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自己免疫性膵炎

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業 IgG4 関連疾患の診断基準並びに診療指針の確立を目指す研究

分担研究報告書(平成 29 年度) 

自己免疫性膵炎

研究分担者  氏名  仲瀬  裕志  所属先  札幌医大消化器内科  役職  教授 研究協力者  氏名  本谷  雅代  所属先  札幌医大消化器内科  役職  助教

  研究要旨:当院では自己免疫性膵炎をIgG4関連疾患の一臓器病変として消化器内科および免疫・リ ウマチ内科にて診療している。今回それぞれの科における症例の病態について検討した。消化器内科で 取り扱う症例に比し免疫・リウマチ内科症例は多臓器病変が多く診断時血清IgG4も高値が明らかとな った。以上の結果を踏まえて関連する診療科横断的なコホートが今後のIgG4-RDの病態解明・治療方 針研究に必要であると考えられた。

共同研究者

高橋  裕樹(札幌医大免疫・リウマチ内科  ) 山本  元久(      同上      )

A. 研究目的

  消化器内科、免疫・リウマチ内科それぞれ に診療している自己免疫性膵炎について病 態・臨床経過を明らかにする。

B. 研究方法

  2002年から2016年までに当院で膵病変を 含むIgG4関連疾患と診断した48例を後方視 的に検討した。

(倫理面への配慮)

  本研究はヘルシンキ宣言(世界医師会)お よび人を対象とする医学系研究に関する倫理 指針(文部科学省・厚生労働省)を遵守する。

C. 研究結果

  対象は48例(消化器内科10例(A群)、免 疫リウマチ内科38例(B群))。平均臓器病変 数はA群で2、B群で4病変であった。治療 前血清IgG4中央値はA群で229.5㎎/dl、B 群で739.0mg/dlでありB群で有意に高いこ とが示された。

D. 考察

過去の膠原病内科医のコホートとB群は類似 点が多く、より全身性の病態を反映している ことが示唆された。

E. 結論

  診療医師の専門領域により、集積される病 態に偏りが見られることから、消化器内科・

膠原病内科のみならず、  関連する診療科横 断的なコホートが今後のIgG4-RDの病態解 明・治療方針研究に必要であると考えられた。

F. 健康危険情報   なし G. 研究発表

1.論文発表   なし 2.学会発表 

  第 48 回日本膵臓学会大会ワークショップ 4にて報告した

H. 知的財産権の出願・登録状況

(予定を含む)

1.特許取得 なし

2.実用新案登録 なし

3.その他 なし

参照

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