2017年度前期・微分積分学
I名古屋大学理学部1年
木曜日4限
担当:内藤久資
https://www.math.nagoya-u.ac.jp/~naito/lecture/2017_SS_1S/
【講義の目的】
数学はあらゆる自然科学・工学の基礎となる学問であり,その中でも「微分積分学」と「線形代数学」は,数学 の入口となる科目である.
数学は,単に計算ができればよいのではなく,概念を理解し,定理などがなにを主張しようとしているかを考え るが必要である. それによって, 現象を数学を使って記述したり,数学を使って表された現象の意味を理解できる ようになる.
この講義では,数列・関数の性質を調べるための基本的な概念・手法などを学びながら,現象と数学とを理解す るための基礎を身につける.
【教科書&参考書】
1. 鈴木紀明『解析学の基礎』学術図書(2013)
2. 垣田高夫,久保明達. 田沼一実,『現象から微積分を学ぼう』日本評論社(2011)
3. 鈴木武,山田義雄,柴田良弘,田中和永,『理工系のための微分積分I & II』内田老鶴舗(2007) 4. 杉浦光夫『解析入門I & II』東京大学出版会(1980)
5. 高木貞治『解析概論』岩波書店(第3版, 1983) 6. 小平邦彦『解析入門1』岩波書店(2003)
【講義の内容】
テーマ:「1変数関数の微積分学」
• 数列・関数の極限と関数の連続性
– 数列・関数の極限,有界単調数列の収束定理,連続関数の基本性質とその応用 – 実数の連続性・完備性,区間縮小法,収束・発散の速さの評価,ε-N 論法,ε-δ論法, – 教科書:4・5・27・28・31・36・2章
• 1変数関数の微分法
– 微分の定義と幾何的意味,導関数と基本公式,初等関数の逆関数とその導関数,平均値の定理高階導 関数,テイラーの定理,不定形の極限
– 接線,平均値の定理の応用,極値問題,近似計算と誤差の評価,漸近展開,(無限次)テイラー展開,べ き級数の収束半径,凸性
– 教科書:6・7・8・9・2・3・28・29・37・38章
• 1変数関数の積分法
– 区分求積法,定積分,不定積分,微積分学の基本定理,広義積分
2 2017年度前期・微分積分学I
– 種々の関数の積分法,部分分数展開,連続関数の積分可能性,曲線の長さ,広義積分の収束発散の判 定,ガンマ関数,ベータ関数,直交多項式フーリエ級数
– 教科書:10・11・12章
【評価の方法】
中間試験(40%)および定期試験(60%)の結果によって評価を行う.
試験結果(100点満点として)が 80点以上の場合にA, 70点以上80点未満の場合にB, 60点以上70点未満の 場合にCと評価する. なお,総合評価が90点以上であって,特に優秀な学生に対してはA+と評価することがある.
【その他】
• オフィスアワー:金曜日16:00 - 17:00(多元数理棟4F408)
• 理学部数理学科オフィスアワー:月〜木12:00 - 13:30,金16:00 - 17:30(多元数理棟2F)
• 試験前にはTAによる質問時間を設定する予定
• メールアドレス:[email protected]
【講義日程】
April 2017
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat 1
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9 10 11 12 13 14 15 1回目(今日)
16 17 18 19 20 21 22 2回目
23 24 25 26 27 28 29 3回目
30
May 2017
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13 4回目・13日予備日
14 15 16 17 18 19 20 5回目
21 22 23 24 25 26 27 6回目
28 29 30 31
June 2017
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
1 2 3 7目回
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 8回目(中間試験?)
18 19 20 21 22 23 24 9回目
25 26 27 28 29 30 10回目
July 2017
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat 1
2 3 4 5 6 7 8 11回目
9 10 11 12 13 14 15 12回目・15日予備日
16 17 18 19 20 21 22 13回目
23 24 25 26 27 28 29 14回目(定期試験)
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April 13, 2017, Version: 1.0 [email protected]