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2014年度 センター試験・数学ⅡB

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Academic year: 2021

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(1)

第1問

解答解説のページへ [1] O を原点とする座標平面において, 点 P( ,p q を中心とする円 C が, 方程式) 4 3 y= xで表される直線l に接しているとする。 (1) 円 C の半径 r を求めよう。 P を通り直線 l に垂直な直線の方程式は, y= - (x-p)+ なので, Pq からl に引いた垂線と l の交点 Q の座標は

( (

3 25 ウ p + エ q ,

)

254

(

p + エ q

))

となる。 求めるC の半径 r は, P とl の距離 PQ に等しいので 1 5 r =p - カ q ………① である。 (2) 円C が, x 軸に接し, 点 R( 2, 2) を通る場合を考える。このとき, p>0, q>0 であ る。C の方程式を求めよう。 C は x 軸に接するので, C の半径 r は q に等しい。したがって, ①により, p = キ q である。 C は点 R を通るので, 求める C の方程式は

(

x - ク

) (

2+ y- ケ

)

2= コ ………② または

(

x - サ

) (

2+ y- シ

)

2= ス ………③ であることがわかる。ただし, コ < ス とする。 (3) 方程式②の表す円の中心を S, 方程式③の表す円の中心を T とおくと, 直線 ST は原点O を通り, 点 O は線分 ST を セ する。 セ に当てはまるものを, 次の

0 ~

5 のうちから1 つ選べ。

0 1 : 1に内分

1 1 : 2 に内分

2 2 : 1 に内分

3 1 : 1に外分

4 1 : 2 に外分

5 2 : 1 に外分 [2] 自然数m, n に対して, 不等式 3 2 2 3 log m +log n ≦ ……④を考える。 3 2 m = , n = のとき, 1 3 2 2 3 log m +log n = ソ であり, この m, n の値の組は ④を満たす。 4 m = , 3n = のとき, 3 2 2 3 log m +log n = タ であり, この m, n の値の組は ④を満たさない。 イ ア

(2)

不等式④を満たす自然数m, n の組の個数を調べよう。④は 2 3 log m+ log n≦ テ ………⑤ と変形できる。 n が自然数のとき, log n のとり得る最小の値は ト であるから, ⑤により, 3 2 log m ≦ テ でなければならない。log m ≦ テ により, 2 m = ナ または m = ニ でなければならない。ただし, ナ < ニ とする。 m = ナ の場合, ⑤は, log3n≦ となり, n ≦ ノハ と変形できる。2 よって, m = ナ のとき, ⑤を満たす自然数 n のとり得る値の範囲は, n≦ ヒ である。したがって, m = ナ の場合, ④を満たす自然数 m, n の組 の個数は ヒ である。 同様にして, m = ニ の場合, ④を満たす自然数 m, n の組の個数は フ で ある。 以上のことから, ④を満たす自然数m, n の組の個数は ヘ である。 チ ツ ヌ ネ

(3)

第2問

解答解説のページへ p を実数とし, f( )x =x3-pxとする。 (1) 関 数 ( )f x が 極 値 を も つ た め の p の 条 件 を 求 め よ う 。 ( )f x の 導 関 数 は, ( )x ¢ = fx - である。したがってp , ( )f xx= で極値をとるならば, aa - = ウ が成り立つ。さらに, xp = の前後でのa f¢( )x の符号の変化 を考えることにより, p が条件 エ を満たす場合は, ( )f x は必ず極値をもつこと がわかる。 エ に当てはまるものを, 次の

0~

4 のうちから1 つ選べ。

0 p = 0

1 p > 0

2 p≧ 0

3 p < 0

4 p≦ 0 (2) 関数 ( )f x が 3 p x = で極値をとるとする。また, 曲線y= f( )xC とし, C 上の

(

,

( ))

3 3 p f p A とする。 ( )x f が 3 p x = で極値をとることから, p = オ であり, ( )f xx = カキ で 極大値をとり, x = ク で極小値をとる。 曲線C の接線で, 点 A を通り傾きが 0 でないものを l とする。l の方程式を求め よう。l と C の接点の x 座標を b とすると, l は点 ( ,b f( ))b におけるC の接線であ るから, l の方程式は b を用いて, y = ケ

(

b - コ 2

)

(x b- )+ f( )b と表す ことができる。また, l は点 A を通るから, 方程式 サ b - シ 3 b + = を2 1 0 得る。この方程式を解くと, b = ス , であるが, l の傾きが 0 でないこ とから, l の方程式は, y= x+ である。 点 A を頂点とし, 原点を通る放物線を D とする。l と D で囲まれた図形のうち, 不等式x≧ の表す領域に含まれる部分の面積 S を求めよう。D の方程式は, 0 y = ニ x - ヌ x であるから, 定積分を計算することにより, 2 24 S = となる。 イ セソ タ イ チツ テ ト ナ ネノ

(4)

第3問

解答解説のページへ 数列{a の初項は 6 であり, {n} a の階差数列は初項が 9, 公差が 4 の等差数列であn} る。 (1) a = アイ , 2 a = ウエ である。数列 {3 a の一般項を求めよう。 {n} a の階差n} 数列の第n 項が オ n + カ であるから, 数列 {a の一般項は, n} n a = キ n + ケ n + コ ………① である。 (2) 数列 { }b は, 初項が 2n 5で, 漸化式 1 1 1 n n n n a b b a + + = - (n =1, 2, 3,  ……②を満) たすとする。b =2 である。数列{ }b の一般項と初項から第 n 項までの和n n S を求めよう。 ①,②により, すべての自然数 n に対して, n 1 n n b b n + + = + ……③ が成り立つことがわかる。ここで, c = セ n + ソ n

(

)

b ……④とするとき, n ③をc とn cn+1を用いて変形すると, すべての自然数 n に対して

(

n + チ

)

cn+1= セ

(

n + ツ

)

c n が成り立つことがわかる。これにより, d = セ n + テ n

(

)

c ……⑤とおく n と, すべての自然数 n に対して, dn+1=dnが成り立つことがわかる。d = ト 1 であるから, すべての自然数 n に対して, d = ト である。したがって, ④と⑤ n により, 数列 { }b の一般項は n

(

)(

)

n b n n = + + である。また n b n n = -+ + が成り立つことを利用すると, 数列 { }b の初項から第 n 項までの和n S は, n n n S n = + サ シス ク セ セ ソ タ セ ソ セ テ ト ナ セ ニ セ テ ヌ ネ ノ ソ

(5)

第4問

解答解説のページへ 座標空間において, 立方体 OABC-DEFG の頂点を O( 0, 0, 0 ) , A (3, 0, 0 ) , B(3, 3, 0 ) , C( 0, 3, 0) , D( 0, 0, 3) , E(3, 0, 3) , F(3, 3, 3) , G( 0, 3, 3) とし, OD を 2 : 1 に内分する点を K, OA を1 : 2 に内分する点を L とする。BF 上の点 M, FG 上の点 N および K, L の 4 点は同一平面上にあり, 四角形 KLMN は平行四辺 形であるとする。 (1) 四角形 KLMN の面積を求めよう。ベクトル LKを成分で表すと

(

LK = アイ , ウ , エ

)

となり, 四角形 KLMN が平行四辺形であることより, LK = オ である。 オ に当てはまるものを, 次の

0~

3のうちから1 つ選べ。

0 ML

1 LM

2 NM

3 MN ここで, M(3, 3, )s , N( , 3, 3)t と表すと, LK = オ であるので, s = カ , t = キ となり, N は FG を 1 : ク に内分することがわかる。 また, LKとLMについて, LK LM ⋅ = ケ , LK = , LM = となるので, 四角形 KLMN の面積は である。 (2) 四角形 KLMN を含む平面をとし, 点 O を通り平面と垂直に交わる直線をl, とl の交点をP とする。 OP と三角錐OLMN の体積を求めよう。 P( , , )p q r とおくと, OPはLKおよびLMと垂直であるから, OP LK⋅ =OP LM⋅ =     ソ となるので, p = タ r , q= rであること がわかる。OPとPLが垂直であることよりr = となり, OP を求めると, OP = である。 OP は三角形LMN を底面とする三角錐 OLMN の高さであるから, 三角錐 OLMN の体積は フ である。 コ サシ スセ チツ テ ト ナニ ヌ ハヒ ネノ

(6)

第1問

問題のページへ [1] (1) 点 P( ,p q を通り直線) : 4 3 l y= x……ⓐに垂直な 直線は, 傾きが 3 4 - より, y= -43 (x-p)+ ………ⓑ q ⓐⓑの交点Q( ,x y は, ) 4 3( ) 3x= -4 x-p + より, q 25x=9p+12q, 3 (3 4 ) 25 x= p+ q 3 4 (3 4 ) 4 (3 4 ) 3 25 25 y= ⋅ p+ q = p+ q ここで, l に接する円 C の半径 r は距離 PQ に等しく, : 4l x-3y= から, 0 2 2 4 3 1 PQ 4 3 5 4 ( 3) p q r= = - = p- q + - ………① (2) 円 C が x 軸に接し点 R( 2, 2) を通るとき, p>0, q>0 で q= である。 r さらに, 4 3 q< pなので, ①より, 1 (4 3 ) 5 q= p- q , p=2q………Ⓒ ここで, PR= より, q (p-2)2+(q-2)2=q2………ⓓ Ⓒⓓより, ( 2q-2)2+(q-2)2=q2となり, 4q2-12q+ = から, 8 0 (q-1)(q-2)=0, 1, 2q = これより, q = のとき, 1 C: (x-2)2+(y-1)2= ………② 1 また, q = のとき, 2 C: (x-4 )2+(y-2)2= ………③ 4 (3) 方程式②の表す円の中心 S( 2, 1) , 方程式③の表す円の中心 T( 4, 2) なので, 線分 OT の中点が S となり, O は線分 ST を1 : 2 に外分する。 [2] ( ,m n =) ( 2, 1)のとき, 3 2 2 3

log m +log n =log 8 log 12 + 3 =3 0 3+ =

( ,m n =) ( 4, 3)のとき, 3 2

2 3

log m +log n =log 64 log 92 + 3 =6 2 8+ =

さて, m, n を自然数とするとき, 不等式 3 2

2 3

log m +log n ≦ ……④に対し, 3

2 3

3log m+2log n≦3, log2m+23log3n≦ ………⑤ 1

ここで, log3n≧log 1 03 = から, ⑤により, log2m≦ となり, 1, 21 m =

1 m = のとき, ⑤はlog3n≦ となり, 32 3 2 3 n≦ からn2≦33=27, すなわちn≦ か5 ら( ,m n の組は 5 個である。 ) また, m = のとき, ⑤は2 log3n≦ となり, 0 n = から ( ,1 m n の組は 1 個である。 ) 以上より, ④を満たす自然数 ( ,m n の組の個数は, 5 1 6) + = である。 P Q p q O x y

(7)

第2問

問題のページへ (1) f( )x =x3-pxに対し f¢( ) 3x = x2-pとなり, x= で極値をとるならば, a 2 3a - = ………① p 0 さらに, x= の前後でのa f¢( )x の符号が変化することより, p > である。0 (2) ( )f x が 3 p x = で極値をとることより, ①から, 3 2 0 9 p p ⋅ - = , p2-3p=0 すると, p > から0 , p = である。3 これより, f( )x =x3-3xとなり, 2 ( ) 3x x 3 3(x 1)(x 1) ¢ = - = + -f 右表から, ( )f xx = - で極大値をとり, 1 1 x = で極小値をとる。 ここで, 曲線 C の接線で点 A (1, -2)を通り傾きが 0 でないものを l とする。その接点の座標を ( ,b f( ))b と おくと, f¢( ) 3b = b2-3より, l の方程式は, 2 (3 3)( ) ( ) y= b - x b- + f b 2 3 (3b 3)(x b) b 3b = - - + -2 3 (3b 3)x 2b = - - ………② A (1, -2)を通ることより, - =2 (3b2-3) 2- b3から, 3 2 2b -3b + =1 0, (b-1) ( 22 b+1) 0= すると, b =1, - となるが, ( ) 012 f¢ b ¹ からb ¹  なので, 1 1 2 b = - よって, ②より,

(

3 1 3

)

2 1 9 1 4 8 4 4 y= ⋅ - x+ ⋅ = - x+ さて, 点 A を頂点とし, 原点を通る放物線D y: =k x( -1)2- とおくと, 2 2 0=k( 1)- -2, 2k = よって, y=2(x-1)2- =2 2x2-4x すると, l と D で囲まれた図形のうち, 不等式x≧ の表す領域の面積 S は, 0

{

}

(

)

1 1 2 2 0 0 9 1 ( 2 4 ) 2 7 1 4 4 4 4 S=

ò

- x+ - x - x dx=

ò

- x + x+ dx 7 2 1 11 3 8 4 24 = - + + =

[解 説]

微積分の基本的な問題です。計算量は少なめです。 x … -1 … 1 … ( )x ¢ f 0 0 ( )x f2 -2 1 2 2 -1 - O x y A l C

(8)

第3問

問題のページへ (1) {a の階差数列を {n} p とおくと, 9 4(n} pn= + n-1)=4n+ となり, 5 2 1 1 6 9 15 a =a +p = + = , a3=a1+p1+p2= +6 ( 9 13) 28+ = 2 n≧ において, 1 1 1 n n k k a a - p = = +

å

1 1 6 n ( 4 5) k k -= = +

å

+ 6 4 1( 1) 5( 1) 2 n n n = + ⋅ - + - =2n2+3n+ ………① 1 なお, この式はn = のときも成立している。 1 (2) 数列 { }b は, n b = , 1 25 1 1 1 n n n n a b b a + + = - (n =1, 2, 3,  ……②より, ) 1 2 1 2 6 2 6 1 15 1 5 35 a b b a = = ⋅ = - -①②より, 1 2 22 3 1 2( 1) 3( 1) n n n n b b n n + = + + + + + ( 2 1)( 1) ( 1)( 2 5) n n n b n n + + = + + =22nn++15bn……③ ここで, ( 2cn = n+1)bn……④とおくと, bn= 2ncn+1となり, ③から, 1 2 1 2n 3 2 5 2 n 1 c n c n n n + = + + + + , ( 2n+5)cn+1=( 2n+3)cn さらに, ( 2dn = n+3)cn……⑤とおくと, dn+1=dnとなる。 すると, d1=5c1= ⋅5 3b1=15⋅ = から, 652 6 d = となり, ④⑤より, n 6 2 n 1 ( 2 1)( 2n 3) ( 2 1)( 2 3) n c d b n n n n n = = = + + + + + =2n3+1 2- n3+3 これより, 数列 { }b の初項から第 n 項までの和n S は, n

(

)

1 3 3 2 1 2 3 n n k S k k = = -+ +

å

=2 1 23 - n3 3=2n2n3 + + +

[解 説]

漸化式の関係する 2 題です。(2)は, 2 次試験によく出題されるタイプですが, 細か い誘導のため, 方針に迷う段階はないでしょう。

(9)

第4問

問題のページへ (1) 右図の 1 辺の長さが 3 の立方体 OABC-DEFG に対し て, OD を 2 : 1 に内分する点 K( 0, 0, 2) , OA を1 : 2 に 内分する点L(1, 0, 0) とすると, LK= -( 1, 0, 2) 四角形KLMN は平行四辺形なので, LK=MN………① そこで, M(3, 3, )s , N( , 3, 3)t とおくと, ①より, ( 1, 0, 2)- = -(t 3, 0, 3-s)となり, 3 1 t - = - , 3- =s 2 よって, t = , 2 s = から, M(3, 3, 1) , N( 2, 3, 3) となり, N は FG を1 : 2 に1 内分する。 ここで, LM ( 2, 3, 1)= から, LK LM ( 1) 2 0 2 1 0 ⋅ = - ⋅ + + ⋅ = 2 2 LK = ( 1)- + +0 2 = 5  , LM = 22+32+12 = 14 すると, 四角形 KLMN は長方形となり, その面積 S は, S = 5´ 14= 70 (2) O から四角形 KLMN を含む平面に引いた垂線と平面の交点をP( , , )p q r と おくと, OP LK ⋅ =OP LM ⋅ =0より, 2 0 p r - + = ………②, 2p+3q r+ = ………③ 0 ②よりp=2rとなり, ③からq=31 ( 2 2- ⋅ r r- )= -35r よって, OP

(

2 , 5 ,

)

3 r r r = - , PL

(

1 2 , 5 ,

)

3 r r r = - - , OP PL ⋅ =0から, 2 2 25 2 (1 2 ) 0 9 r - r - r -r = 0 r ¹ から, 18(1 2 ) 25- r - r-9r=0, 18 70- r= より, 0 9 35 r = すると, OP 9

(

2, 5, 1

)

35 3 = - となり,

(

)

2 2 2 9 5 9 70 3 OP 2 1 70 35 3 35 9 35 = + - + = =  これから, 三角錐 OLMN の体積 V は, 1 1 OP 3 2 V = ⋅ S⋅  1 70 3 70 1 3 2 35 = ⋅ ⋅ =

[解 説]

空間図形へのベクトルの応用です。過去には, 計算が難であるケースがありました が, 本問は穏やかな設定です。 A B C O D E F G 3 3 3 L K M N x y z

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