングされます)

• 2個のシリアル・ポート(1個は外部、1個はC602J用)

• IPベースの管理接続に使用するイーサネット・インタフェースx2(1つは帯域外管理用、1つは側波帯管理向けのインテル NICコントローラ用)

• ローカル・ビデオ出力用SVGAビデオ・ポートx1

• C602Jへのビデオ用PCI Express接続x1

サービス・プロセッサで提供されている管理機能は、Oracle ILOM 3.1システム管理ソフトウェアによって実装されます。この ソフトウェアは、Intelligent Platform Management Interface(IPMI 2.0)ベースボード管理コントローラ、プラットフォーム制 御エージェント、診断ソフトウェア、およびRKVMS機能を提供します。その他の多くのOracleサーバーにはこれらの機能が 組み込まれているため、一貫した標準ベースの単一管理インタフェースを利用できます。

次のようなさまざまな方法で、サービス・プロセッサの機能および関連するOracle ILOMソフトウェアの機能に安全にアク セスできます。

• SSLを介した直感的なブラウザベースのユーザー・インタフェース(BUI)

• セキュア・シェル(SSH)を介したDistributed Management Task Force(DMTF)のコマンドライン・インタフェース

• ILOMリモート・コンソール・アプリケーションへのプラットフォーム・コンソール、キーボード、マウス、ビデオのリ ダイレクト

• SNMP v3インタフェースによる、Oracle Enterprise Manager Ops Centerや、HPおよびIBMなどの企業が提供するサード・

パーティ製アプリケーションとの容易な統合

• IPMI 2.0コマンド・インタフェースによる、IPMItoolなどのIPMIベースのツールを使用したリモート管理

管理柔軟性の最適化

システム管理ツールは運用の効率化に重要な役割を果たしますが、組織では環境ごとに最適なアプローチを検討する必要が あります。ホスト上で管理ソフトウェアを(サービス・プロセッサを使用するか、または使用せずに)直接実行することを 帯域内管理と言います。専用イーサネットまたはシリアル・ポートを使用して、ホストから独立して管理タスクを実行するこ とを、帯域外管理と言います。ホストとサービス・プロセッサのネットワーク接続に1つの10GbEポートを共有することを側 波帯管理と言い、イーサネット・コントローラとサービス・プロセッサ間の接続を介して、この管理方式をこれらのサー バーで利用できます(図8を参照)。表4に、これらの管理方式の比較を示します。

(25)

8. Oracle ILOMサービス・プロセッサによる側波帯管理のサポート

表4. 帯域内、帯域外および側波帯管理の比較

管理方式 特徴 利点 最適なユースケース

帯域内 オペレーティング・システム常 駐ソフトウェアを使用

管理タスクにプラットフォーム の コ ン ピ ュ ー ト ・ リ ソ ー ス を 利用

単一のネットワーク接続とスイッチ・

ポートを使用することで、コストと複 雑さを最小限に低減

異 種 環 境 で の す べ て の プ ラットフォームに共通の管 理ツールを提供

帯域外 管理トラフィックに専用イーサ ネットまたはシリアル・ポート を利用

独立したサービス・プロセッサ で管理タスクを実行

ホストが利用できない場合でも、管理 機能に引き続きアクセス可能

ホスト・リソースが管理タスクによっ て消費されない

管理トラフィックとサーバー・データ を物理的に分離することで、セキュリ ティを向上

計算集中型または帯域幅集 約型のアプリケーションが 伴う環境

複雑な管理要件があるプロ ジェクトや、膨大な管理負 荷があるプロジェクト

側波帯 ホストとサービス・プロセッサ が1つの10GbEポートを共有し、

それぞれに個別のMACアドレス とIPアドレスが割り当てられる

独立したサービス・プロセッサ で管理タスクを実行

ホストが利用できない場合でも、管理 機能に引き続きアクセス可能

管理トラフィックに、サーバー・デー タの帯域幅の一部を使用

必要なスイッチ・ポートが1つだけで あるため、導入コストを抑えられる

ホスト上の処理オーバーヘッドを最小 限に抑えられる

コスト重視の環境

(26)

Netra Server X3-2サーバーは、帯域内、帯域外、および側波帯管理の3つの方式すべてに対応しており、極めて高い柔軟性を 備えています。1つの管理方式を選択することも、帯域内管理と帯域外管理または側波帯管理とを組み合わせて使用するこ ともできます。

帯域内サーバー管理

帯域内サーバー管理を使用すると、組織はすべてのデータセンター・プラットフォームで業界標準のプロトコルとアプリ ケーションを利用できます。Netra Server X3-2サーバーではIPMI 2.0およびSNMP v1、v2c、v3の各標準がサポートされている ため、容易に帯域内サーバー管理を実施できます。次の2つのオプションのいずれかを使用して、これらのOS常駐プラット フォーム管理機能を利用できます。

• キーボード・コントローラ・スタイル(KCS)インタフェースとIPMIカーネル・ドライバによるIPMI

• SNMPエージェント 帯域外管理と側波帯管理

帯域外管理方式および側波帯管理方式では、ホストに不要な負荷をかけずに管理タスクを実行できます。Netra Server X3-2 サーバーでは、ILOMサービス・プロセッサ上の専用の10/100Mbイーサネット・ポートまたはRS-232シリアル・ポートを使 用して帯域外管理を実行できます。側波帯管理は、ホストとサービス・プロセッサで共有されている4つの10GbEインタ フェースのうち1つを介してサポートされます。

側波帯管理方式を使用する場合は、プラットフォームとサービス・プロセッサの両方が、物理的な共有イーサネット・ポー トに対する一意のMACアドレスとIPアドレスを取得します。側波帯管理を構成すると、管理用の接続とプラットフォーム接 続の両方で使用するためにスイッチ・ポートを使う必要がなくなるため、大幅なコスト削減という点で帯域外管理の利点を すべて享受できます。

帯域外管理方式は、高いパフォーマンスが必要な環境に適しています。帯域内管理を使用できるのはホストのオペレーティ ング・システムが稼働している間だけですが、帯域外管理および側波帯管理はホストの電源が切られているときでもすべて の機能が使用できます。ホストが停止しているときでも側波帯管理を使用できるように、2つのデュアル10GbE(Twinville) コントローラは、サービス・プロセッサと同様にスタンバイ電源で動作します。

帯域外管理方式と側波帯管理方式ではネットワーク接続方式が異なりますが、どちらの方式にも同じような機能と利点があ ります。

• シリアル・ポート・リダイレクト(Serial-over-LAN)に基づき、シリアル・ポートでILOMサービス・プロセッサに接続す ることで、コンソールを使ってコマンドライン・インタフェース(CLI)とシステム・コンソール・ストリームに直接ア クセスできます。このCLIは、DMTF Command Line Protocolに準拠するように設計されています。

• イーサネット接続を利用して、管理者はWebインタフェースまたはCLIにアクセスできます。CLIへのアクセスには、SSH セッションが必要です。また、Webインタフェースはセキュリティで保護されたアクセス(HTTPS)とセキュリティで保 護されないアクセス(HTTP)の両方をサポートしています。Webベースのアクセスでは、セキュリティで保護されたア クセスがデフォルト構成になっています。

(27)

リモート・キーボード、ビデオ、マウス、ストレージ

ILOMサービス・プロセッサを使用することで、リモートからIPを介してキーボード、ビデオ、マウス、ストレージにアク セスできます。ビデオのリモート表示は、ILOMリモート・コンソールと呼ばれるJava Web Startソフトウェアを使用して行わ れます。システムをリモート・コンソールとして設定すると、ILOMサービス・プロセッサからターゲット・マシンにILOMリ モート・コンソール・ソフトウェアがダウンロードされます3。この時点から、ILOMリモート・コンソールがローカルで実 行されます。ILOMリモート・コンソールはローカルのサーバー上では実行されないため、ホストにオーバーヘッドがか かりません。ILOMリモート・コンソールのシングル・インスタンスから複数のセッションを開くことができるため、複数 のリモート・サーバーを同時に管理できます。

ILOMリモート・コンソール・ソフトウェアを使用して、BIOSやセットアップ画面、プラットフォームの他のすべてのビデ オ出力をリダイレクトできます。管理コンソールの真のリモート・ビデオ表示は、仮想デバイスとサーバーとの間で入出力 を処理することで実現します。Aspeed AST2300サービス・プロセッサの内蔵ビデオ圧縮により、SVGA表示で最大1,600×

1,200ピクセルの解像度を利用できます。

ILOMサービス・プロセッサに接続されている2個のUSB 2.0ポートから、リモート・キーボード、マウス、ストレージの各 機能を利用できます。ILOMリモート・コンソール・ソフトウェアが、管理コンソールでキーボード、マウス、フロッピー /CD/DVDの入力をキャプチャし、IPを介してILOMサービス・プロセッサにリダイレクトします。次に、キーボード、マウ ス、ストレージの各入力が、USBポートを介してサーバーに転送されます。Netra Server X3-2サーバーでは、ローカル接続さ れたUSBデバイスからこれらの入力が行われたと解釈され、これらのデバイスは"仮想"デバイスと見なされます。

ILOMリモート・コンソールを使用して、ローカル・デバイスからリモート・サーバーをブートすることもできます。仮想 デバイスは、ローカルの物理デバイスでもイメージ・ファイルでも構いません。ILOMリモート・コンソールでは、次のよ うなさまざまなタイプのデバイスを仮想デバイスとしてリダイレクトできます。

• DVD+/-RW

• フロッピー

• USBフラッシュ・ディスク・ドライブ

• CD/DVD-ROMイメージ(.isoファイル)

• フロッピー・イメージ(.imgファイル)

Intelligent Platform Management Interface(IPMI)

IPMIは、ハードウェアとファームウェアに実装された自律型の監視、ログ記録、リカバリ、およびインベントリ制御機能を 実現する、業界標準のインタフェースです。Intelligent Platform Managementのおもな差別化ポイントは、これらの機能がメイ ンのCPU、BIOS、およびOSから独立していることです。

3 ILOMリモート・コンソールを使用するには、管理コンソールにJava Runtime Environment 5.0をインストールする必要があります。

図 5. 8 台の 2.5 インチ・ディスクを備えた Netra Server X3-2 サーバー構成を示したブロック図
図 8. Oracle ILOM サービス・プロセッサによる側波帯管理のサポート 表4. 帯域内、帯域外および側波帯管理の比較  管理方式  特徴  利点  最適なユースケース  帯域内  •  オペレーティング・システム常 駐ソフトウェアを使用  •  管理タスクにプラットフォーム の コ ン ピ ュ ー ト ・ リ ソ ー ス を 利用  •  単一のネットワーク接続とスイッチ・ポートを使用することで、コストと複雑さを最小限に低減  •  異 種 環 境 で の す べ て の プラットフォームに共通の

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